ついこの間、引退を発表したイギリスのスーパーミュージシャン「エルトンジョン」2013年発表のオリジナルスタジオアルバム「ザ ダイビング ボード」
19曲入り(ボートラ含めて)
CD収録タイム目一杯に入ってます!
全編にわたってエルトンのデビュー時に舞い戻ったかのようなシンプルなサウンドで網羅されています。
まさに原点回帰。
さすが天才。こういう出来そうで、出来ない事をサラッとやってくれちゃうんだから嬉しくなっちゃう。特に初期の熱狂的マニアックなファンならば狂喜乱舞でしょう。
ピアノの旋律を主軸に時に牧歌的、ミディアムに素朴に淡々と美しいメロディを奏でて語りかけルカのように歌い紡いでくれます。派手派手に明るく弾けるバンド風なロックは皆無です。
心に染み入る一枚。
バック陣は渋い必要最小限の編成。
もちろん長年の盟友バーニートーピンが作詞を担当。
AORミュージシャン、ビルカントスがコーラスとしてクレジットされています。
深夜に、CS時代劇チャンネルで「忍風カムイ外伝」やってた。懐かしいなあ。
白土三平作品は子供の頃、近所の兄ちゃんが愛読していたなあ。
「サスケ」「ワタリ」とかも。
ちなみにカムイ外伝の主題歌は水原弘!
それにしても、カムイのように真っ赤な服を着ていたら、目立ってしまって敵にすぐ発見されちゃうよねー^_^。
まあ、それはさておき、年明け早々に多忙なるSTAのバンド活動です。
なんと27日スペース・アート・ホールでの圧倒的ライブ熱冷めやらぬ間に、1日置いて29日はやくもスタジオ練習入り。
それもこれもセット・リストが1曲しか被らないのと、メンバーがマサ、コニタン、クニ以外ガラッと入れ替わるからなのです。
恐るべしSTAだ!
今回のライブは2月11日、小樽公会堂において。
「雪明かりの路」ではありますが、この会場において出演2度目。
このイベントで利用するのも2度目ですからSTAは皆勤賞。
あの伝説のエンペラーは多くの人々に惜しまれつつも、取り壊しとなってしまったのですよ・・・。
まあ、小樽においては歴史的建造物でロックできるのですから、これはこれでひじょうに楽しみ。
メンバー一同燃えていますよ。
8人編成で臨む布陣は他にファニー、シュウヤ、エビちゃん、ジュン、そしてニューフェイスのシバちゃん!(エビちゃんは諸事情により今回のリハは欠席)
5人が新たに加わるわけです。
まあ、皆お馴染みの顔ぶれではありますが、シバちゃんだけは初の参戦。
シュウヤの顔見知りとのことで、今回の合流となりました。
シゲからの紹介で加入したコニタンといい、今回のナイスガイ・シバちゃんといい、生きのいい若手が続々と加わってきてマサとシュウヤもワクワクです。
なんとシバちゃんとコニタンは同い年ということもあり、早速意気投合。
雰囲気最高潮。やっぱりバンドのコミュニケーションはこうでなくっちゃあねえ。和気藹々で理想的だ。
和歌山出身のコニタン、そして横浜出身のジュン、ミツは東京出身でした。
で、シバちゃんも東京は北区赤羽の出身であります。
マサも若かりし頃、赤羽に住んでいたのでちょっと盛り上がりましたね。
でも今はかなり街並みも豹変したらしいけれど・・・。
初対面同士を紹介し終えて、スタジオ入り。セッティング中もなにやら楽しげに話し合っていますよ。
ニューガイ・シバちゃんを中心に進行。もちろん今度のライブ出演が3回目のコニタンもほとんどは初めて演奏する曲ばかり。
多忙の中、短期間でまとめ上げてきたそうです。
シバちゃんも、よくもまあこれだけの超難解な曲ばかりを憶えてきたものだ!と紹介者のシュウヤも驚愕。
シバちゃんも当初、マサ経由で提示された曲目に触れてみて「STAはプログレ・バンド!」と思い込んでいたそうです(ちなみにシカゴは全く知らないそうです。聞いたことのある曲はあったみたいだけど)。
それもあながち間違ってはいないですがね(笑)。
とにもかくにも2回のスタジオで、これだけのものを身につけなければならないわけでして、メンバーの誰もがペンを手にメモ魔になっていました。
必死に何度も書き込みに専念する姿はコニタン、シゲ、クニ、ブンキさん、ヨシキくんあたりからはじまったようです。
壁にマサが貼りだした、いつものセットリスト用紙と皆がニラメッコ。
口頭説明よりも音出し優先で、流れに沿って実演。
問題点、疑問点にぶち当たるたびに質問が飛びかい、即座にそこのみをピックアップしてドンドンとまとめあげていく効率の良さ。
マサがトランペット・ソロに入るブレイク部分について意見する。ここはファニー、クニ、シュウヤも加わってシバちゃんのピアノを目印にカウントをとることに落ち着く。一応プレイしてみたら綺麗に完成してホッと一息。
エンディングのベルトーンも、順番と間合いの約束事を決定して次にとりかかる。
ベテラン勢も、けっこう四苦八苦していましたよ。
なんたって懐かしい曲の復活もあります。
シバちゃんも積極的に「もう一回、今の曲を!」とリクエスト。
素晴らしいねえ。
そしてマサが長年シュウヤのドラミングで再現したかった曲も数年ぶりに蘇った。
ファンク・ソウル・ロックのかっこいい大ヒット曲。
こいつがシュウヤにとっては今回ライブの目玉。
イントロの雪崩れ込むようなビート・アタックだけでも汗が吹き出ちゃうね。
必死にスティックを握って叩き込む。
エディットパートに突入するもイマイチ噛み合わず、何度も繰り返して体に憶えこませます。
蘇るグルーヴは感動的ですらあります。
エンディングでもジュン&マサによるアカペラでトラブル勃発。ここも回数をチェック入れて事無きを得た。
