2013/3/30(SAT)
STA自主企画ライブ LIBERATION 28
北海道もようやく、雪解けムードが本格化してきて春めいてきました。
まあ桜開花までにはあと1月は待たなければなりませんが。
おもしろいことに北国のアマチュア・ロックバンド達はどうも真冬にはヒグマ同様に冬眠まではいきませんが音楽活動が停滞気味になりがちです。
でもポカポカ陽気に誘われてライブハウス界隈もにぎわいを取り戻してきている様子。
でもSTAは春夏秋冬一切の休養もなく相変わらず毎月ライブ続行中!
そういうわけで久しぶり、そして今年初の「LIBERATION」です。
毎度おなじみ「はる」2人組以外は大所帯バンドばかりでさすがのSTAも普通の編成に見えるところが愉快ですね。
思い起こせばここ「ホットタイム」は2度目のSTAですが、前回去年10月の時はマサが東京でシカゴを観た次の日にLIBERATIONだったという超ハードスケジュールイベントでした。
でもその時、とても評判も良かったために早速2回目のステージとなった次第。
午後3時半からのリハーサル開始とともに続々と集結する各バンド・メンバー達・・・早くも開演前から会場は観客で賑やかムード。
「あれ・・?これってまだリハーサルだよね??(笑)」
しまいには席も足りなくなり急遽仮の椅子を持ち込むことととなりました。
嬉しい悲鳴全開、カウンター前にもすでにドリンクやフード注文待ちのお客様がずらっと行列。
なんか物凄いことになりそうです、わくわく。
出演バンド達も気合いが入るというものです(実際この日の5バンドすべてにアンコールが自然にかかりました。こんなことって初。素晴らしいお客様たちにも拍手)。
仲間同士早々と乾杯の音頭と酒盛りにヒートアップ。
今か今かと開演の時を待っています。いつものようにマサの司会進行でライブが午後6時15分スタートなのですがこの会場の和やかで温和な空気感の中では余計なMCもいらないみたい。
本当はステージ前にはセッティング中ずっとスクリーンが下りてきてプロモーションビデオが流れているのですがこの日はバンドが大所帯のために混み合い、最前列の観客席との間にもスペースが確保できずになし。
それもそのはずトップバッター「MR,EKB(宴会バンドの略)」はこの日最多人数の男女混合10人編成!
ステージに収まりきれずキーボードプレイヤーの一人はモニターを乗り越えて客席前方に陣取ります(鍵盤奏者3人!)
リーダーのてっちゃん率いるこのバンドは全曲ミスター・チルドレンのカバーを演奏。
もうしょっぱなから会場一丸となっての大フィーヴァー大会。
皆が皆、色とりどりのライト・スティック(っていうのかな?)を手に持ち、曲に合わせて自由にリズムに揺れて綺麗。
曲ごとに楽器の持ちかえがあったりジン君がビールジョッキ片手に熱い声援にこたえたり、バラードでうっとりさせたかと思えば手を頭上にかざしてみんな一体となって横振りアクションとアンコールを含めてお祭りムードいっぱい。
ビデオ・カメラ撮影がそこらじゅうにセットされていて、家族連れも目立ち小さなお子さんも一生懸命エールを送っていました。
ドラマーのオッ君は腰を痛めているのに懸命のプレイ。
サプライズはラズベリーの歌姫キリちゃんがゲストでコーラス&パーカッションで参加していたこと。
彼女は初ライブから何度も見ていますが成長著しく今となっては貫禄たっぷり、ひっぱりだこの売れっ子です。
そしてこのMR,EKBはバス・ドライヴァーのメンバーがほとんど、マサの父親&弟も同業だったのでそのことでも親近感がわきました。
2番手に登場はSTAファミリーとしておなじみ小樽から駆けつけてくれました6人組「ザ・パーティーズ」。
バンド名からもわかるようにオールマイティ・ジャンルをコンセプトに誰でも気軽に口ずさみながらのれるレパートリーを次々と繰り出してくれます。
リーダーMR,Sの渋いハスキー・ボーカルを筆頭にツインギターの特性を見事に引き出したソロ&カッティング、リズムセクションも絡めて見事な大人のいぶし銀安心サウンドを展開。
