Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年2月2日(土)、3日(日) 朽木村XCスキーと、蛇谷ヶ峰

2013年02月09日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちと、泊りがけの小旅行に出かけた。
今回は、滋賀県高島市の朽木の里でのクロスカントリースキーが主目的。

この時期は、去年も雪はたっぷりあった。
(2012年2月4日(土)の山行を参照)

ぴったりの時期を選んだつもりだが、今年は雪が非常に少ない。

皆さんはクロスカントリースキー体験をするために来られたのに、
これでは申し訳ない。
「いきものふれあいの里」で道具一式を借りたものの、その周辺には
雪がほとんどない。仕方がないので、くつきスキー場に転進した。



ゲレンデも雪は非常に少なく、第3リフトが動いておらず、そこの下部は
他に人がいないので自由に使える。ここで基礎練習をした。



履き方、方向転換の仕方、転んだ後、起き上がる方法など、
普通のアルパインスキーとは異なるので丁寧にレッスン。

しばらくは、皆さん、慣れないヒールフリーの細板に苦労して、
転倒の連続だ。







途中でセンターハウスの「じゃっぴーらんど」でお茶休憩をはさみ、
もう一度1時間ほど練習したら、後半の部は皆さん見違えたように上達し、
めいめい自由に雪原を歩き回った。



最後に、購入10年ほど経つMr.Dash私物のスキーブーツが
パカッと割れてびっくり。
昨年夏は登山靴のソールがはがれるし、装備の老朽化がここにきて目立つ。

「グリーンパーク想い出の森」内の「くつき温泉てんくう」で冷えた身体を温め、
レストランでイワナ2尾と野菜てんぷらの豪華な夕食を済ませると、
去年もプライベートで利用したバンガローへ移動。
暖房も完備、ふとん、水道、トイレ付きで快適なのである。

雑魚寝も、山小屋で経験済のメンバーなので、むしろパーティで
貸切となるバンガローは有難い。

M原さんがとっておきの大吟醸、焼酎、梅酒を差し入れしてくださり、
二次会は大盛り上がり。Mr.Dashはギター(Martin BackPacker)を
持参していたので、皆さんに生演奏カラオケを楽しんでいただいた。
一緒に山に出かけるようになって3年になるメンバーだが、
Mr.Dashがギターを弾く姿は、そういえば初めてであり、
皆さん驚かれていた



翌日。多少、二日酔いのような。
雪がないことはもう分かっているので、「いきものふれあいの里」に
道具を返却し、蛇谷ヶ峰に登ることにした。



いつもはここからクロスカントリースキーができるはずの登山口は
こんな感じである。



ひたすら登り続けるコース。
帰りのバスの時間があるので、時間を区切って、行けるところまで行こう。
アイゼンを初めて装着する人もいることだし、無理はできない。
それでも山頂からの絶景を見せてあげたくて、オーバーペースのぎりぎりの
ラインを狙ってペースメーク。

雪が浅く、コンディションがよかったことと、皆さんのがんばりもあり、
タイムリミットと考えていた12:00ちょうどに蛇谷ヶ峰のピークに到達。
ほぼ、登山地図のコースタイムの速さで歩けており、快挙としか言いようがない。

遮るものがない山頂からの眺望は、すばらしいの一語。



比良山系の盟主・武奈ヶ岳がどっしりとそびえている。



琵琶湖も一望のもとである。

山頂部は、若干、風が出てきていたので、残念だが身体が冷えないうちに
引き返す。少し下りたところで風を避けて雪を掘り、昼食にした。



「グリーンパーク想い出の森」のレストランに特別に作ってもらった
おにぎり弁当は、珍しいイワナふりかけが美味だった。

下山し、再び温泉でぬくぬくとし、送迎ワゴン、路線バスを乗り継ぎ
JR安曇川駅へ。
予定変更の嵐であったが、自然相手のアクティビティにはつきもの。
そんな中で、サブプランをどう臨機応変にこなすかが工夫のしどころだ。
皆さんの笑顔が何よりうれしい2日間だった。



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