またもや地元・札幌からの参加バンド。
はい、そうなのですよ。
極上のお祭りバンドが満を持しての登場です。
バンド名は一目瞭然、サザンオールスターズ。
一部の仕込み技を除いては(?)サザンのカバーで一大網羅だ。
潔いくらいな名前だね。
彼らもずっと以前から噂やフェイスブックなどで見聞きしてはいたけれども、ライブを見るのはちょうど1年ぶりなだけに個人的にもずっと楽しみにしていました。
(去年3月12日の日曜日に小樽ゴールドストーンで見たのが初めて
よって今回で2度目の対バン)
この日のイベントも終盤に差しかかってきた頃から、クセモノ達がズラリと登場して場を一段と盛り上げてくれます。
もうねえ、顔ぶれは気心の知れたよく見かける連中ばかり。
とにもかくにも、ジッとなんかしていられないくらいに賑やかこの上なき集団。
最初から最後まで、爆笑の渦を展開。
よくぞここまで突き抜けてくれるなあ・・・と感心しちゃったくらいだ。
よほど、細部にわたってシナリオを組みつつも、リハーサルの繰り返しを行ったんだろうなあ。
それでなければあれだけの受けを得ることは不可能だもん。
演奏はもちろんのこと、各メンバー達のキャラクターにあわせてMCの流れもバッチリ。
数多くの話題を一瞬でかっさらっていってしまったよ。
恐ロしいほどに素晴らしい奴らさ。
ちゃんと下ネタまでをもふんだんに盛り込んでいるしなあ。
御見それしました。
とっても勉強になるステージングだった。
ある意味ではこの日最大の目玉だからね
編成は男女混合の9人組。
中には超懐かしい面々も擁する。
ハット姿のタカくんはドラムスの担当
(十字架ペンダントのアクセサリー装着)
ヤッチはベース
(白いハットを粋に被っていた
。愛器のESP5弦、ナチュラルボディカラーのベースを使用。
ローズ指板)
カリスマ・ボーカルはリーダーのテッチャンでやはり帽子を着用。
目にも鮮やかこの上ない真っ赤な金魚のアロハシャツがポイント
ワイルドなギターは問答無用のラッチョ
ヤッチとは長年強い絆で結ばれている
(毎度おなじみナチュラル・カラーのフェンダー・ストラトキャスターを使用。
メイプル指板)
マサは彼を見る度に「またまた違うバンドだぞ」と突っ込みを入れる
ボンジョビのカバーバンド「バッドネーム」ELTのカバーバンドや洋楽&邦楽ミックスバンドなど多数に在籍
キーボードは方々で売れっ子のテクニシャンで道産子坂本教授こと、いつでもクールなテク蔵くん
ロマンスグレーに例の眼鏡を装着
(2段構えの装備。スタンドはSTAY。NORD&YAMAHA EOS)。
何とコンガもこなすマルチプレイヤーぶりを遺憾なく発揮
白黒のドットシャツもやたらと目を引くね
ステージ映えも抜群
妖艶にドレスアップしたコーラス&ダンサーの2人はシノブ嬢とサーヤ嬢。
そうですよ、サーヤは、あのバービーボーイズのカバーバンド「ブラックリスト」のキョウコ役を請け負うシンガーなのだ!
自ら率いるユーミンのカバーバンド「宇宙図書館」も要注目
よってシェイプアップして精悍になったナイスガイのマオくんも応援に駆けつけてくれたさ。
2人はタンバリンやサンバホイッスルも兼任するという多忙さ
テナーサックスにヤマキくんも在籍しているんだけど残念ながらこの日はスケジュールの調整がつかず泣く泣く断念したという経緯がある
(そのことはテッチャンに教えてもらった)
彼は去年長久保くんの紹介で江別でのライブイベントでSTAに1度だけ参加してくれたのさ。
説明不要のアルトサックスはSTA、Yプロジェクトなどなどに在籍のキャンディー・ダルファーことチャーミングなミキティだ!
彼女はこの日違う場所でのライブ(ドリアンナイト)を終えて速攻で駆け付けたというアクティブなレディ
なんとかかんとかギリギリで間に合ったわい
セーフ・・・・
相変わらずのバタバタ状態・・・とは本人の弁
管楽器一人体制ながらも盛大に気を吐いていたよん
椅子に腰かけてのパーカッションプレイヤーはG・G
オールバックに眼鏡姿のダンディないでたちが渋いルックス
立ち位置の設定もバランスよく統一。
そして特筆すべきは全てにおいて超絶ド派手なスタイルのボーカルだ!
