THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

北海道はあちこちで屋外ライブ開催中

2014-07-29 19:32:28 | リハーサル

北国は一年の半分近くが雪、だから夏は一瞬で過ぎ去ってしまいます。

ですから外での演奏は7,8月に集中しますね。

例外で雪祭り会場雪像ステージでのライブなんていうのもありますが(私も数年出演していましたが滑る、寒くて体が凍る、チューニングが狂う、楽器のコンディションが怪しくなる・・・と拷問のよう)。

短い太陽の季節を謳歌するべく道内一円でドッと賑やかにライブ・イベントが繰り広げられます。

お盆が過ぎたら、はやくも空気がヒンヤリしてきます・・・。

 

写真は20日の小樽ライブ。たくさんテッチャン・カメラマンが撮ってくれました。

 

STAは20日小樽2連続ライブを終え、さっそく来月のまたもや小樽の別会場ライブイベントに向けてのリハーサル開始です。

もちろん内容は趣向を凝らして一部普段あまりやらないようなセット・リストで組んでみました。

6人がスタジオに終結。ブラス隊は3管勢揃い。

今回はケンがガイド・ラインのボーカルを半数近く担当。

激しいドラミングに加えてシャウト気味でフル稼働。けっこうきつい作業のよう。

ケンはツイン・ペダルを本番初使用してみていろいろな反省点や発見があったようです。

いくらスタジオで試してみても、ライブは別物ですからね。

マサもヘッドセットワイヤレスマイク初本番使用してみて自分では気づかないけど、無意識に新しい物に対する神経集中が大きく占めていたようです。

これらは場数を踏んで取り込むしかないようで。(スタジオ練習でもツインペダル&ヘッドセットワイヤレスマイクは本番同様に使用)

けっこう今までは無頓着にこなしていましたが、やはり室内ライブと屋外ライブとではモニター、PA,反響など、別物と捕らえてもっと細心の注意を心がけるべきと猛省。

練習前半の半分はみっちりと久しぶりの復活2曲を演奏。数年前の夕張ライブ以来です。これらは小樽ライブの空気感を読んでのセレクト。

ミユキ&クニは初トライだから詳細に説明してあげます。(古株メンバー達もいつものことだけど、けっこう勘違いや忘れ気味だったりして・・・・・・笑)

2曲ともまずはケンによるカウントがクセモノ。

前もってマサからクニに送っておいたブラス・スコア。これをクニはSTAのアンサンブルから読み解き(特にタツとのTPコンビネーション)「なるほど編成がこうだからこういう内容に書き上げているんだ」と解釈。

TPセカンド・スコアを自身でアップしたそうです。

ここまでやったメンバーは前例がないのでマサ&ノブは関心しきり。

4回ほど繰り返し、繰り返し同曲をプレイしていくと見る見るうちにまとまりとグルーブが出てきますね。

曲の感覚を掴む者、忘れ去っていた者も(笑)思い出してきたし。

マサもずっと保留になって日の目を見ないLPサンバ・ホィッスルを「今度こそ活用しよう!」と引っ張り出してきて意外な方法で改造を加えてみたのですが、やっぱり上手くいかなかったようで、残念無念・・・。

結局、予備で持ってきていた今までどおりのホィッスルを使用。

それでもこっちの曲はほぼまとまりました。E一発でファンキーさを醸し出せればいけるでしょう。

問題はもうひとつのほうです。

こいつも数回試してみましたが、次回ミキ、シン、タツを加えてみてから突き詰めていきたいと思います。

鍵盤不在のために次はマサの口頭ピアノ・リフで演奏。

締めの曲は全員一致の有無をも言わさぬシカゴ・ソングで燃焼。この曲もちょっとはシカゴ・ロックっぽくなってきたね。

時間の関係で今回は組曲ノー・タッチ。秋に向けてじっくりと煮詰めていきます。

現在メンバー2人が小樽在住なので、今月&来月のライブの反省と予習を皆で語り合う。

なるほどねえ、へえ・・・という意見も飛び出してきます。

なんといっても小樽はある意味純粋に札幌以上に音楽コンサートが勢いあります。そして観客のノリは断然札幌以上!これは絶対言えます。

小樽は熱いぜ!!

マサいきなりのベース振り回し奏法(!)はバンド内でけっこう顰蹙&不評をかっているようです・・・・・。

 

またSTAメンバー達にアンケート協力してもらいました。今回は・・・

「行ってみたいところ」

ケン・・・カーネギー・ホール

クニ・・・歌舞伎町(!)

ノブ・・・ハワイ

マサ・・・モニュメント・バレー

ミユキ・・・オカマ・バー(!!)

ミツ・・・南極

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RECORDING SNAP(LOWDOWN JAPANESE VER)

2014-07-27 03:16:00 | CHICAGO

1971年、日本語「ロウダウン」を日本向けに特別シングル・カットした話は以前書きました、当時音楽雑誌にその時の録音風景が紹介されています。

スタジオでシカゴのメンバー3人に負けないくらいの長髪留学生、浜口君から日本語の手ほどきを受けて何と16回も録り直しをしたとか!

当たり前の話ですがテリー・キャス、ロバート・ラム、ピーター・セテラの若々しい事。

髭のテリーはシカゴ・ロゴTシャツ&サロペット・ジーンズ姿で貫禄たっぷり、ロバートはやっぱりハンサムでカッコイイ、リード・ボーカルのピーターはコーヒー・カップを片手に余裕の表情。

それにしても3人は、1つのMICにヘッド・フォーン装着にて仲良く並び和気藹々の笑み。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LIKE A BROTHER (B-L-W)

2014-07-26 22:49:08 | CHICAGO

また今年も梅雨明けと共に、列島猛暑到来。

暑すぎですな。北海道はカラッとしているけど、昨日は道内一円に煙霧が漂って「きな臭い」「目が霞む」「咳き込む」などの非常事態に。

シベリア大陸の森林火災が原因か?と囁かれています。恐ろしい。

上空を覆うどんよりとした色よりもやっぱり今時期は写真のように突き抜けるような青空が一番。気分が晴れやかになります。

「ライク・ア・ブラザー」、ベリー・ラム・ウィルソンのトリオによる1枚きりの奇跡のスーパー・プロジェクト・アルバムです。

彼らはもちろんアメリカを代表する大物バンド、ビーチ・ボーイズ、シカゴ、そしてアメリカのベテラン・ミュージシャン達です。

3人は自分達のバンド活動を中心に、以前より交流を深めてきました。

お互いのアルバムやソロ作品、企画物、他作品、ツアーで共演。

で、この3人によるアルバム構想の発端は、90年代前半、ロバート・ラムのセカンド・ソロ作品のレコーディング中に、プロデューサーのフィル・ラモーンから手渡されたジェリー・ベックリーのデモ・テープ。

一聴して気に入ったラムはフィルを解して気心の知れたトリオでの作品製作に着手。

互いにリスペクトし合い、影響を受け続けていたとはいえ、多忙なミュージシャン同士ゆえ、スケジュール調整が難しい。

そんな中、1992年よりリハーサル開始。

互いに作品を持ち寄っての共同作業。

レコーディングは1993年より。

ベテラン・ミュージシャンたちの助力も功を奏して数度のセッション・ワークの末に1995年録音完了。(故ハリー・ニルソンのトリビュート・アルバムにも1曲提供)

さあ、あとは発売を待つだけ・・・と思っていた矢先、突然の訃報が飛び込んできます。なんと1998年2月6日、肺癌によりカール永眠、享年51歳・・・・。

アルバム発表は断念か?と思われました。

実際、その後各自身のバンドやソロアルバムにB-L-Wの作品を収録。

ところが熱心な周囲のスタッフ等によってリミックス,リマスター、手直しを施し1999年完パケ。

めでたく翌2000年6月20日、米国にて発売されたのでした!(10曲入り。厚紙ケース付き)

