![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/93/abb315e3af8f23f9f4a306cbea116b41.jpg)
■メイン写真
山頂近くの草原からみた稲村ヶ岳、山上ヶ岳方面の雄大な風景
■今回のコース
大川口→大展望地→鉄山→(往路を戻る)→大川口⇒天の川温泉
夏の山行に備えた練習登山の意味合いもあり、ちょっと険しい山を体験して
おこうということで、この日の登山教室は大峯の鉄山をご案内。
ご参加の皆さんには念のため、ヘルメット、ハーネスを貸出し、装着していただいた。
結果的には、時間はかかったものの、下山時に一ヶ所だけシュリンゲで補助しただけで、
ロープを出すこともなくこの山をクリアできた。夏に向けて、一歩前進の手ごたえだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d0/1955faff3223c07d2b60132179ae9990.jpg)
大川口がこの日のスタート地点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/9f/a598e9bbf05844d51159649d8f89b706.jpg)
いきなり急坂が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/01/3137a556cd0ab5ddd9a5c22852fadce7.jpg)
しかも、ずっと急なままだ。これが鉄山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/eb/6ac271d9512d1f4960bea85bee619c8c.jpg)
振り返ると、バリゴヤの頭が樹木越しに見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/83/459e17a5628b522dc981e8f0516c36c6.jpg)
ギンリョウソウが頭をもたげている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d4/9ce05459ea1d9f1732033cff070ae842.jpg)
苔がもふもふ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/1d1b8e5dc7be002e14e9ee3321fc1a22.jpg)
朝のうちは厚い雲が空を覆っていたが、昼前になると一気に晴れてきた。
日陰は涼しい風が当たって快適、というよりむしろ、じっとしていたら肌寒さすら
おぼえるほどだが、日なたはうってかわって暑い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/21/2c333e93c1bb9bd1eab30be015e43cf7.jpg)
かなり登ってきたぞ。
ご参加の皆さんの岩場での足遣い、三点確保も、しだいにサマになってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/78/2986d8365f2c3f0c5a82734dd0efe581.jpg)
行者還岳がみえる。あちらも負けずに尖っているな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3b/94779046cd6e8e5e69021431a8ad6c55.jpg)
ヒラタケだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ec/5bde44ce2423cb90b4a56999e52b71d8.jpg)
標高を稼ぐうち、シロヤシオの痕跡が出てきた。
花弁の中心部が赤いもの。昨日の雨で散ったばかりの様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e3/2b9e5375ae20451fa1251ef40bc5fc62.jpg)
比較的若いブナやカエデ、ヒメシャラなどが中心の森林は、若葉がまぶしいくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/d69543b33dd5b4d7f63b1919aea72bce.jpg)
山頂まで標高差にしてあと100mくらいのところで少し平坦な草原になる。
あまりの絶景に、ここまでの苦労も吹っ飛ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/39/b0ba3d13deaee82ec5adc0212893767a.jpg)
この日は視界もクリアで、遠く金剛山地まで見通せた。なんと幸運な。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/2d/26b59b1c0a71ae8c31df7f94d784451b.jpg)
大普賢岳も見える。大峯北部の主だった峰々がゾロリ。
「こっちも行きたい、あっちも登りたい」と、皆さんの夢もふくらむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/77/a176845981dfca530f7c02a3af4e3d4b.jpg)
最後の急登は、シャクナゲなどの根っこを持ち、倒木を越えたりしながら
登っていく、最後の難所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/20/4efa5bfd367c67dcfa07ec398ed12a14.jpg)
難所に限って、美しい花が咲いている。
シロヤシオ、まだ咲いていてくれた!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/af/ca9a9b3dee86d6eb8ebd741152935b61.jpg)
シャクナゲも、全体としては盛りを過ぎていたが、まだまだ美しく
咲いているのも多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9d/26cda1740b9e3bac99418250aa13cdea.jpg)
さあ、山頂まであと少し。シャクナゲをかき分けるように登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5c/f2d561352cacc42c21083c53a5e7bfb7.jpg)
