■メイン写真
稜線上は、ブナの黄葉が眩しかった
■今回のコース
勝原登山口→白山ベンチ⇒シャクナゲ平→もちが壁→前荒島→中荒島→荒島岳→
(往路を戻る)→勝原登山口⇒道の駅 越前おおの荒島の郷⇒あっ宝んど
大野市の旅館に前泊し、荒島岳に登ってきた。勝原ルートは、美しいブナ林で知られる。
今年は各地とも黄葉の時期が少し遅れているようだが、果たしてどうだろうか。
中部縦貫自動車道が、勝原登山口の駐車場のすぐ横まで延びていて、インターチェンジが
できていた。10月28日に九頭竜ICまで開通するらしい。
取付きは、旧勝原スキー場跡。ゲレンデ跡に沿って、舗装路がまっすぐ続く。
両脇にサクラが植樹されていて「かどはら桜坂」と名付けられていた。48本あるのかな(笑)。
舗装路が尽きるところで右折し、登山道に入る。緩やかに坂を上がっていく。
ブッシュに埋もれているのは、スキー場時代のリフト装置。ここがリフトトップだったようだ。
すぐ横に「荒島岳登山口」の金属製の標識がある。
10分も歩くと、待ってました、大きなブナが現れる。
たまに麓が垣間見える。
ブナの純林。近畿圏には純林はなかなか見当たらない(ちょっとはあるけど)ので、嬉しくなる。
このあたりの標高では、まだ紅葉の進み具合はそれほどではない。
トトロの木として親しまれていた古木は、2018年の台風で倒れた。
その大きな倒木に、おそらくツキヨタケだろう、いっぱい生えていた。生命はこうして
つながっていく。
ちょっとした急登を終え、白山ベンチに到着。しかし、ブナが生育して、見えづらくなっている。
枝ぶりが堂々としたブナの巨樹。
深谷ノ頭。1015m地点である。このあたりは少し傾斜が緩む。
この標高になると、かなり黄葉が進んできた。これはなかなかいい目の保養だ。
カエデの葉は、多くが夏の酷暑でただれていたが、中にはきれいに色づいているものもあった。
前日はかなり雨が降ったので、粘土質の登山道はかなり滑りやすくなっていた。
足元に注意しながら急登をこなし、シャクナゲ平に到着。ナナカマドが赤い実をつけている。
白山が堂々とした山容を見せている。あっちはもう真っ白だ。
足元にはリンドウ。今朝いちばんに歩いたのは林道。
中出(なかんで)ルートと合流し、荒島岳への尾根道を行く。
山頂までの距離は1.5km、その間に標高差300mを登る。
尾根道のブナは、まさに今が黄葉のピークといった感じ。
黄色、オレンジ色に輝く。
ふたたびツキヨタケ。
最大の難所、もちが壁を登る。足場が濡れたままなので、難易度は絶賛アップ中だ。
紅葉の向こうに部子山と銀杏峰のどっしりした山容。
振り返れば小荒島。
ふたたび強烈な急登に挑む。
御嶽山を見ながら。
中荒島の標識に出る。ピークというよりも、尾根上の突端という感じの場所である。
ここまで来たら、あともうちょっとだ。
到着した荒島岳山頂。白山をバックに。11時。登山口から約4時間で順調に着いた。
さすがは人気の日本百名山。山頂には全部で20人以上はいたと思う。
一瞬のスキを突いて、無人の山頂写真を撮るのに成功した。
なお、この日のお客様は全員、荒島岳へは初登頂。感慨もひとしおだっただろう。
山頂の荒島大権現祠。なんと、屋根に融け残りの雪が。
昨日、里では激しい雨だったのだが、ここでは雪だったのだ。
山頂は360度の大眺望。先ほど来、観てきた白山や銀杏峰はもちろん、
乗鞍岳(写真)、御嶽山、恵那山などはピークを特定できた。
南アルプスは、端から端まで見えているはずだが、個々のピークは同定できなかった。
ゆっくり昼食を摂ってから、来た道を戻り下山。
とにかく濡れた根っこや、粘土質のぬかるみに注意しながら下った。
新しくできた道の駅「越前おおの荒島の郷」にはモンベルの店が入っている。
半袖だが、荒島岳をデザインしたオリジナルTシャツを販売している。
こちらも何人かのお客様が、それぞれお気に入りのカラーのものを記念にご購入。
最後は温泉「あっ宝んど」でほっこり。
帰りは北陸道で渋滞が発生して、一時、帰宅難民化を覚悟したが、なんとか
電車がある時間に戻ることができた。
