![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/a9/67f5ccc7e75dc1783a53be8aeb201002.jpg)
山と溪谷社の新・分県登山ガイド「大阪府の山」に掲載のコースを
久しぶりにトレースしてみた。
急に決行したのに、4人の仲間が日程を合わせてくれ、Mr.Dash夫婦と
あわせた6人パーティで出かけた。
南海電鉄の孝子駅から、すぐ南の踏切を渡って高仙寺へ向かう。
昭○社の地図の赤ラインとは違い、途中で橋を渡って、できるだけ山道を
たどるルートだ。
途中の畑に植わっていた梅の花が、もう咲いている。
さすが和歌山に近い温暖な地である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/55/d7fe370e1b8d806b87b5badd40ed83a2.jpg)
そういえば、昨年12月中旬以降、雪がまったくない山は行ってなかったなぁ。
春のような陽気を感じながら、山門への石段を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/76/091be1b12541603fb0ba6f9a419d8abd.jpg)
寺務所の前には、200円で、祈祷済の杖が置いてあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/e325077beb4ecddc57161b8a28967ef6.jpg)
高仙寺は、あの役ノ行者のお母様の墓がある。本堂の左横だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/47/4b2e663a75afe319261e29eed1b78bc5.jpg)
本堂の右奥から登山道に入る。もう、モチツツジの花が咲いていてビックリ!
しばらくは、ウバメガシやヤマモモのトンネルのような道だ。
久しぶりに参加のS光さんは、「ずっと登りばかりでしんどい。登りと下りが
交互にあったらいいのに」と言いながら奮闘。
「いやいや、アップダウンも、ペースが乱されて疲れるもんやで」。
高野山は、周囲の樹木が成長し、以前に増して、展望がなくなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/aa/5020ec6b098752f170043822d4650917.jpg)
電波反射板、ピークが不明瞭な藤戸山、奥山谷分岐を快調に過ぎ、
背丈以上のササが密生する札立山への分岐へ。
左をとり、千間寺址を過ぎれば、山頂広場だ。
ちょうど風も凪いで、ポカポカ陽気の中、昼食にする。
広場は2ヵ所あるが、奥の山頂表示板があるほうの広場のほうが、
海の眺めがよりワイド。
下山は、ほぼ真北に伸びる山道をとる。何本か、西谷寺方面に下りる
脇道があるが、ことごとく虫。
というのも、番川沿いの林道は退屈極まりないからだ。
ザレた尾根伝いの道は、紀泉では”お約束”のアカマツが多く、
マツタケ山になっている。だらだらと、細かいアップダウンを繰り返す。
S光さんは、「せっかく下りると思ったのに、またた登るの?」
さっき登ってばかりはしんどいと言った彼女、アップダウンの辛さを
身をもって知る。
提灯講山の手前、ザレた尾根が開けているところで振り返ると、
飯盛山の「こもっ」とした容姿が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/79/f38e0337b5d48ba0116b14569ceffec8.jpg)
山頂に送電線鉄塔があるから間違えることはない。
この後も、しばらく小さなアップダウンが続き、まったく、いつ標高を
下げるんだと呆れるころ、アジサイの植生地に出て、一気に下る。
住宅街に出たら、飼い犬にひどく吠え立てられた。
帰りの電車の中では、中国・内モンゴル自治区出身のS光さんに、
お国の話をいろいろ聞く。彼女にとっては、会う人会う人、みんな
同じような話をしてあげているのだろうが、我々、閉鎖的な日本人。
外国の話は本当に刺激的で面白いのだ。
お国の冬は、マイナス38度の世界という。Mr.Dashは、子供の頃、
チョットだけ住んでいたアメリカのシンシナティでマイナス32度というのは
経験しているが、本当に、風が痛い世界なのだ。
少し共有感を抱きながら、未知の国に思いを馳せる。
ともちゃんは、かの国で馬に乗ってみたいという。
伝統的なテント家屋は、40分で設営できるという。
Mr.Dashのゴアライトは3分で立てられるが、
メインの住居が”モバイル”というのは、なんとも魅力的ではないか!
