THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

GRIP-MASTER LIGHT・TENSION USA

2012-06-27 23:46:45 | 楽器館

ガラクタ箱を久々に引っ掻き回していたら懐かしいものが出てきました。

20年以上前に入手したものでこれを持っていれば楽器がなくても安心して楽々と指使い練習ができるという代物。

左利きの人でも兼用可能。

もともとはギター&ベース奏者にターゲットを絞っての発売だったようです。(というかその方面の人達にしか興味は持たれないでしょうが・・指で押さえて演奏するという観点から考えるに鍵盤や管楽器でも十分にその効果を発揮できるのではないでしょうか。両手の指で押さえるという楽器ではやっぱり不自由かな。)

ここは素直にネックと指板をイメージして運指運動でしょうね。

最初の商品は長方形でしたがすぐに手の平へのフィット感を考慮して親指の付け根から曲線を入れてより快適なる操作性を充実させるという改良型に至りました。

その人の指力に合わせて(初心者や女性、そして男性やより指の力を鍛えたい人の為に)3段階のテンションを用意しました。

ちなみに写真の商品は一番キツイやつです。

手の平にあたる部分はゴム材質、そして親指以外4本の指先で押さえる部分は4箇所ともに独立してスプリング・プッシュ式になっています(プラスチック製)。

細部にわたりよく考えられていて感心するくらいの構造になっていますが当時は「よし!これでいつでもどこでもポケットにこいつを忍ばせてひたすらイメージトレーニングだぜ!!」とほくそ笑んだものですがあまり持ち出されることもなく活躍の場も得られずじまいでしたね・・・。

これって今でもモデル・チェンジを重ねながら発売されているのでしょうか?

あまり見かけないけど。

「巨人の星」の星一徹考案、星飛雄馬装着(可哀想・・)大リーグボール養成ギブスを思い出します。

星一徹がさらに考案したアームストロング・オズマ使用の「大リーグボール打倒養成ギブス」なんていうのもありましたな(´∀`*)。

MASA

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WINDY CITY&OAKLAND

2012-06-26 12:51:48 | リハーサル

リハーサルのために集まったメンバーの半分近くがゲスト。

STAにとってのリー・ソーンバーグ&ニック・レーンでもあるタツとタクも初顔合わせのため、お互いに丁寧に挨拶なんか交わしちゃって和気あいあい。

彼らは譜面にも強いし基本ができているから、なんの違和感もなくマサが逐一イントロやエンディング等の説明をするもスムーズに吸収してくれてどんどんとまとまっていく。

ケンスケも積極的にダメだしやリクエストで「この曲をもう一回!」と意見を飛ばす。

シンちゃんもそうとうに特訓してきたみたいで、鍵盤サウンドが冴え渡っていたね。

ちゃんと彼の見せ場もいくつか組み込んでいるので我々も俄然、刺激になってノリがよくなってきちゃった。

調子に乗ってマサはシンちゃんに「この曲のイントロでああして、こうして」と要望提示、もちろん快諾!!

ケンジもスタジオ入り直前に、パーカッションになったりドラマーになったり、時と場合によってはギター、ヴォーカル、コーラスと本当にご苦労様です。

マジで器用な奴だ。

でも心底楽しんでいるようです。

今回のノブは珍しく若干抑え気味に渋くギターをこなしていたようでソロを奏でている間中、ホーンセクションが真横でジッと指元を見つめている図が何とも微笑ましい(´∀`*)

怒涛の小樽ライブ3つが真夏に控えているために(しばらく札幌とはご無沙汰)連動しての音合わせ。

混乱防止のために分割して表示、こうすればわかりやすいでしょ。(その都度、メンバーも若干の変動があるために益々ややこしい・・・・)。

久々に復活した数曲に取り組むも想像通りラフになっている部分があちこちに見受けられ軌道修正・・・・。

思い出したでしょ、もうバッチリだね。

ゲストミュージシャン達にも、1曲1曲マサが解説を加える・・・というかウンチクね!

