皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
早いもので今年もあと2週間あまり・・・・。
周囲を見渡すと、あわただしいことこの上ない。
多忙なスケジュールできりきり舞い状態のご様子。
くれぐれも体調管理には気を付けましょう。
路面も急激に凍結してまいりました。
交通事故も多発しているようです。
インフルエンザも流行の兆しあり。
そんなわけでして、我々サッポロ・トランジット・オーソリティは今年最後のライブに向けての最終リハに臨みました。
結局、全3回のリハでは毎回2人が入れ替わりの欠席。
9人編成ですが、その都度7人でやりくりして音固め。
そこはそれで、器用にこなしちゃうところが、恐ろしいまでに凄い。
究極にテクニカルなメンバーばかりですよ。
続々と常連でもある苗穂駅そばの「スタジオ・クリーム」に集結。
ここはSTA結成時からの利用スタジオ。
ということはすでに18年はゆうに出入りしているわけだ!
まあ、マサ以外はメンバーの変動が激しいですが( ´艸`)
師走だけに駐車場もビッシリ。
ようやく停めることができたので、さっそくロビーへ。
おお!
対バンの連中もいるではないか!!
この間のリッケンズが隣のスタジオで熱心にリハをしていたけれども、今回はフラッグが陣取っていた。
どいつもこいつも、元気いっぱいでなによりだ。
ご挨拶をかわしてじっくりと旧交を温める。
そうこうしてるうちに時間だ。
それぞれが、支払いを済ませてトイレに入ったり、のど飴をカウンターでもらったりして準備に取り掛かる。
我々は一番広い奥のKスタがごひいき。
直前まで別のバンドが入っていたようで熱気の余韻が・・・。
いつものようにセットリスト表をマサが壁に貼り付ける。
おっと、トモちゃんから「ここからはよく見えない」とおしかりを受けたマサ。
添付場所を変更・・・・(-_-;)
各自が立ち位置決め。
ホットコーヒーやお茶、ジュースを飲みながらセッティング。
チューニングにウオーミングアップに余念がない。
もうこの日で3回目だから余裕しゃくしゃく。
マサ、アイちゃん、トモちゃん、アッキー、モッチン、ミツ、そしてコバちゃんという強力な布陣。
残念ながらスケジュールの都合でハマピー、タカはお休み。
和気藹々の中、準備万端整いました。
マサからの号令でオープニングに取り掛かる。
ベースアンプは真空管だから、徐々に音のほうが出来上がってくる。
だから、最初と後半ではサウンドが雲泥の差。
トランペットソロもミツが貫禄の表情で兼任。
さらっと演奏をこなし終えて事細かなチェックを入れる。
アッキーがワルツの部分でコバちゃんのスコアに目を通す。
あちこちにミスがあったので、これは後で一音一音を確認して整える。
アイちゃんが登場。
マサが、その本番での入り方を提案。
トラブルとスマートさを考慮してね。
モッチンは「会場の後方から出てきたら!」と言う。
2曲目はさすがの歌唱力。
札幌のスージー・クアトロちゃんからは「今のSTAは以前とは見違えるほどにグレードアップした。
マサさんもとても楽しそうだ」とのコメントをくれた。
大当たり。そのとおり。
うれしいなあ。
見ている人はちゃんと見てるもんだ。
彼女はアイちゃんと懇意の仲だけに信頼度抜群。
もちろんマサとも付き合いの長い人。
シカゴ…当然STAもお気に入り。
アイちゃんは今でも「シカゴは歌うのが難しい」という。
聞いていて微塵もそんなことは感じないんだけど、それは本人にしかわからないこだわりどころ。
それあっての成長だもんな。
MCの箇所を経て管楽器2人によるファンファーレ。
これが第一の鬼門。
トモちゃんはサックス教室に通ってこれらの曲も指導を受けているそうだ。
だからめきめきと腕をあげている。
ミツも太鼓判を押している。
ハマピーも目をかけている。
タカとの相性もばっちり。
つまりホーンのアンサンブルがすこぶるご機嫌。
ミツが密にトモちゃんと打ち合わせを繰り広げる。
何テイクも繰り返す。
アルトサックスの状態がいまいち良くないようだ。