途中でベースのシャーラー・ブラック・ロックピン・ネックサイドのナットが外れて紛失するというトラブルもありましたがしゃがみこんでプレイは続行。
マサも駆けつけてパーカッションのメンバーと共にストラップをかけてあげました。
多方面で活躍しているだけあってそのステージ運びのスムーズ・MCの巧みさは観ている側もとても勉強になります。
個人的に新曲がいくつか聴けたのも大きな収穫。
驚愕「レイジー・ママ」からの幕開け、お約束のスタンダード「ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザース)」ではイントロが流れた途端にあちこちから「OOOHH!!」の声。
すかさずキラキラとミラーボールが回転します。
さらに追い打ちをかけるようにタイムスリップ「星降る街角」
一気に洋楽の金字塔ドゥービー・ブラザース「LONG TRAIN RUNNIN'(EDIT VER)」ではシャープなコードワークが売り。
S氏が「CCRの曲をお送りします」といえば会場から「雨をみたかい??」
ノーノー「プライド・メアリー」でした。
「次の曲はもう何十年も前、あの、マチャアキが在籍していたザ・スパイダースが取り上げていて多くのミュージシャンにもカバーされている曲をお届けします、聞いてください」
トリッキーなギター・リック・イントロをきっかけに「ダンス天国」でコーラスの掛け合い。
合唱がはじまった「スタンド・バイ・ミー」、そしてレイ・チャールズの代表作「アン・チェイン・マイ・ハート」でひとまず終了かと思えばなんと2連発のアンコールが。
クィーンがロカビリーに走ったと当時物議をかもしたアルバム、ゲーム収録のヒット曲「愛という名の欲望」、最後はチャック・ベリー作の本日ロックンロール決定打「ジョニー・ビー・グッド」で締めくくり。
お見事の一語に尽きます。
ど真ん中の3番手は「はる」
この2人組もSTAファミリーとして、もうずいぶんと長い付き合いになるジャンルこそ違え可愛い弟分的バンドです。
夕張からの道中、清田区で渋滞に巻き込まれて一時はどうなるかと思いましたがなんとかギリギリに会場入り。
夕張はまだまだ豪雪だそうで・・・・。
いつものようにカホン&パーカッション&コーラスに、アコースティック・ギター&ボーカルによる爽やかなオリジナル・ポップスを元気に聞かせてくれました。
これは若さの特権ですね。
見るたびにどんどんとアレンジが洗練されて、コーラスワークもこなれて余裕すら感じられるようになってきました。
相変わらずの初々しいMCの掛け合いはご愛嬌ということで。
それでも会場からの反応は1曲目「スタート」から上々。
「今の曲、キャッチーだね」「ボーカルのハリのある声、伸びやかでいいね」と絶賛の嵐。
それに励まされたのかはるも全力で必死に進行。
呼応するかのように客席からも手拍子に声援合戦。
この日ほとんどのお客さんがはるは初体験だと思いますが好感度最高値に達したようです。
途中ではちゃっかりと自主制作CDの宣伝も忘れません。
するとあちこちから「俺、買うよ」「車の中でドライブがてらに聞くにはもってこいだね」
新曲は夕張・風致公園(デート・スポット)をイメージして作ったというしっとりムードの「渡り鳥」(こちらも別にCD販売)。
次に控えしは180度イメージを変えて「北都のファイター」
アリスの「チャンピオン」風はるにしては珍しいハードなナンバー。
北都プロレスが夕張で遠征試合にきた際に知り合ったそうで今度は岩見沢のリング上でこの曲を歌うそうです。
その告知ポスター・パネルもしっかりと掲げてアピール。
アンコールは世界中の笑顔に捧げられた「スマイル」
はるの2人も嬉しそうにステージを後にしました。
もちろんCDも飛ぶように売れ続けて直筆サインのサーヴィス付き。
以前にも書きましたが、夕張では練習スタジオがありませんので清水沢駅の構内スペースを利用してきていたのです。ところが騒音の苦情が出て(マサも高校時代に同じ経験あり)今は夕張の武道館!!といわれている会場で地道にリハーサルに汗を流す日々だそうです。
「はる」頑張れ!!
