MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ワンタンメンズ

2006年10月05日 | A DAY IN THE LIFE


  Y家の人々とディナーをともにする。

といっても、近所のラーメン屋だ。
Y家は、父と母と娘の3人家族だ。

それぞれが好きなものを注文する。
この日は確か、父ワンタン 母ラーメン大盛り、娘チャーハンだったと思う。
ちなみに、ワタシは中を取ってワンタンメンだ(何のなかだ?)

あと、単品を何品か注文し、セルフサービスでお茶など飲む。
おしぼりもセルフだ。勝手知ったる我が家、みたいなもんだ。
ま・・・・ったく愛想のないオバちゃんが、ナベと腕を振るっている。

がらんがらんだった店に、客が入りだす。
言ってみれば、オレたちは福の神だ^^

混みだしたので、おばあさんが配膳に駆り出される。
単品が最初にきて、次にワタシのワンタンメンがくる。
はい、お待ちどうさま~の、おばあの指の位置がビミョーだぞ。
先っぽ、入ってねぇ?

 Y家のも次々と出てくる。
さすがプロだ。待たせない。腕も要領もいい。
ない愛想と指の位置は不問にしよう。

ラーメン屋母娘のコンビネーションに感服していると・・・
負けじと、Y家のコンビネーションも炸裂する!

それぞれがそれぞれの注文の品を食して3分、
これといった合図もなしに、トライアングルの間でパス交換がされる。

一瞬の間に、父チャーハン、母ワンタン、娘ラーメンになる。
この早業を、終了までに3,4回繰り返す。見事じゃ
これを中坊の娘が屈託なくやるとこがエラい。

ちなみに、ワタシも娘のチャーハンを強奪したし、
ラーメン+ワンタン=ワンタンメンだから、食した種類は一緒だ^^

なにより、気兼ねない人たちと、気取りのない店で食うメシは美味い。


 


止めるチカラ ガーナ戦 2

2006年10月05日 | 木曜日のボール



トラッピングの差が実力の差だ。


ガーナはどこか“鼻歌まじり”のところがあったが、代表はそれこそ必死だった。
ボールを止める能力の差がデカすぎるからだ。

最初にピタっと止まらない限り、次のキープもコントロールもない。
ボールが収まらないからあわてる。
代表がバタバタしてみえるのは、ボールが止まらないからだ。

いちばん基本的なことが、いちばんムズかしい。
ましてや動きながら、シュート性の速いパスを止めることなど至難の業だ。

柔らかなタッチで、スッとボールを止めるのは、それだけで美しい。
トラップがうまい日本選手って、あまり思い浮かばない。シュンスケくらいか

シュンスケといえば、もうひとりの中村はおもしろかった。
二川も出てきたし、基本的にオシムはあーゆー選手が好きなんだろうな。
オレも好き。

あと、“乳酸”が溜まりにくいらしいエシエンと今野。
なんてうらやましいことでしょう^^

電光石火! ガーナ戦 1

2006年10月05日 | 木曜日のボール


速い! アイツはどこから来たんだ! 

この日唯一のゴール(ガーナ・ドラマニ)は、速すぎて見えなかったほどだ。

ガーナ代表は、全員がヨーロッパ(トルコ、ロシアを含む)でプレーしていることもあり、組織がしっかりしていて破綻がない。
個人技に走ることもなく、向いている方向が同じだ。

コンディション的には60%くらいだろうけど、強さの片鱗は魅せた。
アフリカはもっともっと強くなるだろう。
少なくても、サッカーの世界では“サード・ワールド”ではなくなった。

だいたいエシエンもアッピアも、ふつーにカッコいい。ピンポンは跳ねるし。
完勝したのは、国歌斉唱の“健・ヌッツォ”のテノールくらいだ。

適度な緊張感を漂わせ、代表の今まででいちばんの好ゲームは敗戦で終わった。