柿田川湧水群 その2

2012年02月26日 | 
柿田川湧水群へは三島駅からバスが便利。



1時間に2本の路線バス(沼津登山東海バス)と
湧水群の崖上にあるショッピングモールへの無料送迎バスが
1時間に1本あるほか、徒歩でも三島駅から20分強ほどと
なかなか便利な立地ではある。

じつは戦後は工場などが立ち並び
日本有数の「汚い川」になっていたのだが
ナショナルトラスト運動などで工場の移転や環境保全を行って
現在のような「日本一の湧水」を復活させたという歴史がある。


ミシマバイカモなどの水中植物も生息しているため
魚やカワセミも棲んでいる。



たった1キロちょっとの川だけれども
その豊富な湧水量のため、川幅があって
また、市街地なので原生林の中を流れているわけではなく
溶岩崖地の上には住宅が普通に建っている。

それでいてこの水の透明感。



水温は1年を通して摂氏15度ほど。
まろやかな口当たりの水である。

なお、3.11の震災後は茶色い泥水が吹き出たり
今まで水の出ていなかったパイプから
水が吹き出たりという異変も起きているようです。
そのパイプからは、この日も勢いよく水が出ていた。
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