エネルギー全開で元気一杯。
彼が桑田佳祐役を務め上げる。
ハッピーモード満載だった。
サザンは国民的な大物バンドゆえ膨大なヒット曲を生み出してる。
セットリストには嬉しい悲鳴状態で苦慮したことでしょうね((´∀`*))
実はオフステージ時にマサはテッチャンと密かに会話を交わした
ステージのハチャメチャぶりとは打って変わって普段は礼儀正しく好感の持てる男性
それは前回のゴールドストーンでも同様だった
で、やはり30分という枠組みでのシナリオ設定は毎回大変らしい
それはそうでしょうね
最初から最後まで1秒たりとも一切の無駄がないパーフェクトな構成
もう感服さ
「マサさんのために頑張りました」なあんて嬉しいお言葉までをも頂戴した次第
因みにステージ備え付けの時計は6分遅れてるし・・・・(-_-;)
慎重にサウンドチェックも済ませての進行。
大所帯故に時間もかかっちゃうのは致し方なし。
この時に演奏した曲は
「・・・・ホテル・パシフィック!!」
サザン45作目のシングル。
2000年7月19日発売。
アルバム「海のoh,yeah!!」に収録。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
まずは威勢よくドラムによるカウントが打ち鳴らされる。
「1・2・3・4~!!」
ラッチョも、巧みなフィンガリングで猛然とアピールしながら汗飛び散らせる。
テケテケテケテケ~~~!♬
「ヴェンチャーズはちょっとだけよ~~~!」
それまでは黙々とバッキングに徹していたベースのヤッチも、ドラムの前にせり出してきてピッキングを繰り広げてきたあ。
俄然、迫力満点に熾烈な火花散る攻防!!
この曲を本番さながらにプレイ・・(´;ω;`)
実際にもうライブがはじまったと思い込んでいる人もいたくらいの熱気をひたすらに発散していたよ。
ただ、ユニークだったのは人数が多くてわからなかったけど、途中で気が付いた・・・・!?
あれ、ボーカルがステージにいない。
な、な、なんと、舞台の袖にてワイヤレスマイクを手に熱唱している。
どうして!?・・・・それはすぐに理解できた((´∀`*))
さてさて、そうこうしているうちに、いつのまにやら準備万端整いましたよ。
前置きがそうとうに長くなっちゃったので、そろそろ華やかなるライブの開始と参りましょう!
フロントセンターに艶やかなるエンターテイナー達が仲良く陣取る
(写真参照の事)。
はい!
皆さん、大変長らくお待たせしました
ライブ・レポートの開始と参りましょうか。
心して臨め!
必聴&必見!!
瞬き厳禁
スポットライトを浴びる中で司会進行役も務めている主催者のヒコちゃんがステージ上でマイクを手にアナウンス
バンド名を声高らかに告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
景気よくライブのスタート!!
エロチカヘヴンのロックショーは幕開けからご機嫌だ!
おっと・・・あれれれ・・・?
これってサザンではない
1977年に発表された猪木のテーマでしょう
「INOKI BOM-BA-YE」だ
(アルバム炎のファイターに収録)
全くもって予測不可能な状態
ところが中々、ボーカリストが登場しない。
やっと上手からテッチャンが、あろうことか猪木のでっかいお面をつけて飛び出してきた
堂々の降臨。
しかも真っ赤なサテン地のガウンを装着しているではないかあ!!
そして胸を張って大股開きポーズのままで、豪快に雄叫びをあげた。
最早お約束となった「馬鹿野郎!
お元気ですかあ!
元気があればなんでもできる。
よし、それではいくぞ!
全員一緒にお約束の1・2・3・・・・ダア!!!」
素早く衣装を脱ぎ捨てて観客を盛大に煽りまくる。
目いっぱいにやらかしてくれるなあ
これぞまさしく究極のエンターティンメント
ここはご挨拶程度の導入
破天荒で奇妙奇天烈、捧腹絶倒・・・でもサウンドのバリエーションはバッチリ
間髪入れずにいきなりのオープニングナンバーは怒涛の「勝手にシンドバッド」が出た!!
本番へと一気に突入
景気づけとばかりに・・・・遠慮なき威勢のよい波状攻撃
トップを華々しく飾るにふさわしき衝撃のサザン記念すべきデビュー曲。
1978年6月25日発売。
アルバム「熱い胸さわぎ」に収録。
オリコン週間チャートでは最高3位を記録。
ただし2003年盤では1位!!
