■メイン写真
山頂直下でラッセルするHガイド
■今回のコース
那岐山麓 山の駅⇒第2駐車場→蛇淵ノ滝滝見台→赤鳥居の分岐→B/Cコース分岐→
大神岩→那岐山三角点→那岐山→(往路を戻る)→第2駐車場⇒能登香の湯
岡山県と鳥取県の県境にそびえる那岐山群。久しぶりの「初めての山」だ。
奈義町のホームページによると、『那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれ、
神話のイザナギ、イザナミがこの峰に君臨した伝説に由来するとも、近隣の後山との
高さ比べに負けて泣いたことから「ナキノセン」になったとも』という。
また、山岳修行の痕跡として、登山道の各所に、神仏の名が岩に刻まれている。
前日に続きHガイドと、ちょっと神がかった山、いざ、ナギへ!
前泊したのは、登山口にほど近い「那岐山麓 山の駅」。ここのコテージを借りた。
そうそう、前日の夕食は、山の駅のカウンターにおられた親切なスタッフの方に教えて
いただいた中華料理屋「ちゅー」で。ここがかなり美味かった。
チェックインした時は雪は皆無だったのに、一晩たって朝、外を見ると一面の銀世界。
これは、すごいことになったぞ。
クルマで第2駐車場へ。すでに4WDでないと入れない状態だった。
蛇淵ノ滝への遊歩道に入る。
滝見台から蛇淵ノ滝を眺める。沢沿いの道を、もっと滝に近づけるが、雪がついて
危なそうだったので断念。
赤鳥居の分岐から林道に戻り、少し先で山道に入る。
さらにBコース(右)、Cコース(左)の分岐。この日はオーソドックスにCコースへ。
Bコースにも二人ほどの真新しいトレースがついていた。
ヒノキ林の中を上っていくと、先ほどの林道の続きに出合う。
横断して、そのまま登り続ける。
ヒノキの樹皮が剥がれている一帯。
どこかの寺か神社の「檜皮葺」のために使われたに違いない。
標高1,009mの慈母峰を見ながら、ジグザグの道を行く。
しだいに雪が深くなってきた。
大神岩に到着。ちょうど標高1,000m。
岩上からの眺めは最高だというが、このときは白いガスの中。
先行者はなんと単独女性で、輪カンが威力を発揮していた。
大神岩を左側から回り込むと、目立つ場所に「不動明王」の文字が刻まれている。
その奥の狭い岩の隙間に這い上がると、「大日如来」の文字がみられる。
1,071mピークを越えるとブナなど広葉樹が出てくるようになる。
そして唐突に8合目の道標。雪に隠れていたのだろうか、他の「合目」標識は見なかった。
雪が深い。我々はツボ足。先行2名の輪カン登山者にトレースはあるものの、
積もったばかりのフカフカ雪なので、ほぼラッセルをやり直すようになる。
息が上がり、汗が噴き出す。パワーがありそうな単独のお兄ちゃんが先行し
血路を開いてくれる。
8合目のすぐ上に、須佐之男命の刻印岩がある。
背の低い広葉樹の尾根を登り詰めると、那岐山の三角点に着く。ここからは鳥取県境の
尾根になる。北からの風が直接、吹きつけてくるので、ひときわ寒い。
鞍部を少し登り返したところに、伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、奈義神の刻印が
あるのだが、雪が深すぎて、全てを確認せず。
このあたりは我々が交代し、トレースのない稜線をラッセルする。
避難小屋に到着。こういう時にはありがたい存在。
そして、いよいよ那岐山の山頂に到着!!
なかなか登りがいがあった。
三角点手前でラッセルをがんばってくださった逞しいお兄ちゃんに記念写真を
撮って頂く。あまりに寒いので山頂には長居せず、避難小屋に戻って昼食とした。
小屋の中は後発ハイカーで徐々に混み始め、ここが人気の山であることを再認識。
下山はBコースにすることもできたが、このコースは最後に谷筋に出るので
大事をとってCコースを戻ることにした。
帰りはあたりを包んでいた白いガスが消え、下界が少し見えるようになった。
すでに15人分ほどが通ったトレースは明瞭で、霧氷を楽しむ心の余裕も。
青空も見えるようになった。
ヒノキ林をZ字に登ってきたところは、ショートカットしてまっすぐ下った。
これが面白かった。
下山後、「那岐山麓 山の駅」でコーヒーを飲んだあと、ネット検索で調べた
能登香(のとか)の湯へ。作東町老人福祉センター内にある銭湯で、なんと200円。
地元のご老人たちの憩いの場。こういう"秘湯"もなかなかよい。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
山頂直下でラッセルするHガイド
■今回のコース
那岐山麓 山の駅⇒第2駐車場→蛇淵ノ滝滝見台→赤鳥居の分岐→B/Cコース分岐→
大神岩→那岐山三角点→那岐山→(往路を戻る)→第2駐車場⇒能登香の湯
岡山県と鳥取県の県境にそびえる那岐山群。久しぶりの「初めての山」だ。
奈義町のホームページによると、『那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれ、
神話のイザナギ、イザナミがこの峰に君臨した伝説に由来するとも、近隣の後山との
高さ比べに負けて泣いたことから「ナキノセン」になったとも』という。
また、山岳修行の痕跡として、登山道の各所に、神仏の名が岩に刻まれている。
前日に続きHガイドと、ちょっと神がかった山、いざ、ナギへ!
