Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

12月23日~25日、クリスマスに、白銀のダイトレ縦走!(その3)

2005年12月31日 | 山登りの記録
25日、前日以上に、朝起きるのがしんどい。しかし、気力を振り絞って布団を抜け出す。

今日は、紀見峠へは戻らず、越ヶ滝から、岩湧山3合目へのルートをとる。厳密にはダイトレをたどることにはならないが、キッチリたどっても、たいして面白い所もないから、清流と滝でも見たほうがいい。

根子川には、既に釣り人が何人も入っている。この寒いのに朝からごくろうさま。登山は、まだ身体を動かすから寒い日でも汗だくになれるが、釣りばかりは、よくじっとしていて我慢できるなと思う。

こちらは越ヶ滝から始まる急坂に、案の定、汗をいっぱいかく。今日はすばらしい青空で、太陽の光もまぶしい。3合目を過ぎてから、雪道をよく見れば、先行者と獣の足跡のほかに、自転車とおぼしき轍がある。よくもこんな所にまで輪行するもんだ。まあ、雪があるときだから、地面が傷みにくいからマシか。大阪府の幾つかの山では、自転車やバイクのせいで、登山道が荒れ果てている。Mr.Dash自身、2度ほど正面から出くわして、アタマに来たことがある。未舗装登山道での輪行族どもよ、山は自分の足で歩くもの。せめて雪が消えたら、山から消滅してほしい。

しだいに雪が深くなる。アミダ山付近の林道ではクロカンスキーでもできそうなくらいだ。五ツ辻、いわわきの道分岐を過ぎると、ほどなく旧展望台だ。ここで昼食にする。北側斜面で、しかも日陰なのでしだいに寒く感じてくる。

岩湧山の頂上からは、東に歩いてきたダイトレの山並みが一望できる。あれを歩いてきたのかと、みんな、感慨深げだ。金剛山の右奥に視線を移すと、大峰の山々が、純白の輝きを放っている。ここから、こんなに美しい大峰を見られるのも珍しい。西側には三国山のレーダードームがクッキリ見える。去年、いい写真が撮れなくて3度も通ったこの山。去年、ここまで晴れてくれていたら…

滝畑へ向かう、歩きやすい下山道からは、南側に、南葛城山がそびえる。ほとんど垂壁のように見えるところがサカモギ谷。G嬢に「あそこを登ったんやね」とリマインド。そう、彼女にとっては決死の初・沢登りが、このサカモギ谷だったのだ。称「下山家」のH田氏、この区間は俄然張り切る。

余力を残して、滝畑に到着。バスを待つ間、売店で買った缶ビール、チューハイで乾杯。コップ酒をコンロで燗する。最後まで、アルコール漬けの山行であったが、みんなにとっては、この長丁場を歩き通せたことは、きっと自信につながることだろう。

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