■メイン写真
小塩山北側直下の炭ノ谷に咲くカタクリ(地元団体が保護活動中)
■今回のコース
大原野神社駐車場→大原野神社→駐車場→炭ノ谷→Nノ谷→御陵ノ谷→淳和天皇陵→
小塩山→(天皇陵道)→森林公園分岐→金蔵寺分岐→正法寺→大原野神社駐車場
春は花の名所を巡るのに忙しい。ガイドも踏査も重なるからだ。
いずれも軽い山行、野遊び程度だが、今日で5連投。
数日前に、キャンプ場でボランティアをしていた時代の偉大な先輩から、
小塩山のカタクリが咲いたとの情報を頂いたので、行ってきた。
大原野神社の有料駐車場にクルマを停める。
駐車場前で草餅を売っている「こばやし」さんから、「帰りに買ってってね」と
声をかけられる。
まずは大原野神社に参拝する。
春日大社の分霊4神を祀った神社で、清楚なたたずまいが気に入った。
赤い橋が架かった庭園で、カメが日光浴をしていた。
京都縦貫自動車道の下をくぐり、登山道へ向かう。
田圃の畔に、ひっそりクサボケが咲いていた。
獣除けのゲートを通り、すぐ左折。やがて谷道に入る。
右に鉄板の橋が見えたら、これを渡る。
ネット情報では、ここで間違えて、太い未舗装林道を直進してえらい目に遭う
ケースもあるようなので注意。
実際、橋に気付かず、林道の少し先で休憩していた女性4名パーティに
呼び止められ、道を聞かれた。
地図は持っていないようだが、「前に来たことがあるから分かる」らしい。
でも、道を聞かれた(むむぅ)。
登山道は2度、舗装林道に接するが、カエデやコナラがたいへん美しい。
秋の紅葉もいいだろうな。
ヤマザクラもまだ咲いていた。
炭ノ谷を含め、カタクリが咲く3つの谷には、いずれも西山自然保護ネットワークが
植生保護のフェンスを設け、鹿の食害からカタクリを守っておられる。
このおかげで、カタクリの個体数も増加しているそうだ。
炭ノ谷のカタクリ群落。お見事!!
美しい!!
フェンスの中は歩道が整備され、そこしか立ち入ることはできない。
もちろん、カメラの三脚も立ててはいけない。
カタクリは、実生から開花するまで9年もかかるという。土壌の継続的な保護は必須。
Nノ谷のゲート前では、西山自然保護ネットワークの活動がパネル展示されていた。
メンバーが当番でここに来られ、管理、観察等が行われている。
Nノ谷のカタクリ群落。残念ながら白花は見つからず。
毎年、シーズンに数株程度は咲くらしい。
御陵ノ谷のカタクリ群落。
平日にもかかわらず、3つの谷には大勢のハイカーが来ていた。
花だけ見て帰る人も多いようだが、一応、礼儀なので山頂へ。
淳和天皇陵に立ち寄る。
その裏にある、地味きわまりない小塩山の山頂。
ちなみに読み方は「おしおやま」。一部のガイドブックなどで「おじおやま」と濁った
ルビが振られているが、麓のバス停も「おしお」と読むし、大原野神社周辺の
地元の人に何人か確認したが、いずれも「おしおやま」と呼ばれていた。
下山は、天皇陵道を利用。
こちらはカエデは少ないが、それでも雑木林がきれいな道だ。
獣除けゲートをくぐると、手入れが行き届いた竹林になる。
もとの駐車場に戻るため、正法寺の境内を通り抜ける。
正法寺は、動物の形をしたという石を集めた石庭があり、「石の寺」とも
呼ばれる。300円の拝観料を支払い拝観したが、石庭、秘仏のみならず、
水琴窟もあり、お値打ちだ。
駐車場に戻る。朝、リクエストをもらっていたので、草餅を買い求める。
よもぎの風味が濃厚な草餅。絶品だった。