ついでにセットリストや曲の流れが決定するまでの涙涙の物語を説明。

このへんはおおいに賛同してくれたね、嬉しいよ。

時間に余裕ができたのでワガママついでにライブ以外の曲にトライ。

半年の間、練りに練り続けている曲。

でもこのメンツで取り組むのは初。

もしかしたらどのような化学反応が起こるかな・・・?という感じで望んでみました。

マサ、ノブ、ケンジがびっくりして2度見したのがケンスケのトランペット。

見違えるほどの力強い音、指さばきに驚愕。

本人もビックリしていたね(ケンイチに並んでソロも一生懸命に加わってきたし)。

遂に大きな壁を一つ乗り越えて目覚めたか、ケンスケ。

タツも懇切丁寧に練習方法、上達法、スランプに陥った際の克服法をアドヴァイス。

興味深げに真剣にケンスケは聞き入っていました。

タクもちょっとした時間ができるとひたすらに黙々とミュートをかまして個人練習。

効率よいリハーサル終了後、ノブとマサはBSTとTOPの話題で盛り上がる。

特にタワー・オブ・パワーは悔しいけれど、マサよりもノブのほうが博士です。

じつはタワー・・・はシカゴの話題の際に、BS&Tやチェイスの次にちょくちょく取り上げられるバンドです。

シカゴ、TOP,そしてサンズ・オブ・チャンプリンはあの伝説のフィルモアの舞台で刺激し合いながらも切磋琢磨しあった仲なのでしょうね。

シカゴのオフィシャル映像「バンド・プレイド・オン」ではリー・ログネインの代役としてリー・ソーンバーグが参加(彼はシカゴの演奏は得意中の得意らしいです。またボ・ディドリーのオフィシャル映像でもリー・ソーンバーグはビルとご一緒しています)。

「シカゴ21」ではDOCの名前がクレジットされているじゃあありませんか!!。

また、名手1メートルのシールドぷくぷくベーシスト、ロッコ・プレスティアのソロ・アルバムにはビル夫妻が参加(このアルバム、最高!)。

タワーのメンバー達とビルとは昔から交流があるらしく出身地も近かったそうです(ただしビルのほうは高級住宅地出身)。

いつか一緒に何かやりたいね・・と話していた間柄なのですがお互いTOPとシカゴに在籍していたために、大きなプロジェクトには発展しなかったみたいです・・・それでもセッション音源は出ていますが。

「シカゴⅥ(邦題:遥かなる亜米利伽)」に収録されている「輝ける未来」はTOPに負けないくらいの切れ味鋭いファンキーチューン(当時の解説書にもTOPが引き合いに出されていました)。

昔、国営放送音楽番組で見た時のスタジオライブ(まだほやほやの新曲でした)での

この曲、凄かったなあ。

ブラスはもちろんのこと全メンバーの鬼気迫る迫力あるプレイ。

「Ⅵ」中一番のハードな面におけるハイライトです。

 

 

 

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なんとも贅沢な映像&珠玉の名曲群!

2012-06-25 17:45:29 | free form space

CHICAGO IN CHICAGO   FEATURING THE DOOBIE BROTHERS

DVD&BLUーRAY DISC発売(ただし輸入のみ)

演奏時間94分(インタビュー時間別)

待ちに待ったシカゴ最新ライブ映像です(もう既にドリューはいないけど・・・)

とにかく、これでもかっていうくらいヒット曲の連発であっという間に見終えてしまいます。

惜しげもなくエディットやメドレーで演奏する曲もあってもったいないくらいです。

完璧版の2枚組が欲しい・・・なんて贅沢でしょうか。

これだけのキャリアを誇りながらもずっと第一線(紆余曲折ありましたが)で活動してきたバンドゆえセットリストを組むのも大変なことでしょう。

ビルの後任でもあるルーのお披露目色が強く彼のヴォーカルがけっこうフューチャーされています。

テリー、ボビー、ピーター、ビルが歌い続けきたパートを器用にも見事に歌いきっています。(ジャケット裏にもしっかりとルーのフォト掲載)

