![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c8/f5f3286a53b1f6fa84649a6c2da89c47.jpg)
■メイン写真
宰相ヶ岳への登路途中にある大岩からの絶景
■今回のコース
香下バス停→香下寺→宰相ヶ岳→峠→羽束山→六丁峠→甚五郎山→六丁峠→香下寺→
峠→伊丹健康村口バス停→岡村酒造場→天満神社前バス停
三田の奥に、羽束山(はつかさん)を中心とするコンパクトにまとまった鋭峰群がある。
それぞれ標高は500mを少し超える程度だが、絶景ポイントもあって、けっこう楽しめる。
ルートはそれなりに急登箇所や不明瞭なところもあり、歩きがいもある。
この日は雲ひとつない晴天に恵まれ、さわやかな山歩きができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/dc/0f3a085fe276657471cc8042079a4494.jpg)
香下(かした)バス停から少し先へ進むと、のどかな田園風景の向こうに3つの
ピークが見えてくる。
左から宰相ヶ岳、羽束山、甚五郎山だ。これらを「羽束三山」と呼ぶ人もいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/31/9e3ca6402faa93c6645c8aaa40964ea9.jpg)
まずは香下寺をめざす。香下寺の読み方は、この標識では「かしたじ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b6/30f40fb4a601c5283e5c292b2a65f4b0.jpg)
すぐ隣の、この道標では「こうげじ」。どっちが正しいのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e0/3b0ae8f69cfc9ef6f30fa2e4dac22392.jpg)
すぐに、その香下寺に到着。弘法大師像と、不動明王像がお出迎え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/98/d980e428113d35edc2ff1e52430da522.jpg)
少し戻って、林道を回り込み、ため池の横から薮っぽい踏み跡に入る。
これが宰相ヶ岳へのアプローチだ。すぐに急登になる。
振り返ると、三田市街方面の眺めが広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/05cfcd27c1109eae4a949f44bc457593.jpg)
次に、登攀意欲をかき立てる大きな岩が出てくる。左の踏み跡から巻き上がると、
これまた絶景が待っていた(メイン写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/59/66b9acc644e099f14e6ec69f4500d86e.jpg)
灌木を握りながら、尾根の急登をこなす。
右には羽束山が見える。ここから見ると、牛の背中のような形だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c2/475e3a4a2dd745e1e84f36d1f5a6cee2.jpg)
宰相ヶ岳(500.5m)に到着。別名「さん志ょう山」。山椒の木は見当たらないが
麓にカラスザンショウは少し見た。三角点があるが、羽束山(524m)より低い。
冬場は落葉しているので、なんとなく周囲の景色が分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/72/5bb9a4e9ed46734bb0f654423f4f7538.jpg)
強烈な下り坂を、木の幹に捕まりながら峠に降り立つ。
北へ行けば木器(こうづき)、南は香下寺に戻る道。急坂を直進すれば羽束山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d3/af28f5bb72f1666434a69fd9dc6f23d2.jpg)
羽束山への登路には固定ロープの難所はあるが、迷うようなところはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6a/a62ee2cf7719556972cad71af3ce8287.jpg)
10分ほどで、古城跡でもある山頂部に出た。かなり立派な観音堂が建つ。
堂内には、千手観音菩薩、不動明王、弘法大師が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ca/5db63ffa4975b0dc0a1542b44f6ddcd9.jpg)
観音堂の南側には、羽束神社が鎮座する。質素な造りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fd/cfd796ad30c76fc93f8be04d98da2478.jpg)
神社の直下の、岩が散乱しているあたりは、なんとなく、かつて城があった雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/de/790ab0953b761b6986f71372bd4e5c1f.jpg)
三田市街や有馬富士が一望のもと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f2/7b88ed735e36a0c1bf2cbfdce09572a9.jpg)
この先の岩場は立入禁止となっている。
自己責任で岩場の先端に行けば、石仏に会える。岩には古いボルトが打ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a3/9d4b9939645fbc26777700800e9922cb.jpg)
香下寺に続く参道を下る。丁石、石畳がある、りっぱな参道だ。
大きなモミの大木が印象的だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/08/f0996ab697cca1a4e41aae90a6575fd4.jpg)
六丁峠で参道を外れ、甚五郎山に寄り道する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2c/ed2f7417e12eb1234ccc82b7ddea55cb.jpg)