カール・ウィルソンの実質的遺作となったアルバムです。

よってどちらかというと3人が均等にフューチャーされているというよりは、カールにあたるスポットライトの比重が多め。

それでも収録されている作品群のクォリティーは極上のものばかり。

各人のコーラス、歌声、ハーモニーが紡ぎだす光り輝く宝石のような音像はまさにジャケットが示すとおりに新鮮な響きを放ち続けています。

さぞかし皆、楽しいスタジオ作業だったことでしょう。

翌2001年6月にはめでたく日本盤も発売。その際、ボビー&ジェリーの御厚意により3曲ボーナス・トラックの追加収録が実現!もちろん日本のみの特典

I・H氏ご尽力の賜物です。(氏の詳細なる解説書も参考にさせていただきました)

ちなみにバック・ミュージシャンとして全曲シカゴのジェイソン・シェフがベースを担当。ギターはブルース・ガイチ、マイケル・トンプソン。他にも実力派がズラッと名を連ねています。

ジャケットのように清清しく爽やかで、優しく幸せな気分に浸らせてくれる至福の1枚。

幻の盤にならなかったことに感謝。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VOL,96 小樽・浅草橋オールディズ・ナイト11

2014-07-23 01:02:19 | Live Set List

2014,7・19(SAT)~21(MON)の3日間開催ですがSTAは真ん中の20日(SUN)に出演。合計50バンド!

ライブ・イベント 12:00~21:00

場所 第3号ふ頭多目的広場(小樽市港町5番)

マリンフェス・ライブを終えたSTA一行,各自で次の目的地まで移動の間は自由時間。

そのマリン・フェスは午後3:10STA終了、浅草橋ライブの20日出演バンド数は16。STAは10番目の17:05に登場。

つまり間は2時間もないのです。のんびりと構えてもいられません。現にまだまだ余裕があると感じ違いしていて本番直前に焦っていたメンバーもいました(笑)。

このイベントは小樽で一番日本中で有名な観光スポットでもある運河の橋広場がずっと会場だったのですが、よりライブに適した場所を求めて去年からこの広大な場所に変更になりました。

膨大に広がる駐車&関係者用控えスペース、ステージがコンテナ・トラックの荷台上という素晴らしい設備。

頑丈で高めの舞台がロックっぽくて最高です。(下を覗くと大きな車輪がいくつも見えます)車で会場に近づいてくると、景気よい爆音が響き渡っています。上空ではカモメもびっくりして様子を伺いながら飛び交っていました。

先にマリン・フェス出演を終えたバンド達も順番に到着。

飲食関係の露店がここにもズラッと出店していて賑わっています。

ぐるっと客席を見渡すとびっしりと埋まったテーブル席から遠く立ち見客まで、今年も懐かしい顔があちこちに発見できます。これもこのライブの楽しみの一つ。丸1年ぶりに会う人、半年振り、冬以来や、ついこの間も会った奴と様々。軽く皆に挨拶を済ませてから駐車場に車を入れてさっき積んだばかりの楽器機材をまた降ろして再び準備に取り掛かります。

スタンドの組み立て、チューニングや細かなチェック。その後は1ステージを終えて日差しを浴びているため、無性に喉が渇きを訴えているのでドリンクで水分補給。

一段落後は、観客としてちょっとライブを見つつも自分達の出演時のイメージを膨らませていきます。STAの出番頃はまだ明るい時間帯ですが若干涼しげな風も吹き始めてきてベスト・コンディション。照明に寄ってくる虫もいないし、雨も回避できたし、なまらいいんでないかい。

ライブ主催最高責任者のMR,Sは運営はもちろんのこと、ザ・パーティーズの出演も21日に2ステージ控えているという多忙さ。ご苦労様です。

前日もなじみのバンド連中が大挙出演して大いに盛り上がったとの事。ど真ん中の20日も負けてはいられませんね。

この日16バンド中、9バンドがマリン・フェスとの掛け持ち(STA含む)。

タイム・テーブルがトラブルの起こらないように巧妙に組み込まれています。

今年から行われるようになったミーティングの効果もあってか、どのバンドもきっかりと時間厳守、アンコールも持ち時間内でこなしているため、多少進行に余裕が出るほどです。

昼から始まったライブのトップは「沢田研二コピー・クラブ・バンド」

STA企画で以前に出てくれましたね(モダン・タイムにて)。

BNPギターのテッチャン、テイク・オフのヒコとビートルズ・コピーのダイちゃんズやキャロルのコピー・バンドでもおなじみのボーカリストらで賑やかに開幕。

マリン・フェスに引き続きプレイの「ワイプアウト」「AS/MASSYS」「NO FUSE BREAKERS」

そして、アズマッシーズの2人が再度合流しての「シュガーレス(安全地帯カバー)」

再度マリン・フェスからのバンド「ラズベリー」「アパッチ」

特にナマちゃんが毎年繰り広げるドラム・ソロを先ほどのマリン・フェスで見れなかった事を「残念だよ」とマサが訴えたらしっかりと浅草橋ライブの「アパッチ」ラスト・ソングでぶちかましてくれました。嬉しいなあ。ドラム台背後から声援送っちゃいました。

J-ROCK「FREEATION」は聞いたことのないバンドだなあ・・・と思ってステージに目を向けてみたらなんと西ヤンを筆頭にnumber.9やBNPのメンバーがギターやドラムを担当しているではないですか!?

MR,アオキは髪を切ってすっきり夏モード。でもマサはどうしても彼にはベーシストのイメージが強烈。本来はギタリストなのだそうです。マリン・フェス仲間「かなえとけらいたち」でもナマちゃん続投。ベースのツトム君は黒スペクター、G2人はLP&ST。

ナマちゃんに限らず一人でいくつものバンドを掛け持ちしてこの3日間、出演しているツワモノが何人もいます。タフだなあ。根っからバンド演奏と音楽が好きなんですね。

お次は久しぶりキッス・コピー・バンド「LOVEGUN」

やっぱりインパクトあるね、彼らは。

何から何までド派手で豪快。始めて見る人達は度肝を抜かれている事でしょう。

ドラム・セッティングに3時間。本格的な衣装とメイクにも同じくらいの時間を費やし、またこれらの準備専用の場所も確保するとか。

メンバー達の住まいもあちこち遠くに点在しているために練習もままならず、こういった事情を考えるにコンスタントに気軽なライブ活動も難しいのはよく理解できます。

でもこういうお祭り気分に浸れるイベントにはうってつけのバンドでもありますね。(STA企画ライブ、ヴィニーズ・バーにも数年前に出てくれました。

あの時は1曲目イントロでいきなり、ヒーロ・スタンレーがヒールのめちゃくちゃに高いロンドン・ブーツで転んでしまい、カツラが吹っ飛んで、ギター・チューニングも狂っちゃって全員笑いが止まらないほど馬鹿受けだったのをいまさらながら懐かしく思い出します。)

ピーター・エロス(!?)の電飾ドラム・チェックの間にヒーロ・スタンレーによる片言日本語&英語織り交ぜMC。結局、後半は日本語に落ちついちゃった。ステージ・アクションも本家そっくりに演出。そのピーター・エロスもMCをバトンタッチして「来月は千葉幕張メッセ、その次は大阪城ホールでライブやります・・・というのは嘘で江別でやります」と言うと会場中ドッカン、ドッカン笑いの嵐。

フロントの3人が並んで腕をリフに合わせて振り上げるところなんか微笑ましい。エースKはメイクの上に普通の眼鏡をかけているし(LP3HのPUから煙幕出して欲しかった)、ヒーロ・スタンレーはポール風に胸に黒マジック(マッキー)で胸毛を書き込み。もちろん最後の曲はバンド名にちなんで「ラブガン」

ヒーロ・スタンレーはエンディングでギターをマシンガンに見立ててリズムとシンクロして連射。

久々に会った彼らとマサは舞台の袖で会話したんだけど、あのメイクで普通に「ご無沙汰しております」「お元気ですか?」と言われるとそのギャップに、にやけちゃいますね。

もちろんラブガンはいつものように観客達から写真撮影を次々に頼まれていました。今度はジーン風ガニマタ・プレイのハニー・シモンズの火&血吹きが見たいなあ・・・駄目?(マサカリ・ベースと鱗のブーツはインパクト絶大!)

