Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年9月30日(土) [布引]小野平ルートから、経ヶ峰へ。あ~暑ぅ、!

2023年10月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
この時期としてはかなり暑かった経ヶ峰の山頂


■今回のコース
小野平登山口→小野平の滝→稲子山→経ヶ峰休養施設→経ヶ峰→明星岳→野口登山口


布引山系の北東に、なだらかな稜線を描く経ヶ峰。
登山道は四方八方に延びる人気の山だ。
今回は、中でもロングルートである小野平ルートから登り、明星を経て、これまた
ロングになるが、野口へ下る行程を選んだ。



小野平ルートをしばらく進むと、小さな公衆トイレと駐車スペースがある。



林道を奥へ進む。右側に滝川の流れが見える。小滝や堰堤が観られるが、そのうち
小野平(おのひら)の滝が現れる。もともと落差9mあったらしいが、上部に岩が詰まり、
今は約6m程度らしい。



古文書によると、滝の向こうの岩肌に不動明王の彫刻があったという。
上からのぞき込んで観察していると、なんとなく消えかかった像のようなものが確認できた。



林道の崩壊箇所の少し手前で滝川を渡渉する。



その先はものすごい急登。ほぼ踏み跡が消えているが、とにかく尾根を目指して、
登りやすいところを選んで登る。



尾根に取り付いても、しばらくは急登が続く。
稲子山に着くとホッとする。



稲子山からはわずかに展望が開ける。亀山にある某企業の巨大な工場がどうしても目立つ。



アキアカネだろうか。トンボという生き物は、なんと完成されたデザインなのだろうか。
カッコいいの一言に尽きる。



720mポイントを過ぎる。ようやく、少し涼しさを感じる風が出てきた。



北からの登山道と合流すると間もなく、経ヶ峰休養施設(避難小屋)に着く。
別棟の小さなトイレと、生水は飲めないが、冷たくて気持ちいい水場がある。
小屋の内部はじつに清潔に保たれているが、今は宿泊を禁止する張り紙がある。
おそらく、泊まって汚してしまった奴がいたのだろうな。



すぐに経ヶ峰の山頂に着く。
山頂は日陰がないので、とにかく暑かった。ウッドデッキで展望を愉しむも、ほどなく
日陰になっているデッキの下に隠れるように休憩した。



下山は、しばらくはメインの山出ルートと共通。登路に比べると、まさに"大通り"だ。

電波反射板を過ぎ、高座原への分岐、山出への分岐を過ごすと、案の定、
踏み跡が極端に薄くなる。



P572には標識があった。



オフロードバイクの入山を禁じる標識。
確かに、部分的にV字にえぐられ、そこに雨水が流れて荒れたところがあった。
バイクで山に来るなとは言わないが、山道ではバイクを背負って運ぶことを徹底してほしい。



続いて明神岳へ。尾根上のちょっとしたピークにすぎない。

愛宕山のすぐ手前で登山道が二分する。右が安養寺へ、左が野口への道だ。



舗装道に出る手前で、少し雑草を分けるところがあるものの、最短距離で里に出られる。
暑い中、6時間半の行動。いやー、おつかれさまでした。

クルマに戻り、関ドライブインで喉の渇きをいやし、小腹を満たして家路についた。

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