ジュリーの「勝手にしやがれ」とピンクレディ「渚のシンドバッド」を合体させたヘンテコリンなタイトルからして、、オチョクッテいてなんまらユーモラス。
でもある意味では濃密過ぎる反則技
だってこれを惜しげもなくここに持ってくるかい
情け容赦なき采配でエネルギーも全開
一瞬たりとも息つく島を与えてくれない
開演の狼煙をぶち上げるのに、これくらいお似合いな曲はないねえ。
まさにうってつけ。
インパクトあるよなあ。
今でも鮮明に記憶しているよ。
とにかく下手な理屈抜きに若さ漲るグルーブと、早口でまくしたてるようなハスキーヴォイスの桑田に当時のリスナーたちは釘付け。
まさかその頃はサザンがこれだけのモンスター級バンドに成長するなんて正直、誰も夢にも思わなかったはず。
ハッキリ言って色物扱いだったもんなあ・・・・
ごめんなさい・・・・。
「今何時!!」とテッチャンがコブシを突き上げながら、小川ローザの「モーレツ!」ポージング。
「胸騒ぎの腰つき!」では、腰をグルグルとグラインドしながら回転サーヴィス。
更なるお下品さに拍車をかける
この緻密に計算されつくした巧妙なる仕掛けに拍手を贈ろう
愉快痛快奇々怪々!
「こんばんは~
みんな、どうもありがとうございます!
オーケー!
よろしくお願いいたします。
俺けっこう真面目に語りますよ。
・・・・・LOVE AFFAIR~秘密のデート」
41作目のシングル。
1998年2月11日リリース。
album「さくら」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録。
心地よいピアノに導かれてのハーモニーが美しい。
勢いはとどまることを忘れたかのようだ。
両手を高く掲げて手拍子を打ち続ける。
実はこの曲、歌うのがひじょうに難しい・・・。
音程がとりにくく、キーも高く、リズムのポイントもレイドアップで難解・・・。
更には音域が半端ないくらいに広く、フェイクやタメもあり、唯一無二の独特なる世界観が描かれているし。
地声部分だけで、2オクターブ弱あり。
フレーズも絶えず上下に飛びまくる。
多少ずらした歌い方も後ろノリで引っ張り気味。
これらの難関をボーカルのテッチャンは、いともたやすく見事に遊び心も交えて歌いこなしていました。
余裕と貫禄で桑田佳祐そっくりのヴォイス真骨頂
パワフルな抑揚のつけ方一つをとってもさすがだよ・・・・御見それしました。
軽快なる楽しいトークのコーナーがやってきた
これも一興
ゴタゴタと小難しい能書きなんてたれていないでこのひと時に酔いしれてみてくださいな
「ちょっとすみません・・・・
今からお水を飲ませてください
僕がジョージ・クルーニーです・・・・
(思いっきり滑っってしまった・・・・シーン・・・・)
ハハハハ・・・あれ!!??
まあそれはともかくもヒコさん、今日は本当にお誘いいただきありがとうございました
初対面の方に見てもらえるのはとっても快感だよ
この間ススキノで初めてライブをやりました
さすがに来ているお客さんのタイプが違ったね
酔っぱらったエロイ人ばっかり
で歌う前に会場下のコンビニに買い物に行ったのさ
レジでワオンカードを出しているバカがいた
飲み屋のお姉さんなんてペイペイではなくパイパイでお願いしますだとさあ((´∀`))
次はね‥‥・あのバラードのリクエストが多いのでお応えしますよ・・・・ふぞろいの林檎たちで有名なやつ」
と言って、足元に置かれていた林檎を2個手に取る。
なるほどなあ・・・・やることなすことに芸が細かい。
「・・・・・いとしのエリー」
3作目のシングルで、サザンがスーパースターの座を射止める決定打となった。
1979年3月25日に発売。
album「10ナンバーズ・からっと」に収録。
オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録。
タイトルや歌詞の意味には諸説あり・・・。
それまでの陽気なサウンド展開から一転して、グッとムーディでドラマティックなる永遠の至宝が胸に染み渡る。
光輝くプレイも好感度絶大で、酔いしれるには十分な魅力を秘めている。
さりでなく奏でられる荘厳なるオルガンや、やや控えめに吹き込まれるサックスの音色、ウインドウチャイムの響きに癒される。
オリジナル音源に入っているSE,女性の純粋な笑い声SEまでをも模写するテッチャン。
ムードたっぷりにしんみりと焦らしながらさあここぞという歌いだしでいきなりエンディングでズッコケる!!
