THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (SHOCKSS編)

2024-07-31 10:39:03 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
しかもどれをとっても超絶に高級品ばかりで一大網羅さ!
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
この豪華なステージのドラムスポジションは中央でごっつくて頑強!
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦序盤に控えしは・・・・

10、SHOCKSS
16:10~16:30
(ラルクアンシェルのカバー)
札樽合流メンバーによるバンド
5年連続5回目
活動初期の頃からずっと見ているけど、彼等も頑張っているねえ

バンドから圧巻のメッセージをどうぞ
「札樽を中心にラルクアンシェルの良さを広めようと活動しています。
熱波と海風に負けないような熱いステージになるよう頑張ります」

ここまでは、ちょっと巻き気味以外は、何のトラブルもなくライブイベントは順調に進行。
まあ、いずれにせよ、スタッフの細心なる気配りによって、皆が気兼ねなく音楽を楽しめるのです。
大感謝だ。

猛暑の中、地元在住のコバちゃんは早々と会場に到着後、入口の外で喫煙中だった。
(スタッフとしてプリンセス・オブ・カンナに間に合わせたようだ)
暑い中、ご苦労様。
昼前にマサがホール真横の路上サイドに車を入れていたら、直後に横付けしてきた車がこのショックスのメンバーたちだった。
トミーも愛車を運転しながらマサの近くに現れた!((´∀`))
そこで早速ご挨拶を交わした。
まあ、先に出演中のバンド達のライブも楽しめたそうです。
今回の小樽ライブイベント中は穏やかな天候で何とか雨は免れたかあ・・・・・・。
スタッフやオーディエンス達はあちこちで、日差しを避けるための対応策に右往左往していてちょっと大変そう・・・・。
トラブルメーカーバンドが少ないだけに、それを信じつつプレイへと専念するのみです。


バンド入れ替えのセットアップ。(準備タイムは10分)
何から何までもが一流のプロ仕様だ。
思わずニンマリ・・・・。

それとミキシング主任・ミワ君&若き助手たちの強力なる手腕。
ベテランとホープが会場後方サイドのミキサー卓で、常に陣取っている。
同所には照明専用のスペースもある。
(パーティーズでお馴染みの弦楽器奏者ユリちゃんも常に加わっている。
彼は前日にもパーティーズの2ステージをこなしたという凄腕
この日もオオトリで出演するんだよん)
これならば、バンドとスタッフらとのやり取りもスムーズ。
本番中のアクシデントも楽勝で解決できるというもの。
(実際の話何度もスタッフくんはステージに上がってトラブルの対処を施していた)
毎年、ちょこちょこと更なる改良を加えているんだから、頼もしい限りだ。
(ドラムスのポジションは去年下手だった・・・・
ステージもグッと前面に移動
その分、客席は縮小
パーキング・エリアも去年は入り口近辺を確保していたけど、今年はステージの広々とした後方を前面にわたって開放
あとはトイレの問題だね・・・・
近場にあることはあるんだけど・・・・)

それでは早速いきましょうか!!

札幌と小樽のメンバーからなる頑固一徹不動の4人組野郎どもバンド。
(以前までは女性のキーボードを擁する5人組だった)
ジャンルは何と、ビジュアル系ジャパニーズロックバンドの大御所「ラルクアンシェル」のカヴァーバンドだ。

ずっと噂には聞いていたけれども、4年前9月の小樽屋外イベントで初めてライブを見ることができました。
で、同年12月13日の小樽お気楽ライブ「運河プラザ3番庫」が2回目。
次いで一昨年3月16日のゴールドストーン・フレンズ・ライブ、更に同年8月28日(日)、昨年2月26日の小樽公会堂雪明りの路、そして同年7月23日(日)の小樽浅草橋オールディズナイト&8月27日(日)北運河サウンドエナジーを経て今年2月25日(日)「雪明かりの路・小樽公会堂大ホール」以来となります。
(本当はコバちゃんとの絡みでSTA企画に出演が決定していたりもしたんだけど、コロナ騒動でお流れに・・・・無念の極致)
昨年1月21日(土)、マ・シェリ初の企画「ゴールドストーン」にも出演。
構想から早7年、紆余曲折を経ての長い道のりだったそうですよ。
最近はどんどんと他方面でもライブも決まって、軌道に乗りつつ仲間も増え輪が広がっています。
サンキュー!
トミーが高校の時、ぼんやりとみていた夢が40歳を過ぎて遂に実現したとのこと。
皆さんに喜んでもらえ、トミーも気持ちいい歌が歌えて最高に幸せ。
これで理想に一歩近づけた感あり。
今後も計画は進めつつ、パワーを増幅していく所存。
人生って何があるかわからないから面白いねえ。

男気溢れる骨太で剛腕なメンバー達を紹介しますよ。

手数王のパワフルな爆音ドラムは、笑顔を絶やさないクールガイのUJI
情熱的な赤いスティックを持参

テツヤ役ベースにYU-KI
5弦の愛器シェクターを使用。
マサはずっとアイバニーズだと思っていたけどサッサがこっそりとメーカーを教えてくれた。
ベース弦をカラー・ストリングでセットしている。
これはSTAのミツも目ざとく発見したようだ。
見た目が虹のようで非常にカラフル。
そりゃあ、そうだろうね。
目立った者勝ちの世界さ。
けっこう、このセット弦は高いはず。
まだ今でも、市販されているんだね。
たしか30年以上前、商品化されたように記憶している。
特筆すべき点は、ヘッドセットマイクも使用していること。
マサと同じ、ベースとボーカルの2つワイヤレス仕様。
やる気満々の拘り具合がグッド!)
これがすこぶる注目を注目を集めていた
だって滅茶苦茶に目立っていたよん
この日7番目に出演したプリンセス・オブ・カンナでも、嬉々としてジャンヌダルクを演奏していた。
(その鮮やかな対応はお見事の一語に尽きる)
なるほど彼のルーツが垣間見えてきた・・・・と思っていたら、何とコバちゃんいわく、ユーキはカンサスとかのプログレマニアなんだそうですよ!
ビックリだ。
だからマサはユーキくんと会うたびにそのジャンルについて
じっくりと談義するのだ((´∀`*))
この日もステージ裏のテント内に於いて周囲もドン引きするほどの内容で話し込み
彼のお父さん(マサよりもちょっと年上)は最近カンサスのアルバムをドッサリとコレクションしたのだとか
素晴らしい親子関係
ルーツがバッチリと見えた瞬間!!
羨ましくなるほどだ
そんな彼も最近は体調不良に陥っている模様
早速、ライブ後に入院手術を経験
でも逐一症状や入院生活をフェイスブックにユーモアを交えつつアップしていたからご安心ください
今は無事に退院したしね((´∀`))

個性派の驚愕なヴォーカルはTOMMY!
衣装もアクセサリーもひじょうに個性的。
(上は黒いシャツ、下はチノパンと黒ブーツというスタイルでコーディネート)
いつものように全身を極上のミステリアスなファッションで固めている。
メイクもバッチリと施してエキゾチックな雰囲気を醸し出していて、とても似合うよ。
「会うたびに化粧が濃くなっているね・・・」とマサはライブ後トミーに告げた((´∀`))
次いでマサは「爽やかだねえ・・・」と聞いたら「(ニンマリ)((´∀`*))」
当たり前だよね((´∀`*))
実は彼は彦ちゃん率いる「紫」のコピーバンド「蝦夷紫」のボーカルでもあるのだ。
マサはずっと彼のすべてに注目していて、やっとタイミングよく3年前のゴールド・ストーンで対バンが実現。
その際、お互いのバンド入れ替え時、舞台袖にて「ディープ・パープルのカバーバンドやらないかい!?」とコンタクト。
何の躊躇もなくトミーは、ニヤリとして「いいですねえ。デヴィッド・カヴァーディルが大好きなんですよ!」と意気投合。
即座にパープルのコピーバンドが結成されたのでした。
おそらく札樽圏内において、トミーのパワフルボーカルは3本の指に入ることでしょう。(サイトウ氏談)
この度は魂のハイトーン・シャウター、.Jのリョゴくんにボーカルを託しての勇退離脱。
お疲れさまでした。
微笑ましきミュージシャンとしての交友関係は今も継続中。
(実際、このボーカル・コンビは最近遂に飲み会を実現させてフェイスブックにアップしていた。
麗しき友情を育んでいるとはすばらしい
話も酒もまだまだ足りなかったようだけどね・・・((´∀`))

おっと、話を元に戻します((´∀`*))
ギターは先述のナイスガイ・コバちゃんという布陣。
彼は会うたびにバンドが違うんだよね
(このことを本人にも言ったらバカ受け!
だって彦&キラーちゃんらとリーゼント姿で、横浜銀蠅のカバーバンドもやっているんだよ。
ディス魂、樽テット、稲葉美紀DEAR FRIENDSにもいたね。
この間はスーパーフライのカバーバンドで急遽助っ人で弾いてもいたしなあ・・・・
まだまだあるよ~!)。
それはジャンルを選り好みせず、吸収する意欲に満ち溢れているという証拠だ。
ただ、ここでは、他のメンバーたちとの年齢差を、とても気にしていたご様子。
世代のギャップを痛感した次第・・・・。
全然、見た目にも違和感なんてないんだけれどね。
それを言ったら、マサなんてどうなるんだよ((´∀`*))
そんなことも演奏が始まれば、一切がっさい無関係さ。
使用ギターは、今までレスポール、ストラトキャスターを交互に使用していたけど、去年から初披露したのはフェルナンデスの全てが真っ赤なストラトタイプシェイプ。
堂々たるKEN・MODEL!
ゴールド・パーツ仕様。
ヘッドはおろか、指板までもが鮮やかな赤で統一。
リバースヘッド。
しかも、ピックアップはSSH。
ハムバッカーの音量は半端ないそうだ。
ほんとうに、つい最近入手した1本で豪華絢爛。
でもこの日はは初志貫徹とばかりに再びフェンダーのストラトキャスターに戻っていたさ
ブラックのボディカラー
メイプル指板といういぶし銀の渋いセレクション
彼もワイヤレスシステムを使用していますよ。
サングラス、黒いTシャツと白いshirtにお馴染みのジーンズ。
ペンダントも1ポイントで光輝いてた
エフェクターボードも特筆モノ。
ちなみにこの直後には我らがSTAでも弾くのだ。
(昨夏なんて本来参加予定だったギタリストがダメになったため、7月の浅草橋に引き続いて8月の北運河にもSTAへ合流してくれた救世主!!)
スタミナ温存もバッチリ!