稜線上は、ブナの黄葉が眩しかった
■今回のコース
勝原登山口→白山ベンチ⇒シャクナゲ平→もちが壁→前荒島→中荒島→荒島岳→
(往路を戻る)→勝原登山口⇒道の駅 越前おおの荒島の郷⇒あっ宝んど
大野市の旅館に前泊し、荒島岳に登ってきた。勝原ルートは、美しいブナ林で知られる。
今年は各地とも黄葉の時期が少し遅れているようだが、果たしてどうだろうか。
中部縦貫自動車道が、勝原登山口の駐車場のすぐ横まで延びていて、インターチェンジが
できていた。10月28日に九頭竜ICまで開通するらしい。
取付きは、旧勝原スキー場跡。ゲレンデ跡に沿って、舗装路がまっすぐ続く。
両脇にサクラが植樹されていて「かどはら桜坂」と名付けられていた。48本あるのかな(笑)。
舗装路が尽きるところで右折し、登山道に入る。緩やかに坂を上がっていく。
ブッシュに埋もれているのは、スキー場時代のリフト装置。ここがリフトトップだったようだ。
すぐ横に「荒島岳登山口」の金属製の標識がある。
10分も歩くと、待ってました、大きなブナが現れる。
たまに麓が垣間見える。
ブナの純林。近畿圏には純林はなかなか見当たらない(ちょっとはあるけど)ので、嬉しくなる。
このあたりの標高では、まだ紅葉の進み具合はそれほどではない。
トトロの木として親しまれていた古木は、2018年の台風で倒れた。
その大きな倒木に、おそらくツキヨタケだろう、いっぱい生えていた。生命はこうして
つながっていく。
ちょっとした急登を終え、白山ベンチに到着。しかし、ブナが生育して、見えづらくなっている。
枝ぶりが堂々としたブナの巨樹。
深谷ノ頭。1015m地点である。このあたりは少し傾斜が緩む。
この標高になると、かなり黄葉が進んできた。これはなかなかいい目の保養だ。
カエデの葉は、多くが夏の酷暑でただれていたが、中にはきれいに色づいているものもあった。
前日はかなり雨が降ったので、粘土質の登山道はかなり滑りやすくなっていた。
足元に注意しながら急登をこなし、シャクナゲ平に到着。ナナカマドが赤い実をつけている。
白山が堂々とした山容を見せている。あっちはもう真っ白だ。
足元にはリンドウ。今朝いちばんに歩いたのは林道。
中出(なかんで)ルートと合流し、荒島岳への尾根道を行く。
山頂までの距離は1.5km、その間に標高差300mを登る。
尾根道のブナは、まさに今が黄葉のピークといった感じ。
黄色、オレンジ色に輝く。
ふたたびツキヨタケ。
最大の難所、もちが壁を登る。足場が濡れたままなので、難易度は絶賛アップ中だ。
紅葉の向こうに部子山と銀杏峰のどっしりした山容。
振り返れば小荒島。
ふたたび強烈な急登に挑む。
御嶽山を見ながら。
中荒島の標識に出る。ピークというよりも、尾根上の突端という感じの場所である。
ここまで来たら、あともうちょっとだ。
到着した荒島岳山頂。白山をバックに。11時。登山口から約4時間で順調に着いた。
さすがは人気の日本百名山。山頂には全部で20人以上はいたと思う。
一瞬のスキを突いて、無人の山頂写真を撮るのに成功した。
なお、この日のお客様は全員、荒島岳へは初登頂。感慨もひとしおだっただろう。
山頂の荒島大権現祠。なんと、屋根に融け残りの雪が。
昨日、里では激しい雨だったのだが、ここでは雪だったのだ。
山頂は360度の大眺望。先ほど来、観てきた白山や銀杏峰はもちろん、
乗鞍岳(写真)、御嶽山、恵那山などはピークを特定できた。
南アルプスは、端から端まで見えているはずだが、個々のピークは同定できなかった。
ゆっくり昼食を摂ってから、来た道を戻り下山。
とにかく濡れた根っこや、粘土質のぬかるみに注意しながら下った。
新しくできた道の駅「越前おおの荒島の郷」にはモンベルの店が入っている。
半袖だが、荒島岳をデザインしたオリジナルTシャツを販売している。
こちらも何人かのお客様が、それぞれお気に入りのカラーのものを記念にご購入。
最後は温泉「あっ宝んど」でほっこり。
帰りは北陸道で渋滞が発生して、一時、帰宅難民化を覚悟したが、なんとか
電車がある時間に戻ることができた。