前泊したのは、登山口にほど近い「那岐山麓 山の駅」。ここのコテージを借りた。
そうそう、前日の夕食は、山の駅のカウンターにおられた親切なスタッフの方に教えて
いただいた中華料理屋「ちゅー」で。ここがかなり美味かった。
チェックインした時は雪は皆無だったのに、一晩たって朝、外を見ると一面の銀世界。
これは、すごいことになったぞ。
クルマで第2駐車場へ。すでに4WDでないと入れない状態だった。
蛇淵ノ滝への遊歩道に入る。
滝見台から蛇淵ノ滝を眺める。沢沿いの道を、もっと滝に近づけるが、雪がついて
危なそうだったので断念。
赤鳥居の分岐から林道に戻り、少し先で山道に入る。
さらにBコース(右)、Cコース(左)の分岐。この日はオーソドックスにCコースへ。
Bコースにも二人ほどの真新しいトレースがついていた。
ヒノキ林の中を上っていくと、先ほどの林道の続きに出合う。
横断して、そのまま登り続ける。
ヒノキの樹皮が剥がれている一帯。
どこかの寺か神社の「檜皮葺」のために使われたに違いない。
標高1,009mの慈母峰を見ながら、ジグザグの道を行く。
しだいに雪が深くなってきた。
大神岩に到着。ちょうど標高1,000m。
岩上からの眺めは最高だというが、このときは白いガスの中。
先行者はなんと単独女性で、輪カンが威力を発揮していた。
大神岩を左側から回り込むと、目立つ場所に「不動明王」の文字が刻まれている。
その奥の狭い岩の隙間に這い上がると、「大日如来」の文字がみられる。
1,071mピークを越えるとブナなど広葉樹が出てくるようになる。
そして唐突に8合目の道標。雪に隠れていたのだろうか、他の「合目」標識は見なかった。
雪が深い。我々はツボ足。先行2名の輪カン登山者にトレースはあるものの、
積もったばかりのフカフカ雪なので、ほぼラッセルをやり直すようになる。
息が上がり、汗が噴き出す。パワーがありそうな単独のお兄ちゃんが先行し
血路を開いてくれる。
8合目のすぐ上に、須佐之男命の刻印岩がある。
背の低い広葉樹の尾根を登り詰めると、那岐山の三角点に着く。ここからは鳥取県境の
尾根になる。北からの風が直接、吹きつけてくるので、ひときわ寒い。
鞍部を少し登り返したところに、伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、奈義神の刻印が
あるのだが、雪が深すぎて、全てを確認せず。
このあたりは我々が交代し、トレースのない稜線をラッセルする。
避難小屋に到着。こういう時にはありがたい存在。
そして、いよいよ那岐山の山頂に到着!!
なかなか登りがいがあった。
三角点手前でラッセルをがんばってくださった逞しいお兄ちゃんに記念写真を
撮って頂く。あまりに寒いので山頂には長居せず、避難小屋に戻って昼食とした。
小屋の中は後発ハイカーで徐々に混み始め、ここが人気の山であることを再認識。
下山はBコースにすることもできたが、このコースは最後に谷筋に出るので
大事をとってCコースを戻ることにした。
帰りはあたりを包んでいた白いガスが消え、下界が少し見えるようになった。
すでに15人分ほどが通ったトレースは明瞭で、霧氷を楽しむ心の余裕も。
青空も見えるようになった。
ヒノキ林をZ字に登ってきたところは、ショートカットしてまっすぐ下った。
これが面白かった。
下山後、「那岐山麓 山の駅」でコーヒーを飲んだあと、ネット検索で調べた
能登香(のとか)の湯へ。作東町老人福祉センター内にある銭湯で、なんと200円。
地元のご老人たちの憩いの場。こういう"秘湯"もなかなかよい。
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