はい!
さてさて、ラルクは想像以上に高度な音楽性を含んでいるとのこと。
コバちゃん曰く、グレイはシンプルな構成で組み込まれているんだけど、こちらは意外にも複雑極まりないとのこと。
それだけ勉強にもなるし、コバちゃんならばコツを把握しちゃえば、あとは楽勝でしょう。
私は彼の事を「小樽のジェフ・ベック」と命名したのだから。


フェイスブックにも写真をアップしていたけど、彼の代名詞「ベルボトム
トレードマークだけに、そのお姿が神々しい!!
実は女性ものなんだよ
(ネットでの購入)。
彼は羨ましいことに、ずっとスリムな体形を維持しているので、男性サイズではダボついてしまうらしい。
マサも会うたび、必ず彼とはベルボトム話に花が咲くのですよ。
実際に履いてみないとジャストフィットするのかどうかはわからないから、ちょっと不安なんだよね。
かといって、今の時代、古着屋の店頭では商品発見が至難の技。
マメに探し回るしかないんだね、やはり・・・・。
宝物探し状態の有様さ。
それだけこのラッパズボンには魅了されているという証拠。
(Wのジョニーとも以前にピグスティ―で同じ会話をした)


ほぼ全員がバッチリとゴシック調の衣装でかっこよく統一していて、いかにもロッカー然としたルックスを誇る。
見るからに絵になる
羨ましい限りさ
これはもっちんも同意見だった


実際の話、トミーやコバちゃんらは、ここまで辿り着くのに色々と苦労したようだよ
(メンバー集めとか。
この件はお互い身につまされるよなあ)
今でも情熱は冷めるどころか、ドンドンとヒートアップ
ライブ後の月曜日以外はコンスタントにスタジオ・リハを重ねているとのこと
(STAも以前はそうだった・・・・)
で、どんどんと新曲を追加している
でも最近は一旦煮詰め直そうか・・・という意見が出ているのだとか
まあ、それもありだね。

前置きが大変長くなりました。
やはりショックスは、前回から妥協無く全曲を入れ替えてきましたよ。
見事なくらいに5回見たライブのセットリストが1曲もダブり無しという徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
セッティングはとうに完了しているので十分に余裕があります。
まずは軽くリハも兼ねて、全体での音鳴らしでサウンドチェックを終えウォーミングアップも済ませる。

準備万端整いましたよん。
そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

人数の都合上、持ち時間が短く20分!
4曲のみの披露だけに、アッという間のひと時。
よって、いい機会だから以前の濃厚なるライブレポートからも引用してお送りしていきたいと思います。

客席の前方からは、どこかで聞いたことのある黄色い歓声で「コバちゃん!トミー!」と、何度も連呼しているスーパーレディがいる((´∀`*))
メンバー達も、苦笑いするしかないよね。
いついかなる時のライブでも、大変な盛り上がりを見せてくれるショックス。

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「さあ、皆さん、大変長らくお待たせしました。
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルはラルクアンシェルのカバーが中心。
ジャパニーズ・ビジュアル系バンド。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
とことんまで楽しませますよ~~!
それではショックスの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

そして、MC役も兼ねるカリスマ・トミー。
「皆さん、こんにちは。
ショックスです。
ラルクアンシェルの良さを少しでも世の中に広めるために、日夜頑張って活動しています。
それではよろしくお願いいたします!!」

ドラマティックなSEが流れる中で、はじまった。
それに導かれて波状攻撃開始
ハイハットカウントからイントロは激しいビートサウンドがいきなり炸裂
特に柔らかいベースラインがカッコいい
な、な、なんとお!
またまた、以前のセットリストから全てを入れ替えてきた!
しかも、必死に調べてみたら、初めて見た時からのダブり曲があまりない!!
なんというふてぶてしき恐ろしい猛者どもだ!
これも自信と余裕の表れなのでしょうよ。
一体全体、レパートリーは何曲あるのだ!?
半端なき引き出しの多さは間違いない。
オープニングナンバーに相応しい退廃的なポップソング
「死の灰」
全体的に耽美的な雰囲気のある7作目のスタジオ・アルバム「RAY(1999年7月1日リリース)」のトップに収録
シングルカットはなし
意外にもだいぶ渋めの男らしいゴリゴリなハードロックをセレクションだけれども十分絵になっている
屈折した悲しみを感じる淡々とした暗さも感じる
ミディアム・テンポに乗る、出だしの歪みが効いたギターリフとライトハンド奏法
最近はライブの度にトミーが秘密兵器を忍ばせている
去年の夏、同じ浅草橋オールディズ・ナイトでは「オタマトーン」を持って現れた
でもあまりにも会場がでかいので観客のほとんどがそれ気づかず・・・・
(ユミちゃんには大うけだったんだけどね((´∀`))
今回は購入したばかりのレスポール(アリア・プロⅡブランド)を手にしていた
目にも鮮やかなるブルーのボディカラーが綺麗
楽屋のテントで先にそれを見せてもらった
でも3弦のペグが曲がっているらしく(ここはぶつけやすい箇所・・・(´;ω;`)弾いているうちに段々とチューニングが狂ってしまうのだとか・・・・
案の定、この時にもその症状があらわれてた
1曲目にしか使用しないんだけどね
あまりにもデンジャラスなコバ&トミーの真骨頂
サビでは貴重なるヤバいツインギターの、パワーコード・リフに突入する
シンプルなオクターブ・カッティング・アレンジも聞きやすくってめっちゃかっこいい
どちらかというとラフで粘りとエッジのあるブラッシングがメイン
間奏のギター・ソロが結構長めで個人的には耳が幸せ状態((´∀`))
変化球を交えたスピーディーなドラムフィルもいい仕事をしてますなあ
ファンタジー小説の一説みたいな歌詞の言い回しが素敵
キーもなんまらと高いし、決めで入る謎の咆哮も印象深い
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)。

「今日は朝から暑い中、こんなにも多くのお客様に集まっていただきましてありがとうございます
ラルクアンシェルを知っている方も、知らない方も僕たちの演奏を最後まで楽しんでいただけたら嬉しいですよ
今日のライブはせっかくだからスペシャルな内容でお送りしたいと思います
傑作アルバム「レイ」の頭から通していきますよ
非常にマニアックなコンセプト
とりあえず、手拍子だけでもしていただけたら幸いです
2曲目は・・・・
IT’S THE END」
そういうわけでして先述のアルバム「RAY」2曲目から
ちなみにこのアルバムはオリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録
前曲に続きスリーピースの音以外の装飾が少ない、ゴスやポストパンクのテイストを感じられるささくれだった疾走ナンバー
攻撃的で憂いある楽曲が壮大なる広がりを見せつける。
キーボード不在なので、すべての打ち込み作業はベーシストが担当。
エフェクト・マシーンを手元で操作しているのです。
ワシャワシャとした8ビートをなるたけ意識的にゆるく叩くドラミング
トミーには是非とも本家同様にタンバリンを叩いて欲しかった・・・なんていうと欲張りかな(-_-;)・・・??
歌詞は一つの別れをシアトリカルに綴ったもの
シンプルながらもリズムセクションによる八面六臂の緻密な爆音吹き荒れる行動力には感服。
才能漲るミュージシャン達だね。
クールでスリリングなところも満点。
軽快で圧巻のドラミングが堂々としていてワイルドこの上ない
ボーカル、トミーの抑揚のあるテクニックは難易度強。
ファルセット混じりの高音になります。
地声とのコンビネーションをうまく切り替えつつ、巧みに音程をキープするのは至難の技。
それを涼しい顔してサラッとやってのけてみせるシタタカなるカリスマのトミー。
どのブロックも歌メロの上がり下がりが激しい。
ピョンピョンと飛び跳ねて、やる気満々に余裕の表情で拳を突き上げる。
この曲の肝は、エモーショナルな融合表現に尽きる。  
右手には持参してきたAKGマイクを握り、感情移入。
徐々にドラマティックな盛り上がりで見せつける。
迸る構成力で遊び心にも満ち溢れている。
フックを含んだベースフレーズとさり気ないシャープなギターソロ・・・・これはなかなかに、演奏のしがいがあるね。
強力なるロックを序盤にもってくるところなんて、いやはやなんとも大したものだ。

