現代の「古道」

2012年02月16日 | 徒然
昨日の記事の写真は
都電の西ヶ原4丁目から少し東へ行った
道音坂という。古道の細い坂道でしたが
今日の写真は、都電の線路の西側の、同じ道です。


昨日の写真と見比べると
まったくもって道幅が違うことにお気づきになるかと思います。

その理由。

それは、この写真の道が、かつてバス通りだったことに由来します。
ただのバス通りではなく、バスの車庫があったために
行き違いだけでなく右左折の余裕を考えてのこの道幅です。

王子電気鉄道(現在の都電荒川線)のバス部門の車庫としてスタートして
後に東京都交通局、つまり都バスの「滝野川営業所」になった車庫です。

写真でいうと左側に車庫があって、昭和54年頃まで
王40系統の一部などを最後まで受け持っていました。


道に歴史あり。
ですね。
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