その流れにのってバラードへ。
メドレー部分のスムースな連結も舐めてはかかれない。
以前、スコア捲りで戸惑いストップしたことがあった。
あれはみっともないし、ダサい。
かっこよくきめてみたいものだ。
程よいタイム感覚でね。
コバちゃんはこの曲のみアコギに持ち替える。
だからフレーズの粒たちが美しい。
効果てきめん(お荷物だけど・・・(-_-;)
トーンに関しては、マサとモッチンが「もう少しトレブリーに」とリクエスト。
でもギターとボーカルが交互に絡む後半は誰もが称賛の言葉を投げかける。
お見事だ。
アイちゃん気持ちよく喉を震わせる。
アイちゃんはスタジオリハでも本番さながらに魂の熱唱を繰り広げる。
横で見ていても感動的で圧倒されちゃうくらいさ。
ゆるゆるに仲良しこよしを気取っている輩ども・・・・見習ってほしいものだね。
その妥協なき探求心は凄い。
ど真ん中の曲は第2関門。
これも何テイクか繰り返した。
そうすると問題点もクリアしていき、まとまってくる。
テンポのチェック、チューニングの狂いに気づいて演奏をストップ。
中間部のギターソロワウペダル、なだれ込むホーンセクションが肝。
何度、取り組んでも鳥肌もの。
モッチンが曲中、アイちゃんに向かって「タンバリンを叩いて」と指示。
エンディングもだんだんとあってきた。
その後、モッチンはみっちりとアイちゃんにタンバリンの指導を繰り広げる。
奥が深いパーカッション。
手ではなく太ももで打つとか、あまり大きく動かさないでも大丈夫とか、力も抜いて、とか要求がドンドンと詳細に・・・
円形や三日月形と持ち替えて試す。
アイちゃん、悪戦苦闘・・・・頑張って。
キーボードのガリや接触不良で一旦、リハ停止。
モッチンがいろいろと調べてみる。
ミキサーのインプット箇所の変更、つまみの点検、ケーブルも。
アッキーにモッチンはVOLつまみは固定にして「ボリュームペダルを買ったら」とアドバイス。
ハウリングも多発。
アイちゃんはいつもマイクを持参。
これはそうとうに高級品。(この間、床に落としてしまったけど・・・・・)
モッチン曰く「楽器、アクセサリー関連は消耗品」と言い切る。
残りの2曲・・・
最終関門。
これは静かなピアノから入る。
モッチン「オーケストレーションはないんだね」と確認を入れる。
トランペットソロはイメージで・・・・。
モッチンのパーフェクトなドラムフィル。
この癖のある目いっぱいにタメの効いたオカズを本家並みに再現。
これは今まで誰ひとりとして叩けなった。
まあ、他のパートにも言えるけどね。
だから懲りてしまって、長らくオクラ入りしていたんだ。
ホーン隊のミツは「早いパッセージだからこれは超絶技巧」と嘆く。
「これは変態だね」とマサが言うと、すかさずトモちゃんは「変態!」とマサの顔を見ながら言い放つ( ´艸`)
定番のラストナンバー。
アイちゃんは「歌い方を少し変えたんだよ」とマサに教えてくれた。
研究熱心。
偉いよなあ。
彼女の爪の垢を煎じて飲ませたい奴がごまんといる。
予備曲・・・・。
2番をカット。
そこで躓きがあったので、アイちゃんからダメだしをくらいやり直し。
そんなこんなを繰り広げていたらすぐにスタジオ終了時間に・・・。
濃厚なるひと時。
今回のライブはアッキーの主催。
しかも彼女は3バンドで演奏もする。
マサもモッチンもコバちゃんも2バンド出演。
トモちゃんはサックス教室に行ってからの会場入り。
モッチンなんてオープニングアクトを終えたら即行で次の日のリハのために中抜けして再びルアレルバ入り。
アッキーは受付嬢も兼任。
マサは司会者とカーテンの開閉も受け持つ。
とにもかくにも、それぞれにハードスケジュール。
ご来場を心よりお待ちしております。
今年完成したばかりの立派なライブハウスだよ。
広い吹き抜けにもびっくり。
無料パーキングあり。
よろしくお願いいたします。
完全燃焼だ。
追記・・・・大好評につき、三度チャーミングなSTAレディたちの写真を添付します。
ファン急増中。
悪用流出厳禁!( ´艸`)
おかげ様で、無事ライブは大盛況のうちに終了しましたよ!^_^