泪橋

2017年08月25日 | 東京のお散歩
丹下段平が、その橋の下にジムを構えた事で知られる泪橋。

台東区と荒川区の区境に架かるこの橋の下には、今は川は流れていません。

かつては思川という川が流れていました。
この川は、石神井川を王子飛鳥山下で分水した石神井用水の別名で
音無川とも呼ばれていました。

あしたのジョーでは、人生に敗れた者が、涙を流しながらこの橋を渡り
ドヤ街に流れていくからとされていました。

実際には、小塚原刑場が近くにあり、江戸市中から刑場に引き出される罪人が
この場所で今生の別れをして、涙を流しながら渡ったことから名付けられました。

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