■メイン写真
一徳防山三角点ピークからの絶景
■今回のコース
中日野登山口→旗倉山への鞍部→一徳防山山頂→一徳防山三角点→二の坂峠→
中日野登山口
単独登山の実力をつけたいので、読図の基本を教えてほしいとの、個人ガイドの
ご依頼を頂いた。
ご希望にそい、お住まいに近い河内長野の一徳防山を行き先に選んだ。
この近辺では、このコースが最もふさわしいだろう。
まともな道標が少なく、分岐が多く、それでいて尾根筋は見通しがきき、
地形以外にも手掛かりとなる送電線が走っているなど、読図を試すのによい。
河内長野駅で待ち合わせ。かわいらしい女性。
ええー、こんな人が単独登山を志向しているんだ。たくましいなぁ。
偶然にもMr.Dashの著書を最近、購入されたらしく、著者本人と会え、一緒に山を
歩けることを、たいへん喜んでおられた。いやー、ホントありがたいことだ。
中日野登山口がスタート地点だ。
歩き始める前に、まず基本的な読図技術として、概念図の書き方、磁北線の意味、
2.5万分の1地形図の基本的な読み方や、地形図、市販の登山地図(またはガイドブック)、
GPS専用機のそれぞれの長所・短所と使い分け等についてレクチャーした。
歩行をスタート。
歩き始めてすぐに、ため池の位置を確認しないと、ルートを間違ってしまう。
このルートは、地図読みの初心者にとって嬉しい(?)、こんなトラップが豊富だ。
無事、尾根沿いの道に乗っかる。
二上山、大和葛城山、金剛山などが一望できるポイントに出る。
ここで縮尺5万分の1の登山地図とコンパスを使い、山座同定を練習。
地形図でルートを先読みしつつ、特徴的な地形を見つけるたびに、実際の地形と
比較して、進むルートが正しいかを検証しながら歩く。
ここは見晴らし岩。送電線が見えるので、それも参考に現在位置を特定する。
一徳防山の山頂は、西側の崩壊が進みつつあり、山頂部がどんどん狭くなっている。
風を避けて場所を確保し、ここでランチタイム。
食後、尾根を南進する。ザレ場から、編笠山、岩湧山が見通せる。
桧尾への分岐を一旦通り過ぎて、一徳防山の三角点ピークに寄る。
大阪湾から生駒、金剛山地北部を見渡す。嶽山がはるか下に見える。
富田林のPLの塔はよく目立つ。
このほか、歩きながら、安全で疲れにくい歩行技術や、岩場での三点確保等、
読図以外の技術もいろいろと伝授。
桧尾の途中の休憩時には、日帰り一般山行の装備についてアドバイス。
このように山行中ずっと、盛りだくさんの情報を、貪欲に吸収されておられた。
東北や北海道の自然に魅せられた、旅行好きの彼女にとって、今後の登山人生が、
より豊かで充実したものになることを願わずにはおれない。
一徳防山三角点ピークからの絶景
■今回のコース
中日野登山口→旗倉山への鞍部→一徳防山山頂→一徳防山三角点→二の坂峠→
中日野登山口
単独登山の実力をつけたいので、読図の基本を教えてほしいとの、個人ガイドの
ご依頼を頂いた。
ご希望にそい、お住まいに近い河内長野の一徳防山を行き先に選んだ。
この近辺では、このコースが最もふさわしいだろう。
まともな道標が少なく、分岐が多く、それでいて尾根筋は見通しがきき、
地形以外にも手掛かりとなる送電線が走っているなど、読図を試すのによい。
河内長野駅で待ち合わせ。かわいらしい女性。
ええー、こんな人が単独登山を志向しているんだ。たくましいなぁ。
偶然にもMr.Dashの著書を最近、購入されたらしく、著者本人と会え、一緒に山を
歩けることを、たいへん喜んでおられた。いやー、ホントありがたいことだ。
中日野登山口がスタート地点だ。
歩き始める前に、まず基本的な読図技術として、概念図の書き方、磁北線の意味、
2.5万分の1地形図の基本的な読み方や、地形図、市販の登山地図(またはガイドブック)、
GPS専用機のそれぞれの長所・短所と使い分け等についてレクチャーした。
歩行をスタート。
歩き始めてすぐに、ため池の位置を確認しないと、ルートを間違ってしまう。
このルートは、地図読みの初心者にとって嬉しい(?)、こんなトラップが豊富だ。
無事、尾根沿いの道に乗っかる。
二上山、大和葛城山、金剛山などが一望できるポイントに出る。
ここで縮尺5万分の1の登山地図とコンパスを使い、山座同定を練習。
地形図でルートを先読みしつつ、特徴的な地形を見つけるたびに、実際の地形と
比較して、進むルートが正しいかを検証しながら歩く。
ここは見晴らし岩。送電線が見えるので、それも参考に現在位置を特定する。
一徳防山の山頂は、西側の崩壊が進みつつあり、山頂部がどんどん狭くなっている。
風を避けて場所を確保し、ここでランチタイム。
食後、尾根を南進する。ザレ場から、編笠山、岩湧山が見通せる。
桧尾への分岐を一旦通り過ぎて、一徳防山の三角点ピークに寄る。
大阪湾から生駒、金剛山地北部を見渡す。嶽山がはるか下に見える。
富田林のPLの塔はよく目立つ。
このほか、歩きながら、安全で疲れにくい歩行技術や、岩場での三点確保等、
読図以外の技術もいろいろと伝授。
桧尾の途中の休憩時には、日帰り一般山行の装備についてアドバイス。
このように山行中ずっと、盛りだくさんの情報を、貪欲に吸収されておられた。
東北や北海道の自然に魅せられた、旅行好きの彼女にとって、今後の登山人生が、
より豊かで充実したものになることを願わずにはおれない。