さあ、早いもので折り返し点
ミディアムな3曲目は「セル・マイ・ソウル」
タイトルを直訳すると「悪魔に魂を売る」
ぶっ飛んだ想像力からしてシュールで恐ろしいなあ・・・・(-_-;)
いまだに根強い人気のある曲
アルバム「RAY」の4曲目に収録
男性の、目線で大切な人を想っている内容
心弾む気分に浸れる、幸福度高めな1曲。
とにもかくにも華やかでオシャレなサウンドを展開する
異色の明るい底抜けなるノスタルジックな曲調に、メランコリックな歌詞
この日みたいな猛暑でも十分に全然いけちゃうよ。
歌詞が違ったら、それこそサマーソングにお誂え向き。
気怠い諦観の言葉選びやストーリー展開の全てにおいて、可愛く表現されているバランス感覚。
瞬く星の美しさが目に浮かぶ。
少女漫画的なくすぐったさと、ちょっぴり哀愁漂う感じるかも・・・・。
ずっと同じテンションで最後まで進行していきます
イントロなどからはジャズの香りもそこはかとなく漂っている
でも間奏のギター・ソロは流石に激熱
コバちゃんはサビ以外の部分をKENのようにフィンガー・ピッキングでプレイするという徹底的な拘りぶり
これだけでもトーンのニュアンスが段違い
今でもライブで頻繁に演奏される、意表を突く怒涛の個性的な人気曲だけに拍手喝采だ。
異質で純粋なセンスが前面に押し出されている、バリエーション豊かな絶妙のアレンジワークもご機嫌だ。
無意識のうち、ふんわりと笑顔になれる。
Bメロの掛け合いもバッチリと粋にハマっている。
跳ねたリズムパターンも、陰と陽の駆け引きも感じ入った。  
ちょっと浮き気味なギターのタイトなるソロの展開も抜群。
切ないサスティーンギターを爪弾いて、陶酔の表情を浮かべるコバちゃん
いつ聞いてもギターを見事に歌い上げる自己主張が絶品だ。
更には追い打ちをかけるがごとく、渾身のワウペダル踏み込み。
低音ボトムも、常に安定のアンサンブルで支え続けている。
ズッシリと重く響く分厚い壁を構築しつつも、緻密なるユニゾンでグルーブを紡ぎだす。
わかりやすいCメロが轟き渡る、甘く優しい出色のメロディも快感だ。
憂いを帯びてる良くできた曲想の妙に目が釘付け。
一時たりとも目が離せないよ。
見逃し、瞬き厳禁だ。
とにもかくにも随所にわたってセクシーなラルク愛が、滲み出ている。
良い意味で深みのあるチープな音作り。
彼らが思い描いているイメージの狙いが、ジャストマッチしているよ。

「最後の曲です
・・・・いばらの涙・・・」
アルバム「RAY」の10曲目に収録
な、な、何と結局は1曲もシングルカットされた作品を取り上げていないではないか
なんという自信の表れ
一歩間違えたら単なる自己満足で終わっちゃうところをパーフェクトに再現して成功へと導いた
統一感が満載な凝りに凝った密度の濃さは特筆もの
言うことなし
文句のつけようもない
コロコロと曲調が変わる王道セットリストゆえに、一切だれることのないわかりやすい世界観のセットリストだ。
流麗なクリーンギターの光輝くアルペジオから始まり、音数の少ない静かなAメロからBメロを経て、サビで一転しヘヴィーに雪崩れ込む変化に富んだ美しすぎる構成が反映されている
ハットだけのドラム、アウトロのバッキングギターも鳥肌が立つくらいに圧巻の迫力
ディレイやリバーブを強くかけ、ボリューム奏法なども採り入れたりして奮闘
貢献度も膨大
歌詞は、信仰心を持った人物に焦点を当てた物語が描かれている
アートの領域に達したようにね
トミーは青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのショックス・ワールド流にスクリーミングでお祭り騒ぎ。
畳みかけるセクシーなボーカルを引き立てまくるコーラスもマジに最高
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなフレーズに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
このに神がかった一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるジャパニーズ・ビジュアル・ロック・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
親衛隊がCRACKERを爆発させる
「パンッ!」
それについてユーキくんが一言コメント
「目の前で恐かったなあ…((´∀`))
風が強くてこっちの方までは飛んでこなかったけどねえ・・・・」

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
ショックスの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
久しぶりのこいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのは伝説と化したブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れるなあ・・・・・


































コメント
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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (ちむどんどん編)

2024-07-31 07:03:10 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****


折り返し点のバンドは・・・・「ちむどんどん」
9、15:30~16:00
(沖縄ソング)
札幌からで2年連続2回目の参加
ついこの間、ホットタイムのライブイベントでこれまた愉快痛快なる沖縄カバーバンドを見たばかり
その時もはちゃめちゃにインパクトが凄ったけど(セットリストは当然の事、MCから踊りからギャグに至るまで見事沖縄一色に染まっていたんだからねえ!!)、このバンドは最早お馴染みの軍団

満を持して舞台へ上ったのは、この日「テンダネス」に引き続き2度目の登場となった彦ちゃんが率いるバンド。
私も見るのは4回目だから、とっても興味津々で楽しみにしていた。
(初めてライブを見たのは、昨年1月21日の土曜日にSTAキーボードのアッキーが主催した小樽ゴールドストーンのマ・シェリ・ライブ・イベント!)
と、いってもこの日が5回目のライブらしいけれどね
(;^_^A。昨年9月10日の日曜日、東雁来・ルアレルヴァ・フレンズライブVOL,81以来)
最初の頃は、三線のチューニングにそうとう辟易したそうだ・・・。
なんたって三線歴は楽器を購入し練習をはじめてから、まだ1年も経っていなんだとか・・・・。
ああ、無謀すぎる・・・・((´∀`*))
まあ、その後は反省を促し相当に鍛錬を重ねて克服したらしく、この日は大したトラブルも勃発せず何とか終えたのはさっすがだ!!


さてさて、この男がまたまたやってくれました。
ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、ライブイベントの雰囲気が全然違う。
そのくらいに北海道界隈では有名なる名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう。
そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

ここで回顧録をば・・・・
マサと彼とは、もう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにSTA、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そしてお互いに、壮大なる夢を語り合っては切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに対して、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルへと着手。

自主企画ライブなどを行いつつも、長年交流を重ねているのですよ
(相変わらず近年のイベントでも対バンが目白押しさ!)。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。
(サークルにも所属しているし、アコースティック・ユニットも持っている)
バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。


3年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた。
(VOは元パープル・ブリンガー、ショックスのトミーだ!)

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成しているようなことは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた
(ラズベリー、ヒコプロジェクト、先のテンダネス、この後に演奏するグッディーズ、そしてソフト・クリーム、チャーのコピーバンドなど。
以前にはクリエーションや横浜銀蝿のカバーバンドにも在籍
尾崎豊、浜田省吾、TMネットワーク、ビートルズ、沢田研二、単発もののセッションなどなど・・・・ああ・・・キリがない
ノータッチなジャンルは皆無かも・・・
今後もレディシンガーをフューチャーしたジャパメタを披露する予定。
そのためのリハにも、そろそろ取り組むようだよ。
一時たりとも歩みを止めようとはしない)。

で、今回のバンド・・・・・演奏技術の成長したその姿を、早くも見れるのだよ。

彦ちゃんの貴重すぎる三線が聞けるのは本イベント目玉の一つ、と司会進行役の斉藤さんも語っていましたよ。
(開演前にマサ、斎藤氏、ヒコちゃんとの3者会談でも話題になった)
結果かい?
・・・・もちろん全てが想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
フェイスブックで予告していた、ヒコちゃんのメッセージに嘘偽りはなかった。
いやはやなんとも大した連中だ。
心底に感服しちゃった。

それはともかくも、 このバンド名を聞いたら即座に、ピンとくるよね。
一昨年、話題になった朝ドラのtitle。
かくいう私も全編にわたって見ちゃいました。
(マサは、どちらかといえば今昼過ぎに再放送している「ちゅらさん」のほうがバンド名にタイムリーじゃあねえ!?とアドバイス
このドラマが一挙に沖縄ブームへと火をつけた
まあ、余計なお世話様でしょうがね・・・((´∀`))
で、ヒコちゃん、キョンキョン、タッキーは南国含めてそうとうの沖縄通ゆえに、旅行にいって写真撮影もしてきた。
(先月も厚別ふれあい広場フレンズライブ・イベントを終えた直後に沖縄旅行に洒落こんでいた・・・なんまらアクティブ!)
タイムリーなことに、ニューバンドの発想を得て結成に至ったというわけだ。
目の付け所が鋭い。
しかし、その旬な行動力には脱帽。
誰でも夢や構想は描くもの。
そりゃあ、簡単なことさ。
でもヒコちゃんは、いともあっさりと実現しちゃうんだから。
典型的に圧倒されちゃう有言実行の行動派とは彼のこと。
まさか、こんなにもはやく現実化するとは。

いざ、蓋を開けてみたらば、お馴染みの連中がズラリだったけどね((´∀`*))
もうすでに常連の顔触れ。
心強き結束の固いヒコファミリー。
そして特筆すべきは麗しの歌姫。
彼女の加入は、今後の大きな武器となりえることでしょうよ。
歌唱力はもとより、存在感とルックスを含めてね。
羨ましい限りさ。

「蝦夷紫」・・・・沖縄繋がりでジャンルこそ違えど、これまた新鮮なサウンドを展開してくれた。
そしてこのバンドにも、思いっきり乞うご期待だ。

その前に8人からなるメンバーの構成をば・・・・・

リーダー&ギター&三線・・・・先に出演した中森明菜カバー・テンダネスに引き続きのヒコちゃん
(愛器シェクターのメタリック・ブルーボディカラーを使用。
ローズ指板。
白いハット、黒いサングラス、ペンダントに青の白黒アロハシャツ。ジーンズの短パンツ、サンダル姿)

ボーカル・・・・先述のニシコちゃん
(な、な、なんと元STAシンガーのアイちゃんとは懇意の仲でハグまでしていました!
光輝くレイがオシャレ)
花柄の赤いアロハシャツに帽子、茶のワンピースと黒ハイヒール姿)

ギター・・・・ノブさん
(フェンダーのストラトキャスター。
キャンディアップルレッドのボディカラー。
メイプル指板。
白ハットに赤白のアロハshirt。パンツと靴も白で統一
なんまらとお似合いさ)


ベース・・・・一番の長身を誇るホリくん
(YAMAHAの5弦。
ナチュラルボディ。
ローズ指板。
フィンガーピッキング。
ストラップは黒を使用。
ジーンズ、白シャツに濃紺のシャツ姿)
安定感抜群なフィンガー・ピッキング・スタイル


