![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/92/386b16bc4364c0f75f88c126119c4a3c.jpg)
■メイン写真
一徳防山三角点ピークからの絶景
■今回のコース
中日野登山口→旗倉山への鞍部→一徳防山山頂→一徳防山三角点→二の坂峠→
中日野登山口
単独登山の実力をつけたいので、読図の基本を教えてほしいとの、個人ガイドの
ご依頼を頂いた。
ご希望にそい、お住まいに近い河内長野の一徳防山を行き先に選んだ。
この近辺では、このコースが最もふさわしいだろう。
まともな道標が少なく、分岐が多く、それでいて尾根筋は見通しがきき、
地形以外にも手掛かりとなる送電線が走っているなど、読図を試すのによい。
河内長野駅で待ち合わせ。かわいらしい女性。
ええー、こんな人が単独登山を志向しているんだ。たくましいなぁ。
偶然にもMr.Dashの著書を最近、購入されたらしく、著者本人と会え、一緒に山を
歩けることを、たいへん喜んでおられた。いやー、ホントありがたいことだ。
中日野登山口がスタート地点だ。
歩き始める前に、まず基本的な読図技術として、概念図の書き方、磁北線の意味、
2.5万分の1地形図の基本的な読み方や、地形図、市販の登山地図(またはガイドブック)、
GPS専用機のそれぞれの長所・短所と使い分け等についてレクチャーした。
歩行をスタート。
歩き始めてすぐに、ため池の位置を確認しないと、ルートを間違ってしまう。
このルートは、地図読みの初心者にとって嬉しい(?)、こんなトラップが豊富だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b3/9af78162da8a6ea135c85183c3c1df98.jpg)
無事、尾根沿いの道に乗っかる。
二上山、大和葛城山、金剛山などが一望できるポイントに出る。
ここで縮尺5万分の1の登山地図とコンパスを使い、山座同定を練習。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0d/ef4478dee69baf107bd320b22e09a4d0.jpg)
地形図でルートを先読みしつつ、特徴的な地形を見つけるたびに、実際の地形と
比較して、進むルートが正しいかを検証しながら歩く。
ここは見晴らし岩。送電線が見えるので、それも参考に現在位置を特定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/a9/736a1b135e77206a5524fade51cb1d53.jpg)
一徳防山の山頂は、西側の崩壊が進みつつあり、山頂部がどんどん狭くなっている。
風を避けて場所を確保し、ここでランチタイム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/0a/d442fc528c31113e111a289239b646b9.jpg)
食後、尾根を南進する。ザレ場から、編笠山、岩湧山が見通せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2f/6d0da0b0d6a5392f2e8851b092bb19ce.jpg)
桧尾への分岐を一旦通り過ぎて、一徳防山の三角点ピークに寄る。
大阪湾から生駒、金剛山地北部を見渡す。嶽山がはるか下に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/98/52c1ff230b3694311bcbd337af820307.jpg)
富田林のPLの塔はよく目立つ。
このほか、歩きながら、安全で疲れにくい歩行技術や、岩場での三点確保等、
読図以外の技術もいろいろと伝授。
桧尾の途中の休憩時には、日帰り一般山行の装備についてアドバイス。
このように山行中ずっと、盛りだくさんの情報を、貪欲に吸収されておられた。
東北や北海道の自然に魅せられた、旅行好きの彼女にとって、今後の登山人生が、
より豊かで充実したものになることを願わずにはおれない。
一徳防山三角点ピークからの絶景
■今回のコース
中日野登山口→旗倉山への鞍部→一徳防山山頂→一徳防山三角点→二の坂峠→
中日野登山口
単独登山の実力をつけたいので、読図の基本を教えてほしいとの、個人ガイドの
ご依頼を頂いた。
ご希望にそい、お住まいに近い河内長野の一徳防山を行き先に選んだ。
この近辺では、このコースが最もふさわしいだろう。
まともな道標が少なく、分岐が多く、それでいて尾根筋は見通しがきき、
地形以外にも手掛かりとなる送電線が走っているなど、読図を試すのによい。
河内長野駅で待ち合わせ。かわいらしい女性。
ええー、こんな人が単独登山を志向しているんだ。たくましいなぁ。
偶然にもMr.Dashの著書を最近、購入されたらしく、著者本人と会え、一緒に山を
歩けることを、たいへん喜んでおられた。いやー、ホントありがたいことだ。
中日野登山口がスタート地点だ。
歩き始める前に、まず基本的な読図技術として、概念図の書き方、磁北線の意味、
2.5万分の1地形図の基本的な読み方や、地形図、市販の登山地図(またはガイドブック)、
GPS専用機のそれぞれの長所・短所と使い分け等についてレクチャーした。
歩行をスタート。
歩き始めてすぐに、ため池の位置を確認しないと、ルートを間違ってしまう。
このルートは、地図読みの初心者にとって嬉しい(?)、こんなトラップが豊富だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b3/9af78162da8a6ea135c85183c3c1df98.jpg)
無事、尾根沿いの道に乗っかる。
二上山、大和葛城山、金剛山などが一望できるポイントに出る。
ここで縮尺5万分の1の登山地図とコンパスを使い、山座同定を練習。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0d/ef4478dee69baf107bd320b22e09a4d0.jpg)
地形図でルートを先読みしつつ、特徴的な地形を見つけるたびに、実際の地形と
比較して、進むルートが正しいかを検証しながら歩く。
ここは見晴らし岩。送電線が見えるので、それも参考に現在位置を特定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/a9/736a1b135e77206a5524fade51cb1d53.jpg)
一徳防山の山頂は、西側の崩壊が進みつつあり、山頂部がどんどん狭くなっている。
風を避けて場所を確保し、ここでランチタイム。
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食後、尾根を南進する。ザレ場から、編笠山、岩湧山が見通せる。
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桧尾への分岐を一旦通り過ぎて、一徳防山の三角点ピークに寄る。
大阪湾から生駒、金剛山地北部を見渡す。嶽山がはるか下に見える。
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富田林のPLの塔はよく目立つ。
このほか、歩きながら、安全で疲れにくい歩行技術や、岩場での三点確保等、
読図以外の技術もいろいろと伝授。
桧尾の途中の休憩時には、日帰り一般山行の装備についてアドバイス。
このように山行中ずっと、盛りだくさんの情報を、貪欲に吸収されておられた。
東北や北海道の自然に魅せられた、旅行好きの彼女にとって、今後の登山人生が、
より豊かで充実したものになることを願わずにはおれない。