前回の来日公演が鮮明に蘇ってくるステージ(後方の巨大ロゴが鮮やか)、欲を言えばオープニングの「イントロダクション~クエスチョンズ67&68」も入れて欲しかった・・・。

日本公演の時とはドリューのポジションが違いますが(日本公演時はトリスの前方中央、今回は左サイド)彼のパーカッションプレイが独特のグルーブを形成していてなかなかな主張をしています。

ボビー、リー、ジミーとMCをバトンタッチしながら「愛ある別れ」では微笑ましいサプライズも。

トリス、ジェイソン、キースももうすっかりバンドに溶け込み貫禄のステージング。

残念なことにウォルターは今回不在ですが、レイ・ハーマンがしっかりとサポートをしてくれています。

そして、ハイライトはこのツアーを共にしているドウービー・ブラザースの面々の登場です(EW&Fとの共演映像のように半々の収録かと思ったらドゥービー・ブラザースは最後の3曲のみ演奏)。

「フリー」「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」を共演。

EW&Fの時も豪華でしたがこちらはぐっとロック色濃厚で迫力満点。

特に最後の「長い夜」ともなれば、キース、パット、トム、ジョンの4人によるギターソロバトルで目眩寸前・・・。

今年の7&8月にも再びシカゴ&ドゥービー・ブラザースのジョイントツアーが決定したそうです。

是非ともこの夢のメンツでそのまま日本の土を踏んでもらいたいものですね。

宣伝映像もスリリングにかっこよく(カメラが頭上を交差するところなんかも)、インタビュー映像も約40分収録されていてビックリ。

オリジナルメンバー3人と後に加入したりサポートで同行しているメンバー達とは別々にステージ上で行なっています。

ロバート・ラムは日本の某俳優のように素足に靴姿ですがとても似合っています(´∀`*)。

ジミーとボビーはサングラス姿(ジミーはつけたり外したり)、リラックスして思い出話に花が咲くという具合に(しゅっ中笑い声が飛び交うし)とてもリラックスした表情が見ていてこちらまで嬉しくなってきますが、ことテリーの話題になった際に思わずボビーが感極まって言葉につまり、ジミーがそっと優しく肩に手を添えるシーンがとても自然で感動的です。

これは彼らにしかわからないいろいろな思いが脳裏をかすめた瞬間でもあるのでしょう・・・。

またオリジナル以外のメンバー達のインタビューもライブ映像を交えて順次、語られていきます。

以外にもドリューがけっこう喋るのですね、驚きです。

 

 

 

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西海岸AORロック風サウンドが魅力!

2012-06-22 18:56:46 | free form space

シカゴ2代目ドラマー、トリス・インボーデンは1960年代末期から数多くのバンドやセッションで腕を磨き続けました。

ここにご紹介する「HONK」というバンドもその一つ。

70年代初頭、南カリフォルニア、オレンジカウンティ沿岸のラグナビーチにて結成。

バンド名はローリング・ストーンズの「カントリー・ホンク」(1969年発表のアルバム、レット・イット・ブリードの最後に収録)をヒントにしたとも言われています。

1972年サーフィン映画「ファイブ・サマー・ストーリーズ」でデビュー(全曲オリジナル、写真左上)。

歌ものとインストを収録。

特に「パイプライン・シークエンス」はホノルルラジオ局で1位に輝いています。

この後に2枚のオリジナルアルバムを発表。(どちらも何故かタイトルは「ホンク」)

