県庁所在地バスの旅 関東編 群馬の巻

2012年02月20日 | 徒然
群馬には中心都市が2つある。
ひとつは県庁所在地の前橋。
もうひとつは、経済の中心、高崎だ。

県外の人間にとっては
どちらがどうのなんて話は
そんなに気になる話題ではないけれど
お互いのプライドがぶつかりあう
それはそれは大きな問題らしい。

高崎は、新幹線も止まるし
高崎線、上越線、信越線、両毛線、八高線の各線列車の始発駅だし
それに加えて上信電鉄も高崎駅から出ている。
鉄道イベントも、大きな機関区があるために
いろいろと行われている、いわば「交通の中心」でもある。

中仙道も高崎市内を通り、碓氷峠へと向かう。

それに対し、JR前橋駅は、乗換駅ではない。
両毛線の列車が走るだけで、なおかつ県庁は
そこから少し歩かなければならない。

県庁の近くには中央前橋という上毛電鉄の駅があるのだが
JRの前橋駅に直結しているわけではないので
鉄オタ受けする路線ではあるが、地元の人を除けば
知名度の高い路線ではない。

バスターミナルは、高崎駅にも前橋駅にもあって
数社が乗り入れてはいるのだが
本数はどちらも多いわけではなく
群馬が車社会の町であることを実感させてくれる。

関東平野のどん詰まり、坂道が多くなる地域だからこその現象なのだろうか。
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県庁所在地バスの旅 関東編

2012年02月20日 | 
水戸は、いわずと知れた川御三家の1つ、
頼房公を初代とする水戸川家のお膝元。

水戸藩には参勤交代の義務の無い、定府大名だったので
藩主は江戸住まいでいたから、たとえば水戸黄門でおなじみの
2代藩主、光圀公は7歳で世子となってから63歳で隠居するまで
ずっと江戸住まいでした。
光圀公は家臣の家で生まれており、世子に決定する直前に
はじめて水戸城に入っており、隠居後もすぐに西山荘に移ったため
実際に水戸城に住んでいた期間は
数ヶ月に満たないようです。


さて、そんな水戸ですが、おそらく北関東では1番栄えている街じゃないかと
それだけ賑やかな街です。

家電量販店や大手ショッピングテナントビル、デパートが立ち並び
各方面へのバスがひっきりなしに出入しています。

鉄道はJR常磐線と水郡線、鹿島臨海鉄道が走っています。
東京までは4扉最大15両編成の中距離電車と
特急電車が走っていますので、交通の便もよく
また高速バスも多く走っています。

路線バスは茨城交通と関東鉄道、JRバス関東の3社が乗り入れています。
ノンステップ車なども増えてきましたが
いまだに写真のような、古い車体のバスも現役なところに
「いい味」を感じさせてくれます。

お土産やを覗くと、「納豆味」モノが多いのは
なんとかならないのでしょうか。
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