ステージ前方にはちゃんとダンス・スペースが確保されていて、ドッと観客の大群が押し寄せてきても全く問題ないくらい余裕の広さがあります。コブシを突き上げるなり、ビール片手にダンスするなり、手を繋いで輪になって踊ろうが自由自在。

「ビークルズ」からライブ最後までの5バンドがブラス奏者所属していて、ほとんどが大所帯。そのビークルズは必ずアイズ・オブ・マーチの「ビークル」をセットに入れるからSTAはあえて小樽ライブでは外しています。

ソウル、R&B、POPSと去年に引き続き今年も見せつけてくれた地元小樽の「AYA WITH HOT&COOL」は女性VOをフューチャーした大人のムード溢れる落ち着いたサウンドが魅力。

メンバーのほとんどがSTAクニと同級生だったりバンド・メイトなのだそうです。またバリトン・サックス奏者はミユキの手ほどきを受けた事もあるとか。

びっくりしたのはSTAと「迷信」がかぶっちゃったこと。でも農スカ・ベースのリーダーいわく「STAとはアレンジ全然違います。AYA・・・はオリジナルに忠実再現だけどSTAはよりロックぽく聞かせてくれましたね」と言ってくれました。全く自分では意識していなかったけれど(私はオリジナルでやってるつもりしていた)第3者の意見ってとてもありがたいことですね。

その「農協スカパールライス・オーケストラ」は今年も練りに練ったネタを大公開。去年以上にシモネタも飛び交います。

北海道ドタバタ・コミック・バンドの最高峰は滝川から午前中に小樽入りしたそうです。

開演前のステージ上で、メンバー全員が輪になって手を重ねあって入魂の気合注入。

つなぎの作業着はステージ衣装。アフロ・ヘアがたまに床に落下するのはご愛嬌。

ポップスから昭和歌謡レパートリーをこの日のために内容一新。

「受けなかったら永久に封印です」

往年のアイドル、キョンキョンから薬師丸ひろ子(狙いはあまちゃん絡み?)の曲をメドレー。女性ボーカルがいつの間にかセーラー服に着替えていきなり機関銃乱射(映画・セーラー服と機関銃のあまりにも有名な名シーン。もちろん銃はオモチャね。当たり前か)。

「快感・・」と言うのかと思ったら「か・い・・・・・か・い~~~の~~~!」とお尻をボリボリ。すかさずベースマンのハリセンが脳天直撃。相変わらずやりますなあ。青江美奈やジュディ・オングもぜひやって欲しかった。STA,ゴヘイ、ビークルズ、かなけらのことも話題に絡めていましたが「ラブガン」のことは「私も昔はへヴィメタやってたんですが、皆からヘビヘタとかヘビブタと呼ばれていました」と上手い事おっしゃる。「ゴヘイバンドとは曲が被りますが農スカにとっては絶対に無視できない曲です。EW&Fファンタジー」とコールして終演。次にバトンタッチ。

トリ前はSTAとこれまた長いお付き合いのある「吾平バンド(GO!HEY!BAND)」が去年に引き続き登場。全員が農スカ同様にお約束のアフロ・ヘアー仕様。一瞬で会場全体がディスコに豹変。ミラーボールはないけど。

絢爛豪華、煌びやかであっという間に終わっちゃうような錯覚に陥っちゃうくらい夢心地な気分に浸らせてくれる、札幌では泣く子も踊っちゃうといわれている有名なディスコ・バンドです。

ノブ&タツを含めて6人がSTAでも演奏経験があり、その際には「ゴヘイ・トランジット・オーソリティー」なんて影で囁かれたこともありました。

ちょうどシカゴとEW&Fがジョイント・ツアーしていた時期のこと。

女優さんとカスミ嬢の「金さん、銀さん(彼女達のキンキンギラギラ衣装に引っ掛けて)」を両サイドにはべらせて(!?)F-KINGは純白スーツをキリッと着こなして「サタディ・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタのように腰振りダンス。決めのポーズも憎い。

3人の振り付けとボーカル&コーラスの絡みが、何度見ても時の経つのを忘れさせられちゃうくらいに引き込まれてしまいます。

F-KINGの巧みな笑いも取り入れたMCがこれまた絶品。(口でのVOLUME唱法など)。観客も一緒に歌わせたり、合いの手を入れさせたり、全員で飛び跳ねたり・・・。F-KINGがリスペクトしているスティービー・ワンダーの「アイ・ウィッシュ」を挟んで 

「I FEEL GOOD!!」を連呼して「アイ・フィール・グッドと言っています」と説明してからのジェームス・ブラウンの代表曲に突入した時はタイミングといいバッチリかっこよかったね。

JB同様に何度もマイク・ケーブルを引っ張ってスタンドを起こしたり芸が細かい(マント被せてもらってかがむパフォーマンスも今度は見たいなあ)

イドちゃんのKB,エンジュ君のチョッパーBASS,サダのDRソロも効果的。半年振りのライブだそうですが、円熟のグルーブは流石。

それにしてもタツとノブはSTAで見せる顔とは別人みたいだ、ともっぱらの評判。ちなみにカスミ嬢はTOTOカバー・バンド「セヴンス・サイン」でもVO&SAX担当で活動中。

トリはオールディズ・ナイトにこのバンドあり、最もふさわしくもある「HOT WAX」(グッド・ゴリー・ミス・モリーなど)で締めくくってもらいました。

 

STAのように大所帯の上、ブラス隊が所属しているバンドのステージ・セッティングは本当に音響スタッフの人たちにとっては厄介なものです。

経験の浅い音響関係者だと管楽器は鬼門なんだそう。

その上に我々はヘッドセットマイク2つ、ワイヤレス2セット導入。

しかし小樽ライブ・イベント5年連続出演しているSTAはスタッフ最高責任者のMR,ミワとも顔なじみゆえどのようなバンドかはすでにお見通し。こっちサイドも安心してお任せしております。

たまに遊び心まで交えてもくれます。

マサは1週間前に急遽使用決定したヘッドセット・ワイヤレスのことを相談にいくと「了解!大丈夫!!」と心強い返事をいただきました。

これで安心してライブに100%集中できるというもの。

このイベントはリハーサルなしのぶっつけ本番です。

バンドも大変ですが、音響スタッフもナーバスになることでしょう。もうこの辺は経験と感覚で本番中に調節していくしかないです。

それでも管楽器の3人だけはレベル調整を兼ねてマイクに向かって吹き込み演奏。

バリサクのミユキは受け狙いなのか、アニメソングを響かせ、目前に集った友人達とじゃれあうほどの余裕。

クニは黒手袋をはめて準備万端。マサは何故か夏&冬共に小樽のライブではワイヤレス・トラブルが多いのです。

港に停泊中の船舶無線との混線か、(でもあちらはデジタル無線免許必要な電波との説あり)、もしくは相当数出演している他バンドのワイヤレスが電源切り忘れでたまたま不幸な事に周波数が一致していてトラぶっているのか・・・?