バラードでは、マサがこの前のシゲちゃん同様にコード違い伝達を忘れてしまい、コニタン&シバちゃんには迷惑をかけちゃった・・・でもコニタンは音を聞いた瞬間に「Eフラットのキー!」と把握。
シバちゃんは「オーケストレーションの雰囲気で!」と場の空気を読み取る。
コニタン曰く「31歳は飲み込みがはやい!!(大爆笑)」
今回のセットリストはエディット・バージョンが多数を占めていますが、コニタンの発案で1曲はノーマル・テイクでいくことに。その分、ギター・ソロは短めだけど歌のバックでは絡みつくようなアヴァンギャルドなるソロを展開することに。
シバちゃんにとっての鬼門は、やはりピアノによる旋律がメインのポップ・ブラスロック。
これは何度もトライしていましたね。
クニもシンさんが受け持っていたコーラスを初めて引き継ぐことになり、マサと打ち合わせ。
後半のハードなレパートリー連発ではメンバー全員一丸となっての取り組み。
演奏し終えた皆が皆、異口同音に「すげえ迫力!」と笑みを浮かべてアイコンタクト。
真骨頂ともいえるブラスセクションのハイノート・サウンドには、シュウヤ、シバちゃん、コニタンはビックリ。
マサはイントロのカウントとエンディングにおけるタメをシュウヤに伝達してより、グレード・アップを図る。ここが重要なる最大の肝だ。
コニタンも従来のただリフをなぞるだけの平凡なるフレーズではなく、一捻りアイデアを駆使して歯切れの良いカッティングの連続技で対応。より攻撃的になって好評を博す。
いいんでないかい!今までの中でも出色のデキだ。ファニーも「1年ぶりにこれを吹いた!」と言っていたけれども、衰え知らず。益々お手本となるべきのパワーアップに空恐ろしい気迫を感じちゃいました。
今まではゲスト・シンガーに託していたボーカルをジュンが初めて英語歌詞で熱唱。
「ノリを掴めばオーケーさ!」と頼もしいひとことを述べてくれました。
ラストソングのリフはコニタン野獣のごとき攻撃的なるコードワークが轟きわたって吠えまくり、より迫力が増した。
そんなわけで残り時間はシバちゃんの希望曲を加えてあっという間に、今回のリハも終了。
シバちゃんも興奮気味です。期待してるよん。
エネルギーの消耗率が激しい曲ばかりゆえに、毎回「腹が減った・・・」とこぼすメンバーもいたりして(笑)
ニュー・ギター・ヒーローに知性溢れるキーボードの組み合わせで、2018年のSTAは去年までとは比較にならないほどの成長を遂げたようですよ。
どんどんと新鮮なる仲間を迎え入れて盛り立てていきますので、今後もSTAの応援をよろしくお願いします。
また随時メンバーも募集中!!それではまたね~~!!
時期は不明ではあるが、公式HPによれば、2005年からウォルター・パラゼイダーの代役を務めて来たレイ・ハーマンが公式メンバーとして迎えられている。なおウォルター・パラゼイダーは脱退はしていない模様であるが、ここ最近のライブには姿を現していないことが多い。
アメリカのウォルター・パラゼイダーのwikipedia によると彼は2016年でツアーから引退している。しかし公式サイトによるとメンバーとしては在籍している。
ロバートラムによる’New Jersey Herald’紙のインタビューによると、ウォルターは心臓の状態によりツアーからは脱退している。シカゴは現在「シカゴ37」を製作中であるがそこにウォルターが参加できるかは不明である。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜herrmannmann
なんと10人編成。
ニューフェイスの名前もしっかり覚えなきゃあ。
パートにも若干の変化があります。
〜以下、ウィキペディアより〜
2018/01/17、ドラムのトリス・インボーデンがシカゴを脱退、ツアーにこれ以上同行しないことを明かした。 理由としては奥さんともっと時間を過ごしたいとのこと、なおバンド側は現在正式にアナウンスしておらず、後任のドラムはまだ発表されていない。
2018/01/19、ベースのジェフコーフィーが脱退、元ドラムのトリスと同じように家族との時間を大切にしたいということである。
(2018/01/22、元ベースのジェイソンシェフが自身のフェイスブックを更新し、彼に感謝のメッセージを送り、ピーターセテラも1985年に自分に同様のことをしてくれたことを明かした)
同日、新メンバーが発表された。
ドラムスには、パーカッションとして在籍していたウォルフレッド・レイエス Jr. が2018年のドラムを務めることになった。
リードボーカルには今まで通りのベースが引き手高音が出せるプレーヤーを選ばず、カナダのニール・ドネルが選ばれた。彼はシカゴのカバーをハイレベルで行っておりシカゴのライブにもゲストプレーヤーとして’You're the Inspiration’を歌ったことがある。
ベースにはブレット・シモンズが入った。 彼は様々なミュージシャンのバックバンドやレコーディングに参加してきた模様である。
2018.1.27(SUN) SUSUKINO
HAPPY NEW YEAR [FRIENDS LIVE 26]
まだ26回目!?もっとやっているのかと思ったよ!
HIKO 企画
S・T・A年明け早々一発目のライブはもうすでに常連化していますファミリーの一員、ヒコ主催のイベント。
地元札幌はススキノに位置する多目的ホール。(なんとSTAがこのステージに立つのは丸々2年ぶり!)