イントロだけでおしまいのショートバージョン
ドッと大爆笑が沸き起こる!!
歌わせてもらえない
「時間がないんですよお・・・(´;ω;`)
気を取り直して「いとしのエリー」やり直し
と今度は倍速プレイでアッという間にエンディング
高速バージョン
よくやるもんだ
これ実はバカテクを要するよ
テイク3はキーボードがオルゴール調の音色にチェンジ
タンバリンも交えて効果てきめん
臨場感満点に深々とお辞儀をして真面目に取り組む
とにもかくにも良かったあ・・・・
ホッ・・・
「もうこうなりゃあ開き直ってバラードばっかり5~6曲やってやるぞお!!
・・・・・真夏の果実」
28作目のシングル
1990年7月25日リリース
アルバム「稲村ジェーン」の6曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
いつまでたっても全然色褪せない美しき旋律が流れ出した
不覚にも鋼の涙腺が崩壊しそうになった
ほろ苦い青春が脳裏に蘇るメロディが奏でられた
温故知新でタイムスリップ
テッチャンはおしゃべりでは砕けまくって、いざ歌う時には粋に決めまくる憎い奴
とにもかくにも一時たりともジッとしていない
所狭しと会場中を縦横無尽に動き回る
というかまず人数が多いから最初っからステージに立っていないし((´∀`))
ステージと客席の間のスペシャルなスペースをフル稼働
よく考えられている
ジックリとリサーチしたんだろうなあ
そうでなければ行き当たりバッタリだと必ずトラブっちゃんだから
綿密なる策士だよ
ここがプロのこだわりどころ
そこいらじゅうにゴロゴロと転がっている自己満足の中途半端なピーマンどもなんか束になって挑みかかってきても一蹴に伏されてしまうのがオチ
そういう輩こそじっくりと見てほしい
テッチャンの爪の垢を煎じて飲ませたいほど
すかさずミキティが何を思ったのかテッチャンにすがるような甘い声で囁くようにおねだりする
「社長~~安くして~~!」
あ!夢グループの深夜に放送しているテレビショッピングだ
実はマサは全く地名度の少なかったころからこのCMのファンだった
特にアシスタントの美人歌手、保科ユリさんがずっとお気に入り
ミキティがそっくりだとSTAライブのたびに猛アピールしていたんだけれどもイマイチ受けなかった
それがどうでしょう
今では時の人だ
名物社長と共にブレイク
着眼点が鋭いでしょう
先見の明
テッチャンがマサに教えてくれた
「ミキティが言ってました
最初に発見したのはマサさんだって
早速ギャグに取り込ませていただきました」
「ミキティもまんざらではないでしょう
もっとドンドンといじり倒してねえ((´∀`))」
「もう今のでサザンにうんざりしたことでしょう!
こうなりゃあ開き直って打倒催事王秀樹だ!
YMCA・・・・ヤングマンをやりたいと思います!」
サッと巧みに着こなす星条旗の法被
小道具が次々と現れるから見逃さないようにね
それはそうとこれどこで見つけたの!?
いいなあ・・・1枚自分にも欲しいなあ・・・・
誰もがこれから西城秀樹の名曲を振り付け込みでぶちかましてくると思った
1979年2月21日に発売された28枚目にシングル
同名のアルバム1曲目に収録
オリコンチャートでは堂々の1位に輝いた
元々はヴィレッジピープルのディスコナンバー
それを1978年に渡米した際に聞きつけた西城秀樹がカバーを希望
周りのスタッフからの猛反対も跳ねのけて青春歌謡ポップにアレンジして発表した結果はご存じのとおり・・・・
と解説していたらまた何やらどんでん返しが・・・・
蟻地獄のようなドタバタ劇に巻き込まれた観客
ビックリ箱をひっくり返したような様相を呈してる
「YMCA・・・・じゃあなくってYMO・・・・???」
すかさずテク蔵くんが秘密兵器の
「テクノポリス」のあまりにも有名ないフレーズをプレイ
スポットライトを一身に浴びる独壇場
「何YMOをやってんだあ!!??
坂本龍一に似ているからって街中で写真を撮らせてくださいと言われてさあ・・・・
調子にのってるんじゃあねえよお((´∀`))!!
再びYMCA・・・・YAZAWA・・・・??!!!