ドラム・・・・体格のいいミヤシタくん
水色Tシャツの上には、目にも鮮やかな派手な柄のアロハシャツとキャップを着用

キーボード・・・・下手に陣取るはヒロくん
(この間までYAMAHA MONT-BELLを使用していたけれども今回はローランドというこだわりを垣間見せていた。
眼鏡、白Tshirt、オレンジ色のアロハシャツを着用
パンツと靴は黒)
彼はお馴染み、先に説明したTAKE OFFのオリジナルメンバー。
紆余曲折を経て、最近、久しぶりにバンド活動へ復帰したんだから嬉しい限り。
この日も早くから会場入りして客席にて早速マサ、アッキーと談笑。
それはいいんだけど、楽器をケースに入れないで裸で抱きかかえるのは精神衛生上よろしくないのではないかい!!??(;^_^A
何かあってからでは遅いよ。
ただでさえ高級品なんだからねえ・・・・。

コーラス&鈴&キーボード・・・・艶やかなるキョンキョン
(ローランドJUNOーDS
白い帽子、水色のレイと派手な花柄のワンピース)

そして、コーラス&アコースティックギター・・・・紫外線防止のために帽子とサングラスを着用のタッキー
茶の短パンもはいていたよん
(明るい花柄のアロハシャツ姿
何とマーチンを使用)
・・・・という鉄壁の布陣だ。

コーラスコンビはアズマッシーズ、そしてこれまた先に出演していたシュガーレスの活動で有名。

全員が夏を基調とした思い思いの赤や青のアロハシャツを着ての登場。

それでは前置きが大変長くなりました。
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なる南国ミュージック・ショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだゴージャスなバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルは往年の沖縄系のカバーが中心。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それではちむどんどんの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
COME ON BABY
HEY THERE EVERYBODY!
LET'S GO!
HERE WE GO!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


「皆さん、こんにちは。
のってきたら遠慮なく、手拍子のほどをよろしくお願いいたします!!
・・・・夏に相応しいご機嫌な音楽をたくさんお送りします」と告げた

華やかに「海の声」で幕開け。
オープニングにはもってこいだ。
爽やかにライブは威勢よくスタート。
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
「浦島太郎(桐谷健太)」名義のシングル。
2015年7月31日に配信。
album「香音~KANON~」に収録。
アイチューンストア&レコチョク&カラオケランキング共に見事1位を獲得!
当時は連日放送されていたコマーシャルソングで人気沸騰していた。
作曲はBEGINの島袋優。
三線は桐谷本人が演奏している。
だからこそ、ここぞとばかりにヒコちゃんもメラメラと燃え上がるものがあったことでしょう。
頑張っていたもんなあ。
皆さん、じっくりと癒されてください。
和気藹々の和やかムード満載でステージは進行。
オリジナルでは男性ボーカルなんだけど、ニシコちゃんが歌っていても全く違和感がなくって素晴らしい。
どんなタイプの楽曲にも、余裕で対応できる実力派。
自然に己のモノとして消化できる才能に恵まれているんだねえ。
彼女はバンド体制でも活動はここが初の体験らしいよ。
でも、ゴスペルシンガーとしてはそうとうに有名らしい(アイちゃん談)
どうりでなあ、その澄み渡る発声から堂々とした佇まいにと全く申し分なしさ。
ホッコリ気分で掴みはバッチリとオーケー。
良かったね。
無事に開演でき、メンバー達が安堵の表情を浮かべていたのが印象的。

ヒコちゃんがMCも兼任
「((´∀`*))
ちむどんどんでございます。
よろしくお願いいたします。
沖縄バンドをやりたいということで、三線を募集したんだけど、誰もこなかったんだよね・・・。
それならば言い出しっぺの自分が弾くしかない、と言うことで三線初心者のク
ドウヒコイチと申します。
サンシンショシンシャ・・・・上手く言えないなあ・・・(-_-;)
沖縄方言の歌ばっかり取り上げていますが、ただでさえ、私は何を言っているのかわからないとよく言われます((´∀`*))
方言で喋っているの!?・・って言われる。
まあ、そんなことはどうでもいいけれど、さてさて三線特訓の成果やいかに・・・((´∀`*))!?
連日の厳しい猛暑の中で、南国・沖縄の暖かいメロディに酔いしれてみませんか。
というわけでして、次の曲・・・・・島唄」
THE BOOMの代表作品。
1992年1月22日発売のアルバム「思春期」に収録。
作者の宮沢和史は「坂本九の上を向いて歩こう、のような曲を作りたかった」と後に語っている。
琉球音階などの要素を取り入れたこの鎮魂歌には、沖縄方言version、東京弁versionなどがある。
当初は沖縄の人間でもないのに真似事している、とか沖縄ブームに便乗しているとかの批判にさらされるも、テレビコマーシャルの起用、喜納昌吉やビギンの比嘉栄昇らの励ましメッセージにより宮沢は奮起する。
アルゼンチンでのカバーが大ヒット、サッカー2002年日韓ワールドカップ・アルゼンチン代表チームの応援局への起用、紅白への出場と人気を博し150万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。
一種独特のリズムやハーモニーも絶品。
忠実に再現していますよ。
そうとうにリハーサルしたんでしょうね。
フェイスブックにもその状況を懇切丁寧ヒコちゃんがアップしていました。
そのヒコちゃんも、いつの間にやら三線からエレキギターに持ち替えているではないかあ!?
後半ではドンドンとテンポをアップしていき、盛大なるお祭り気分で華やいだ。
こいつは盛り上がる事、必至だあ。
シンセサイザーの効果も憎い演出力。

「はい、ヴォーカルは、ずっと探していて遂に見つけた新人のニシコちゃん!!
まだ歌のキャリアは2年にも満たない初心者・・・。
(とてもじゃあないけど、そんな風には見えない)
僕の件は置いといてね((´∀`*))」
ニシコちゃんにMCはバトンタッチ
「朝から私は緊張しすぎて、歯ブラシに洗顔フォームを付けてしまいました!!
(あるあるだね・・・・俺も以前に一度だけ寝ぼけ眼でそれをやらかしたことがあるよん)」
ヒコちゃん
「それでも歯は綺麗になるでしょう!
次は老若男女問わず誰もが知る、あれですね‥‥ビギンで・・・・舟唄?・・・・島唄??・・・・あれ!?違った??かな??・・・・・島人ぬ宝」((´∀`*))
沖縄の本土復帰30周年に向けての23枚目シングル。
2002年5月22日発売。
album「ビギンの島唄~オモトタケオ2~」に収録。
オリコンチャートでの最高順位は47位だが、1年以上の60週ランクインというロングヒットを記録。
これはテレビのドキュメンタリ―番組でも放送されていたね。
石垣中学校の生徒たちに島への思いを書いてもらい、それを参考に繋ぎ合わせて比嘉栄昇が故郷のために作詞したもの。
沖縄では超メジャーな島言葉を使ったスタンダードで多数のアーティストにカバーされている。
幼いころに思い描いた、大切な懐かしい原風景が蘇るイメージさ。
沖縄県博物館長はこの歌に触れ「島人としての宝は誇り、それを支える歴史・文化、それを育む雄大な自然」と記している。
壮大なる海、空、風・・・・。
今では沖縄中の卒業式で歌われるほどに。
特徴あるイントロからカラッとした雰囲気満点な三線の音色が心地よく響く。
その印象的なフレーズにのって、タッキーが口笛と合いの手を入れる。
三線と歌がまるで会話をしているようなバランスが、国境を越えて多方面の人々に愛されている。
後半ではドンドンとテンポアップしていき、華やいだ雰囲気でエンディングを迎えた。

タッキーにMCはチェンジ
「ヒコさんは三線が弾けない、なあんて言っていたけど、今日はどうやらちゃんと音が出ているね。
(それも、血の滲むような特訓を重ねた結果でしょうよ)」
そのヒコちゃんにMCを受け継ぐ
「学習して、皆に迷惑をかけないようにしてきたさあ。
そうしないと死んでも死にきれないしね・・・・」
「え!?・・・死ぬの???・・・」
「いや、いつかは皆も死ぬでしょう」
「まあ、死ぬ話はやめましょう。
次は‥‥バイバイ沖縄」
これは新曲だね。
う~~む・・・新鮮に心地よく響き渡るよ・・・・。
重鎮・知名定男の作品
自身による作詞・作曲
この人、何を隠そうあのネーネーズ育ての親
現琉球音楽協会会長!
沖縄音楽を世界に広めた第一人者
正に本土直後の時勢に制作
若者に対して「沖縄の事を忘れるなよ」という気持ちを込めた熱きメッセージチューン
旅人の心象表現だね
1978年リリースのアルバム「赤花」に収録された
沖縄民謡にレゲエの軽快なリズムをライトメロウに導入
斬新なるアイディアだね
懐かしくも心地よく響き渡る歌詞と明るく可愛らしいメロディーワークに拍手喝采
ニシコちゃんのキャラクターに自然とジャストフィットするね。
ナイスなセンスに乾杯。
(因みにオリジナルは男性シンガーだから、ここではキーを変更しています
事細やかなる配慮が冴え渡る)
三線からシェクターのエレキギターに持ち替えて弾きはじめ、歌に入った。
キョンキョンの控えめな鈴にも、憂いが漂っていて効果覿面。
タッキーもツインコーラスで彩を添え、ニシコちゃんを好サポートする。
心を揺さぶる歌詞、ノスタルジックな旋律、美しい情感の込められた柔軟な歌声と、三位一体。
会場全体をゆったりと優しく包み込むような壮大なるシンセサイザーサウンド。
リズムセクションも充実のいい仕事をしています
ずっしり且つゆったりとした余裕と貫禄漲るグルーブが絶品
文句なしにいぶし銀の采配が光輝く瞬間
地味ながらも味わい深い地道なコンビネーションが延々と全体をけん引する
ここではじっくりと聞き入って魅了される、というのも一興。
酔いしれて身を浸しきっちゃいましょう
甘く切なく感動のあまりにグッと琴線が震えてくる。
ヒコちゃんはギターソロをガッツリと決めた後、写真撮影に興じるほどの余裕をぶちかましているではないかあ!!??((´∀`*))

