![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0a/73d9b583c9d34edca26cb70208243706.jpg)
■メイン写真
山の斜面いっぱいに、甘い香りを漂わせて咲くミツマタ
■今回のコース
石名原簡易郵便局横駐車場→ミツマタ群落→(作業林道)→地形図の破線道(ほぼ廃道)→
(北東尾根)→学能堂山→(北尾根)→標識→(作業林道)→ミツマタ群落→駐車場
最近、知られるようになってきた石名原のミツマタ群落。
昨年の登山教室で歩いてきたところ「今年もやって」とのお声が多く、アンコール企画した。
絶景の学能堂山に登れば、ちょうどいい日帰りハイクとなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c9/fce792e7f9db95a27388fbf9b8c6b9ef.jpg)
石名原簡易郵便局横の駐車場から、まずは群落への案内看板に従い1.3kmのお散歩だ。
のどかな農村風景を楽しみ、茶畑を抜けて山の中へと入っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7e/dc0d32ee1a249543977e50738f3fa5a0.jpg)
スギの植林帯の斜面いちめんに、薄黄色の花が咲いていて圧巻。
これでも最盛期を少し過ぎているのだが、見事な咲きっぷりだ。
1955年頃に森林の多目的使用のために植えられたのが始まりで、1.5ヘクタールある。
2021年に植林の間伐を実施したところ、ミツマタが一気に増えたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/62/ec2ebd108f53a234bff6ac88dfec97bb.jpg)
小さな黄色い花が、丸く集まっている。なんだか、オシャレなスイーツのよう。
皮が和紙の原料となるミツマタ(ジンチョウゲ科)。花はほのかな甘い香りがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e7/b5ecbbb8ed0bcf6c01a8987468e4a1e6.jpg)
ウッディな展望台からは、ミツマタの海が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2b/a95ec547a3635c9c49b586a35280adfe.jpg)
あまりにインパクトが大きいミツマタに気をとられがちだが、このエリアは
白いショウジョウバカマが普通にみられる。
通常のピンク色のショウジョウバカマは皆無なのは、ある意味ミツマタより
珍しいことではないかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/59/c9ef039cc7ddfe93e73d85ae18a8a149.jpg)
コショウノキも花をつけていた。これもジンチョウゲ属の低木。
実がコショウのように非常に辛いというが、まだ試したことはない。
林業用の作業林道を上る。はじめはコンクリートの簡易舗装が却って歩きにくいが、
やがて未舗装の砂利道にに変わる。
作業林道は枝分かれが多いので、ルートミスをしないように要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ce/13e8efe768baf93f4e28aede130d9b6d.jpg)
そのまま作業林道を歩いてもよいが、どうしても距離が遠くなるので、
やがて踏み跡をたどって直登に切り替える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7c/f36ac1da44d709c4c2c4dd320f941649.jpg)
ガードレールがついた林道に出て、そこから急傾斜の尾根の踏み跡を直登する。
この日一番のがんばりどころだ。
雨の直後なら滑って大変だが、この日はちょういどいい感じのコンディションで助かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/d1/33f36f0f5d4c2064e87f678333126173.jpg)
ようやく主尾根に乗ると、尾根筋だけわずかに自然林が残されており、ケヤキの巨樹に
迎えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/bd/75ef69d6b240e85553116620a224840b.jpg)
学能堂山にはちょうど昼頃に到着。去年は真っ白にガスって寒かったが、
今年はぽかぽか陽気の大絶景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/bc/ec1b0c727bdde9c87a8510a8fb823090.jpg)
ここから見る高見山は、「関西のマッターホルン」の名に恥じない。
三峰山、修験業山、栗ノ木岳、局ヶ岳へと、高見山地の主な山がすべて見える。
曽爾方面は最高峰の倶留尊山をはじめ、兜岳、鎧岳、古光山、住塚山、国見山が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/24/c69dfe1f3441542e3627b825a95bf510.jpg)
北は大洞山(写真)、尼ヶ岳(伊賀富士)、青山高原と、すばらしいビューだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1d/4933173bf9351ef8e57dc927d7242322.jpg)
下山は少しルートを変える。北尾根を北上し、杉平峠へは行かずに東斜面を下る。
要所に標識が立てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/43/ac9d217063b5ca7e2e73d6d68b312725.jpg)
ミツマタ群生地に戻ってきた。見渡す限りの花園の中でハイ、チーズ。
平日とはいえ、観光客の姿も多くみられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/317bb30835a02c5e55dc9b393a23f851.jpg)
群落の中にも遊歩道が設けられ、花に埋もれるようになりながら群落を観られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/87/ab7bbe34991eff43e1e422411265faf6.jpg)