「HA~HA!!」
おいおい今度は「とまらないハ~ハ!!」
矢沢永吉1986年7月25日発売のオリジナル・スタジオ・アルバム「東京ナイト」からのロックンロール・ハイライト
英語版はタイトルが「ハリケーン」の変更されている
コンサートでは皆が一体化してタオルを振り回したり空中に放り投げる
この日はそこまでやるマニアは出現しなかったけど・・・・・あれ!!??
ベースのヤッチがいつのまにか白いハットから巨大なリーゼントに変身
これってキャロル時代の永ちゃんというよりも横浜銀蠅か気志團だなあ
テッチャンが叫ぶ
「という今の永ちゃんはリーゼントしてないし」
憮然としたヤッチはおもむろにそのカツラを床に叩きつけた
「おいおい、捨てるなよ」
無言のままポーカーフェイスのヤッチは元の自分のポジションへ
何事もなかったかのように白いハットを被って演奏再開
しかしよくもまあ考えつくものだ
関心しちゃうよ
これはぼおっと見ていたらわからないけど膨大な知識がなければ実現不可能でしょう
豊富な引出しを所持しての物種
とまたもや演奏ストップ・・・
「また間違ってる・・・・
YMCA・・・・・YUMIN・・・・
あれ!!??50周年おめでとうございます!!」
今度は爽やかにニューミュージック界の女王ユーミンかあ
ちょっと時期的には遅い「恋人がサンタクロース」がはじまった
1980年12月1日リリースの10枚目オリジナルアルバム「サーフ&スノー」6曲目に収録
私をスキーに連れてって、と叫びたくなっちゃった
コーラスガールたちは美味しいパートだね
原坊役が2人で嬉々として演じている
全員の役回りが均等で仲の良さがこちらサイドにまでホッコリと伝わってくる
でもスタジオリハでは相当に何度も練りこんだことでしょう
その痕跡が随所に見え隠れしている
そうでなかったこうもうまくハマらないよ
努力は決して裏切らないということを証明してくれた好例さ
満面の笑みを浮かべて演じているんだから圧倒されちゃった((´∀`*))。
腹を抱えている人もいたけど効果は絶大で成功だね。
「どうもありがとうございます!
さあっと駆け足でメンバー紹介などをしてみたいと思います。」
懇切丁寧に愛情もタップリと込め、一人一人にスポットライトを当てていく。
いやはやなんとも、やはりイジリが軽妙だ。
魅惑の熟女コーラス隊は色っぽい。
SAXミキティに対しては「SEX担当・・・あ、違ったあ・・・」とかデンジャスに言い放つ始末。
サーヤには「ねえ、今夜どう・・・・?」
「コラッ」と当たり前に怒られる始末
テッチャンは横山剣風に「いいね!」のサーヴィス。
((´∀`*))
後ろにいるラッチョ、ヤッチ、そしてテッチャンの3人が神妙な面持ちで並んで・・・真顔で
「この3人は去年、フィリピンの刑務所から出てきました。
彼はルフィ・・・・」
追い打ちをかけるようにミキティを指さして
「そして、彼女はかけ子!」
もう滅茶苦茶だけど心地よいハマり具合だった。
「さて、あと残り2曲となりました・・・・」
衝撃の「マンPのG-SPOT」が爆発
35作目のシングル
1995年5月22日リリース
アルバム「ハッピー!」トップに収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
エロス三部作の1曲としてピークに達した感あり
タイトルも歌詞も凄すぎる
桑田氏曰く「ピーマンの様に中身のない人でも、何かしら凄いところがあるものだ」という意味だそうだ
所詮後付けでしょうが・・・((´∀`))
イカシテいるねえ
ご本家顔負けな被り物が出現
とてもじゃあないけれどここでは書けないものを頭上に被ってパワフルスクリーミング
客席の間をエキサイティングに練り歩きながらこれ見よがしに誇示
それだけにとどまらず股間にはピカピカと光る風車を装着
迂闊にも見入ってしまったわい((´∀`))
これが見事に良く回るんだなあ。
どこで仕入れてくるんだよお
今度機会があったらジックリと尋ねてみようっと
エネルギッシュなアイディアマンだね
まだまだ序の口でこんなもんじゃないんだろうなあ
氷山の一角でしょうよ
メドレーで「ミス・ブランニュー・ディ」
20作目のシングル。
1984年6月25日にリリース。
album「人気者で行こう」に収録。
オリコンチャーでは最高ランキング6位を記録。
イントロで奏でられるテクノポップ風なシンセのリフが、時代をプンプンと感じさせるねえ。
ジュンペイちゃんが目まぐるしき渾身の照明攻撃ピカピカ
レーザービームもくまなく鮮烈に放射
スモークも不気味にモクモクとゆっくり舞台の床を漂う
「HEY!HEY!」
と一挙手一投足に注目
コール&レスポンス。
スタミナの温存も大切ですよ。
サプライズの連続で、演出を絶え間なく図る。
あちこちから笑いが沸き起こる。
たいしたものだなあ・・・参考になるし、敬服するほど、とっても勉強になる。
この軽快でウキウキするほどの猛追テイストは個人的に大好物さ。
会場中の空気は一手に独占ムード。
完全にハートは鷲掴み。
エンディングでピタっと背中を向けてタイミングを合わせ振り返りながらフィニッシュ
痺れるくらいの伊達男。
「お楽しみいただきましたが次で最後の曲です
盛りあがっていこう!