1973年発表のセカンドアルバム(写真上段右)から正式メンバーとして女性シンガー&SAXを迎えます。

ハモンドの響きとシャープなギター、そして紅一点の爽やかで美しいヴォーカルがこのバンドの一番の売りでしょう。

もちろん控えめながらも的確かつ安定感に溢れたトリス達の演奏も必聴。

1974年移籍後に発表されたサードアルバム(写真下段)にはカバー「ギミー・ザット・ワイン」が収録されていて、これは私個人的にも嬉しい選曲です。

BS&Tも好んでライブのレパートリーに取り入れていたジョン・ヘンドリックスの作品です。

その後、シカゴ、サンタナ、ロギンス&メッシーナ、ビーチ・ボーイズ、リンダ・ロンシュタット等のツアーに同行。

アルバムには収録されていませんがリンダ・ロンシュタットやジャムで有名な「ヒート・ウェイブ」をホンクはライブでよく演奏していたそうです。

1975年の夏にホンクは解散・・・。

この度、めでたく国内にて限定紙ジャケットでサードアルバム「ホンク」が発売になりました。

トリスはその後いくつかのバンドを渡り歩いた後、1977年ケニー・ロギンスのオーデイションに合格。

1989年まで在籍、たくさんのアルバムレコーディングやヒット曲に参加、貢献します。

その勇姿はオフォシャルライブ映像や、あの伝説のロックイベント「ライブエイド」、プロモーションビデオで確認することができます。

そして世界中で大ヒットした青春ムービー「フットルース」(1984年公開作品)でもプレイしています。

1990年からは遂にシカゴのドラマーとして正式に迎え入れられ現在に至ります。

ホンクのほうはといいますと1983年より年一回のペースで名前を「ホンク・バンド」と改名して再結成ギグを行なっています。 

真夏、屋外でのホンク来日公演というのも面白そうですね!

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VOL,67 VINNIE'S BAR  LIBERATION NO,24

2012-06-17 20:45:12 | Live Set List

2012,6,16(SAT)

STA企画ライブイベント

札幌はYOSAKOIソーラン祭りも無事に終了、この日は北海道神宮例祭(札幌祭り)最終日です。

街中はお神輿が繰り出して賑やかに盛り上がっています。

STAのメンバーで中央区在住の者がいてそこから脱出するのに四苦八苦したそうですよ。

内地は、梅雨真っ最中ですが北海道は今が最高に快適なシーズンではないでしょうか。

さて今年初のビニーズバーライブ。

今回の企画内容もバラエティにとんでいて5バンドが集結。

STAとしては初タイバンと思いきや、他のイベントで何度も一緒のステージに立ったバンドや、心機一転改名したバンドもあり実は皆、けっこう知り合いなのですよ。

マサの旧友コンさんとのコラボで参加してもらった3バンドの連中が午後3時過ぎに続々と会場入りしてセッティング、リハーサルを開始します。

懐かしい顔、顔・・・。

旧交を温めつつ、STAもまだこの時点では7人しか集まっていないけど(STAにしては少ない人数です)珍しくリハーサルなどをしてみました。

迅速丁寧にチェックを入れてみて音固め。

STA名物メンバーチェンジ(!)のために、ここが初体験の者もいますが的確なコントロールで安心して本番に望めるのがビニーズバーの心強くも頼もしいところです。

ワイワイガヤガヤと午後6時、マサのアナウンスによりスタート!

 

「ダム[✩]スティック」

本来ならば5人編成で矢井田瞳を演奏する予定だったのですが急遽、メンバー達のスケジュールがつかず男性一人によるギター弾き語りになりました。

それでも徹頭徹尾、ヤイコにこだわって全曲をなかなかにシュールなステージングで頑張ってくれ、会場からも暖かい声援を受けていました。

お疲れさまでした。

この次は是非とも、バンドでの再登場といきましょう。

「BAD WARRIORS」

バンド名が示すとおりレッド・ウォリアーズのコピーバンドです。

彼らとはSTAは前述のとおり、何度か同じイベントでタイバンを組んだことがあります。

ほろ酔い加減でマラカスを振ってリズムを刻み続け常にアクティブに動き回り熱唱する存在感バッチリのボーカリスト、リーダーで唯一のオリジナルメンバーでもあるギタリスト(彼女募集中!)とのコンビネーションもバッチリ。

(もちろん愛用のギターはビル・ローレンスの青いシャケ・モデル。

リアシングルPU1発のみマウントのあれに、青柄模様のストラップを装着。)