そして到着した山頂。「やったぞ」感がみなぎる。
皆さん、がんばりました!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/15/363c48bbf3447253a05e18825151de7f.jpg)
山頂にかかる山名表示板は旧字体「鐡山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/a1/ba2bf6d390cf65805ffb026da400ccdd.jpg)
サラサドウダンがちょうど満開で、登頂を祝っているかのよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/56/ac602b21b3ec7c491cb2e205a7fc3873.jpg)
山頂からの眺めもすばらしい。
稲村、山上、大普賢!! 豪華絢爛である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5e/95ca9c575b0d3cbc97675da8fe503210.jpg)
川迫川の白い河原。一番奥には金剛山地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/dd/80f0f62d379d853de060936e4ab75f31.jpg)
足元にはイワカガミも可憐に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/09/1ca36a598dd23b7bd54c3068b3a1266f.jpg)
下山は往路を忠実に戻る。
さきほどの草原で、みんなしてゴロン。これが気持ちいいのだ。
あとは急斜面を一歩一歩、気をつけて慎重に下るのみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2c/b239401f8e32c0749e31de401e91faf1.jpg)
途中で偶然見つけた、鮮やかな赤色のダニ。タカラダニのようだ。
主に花粉や昆虫を食べているそうで、人にはあまり悪さをしないもよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/91/d06ef73729de43645a06ccf03ba3a4e1.jpg)
膝が笑ってくるような激下り。
足を乗せる場所、体重移動等をこまめに伝えながら、落ちないように、
落ちないように。この山は、まだ樹林があるから、転がっても途中で止まる
可能性が高いが、夏の山行は森林限界を超えるため、頼みの樹木はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/13/30029f0d6c11aad13ad9862b41a71e00.jpg)
無事下山したら、朝はまだ咲ききっていなかったコアジサイがすっかり
満開に。
帰りに天の川温泉に寄って、疲れた筋肉をほぐしてもらった。
この日は危険個所も多く、いつもの簡単な山での炸裂トークは控えめで、
安全面の意思伝達がメインとなった。ちょっと硬派な登山になったかな?
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
山頂近くの草原からみた稲村ヶ岳、山上ヶ岳方面の雄大な風景
■今回のコース
大川口→大展望地→鉄山→(往路を戻る)→大川口⇒天の川温泉
夏の山行に備えた練習登山の意味合いもあり、ちょっと険しい山を体験して
おこうということで、この日の登山教室は大峯の鉄山をご案内。
ご参加の皆さんには念のため、ヘルメット、ハーネスを貸出し、装着していただいた。
結果的には、時間はかかったものの、下山時に一ヶ所だけシュリンゲで補助しただけで、
ロープを出すこともなくこの山をクリアできた。夏に向けて、一歩前進の手ごたえだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d0/1955faff3223c07d2b60132179ae9990.jpg)
大川口がこの日のスタート地点だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/9f/a598e9bbf05844d51159649d8f89b706.jpg)
いきなり急坂が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/01/3137a556cd0ab5ddd9a5c22852fadce7.jpg)
しかも、ずっと急なままだ。これが鉄山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/eb/6ac271d9512d1f4960bea85bee619c8c.jpg)
振り返ると、バリゴヤの頭が樹木越しに見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/83/459e17a5628b522dc981e8f0516c36c6.jpg)
ギンリョウソウが頭をもたげている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d4/9ce05459ea1d9f1732033cff070ae842.jpg)
苔がもふもふ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/1d1b8e5dc7be002e14e9ee3321fc1a22.jpg)
朝のうちは厚い雲が空を覆っていたが、昼前になると一気に晴れてきた。
日陰は涼しい風が当たって快適、というよりむしろ、じっとしていたら肌寒さすら
おぼえるほどだが、日なたはうってかわって暑い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/21/2c333e93c1bb9bd1eab30be015e43cf7.jpg)
かなり登ってきたぞ。
ご参加の皆さんの岩場での足遣い、三点確保も、しだいにサマになってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/78/2986d8365f2c3f0c5a82734dd0efe581.jpg)