小塩山北側直下の炭ノ谷に咲くカタクリ(地元団体が保護活動中)
■今回のコース
大原野神社駐車場→大原野神社→駐車場→炭ノ谷→Nノ谷→御陵ノ谷→淳和天皇陵→
小塩山→(天皇陵道)→森林公園分岐→金蔵寺分岐→正法寺→大原野神社駐車場
春は花の名所を巡るのに忙しい。ガイドも踏査も重なるからだ。
いずれも軽い山行、野遊び程度だが、今日で5連投。
数日前に、キャンプ場でボランティアをしていた時代の偉大な先輩から、
小塩山のカタクリが咲いたとの情報を頂いたので、行ってきた。
大原野神社の有料駐車場にクルマを停める。
駐車場前で草餅を売っている「こばやし」さんから、「帰りに買ってってね」と
声をかけられる。
まずは大原野神社に参拝する。
春日大社の分霊4神を祀った神社で、清楚なたたずまいが気に入った。
赤い橋が架かった庭園で、カメが日光浴をしていた。
京都縦貫自動車道の下をくぐり、登山道へ向かう。
田圃の畔に、ひっそりクサボケが咲いていた。
獣除けのゲートを通り、すぐ左折。やがて谷道に入る。
右に鉄板の橋が見えたら、これを渡る。
ネット情報では、ここで間違えて、太い未舗装林道を直進してえらい目に遭う
ケースもあるようなので注意。
実際、橋に気付かず、林道の少し先で休憩していた女性4名パーティに
呼び止められ、道を聞かれた。
地図は持っていないようだが、「前に来たことがあるから分かる」らしい。
でも、道を聞かれた(むむぅ)。
登山道は2度、舗装林道に接するが、カエデやコナラがたいへん美しい。
秋の紅葉もいいだろうな。
ヤマザクラもまだ咲いていた。
炭ノ谷を含め、カタクリが咲く3つの谷には、いずれも西山自然保護ネットワークが
植生保護のフェンスを設け、鹿の食害からカタクリを守っておられる。
このおかげで、カタクリの個体数も増加しているそうだ。
炭ノ谷のカタクリ群落。お見事!!
美しい!!
フェンスの中は歩道が整備され、そこしか立ち入ることはできない。
もちろん、カメラの三脚も立ててはいけない。
カタクリは、実生から開花するまで9年もかかるという。土壌の継続的な保護は必須。
Nノ谷のゲート前では、西山自然保護ネットワークの活動がパネル展示されていた。
メンバーが当番でここに来られ、管理、観察等が行われている。
Nノ谷のカタクリ群落。残念ながら白花は見つからず。
毎年、シーズンに数株程度は咲くらしい。
御陵ノ谷のカタクリ群落。
平日にもかかわらず、3つの谷には大勢のハイカーが来ていた。
花だけ見て帰る人も多いようだが、一応、礼儀なので山頂へ。
淳和天皇陵に立ち寄る。
その裏にある、地味きわまりない小塩山の山頂。
ちなみに読み方は「おしおやま」。一部のガイドブックなどで「おじおやま」と濁った
ルビが振られているが、麓のバス停も「おしお」と読むし、大原野神社周辺の
地元の人に何人か確認したが、いずれも「おしおやま」と呼ばれていた。
下山は、天皇陵道を利用。
こちらはカエデは少ないが、それでも雑木林がきれいな道だ。
獣除けゲートをくぐると、手入れが行き届いた竹林になる。
もとの駐車場に戻るため、正法寺の境内を通り抜ける。
正法寺は、動物の形をしたという石を集めた石庭があり、「石の寺」とも
呼ばれる。300円の拝観料を支払い拝観したが、石庭、秘仏のみならず、
水琴窟もあり、お値打ちだ。
駐車場に戻る。朝、リクエストをもらっていたので、草餅を買い求める。
よもぎの風味が濃厚な草餅。絶品だった。