とり前4バンド目はSTAキーボード奏者シン率いる男女混合7人組「BRAND NEW POPS」
深川から応援に駆けつけてくれたお孫さんを抱っこしてのリハーサル・・・とアットホーム感あふれるバンドです。
2人の熟女ボーカルをフロント中央にすえて向かって左サイドにはリーダーのシン、右サイドには再度登場のMR,EKBてっちゃんが構えています。
選曲も大人の落ち着いたムードに満ちたものばかり6曲。
前半3曲が洋楽、後半3曲が邦楽です。
まずビックリしたのがシンが甘い声でボーカルを務めていたこと。
これはSTAのメンバー達は一人も知りませんでしたのでもう釘づけですよ。
セクシーな女性コーラス&ボーカルが彩りを添えて、そこにてっちゃんの官能的ギター・ソロが絡みついてきます。
マサのフェバリット・バンド、スティーリー・ダン「リキの電話番号」が飛び出してくるところなんかからでもこのバンド・センスの高さがうかがい知ることができます。
あの何事においても癖のあるドナルド・フェイゲンのボーカル担当するなんてシンの度量の深さに感銘。
続いてはジャミロクワイのバージョンで「サニー」
ね!思わず誰しもが身をゆだねたくなるような流れです。
さらにはディーコン・ブルー「WHEN WILL YOU MAKE MY TELEPHONE LING」
男性と女性二人によるボーカルが贅沢なまでに交互に引き継がれていきます。
ここまでは洋楽、後半は邦楽大会。
4曲目は八神純子「夜間飛行」
その世代の人たちにとっては青春プレイバックでしょうね。
5曲目は桑田バンドのカバーでSUPERFLY「SKIPPED BEAT」をMIKI・VOCALではちきれそうにパワフルに。
感激のアンコールは当然でしょう。
スターダスト・レヴュー「思い出に変わるまで」を終えてMIKI嬢から今回のイベントに対する感謝のメッセージをいただきました。
とにもかくにもこの日のライブはSTAにゆかりのある仲間たちが集結してのイベントゆえにどの人も心の底から1曲1曲、一挙手一投足を堪能しているようです。
トリはこの日のライブ企画首謀バンド,唯一ブラスセクションが在籍しているTHE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY。
オリジナル・シカゴとまったく同じ7人編成、もちろん今まで同様に全曲初期シカゴ1~8までの代表作&コアなナンバーをマニアックにお届けしました。
サックスのタツはスケジュール多忙のためにこの日もぶっつけ本番。
***SET LIST***
1、INTRODUCTION(1・シカゴの軌跡)
2、QUESTIONS67&68(1・シカゴの軌跡)
3、OLD DAYS/追憶の日々(8・未だ見ぬアメリカ)
4、~SE:PROLOGUE,AUGUST 29,1968/1968年8月29日シカゴ民主党大会(1・シカゴの軌跡)
5、~SOMEDAY=AUGUST29,1968/流血の日(1・シカゴの軌跡)
6、~FREE FORM PIANO(SHIN)
7、~SATURDAY IN THE PARK(5・シカゴⅤ)
8、MAKE ME SMILE/ぼくらに微笑みを(2・シカゴと23の誓い)
9、~TO BE FREE/今こそ自由を(2・シカゴと23の誓い)
10、~NOW MORE THAN EVER/愛は限りなく(2・シカゴと23の誓い)
・・・・・・ENCORE・・・・・・
11、25OR6TO4/長い夜(2・シカゴと23の誓い)
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
KEN・・・DR VO CHO
MITSU・・・TB
TATSU・・・TP
NOBU・・・G
SHIN・・・KB
TAKU・・・AS
前述のステージ前スクリーンがイベント後半から復活してそこにはMRチルドレン、浜崎あゆみなどのプロモーション・ビデオが流れています。
音響スタッフとの念入りなサウンドチェックを終えてノブのファンキーなカッティング開始。
それと同時にするするとスクリーンが上昇・・・STAがずらっと横一列に姿を現したとたんに歓声が沸き起こります。
それをさらにあおるかのごとくマサが開演の狼煙を上げカウント「1!2!!3!!!」
ドラマーのポジションに返り咲いたケンのビートにのっかり切れ味鋭い3管編成によるブラスセクションがほえまくる。