当初は総勢6バンドの出演を予定していたのですが、急遽スペシャル・ゲストが追加されて7バンド。これだけのバンド数ともなると必ず時間押しが当たり前なのですが驚いたことにきっかりタイムテーブルどおりに進行したのだあら驚き。
皆、マナーのいいバンドばかりでけっこうなこと。やっぱりイベント開催はこういう形が理想的ですね。もうこうなったらあとはライブに神経を集中してエンジョイするのみ。
いずれにしても「フレンズ・ライブ」と冠するだけあって皆お馴染みの連中ばかりで、和気藹々の雰囲気の中行われました。
フライヤーのモチーフはヒコが10代から熱狂的ファンだという「宇宙戦艦ヤマト」が組み込まれています。
日本中、ここのところ豪雪に加えて急激なる冷え込みに襲われて連日の報道をみていてもたいへんな事態に陥っていますが、北海道民も雪投げの日々が続いて体はガクガクです・・・。
この日も天気が荒れるのでは?と言われていたのですが、いざ蓋を開けてみたらば穏やかな快晴。でも路面は相変わらずのツルツル状態。渋滞もありましたが、まあのんびりと懐かしの目的地へと向かいました。
昼過ぎからすでにスタッフがステージのセッティングに勤しんでいます。
最高責任者のエガワくん。ミキサー担当はジャッキーくんとヒデくんのコンビ。カウンター業務はショウコ嬢。
リハーサルが12:55、時間通りに行われる中、STAのメンバー達もぼちぼち集結。
久し振りの面々らと挨拶を交し合いながらチューニングや器材設置、ウォーミングアップにと皆が動き回っています。
ちらっと見た限りでは、どのバンドもいろいろと仕込みや趣向を凝らしていてこりゃあ本番が楽しみです。
S・T・Aは都合により数人がリハ欠席の中、マサ、ミツ、コニタンに加えてこの日「ブレイク・スルー」でタイバンを組む去年までSTAドラマーだったセッキーにマサがドラムを頼んで4人で軽く2曲ほどリハーサルと調整。
音出しではコニタンが「ギターそれぞれに音をください」とミキサーからの要求に応えてオーバードライブ、ディストーション、クリアトーンの使い分けで軽くそれぞれをデモ演奏。この突き抜けるようなサウンドが鳴り響いただけで本番がワクワクします。
なんとコニタンはこの日会場入りする前に秘密兵器のコンパクトエフェクターを購入してきたらしく嬉しそうにそれをさっそくテーブル上に置いて構想を練っていました。更には片時もギターを手放さないでひたすら弾きまくっている姿を目の前で見ていたら10代のギター小僧そのもの。心底ギターが大好きで大好きでたまらない!いますぐにでもライブをやりたい!空気を発散しています(笑)。本人曰く「ライブよりもリハのほうが緊張する」と言っていたけれども、そんな風には全然見えなかったよ。マサのリクエストに応えてドウービー・ブラザース一連の有名リフを次々に弾きまくってくれて思わず互いにニヤリ。これがまた細部のニュアンスまで完璧に再現して解説まで加えてくれるのだから筋金入りだね。純粋に研究熱心で真摯な姿勢は見習うべきところ。
スタッフにニッパーを借りてきて弦の交換も済ませて、あとは来るべき時に備えるのみ。
さて、この会場は回を重ねるごとにグレードアップされていて期待に胸躍ります。
アンプや器材類も一新。
ベースアンプはアンペグ。ギターアンプはローランドのJC-120&マーシャル。ドラムセットは黒のラディック。
ステージ前には鉄製のパイプ枠が取り付けられていて、楽屋入り口にも柵が設けられています。
マサはいつものようにワイヤレス2機を使用するのですが、最近ビル下の4階スナック店舗で午後8時以降B帯域のワイヤレス・カラオケをはじめたそうで混線するとのこと。
でもリハーサルでは事なきを得たのでそのまま続行することで収まりました。いざという時の為に予備シールド2本(10&8M)はベースアンプ上に携帯。
そうこうしているうちに、店内は賑やかムードですでに過熱気味。
16:00開場
この日は方々でライブイベントが重なっているため、客が分散、どうなるものかと心配されていたのですが大入り満員で問題なし。もうこうなりゃあ、ぶっ飛ぶしかないですよね!!
例によって主催者ヒコによる噛み噛みアナウンス(笑)で始まりました。
出演バンドの紹介とお笑いを交えて演奏スタート
1、「SNUGGLE BEAT」
16:30~17:00
このバンドは初めて知りましたが、洋楽ポップと言う触れ込みで、どの顔も見た事のある連中ばかり。
まずはこの日の首謀者ヒコがギター(伝家の宝刀シェクターST。シースルーブルーが鮮やかなボデイカラー。PUはSSH配列。ROSE指板)。
べースもお懐かしやのチャッピーさん(YAMAHAの5弦は彼のトレードマーク。ゴールドパーツ仕様。淡いオレンジシースルーカラーにROSE指板)
キーボードのフクさん(ローランド)とドラマーのナカヤマさんは元AXIAのメンバーとして、この会場でマサと初対面だったのですね。
相変わらずの安定したテクニックを披露してくれました。
フクさんとは去年ベッシーホールでもご一緒しましたが、ナカヤマさんとマサはちょっとご無沙汰していたので再会を喜び合いカウンターでフライドポテトをご馳走になりました(笑)。
そしてボーカルに紅一点アツコ嬢を擁する5人組で軽快にスタートしました。
1曲目は「イッツ・マジック」
スクエア5枚目の名盤からの大ヒット曲。
マリーンが1983年にカバーして話題となりましたが、このテイクもそこからのもの。
作曲者でもあるギタリストの安藤まさひろばりにギンギンでシャープなヒコによるカッティングではじまったのですが、あれれれ・・・・?演奏ストップ・・・。
コードを間違えたらしく会場中いきなり大爆笑の渦。では気を取り直して演奏再会。
今のはなかったことにしましょう!