今回はいかに??と使用してみたところ、全く問題なしでした。

マサx2、ノブx1の計3台のワイヤレス使用。

セット・リストを組むのもけっこう悩みます。特にこの小樽界隈のイベントは。

まずは30分の持ち時間内にオールディズを必ず1曲入れなけばいけないという条件付。

今回の8人の実力と顔ぶれに照らし合わせてイベントのカラー、客層、出演バンド達の特徴(特に前後のバンド)、時間帯、その他もろもろ・・・。

多少の妥協と苦肉の策を張り巡らせて最後の最後にMCやメドレー部分までをも決定。特に今回はクニがSTA初ライブなのでその辺も考慮させていただきましたが、彼もよく頑張っています。

いつものSTAはライブ後、猛省する箇所を一ヶ月後に向けて軌道修正するのですが、今回はマリン・フェスタで1ステージを経験済みなので、感触良好、ほどよく肩の力も抜けて浅草橋ステージに立つことができました。

ここに行き着くまでに、いつものような大きなトラブルも無く・・・。曲目も面子もマリン・フェスタと同一ですが、シチュエーション違いでこうも違うものなのですね。

***SET LIST***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、~ONE FINE MORNING(ある晴れた朝)・・・LIGHT HOUSE

3、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

4、~SUPERSTITION(迷信)・・・STEVIE WONDER

5、THAT’S THE WAY・・・K,C&THE SUNSHINE BAND

6、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

SHIN・・・KB VO CHO

NOBU・・・G

MITSU・・・TB PER

KEN・・・DR VO CHO

KUNI・・・TP PER

MIKI・・・PER VO CHO

MIYUKI・・・BS PER

STAも、もうすぐ100回のライブに達しますがその中でも3本の指に入るほどの広さと開放感のあるステージがここ浅草橋です。

階段を登ってステージに立っただけで、アドレナリンが噴出すほどの興奮を覚えます。

去年同様に異常に高いステージから見下ろすと、遥か後方の港まで一望できます。

舞台の後ろは小樽名物レンガ作りの建造物がこちらを見守ってくれています。

もう1年以上にわたってオープニング位置に陣取っている「イントロダクション」で景気よく幕開け。

ノブの歯切れ良いギター・カッティングにのってマサがヘッドセットワイヤレスマイクに手を添えつつも、会場全体に響き渡るほどにライブ開始を英語で宣告。

STAのライブを見るのを、ずっと心待ちにしていた人たちがすでにステージ下に集合。

マサの呼びかけに即答で返してくれます。

タイミング合わせて間髪入れずマサの3カウントにのってメンバー一斉に一塊となって怒涛のサウンド爆発。本当に何度演奏しても自ら鳥肌の立つくらいにクールなプログレッシブ・ブラス・ロックのお手本です。

多少のラフさは否めないものの、ミツの貫禄トロンボーン・ソロからバトンを受け取ったクニ入魂のトランペット・ソロあたりからペースを掴み出した感じ。

ノブも数歩、フロントに歩みだしてへヴィーなギター・ソロを弾きまくり。

マサはもうすでにヘッドセットワイヤレスマイクを装着していることを忘れています。

モニター・スピーカー以外、周囲には何もないので大手を振って動き回れます。

さっそくモニターに片足のせてパフォーマンス。1曲目から右手をぐるぐる振り回して順調に飛ばしていきます。2曲目はカナダのシカゴと言われたライトハウス唯一のヒット曲「ある晴れた朝(サンタナも取り上げています)」。

軽快なケンのドラム・イントロから、ブンブン唸りまくるマサによるベース・ランニング。

この曲はシンの独壇場(VO&P/SOLO)ですが、ミキも華麗なコーラス&パーカッションで応戦。

マサは以前ならば、どんなに動き回ってもボーカルの時にはマイク・スタンドに戻らなければ駄目でしたが、もうそんな心配は御無用。

いつでもどこでも声が出せるんですからね。実際にバスドラに片足のせて、ノブ&ミキの横でコーラス出来た時は、気分良かったです。

グッと曲調をポップ寄りに模様替えして「サタデイ・イン・ザ・パーク」へ。

皆で手拍子。いつの間にか、また外人さんがステージ前に来てニコニコ顔で写真撮影をしてくれました。

やっぱりこの曲は世界中に通ずる共通のメッセージが込められているため、反応がダイレクトに伝わりますね。ちゃんと発音にも気をつけなければ・・・。あまりにも空が澄み切った綺麗な青なので何度ものけぞって上空を見上げてしまいました。

4曲目のメドレー「迷信」

シンによるピアノからクラビネット・サウンド・プレイが冴えて鋳ます。跳ねてファンキーです。

この曲はマサとミキの話し合いで試行錯誤の末に、1,2,3番の歌い回しを独自にいじくってみました。大して意識していなかったのですが、農スカ、ゴヘイのメンバー達に好評でしたね。(ステージの流れも含めて)

ソウルフルでもちゃんとSTAしているよと。ここいらから踊りまくりの観客が続出。

中盤を過ぎた頃にやっとマサのMC。ここでメンバー達は水分補給と一瞬の休息タイム。

ソウルの次はおなじみのディスコ・タイム。

この日のために久しぶりに引っ張り出してきた曲「K,C&ザ・サンシャイン・バンドと言えば?」の問いかけにマリン・フェスでは滑っちゃったけどここではしっかりと答えが返ってきました。「ザッツ・ザ・ウェイ!」

「オーケー!ネクスト・ナンバー・・・ザッツ・ザ・ウェイ!!」(カウント)「1・2・3・4!!」

思っていた通りここでドドドッと皆が踊りに駆け込んできました。もうグシャグシャ状態。理屈抜きにその光景は期待以上のモノ。

「早いもので、次の曲で最後です・・・」「ええ~!?」「まだまだ明るいんだけど、極上のミッドナイト・ソングをお送りしたいと思います!」「イエーイ!!」「25OR6TO4!!!」

滅多にレパートリーに加えないディスコ・ソングを取り入れて張り切ったために、メンバー達はけっこう消耗気味でしたが余力を振り絞って頑張ります。ブラス隊は吹かない時も、ジッとしていないで各自でパーカッションの連打。ミユキはバリトン・サックスをフロントまで何度も突き出して腕を伸ばしてくる観客達とコミュニケーション。

ミキも伸びやかなハイトーン・コーラスでボーカル・ラインに相乗効果を与えます。ノブは持てるテクニックを出し惜しみせず体をくねらせながら極限までソロ弾き続けワウ・ペダルも踏み込みます。

マサはステップ踏みながら後方の階段を駆け下りて走り抜け移動、逆サイドのノブ側の階段を駆け登りギター・ソロにひざまずき臨戦態勢。観客達も後ろから落ちないように背中を押し返してくれます。

エンディングではマサがベースを上空にまっすぐに突き上げて更には肩から外しながらマシンガン・ベースに見立てて手前の観客達を次々に狙い撃ち。

「俺も撃って!!」とばかりに駆け寄って来た順に「ドギュン!ドギュン!!」

通常ならばここで終わるのですが、マサはあまりにもステージが広くて空も気持ちいいくらいに晴れやかなものだからいきなりベースのネックをつかんでグルグルとぶん回し始めた!!これにびっくりした前面の観客やメンバー達が逃げ回る。

実はここだけの話、マサもスペクター・ベースがこんなに重いとは思っていなかった・・・想定外。(違うベースなら振り回したことあるけどここまで重くなかったよ)

メイプル材をなめちゃいけないね。しかもそれに加えて遠心力がかかるということを小学校以来に思い出した(習ったよね)

おまけにマイク・スタンドがないから余裕でスペースを確保できると思っていたらモニター・スピーカーに激突しそうになったため、ややジャイアント・スイング気味になった。

危うく、勢いあまってベースがすっぽ抜けそうになったよ。

その間中、ベースは重低音の唸りをあげ続けています。

フィニッシュはそのままベースを上に放り投げて落下してきたところをキャッチ。

いやはやなんとも開放的な屋外だと普段やらない(やれない?!)ことまで衝動的にトライしちゃいます。

やっぱりデンジャラスで邪道な性格ゆえでしょうか。

「サンキュウ!また会いましょう。STAでした。バイバイ!!」とマサが言った途端、語尾がミキサーのエフェクト効果によってリバーブ&ディレイがかけられているではありませんか!?(ザッツ・ザ・ウェイの時のタイトルコールで同様の現象が起きていました)

さすがSTAのことを長年にわたって熟知してきたPA主任のニワ君。センス抜群、ここぞという時のタイミングでバッチリ美味しいところで決めてくれました。

小樽FMのDJの方は毎回、総合司会とバンド紹介を受け持ってくれています。ライブ終了後「迫力ある熱いステージを展開してくれましたザ・サッポロ・トランジット・オーソリティーの皆さんでした!!」と締めくくっていただきました。

ステージ裏の楽屋控え室に戻るとさっそくバンドマンや客席の人達が駆け込んできて興奮冷めやらぬ状態で話しかけてくれます。

「前からバンドの存在は知っていてとても気になっていましたが今日やっとライブ初体験できました。

凄いですね。参りました。トランジット・オーソリティーと名乗るからには絶対シカゴが聞けると睨んでいましたが大当たりで嬉しいです。自分はシカゴ7までがお気に入りで1995年のシカゴ・サッポロ公演も観にいきました」とマサと2人でシカゴ、バンド談義。名刺交換もしっかりとやっちゃいました。

他の方達からも「今度、どこでライブやるの?いつ?」「バンドのブログ教えて!」「もっとシカゴやってよ!!」と熱烈ラブコール。

少しはシカゴとブラス・ロックの北海道普及運動に貢献できたかな?