「ありがとうございました。
三線歴1年半ほどでうまく弾けたと思ったら、エレキギター歴40年でも間違えちゃったね。
三線を褒められ、調子にのっていたらバチが当たったさ。
三線は弦が3本しかないんだけど、フレットがないから難しい・・・って苦しい言い訳ばかり言ってるね。
ステージには、恐ろしくも意地悪な魔物が潜んでいるんだ。
もうね、これでね、思い残すところはね、ないね((´∀`*))。
沖縄の歴史を紐解いてみたらアメリカが攻めてきて戦争やら、どうしたこうした島唄なんかにも色々と深い意味があるんだけど・・・・・
この際、豪華な沖縄の宴に招待しましょう!
よろしくお願いします。
最後の歌は、元気いっぱい目立ちまくってハードにいこう!!
アンマー!!」
糸満市を拠点に高校時代からの友人3人で2005年4月に結成されたインディーズバンド・かりゆし58が2006年7月5日に崖っぷちでリリースした1枚目のシングル
アルバム「ウージの唄」のトップに収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング99位を記録
日本有線大賞も受賞した
ラストでは、ひじょうにマニアックで祈りにも似た異質なほのぼのナンバーを持ってきたものだ。
でもこのポジションは大正解!!
沖縄の方言がてんこ盛り
「かりゆし」とは「めでたい」という意味
「58」は沖縄を縦断する国道58号線からきている
そして、このタイトルは「母」を意味する
作者のボーカルメンバーが母親に捧げた愛あるスタンダードな作品
だからこそ人々の共感を呼び感動もヒトシオだ
だからこそ、自然と頬も緩んでくるというものだ
皆の中にもある普遍的な場面の描写に心を打たれて涙なしでは聞けないよ・・・・・
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るハッとさせられるご機嫌な極上ポップスが飛び出してきた。
ドラマティックなキーボードの荘厳な音色に導かれる、出だしのソロパートがどれだけうまく歌えるかが最大の見せ所。
渋く絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
ニシコちゃんの凛とした声質と、張りのあるカッコいい声量はグッとテンションを上げてくれるね。
コール&レスポンスの連続でダンサーたちもステージフロント中央に乱入して大盛り上がり
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
ニシコ嬢は青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなアクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるエンターティンメントに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
親衛隊がCRACKERを爆発させる
「パンッ!」
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
全員がエネルギー全開で笑顔も素敵だ。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
ちむどんどんの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
8人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのはブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れるなあ・・・・・

****あとは残すところ6バンドのみとなりました****







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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (高島ブルージーンズ編)

2024-07-29 18:27:42 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

8、14:55~15:20
地元・小樽の高島からやってきたその名も「高島ブルージーンズ」
男女混合5人編成のベテラン揃い

バンドから熱いメッセージが届いています
「高島育ちの幼馴染4人で中学生の時に誕生!!
何と今年でちょうど結成60年を迎えました
小樽を代表するヴェンチャーズ系の今や天然記念物になりそうなバンドです。
どうぞよろしくお願いいたします」

生まれ故郷の地元を愛する高島北山中学校時代の同級生と、その妻(KB)とで結成。
驚いたことに、高度経済成長期の荒波を乗り越えつつもマイペースで活動してきたわけさ
気心の知れた仲間達とで延々活動継続していたら、あっという間に半世紀を超えたのだそうですよ!
つまりは60歳後半のメンバー達が一同に集って仲良くプレイ。
(再結成してからは14年目)
今でも新しいレパートリーを随時加えて頑張っているそうですよ。
素晴らしい事だなあ。
是非とも、バンドが長続きするコツを伝授させていただきたいものだ。

ジャンルは泣く子も黙るヴェンチャーズ&寺内タケシとブルージーンズなどなどを中心にベスト・セレクション・・・・・・。
徹頭徹尾に超こだわりのコピーだ

ホノボノとアットホームな雰囲気漂う中で、懐かしのサウンドを豪快に繰り広げてくれたインストゥルメンタル・バンド。


メンバー全員が眼鏡姿と衣装は白黒で潔いくらい見事に統一
熱中症帽子のためキャップも被る
グッとシックなるいでたち。

バンドの編成を解説します!!

まずは、ベーシスト・・・(ジャズベース、3トーン・サンバーストカラーのボディにローズ指板。
フェンダー黒の布製ストラップ使用。フラットピッキング)

やはりこの手のバンドはツインギターが基本スタイル
(愛器は毎度お馴染みパールホワイトのゴールドパーツ仕様ヤマハSGV700ブルージーンズモデルをザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦さんがリフィニッシュした貴重なる一品!
こちらはペイズリー柄の布製ストラップを使用。
このギターを、以前テツは羨望の眼差しで見つめていた((´∀`*))

もう一人は3トーン・サンバーストのボディカラー、ローズ指板のフェンダー・ストラトキャスターを弾いています。
同じく黒のフェンダー布製ストラップを使用)。

いぶし銀のバックビートを常に叩き続けるドラマー
ストレートにタイトにシンプルに阿吽の呼吸でリズムセクションをパワフルに支えています

そして紅一点、ヤマハのキーボード・プレイヤーは先述のとおりメンバーの奥様。
椅子に座ってプレイするというのが彼女のスタイル

このバンドを見るのは今年2月25日の日曜日、小樽・雪明かりの路・公会堂大ホール以来だ。
それまでにも同じ小樽イベントでしょっちゅう対バンだったんだけど、曜日違いでのニアミスも多かった・・・・。
で、せっかくだから、その時のライブ・レポートも散りばめて、ここにお送りしましょう!
ちなみにセットリストは、ほとんどが初めて聞く曲ばかりでしたよ。
正に有言実行を地で行くのだ。
徹底的なる意気込みを、ビンビンと感じちゃった次第さ。


しかし、世の中にはヴェンチャーズ・カバー系バンドの多い事といったらもう。
たまりませんなあ!!
大人バンドのライブ・イベントには、,必ずといっていいくらいに出演していますね。
日本中に一体全体ヴェンチャーズなどのコピーバンドはどれだけ存在するのでしょうかねえ!?


おそらくビートルズと1,2を争うんじゃあないかなあ・・・。
それも当たり前といえば当たり前でしょう。


60年代前半、世界中に吹き荒れたエレキブームの火付け役ともいえるバンドなのですから、ヴェンチャーズを神のように崇拝するギター小僧たちが、その後成長しても変わらず追いかけているという気持ちも痛いほどに理解できるというもの。

なんたって理屈抜きに「テケテケテケ~ッ!」のサウンド一発で、皆やられちゃったんだからね(笑)。

補足・・・・シカゴのオリジナルギタリスト、故テリー・キャスも多大なる影響を受けている。
初期のライブ音源の中でも、曲の合間に例のあまりにも有名なフレーズをチラッと指癖風につま弾いています。
他にもジェフ・スカンク・バクスター、ジョー・ペリー、リック・デリンジャーなどなどと名前を挙げていったらキリがないくらいに、ヴェンチャーズをリスペクトしている驚きのビッグネームがズラリだ。

それでは前置きが大変長くなりました。
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なるインストウルメンタル・ショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルは往年のエレキギターによるテケテケ系のカバーが中心。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それでは高島ブルージーンズの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


「皆さん、こんにちは。
のってきたら遠慮なく、手拍子のほどをよろしくお願いいたします!!
・・・・サーフ・パーティーをお送りします」と告げた
1964年の作品でライブは威勢よくスタート。
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
同名映画からのセレクション
ほらねえ、また新しいフィールドを披露した器用なバンドなのだ。
十八番のアストロノウツがカッコよく飛び出した
一時はあのベンチャーズと人気を二分するほどの勢いだった
リバーブを思いっきりかけた独特のサウンド・メイクで一定の評価を得ていた模様
橋幸夫の大ヒット曲「恋をするなら」にも多大なる影響を与えている
古典の極めつけ)
サーフィン・ミュージック花盛りの時代にひと際人気を博したものだ
灼熱の太陽と海辺が脳裏に浮かび上がる
まさに今の季節にはうってつけさ
まさかトップでこれが炸裂とは、御見それしましたあ。
これも含めて、今回初めて聞く意外なる曲が目白押し。
だから、最初から最後まで一時たりとも目が離せない。
意気揚々と貪欲なまでにチャレンジ精神が旺盛なんだもんなあ。
超絶にうるさ型のマニア心をくすぐる展開だねえ
確信犯なのか、惜しげもなくフルスロットル
とうにレッド・ゾーンは振り切っていて金縛り状態さ
脳天のヒューズはとっくにスパークしちゃった
最早お手上げですよ
ドラマーは、リムショットに切り替えて、アクセントで延々とボトムを支える。
やっとたどり着いたラストでは、4カウントの打ち鳴らしを合図に、インデイアン・ビートへ豹変。
満を持して飛び出したのは、「待ってました!」とばかりのエネルギッシュなドラム・ロール。
ドンドンとまくし立て、スネアを中心に満面の笑みで叩きまくっています。
素早いタムさばきが正確無比で、お口あんぐり状態。
ギターがピックスクラッチ、そしてミュート奏法など、昭和の空気をそのまま運びこんでくれました。
磨きのかかった滑らかなるフィンガリングで、フレットボード上を鮮やかに爪弾かせていきます。
軽快にワウペダルを駆使して、うねりまくるギター・スピリット。
ギタリストの教科書みたいなステージですね。
気分はあの60年代へとタイムスリップ状態
温故知新への誘い
観客のハートはすでに鷲掴み
心地よく紡ぎ出される音色に身を任せて浸りきっちゃうっていうのも粋なもの
改めて・・・高島ブルージーンズ・ワールドへようこそ

