■メイン写真
八経ヶ岳直下の保護区内に咲くオオヤマレンゲ
■今回のコース
行者還トンネル西口→奥駈道出合→石休宿跡→弁天ノ森→聖宝ノ宿跡→弥山小屋→
弥山→弥山小屋→八経ヶ岳→(往路を戻る)→行者還トンネル西口
今年はオオヤマレンゲの開花も、例年より少しばかり早いようで、6月最終週から
開花の情報を耳にしていた。
ちょっと写真が入り用なのもあり、やっと晴れたこの日、満を持して出かけた。
行者還トンネル西口の有料駐車場は、平日というのにほぼ満車。
さぁ出発だ。
はじめ沢沿いに少し歩いて、この橋を渡ると急坂続きとなる。
急坂だが、きれいな緑を見ていると疲れを感じない。
初めはブナ、ヒメシャラ、シロヤシオ、シャクナゲなどが多いが、
やがてトウヒやシラビソか、針葉樹も混じってくる。
そして、足元が背の低いササに変わったら、もう稜線は近い。
奥駈道出合に到着。
気温は平地よりずっと低いはずだが、大汗をかいた。
日差しはもう夏。
石休宿跡でひとやすみ。
快適な稜線散歩で、弁天ノ森へ。
このあたりは苔が美しい。
弁天ノ森の岩の上から、向こうに稲村ヶ岳が見えた。
ミヤマタニソバだろうか。
オオイタヤメイゲツ、ミズナラ、ブナなどの美林に癒されながら、
聖宝ノ宿跡に到着。
聖宝・理源大師の像がある。
役行者が開いた修験道も、一度さびれかけたのだが、それを復興させたのが
名僧・聖宝。入滅後、800年近く経って、理源大師の諡号が贈られた。
京都の醍醐寺を開き、洞川の龍泉寺も再興したという。
聖宝八丁の急坂へ。
ツルアジサイが満開だった。
大普賢岳が見える。いい感じのギザギザ。
木製階段が続く。
途中にカニコウモリの群落を見つけた。
尾根に出て、大台ヶ原方面の大展望を楽しむ。気持ちいい風が吹いていた。
弥山小屋に着く。ハイカーが大勢いた。
国見八方睨はコケが美しい。
弥山山頂、弥山神社の前から、八経ヶ岳を眺める。
八経ヶ岳へ向かう。鞍部を過ぎて、山頂をめざす。
鹿除けの柵を開けると、植生が回復したオオヤマレンゲ群落がある。
なんて可憐なんだろう。
オオヤマレンゲだけでなく、ハリブキとか、、、
サンカヨウとか、か弱い、鹿が好みそうな草も健在。
そして、八経ヶ岳山頂!!
素晴らしい眺めを楽しんで、大満足な一日だった。
八経ヶ岳直下の保護区内に咲くオオヤマレンゲ
■今回のコース
行者還トンネル西口→奥駈道出合→石休宿跡→弁天ノ森→聖宝ノ宿跡→弥山小屋→
弥山→弥山小屋→八経ヶ岳→(往路を戻る)→行者還トンネル西口
今年はオオヤマレンゲの開花も、例年より少しばかり早いようで、6月最終週から
開花の情報を耳にしていた。
ちょっと写真が入り用なのもあり、やっと晴れたこの日、満を持して出かけた。
行者還トンネル西口の有料駐車場は、平日というのにほぼ満車。
さぁ出発だ。
はじめ沢沿いに少し歩いて、この橋を渡ると急坂続きとなる。
急坂だが、きれいな緑を見ていると疲れを感じない。
初めはブナ、ヒメシャラ、シロヤシオ、シャクナゲなどが多いが、
やがてトウヒやシラビソか、針葉樹も混じってくる。
そして、足元が背の低いササに変わったら、もう稜線は近い。
奥駈道出合に到着。
気温は平地よりずっと低いはずだが、大汗をかいた。
日差しはもう夏。
石休宿跡でひとやすみ。
快適な稜線散歩で、弁天ノ森へ。
このあたりは苔が美しい。
弁天ノ森の岩の上から、向こうに稲村ヶ岳が見えた。
ミヤマタニソバだろうか。
オオイタヤメイゲツ、ミズナラ、ブナなどの美林に癒されながら、
聖宝ノ宿跡に到着。
聖宝・理源大師の像がある。
役行者が開いた修験道も、一度さびれかけたのだが、それを復興させたのが
名僧・聖宝。入滅後、800年近く経って、理源大師の諡号が贈られた。
京都の醍醐寺を開き、洞川の龍泉寺も再興したという。
聖宝八丁の急坂へ。
ツルアジサイが満開だった。
大普賢岳が見える。いい感じのギザギザ。
木製階段が続く。
途中にカニコウモリの群落を見つけた。
尾根に出て、大台ヶ原方面の大展望を楽しむ。気持ちいい風が吹いていた。
弥山小屋に着く。ハイカーが大勢いた。
国見八方睨はコケが美しい。
弥山山頂、弥山神社の前から、八経ヶ岳を眺める。
八経ヶ岳へ向かう。鞍部を過ぎて、山頂をめざす。
鹿除けの柵を開けると、植生が回復したオオヤマレンゲ群落がある。
なんて可憐なんだろう。
オオヤマレンゲだけでなく、ハリブキとか、、、
サンカヨウとか、か弱い、鹿が好みそうな草も健在。
そして、八経ヶ岳山頂!!
素晴らしい眺めを楽しんで、大満足な一日だった。