また、来月も小樽北運河屋外ライブで戻ってきますよ。

去年の滝のような雨地獄が強烈に脳裏に焼きついていて忘れる事ができません。さて今年は・・・・・・?

 

special tanks to・・・hitomi&kuni-family&techan&akira&kimu-kimu&mr,aoki&f-king&ido-chan&mr,enjyu&yossy&matchan&hiko&kiriko&yama-chan&ogawa-brothers&nisi-yan&mr,saitoh&mr,niwa&stuff&coca-cola&noh-suka&lovegun&tsutomu&kanae&nama-chan&sugarless&kasumi&isamu-kun&the partys!!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VOL,95 小樽マリン・ウェーヴ・フェスタ

2014-07-21 14:11:56 | Live Set List

2014,7.20(SUN)

さあ!今年もやってきました!!恒例、真夏の小樽屋外ロック・フェスティヴァル。

このイベントに参加しなければ、夏が来た気がしないというくらいにSTA近辺ではおなじみとなりました。

早いものでもう連続5年目、5回目の出演です。そんなに出たの?って当の本人達もびっくりするくらいです。

当初週間天気予報では、3連休は曇りのち雨と言われていましたが、前日になって曇りのち晴れに変わっていました。

こりゃあ幸先の良いスタート。

石原裕次郎記念館横の、かって知ったる海上に設置されたレッド・カーペットのステージを見ると「なつかしい。帰ってきた!」と思えるくらいに愛着たっぷり。いつものようにヨットハーバーには船舶が行ったり来たりしていて賑やか。ずらっと停泊しているヨット群は写真のとおりいつ見ても壮観です。更に後方には大型ショッピング・モールと観覧車、そして真っ青に澄み渡った青空、海、かもめ、波しぶき。

フリー・マーケットや飲食関係の露店も多数出店。家族連れやカップル、ちびっ子達で港は華やいでいます。建物内では海難事故の際の人形を使った応急処置の説明なども行っています。ミユキとマサはポケット・ティッシュと「安全タオル」を貰っちゃいました。(タオルとオタルをかけています)

 

さて、ライブのほうは計10バンドの出演。(STAはトリ前)といっても、もう何度もタイバンを組んでいるバンドばかりです。

午前10時から開演。

GSカバー「ワイプアウト」はバンド名でピンときますね。年季の入ったサウンドを展開。

「NO FUSE BREAKERS」は毎回、過激に暑いパンク・ロック・ステージを繰り広げてくれます。

上半身裸で延々とプレイするメンバーもいます。

「AS/MASSYS」(北海道弁のあずましい人達が由来)はSTAと5月にアート・スペースでご一緒した「シュガーレス」のメンバー2人で結成したもうひとつのプロジェクト。

爽やかな80年代J-POPを聞かせてくれました。

「ラズベリー」はもう説明不要ですね。

先月も一緒しているし、数え切れないくらいタイバンを組んでいる仲間です。

キリコ嬢のキュートではじけるフロント・レディをフューチャーしてのレベッカ・カバー・バンド。

リーダー&ギターのヒコは何処に行っても会うね(笑)

ここで、ライブは一旦お休みして腰みのをつけた女性達がステージに登場。セクシーなタヒチアン・ダンスを去年に引き続いて披露。

一曲、一曲踊りに込められた意味、表現内容を懇切丁寧に説明。これらはハワイアン・ダンスの原型、元祖なのだそうです。

再び、ここからロック・コンサートに戻ります。

3バンド続けて旭川のバンド。

そうです、まずはナマちゃんの繊細なドラミングが冴え渡るベンチャーズ・カバー「アパッチ」

衣装は全員が黄色のアロハに統一。

熟年世代による往年の何もかもが味わい深い懐かしのインストウルメンタル。

ベーシストはお次のバンド「かなえとけらいたち」のボーカリスト、かなえ嬢のお父様だとのこと。

素晴らしいね。

で「かなけら」はナマちゃんがそのまま陣取り、ベースは黒のスペクターを手にしたツトム君。

ごつい音をはじき出すバックの男共を従えてかなえ嬢が今年も元気にスーパーフライを伸びやかに歌唱。全体のコントラストはいつ見ても立派。

旭川組の3番手は「ビークルズ」。3管ブラスの入ったバンドがここから最後まで続きます。

そのまま残ったツトム君、そして大御所のオガワ兄弟、女性ボーカル、ツインギター、そしてSTAでもおなじみのヤマちゃんがトロンボーンで合流(トランペッターは左手でタオルぐるぐる振り回し奏法)。

もちろんオープニングはアイズ・オブ・マーチの「ヴィークル」

もう、このバンドのテーマ・ソングと言えますね。

毎度毎度の熱唱も頼もしい。衣装は「VEHICLES」のスペル入り黒T-シャツに統一。

ドゥービー・ブラザースの歯じれの良いビートからディスコ・ナンバーまで幅広く演奏。

トリのHOT・WAXはこのイベントのタイトルでもある「オールディズ」に最もふさわしいコンセプトを貫いているバンド。ドラマーは元DI&ザ・ヘル・ハニーズのメンバーでしたが、もうホット・ワックスのほうが在籍年数が長くなりましたね。

ただ一人の管楽器、サックス・プレイヤーは女性とは思えないくらいの渋い音色を奏でます。彼女は先月STAとタイバンした「ゴリテット」でもキング・クリムゾンのメル・コリンズを彷彿とさせる演奏を繰り広げていました。

このバンドも毎回、タキシードなどの凝ったステージ衣装で決めまくってくれていますが今回は情熱的な赤で統一されたアロハシャツです。

 

この3連休は道内のあちこちで屋外ロック・フェスが開催されていてSTAのメンバー達も別バンドで掛け持ちにて走り回っています。

ミキ&シンは一足先に前日の19日(土)にシティー・ジャズの2ステージに出演。

なんとバンドはあの伊達の超絶テクニカル・カシオペア・コピーバンド「ダウン・アップ・ビート」です。場所は札幌市役所駐車場特設ステージと教育文化会館小ホール。

また、今回は時間のスケジュールがつかなくて泣く泣くSTAライブを断念したタツは札幌大通り公園ステージにて吹奏楽コンサートに出演。でも夜の「ゴヘイ・バンド」では鬱憤を晴らすがごとく吹きまくっていました。

そのゴヘイのギタリストでもあるノブもこの日は3ステージ掛け持ち。皆、タフですね。やっぱりよほどの好き者でなければ真似できないよ。

マサをはじめ昼過ぎにSTAメンバー達我続々と会場に集結。ブラス隊の3人は一足早く待ち合わせしてとある常連店にてたらふく腹ごしらえと打ち合わせを済ませて準備万端乗り込んできました。

