富士山の湧水 柿田川

2012年02月25日 | 
富士山にはいくつもの伏流水があり
いちばん低位にあるものは駿河湾海底、
いちばん高所は富士山頂の金明水、銀明水とされている。(公式には標高1600m付近の湧水が最高地点)

その中でも、日本三大清流に数えられる柿田川の水源
「柿田川湧水群」として知られていて
1日あたり530万立方メートルほどあるといわれている
富士山の総湧水量のうち70~100万立方メートルも
湧き出しているのである。

湧水群は静岡県駿東郡清水町の国道1号線沿いにあって
三島溶岩流の先端から湧き出しているのだが
実際に水が出ている溶岩流の先端は軽石層の地下にあるので
白糸の滝のように流れ出ているわけではない。

しかしながら、前述のように大量に湧き出ているので
画像のように砂を吹き上げながら勢いよく噴出する様子を
展望台から眺めることが出来る。




湧水「群」というだけあって
何箇所からも湧き出ていて、勢いよく噴出するものだけでなく
木の根元や草叢からいつのまにか染み出ているものまで
数えたらきりが無いほどの水源が存在している。

この湧水群、これだけ綺麗な水だけれども
市街地のわきにあります。

(明日につづく)
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