間に掘割のような不自然な地形があった。
ものの5分もたたずに、甚五郎山のピークに着く。
ここは展望には恵まれない。3山の中では最もマイナーなピークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6f/dc5fcc472cf7f7ea51634748648a8a36.jpg)
六丁峠に戻る途中で視線を羽束山に向けたら、巨岩の上に、さっきの石仏が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/0c/7cb18f8f11d724c941ed43a73b7740e4.jpg)
参道を下り、八王子神社に出る。一般的に、羽束山への登山口とされる場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/8e/302f2d278193ce0a4f91818df4347aaa.jpg)
ふたたび香下寺から、今度は先ほど通過した峠へ登り返す。
香下寺のすぐ上にある池の脇を抜け、そのまま谷道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7f/27330d665f7aa7dd5fd2b5d21853536a.jpg)
おお、まだ天井が落ちていない炭焼き窯跡があるぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ba/b3fcfae2998ac78e1079af394be0a3e1.jpg)
峠に戻った。寺からは標高差120mほどなので、すぐである。
木器に下る道は、いきなり強烈な倒木で塞がっているが、うまく通り抜けられる。
麓で聞いたところ、やはり昨秋の台風の影響。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d7/05f056fa5137ac6419565973a97d6474.jpg)
雑木林の中を道なりに下っていくと、巨大な堰堤(山田東谷川第2堰堤)に出る。
2013年に近畿各地に大被害をもたらした台風18号により、この谷も荒れてしまい、
この堰堤が造られたという。
ちなみにバックに写っている山は大船山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/fb/abbab1ca0b4cd28effafe4f0b74e6ac1.jpg)
村に出たら、田圃にイタチが餌をつついているのに遭遇。
ちょっと分かりにくい写真になったが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/0a0e56769415a7eb1f6b84d81ee1e2a7.jpg)
バスが来るまで1時間近くあったので、以前行ったことがある岡村酒造場に立ち寄る。
三田唯一の酒蔵として知られる。創業は創業明治22年。メインの銘柄は「千鳥正宗」だ。
蔵見学はしていないが、この建屋をみるだけで雰囲気満点。
生純米酒「三田しぼり」を購入して大満足。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
宰相ヶ岳への登路途中にある大岩からの絶景
■今回のコース
香下バス停→香下寺→宰相ヶ岳→峠→羽束山→六丁峠→甚五郎山→六丁峠→香下寺→
峠→伊丹健康村口バス停→岡村酒造場→天満神社前バス停
三田の奥に、羽束山(はつかさん)を中心とするコンパクトにまとまった鋭峰群がある。
それぞれ標高は500mを少し超える程度だが、絶景ポイントもあって、けっこう楽しめる。
ルートはそれなりに急登箇所や不明瞭なところもあり、歩きがいもある。
この日は雲ひとつない晴天に恵まれ、さわやかな山歩きができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/dc/0f3a085fe276657471cc8042079a4494.jpg)
香下(かした)バス停から少し先へ進むと、のどかな田園風景の向こうに3つの
ピークが見えてくる。
左から宰相ヶ岳、羽束山、甚五郎山だ。これらを「羽束三山」と呼ぶ人もいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/31/9e3ca6402faa93c6645c8aaa40964ea9.jpg)
まずは香下寺をめざす。香下寺の読み方は、この標識では「かしたじ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b6/30f40fb4a601c5283e5c292b2a65f4b0.jpg)
すぐ隣の、この道標では「こうげじ」。どっちが正しいのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e0/3b0ae8f69cfc9ef6f30fa2e4dac22392.jpg)
すぐに、その香下寺に到着。弘法大師像と、不動明王像がお出迎え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/98/d980e428113d35edc2ff1e52430da522.jpg)
少し戻って、林道を回り込み、ため池の横から薮っぽい踏み跡に入る。
これが宰相ヶ岳へのアプローチだ。すぐに急登になる。
振り返ると、三田市街方面の眺めが広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/05cfcd27c1109eae4a949f44bc457593.jpg)
次に、登攀意欲をかき立てる大きな岩が出てくる。左の踏み跡から巻き上がると、
これまた絶景が待っていた(メイン写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/59/66b9acc644e099f14e6ec69f4500d86e.jpg)
灌木を握りながら、尾根の急登をこなす。
右には羽束山が見える。ここから見ると、牛の背中のような形だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c2/475e3a4a2dd745e1e84f36d1f5a6cee2.jpg)