1年前はここでちょっとしたドタバタ劇が勃発しましたが(毎度の事)、今年は一部新しい顔を交えてですが(これも毎度の事)無事にライブにこぎつける事ができました。

やっぱり太陽燦燦と照りつける屋外演奏は理屈抜きに気持ちいい!!今年は熱中症になるほどの暑さでもないので心地よいです。でも念には念を入れてサングラスと帽子は必需品。

ビークルズの次がSTAなので、ミツとマサがステージ位置を把握してそのままのマイクポジションでひとつずれる事をミキサー・スタッフに伝達。

もうひとつ、今回から導入したマサのヘッド・セット・ワイヤレス・マイクの事も説明済み。結局、試行錯誤した末にトランスミッター連結コードは首真ん中からシャツの中、背中を経由して左腰にインプット。何の問題もなく快適でした。(引っ掛かり断線や衝撃破壊が一番怖い)

根回しはスムーズ、バッチリです。

 

***SET LIST***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、~ONE FINE MORNING(ある晴れた朝)・・・LIGHT HOUSE

3、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

4、~SUPERSTITION(迷信)・・・STEVIE WONDER

5、THAT’S THE WAY・・・K,C&THE SUNSHINE BAND

6、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

MITSU・・・TB PER

SHIN・・・KB VO CHO

NOBU・・・G

KEN・・・DR CHO VO

KUNI・・・TP PER

MIKI・・・VO CHO PER

MIYUKI・・・BS PER

マサのヘッド・セット・マイクは初使用なのですが、自由自在にステージ上を動き回れるので、とても軽快。「イントロダクション」から快調。曲が始まった時だけ意識しましたが、すぐに装着感は失せて絶好調

ただ、客席サイドにはボーカルは出ているのですが、ステージ上の皆には聞こえなかったみたい。

よって、曲の構成を見失ってしまう者がいたり、不安げな表情の者続出。

更には、ステージ正面がコンクリートの階段、その後方に大きな建造物があるのでもろに音が跳ね返ってきて音が回る。これも場数踏んで慣れていれば問題ないのですが。

「ある晴れた朝」の時も、グワングワンと反響。

それでもSTAライブ初体験のクニはプレッシャーに負けないで延々と極上の吹き込み。ケンもツイン・ペダル初導入。

「サタディ・イン・ザ・パーク」の時にはミツを中心にまとまりのあるブラス・サウンドを披露。ミキのハーモニーがこれまた絶品でお見事この上なし。パーカッションも休み無くとっかえひっかえ打ち鳴らし続けます。毎年の事ですが、演奏している真横で子供達が海底の魚の群れや蟹などを覗き込んだりしています(写真参照)。時折、後方で魚がピョン!と跳ねるし。

小樽は港町、そして観光地なので、観客の中には、けっこう海外の人たちも見かけます。

STAライブが始まった頃、外人の男性2人がすぐ目の前でニコニコしながら階段に座ってライブを楽しんでいるではないですか!?

今年2月小樽・雪明かりライブの時にも外人のお兄さんが熱狂興奮して駆けつけてくれましたが、まさにその再現。

「迷信」が始まった時には、マサは歌詞を慎重に歌いこみました。

ちゃんと発音は伝わっているのだろうか・・・?ニコニコスマイルだからオーケー?それとも・・・??

この曲、ミキとマサとで何度もディスカッションして練りに練り上げた結果、とても相乗効果のある仕上がりになりました。

これ、本当に自信あります。ご本家とはまた一味違ったツイン・ボーカルならではの掛け合い(よくあるパターンですが)。

お互いの特徴が良い方向に反映されています。

ミキのアイディアでドンドンとグレードアップしていってます。過去のSTAで取り上げた「迷信」とは比較にならないほど。

今回のライブ・イベントでは必ず最低1曲は踊れるノリの良いオールディズ・ナンバーをセット・リストに組み込む事!という条件が提示されています。

「迷信」でも十分に役目は果たしているのですが、もう1曲おまけで「ザッツ・ザ・ウェイ」を。

ソウルフル「迷信」、ファンキー「ザッツ・ザ・ウェイ」は数年前の夕張ファイブ・ペニーでF-KINGが歌って以来です。

前者のシンによるクラビネットのハネ具合が爽快。後者もF-KINGに散々コーラスで鍛えられた甲斐あってけっこう充実した内容になりました。

これは4人が一体となっての歌いこみ(リードはシン)

ラストの「長い夜」では、マサがVO&BASSのワイヤレスを装着しているので、ステージを降りて、ずっと堤防沿いをベース弾きながらランニング。メンバー等もそのマサの姿を見て半ば呆れ顔で手を振る。ブラス隊はパーカッションもそつなくこなします。そしてずっと声援を送ってくれている目前の外人さん達の前まで駆け寄って両足ひざまずいてアピール。もちろん大受けでした。やっぱり本場の人たちはノリが違いますね。

こんな遊び心満載のうちにステージは終了しました。

楽器を片付け始めたら、先ほどの外人さんが話しかけてくれて「CHICAGO!GREAT!!YEAH!!!」と握手を求めてきました。「OK!OK!!」そしてお互い肩を組んで写真撮影。「YOU'RE JIMI HENDRIX!」「OH!NONO!THANK YOU HA-HA-HA!!」

「MAKE ME SMILE!25OR6TO4!!」とシカゴ初期の代表曲を次々に言ってのけるところからして筋金入りのシカゴ・ファンとみた。

マサも「SATURDAY IN THE PARK!ONLY THE BEGINNING!!」と連発。さらによせばいいのに調子にのって「DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT iS?」と言ったら・・・「WHAT???・・・」(言わなければ良かった・・とほほ・・・まだまだ修行が足らんね・・・)

ミツも美味しそうにバニラ・ソフト・クリーム(濃厚)を食べた後、そのアメリカ人の外人さんと歓談。

なんでも63歳のその方、40年以上前に「シカゴの軌跡」を聞いてからのシカゴ大ファンなのだそうです。嬉しいねえ・・・シカゴをキーワードにワールド・ワイドな展開だよ。

マサはもう一人、フィリピン人の男性からも気に入られてずっと話し込みました。彼もSTA初体験で衝撃を受けたとかで、バンド・ブログチェックしながら今後も我々のライブに足を運んでくれるとのこと。

 STAって外人さんのほうが受けがいいのかもね。

あっ!のんびりしていられません。車に楽器を搭載して急いで次の目的地、浅草橋ライブ・ステージへGO!!!

SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&NAMA-CHAN&YAMA-CHAN&OGAWA BROTHERS&VEHICLES&KANAーKERA&TSUTOMU&MR,SAITOH&STUFF&SOFT CREAM&SEA GULL&YACHT HARBOR!!

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何もかもが特大サイズの小樽ライブ・イベント

2014-07-21 00:49:28 | Live告知

ご存知、各メディアでも話題沸騰の「2014おたる浅草橋☆オールディーズナイトvol.11」が今年も開催されます。

新聞、雑誌、インターネット等でも取り上げられ、「小樽市都市景観賞奨励賞」を受賞。

 

「2014おたる浅草橋☆オールディーズナイトvol.11」 

  

<日  程> 平成25年7月19日(土) ・20日(日)・21日(月・祝)/12:00~21:00

 

<会  場> 第3号ふ頭多目的広場 (小樽市港町5番地・小樽地方合同庁舎前)

オールディーズナンバーを演奏するプロ、セミプロ及びアマチュアバンド
全54バンド 

<雨 天> 雨天決行、大雨の場合は中止とします(主催者判断) 

<主 催> 浅草橋オールディーズナイト実行委員会

<後 援> 小樽市・小樽市教育委員会・小樽商工会議所・小樽市漁業協同組合・(社)小樽観光協会・(社)小樽法人会・(社)小樽物産協会・(社)小樽青年会議所

北海道中小企業家同友会しりべし小樽支部・小樽市文化団体協議会・北海道新聞小樽支社・読売新聞小樽支社・朝日新聞小樽支局・STV小樽支局・FMおたる・小樽ジャーナル・小樽美容協会・小樽理容組合・小樽公衆浴場商業協同組合・小樽ハイヤー協会・小樽市商店街振興組合連合会・小樽市総連合町会・小樽ロータリークラブ・小樽南ロータリークラブ・小樽銭函ロータリークラブ・小樽ライオンズクラブ・小樽中央ライオンズクラブ・小樽みなとライオンズクラブ・小樽グリーンライオンズクラブ・小樽うしおライオンズクラブ・小樽ボールルームダンス連盟

 

<協  力> 2014音座なまらいぶ小樽実行委員会

 

<連絡先> 浅草橋オールディーズナイト実行委員会 (〒047-0032小樽市稲穂2-18-1高雄ビル斎藤DS内)

E-mail:dancing-ss@hkg.odn.ne.jp/TEL 0134(23)3484  または 090-5225-1823

STAは20日(日)17:00に登場です!!