そして他のバンドではドラムス担当なのに、ここでは重低音うねりまくるベーシストに専念しているコンさん。

グイグイと客の心ワシ掴みのまま、アンコール2回をこなしてフィニッシュ。

この間のシャケ札幌公演を彼らは目前で見たそうなのですが相変わらず若々しくカッコいいロックンローラー、シャケを堪能したとか。

「アイアン・メイデンねん」

はい、そのとおりです、もう何も言うことはありませんね、アイアン・メイデンのコピーバンドですよ。

今回、唯一のヘヴィーメタルバンド。

SG(Tーシャツもアイアン・メイデン。更に金髪ロングヘアーのカツラ)&LPによるツインリード、そして金髪に鮮やかなブルーラインを入れた長髪(こちらは本物)ボーカリストがサングラス姿でハイトーンシャウトをかましまくり演出効果でサーベル、槍(もちろんオモチャだよ)、フラッグを巧みに振り回してアンコールまでステージ狭しと暴れまくります。

でも皆、いい奴らなんだよね。

ステージを降りたあと、マサとメンバー達はハイタッチ。

マサも行ったアイアン・メイデンの札幌厚生年金会館公演、なんと彼らは最前列でヘッドバンギングざんまいだったとか。

若いって素晴らしい!

「SCRATCH MERMAID」

このバンド名は皆さん、初めて聞くはず。

それもそのはず、彼らはPLUMというバンド名で活動していたのですがメンバーチェンジを機会に心機一転改名しての初ライブだそうです。

全曲ご機嫌なオリジナル・ポップロックを聞かせてくれました。

思い起こせばSTA企画LIBERATIONの記念すべき第1回にPLUMも出演したんだよね。

STAファミリーでもある彼らは他にもテイク・オフ(チューリップのコピー)、ラズベリー(レベッカのコピー)というバンドで活動しているのはけっこう有名です。

ギタリストのヒコはこの日、他の場所で1ステージこなしてから、ここに滑り込みでやって来ました。

相変わらずアクティブですなあ。

どのバンドもアンコールが多くて非常に豪華なイベントなんだけど、何故か時間に余裕を含みつつもSTAの時間となりました。

今回は観客席、素敵な女性が多いね。

9人編成のうち4人が管楽器。

ビニーズバーではブラス隊の一部にワイヤレス・マイクを装着してくれて、これがとても奏法上快適な効果を発揮してくれます。

レパーリーも 理屈抜きの100%シカゴ。

===SET LIST=== 

1、FREE(自由になりたい)・・・CHICAGO

2、BEGINNINGS・・・CHICAGO

3、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO

4、LONELINESS IS JUST A WORD(孤独なんて唯の言葉)・・・CHICAGO

5、~IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO

6、DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO

7、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO

8、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)・・・CHICAGO

~~~ENCORE~~~

9、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

===MEMBER===

MASA・・・B VO CHO

RONNIE・・・VO

MITSU・・・TB

KENJI・・・VO CHO PER AG

YASU・・・DR

NOBU・・・G

KEN-SUKE・・・TP

KEN-ICHI・・・TP

OKA-CHAN・・・AS

全出演バンド&観客が見守る中、マサによるバンド名コールに導かれヤスの超メガトン級ビート炸裂。

4管ブラス吹き荒れる中、ロニー&マサ&ケンジのコーラスを交えてオープニングを疾走。

「改めましてSTAです!最後までガンガンにご機嫌なサウンドをぶっ飛ばしていきます!!」

間髪入れずノブのギターストロークからケンジのアコースティックギターが絡んでメロディアスなボーカルラインが美しい「ビギニングス」も後半に行くに従ってグイグイとヒートアップ。