この「イントロダクション」はヒット曲ではありませんがブラスロックのエッセンスが凝縮された強烈なナンバーでメンバー全員が今でも各自で研究を重ね続けている大切な1曲です。
会場の皆がこれ1発でぶっ飛んでいるのがステージにいてもビンビンと伝わってきます。
手拍子も忘れて食い入るように注視しているのです。
その証拠にエンディングを迎えた直後,堰を切ったように沸き起こった雄叫びがそれを証明しています。
それもわかるような気がします、だって演奏している我々でさえも未だに鳥肌が立つくらい理屈抜きに「イントロダクション」ってかっこいいんですから。
この魅力が理解できるこの日の会場の人達は中々のニューロック通。
そういえば初めてこの曲を人前で披露したのがこの舞台でしたっけ。
マサのご挨拶に導かれてのネクストナンバー「クエスチョンズ67&68」でも待ってましたのあいの手。
このあたりになると我々と同世代のロックファンが最前列に席を移動してきてのりのりに歌っているのが見えます。
STAはこの日のライブで3つのチャレンジを実施。
その1つ目が初披露の「オールドディズ」
シカゴⅧ(1975年発表、2週連続1位ゴールドディスク獲得、のちにミリオン)からのセカンドシングル(全米最高ランク5位。ジェームス・パンコウ作)で邦題は「追憶の日々」というだけあって誰でもが心の奥底に大切に思いとどめている子供のころの郷愁を歌ったものです。
マサいわく「シカゴ版3丁目の夕日」というだけあって歌詞には「ALWAYS」という一節も飛び出してきます。
他にも懐かしい言葉がいっぱい並べられていたのですが、リードボーカルを担当していたピーター・セテラは歌詞の内容を嫌ってシングルカットした当時でもステージで歌うことを拒否していたそうです。
「いい大人がハウディ・ドゥーディなんて歌いたくない」(日本でいえば幼児番組の人気キャラクターのようなものでしょうか)とのこと。
もちろん今ではシカゴのステージにおいて重要なポジションを獲得しています。
シカゴのスタジオ音源はフェイドアウトでライブでは勢いのよいブレイクで曲を終えています。
あえてSTAはそれを参考にはせずにマサ考案のオリジナルエンディングでしめてみました。
ここからは延々と変則的な実験メドレーが続きます。
マニアス垂涎のコーナーのはじまり。
「オールドディズ」の残響音を引きずる中を、それにかぶさる形で「シカゴ民主党大会」のSE(これもミキサースタッフと打ち合わせで完璧に再現)。
このシュプレヒコールを知っている人ならば無意識に頭の中にはシカゴファーストのジャケットが描かれていることでしょう。
不気味な照明が漂う中をケンのトップシンバルカップ連打によるカウント。
マサのヘビーなベース、シン&ノブの分厚いリズム、間髪いれずブラスセクションのヒステリックなリフ。
「流血の日」が2番目の実験材料です。
クラップスホールでもすでにSEは体験済みですが今回は中間部に再び顔を出すイントロのデモ行進シュプレヒコールを初再現。
前回はイントロSE終了後はミキサースタッフに音量を絞ってもらいましたが、このひと月ほどのスタジオ練習中に偶然流れた中間部のSEがあまりにも臨場感たっぷりにはまったものだからトライしてみようとギリギリに決断した次第。
その成果はというと・・・ちょっとテンポが速かったせいか多少のずれはありましたがとりあえずは成功の部類でしょうね。
他にもいろいろとラフでワイルドな部分もありましたが、その辺はSTAの力技で凌いでみせました。
会場もビックリの連続でしょう。
何か次々にわけわからないこと起こるけれどこんなバンド初めて、すげえ!!ってな驚き感覚。
STA内においては修正箇所はまだまだ膨大にあるのですがそれはまたレベルの高い位置でのモガキです。
それまでの重苦しいシリアスなメッセージソングから切り替わってここらでホット一息の清涼飲料風シンによる安息のピアノタイム。
音色を変更しての「サタディ・イン・ザ・パーク」
いつでもどこでもこの曲は皆をハッピー一色に染め上げてくれます。
「僕らはこの瞬間を待っていたんだよ!」「その通り!!」(歌詞からの抜粋)
自主コンサートでは必ず恒例のメンバー紹介をここいらでおおくりしています。
ああ・・・もう終盤なんだね。
スタミナ温存は大丈夫かな?