入場無料!!

お得用ドリンク&フードチケット2000円(2200円分付き)も販売しております。

詳細はメンバーか会場スタッフまで。

曜 日    時 間        バンド名    ジャンル    地域    出演回数
7/19 (土)   
    ①    12:00-12:30    Seven Heaven    J-POP(チェッカーズコピーバンド)    札幌    初出演
    ②    12:40-13:00    ジミーズブギ    ロックンロール    札幌    初出演
    ③    13:10-13:30    千縁小札    J-ロック    小樽    初出演
    ④    13:40-14:00    Tea Holic    ロック(Charカバー)    札幌    2年連続2回目
    ⑤    14:10-14:35    TAKEOFF    J-ROCK    札幌    2年連続5回目
    ⑥    14:45-15:05    D・M・H    ロック    札幌    3年ぶり4回目
    ⑦    15:15-15:35    Bblood    Rock'n Roll (ビートルズ)    札幌    2年ぶり2回目
    ⑧    15:45-16:05    Bleale Street Blues Band    Blues    札幌    2年ぶり4回目
    ⑨    16:15-16:35    ザ・ブラックベンチャーズ    ベンチャーズカバー    札幌    3年ぶり4回目
    ⑩    16:45-17:15    Age-Old-Stars    ロック&ポップス    千歳    5年連続5回目
    ⑪    17:25-17:50    Leap Nova    Rock    札幌    初出演
    ⑫    18:00-18:25    炎魂~FIRE BALL~    Deep Purple    小樽    3年ぶり2回目
    ⑬    18:35-19:00    ピストン門脇と油圧シリンダーズ    サザンオールスターズ    札幌    初出演
    ⑭    19:10-19:35    蘭島発動機    J-ROCK    蘭島    3年ぶり5回目
    ⑮    19:45-20:05    サンライズベンチャーズ    ベンチャーズ    小樽    初出演
    ⑯    20:15-20:40    OVERLAP    オールマイティー    札幌    初出演
    ⑰    20:50-21:15    NCR    なつかしの昭和歌謡    札幌    4年連続4回目
7/20  (日)   
    ①    12:00-12:25    沢田研二copyクラブバンド    POPS    札幌    初出演
    ②    12:35-12:55    ワイプアウト    GS    札幌    4年連続5回目
    ③    13:05-13:55    AS/MASSYS    J-POP    札幌    4年連続4回目
    ④    13:45-14:05    No Fuse Breakers    Jロック    小樽    7年連続7回目
    ⑤    14:15-14:40    シュガーレス    安全地帯コピー    札幌    6年連続6回目
    ⑥    14:50-15:15    Raspberry    J-ROCK    札幌    3年連続3回目
    ⑦    15:25-15:45    アパッチ    サーフィンサウンド・ベンチャーズ    旭川    2年連続4回目
    ⑧    15:55-16:20    freeation    J-ROCK    札幌    初出演
    ⑨    16:30-16:55    かなえとけらいたち    ロック・ポップス    旭川    5年連続5回目
    ⑩    17:05-17:35    THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)    ブラス・ロック    札幌    5年連続5回目
    ⑪    17:45-18:05    LOVEGUN    KISS    札幌    3年ぶり3回目
    ⑫    18:15-18:45    ビークルズ    Disco/Pops    旭川    6年連続6回目
    ⑬    18:55-19:25    AYA with HOT&COOL    Soul/R&B/POPS    小樽    5年連続6回目
    ⑭    19:35-20:05    農協スカパール☆ライスオーケストラ    ディスコ・昭和歌謡・POPS    滝川    5年連続5回目
    ⑮    20:15-20:45    吾平バンド(Go!Hey!Band)    ディスコ    江別    3年連続4回目
    ⑯    20:55-21:20    HOT WAX    ROCK'N ROLL    小樽    6年連続6回目
7/21 (月)   
    ①    11:50-12:10    Skywalk    フォーク・ロック    札幌    初出演
    ②    12:15-12:40    THE PROTRUDERS    アカペラ    札幌    初出演
    ③    12:45-13:10    3D2Y    J-POP    札幌    2年連続2回目
    ④    13:15-13:35    MUSIC CUBE    J-POP    札幌    2年連続2回目
    ⑤    13:45-14:10    Hanamii    ヒットソング    江別    5年連続5回目
    ⑥    14:20-14:45    W-Project    AOR・POPS・ROCK    札幌    初出演
    ⑦    14:55-15:20    BEER PLEASE    オールディーズ・R&R    札幌    初出演
    ⑧    15:30-15:50    AXIA    フュージョン    札幌    2年連続2回目
    ⑨    16:00-16:30    パーティーズSP    シャネルズ    小樽    初出演
    ⑩    16:40-17:00    ナッシュビリアンキッズ    ロカビリー    札幌    5年連続5回目
    ⑪    17:10-17:35    いなり~ず    J-POP    銭函    2年ぶり2回目
    ⑫    17:45-18:05    ゴリラハンマー    スーパーヘビィーファンクロック    小樽    3年連続3回目
    ⑬    18:10-18:35    樽te音    ジャズボサ    小樽    3年連続3回目
    ⑭    18:45-19:15    くろもり    ゆる~いロック    小樽    6年連続6回目
    ⑮    19:25-19:55    ザ・パーティーズ    いろいろ    小樽    4年連続4回目
    ⑯    20:05-20:25    ゴールドリスト    J-POP    小樽    11年連続11回目
    ⑰    20:35-21:00    NOBBYS    60.70thROCK    札幌    7年連続7回目
出演バンド注意事項                       
    ※    出演時間の1時間前には会場にお越し下さい。               
    ※    リハーサルはありません。バンド転換時でサウンドチェックを行ってください。               
    ※    バンド控室はステージ後ろ側のテントになります。テント内での飲食は禁止です!!               
    ※    お願いしている飲食チケットの精算は当日帰りまでに必ずお願い致します。               
                       

乞うご期待!!
※ 駐車場に関しては、ご用意しておりませんので、会場近隣などの駐車場をご利用下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨット・ハーバーにてロック・パフォーマンス

2014-07-20 22:21:53 | Live告知

小樽マリンウェーブフェスタinオールディズライブ

2014/7/20(SUN)

会場:小樽港マリーナ前の屋外海上特設ステージ(石原裕次郎記念館の横)

入場無料、駐車場あります。

露店、フリー・マーケットも多数出店!