けたたましくホイッスルが吹き鳴らされる
これはアベさんだな((´∀`))
それに負けじと、三ヶ月型のタンバリンを一心不乱に取りつかれたかのごとく叩きこむ工藤さん

「はい、
ありがとうございます
高島ブルージンズでございます。
老体に鞭を打ってYOU TUBEを見ながら振り付けなどを勉強してきました
いかがでしたか!?
そういうわけでして・・・・ここからはいつものように大人しくやりますのでどうぞよろしくお願いいたします!!((´∀`))
休むこともなく男気満点な3曲をメドレーでお送りしたいと思います
まずは・・・・・秘密諜報員!!」
曲が短いので間髪入れずに次々と進行していくよん
2曲目も自分は初めて聞くハードなイントロが印象的
ジョニー・リヴァースが1966年2月にリリースした爽やかこのこの上ないロックンロールの傑作
イギリスのドラマ「デンジャーマン」のアメリカでの放送時(シークレット・エージェントと改題)主題歌として用いられ、全米3位を記録した
当然これもインストで披露
やはりベンチャーズのバージョンが有名
センチメンタルテイスト溢れるテイクだよ
甘くほろ苦くとろけるような歌心溢れまくる旋律に思わずホロっとしてしまう
今回の基本的なコンセプトは爽やか系なのかな
高島ブルージーンズは嬉々として演じているよ
お手のものの領域を飾る
余裕と貫禄が漲りまくっている
もう自分たちのオリジナルのような感覚でね

「0011ナポレオン・ソロのテーマ」
こちらも、スパイものの外国テレビドラマから
私も子供の頃、観ていたよ
ロバート・ボーンとデヴィッド・マッカラムが主演
何はともあれ、どこを切っても文句なしのヴェンチャーズだ!
ファンキーかつトリッキーなアナログ風味が絶妙
ありとあらゆる奏法をつぎ込んでこれでもかあというほどに攻め込んでくる様は圧巻の一言に尽きる
あちこちに座っている観客も「キュキュ」「ピキピキ」「テケテケ」「ギュイーン」などの効果音に素早く反応してニンマリと酔いしれている
各自が脳裏に青春時代をプレイバックしているのでしょうよ
熱烈なる「ブラボー!」の声援があちこちから飛び交っている
摩訶不思議な雰囲気も良好で中々にいいねえ
唯一無二なあの頃の香りがプンプンと漂ってくる
一気にタイムスリップしちゃおう

「ジャンゴ」
タイトルからもわかるとおり、伝説のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトに敬意を表したザ・ベンチャーズの傑作
だからからなのか、ここではひたすらに硬派な音壁を構築
大胆不敵なるアヴァンギャルドにアレンジして当時はかなり話題を振りまいていたね。
一種お洒落な隠し味は、目の付け所が一味違うね。
その後もこの作品はジャンルを問わずに、数多くのギターキッズたちが取り上げています。
私が中学生の時、友人達と海水浴キャンプに行った際、一日中、ビーチでこの曲が流れていたのを思い出しました。
つまりラジオやテレビ以外にも、海に山に街に車中にと夏の間中、どこへ行ってもひっきりなしに流れていたものです。
ゆったりとしたテンポで、明るいメロディーが素晴らしいのです。
この印象的なグルーヴで、思わず胸がグッと熱くなるよ。
ご機嫌なる温故知新の極みが蘇り、暑さをも吹き飛ばしちゃうような勢い。
もうこうなったら、思いっ切りビールを浴びるほどに飲んでみたいなあ
(下戸だけどね・・・(-_-;)。
情けないことにすぐ、酔いつぶれてしまうんだけどさ・・・・。
特に昭和の時代に生まれた者ならば尚の事さ。
ここではまるでギタリストにノーキー・エドワースが憑依したかのような様相を呈している
キーボードが壮大なるメインメロディーを担当。
それに導かれるように、ステージでは往年のギター少年2人が、競ってスプリング・リヴァーヴを効かせて役割を分担。
ブリッジ側での正確無比なピッキングで再び「ピキピキ~ン!」、そして豪快なるアーミングで場を盛り上げる配慮がいかしているね。
ここいら辺に達した時点でバンドの方もやや肩がほぐれてきてリラックス・モードに入ってきた
程よく体も温まってきた・・・というよりも既に汗だくかな(-_-;)

珍しくドラマーがMCを兼任する
「はい!
中間地点に到達しました
さてさて・・・・え~、今日は暑い中をわざわざおいでいただきまして、ありがとうございました!
前のバンドの方達・・・・今の若い方はテクニックがありますね。
凄いな。
私たちは平均年齢が70歳。
主に60年代のインストウルメンタル曲を演奏しています。
2年ほどのブランクはありましたが、10年前に再結成しました。
なんとか、これからもがんばりたいと思います。
最後まで突っ走っていくぞ~!!
次は懐かしいJ-POPを2曲お送りします
・・・・そんなヒロシに騙されて・・・・」
これはベンチャーズがサザン・オール・スターズをカバーしたもの
オリジナルは1983年7月5日に発売したアルバム「綺麗」の6曲目に収録されている
もちろん桑田佳祐の作品
そして高田みづえが21枚目のシングルとして発売(同年8月21日)
オリコン週間チャートでは最高等ランキング6位を記録
もちろんここではポップな歌メロをすべてギターが再現
口づさんでいる観客もいるよ
素直にサラッと親しみこめての演奏故に自然と耳に馴染んでくる
今でも日本中で愛され弾き継がれているよ。
ここでのギターは優しく抒情感溢れるスピーディーな主旋律を奏でる。
スリリングかつ、癒しのひと時だ。
古き良き時代のグッとくるありがたき音霊。
日本も含めて世界が誇るエレキギターの真骨頂。
この異色すぎるほどの、ベタな選曲にはビックリ
(このバンドにしてはね)。
新鮮なる発想で構えています。
主役は常に捻りを加えて、これでもかあ、というほど鋭く切り込んでくるギターが占めている。
バッキングも手堅く、絶好調に纏め上げていますよ。
見事なテクニックで、楽曲を再現してくれているではないか!
どのパートも貴重な存在。
アーミング・バーを揺らせてのトレモロ効果を狙うエンディング
まだまだ、情け容赦なき攻防は続きます

「オヤジ&オバン・バンドとして復活!
頑張っていきますので今後ともに応援のほど、よろしくお願いします!(笑)
次にいきます・・・・・」
ユーミンで「ルージュの伝言」が飛び出した
荒井由実(現・松任谷)5枚目のシングル
1975年2月20日にリリース
3枚目のオリジナルアルバム「コバルト・アワー」の5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング45位を記録
山下達郎の尽力により抜群なアメリカンチューンに仕上がった、とのこと
矢沢永吉の最初の妻との夫婦喧嘩をモデルに書かれた、という話は有名
「アニメソング」「ジブリソング」としてよく語られる
ヘヴィなアタックのスティックワークからカウント「1・2・3・4!!」に繋がる激走
これも、ヴェンチャーズのスタイルを参考にしている。
2013年6月19日リリースのアルバム「ベンチャーズ・プレイ・ユーミン」トップに収録。
全米ビルボードチャートにおいて最高ランキング35位を記録。
ドラマーがスティックを打ち鳴らしてカウントを発する。
「1・2・1・2・3・4~!!」
元気一杯クールに料理した、この斬新なるアイディアには感服。
思わず唸っちゃうような、妥協なき着眼点と探求心を垣間見せてくれました。
これを持ってくるなんてビックリ‥‥(-_-;)
白いヤマハのギタリストが、「キラリ―ン!」とハーモニックス・ピッキングしながら主役を一手に担う。
時には官能的なるアームダウンで自己主張。
ギターからキーボードへ淡々と、ソロバトルリレーを大胆に繰り広げる様も堂に入っている。
チークダンスをしているオーディエンスもいる。
冒険的野心に満ち溢れた「エレキ精神満載」で繰り広げてくれました。

怒涛の終盤戦へとなだれ込む
「アップテンポなナンバーが続いたので、ここからはスローな曲をお届けしましょう
この人を忘れちゃあ絶対にいけない
若大将こと、加山雄三極めつけの代表曲
・・・・・夕陽は赤く」
作詞・岩谷時子
作曲・弾厚作
スプリング・リバーブでメローに演出
華麗なるGSグループ・ランチャーズの定番としても、60年代以降も超絶な人気を博している。
ここでは再び贅沢に浸りましょう。
やや抑え気味なアルペジオの妙技が光り輝きゾクゾクしてくる
琴線震わせるアンサンブルで軽快に彩られる
気持ち良さそうにメロディを目にも止まらぬ早弾きで奏でている
手拍子を求めつつも演奏を続ける面々はブレイクを織り交ぜているね。
この辺は百戦錬磨のなせる業。
さりげなくもボリューム奏法まで絡めるところなんて、心憎い限りさ。
アドリブは5音音階が中心。
尚、ベースも例の痺れるピッキング・グリッサンド奏法を大胆に導入している。
高島ブルージーンズを含めほとんどこの手のバンドは、王道路線で無難に凌ぐところを、拘りがふんだんに導入されていてご機嫌だ。
別世界の融合は、案外と相性が良いのかもね。
このように60年代ギターミュージックって、今の若い人にとっては滑稽な感じに受け取られがちではありますが、一度騙されたと思ってトライしてみてくださいよ。
その奥の深さには舌を巻いて、感銘を受けることを保障します。
絶対に間違いなし。
とっても勉強になります。
なんたってロックバンドのルーツとしてありとあらゆる、エッセンスが凝縮されている。
知らない間いつのまにか随所で影響を受けているものなんです。