ミツ&ケンイチによりブラスバトルの中をギターからパーカッションに移行したケンジが2連カウベルで応戦。

はっきり言って今までの「ビギニングス」の中でも今回は出色の出来。

アコギに加えてシカゴのオリジナルにも聞かれるパーカッションのニュアンスを見事にケンジが再現しているからね。

コンガもタンバリンもなく必要最低限の打楽器でこれだけのグルーヴ音を奏でられるところはさすがシカゴ通。

何度も言うけど量より質、加えてセンスだね。

メンバー中一番担当パートが多く暇なし駆けずり回っているのもケンジです。

3曲目を紹介MC中に前方のお客さんが物凄くワクワクウキウキしているからさ、思わず話しかけちゃった。

「シカゴ好き?」「好き!!」「何の曲が特に好き?」「やっぱり素直になれなくてだね・・・」なんてステージと客席で会話しちゃったさ。

でも「次の曲は・・シカゴの記念すべきデビュー曲です!」と言った瞬間にやっぱり彼は大喜び。

「ファスト・ジャズ・ワルツ・ブラス・ロックを聞いて下さい」の4曲目。

ケンジはイントロでオリジナルにはないボンゴによるおかずをさりげなく連打。

これがまた程よい効果を醸し出していて他のメンバー達にも良い意味での連鎖反応を引き出します。

メドレーで「STA唯一のバラードです」

ケンジとノブによるナチュラルトーンによるツイン・ギターに加えてやや抑え目のホーンセクション。

ここはじっくりと皆さん、聞き惚れてくれていたような気がします。

お次は懐かしの曲が久しぶりの復活。

コロコロとリズムが変化するユニークなイントロにケンイチのトランペットソロが花を添え

ロニーからマサにボーカルをバトンタッチしての「一体、本当の時間を知っている人っているのかなあ?」。

もちろんケンジはクロスボーカルの3番からナレーションもやっちゃうもんね。

ここらへんはこだわらせてもらいます。

ケンジはロバート・ラムの甘い囁き口調を真似ていましたがこれがまたわかる人にとっては思わずニンマリものでしょう。

エンディングはブラス隊のボス、ミツによる貫禄のトロンボーン・ソロで締めくくり。

「うちの素晴らしい仲間を紹介します!!」の恒例メンバー紹介。

「早いものであっという間のラストナンバーです」「ええ~~~・・・」

シカゴ好きの客があちこちでニコニコと口ずさんでいます、手拍子しています。

「ありがとう、( ´・ω・`)ノ~バイバイ」

でもこのままでは終われない・・・

「アンコール!」「え!?何か言った?聞こえないなあ・・・・ハハハ!!」

「アンコール!!!」「ようし、じゃあ何が聴きたい??」「最初っから全部!!!」「おおお!!」

てな感じでやっぱこれっきゃあないでしょう、お約束の「4時25,6分前」

これをやると一瞬で全てがスパークするんです。

STA全員が全身全霊を傾けての熱演。

最大の山場のギターソロはノブとマサのGFRばりのアクションがなければ一部に納得してくれない人達がいるものでサービス。

ノブは延々と続くギターソロで焦らしに焦らしてなかなかワウを踏んでくれない。

ロニーとマサの後押しで遂に「WOWWOWWOWWOW~~~♪」

ノブは最後にご丁寧に一礼!(大ウケでした)

エンディングではマサがベースを高々と掲げ引っ張りに引っ張ってジャンプ「ダ~~~ン!!」

でもまたアンコールがかかっちゃった!!!

まあ曲はまだあるんだけど楽しみは次回にということでこの日はもう最後まで皆で「うおおおお~~~!!」だったね。

いやあ、ライブって本当にいいものですね。

その後もしばらくバンドマン達はファンに囲まれつつもカウンターやステージ脇のテーブルなどに集って和んでいました。

こういうお祭りも乙なものだわい。

SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&TAMA&YAMAーCHAN&HIKO&TATSURO&KONーSAN&NOMIHOUDAI&DVD-R&KUBOTCH!!

 

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JR苗穂駅すぐそばのライブハウスです!

2012-06-16 16:36:25 | Live告知

VINNIE'S  BAR(JR苗穂駅徒歩5分のライブハウス)