STAは去年に引き続き今回で5度目の登場です。

かもめも(°д°)!!、この時だけのスペシャル・ユニットSTAです。

他にも超豪華ラインナップで賑やかにお送りいたします。

是非とも、皆さまで連れ立っておいでくださいませ。

14マリンフェスタin小樽オールディーズライブ                       
    時 間        バンド名    (ジャンル)    地域    出演回数
7/20(日)@25  
    ① 10:00-10:25  ワイプアウト    (GS)    札幌    2年ぶり2回目
    ② 10:35-11:00  No Fuse Breakers    (Jパンク)    小樽    2年連続3回目
    ③ 11:10-11:35  AS/MASSYS    (80年代 J-POP)    札幌    初出演
    ④ 11:45-12:10  Raspberry    (レベッカ)    札幌    初出演
    ⑤ 12:20-12:45   ヒナフェティア    (タヒチアンダンス)    小樽    3年連続3回目
    ⑥ 12:55-13:20   アパッチ   ( サーフィンサウンド・ベンチャーズ)    旭川    2年連続3回目
    ⑦ 13:30-13:55   かなえとけらいたち    (J-ポップス)    旭川    2年連続3回目
    ⑧ 14:05-14:30    ビークルズ    (Disco/ pops)    旭川    2年連続3回目
    ⑨ 14:40-15:05   S・T・A    (ブラスロック)    札幌    5年連続5回目
    ⑩ 15:15-15:40   HOT WAX   (R&R)    小樽    4年連続4回目
 
そしてこの日のSTAは、場所を移して夜の浅草橋ライブへGO!!!写真:株式会社 マリンウェーブ小樽(写真は会場入り口に隣接する石原裕次郎記念館。奥右サイドがマリン・ウェーヴです)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニッケル水素充電池&急速充電器

2014-07-19 16:33:26 | 楽器館

STAも100回近くライブを行っていると、その都度、ワイヤレス用の電池を準備しているためチリも積もればのごとく金額が馬鹿になりません。その上、シュアーのヘッドセット・ワイヤレスも導入したので、バッテリー倍増。

そこで、どうせならば!とワイヤレス2台分の充電池を入手。

それぞれ、9ボルトx1個、アルカリ単3x2本と使用電池が違うので悔しいですが(笑・・・充電器が2つ必要だあ)、すぐに元をとるでしょ。

単3用は2本同時充電可能。単4x2本も兼用。

9ボルト用も2本同時充電可能。まあ現時点では必要ない仕様ですが。

この充電池は放電しない作りになっているそうで、1年後でも十分に使用できるという優れ物。両方の機種共に充電状況をランプが知らせてくれて過剰充電の心配も解消。

最初は近所のY電器に行ってみたのですが、相変わらずの接客態度。

そこでちょっと足を伸ばしてK電器へ行ってみたところ、機敏で懇切丁寧なニコヤカ親切対応、在庫の充実度そして格安で申し分なし。私の面倒な連発質問にもまったく面倒くさがらないで接客していただきました。

MASA

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SHURE WIRELESS HEAD SET MICROPHONE SYSTEM(SVX)

2014-07-19 15:30:43 | 楽器館

MASA

ケンのツイン・ペダルに引き続いて、リズム隊にもうひとつ秘密兵器導入。

ベース弾きながら、ボーカルを担当。常に大所帯のライブ・ステージゆえに時と場合によっては(というか、ほとんどが)イモ洗い状態。

動き回ろうにもあっちでぶつかり、こっちでぶつかりで危ない。最悪の事態を招く危険性もあるため、少しでも障害物を失くすよう必要ないスタンド、コード、コンセント類は隅のほうに寄せて、モニターもすっきりした位置に移動。

でもマイクスタンドは絶対的に必要な物です。

ブーム式がほとんどなので、あれが伸びていることによって接触することも多々あります。それでなくともベースのネックは長いし。

ぶつからないようにベースのヘッドを立ててプレイすると見た目がロックっぽくないしね(笑)。

やっぱりグッと低く構えて踏ん張りたいものです。力も入りますし。

で、シカゴも数年前から導入したワイヤレス・ヘッドセットマイク・システムを取り入れてみました。

ダンス系シンガーや、アクションの多いミュージシャンなどは、かなり以前から装着していてステージ狭しと我が物顔で縦横無尽に動き回っていました。

意を決して、先日のスタジオにて試してみましたが目から鱗でしたね。

一昔前から考えたら一桁違いのリーズナブル価格、コンパクトで軽量、そして音質、音量ともにクリアで頭部装着も違和感、妙な疲れもなし。数曲進むと付けていること自体忘れてしまうくらい。(電源SWなし。送信器用バッテリーはアルカリ単3電池2本。10時間使用可能)

いやはやいい時代になったものだ。

私はワイヤレス・セットも3台目。ヤマハ、レクサーはベース用でしたが、今回は初のボーカル用でシュアー。

ただ今までの2台に比べるとやや作りが・・・・。

まあ今のところ性能上には問題なし。

難を言えば今までのトランスミッターはちゃんと本体用のソフトケースが付属でしたが(ホック・ボタンかマジック・テープあり)今回のシュアーはなし。トランスミッター自身にはストラップやベルトに固定するための金具が付いているのですが、やはり本体がむき出しというのは精神的にもよろしくない。で、レクサーは現役ですが、ヤマハは電波法改正に伴い正常なのに使用不可能になったために泣く泣く棚に眠ったまま。そいつのトランスミッター用ソフト・ケースを試しにシュアーにあてがってみたところ、サイズが縦横ぴったりではありませんか?!

アンテナ出口穴も偶然一致。でもSW,パイロット・ランプ、ヘッドセットマイクからのコード・インプット・ジャックが塞がっていた為、その部分を切り取って使用できるようにしました。

ついでにそのヤマハ用に自主製作したハードケースも再利用することに(しっかりとSTAステッカー貼り付け済み)。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MIRACLE SHADOW こじれたふたり

2014-07-17 15:59:14 | CHICAGO

この間、シカゴの日本語EP「クエスチョンズ67&68」を紹介しましたが、こんなマキシCDが1997年に発売されていました(3曲入り)。

3人編成のミラクルシャドウというバンド。

帯のコピーには「トランシジョナル・ロック」と書かれていますが、はたしてそのサウンドは?

メインの曲は、もろに中期ビートルズを彷彿とさせるご機嫌なポップ・ロック。

音質、ギターの歪み具合、アレンジ、録音技術と、どこをとっても凝りに凝った作業が伝わってきますが決して難解ではなく耳に心地よい響き。

さて本題は2曲目。

なんと「日本語クエスチョンズ67&68」が収録されているではありませんか。

ご本家の日本語バージョンのピーター・セテラによる歌唱を聞き、「正統派の日本語で再現したい」というのがきっかけだったとか。

アナログ録音でこつこつと分担作業。ボーカルは自宅の台所で一人で歌ったそうです。

しかし、トリオゆえに(DR,B,G)ピアノ、セカンドVO,そして肝心のブラスセクション3人はゲストを招く事に。

とにかく、全員のシカゴ愛がひしひしと伝わってくるテイクです。

シカゴの日本語EPはイントロ、2番の歌詞、エンディングとカットもしくはエディットされていましたが(これは仕方のない事)こちらは壮大で豪快に響き渡るイントロからエンディングのピアノ残響音まで忠実に再現しています。まさに感動的。

さて、ブラスセクションの皆様がスタジオに到着した際に、早速スコアを手渡したところ「これって、もしかしてあの曲?」「はい!あれです」

「・・・・ちょっと時間頂戴」

と言って3人は別口リハーサルに1時間を確保。

相当に力入れてのスタジオ入り、レコーディングも思い入れたっぷりに進行。無事にオーケーが出た後は皆が皆、打ち上げで盛り上がったそうです。

そしてブラス隊からは「また、こういう話があったら絶対に声かけてね」と熱いメッセージをもらったとか。

 

その後、このバンドはBANANASというバンドに発展。

発売されたアルバムには再度「クエスチョンズ67&68日本語」が収録されています。よほどのお気に入りとお見受けしました。

驚いたことにギタリストとしてあの伝説のバンド、ハッピーエンドから鈴木茂氏をゲストに迎え入れて差し替えています。

その時に「ギターはノン・エフェクトで完コピしてください」とリクエスト。

今から思うと「よくあんな無謀な無理難題を快く引き受けてくれたものだと思います」とBANANASは回想していました。

鈴木氏はさすがに、納得いく指捌きで忠実に弾き込んでくれたそうです。

ちなみにアルト・サックス担当の平原まこと氏は、今をときめく平原綾香さんのお父様です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする