座って通勤

2017年08月09日 | 鉄道
最近は、私鉄各社で着席保証列車の運行がトレンドになりつつあります。

東京近郊から都心へ通勤する人達が、数百円の着席整理券を買って
確実に座って通勤できるというのは、かなりの魅力なのでしょう。

元々は国鉄が、特急車両の間合い利用で運行を始めた事がきっかけで
これが好評だったためにJR化後も、各地でこのサービスは継続され
これが東京郊外へ向かう私鉄にも広まったものです。

京急や東上線のように、有料特急が元から走っていない路線が主ですが
西武池袋線のように有料特急がありながら、地下鉄に乗り入れるために
着席保証列車を走らせているケースもあります。

最近では、着席保証列車はクロスシートで、通常時はロングシートで運行する
運用によって座席の向きを90度替えられる車両も登場し
車両運用の効率化を図るなどの工夫もされています。



(着席保証列車の元祖、国鉄→JRの「ホームライナー」)



(関東私鉄の着席保証列車の元祖、京急のウィング号)



(座席転換型で運行する東上線TJライナー)



(座席転換車両は近鉄L/Cカーが元祖)



(他社へ着席保証列車として乗り入れる西武Sトレイン)



(来春から京王で運行される車両)
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