5月のような風の中、大洞山を仰ぎながら、もと来た道を駐車地へと戻る。
山の斜面いっぱいに、甘い香りを漂わせて咲くミツマタ
■今回のコース
石名原簡易郵便局横駐車場→ミツマタ群落→(作業林道)→地形図の破線道(ほぼ廃道)→
(北東尾根)→学能堂山→(北尾根)→標識→(作業林道)→ミツマタ群落→駐車場
最近、知られるようになってきた石名原のミツマタ群落。
昨年の登山教室で歩いてきたところ「今年もやって」とのお声が多く、アンコール企画した。
絶景の学能堂山に登れば、ちょうどいい日帰りハイクとなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c9/fce792e7f9db95a27388fbf9b8c6b9ef.jpg)
石名原簡易郵便局横の駐車場から、まずは群落への案内看板に従い1.3kmのお散歩だ。
のどかな農村風景を楽しみ、茶畑を抜けて山の中へと入っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7e/dc0d32ee1a249543977e50738f3fa5a0.jpg)
スギの植林帯の斜面いちめんに、薄黄色の花が咲いていて圧巻。
これでも最盛期を少し過ぎているのだが、見事な咲きっぷりだ。
1955年頃に森林の多目的使用のために植えられたのが始まりで、1.5ヘクタールある。
2021年に植林の間伐を実施したところ、ミツマタが一気に増えたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/62/ec2ebd108f53a234bff6ac88dfec97bb.jpg)
小さな黄色い花が、丸く集まっている。なんだか、オシャレなスイーツのよう。
皮が和紙の原料となるミツマタ(ジンチョウゲ科)。花はほのかな甘い香りがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e7/b5ecbbb8ed0bcf6c01a8987468e4a1e6.jpg)
ウッディな展望台からは、ミツマタの海が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2b/a95ec547a3635c9c49b586a35280adfe.jpg)
あまりにインパクトが大きいミツマタに気をとられがちだが、このエリアは
白いショウジョウバカマが普通にみられる。
通常のピンク色のショウジョウバカマは皆無なのは、ある意味ミツマタより
珍しいことではないかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/59/c9ef039cc7ddfe93e73d85ae18a8a149.jpg)
コショウノキも花をつけていた。これもジンチョウゲ属の低木。
実がコショウのように非常に辛いというが、まだ試したことはない。
林業用の作業林道を上る。はじめはコンクリートの簡易舗装が却って歩きにくいが、
やがて未舗装の砂利道にに変わる。
作業林道は枝分かれが多いので、ルートミスをしないように要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ce/13e8efe768baf93f4e28aede130d9b6d.jpg)
そのまま作業林道を歩いてもよいが、どうしても距離が遠くなるので、
やがて踏み跡をたどって直登に切り替える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7c/f36ac1da44d709c4c2c4dd320f941649.jpg)
ガードレールがついた林道に出て、そこから急傾斜の尾根の踏み跡を直登する。
この日一番のがんばりどころだ。
雨の直後なら滑って大変だが、この日はちょういどいい感じのコンディションで助かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/d1/33f36f0f5d4c2064e87f678333126173.jpg)
ようやく主尾根に乗ると、尾根筋だけわずかに自然林が残されており、ケヤキの巨樹に
迎えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/bd/75ef69d6b240e85553116620a224840b.jpg)
学能堂山にはちょうど昼頃に到着。去年は真っ白にガスって寒かったが、
今年はぽかぽか陽気の大絶景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/bc/ec1b0c727bdde9c87a8510a8fb823090.jpg)
ここから見る高見山は、「関西のマッターホルン」の名に恥じない。
三峰山、修験業山、栗ノ木岳、局ヶ岳へと、高見山地の主な山がすべて見える。
曽爾方面は最高峰の倶留尊山をはじめ、兜岳、鎧岳、古光山、住塚山、国見山が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/24/c69dfe1f3441542e3627b825a95bf510.jpg)
北は大洞山(写真)、尼ヶ岳(伊賀富士)、青山高原と、すばらしいビューだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1d/4933173bf9351ef8e57dc927d7242322.jpg)
下山は少しルートを変える。北尾根を北上し、杉平峠へは行かずに東斜面を下る。
要所に標識が立てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/43/ac9d217063b5ca7e2e73d6d68b312725.jpg)
ミツマタ群生地に戻ってきた。見渡す限りの花園の中でハイ、チーズ。
平日とはいえ、観光客の姿も多くみられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/317bb30835a02c5e55dc9b393a23f851.jpg)
群落の中にも遊歩道が設けられ、花に埋もれるようになりながら群落を観られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/87/ab7bbe34991eff43e1e422411265faf6.jpg)
5月のような風の中、大洞山を仰ぎながら、もと来た道を駐車地へと戻る。