Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年3月5日(木) [京都西山]ポンポン山のフクジュソウと、小塩山。時ならぬ"吹雪"も!

2020年03月06日 | 山登りの記録
■メイン写真
大原野森林公園に向かう西尾根の東側斜面に咲くフクジュソウ


■今回のコース
善峯寺バス停→釈迦岳→ポンポン山→フクジュソウ群落→大原野森林公園→
小塩山→(天皇陵道)→正法寺→大原野神社→南春日町バス停


春到来! これから、いろんな花が咲き始める。
コロナウィルスは確かに怖いけれど、空気がきれいな山を歩いて、
身体の代謝を高めて免疫力を上げよう、と、ごたいそうなことは言わないが、
持って行きようのない不安の中を、連日自宅で悶々と過ごすのも健康によくないだろう。
というわけで、ポンポン山へフクジュソウを見に出かけた。



善峯寺バス停から、まずは釈迦岳をめざす。
この日は冬型の気圧配置。とにかく冬に戻ったみたいに寒い。



イロハモミジの群落の向こうに善峯寺を見ながら登っていく。
しばらく急坂が続く。



いきなり冷たい強風が吹いてきたかと思うと、バラバラとアラレ状の雪が。
慌ててレインウェアを着るが、まわりは一瞬で白く雪化粧。



一昨年の台風の爪痕が未だ痛痛しい。



釈迦岳に到着。冬に逆戻りしたようだ。



ツバキの花も寒そうだ。



ポンポン山に到着。雪はやんだが、冷たい風が強く吹き過ぎていく。



さっきまでネズミ色の雪雲に包まれていたが、眺めを楽しめてラッキー。



大原野森林公園へ向かう西尾根ルートに入り、リョウブの丘で昼食を
済ませてからフクジュソウ群落に向かう。この日も管理人の方がいらっしゃった。
入口の簡易テントで保護区内に入るための手続きをして入場する。



今シーズンは暖冬のため、2月中旬ごろから咲き始めたようで、
花の数は例年より少なめ。とはいえ、健気に咲く姿に感動。



この美しい姿がいつまでも残りますように。

尾根道に戻ると、ふたたび吹雪に見舞われた。
この日は天気がコロコロ変わり、陽がさしたと思ったら、また雪が降る。



アセビは満開のものもチラホラ見かけた。



大原野森林公園の事務所に到着。
道中の貴重なトイレスポットだ。



タマゴケの大きな群落を見つけた。胞子体が丸くてかわいい。



続いて小塩山へ登り返す。40分ほどの登りだが、またも強風と雪に耐えながらの
登りとなった。



小塩山の山頂には、淳和天皇(在位823年5月~833年3月、崩御840年)の墓がある。
「歴代天皇の中で唯一、散骨」されたという。



墓所の西側に、便宜的な山頂プレートがある。
厳密な最高点は立ち入れないかである。
それにしても、木立に囲まれていたこの場所も倒木で明るくなったものだ。
周囲の倒木を見ると心が痛くなる。



天皇陵道を下る。
雪が融けて、粘土質の道が滑りやすい。細心の注意を払い、足を運ぶ。



孟宗の竹林を通り抜け、正法寺の境内へ。ちょうど梅が満開。



大原野神社に下山。南春日町バス停へはあとちょっと。
目まぐるしく変わる天気と雪には参ったが、なかなか充実のハイクだった。


※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年3月1日(日) 「最強の... | トップ | 2020年3月7日(土) [紀泉]荒... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事