のっけからチャッピーさんのサムピッキングがビンビンと炸裂。
そのままチョッパー・ソロに雪崩れ込み、フクさんのキーボード・ソロにバトンタッチ。
ヒコがそれに追随して、ギターソロを弾きまくりながら舞台のフロントへ。
MCアツコ嬢「イエー!ありがとうございます。がんばりました。その時その時によってメンバーが違いますが、ヒコさんから号令がかかると集まるバンドです。次の曲はマドンナで・・・ライク・ア・ヴァージン!」
例のベースによるお馴染みの官能的ラインイントロからアツコ嬢による悩ましげなヴォーカルがはじまります。
彼女はオープニング・アクトという重責を担い、しかもMC兼任だけに相当なプレッシャーだったろうに、見事その重圧を弾き飛ばしていました。本番に強いタイプなのでしょう。
どうしようもないピンチに出くわした際には、横に立っているヒコに振るつもりだったとのこと。
準備万端で臨んだだけに、なかなか堂に入ったステージングでしたよ。
「3曲目はタイトルが日本語で言うと色っぽい音楽という意味。ヒコさんがやりたいと言うのですよ。」ヒコ「だってコードが簡単なんだもん!(笑)」
「でも歌詞がビッシリで大変なんですよ。歌う人のことを全然考えていないのですね。ではいきます。ノーランズで・・・・セクシー・ミュージック!」
名物ダンサーのアベさんは、いつもの定位置でもある最前列中央にて踊りまくっています。
ここでのチャッピーさんは2フィンガー双方に徹するベーシスト基本スタイル。なるほど勉強になります。
ボトムをナカヤマさんとずっしりと支え続けるお手本のようなもの。
オフの時にはチャッピーさん、延々と愛器を大切そうに磨きながら御手入れしていましたが、それに対してベースもご主人様の愛情に応えているかのようです。
ここでもヒコはスティーブ・ルカサー直伝のギター・ソロを決めまくっていました。
「かつてこんなにセクシーという言葉を連発したことはなかったです(笑)」観客「色っぽかったよ!」「ありがとうございます!今の誰が言ってくれたのかな?(キョロキョロ)あ!?目をそらしたね~~!それではここでメンバー紹介をします。」
聞くところによるとチャッピーさんはピンチヒッターだそうですよ。そんな感じは微塵も感じさせないところなんかはさすがです。
「残すところあと2曲」「ええ~!!??」ヒコ「まあ、そこは焦らず、焦らずにね・・・」アツコ嬢「うまいこと言うね。最初からMCをヒコさんに頼めば良かったよ。まあ、いきましょう。シュープリームスで・・・・恋はあせらず!」
モータウンの代名詞ともいえるビートが飛び出してくると無意識のうちに体がリズムをとりはじめるのです。
フィルコリンズやレベッカのノッコが取り上げたカバーもご機嫌なナンバー。
アベさんはダンスだけでは飽き足らずに、ネオン・スティックまでをも取り出して曲調にのって左右に振っています。
このバンドはアツコ嬢のキャラクターにあわせて全曲を女性シンガーのもので網羅しています。
「やりきりました。時間ピッタリですね。アベさん、なんで座ってるの?もっとかぶりつきで見てよ!(笑)」
アベさんは足を痛めているみたいなんだけど、ライブ中はそんなことも忘れて一心不乱にバンドと共に溶け込んでくれていて、まさにオーディエンス界の神的ポジションの方です。
ドナ・サマー「ホット・スタッフ」
ラストソングはディスコ・クィーンの極めつけで締めくくりです。
フランジャー効果をタップリときかせたヒコのギターが全体を牽引。
リフはギターとキーボードによるツイン攻撃。
アップテンポのノリが刺激的。
タイトルコールにおいては皆で腕を突き出しての大合唱大会。ミラーボールも盛大に回転して場の雰囲気を守り立ててくれます。
アツコ嬢もそれに呼応するかのごとく、腰振りにての熱唱。
白熱の場面は、ここに用意されていたんですね。
ヒコはチャッピーさんのポジションに駆け寄って、向き合いでのインター・プレイで全ては終了。
アツコ嬢「またお目にかかる機会があればよろしくお願いします!」
ヒコはもう1バンド、トリ前に出演が控えております。
2、「BREAK THROUGH 4th&Miki」
去年のベッシーホールでは、インストウルメンタルとボーカルを織り交ぜた変則編成の5人組フュージョン・ロック・バンドでしたが今回は歌姫MIKIMIKIを目一杯にフューチャーして素敵な歌声を散りばめてくれました。
セカンドアクトも、女性シンガーと男性陣のバンドという図式。
このブレイク・スルー4thはバンド名が示しているとおり、そのライブ時の編成、顔ぶれ、ジャンルに応じて1,2,3,4・・・とナンバリングしているのだそうですよ(現在もアメーバのように増殖中・・・)。
4人組みメンバーの内訳はと言いますと・・・・・ベースのトミチョはフェンダー・ジャズベースのホワイト・ボディを使用(ローズ指板。PUはUSAをマウント)。
ギターのイシヤンは青のフェンダーUSAストラトキャスター(カスタムショップ。ローズ指板)。
リーダーはドラマーのナイスガイ・セッキー!