さあ、とびきり生きのいいラストソング「メイク・ミー・スマイル」が久しぶりに爆発。
マサとケンのボーカルもここでピークに達します。
そして3番目のチャレンジはこのジミー・パンコウ作の最高傑作メドレー「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャナン」の3部構成初披露です。
STAがライブを始めたころは第1楽章「ぼくらに微笑みを」のみでした。
その後、ミツが復帰してからは第7楽章(最終楽章)「愛は限りなく」を合体させての2部構成スペシャルヴァージョン。
もうこれだけでもそうとうに難解なのですが、さらなる難題を持ち出してきたマサ。
第6楽章「今こそ自由を」を間に挟み込みました。
これによって「ぼくらに微笑みを」のエンディングはオリジナルに変更。
この6楽章はめちゃくちゃに難しくてこの50日間はこれに全員がかかりっきりでした。
とにかくロックにしては珍しいリズムに泣かされました。
ドラムフィルインでもすったもんだして駄目押しにベース&トロンボーンとのユニゾンフレーズなんていう突拍子もない場面も待ち受けています。
ブレイク連発、コロコロと表情を変化させる流れに変態チック(失礼・・・)なビートやアレンジ。
でもいかしてるんだよね、もう病みつきになってとりつかれSTAメンバー全員の頭の中にはこの曲が延々と鳴り響いていたものと思われ。
現在のSTAだからこその離れ業、実現可能だと思い本番に踏み切ったわけです。
結果はと言いますと今回最大のやってはいけない大事故が勃発、きついプログレでメンバー間に緊張感が走りましたがなんとか持ち直してフィナーレとなりました。
これは早急に解消しなければなりません、反省だ。
マサの右手グルグル合図にジャンプで本編終了。
「サンキュウ!また会いましょう!!バイバイ!STAでした」
でもやはりこれだけでは皆は納得してくれません。
「アンコール!!!!!」
「オーケー!!何が聞きたい??」
「長い夜!!」
「オーライ!!25OR6TO4」
モニターまでせり出してマサは客席を挑発、ノブの珠玉のギターが唸りをあげます。
タツ&ミツは吹きなれたこのフレーズに全力投球、タクも若さみなぎるサックスプレイで追随。
ケンもイントロでスティック・ポロリしちゃいましたがバッキングで熱演。
シンもすべての個所において手慣れた鍵盤ワークをさりげなくのせてきます。
というわけで、この日は集客、ライブの内容ともにとても満足のいく内容でそれは帰りがけに皆が見せてくれた表情や会話からもよくわかります。
マサが最後にステージからすべてのオーディエンスにお礼を述べる際にも全バンドが残ってくれていてその勢いはずっと維持されていました。
それは会場内はもちろんのこと、楽屋、カウンター、トイレ前(!)玄関、エレヴェーター前でも同様。
「シカゴ最高!」「文句なしに凄い!!」「なんであんなことできるの!?」「そのシャツや帽子はどこで買ってきたの?」と意見も様々。
皆が皆、再会の時を固く約束したのでした。
収穫の多い、また一段とスケールアップした今回の「LIBERATION」でした。
遠くから駆けつけてくれた人たちもありがとう。
会場には来れなかったけれども、影ながら声援を送ってくれた君やあなたにも感謝です。
熱いライブの連続で帰り道の雪山も解凍されてグッと低くなったような気がします。
SPECIAL THANKS TO・・・MIKI&HARUNA(BABY)&TEC-CHAN&CHUOH-BUS&KEI&OTARU&YUUBARI&HOKUTO-PRORESLING&NOMIHOUDAI&COCA-COLA&MR,S&MIXER STAFF!!