バスで遠回り

2012年02月03日 | バス
国際興業バスが運行する
王22 王子駅―板橋駅という路線は
約20分(ダイヤ上は21分)かけてJRの両駅を結んでいます。

この両駅、実は私の実家の最寄り駅でもあるのですが
板橋駅は徒歩4分、王子駅は徒歩18分ということで
つまり両駅は歩いてもバスでも大して変わらないということ。

自転車を使えば当然もっと早いわけです。
(王子からは急峻な坂があるのですこし時間がかかるかも)

さて、そんな2駅を結ぶ路線が
なぜ廃止にもならずに、本数も多めに走っているかというと
このバスは帝京大学病院を経由するのです。

交通機関としては、この路線しか存在していない病院の
生命線でもあるわけです。

王子から帝京大学の間は
石神井川の縫うように走ります。

途中、区境(くざかい)という停留所がありまして
ここは北区と板橋区のまさに区境で
板橋区加賀の埼京線をオーバーパスするところに
たっています。

実は「区境(くざかい)」という停留所は
同じ国際興業バスにもう1箇所、板橋区小豆沢にあって
こちらも板橋区と北区の区境にあるという
なんとも不思議なバス停です。
(加賀は池袋営業所、小豆沢は志村営業所)

ほとんどが対向2車線道路ながら
狭隘路という路線でありながら
需要の高さから大型車も運用される
運転手にとっては腕の見せ所でもある路線です。

たまに210円払っても乗る価値があるかなと思いながら
乗っています。
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