彼は、数多くのバンドを掛け持ちというモテモテ・ミュージシャン。この日は2バンドだけの出演とのこと。意外だね。ご多分にもれずひっきりなしに「セキさ~ん!」とラブコールが飛び交っていました。根っからのバンド好き男。セッキーはそのフレンドリーな人柄から想像も付かないくらいの熟練技を発揮。一見の価値アリ!。
そして前述のシンガー、ミキミキちゃんを迎え入れてのゴージャスなるライブ(ローランドのキーボードで弾き語りも繰り広げるんだから才色兼備だね)。
彼女も多方面のバンドに所属、もしくは率いています(ポップスはもちろんのこと、アニソンから様式美へヴィーメタルまで)。
というわけでして、今回事情によりヴォーカルのツネちゃんとキーボードのトモちゃんが所用によリ欠席。
で、時々サポートで歌ってもらっているMIKIMIKIちゃんから「八神純子なら弾き語りで何曲か歌えるよ」とありがたき神の声をいただき、こと無きを得たわけであります。
本番前に、まずはミキサーの指示に従って軽く音出し練習。
ここで我等がSTAのトロンボーン奏者ミツが奮い立ってきた。彼は自他共に認める八神フリークなのでした。
チラッとMIKIMIKI嬢が奏でた鍵盤音だけで、逐一解説が付いてくるのです(笑)
ミキミキちゃんMC「じゃあやりますね!お願いします!」
アベさんが早速立ち上がり、一心不乱に踊る1曲目は「MR,ブルー~私の地球~」
もちろん八神純子の曲です(1980年11月5日にリリースされた10枚目のシングル)
(アベさんの訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と私は真剣に提案したいと思います。もちろんダンス・フロア付きでね)
一聴しただけで八神節だとわかる、流れるようなメロディが光を放つ快適な名曲。
伸びやかで張りのある官能的ヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるMIKIMKI嬢。
男性陣も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使。余裕の表情で繰り広げてMIKIMIKI嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。
的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロもこちらに気持ちよく響いてきます。
MIKIMIKI嬢がMCも担当。
「皆さん、こんばんは!今日は事情により昭和の匂いがするナンバーを中心に披露したいと思います。トップに出演したバンドは若さに溢れていて羨ましいかぎりですが、私達も頑張って演奏していきます。
大丈夫かな?・・・・と私は朝から自分に暗示をかけてきました・・・・私は八神純子よ、私は八神純子よ!(笑)
最近は私がブレイク・スルーを乗っ取るんじゃあないか!?なんて噂になっているそうですよ(爆笑)・・・・想い出のスクリーン!」
2曲目も八神純子からで極上のJポップ・ナンバー。
セッキーのカウントにはじまって、ピッコロ・スネアからたたき出される貫禄タップリの切れっ切れボトム・サウンド炸裂!
ベースのトミチョ氏はさすがのチョッパー・ソロも交えて、そのままステージ・フロントに躍り出てタッピング・ファイトまでをも見せつけてくれました。
ギターからキーボードへと目まぐるしく駆け回るソロの応酬も凄まじい。
エフェクター効果もセンス抜群で、小技の連発には観客の視線も釘付け。目が離せません。
エキサイトする観客。全員がノビノビとプレイに専念。
極めつけは流麗なるギターから紡ぎだされるクリアトーンの音像に、セクシーなヴォイスで応じるミキ嬢。上手過ぎて美しすぎて思わず唸りつつも、聞き惚れてしまいます。
これだけ歌えたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ。微笑ましくも、羨ましい限り。
ちなみにミツいわく「これはライブ・バージョン!」(笑)
MIKIMIKI嬢「楽器を弾けることがばれてしまい腱鞘炎になってしまいました・・・ちょっとキーボードは休みます。セッキーさん、お願いします!」
ギターがさりげなくBGMを弾き流します。
優しい人柄が偲ばれるセッキーがここからMC「俺の職場の後輩たちは全然応援していないな。お前たちは何やってるのさ。え~と、ブレイクスルーです(笑)。本当はボーカルのツネにミキさんを交えてお送りする予定だったのですが、急遽予定が変わってしまい全曲ミキさんに歌ってもらうことになりました。
ヒコさんと出会ってブレイク・スルーも6年が経過しました。縁あってちょくちょくライブイベントにも出演させてもらってお世話になっています。
じゃあ次にいきます。乞うご期待!・・・木蓮の涙(スターダスト・レヴュー)」
BGMのギターがそのまま本編へと繋がる憎い演出。
3曲目もポップ・フレィヴァーに満ち溢れたしっとり系バラード。
グッと場面転換。
MIKIMIKI嬢はハンドマイクで切々と丁寧に語りかけるように歌い紡いでゆきます。
叙情的なアコースティックがメインだけあって、どこからともなく溜息が漏れてきそう・・・・。
前半は延々と情感漲るギターとヴォーカルのみ。心にしみじみと染み入りますね。
会場内は水を打ったような静寂・・・・誰もが、感傷に浸ってじっくりしんみりと聞き入っています。照明も淡く愁いを含んだ光で包み込んでくれます。
おっと、油断していると何故だか鋼の涙腺が緩んじゃいそうだ・・・・ウルウル・・・・。
安定感抜群のリムショットとバスドラム、やや抑え目なベースがシンクロして追随。
ドラマティックな空気の展開で迫ります。
緊張感に満ちた各パートでしっかりと主張していますよ。ネオン・スティックを左右に振る観客。
ミキ嬢再びキーボードに座ってMC「これは大好きな曲なんですよ。いつもは自宅でこっそりと弾き語りしているんですけどね。リーダーのセキさんがいい!とドヤ顔して言うもので。
メンバー紹介をします!(ここでリスペクト目一杯こめて、一人一人を丁寧にアピール)
八神純子をたくさんやってくれと、リーダーが譲らないのでまた八神ワールドに戻ります。じゃあ皆さんもよく知っているデビュー曲・・・・・思い出は美しすぎて」(再びミツ曰く・・・これもライブ・バージョン・・・笑)
次々と矢継ぎ早やに繰り出される琴線振るわすツボを心得たメロディ。
この選曲はナイス!