行者還岳がみえる。あちらも負けずに尖っているな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3b/94779046cd6e8e5e69021431a8ad6c55.jpg)
ヒラタケだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ec/5bde44ce2423cb90b4a56999e52b71d8.jpg)
標高を稼ぐうち、シロヤシオの痕跡が出てきた。
花弁の中心部が赤いもの。昨日の雨で散ったばかりの様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e3/2b9e5375ae20451fa1251ef40bc5fc62.jpg)
比較的若いブナやカエデ、ヒメシャラなどが中心の森林は、若葉がまぶしいくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/d69543b33dd5b4d7f63b1919aea72bce.jpg)
山頂まで標高差にしてあと100mくらいのところで少し平坦な草原になる。
あまりの絶景に、ここまでの苦労も吹っ飛ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/39/b0ba3d13deaee82ec5adc0212893767a.jpg)
この日は視界もクリアで、遠く金剛山地まで見通せた。なんと幸運な。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/2d/26b59b1c0a71ae8c31df7f94d784451b.jpg)
大普賢岳も見える。大峯北部の主だった峰々がゾロリ。
「こっちも行きたい、あっちも登りたい」と、皆さんの夢もふくらむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/77/a176845981dfca530f7c02a3af4e3d4b.jpg)
最後の急登は、シャクナゲなどの根っこを持ち、倒木を越えたりしながら
登っていく、最後の難所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/20/4efa5bfd367c67dcfa07ec398ed12a14.jpg)
難所に限って、美しい花が咲いている。
シロヤシオ、まだ咲いていてくれた!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/af/ca9a9b3dee86d6eb8ebd741152935b61.jpg)
シャクナゲも、全体としては盛りを過ぎていたが、まだまだ美しく
咲いているのも多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9d/26cda1740b9e3bac99418250aa13cdea.jpg)
さあ、山頂まであと少し。シャクナゲをかき分けるように登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5c/f2d561352cacc42c21083c53a5e7bfb7.jpg)
そして到着した山頂。「やったぞ」感がみなぎる。
皆さん、がんばりました!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/15/363c48bbf3447253a05e18825151de7f.jpg)
山頂にかかる山名表示板は旧字体「鐡山」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/a1/ba2bf6d390cf65805ffb026da400ccdd.jpg)
サラサドウダンがちょうど満開で、登頂を祝っているかのよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/56/ac602b21b3ec7c491cb2e205a7fc3873.jpg)
山頂からの眺めもすばらしい。
稲村、山上、大普賢!! 豪華絢爛である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5e/95ca9c575b0d3cbc97675da8fe503210.jpg)
川迫川の白い河原。一番奥には金剛山地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/dd/80f0f62d379d853de060936e4ab75f31.jpg)
足元にはイワカガミも可憐に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/09/1ca36a598dd23b7bd54c3068b3a1266f.jpg)
下山は往路を忠実に戻る。
さきほどの草原で、みんなしてゴロン。これが気持ちいいのだ。
あとは急斜面を一歩一歩、気をつけて慎重に下るのみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2c/b239401f8e32c0749e31de401e91faf1.jpg)
途中で偶然見つけた、鮮やかな赤色のダニ。タカラダニのようだ。
主に花粉や昆虫を食べているそうで、人にはあまり悪さをしないもよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/91/d06ef73729de43645a06ccf03ba3a4e1.jpg)
膝が笑ってくるような激下り。
足を乗せる場所、体重移動等をこまめに伝えながら、落ちないように、
落ちないように。この山は、まだ樹林があるから、転がっても途中で止まる
可能性が高いが、夏の山行は森林限界を超えるため、頼みの樹木はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/13/30029f0d6c11aad13ad9862b41a71e00.jpg)
無事下山したら、朝はまだ咲ききっていなかったコアジサイがすっかり
満開に。
帰りに天の川温泉に寄って、疲れた筋肉をほぐしてもらった。
この日は危険個所も多く、いつもの簡単な山での炸裂トークは控えめで、
安全面の意思伝達がメインとなった。ちょっと硬派な登山になったかな?
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