・・・・・希望の轍」
映画「稲村ジェーン」のサウンド・トラックの2曲目に収録されている。
1990年9月1日リリース。
テク蔵君が弾く、とろける様な印象深いピアノのイントロに、遂ときめいちゃうよ。
しかし、改めて思うにメロディメーカー桑田佳祐氏はJ-POPロックの天才だなあ。
そして彼が生み出した膨大な曲のどれもが傑作ばかり。
テッチャンがコミカルでエッチにせめぎ合うその素敵で微妙なる匙加減の姿勢には拍手喝采だ。
右のポケットから肌色の怪しき品を顔の横にもってきた
あ、手品師マギー審司のあれだ!!??((´∀`))
パッとでかくなった耳をつけての歌唱
それを客席中央に投げ入れる
でも柔らかいから大丈夫
一体全体どれだけの隠し玉があるの!!??・・・
曲の途中にはさり気なく「ビー・マイ・ベイビー」の一節をインサート。
これに気付いた方はいらっしゃるかな?
最前列の中央に佇むファンのお客さんは、星型のピカピカ光るタンバリンを手に一心不乱で打ち鳴らしながらの手拍子。
ご機嫌この上ない。
気分も上々で脱帽。
当然のごとくアンコールの声が鳴りやまない
「どうもありがとう・・・まだまだやれるか!!」と言ったテッチャンがなにやらキョロキョロ怪しげな動きを見せる。
「あ!?・・・・スターライトさん、やっても大丈夫ですか」
((´∀`))
「すぐに終わりますから・・・・(-_-;)
とことんにいっちゃおうかな。
オシッコに行きたい方はどうぞ遠慮なく
絶対にノッテくださいよ・・・・と威勢のいいわりにバラードです((´∀`))
・・・・みんなのうた」
デビュー10周年の1988年6月25日にリリース
(アルバムスイカスペシャル61ソングスに収録)。
24作目のシングル。
オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録。
もうすでに終盤へと突入してきたからなのか、誰もが余力を振り絞っての熱演。
リズムセクションの重低音が轟き渡る
いつのまにかバックのメンバー達が大きな内輪をいる頭上高く掲げながら左右に振っている
それぞれに「愛してる」「元気ですか」「もっとちょうだい」とデカデカ書き込みがある
オーバーアクション気味のバンド達は深々とお辞儀をしてフィナーレを迎える。
「皆さん、最後OH・YEAH~~!をヨロシクね~~!」
テク蔵くんは意外にも横に、専用スタンドで設置されたボンゴを、すさまじいほどのハンドさばきで延々とスピーディーに打ち鳴らす。
けたたましく吹かれたサンバホイッスルが轟き渡る。
もちろん後ろのダンサー達も、妖艶なコーラスの花を添える内助の功。
バンドマン、応援団、観客と一丸となっての大合唱で大団円。
爽快に完全燃焼したね。
ヘトヘトにやられまくっちゃったさあ・・・・。
トドメは爆音が炸裂。
ヒコちゃんが締め括りのアナウンス
「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
あの~・・・・吉本興業の方ですかあ・・・((´∀`))
なにはともあれ今後もエロティカヘヴンには存分に暴れてもらいましょうよ」
****心底、お疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
オオトリバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****
会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」
ヒコちゃんのライブ企画は無事に終了。((´∀`*))
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
オープニングアクト、先述通り我らがSTAが登場・・・・
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?
ARE・YOU・READY****
****会場内に流れるBGMはザ・ビートルズで「ア・ディ・イン・ザ・ライフ」だ****