本多貞次郎君銅像碑

2020年12月04日 | 千葉のお散歩
京成線市川真間駅北口前に建つ「本多貞次郎君銅像」の石碑。
石碑だけで銅像がないのは、戦時中の金属供出によって失われたためで
戦後も復活することはなく、徳富蘇峰撰文による石碑だけが遺されました。

本多貞次郎は、現在の京成線の前身にあたる京成電氣軌道の創設者で
初代社長もつとめた人物ですが、京成線の浅草延伸計画の疑獄事件によって
正力松太郎らと共に昭和三年(1928)に逮捕されてしまっています。

現在、市川市医師会館となっているこの場所は、本多の自宅だった場所で
その横の洋館は当初、京成の社員倶楽部として建設された建物です。
昭和四年の竣工後は葛飾瓦斯(現在の京葉ガス)本社として使われたもので
現在は個人宅として使用されています。





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