6月16日(土)

札幌市中央区北1条東12丁目オリンピアボウル地下1階

駐車場あり

¥1,500(1drink付)

更に追加料金の1500円で飲み放題!!

17:30 open   18:00 start

LIBERATION 23~STA企画イベント(計5バンド出演、順不同)

1、the sapporo transit authority(STA)・・・chicago等のブラスロック

2、BAD WARRIORS・・・ベーシスト、コン率いる4人組レッドウォリアーズ・カバーバンド

3、アイアンメイデンねん・・・5人組ヘヴィーメタル、アイアンメイデンのコピーバンド

4、 ダム[✩]スティック・・・5人編成のJ-POP(矢井田瞳)バンドです。

5、SCRATCH MERMAID・・・PLUM改め再スタートで全曲オリジナル・ロックを展開

お楽しみに。

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PENGUIN

2012-06-13 05:56:54 | リハーサル

訃報のお知らせばかりが続いていますがよく考えて見るに1970年前後に活躍したミュージシャン達がもうそういう年齢だということなのですよね・・・悲しいことだけれども。

BOB WELCH(G&VO)

今月7日、テネシー州ナッシュビルの自宅にて銃で胸を撃って倒れているところを妻が発見。

遺書によると健康問題で悩んでいたそうです。

最近、とんとご無沙汰なのでどうしているのかなあ・・・と思っていた矢先の出来事。

ボブは1970~1974年までフリートウッドマックに在籍。

サンタナの「ブラックマジック・ウーマン」(故ゲイリー・ムーアが敬愛していたギタリスト、ピーター・グリーン作)のオリジナルでも有名ですが、1975年以降の黄金期の間にボブはアルバム「フユーチャー・ゲームス」「ミステリー・トウ・ミー」に参加。

ソロとなってからも「エボニー・アイズ」等のヒット曲を発表しています。

ボブがソロで来日した際にソロアルバムとジャパンツアーのプロモーションで出演しているところをテレビで見たことがあります。(私はその時に初めて彼を知ったのですが)

東京で夕方の生番組だった記憶があるのでたぶん「銀座ナウ!!」だったような・・・。

 

STA16日ライブのための最終リハは10人が集っての賑やかなものになりました。

半分の人数が管楽器。

その5人がワイワイと語らっています。

各自の楽器論や影響を受けたミュージシャンのこと、ブラスが中心のアルバムのこと等を熱弁。

(オカチャンがケンスケに貸していたCD「カム・トゥゲザー~ジャズを抱きしめたい」もマサの手にわたる)

タク&シンも合流ですが、スケジュールの都合でノブはお休み。

よってケンジやマサがギターのリフを代理演奏。

ケンスケはこの間、ノブのギターソロを絶賛していましたが(本人曰くいつもノブのソロは真横で見とれているそうです)今回もいきなり「ヤスさんのドラミングはカッコイイ!特にロンリネス・・・なんか絶品」とのこと。

マサも同感、「ビギニングス」なんか何回演奏しても新鮮さ。

ヤスの盛り上げ方が拍車をかけるんだよね。

ミツを中心に若手3人衆の息もピッタリで楽しそう。

そしてタクがミツの横でトロンボーンを構えて一生懸命に隙あらばミュートをかまして真剣な表情でウオーミングアップ。

この日はトランペット、トロンボーンが2人ずついたのでスコアを2人で1つの譜面台に載せて見せ合う方式を採用。

このほうがやりやすいらしく、見た目もスマートなんじゃないかい?

ゲネプロだから最後のチェックを入れてみる。

マサとヤスはイントロのドラミングからの繋がりの再確認。

バラードにおけるケンジのアコースティック・ギターのサビの部分のコード調査。

ノブが不在のためにあの炎のごとき名曲はギターソロを大幅に割愛。

オカチャンは「この曲、こうやってみると妙にあっさりしているね(´∀`*)」(たしかに言えてる)。

そしてシンちゃんのピアノだ!

前回のリハーサルの時はヤマハだったけど今回はローランドをセッティング。

即座にヤスがその異変に気付いた。(ただの気まぐれで鍵盤チェンジしただけなんだけどね)

この日も全曲、シカゴしか演奏しなかったんだけどシンちゃんは更なる進化を披露。