「恋のバカンス」ザ・ピーナッツ
1963年4月に発表された歌謡曲
岩谷時子と宮川泰との共作
でもここでは「待ってました!!」の掛け声とともに
寺内タケシとブルージーンズのバージョンで!
ジャズの4ビートを生かした、スイング感に満ち溢れた大胆不敵な作品。
これで日本に「バカンス」という言葉が流行した
(フランス語で休暇を意味する)
あの「ジャジャジャジャ~~~ン!!」イントロからして大袈裟過ぎる、ドラマティックな一発で戦慄が走りまくった。
褒め言葉ですよ(;^_^A)。
その証拠に誰もが目が点になって、ステージ上へ釘付けさ。
革命的な発想力の手腕がフルに発揮された曲だね。
ジャパニーズ・エレキ界に名を残す革命児ともいえる、ミスター・テリーの貢献度は最高に絶大だ。
その後のギター小僧達からリスペクトを受けているギターの先駆者。
しみじみと、胸の奥深くにまでも染み入るね。
ここまで徹底的に突き詰められたら愉快痛快ですなあ。
全体に漲るエネルギー、狂暴とも言いたいほどのパワー、破れかぶれなテンションの高さは天下一品。

インバウンドの観光客なのか外国人の方々が写真撮影に没頭している
よほど珍しいのかな!!??・・・・(-_-;)

「ありがとうございます!
それでは早いもので最後です・・・・世界3大エレキバンド、ザ・スプートニクスの・・・霧のカレリヤを演奏したいと思います!」
締め括りに最もふさわしいねえ。
1978年リリースのアルバム「チャート・トッパーズ」に収録。
特異な北欧風アンセム。
昔とった杵柄だけに、演奏しながら無意識のうちに、バンドマン感覚が蘇ったみたいです。
レトロだの、懐古趣味だなんて絶対に言わせないぞ!
もうこれで本当に泣いても笑っても終わりだと思うと俄然パワーも倍増するもの。
いきなり攻撃的なギターが炸裂して、コードを掻き毟りながらのヒートアップ。
ベーシストも「負けてなどいられないぞ!」と、ハイポジションにて見事なラインを描いて誇らしげ。
汗水吹き飛ばし、余力を振り絞っての完全燃焼で熱演。
ダンスに興じるオーディエンスも、5~6人からドンドンと膨らんでいきました。
観客席で大人しく観戦していた人々も、半強制的に最前列フロアへと引っ張られていきました(笑)
まだまだ、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくりで進行。
ノリノリでキャッチーなアクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
どこからともなく「がんばれー!!」の声援も飛んできた
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
クラッカーが連発で天空高く炸裂した
「パンッパンッパンッ!!!!」
硬軟取り混ぜた巧妙なるショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
屋外だと海風が気持ちいい!

エキサイトした司会のサイトウ氏も最大の賛辞を、後方カウンターより贈っていた。
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
高島ブラザースの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」

完全燃焼でライブは終了。
熱気の余韻と共に、満足感に満たされた空気が漂っていました・・・・。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
その後も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))


次回ライブでは、もっとふんだんに、一昨年一杯で引退宣言をした加山雄三の曲も飛び出してきたりしてね!
今後も要注目。
益々、期待していますよ。

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

****会場内に流れるBGMは、
トム・ジョーンズ「デライラ」
ゲス・フーで「アメリカン・ウーマン」
サム&ディブの「ソウルマン」だ!****


























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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (PRINCESS OF KANNA編)

2024-07-28 23:47:31 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

7,
14:20~14:25
「PRINCESS OF KANNA」
J-ROCK
札幌から2年連続2回目の出演です!


中盤戦には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのフレッシュ勢の登場だ
またもやジャンルが、ガラッと変わるよ。
比較的コアです

メッセージが届いていますよ
「バンド名はP・O・K(ピーオーケー)
結成2年目
新婚の(!!)姫様によるパワフルな歌声に声援をお願いします」
とのこと
ご結婚おめでとうございます
ということは記念すべきライブとなったんだね
素晴らしいなあ


男女混合の6人編成。
比較的、平均年齢が低いメンバーを紹介します。


フロントセンターに位置するバンドの顔・・・ボーカルのカンナ姫は妖艶でセクシーなる黒系のワンピースを華麗に着こなす
茶髪のロングヘアがお似合い
(バンド名の由来でもある)


長身のギター&コーラスは・・・NAJI
(オレンジのキルテッドメイプル・ボディカラー・ストラトを使用。
メイプル指板。
ESP製。
白いTシャツス姿で比較的ラフなジャケット・ファッションにペンダントが1ポイント)


ベース&コーラス&MC・・・YU-KI,NI
5弦のシェクターを使用。
グッと渋い茶色のボディカラー。
マサはずっとアイバニーズだと思っていたけど、以前にサッサがこっそりとメーカーを教えてくれた。
ベース弦をカラー・ストリングでセットしている。
見た目が虹のようで非常にカラフル。
そりゃあ、そうだろうね。
目立った者勝ちの世界さ。
けっこう、このセット弦は高いはず。
まだ今でも、市販されているんだね。
たしか35年くらい前、商品化されたように記憶している。
ミツもこれに気付いてビックリしていたよん。
特筆すべき点は、ヘッドセットマイクも使用していること。
マサと同じ、ベースとボーカルの2つワイヤレス仕様。
この件では2人で盛り上がった。
メーカー名とかね。
もうこれを経験しちゃったらシールドなんて鬱陶しくって使えない点は意見が速攻で一致!
ナイスガイのユーキくんは色々と操作手順もあるために、ワイヤレスを使用しているのだそうだ。
やる気満々の拘り具合がグッド!
ステージ裏のテント内でマサはプログレ・ウンチク話で彼と盛り上がった
お父さんも根っからの音楽好きらしく、最近短期間でカンサスをドッサリとコレクションしたのだそうだ
素晴らしい親子関係だけに羨ましいなあ・・・・父親の年齢はマサよりもちょっと上らしい・・・(-_-;)


パワフルこの上ないドラマーは・・・潔いほどに全身が黒ずくめのアツシ
(1タム仕様)


キーボード・・・チズル嬢(ローランド06を使用)
下手のポジションに陣取る
スタンディング・プレイ・スタイルが彼女の信条

そしてもう一人のギター・・・な、な、なんと新メンバーのコウキくんだ
ファイヤーバードを持っていた
ブロンドのボディカラー
リバース・ヘッド仕様
クセモノ集団へ更に強烈なる人材が加わって厚みがましたよ


はい、さてさて、皆さん、もうお気づきでしょう。
ベースのユーキはこの後10番目に出演するラルクアンシェルのカバーバンド、ショックスのメンバーでもある。
実はこのバンドは今年2月25日の日曜日、同じくここ小樽だけど別会場「浅草橋オールディズナイト」&8月27日(日)「雪明かりの路・小樽公会堂大ホール」で見て以来だった・・・・。
だから見るのは4回目だけに個人的にも楽しみ!
(今回で7回目のライブなんだそうだ
その内の4回が小樽)
だからボーカルのトミー達が早々に会場入りして中央席で応援していたよ。
ギターのコバちゃんはせっせとローディー役をかって出ていたしねえ


それでは前置きが大変長くなりました。
ショックス同様に、前回から妥協無く全曲を入れ替えてきましたよ。
見事なくらいに4回見たライブのセットリストが1曲もダブり無しという徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

コバちゃんは俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてくださいよ((´∀`))」

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルはジャンルダルクのカバーが中心。
ジャパニーズ・ビジュアル系バンド。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それではプリンセス・オブ・カンナの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


ドラマティックなSEが流れる中で、はじまった。
それに導かれて波状攻撃開始
ハイハットカウントからイントロは激しいビートサウンドがいきなり炸裂
特に柔らかいベースラインがカッコいい
オープニングナンバーに相応しいポップな「私は最強(MRS,グリーン・アップル)
ADOの楽曲
2022年6月22日にリリース
ビルボード&オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した!
このような効果音や打ち込みは全てベースのユーキが担当。
先述どおり、彼は意外にもカンサスなどのプログレッシブ・ロック・フリークなんだとか(コバちゃん談)
だから、この手の凝ったサウンドなんかはお手のもの。
今度、ゆっくりとプログレ談義に花を咲かせようっと!!((´∀`*))
爽やかに突き抜ける曲
気分もおのずと明るく晴れやかにしてくれてナイスだ
朝に聞いたらムード満点かもよ
解放感と浮遊感に包まれいてリズムも心地よい
ファンタジーさが超爆発する
ストリングス系のキーボードが贅沢な彩を添える
音抜けの良い軽快なドラミングも滅茶苦茶に頑張っていい味を出しています
ちなみに曲の魅力を殺さない程度にピアノとの掛け合いで始まるディレイのかかったギターソロに於けるワイルドなストレッチはポール・ギルバート並みに難易度が高いのだ
表現力が豊かでメロディやアレンジのセンスも目を見張るものがある
ファルセットのボーカル構成と幻想的な歌詞も印象的
実はカンナ姫はADOのボーカルにそうとう四苦八苦したそう(ユーキ談)
そりゃあそうでしょうよ
でもライブでの彼女にはそんなこと微塵もかんじさせないほど、余裕と貫禄が滲みでていた
いやはやなんとも大したものだ
彼女はライブを見る度にグングンと成長している
努力は決して裏切らない・・・を身をもって証明してくれている
ヤワなもやしどもよ、ウカウカなどしていられないぞ!
ボウっとしていないでシッカリせんかい!
ユーキくんのコーラスも効果絶大
ドンドンと興奮を煽ってくる憎い奴
そうこうしている内、あっという間にエンディングを迎えた