私はフュージョンばかりを演奏するものと思っていたので、この選曲は嬉しい限り。
皆、我を忘れてウットリしています。
ブレイク・スルーの新生面を、垣間見たようです。その奥行きの深さと音造りに感服。
またもや、ミキ嬢の力量を目一杯に思い知らされてしまいました。
MIKIMIKI嬢の発するホイッスルに導かれて石ヤンが奏でるメロディアスなサンタナ調ギター・フレーズも絶品だ。
和風テイスト満載。こういうのも、なかなかにいいもんだね。
ミキ嬢が、エンディングで綺麗なハイトーンによる圧倒的存在感を演出。
もはや独壇場と化して感動的ですらありますよ。下手な言葉では到底表現できないくらいだ。そんなものいくつも並べたって無意味さ。百聞は一見にしかずとは昔の人もうまい事言ったもんだ。
観客席から「MIKIMIKIさん、素敵~!!」
セッキーのスティックカウントから大ヒット曲へ。
「水色の雨(八神純子)」
永遠のニューミュージック・スタンダードを立て続けにプレイ。
ミキ嬢にとっては、十八番ともいえるヒット曲。
遠慮無しに、喉を震わせて決めまくり。しかし改めて言わせてもらいます「いい声しているなあ・・・・」
咽び泣く素晴らしきギターも、極限までのサスティーンを轟かせてキーボードとハーモニー。
一緒になって歌っている人や、ウチワ片手に観戦しているお客さんも見受けられます。
そして、バックのメンバー達も、持ちうる限りの高度なインタープレイをエンディングで火花散るほどにつぎ込んでくれました。
遂にうるさ型のミツも認めた「上手い!!」
ここでミキ嬢が「リーダー、話してもらえますか?」と一言。
セッキーはマイク片手にドラムセットから語りかける・・・。
「皆さん、楽しんでもらえてますか?」
笑いをしっかりととりながらも、見るからに善人丸出しだ。
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
再びマイクをミキ嬢にお返し。
「やはり最後はこれに尽きるでしょう・・・・ポーラー・スター!(八神純子)」(ミツ談・・・ライブ・ヴァージョン!!)
これをやらなければ許されない。ステージを降りられないよ。
セッキーのスティック・カウント。
ドップリとお洒落な大人のムードにウットリと酔いしれ癒されてください。
ここでもMIKIMIKI嬢のホイッスルから、ギターの滑らかなる決め一音フィンガリングに雪崩れ込み。
MIKIMIKI嬢の豊かな声量はここにきても全然衰え知らず。恐るべし。益々艶を増しているではないか。「まだまだここで歌っていたいわ!もっともっと私の歌を聞いて!」と言いたげ。
「どうもありがとうございました!」好感のもてるステージングには、とっても満足さ。
今度はできることならば「パープル・タウン」も聞いてみたいなあ!
追記・・・MIKIMIKI嬢はかつてコンテスト&オーディション荒らしでブイブイ言わせていたそうですよ。
それも素直に頷けるというもの
3、17:50~18:20
「ちゅーブゥ」
ハイ、バンド名が示しているとおり、チューブのカヴァー・バンド。
真冬にチューブを堪能するというのも乙なもの。
あれあれ・・・?ここでも見たことのある顔がズラッと並んでいるぞ・・・!!
6人編成で・・・・歯切れの良いカッティングが冴え渡るキャップがお似合いのタンピーさんは茶色いボディカラーのシェクター・ストラトタイプのギターを使用(ROSE指板)、鮮やかなメタリックブルーのシェクター・プレシジョン・ベースでブイブイと客をのせる2フィンガー・パフォーマンスにかけては彼の右に出る者はいないといわれるキラー兄貴はマサの強烈なるライヴァルでもあります(メイプル指板)、ローランドを愛用のフクマ氏(KB)、このバンドでも紅一点のルミちゃんが元気一杯(ローランドKB&CHO)、図太いハイトーンのヴォイスも迫力倍増のシュン氏(VO)、そして元STAでブレイク・スルーに引き続き出演する器用なオールラウンドプレイヤーのセッキー(DR)だあ!。
「ゆずれない夏」
SEが流れる中、序盤から、この極寒な季節にとっては爽やかなサウンドですな。
メンバー達も思い思いの明るくお洒落で派手なアロハシャツに着替えて気合十分で臨んでいますよ
すでに酔っ払って出来上がっている観客が熱狂しているしね。
燻し銀ボーカルのシュン氏の声がチューブのマエダ君にソックリなのも驚き。
「イエー!ありがとうございます!アリーナ!!(笑)次はこいつで決まり・・・湘南マイ・ラブ!」
即座に手拍子要求でコール&レスポンス。
とにかくシュン氏の声量は半端ではありません。
美味しいビールに酔って、灼熱ミュージックにも酔いしれるというのも一興。
キーボードが男女左右に2台も参加しているなんて贅沢の極み。
捲くし立てるように3曲目はノリノリの「ダンス・ウィズ・ユー」で手拍子も要求。
その巨体から発せられる、分厚くもパワフルなボーカルはまだまだ余力を残している感じ。
全力で振り絞ったらどれだけの声が出るのかなあ。
絶対にメガトンクラスでしょうね。
誰からも愛され、慕われるシュン氏のキャラクターが際立っていて好感がもてますね。
「君だけを~!」の歌詞では最前列の女性客をビシッと指差す。
キラー兄貴はサムピッキングにチェンジしてアタック感にアクセントを盛り込む。これがセッキーとのリズムセクションにカッチリとタイトにシンクロしていてナイス!
