Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年10月15日(日) [比良]白滝山から蓬莱山へ、比良山地を"横断"!

2023年10月16日 | 山登りの記録
■メイン写真
「彼岸の鐘」が設置されている蓬莱山の山頂


■今回のコース
坊村バス停→伊藤新道分岐→ワサビ大滝→白滝山→オトワ池→滝見不動明王祠→
夫婦ヶ淵→白髭ノ淵→乙女橋→笹平→蓬莱山→笹平→打見山⇒(ロープウェイ)⇒山麓駅
⇒(江若バス)⇒志賀駅


坊村から白滝谷ルートを考えていたが、昨夜から雨。朝にやんだものの、沢筋の増水は
避けられないだろうと考え、急遽、伊藤新道から白滝山へと"エスケープ"。
急登は却ってしんどいのだが、仕方ない。
しかし、この伊藤新道も、ワサビ大滝や白滝山の奥のオトワ池など、見どころは豊富。
これはこれで、大いに楽しみなのである。



登山口の地主神社。



はじめは林道歩きが続く。路肩に大きなカラカサタケ。



予定の変更を伝え、伊藤新道に入る。ワサビ谷に沿った険しい道だ。



コケが綺麗。



もう10月も半ばなのだが、暑い日が続いた今年は、まだヤマビルを見かける。
ただ、見かけたのはこれっきり。被害もナシ。



堂々とした体躯のヒキガエル。



ひたすら急登をしのぎ、ワサビ大滝に到着。



左側からぐるっと回り込み、ワサビ天井滝を見上げる。
ワサビ大滝から数えると、短い区間に5~6本の滝が連続することになる。



なおも急登は続く。これこそが伊藤新道のピリッと辛い"ワサビ"なのだ。



植林帯を抜けて、シバグリが多い広葉樹帯に入っても、容赦ない坂が続く。



白滝山の北峰周辺は広くなっている。地形図は、こちらのほうに「白滝山」の文字がある。
紅葉が少しずつ進んできているのが分かる。なんとも、心地いい場所。ここでランチ。



白滝山の1022mピークは、北峰より少し灌木が密で暗い感じだ。
ピークを越えて、蓬莱山が垣間見えたあたりで、雨が降り始めた。



オトワ池の静かなたたずまい。
比良山系には高所の湿原や池が幾つか見られる。



花が少なくなるこの季節。トリカブトがまだ咲いていた。
ここの花は、少し色が淡いかな。



今度はアカハライモリ。



足元は滑りやすい粘土質。それが雨に濡れて、さらに滑りやすくなっている。
慎重に滝見不動明王祠に下りた。
ここからは、白滝谷の美しい上流部。沢沿いの荒れた道を行く。



沢の水量は、やはり少し増えており、岩も濡れている。トラバースも気を抜けない。



なんとか、水際をへつって。



渡渉も気を遣いながら。
一か所、水量が増えた関係で、かなり微妙なトラバース箇所があり、
捨て縄1本では頼りなかったので、上からもう1本、ロープを流して補助した。



乙女橋は、念のため一人ひとり渡る。じつは板がぬるっと滑りやすいのだ。
白滝谷は、最終的に汁谷に名を変えるのだが、どこからなのかな?



オタカラコウが咲いていた。



びわ湖バレイスキー場のゲレンデ下に出た。
ここからはゲレンデを歩いて登ることになる。
天気はいつしかすっかり回復し、澄んだ青空かせ広がっている。



笹平を経て、トイレ休憩後、観光客ばかりの蓬莱山に到着。
関西百名山の山頂で、登山姿なのが我々だけとは…



山頂から、武奈ヶ岳を望む。カラ岳から釈迦岳、琵琶湖、伊吹山、鈴鹿山系、
竹生島、沖島、長命寺山、三上山、比叡山など、ワイドな眺めを楽しめた。
打見山へとゲレンデを歩き、最後はリゾート気分で、ロープウェイ乗ってラクラク下山。
充実したトレッキングとなった。


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