ボビーのピアノが冴え渡る楽曲に更に踏み込んだご様子。

特に「一体、現実を・・・」の難解なイントロはよく頑張ったね。

「コードやリズムが独特で面白いけどコピーしてみたらやっぱりロバート・ラムってそうとうの音楽理論を学び、多方面からのジャンルの影響を受けているのが手に取るようにわかるね」

その後も深夜1時まで(!)STAの過去のエピソードや今後の展望、宴会の打ち合わせ(!!)をだべっていたら喉は乾くし、お腹が減ったよ~~~。

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EX・CHICAGO~BILL CHAMPLIN来日決定!

2012-06-13 03:54:18 | free form space

6月7日を皮切りにビルが物凄い仲間たちと一緒にやってきます。

シカゴ来日直前の脱退、そしてソロとしての来日、続いてはその名も「伝説」でのプロジェクト来日公演です。(本家シカゴの来日もそろそろかな?)

TOTO,JOURNEY,CHICAGO・・・ETC数多くのセッション、ゲスト、において素晴らしい実績を刻み込んできた4人が一堂に会するわけです・・・う~~ん、なんて贅沢。

シカゴはもちろんTOTO、JOURNEYはライブを見たことがありますが残念ながらスティーブだけは未見です。

4人がそれぞれに渋い喉を聞かせてくれることは間違いなし。

夢の共演です。

北海道には来ないけど・・・。

 

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YAMAHA YTR-135

2012-06-12 15:05:00 | 楽器館

OKA-CHAN&KEN-SUKE

材質はニッケルメッキのトランペット

モデルは相当に古い「シルキー」技術供与で製作したものです。

写真左下に見えるものはケンスケがミツに教えてもらって100円ショップにて購入したミニライト。

安い、コンパクト、ルックスがカッコイイ、操作も簡単。

バッテリーはボタン電池仕様、プッシュ式スィッチにてON-OFF。

これで暗いステージでもスコアはバッチリ!!

 

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NEW FACE!

2012-06-12 14:33:30 | free form space

CHICAGOのパーカッション・プレイヤーだったドリュー・ヘスターは結局ドラマーとしての活動を選択しての脱退だったようです。

とても好感のもてる貢献度大のミュージシャンだっただけに残念ですがこれからの活躍にも期待したいと思います。

そして先にもお伝えしました新パーカッション・プレイヤーはもう既にシカゴとツアーに合流しています。

WALFREDO REYES

キューバ生まれのプエルトリコ育ち。

ポーカロ一家に負けないくらいのミュージシャン一家です。

父親も兄弟もパーカッションプレイヤー。

弟のDANNYもシカゴで今年、パーカッションの腕前を披露しています。

バリバリのラテン系ゆえ、今後のシカゴサウンドにおける影響力が楽しみですね。

トリス・インボーデンもラテン系の音楽を中心とした教則DVDを発売してバンドも組んでいますので相性もバッチリでしょう。

ウォルフレッドの経歴も華やかで、1989~1993年までSANTANAで活動。アルバムとツアーにおいて超がつくほどの大物達と堂々と渡り合っています。

ちょうどSANTANAのレーベル移籍過渡期、「スーパー・ナチュラル」での大ブレーク前の頃。

「SPIRITS DANCING IN THE FLESH(ジャケット内のオフショットでウォルフレッドを確認できます)1990年作品」「MILAGRO 1992年作品」「SACRED FIRE LIVE IN SOUTH AMERICA 1993年作品」・・・写真CD参照

 

2003年にはSTEEVE WINWOODのアルバム「ABOUT TIME」でもプレイしています。

さて、こうなれば一日も早くシカゴにおける生ウォルフレッドをこの目で観てみたいものです。

そのプレイは圧巻!キューバのパワフル手数王とのこと。

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