タンピーちゃんも去年の小樽・北運河屋外ライブでは体調を崩していたので、今回はリベンジ達成。入魂の歯切れ良いコード・ワークが見事に冴え渡る。
「(ドリンクを一飲みして)新年会ライブということでたくさんの皆さんに集まっていただき、どうもありがとうございます!後ろの方までビッシリ入っているのがよく見えます。目は2.0なんです。ブスかどうかもわかります」「やめなさいって!(笑)」「はい!・・・・ちゅーブウーのブーは私です(笑)・・・・・ええっと・・・・またセット・リストを間違えました・・・・素晴らしいね」
ここでフクさんが流麗なるピアノ旋律を披露。
「今日はこの曲をフクちゃんのために歌いたいと思います・・・・・リメンバー・ミー」
熱冷ましとばかりに、ガラッとムードを変えてパワー・バラード。
シュン氏からフクちゃんへ、友情の証ともいえるエールが送られます。
互いに不敵な笑みを浮かべ、タンピーちゃんも阿吽の呼吸でスッと絡んでくる。
観客たちは腕を左右に振って延々と応戦。
セッキーは2ステージを、一切の手加減無しに叩きまくっています。要注目だ!
ヴァイタリティ湧き出る雄姿は神々しいくらい。
「俺の歌を聞いて目の前の女性が泣くんだよね・・・・・俺のことをブーッて呼ぶな!痩せたように見える?だいぶ痩せたでしょう!」「痩せてない!(爆笑)」「けっこう痩せたんだけどなあ・・・」「やめなさい!」「さあ、どんどんといきましょう!次で最後ですよ!」「エー!!」
「外はキンキンに寒いでしょう。帰りも寒い。座って聞いていてもいいのですかあ!!??この曲は皆さんで盛り上げてください!・・・・あー夏休み!!」
ドドドッと詰め掛ける観客達。
聞かせどころともいえる全員による合唱パートに差し掛かると「はい!みんなで一緒にいきますよ。あー夏休み!!」
弦楽器コンビのキラー兄貴&タンピーちゃんも、観客と一体になり躍り出てジャンプ連続。息もピッタリ。
ルミちゃんはコーラスでも花を添えてくれます。
ブレイクの連発でドンドンとまとまりも出てきた。
シュン氏はタンピーちゃんの肩に手を回して
「はい、もう一丁派手にいくよ。コーラスね。はいはい!3カメにいきます。いいだろ、いいだろう!2列目3列目よろしく!それ、ワンモア・タイム!4回目ラスト!サンキュー!!どうもありがとうございました!!」
興奮冷めやらぬ状態のまま「かなりカロリーも消耗しました。息あがってませんか?大丈夫?夏を呼び込んでしまった感のあるちゅーブー!カロリーを消費して痩せたかな!?さあ、たっぷりの水分を補給してね。この後も個性溢れるバンドがわんさかと登場しますよ。多くの皆さんが足を運んで盛り上げてくれています。まだまだ続きますよ。最後まで楽しんでいってください。」
4,「よよかちゃんセッション」
18:30~18:40
ちょうど、ど真ん中の時間帯に突入!
ここで急遽、サプライズとして組み込まれたのが、話題沸騰中の天才少女ドラマー・プログラム。
なんと8歳ですよ!
この女の子の存在は4年ほど前から新聞、テレビなどのマスコミ媒体を通じて知っていたのですが生で観るのは初めて。
だから私個人的にもワクワクドキドキもので期待していたのですが、それは想像以上のものでしたね。
よよかちゃんは、この日のイベント主催者ヒコがギターで参加しているオフコースのカバーバンド「OFF SHORE」のボーカリスト、ソウマくんの娘さんだとのこと。
そのソウマくんの自宅がスタジオになっていて、メンバー全員が集まるたびによよかちゃんももちろんその場にいるので、それが縁で今回のセッション参加となった次第。
10分なんて短い!もっと時間があればねえ・・・。
道民の間では、かなり知れ渡っているよよかちゃん。
なんとあの吉幾三とも共演していましたね!
徐々に全国規模の顔となりつつもあり、将来どれだけ有名なプロのビッグスターになるか今から要注目。
気が付いたらいつのまにか、お父さんと一緒に会場入りしていてちょこんとイスに座っていました。小柄なので足が床に届かない可愛らしさ。ペットボトルのジュースを飲んでキョトンとしている横顔を見ていたらごく普通の幼い小学2年生。
それがいざドラムセットに座ったとたんキリリと豹変するのです(お母さんと5歳の弟さんは次の日のコンサート打ち合わせがあるらしくて、ここでは欠席)
お父さんに言われて、自らフライヤーも各テーブルに配って歩いていました(写真参照)
私ももちろん受け取りました。握手もしたよ。あの小さな手からどうしてあれだけのパワフルドラミングが繰り出されるのか不思議なほど。
暗転した中で、大人のスタッフ達がよよかちゃんのドラムセッテイングを手伝ってくれています。
チューニングを終えて試しに叩いたフレーズや、リズム、フィルが音だけ聞いてたらもはや立派な体格の大人の男性ドラマーが叩いているような錯覚を起こしてしまいます。でもステージに目をやるとやっぱりよよかちゃんが叩いているのですよね。もうこの時点で会場中が衝撃を受けているのが、ビシビシと伝わってきます。
男性のベーシストとギタリストが両サイドでサポートとして陣取っています。
司会進行と歌はお父さんが担当。
「皆さん、こんばんは。私たちは家族4人でバンド活動を行っていまして、現在有名ミュージシャン達とCDも製作しています。
クラウドファンディングにも挑戦中でして、もしよろしければご協力のほど、お願いいたします。
そしてかねあいよよかバースディライブを10月に道新ホールで開催します。
ワンマンです。それでは早速ぶっつけ本番で思い切りかっこよくドラムソロを!お聞きください。」
もうこの瞬間で掴みはオーケー!