宰相ヶ岳(500.5m)に到着。別名「さん志ょう山」。山椒の木は見当たらないが
麓にカラスザンショウは少し見た。三角点があるが、羽束山(524m)より低い。
冬場は落葉しているので、なんとなく周囲の景色が分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/72/5bb9a4e9ed46734bb0f654423f4f7538.jpg)
強烈な下り坂を、木の幹に捕まりながら峠に降り立つ。
北へ行けば木器(こうづき)、南は香下寺に戻る道。急坂を直進すれば羽束山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d3/af28f5bb72f1666434a69fd9dc6f23d2.jpg)
羽束山への登路には固定ロープの難所はあるが、迷うようなところはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6a/a62ee2cf7719556972cad71af3ce8287.jpg)
10分ほどで、古城跡でもある山頂部に出た。かなり立派な観音堂が建つ。
堂内には、千手観音菩薩、不動明王、弘法大師が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ca/5db63ffa4975b0dc0a1542b44f6ddcd9.jpg)
観音堂の南側には、羽束神社が鎮座する。質素な造りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fd/cfd796ad30c76fc93f8be04d98da2478.jpg)
神社の直下の、岩が散乱しているあたりは、なんとなく、かつて城があった雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/de/790ab0953b761b6986f71372bd4e5c1f.jpg)
三田市街や有馬富士が一望のもと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f2/7b88ed735e36a0c1bf2cbfdce09572a9.jpg)
この先の岩場は立入禁止となっている。
自己責任で岩場の先端に行けば、石仏に会える。岩には古いボルトが打ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a3/9d4b9939645fbc26777700800e9922cb.jpg)
香下寺に続く参道を下る。丁石、石畳がある、りっぱな参道だ。
大きなモミの大木が印象的だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/08/f0996ab697cca1a4e41aae90a6575fd4.jpg)
六丁峠で参道を外れ、甚五郎山に寄り道する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2c/ed2f7417e12eb1234ccc82b7ddea55cb.jpg)
間に掘割のような不自然な地形があった。
ものの5分もたたずに、甚五郎山のピークに着く。
ここは展望には恵まれない。3山の中では最もマイナーなピークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6f/dc5fcc472cf7f7ea51634748648a8a36.jpg)
六丁峠に戻る途中で視線を羽束山に向けたら、巨岩の上に、さっきの石仏が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/0c/7cb18f8f11d724c941ed43a73b7740e4.jpg)
参道を下り、八王子神社に出る。一般的に、羽束山への登山口とされる場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/8e/302f2d278193ce0a4f91818df4347aaa.jpg)
ふたたび香下寺から、今度は先ほど通過した峠へ登り返す。
香下寺のすぐ上にある池の脇を抜け、そのまま谷道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7f/27330d665f7aa7dd5fd2b5d21853536a.jpg)
おお、まだ天井が落ちていない炭焼き窯跡があるぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ba/b3fcfae2998ac78e1079af394be0a3e1.jpg)
峠に戻った。寺からは標高差120mほどなので、すぐである。
木器に下る道は、いきなり強烈な倒木で塞がっているが、うまく通り抜けられる。
麓で聞いたところ、やはり昨秋の台風の影響。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d7/05f056fa5137ac6419565973a97d6474.jpg)
雑木林の中を道なりに下っていくと、巨大な堰堤(山田東谷川第2堰堤)に出る。
2013年に近畿各地に大被害をもたらした台風18号により、この谷も荒れてしまい、
この堰堤が造られたという。
ちなみにバックに写っている山は大船山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/fb/abbab1ca0b4cd28effafe4f0b74e6ac1.jpg)
村に出たら、田圃にイタチが餌をつついているのに遭遇。
ちょっと分かりにくい写真になったが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/0a0e56769415a7eb1f6b84d81ee1e2a7.jpg)
バスが来るまで1時間近くあったので、以前行ったことがある岡村酒造場に立ち寄る。
三田唯一の酒蔵として知られる。創業は創業明治22年。メインの銘柄は「千鳥正宗」だ。
蔵見学はしていないが、この建屋をみるだけで雰囲気満点。
生純米酒「三田しぼり」を購入して大満足。
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