東武東上線若葉駅から2.5kmほど北東に進んだ、坂戸市塚越の戸宮交差点近く。
荘厳にして絢爛な台湾の道教廟、聖天宮(せいてんきゅう)が鎮座しています。
台湾人の康國典大法師が四十半ばで不治の大病を患い、三清同祖に祈ったところ
7年の時を経て快癒し、その深謝と多くの人が三清同祖のご利益に肖れるようにと
廟の建立地を探していたところ、台湾から遠く離れた日本の
しかも埼玉の坂戸の、まだ周辺に駅もない現在地に建てよとお告げがあり
昭和五十六年(1981)に着工、台湾の一流宮大工達が15年の歳月をかけ
平成七年(1995)に開廟した台湾道教の宮です。
龍の彫刻や絵が五千頭いる事から「五千頭の龍が昇る聖天宮」と呼ばれています。
本殿には三清道祖(元始天尊・道徳天尊・霊寶天尊)を御本尊として
北斗星君、南斗星君、四聖大元帥など多くの道教の神様が祀られています。