参りました・・・・ツーバスのマシンガン連打が轟き渡り、千手観音のようなステックさばきでオカズの乱れ打ち。
観客一同が腰を抜かすほど。ちょっと拍手と歓声を忘れてしまうほどに圧倒されちゃいました。
テレビなどでちょくちょくドラミングを見てはいましたが、その都度メキメキと腕を上げていたのです。
でもこの日のそれは比較にならないほどに数段とグレードアップ。正式な先生についてもらって習っているそうで納得しました。
お父さん「娘は最近ボンゾとかカーマイン・アピスとかの名前を口にしますが、私達夫婦はそれを知りません!どこで知識を得ているのか・・・。
全く女の子らしい音楽には興味を持たず・・・パパ、ブラック・ドッグを知ってる?なんて言ってきます!それでは私は歌詞カードを見ながら歌うので、つたないボーカルになりますが、メインはドラムということでよろしくお願いします・・・・レッド・ツエッペリンで・・・・グッド・タイムス・バッド・タイムス!」
おお!よりにもよってゼップ・デビュー・アルバムのトップを飾る、最もバスドラムのフックが難解な名曲に突入。
なんの躊躇もなくよよかちゃんがトップシンバルのカップ部分でカウント。とにかく小柄なのでイスに座っていると、お顔も見えないほど。よくもまああれで叩けるものだ。末恐ろしい・・・・。
もう全員がドラマー一点に釘付け。
鳥肌モノだ。目前で繰り広げられている事が信じられない。でも現実なのですよ。タメひとつをとってもあまりに渋すぎるでしょう。あどけない表情をしながら、極上のブリティッシュハードロックなんてさ。
お父さんもロバート・プラントの拳回しを巧みにこなしながらも、娘の雄姿を横目で伺っています。
なんて羨ましい父娘なんだろう。私たちにとっては理想の親子像ですね。
よよかちゃんはリズムも正確でパワーも大人顔負け。キックやシンバル連打もハイレベル。
あっと言う間に終了。ある意味では、この日最大の目玉だったでしょうね。
盛大な拍手が鳴り止みません
よよかちゃんからご挨拶「ありがとうございました!」
いやはやなんとも凄いものを目撃しちゃいましたよ!大満足!目にしっかりと焼き付いちゃいました!
ハイ!ライブレポートPART,1はこれにてお終い。つたない文章なのによくぞここまで読んでいただきました。
感謝します。
PART,2もこれに負け無いくらいに充実した内容でお送りしますよ!
それではまた!!つづく・・・・・。
2018,1,27(SAT)
ご存知テイク・オフ&ヒコ・バンド&マイ・ソウル電気楽団&ラズベリーのリーダー兼ギタリスト、HIKO主催の新年会ライブ・イベント!
FRIENDS LIVE VOL,26
HAPPY NEW YEARへのご招待
住所:札幌市中央区南7条西4丁目422-35 第2北海ビル アバンティ7階
広くてとても綺麗な会場。スタッフも充実しています。
TEL&FAX:011-206-0741
出演者・お客様共に2ドリンク付1500円
(各バンド30分の演奏。STAはサプライズあり)
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・シカゴなどのブラスロックバンド
タイムスケジュール
別会場にて新年会兼打ち上げ21:30~
※ 急遽小学生天才ドラマー よよか
ちゃんのセッションやります。
なんと レッドツェッペリンです。
① Snuggle beat 16:30〜17:00
② BREAKTHROUGH 4th &Miki
17:10〜17:40
③ ちゅーぶぅ 17:50〜18:20
※ よよかちゃん セッション
18:30〜18:40
④ YELLOW CAB 18:45〜19:15
⑤ TAKEOFF 19:25〜19:55
⑥ STA 20:05〜20:35
① 洋楽POPバンド ボーカルあつこちゃ
ん 自分ギターです。
② 関さんのブレークスルーミキちゃんの
八神純子 最高です。
③ 遥パパボーカルのチューブ 飲み会ば
かりやってるバンドです。(笑)
④ オフショア コーラスに入ってもらっ
た ビビ子ちゃんのガールズロッ
クバンドです。長い時を経ての復活と
か パワフルボーカルですよ〜
⑤ 自分の長寿バンドです。
今回は初代ボーカル小島君のピンチヒッ
ター何時ものTULIP です。
⑥ マサさんのシカゴ パワフルブラス
パワフル マサさんベース パフォーマ
ンスです。
尚 21:00 〜新年会やります。
お客様も参加可 連絡下さい!!
いろはにほへと 南7条店 ライブ会場
徒歩3分
http://www.umai-iroha.jp/shop/shop1510.html
詳細等のお問い合わせ先はBAND・HIKO&STA・MASAまで。
滝、瀧(たき)とは、河川や湖の一部が段差になっているため、水が落下している場所を言う。瀑布(ばくふ)、飛瀑(ひばく)とも言う。なお、水の落下開始場所を滝口(たきぐち)と言い、水の落下点の水深が深くなっている場所を滝壷(たきつぼ)と言う。 日本においては、国土地理院の定めた定義によると、"流水が急激に落下する場所で落差が5メートル以上で、常時水が流れているもの"とされているが、歴史的に有名な滝や地理上の好目標となる滝については例外もある。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
エルトン ジョン(70)がコンサートツアーから引退!
「子供とサッカーの試合を観に行くことの方が今は大切」とのこと。
いつかはエルトンのステージを見れるかと思っていたんだけど残念。
最後のワールドツアーでは札幌に来てくれないかなあ…。
作曲、レコーディング、単発のコンサートなどは今後も続けていくそうです!