浄雲院心光寺

2020年12月08日 | 東京のお散歩
都営三田線白山駅近くの幡念山浄雲院心光寺は、二つの寺院が合併したもので
本郷田町(文京区西片)に寛永五年(1628)に開山した護念山薬應院心光寺が
承応二年(1653)に浄雲寺の隣(現在の心光寺の場所)に移転したものです。

浄雲寺は、同じく寛永五年(1628)開山で幡稲山の山号を号していました。
元々八幡社と稲荷社がこの地にあったことから称された山号と言われています。

明治二十年(1907)、旧心光寺が焼失し再建されなかったために
旧浄雲寺に吸収合併されるほうな形で双方の山号をかけあわせ
ふたつの寺の寺号を、院号寺号に活かして現在の心光寺となりました。

境内には弥生土器発見者で帝大教授の有坂鉊蔵海軍造兵中将の墓があります。









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