STA、ここには4度目の出演になります。
「LIBERATION2」と題してSTA主催企画イベントです。
今まで知らなかったのですが、このライブバーのマスターはあの伝説のスカイドッグ・ブルース・バンドのギタリストでした!
私は高校生の時に真駒内アイスアリーナにて「第1回ワールド・ロック・フェスティバル」にケンと共に、観にいきました。(アーティストはジェフ・ベック フェリックス・パパラルディ ニューヨーク・ドールズ ジョー山中 内田裕也 クリエィション コスモス・ファクトリー 四人囃子 カルメンマキ&オズ ジパング クロス・トウ・ジ・エッジ・・・)
その時に、ステージでB B kingやオールマン・ブラザース・バンド等を演奏していたスカイドッグをようく覚えています。
お宝のパンフ&チケット&ポスターを今回、持参していったら快くサインと握手をしていただきました、感激です。
ちなみに「スカイドッグ・ブルース・バンド」のLPは現在超プレミア価格とのこと。
マスターはシカゴの1971,1972年の武道館公演を観られたそうでテリー・カスを絶賛してくれました。
さて今回もレベルの高い、しかもゴージャスな内容でお送りしました。
バンド入れ替え時には私が司会を務めて和やかに場ツナギ。
オープニング・アクトは「ゴロラバキン」。
我がSTAのper担当ラバ率いるブルース&クラプトンのプロジェクト。
ラバはカホンを担当。
いぶし銀のステージングでした。
2番手はもうおなじみ、take off。
チューリップのカバー・バンドです。
前回はplumとしての参加でしたが、余裕のヒット・ナンバー・オン・パレード。
3番目はthe doughnuts
ウィングスとビートルズの曲をコアにプレイ。
ヒット曲ばかりではなく、隠れた名曲、通受けするような選曲がマニア心をくすぐります(笑)
さてとり前に控えしは「山口孝司」君であります。
彼は私が何度か出演させていただいたコミュニティFMのメイン・パーソナリティでもあります。
その頃から、熱いラブコールを送り続けてやっと同じ舞台に立つということになりました。
オリジナルのバラードをしっとりとアコギで奏でつつ、歌い上げてくれました。
山口君はリハの時から、やんやの喝采でしたがそれもわかるような気がします。
女性ファンが多く駆けつけてくるのもうなずける今後に期待大のイケ面シンガーです。(途中、ピアノとのコラボもドラマティックでした)
そしてトリはSTAです。
~~~menber~~~
masa・・・・B VO CHO
nobu・・・・G
shige・・・・TP
ko-chan・・・・TS
mitsu・・・・TB
ken・・・・DR CHO
tetsu・・・・VO CHO
hah-chan・・・・AS PIANO
raba・・・・PER CHO SAMBA WHISTLE
/////SET LIST/////
1,one fine morning(ある晴れた朝)・・・・light house
2,unchain my heart・・・・joe cocker
3,feelin' stronger every day(愛のきずな)・・・・chicago
4,free form intro/arabesque no,1(2つのアラベスク第1番)・・・・debussy
5,~saturday in the park・・・・chicago
6,got to get you into my life・・・・the beatles
7,vehicle・・・・ides of march
~~~~member紹介~~~~
8,make me smile(ぼくらに微笑を)・・・・chicago
9,~now more than ever(愛は限りなく)・・・・chicago
~~~~encore~~~~
10,25or6to4(長い夜)・・・・chicago
出演バンド&観客の皆様が全員、最初からとても盛り上がってくれていまして和気あいあいムードの内にライブも進行。
マニアックな話題を振ってみたり、内輪話にも華が咲く。
1曲目を終えた途端にどこからともなく「さすが~!」の声が。
歓声に導かれて2曲目の「ジョー・コッカー」という名前をあげると「おお~~!!」
なるほど皆様、わかってらっしゃる。
さあ、今回初のお披露目ナンバー「愛のきずな」(ヒデとロザンナじゃあないよ!と、余計なことを口走ってしまいました)。
この曲が日の目を見る時が来たと思うと感無量です。
つまらない事でずっと棚上げになっていた名曲です。
うちのブラス隊ミツ曰く「この頃のシカゴってブラス・ポップロックの過渡期ですね」。
微妙にジミーのアレンジにも変化が現れてきた時期でもあります。
はーちゃんがいきなり、会場のリハ中にピアノ・ソロの曲を変更してプレイしたのでビックリしました。
スタジオではこれやってなかったでしょ!??・・・。
ものすごい度胸ですなあ。
遊び心が出てきたということは余裕の兆候。
皆様の暖かい手拍子に乗って「サタディ・イン・ザ・パーク」。
お約束の「今日は何曜日かな??」「土曜日!!!」とのやりとりもしっかりとやっちゃいました。
じっくりとコーラス隊はテツの厳しい指導の下(!)、練習を積んだけれどけっこういけてたのでは。
ザ・ドーナッツに対する友好の印として、「ガット・トウ・ゲッツ・・・」へ。
コーラスのシンコペもバッチリ。
十八番の「ヴィークル」、メンバー紹介(ウッドストック初体験が3名)。
「ベース紹介!」とお客様に言われてテツが私の名をコールしてくれました。
レパートリーがなかなかに体力的にキツイとこ並びですが、いよいよラスト・ソング。
組曲「バレー・フォー・ア・ガール・イン・バキャナン」から1と7楽章合体バージョンで終了。
なんとこのイベントの5バンド全てにアンコールがかかりました。
こんなのって初めての経験です。
もちろん我々にも。
当初はスティーヴィー・ワンダーでファンキーに締めくくるつもりでしたが、やはり予想していた通り(?)「長い夜!!」のリクエスト。
この曲は前回のライブのアンコール以来、演奏していなかったのですが御期待にお答えしちゃいました。
私はクイズで「じゃあ原題は?」との問いに会場から間髪いれず
「25or6to4!!」さすがわかってらっしゃる!!。
その場にいる全員に感謝の意を表して無事に終了と相成りました・・・・・と、片づけ中に聞いたのですが,STAの爆音演奏会でどこかが通報したらしく警察がお見えになったそうです。
マスターの計らいで事無きを得ましたが。
「レット・イット・ビー」の屋上での1シーンみたいですね。
「ガット・ゲッツ・・・」ではなく「ゲット・バック」をやった方が良かったかな?
打ち上げ時に各バンドリーダーの方達からお名刺をいただき、海外のお客様達への演奏依頼、合宿話と大盛り上がりでした。
special thanks to・・・・taka&hirusuke&rutyu&real sound