2010 3 20(sat) liberation 5
STAが久々に地元札幌に帰ってきました。
sapporoTAですからね。
この冬はずっと遠征ライブ続きだったので、気を引き締めて会場入り。
slowhandはSTAとしては初舞台ですが、メンバー中4人は各自のプロジェクトでここは経験済み。(札幌ロックバー界の老舗です)
今回もSTA企画主催ということで、気心の知れた仲間達が集結してくれました。
オープニングアクトは「SRB」
トリオ編成にてフュージョン・インストを披露。
チャー、エリック・ジョンソン、ジョー・サトリアーニ等のバカテクギタリストの楽曲を的確に再現してくれました。
彼等とはもう20年以上の付き合いですが今後共よろしくね!
セカンドアクトはこれまたトリオ編成でオリジナルロックを中心に硬派なサウンドをへヴィーにプレイしてくれた「LINDA」。
ギターとドラマーは御夫婦でして、なんとドラマーが奥様です。
あのスレンダーボディでよくもまあ、あんなダイナマイト級なドラムが叩けるものです。
はっきり言ってかっこよすぎ!
切れ味鋭い音がご機嫌です。
3番手は、強烈な個性で観客の視線を釘付けにしていた「the renowns」
「俺達の昭和はまだまだ終わってない!」のチャーリーによる雄叫びで展開されるGSナンバーの数々。
いやはやなんとも参りました。
リズム隊はこれまた御夫婦、やはりドラマーが奥様です。チャーリーのチャーミングなお嬢様とヴィーナスひとみ嬢とキャラ的にも、とてもステージ映えして盛り上がりましたなあ。
定番のヴィーナス嬢による挑発ポーズにも皆様、熱狂していました。
個人的には「オーロラ3人娘」の曲が肝です。
トリ前に登場は、STAライブ常連でもある「YOU」
雰囲気をガラッと変えてグッとアダルトなムード漂うカヴァーを聞かせてくれました。
リーダーのこだわりで、ただコピーするのではなく、捻りを加えたアレンジを採用するとのこと。(誰のヴァージョンなのか各曲を個人的に知りたいです)
熟練の技ですなあ。
今回は大半をビートルズナンバーでまとめていました。
さあ、トリのSTAの登場です!
外は小雨模様、メンバーの中には風邪気味のモノもいましたが7人でこの日はステージに望みました。
今の時期って何かと多忙なのでフルメンバーでのスタジオリハは1回きり。
でも、半分以上の曲を前回からは入れ替え。
コンセプトはちょうど1ヶ月前に見たシカゴの東京公演からの楽曲を30分枠にセレクトして収めるというもの。
STAにとっては、あったようでいて不思議となかったこの内容。
全曲シカゴ、もしくはシカゴが取り上げた曲で占めてみました。
1年前のSTAメンバーでは絶対に不可能な曲目でしょう。
私も2008年シカゴ来日記念Tシャツを着込んで、ステージ後方には手書きのシカゴロゴ旗を掲げてもみました。
趣旨が伝わったかなあ・・・?
会場のスペース上、ブラス隊の3人は超変則的な立ち位置。
ラバは前日に会場入りしてパーカッションのセッティングを完了。
さあ、STAによるシカゴ・トリビュート・ライブのはじまり、はじまり~!
/////SET LIST/////
1,beginnings・・・・chicago
2,questions67&68(3番のみjapanese version)・・・・chicago
3,if you leave me now~愛ある別れ~・・・・chicago
4,does anybody really know what time it is?~一体、現実を把握している者はいるだろうか?~・・・・chicago
5,got to get you into my life・・・・the beatles
6,~I'm a man・・・・Chicago
7,25or6to4~長い夜~・・・・chicago
/////MEMBER/////
MASA-----B VO CHO PER
NOBU-----G
SHIGE-----TP TIMBALES FLUGELHORN
KO-CHAN-----TS PER
MITSU-----TB PER
KEN-----DR VO CHO
RABA-----PER
SPECIAL THANKS TO・・・・・MR,Y&TOMO&HITOMI&RUCYU&TED&HIRO&JUN
シカゴのデビューアルバムからのヒット曲をケンのヴォーカル&ドラムで幕開け。
記念すべきシカゴのデビュー曲では白熱の展開でラバのめがねが曇っていました。
STA唯一のバラードをしっとりと聞かせたあとには(
ケンはワイヤーブラシ、シゲはフリューゲルホーンに持ち替え)、ボビー作、時間に対する人間へのメッセージソング。
STAにとっては久々の披露ナンバーが続き、メンバー紹介時には暖かな拍手を会場のお客様からいただきました。
知人が大阪出張でしたが、空港から会場に直入りしてくれてのってくれました。
STAの楽曲中、とくに思い入れの曲がある方のために2曲ほど、特別に取り入れました。
その中の1曲が次のビートルズナンバー。
今回のシカゴ来日セットリストにそれは入ってないでしょ!?と言われているあなた。
いえいえ、ちゃんとやってましたよ。
と言っても「愛のきずな」のエンディング部でブラスのメインリフを吹いただけですが(笑)
そこから立て続けにベースのリフに導かれてスペンサー・ディヴィス・グループのエディット・ナンバーへ。
中間部には待ってました!のパーカッション&ティンバレス&ドラムソロ。
ラテン系のノリが満載です。
「素敵な長い夜はまだまだこれから!!ラストです、シカゴ!25OR6TO4!!」
延々と続くノブのギターソロ&ワウ攻撃に夜は更けてゆく・・・。
パンタロンズ時代の仲間達も駆けつけてきてくれ、応援してくれました。
るちゅちゃんもお友達と3人で最前列に陣取ってくれたね。
STAファミリーの子が経営している店にて打ち上げ。
楽器群、カラオケとミュージシャンらしい宴会となりました。
とてもおしゃれで落ち着いた綺麗な店内にて深夜までくつろんでしまいました。
ここでメンバー達の意外な素顔を垣間見れたのも大きな収穫でした。
マルチプレーヤーのシゲはアコギ弾きつつも歌本を全て歌いつくし、さらに物足りないのかリクエストに答えて歌声を披露。
それにあわせて即興でミツがキーボードにて参加。
コーちゃんの「サントワマミー」歌唱という意外な発見。
カホンにフルーツパーカッション、即席マスターの登場(!!)
往年のアイドル話、コアな芸能情報。
カラオケではやはりSTAの楽曲をリクエスト。
「この演奏は忠実だね」とか「コレはチープなアレンジ」と意見が交錯。
でもただ飲んだくれていたのではなく、しっかりと今後のビジョンも戦わせましたよ。
雪解け後のSTAの活動も楽しみです。
しかし、器材の多いバンドだね!!(現在も増殖中!)