■メイン写真
衝撃の事実! 通称「タイタン広場」のトラックは「タイタン」ではなかった!!
■今回のコース
90番登山口→タイタン広場→奥駈道出合→天川辻→行者還小屋→行者還岳→
(往路を戻る)→90番登山口⇒上北山温泉
各地でたいへんな水害が起こってしまったが、奈良は比較的、雨が少なかったため
所属する山岳会の例会は予定通り実施されることになった。
ここ3カ月ほど続けて、雨で例会が中止になっていたこともあるのだろう。
今回は仕事とのバッティングがなかったので、久しぶりに参加した。
前日から国道309号は天ケ瀬から北角の間が通行止めだったが、幸運にも朝から開いた。
90番登山口から入山する。さすがに他に誰も登山者は来ていないようだ。
尾根を忠実に登り続ける。
来る途中で見かけた沢筋はものすごい増水状態だったが、この日のルートは渡渉箇所はない。
巨大ヒノキ。一本でもありそうで、合体木でもありそうで…
廃棄林道に出る。有名な、通称「タイタン広場」だ。
マツダの2トントラック「タイタン」の廃車が野ざらしになっているため
こう呼ばれるのだが、この車、正確には、このトラックは1967年1月に登場した、
マツダ初のディーゼルエンジン搭載2トントラック「マツダE2500ディーゼル」で、
タイタンの名はついていないモデルだ。
※これが「マツダE2500ディーゼル」⇒「ここをクリック」!!
※ちなみにタイタンの1号機は1971年に出た。⇒「ここをクリック」!!
しばらくは、廃棄林道を進むが、そのうちに林道が右にトラバースしていくので、
そこからは尾根を忠実にたどる。
背の低いササが生えているが、鹿にかじられた跡が目立つ。
大峰奥駈道に出る。
雨は降っていないが、ガスの中。涼しい。
シロヤシオの木はもう紅葉が始まってきている感じだ。
小ピーク手前に立つ標識。行者還岳まで1.8kmだ。
花期が終わったクサタチバナ群落の中に、クルマユリかな?
わずか一輪残っていたクサタチバナ。
この尾根のシンボル、クサタチバナ群落も、鹿に食われない毒草のバイケイソウの
台頭により、徐々に侵略されてきている。
ヒトツバか、ノキシノブか、古い標識の上にブーケのよう。
カエデなどの広葉樹林は、たとえ天気がイマイチでも、こんなに神秘的な
シーンを演出してくれる。
天川辻の地蔵。
かつて電線がこの尾根を越えていたのだが、「通行人安全・電線路安全」と
彫られている。関電の関係なのか。地元の名士の名字も彫ってある。
(かつての関電道は、今では廃道同然になっている)
天川辻からほどなく、行者還小屋に到着。
ここも、かつては水色のトタン板でできた粗末な小屋だったなぁ。
内部は清潔そのもの。いつまでも、きれいに使いたい。
八大金剛童子を祀る、第58番靡「行者還り」の岩屋。
行者の水場のすぐ上は、滑りやすいハシゴ場。慎重に。
さらに、長い木製階段が続く。
明瞭な尾根に出たら、左へ戻るように曲がると、山頂に向かう。
まだツルアジサイが咲いていた。
ナツツバキは、花の多くが散っていた。この花は開花しても、わずか1日で
地面に散ってしまうのだ。なんと儚い。
ともちゃんが、珍しい花を見つけた。ショウキランだ。
かつては稲村ヶ岳へ向かう高崎横手あたりでよく見られた腐生植物。
そして、行者還岳の三角点に到着。
シャクナゲに囲まれ、展望はない。
山頂から、シャクナゲ林の中を少し南に行けば、南側が一望できる露岩が
あるのだが、この日は真っ白。晴れていたら行者還小屋が真下に見える。
行者還小屋に戻ってきたら、ガスが少しだけ晴れて、山頂が見えた。
下山は、来た道を戻るのだが、ガスが薄くなったので向こうの山並みが
見えるようになった。大台ヶ原方面を遠望する。
鉄山の鋭い穂先も見えた。
全員、元気いっぱいで下山。今日のメンバーの脚力なら、もっと歩けたな。
アフター登山は、上北山温泉へ。露天風呂で仲間たちと楽しく語り合った。
一日の〆は、「行者還」ということで、「帰り」に「ギョウザ」を王将で食って、
ハイ、おつかれさん。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
衝撃の事実! 通称「タイタン広場」のトラックは「タイタン」ではなかった!!
■今回のコース
90番登山口→タイタン広場→奥駈道出合→天川辻→行者還小屋→行者還岳→
(往路を戻る)→90番登山口⇒上北山温泉
各地でたいへんな水害が起こってしまったが、奈良は比較的、雨が少なかったため
所属する山岳会の例会は予定通り実施されることになった。
ここ3カ月ほど続けて、雨で例会が中止になっていたこともあるのだろう。
今回は仕事とのバッティングがなかったので、久しぶりに参加した。
前日から国道309号は天ケ瀬から北角の間が通行止めだったが、幸運にも朝から開いた。
90番登山口から入山する。さすがに他に誰も登山者は来ていないようだ。
尾根を忠実に登り続ける。
来る途中で見かけた沢筋はものすごい増水状態だったが、この日のルートは渡渉箇所はない。
巨大ヒノキ。一本でもありそうで、合体木でもありそうで…
廃棄林道に出る。有名な、通称「タイタン広場」だ。
マツダの2トントラック「タイタン」の廃車が野ざらしになっているため
こう呼ばれるのだが、この車、正確には、このトラックは1967年1月に登場した、
マツダ初のディーゼルエンジン搭載2トントラック「マツダE2500ディーゼル」で、
タイタンの名はついていないモデルだ。
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しばらくは、廃棄林道を進むが、そのうちに林道が右にトラバースしていくので、
そこからは尾根を忠実にたどる。
背の低いササが生えているが、鹿にかじられた跡が目立つ。
大峰奥駈道に出る。
雨は降っていないが、ガスの中。涼しい。
シロヤシオの木はもう紅葉が始まってきている感じだ。
小ピーク手前に立つ標識。行者還岳まで1.8kmだ。
花期が終わったクサタチバナ群落の中に、クルマユリかな?
わずか一輪残っていたクサタチバナ。
この尾根のシンボル、クサタチバナ群落も、鹿に食われない毒草のバイケイソウの
台頭により、徐々に侵略されてきている。
ヒトツバか、ノキシノブか、古い標識の上にブーケのよう。
カエデなどの広葉樹林は、たとえ天気がイマイチでも、こんなに神秘的な
シーンを演出してくれる。
天川辻の地蔵。
かつて電線がこの尾根を越えていたのだが、「通行人安全・電線路安全」と
彫られている。関電の関係なのか。地元の名士の名字も彫ってある。
(かつての関電道は、今では廃道同然になっている)
天川辻からほどなく、行者還小屋に到着。
ここも、かつては水色のトタン板でできた粗末な小屋だったなぁ。
内部は清潔そのもの。いつまでも、きれいに使いたい。
八大金剛童子を祀る、第58番靡「行者還り」の岩屋。
行者の水場のすぐ上は、滑りやすいハシゴ場。慎重に。
さらに、長い木製階段が続く。
明瞭な尾根に出たら、左へ戻るように曲がると、山頂に向かう。
まだツルアジサイが咲いていた。
ナツツバキは、花の多くが散っていた。この花は開花しても、わずか1日で
地面に散ってしまうのだ。なんと儚い。
ともちゃんが、珍しい花を見つけた。ショウキランだ。
かつては稲村ヶ岳へ向かう高崎横手あたりでよく見られた腐生植物。
そして、行者還岳の三角点に到着。
シャクナゲに囲まれ、展望はない。
山頂から、シャクナゲ林の中を少し南に行けば、南側が一望できる露岩が
あるのだが、この日は真っ白。晴れていたら行者還小屋が真下に見える。
行者還小屋に戻ってきたら、ガスが少しだけ晴れて、山頂が見えた。
下山は、来た道を戻るのだが、ガスが薄くなったので向こうの山並みが
見えるようになった。大台ヶ原方面を遠望する。
鉄山の鋭い穂先も見えた。
全員、元気いっぱいで下山。今日のメンバーの脚力なら、もっと歩けたな。
アフター登山は、上北山温泉へ。露天風呂で仲間たちと楽しく語り合った。
一日の〆は、「行者還」ということで、「帰り」に「ギョウザ」を王将で食って、
ハイ、おつかれさん。
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