如月の初日は、こうして身も心もウキウキと過ぎていった。
久しぶりにトレースしてみた。
急に決行したのに、4人の仲間が日程を合わせてくれ、Mr.Dash夫婦と
あわせた6人パーティで出かけた。
南海電鉄の孝子駅から、すぐ南の踏切を渡って高仙寺へ向かう。
昭○社の地図の赤ラインとは違い、途中で橋を渡って、できるだけ山道を
たどるルートだ。
途中の畑に植わっていた梅の花が、もう咲いている。
さすが和歌山に近い温暖な地である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/55/d7fe370e1b8d806b87b5badd40ed83a2.jpg)
そういえば、昨年12月中旬以降、雪がまったくない山は行ってなかったなぁ。
春のような陽気を感じながら、山門への石段を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/76/091be1b12541603fb0ba6f9a419d8abd.jpg)
寺務所の前には、200円で、祈祷済の杖が置いてあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/e325077beb4ecddc57161b8a28967ef6.jpg)
高仙寺は、あの役ノ行者のお母様の墓がある。本堂の左横だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/47/4b2e663a75afe319261e29eed1b78bc5.jpg)
本堂の右奥から登山道に入る。もう、モチツツジの花が咲いていてビックリ!
しばらくは、ウバメガシやヤマモモのトンネルのような道だ。
久しぶりに参加のS光さんは、「ずっと登りばかりでしんどい。登りと下りが
交互にあったらいいのに」と言いながら奮闘。
「いやいや、アップダウンも、ペースが乱されて疲れるもんやで」。
高野山は、周囲の樹木が成長し、以前に増して、展望がなくなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/aa/5020ec6b098752f170043822d4650917.jpg)
電波反射板、ピークが不明瞭な藤戸山、奥山谷分岐を快調に過ぎ、
背丈以上のササが密生する札立山への分岐へ。
左をとり、千間寺址を過ぎれば、山頂広場だ。
ちょうど風も凪いで、ポカポカ陽気の中、昼食にする。
広場は2ヵ所あるが、奥の山頂表示板があるほうの広場のほうが、
海の眺めがよりワイド。
下山は、ほぼ真北に伸びる山道をとる。何本か、西谷寺方面に下りる
脇道があるが、ことごとく虫。
というのも、番川沿いの林道は退屈極まりないからだ。
ザレた尾根伝いの道は、紀泉では”お約束”のアカマツが多く、
マツタケ山になっている。だらだらと、細かいアップダウンを繰り返す。
S光さんは、「せっかく下りると思ったのに、またた登るの?」
さっき登ってばかりはしんどいと言った彼女、アップダウンの辛さを
身をもって知る。
提灯講山の手前、ザレた尾根が開けているところで振り返ると、
飯盛山の「こもっ」とした容姿が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/79/f38e0337b5d48ba0116b14569ceffec8.jpg)
山頂に送電線鉄塔があるから間違えることはない。
この後も、しばらく小さなアップダウンが続き、まったく、いつ標高を
下げるんだと呆れるころ、アジサイの植生地に出て、一気に下る。
住宅街に出たら、飼い犬にひどく吠え立てられた。
帰りの電車の中では、中国・内モンゴル自治区出身のS光さんに、
お国の話をいろいろ聞く。彼女にとっては、会う人会う人、みんな
同じような話をしてあげているのだろうが、我々、閉鎖的な日本人。
外国の話は本当に刺激的で面白いのだ。
お国の冬は、マイナス38度の世界という。Mr.Dashは、子供の頃、
チョットだけ住んでいたアメリカのシンシナティでマイナス32度というのは
経験しているが、本当に、風が痛い世界なのだ。
少し共有感を抱きながら、未知の国に思いを馳せる。
ともちゃんは、かの国で馬に乗ってみたいという。
伝統的なテント家屋は、40分で設営できるという。
Mr.Dashのゴアライトは3分で立てられるが、
メインの住居が”モバイル”というのは、なんとも魅力的ではないか!
如月の初日は、こうして身も心もウキウキと過ぎていった。