「がんばれ!」の声援があちこちから飛び交う
ノリそびれたら損だよ

ユーキくんはMCも兼任
「ありがとうございます
先ほど斎藤さんからもご紹介を受けましたが、このステージは去年に引き続き2度目です
今年の旧小樽公会堂では少女をやりましたよ
で、ジャンヌダルクのカバーとのことでしたが、いきなりADOの大ヒット曲を披露しちゃいました((´∀`))
それ以外にも受け狙いでリクエストを今後とも受け付けていきますよ
今日から新メンバーとして外の方をずっと見ているギターのコウキが加入しました
私のMCをしっかりと聞いているのかい!?((´∀`))
これからまだ長いんだよ
僕は1時間半後にショックスでもライブをやるんだよん!
ではちょっとウキウキで、ちょっと大変な曲をやります
・・・ネオ・ヴィーナス!!」
これまたひじょうにマニア心をくすぐるセレクション
ジャンヌ・ダルク8作目のシングル
アルバム「Z-ハード」6曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング44位を記録した
怒涛のドラムフィルへ強引に絡みつくギターコードカッティング
全体を覆いつくす鍵盤の音色がゴージャス
やや低めに歌いだすボーカルも徐々に熱を帯びだす
ブレイクパートも阿吽の呼吸でアンサンブルも緻密だ
テンションもマックス状態で既にオーディエンスのハートも鷲掴み
最早誰もがドラマティックなPOKワールドの虜
それに酔いしれるというのもまた乙なもの


間髪入れずに3曲目へと雪崩込む采配がクール
「ヘル・オア・ヘヴン~愛しのサイコ・ブレーカー~」
地味にジャンヌお得意の哀愁疾走メロハーチューン節てんこ盛りで真骨頂
印象としては、スルメのような味わい面白さが見え隠れする様のスリリング
間奏の素早く動き回る図太いベースなど数え上げたらキリがないほどに聞かせどころが満載
サビなんて感動のあまりに鋼の涙腺が崩壊寸前
でも歌詞は「ダメ男とダメ女が依存しあうという恋愛」について・・・・(-_-;)
「愛は盲目を呼び,依存は破滅を導く」・・・・・
危なさと儚さがすこぶるユニークな表現が散見
非現実的な部分と現実的な部分の交錯も面白い
作者の妄想曲
安定感のある装飾音や不思議なフレーズも特徴的
スピードチューンなのにコンビネーションがしっかりしている
不気味に地べたを這いずり回るような重低音のボトムも説得力が満点
ここでもシンセサイザーが荘厳な響きの音色を演出
メンバー達もこのあたりに達したら体も程よくこなれてきたようでリラックスしてきた
燃え滾るエナジーもフルスロットル
エンジンも全開でレッドゾーン振り切れ状態
一一切合切の手抜きなんて微塵も感じられず鬼気迫るパフォーマンスの連続
覚悟のほうはいいかな
脳天のヒューズはとっくのとうにスパークしちゃったぞ
まだまだ圧巻のステージは続く
実は隠れた素敵な名曲

「イエス(これはアシッド・ブラック・チェリー15枚目のシングル)」
2012年1月18日に発売された
アルバム「2012」の14曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
純粋な男性目線による癒し系のラブソング
唸らざるを得ない聴きごたえのある珠玉のバラード
ドラミングも究極のグルーヴで良い仕事をしています
それはストイック過ぎるフィルインにも言えること
正に縁の下の力持ち
リズムセクションが阿吽の呼吸で絶品だ
すでにアートの領域に達した感あり
このミステリアスな音色のイメージ・・・・油断も隙もありゃあしない
これでもかあ、というほどに泣きのシリアスなフレーズがエモーショナルに響き渡る
5度のギター・コードによる刻みとアルペジオ
贅沢な黄金のパターン
追随して歌に合わせた最高のオブリがツボにはまる
「ギャイーン」と高音が轟きわたって息の根を止められる
ああ・・・あまりにも残酷過ぎる快楽よ
一切の出し惜しみはなし
恋のやるせない、胸を掻きむしりたくなるような想いを表現している内容
息が詰まるほど気恥ずかしいくらい淡々と情感を込めて囁くように歌い紡ぐ美しいカンナ嬢の声
熱狂してハイになったオーディエンスが星形のタンバリンを無心になって猛烈な叩き込みを繰り広げる
タイトでストレートでシンプルな構成による進行だけどパーフェクトな采配には文句のつけようがない
シンセのリフにのって心の襞をひっかくようなハーモニクスや細かい速弾きなどを織り交ぜ、粘っこく煽るオーバードライブサウンドが効果てきめん
ダイナミックにフレットボード上を移動しながら、アームや指先でのビブラートを全開に聞かせる
濃厚なる十八番の世界観をたっぷりと味わってくれたまえよ
生々しいほどに共感すること間違いなし
絶対的に保障しますよ
超絶なときめきドキドキに最早お手上げさ
たまりませんなあ
切なくも痺れるバランス感覚だねえ・・・・
マイケル・シェンカー顔負けな勢い
身を任せて珠玉のメロディに浸りきってみるというのも一興かと・・・・・

「風がソヨソヨと吹いてきました
それにしてもこのステージは横幅がとっても広い
この後、毎度おなじみのショックスも控えています
内のドラマーはすぐに札幌へ戻ってギターでの弾き語りライブが待っています
多忙な売れっ子なんです
POKにはあと4~5人の従者がいます
今、あそこでビールを飲みながら遊んでいますよ((´∀`))
そろそろ最後の曲をやります
シャイニングな曲
知っている方も知らない方も踊ってください
・・・シャイニング・レイ!!」
ジャンヌ・ダルク12作目のシングル
2002年8月7日リリース
オリコン週間チャートでは最高ランキング8位を記録
メジャー4枚目のスタジオ・アルバム「アナザー・ストーリー」の最後16曲目に収録
ポップなフィーリングが痛快
NAJI君の目いっぱいに鋭く引っ張るサスティーンがハートを見事に貫く
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
カンナ嬢は青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなアクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるジャパニーズ・ビジュアル・ロック・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
親衛隊がCRACKERを爆発させる
「パンッ!」
それについてユーキくんが一言コメント
「目の前で恐かったなあ…((´∀`))
風が強くてこっちの方までは飛んでこなかったけどねえ・・・・」

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
プリンセス・オブ・カンナの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのはブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れるなあ・・・・・















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栗沢のスタジオ「夢ぅMING HOUSE」 BBQ&LIVE イベント

2024-07-28 19:42:22 | free form space
本日はちづるちゃんから招待を受けまして
「夢ぅMING HOUSE」ライブ&BBQイベントに参加!
一年ぶりのここは大のお気に入り
何から何までもが癒される農家の納屋を改装した空間
俺は「栗沢のカリブランチ」と密かに呼んでいる
黄金期のChicagoが拠点としていたところを彷彿とするからね

気心の知れたバンド仲間達と相変わらずの熱い音楽談義を交わしながら、多種多様なジャンルからなるライブ鑑賞と美味しいご馳走をたらふく頂き至福のひと時を満喫🤠🎶‼️
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改めて、ザ・ビートルズは偉大なり!

2024-07-28 00:57:28 | CHICAGO
洋楽にハマり始めた頃から、いつでも周囲にはビートルズ博士の友人が数人いて、しょっちゅうウンチクを教えこまれた。
今では彼らにとても感謝している。
だって、シカゴが初めて札幌公演に来た際のオープニング曲が「マジカルミステリーツアー」だったけど、俺以外誰もそれがビートルズの曲だとは気づかなかった!
シカゴの曲の中に「アイアムアウォルラス」の一節が歌われているのにも1人で狂喜乱舞してたし!

で、御多分に洩れず大好きなビートルズのレコードを購入し出した。ビートルズのレコードってレコード会社の商魂逞しきやり方もあり、ちょいややこしいから、ビートルズ博士にご教授を賜ってね。
でもここで自分のどハマりしやすい性格がわかっているから、なるべくセーブするように誓った。
だって本格的ビートルズコレクターになったら、いくらお金があったってキリがない!
一枚一枚の値段も高目だしね…。あ〜あ、ほどほどで良かったあ…なんて思っていても長年にわたり色々集めている自分にはたと気がつく。メンバーらのソロ、映像、いけないブート、書物関連までキリがない😂
しっかりとビートルズコーナー棚とかまで部屋に設置してるし…😅
まあ、なんだかんだでビートルズは偉大です♪
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君はダコタを知っているか?  DAKOTA

2024-07-28 00:35:00 | CHICAGO
ビートルズの解散、グラムロックの終焉と、入れ替わるように現れたパンクロック。
そしてダンシングビートにのってのディスコ。未来の音楽とばかりに急激な発展を遂げたシンセを駆使した電子ミュージックの世界が打ち込みやデジタルを中心に波及。70年代後半にはそれまでの王者的バンド達がもはや時代遅れ、化石扱い、古い過去のものとして嘲笑されるという信じられない事態に陥ってしまいます(ストーンズやツェッペリンなど)。伝説のバンドが次々と解散、もしくは人気失速しての活動停止、休止が相次ぎます。
80年代に突入してMTVの放送開始。と共にPV制作に積極的になるバンド達。
ロックが露骨なるビジネスの世界へ。
ニューロック期には、わりかしバンドとレコード会社はお互い自由に共存共栄の道を歩んでいたのが、ここにきてお金の匂いが漂いはじめます。
ロック界はとにかく売れるバンドを優先的にプッシュ!
このジャンルを「産業ロック」と呼びます。かの渋谷陽一さんが名付け親だとか。
向こうではあまり我々には馴染みがないですが、「ダイナソー(恐竜)ロック」と言うそうです。いずれにせよ己の信念を頑固一徹貫くバンドや、硬派なファンらはそのように揶揄して呼んでいました。
基本サウンドはロックでありながら誰にでもわかりやすく口ずさめるポップなメロディやアレンジ展開、コーラスやサビやソロも琴線震わすフレーズ満載で明らかにヒット狙いが特徴。
その代表的なバンドを挙げていくとTOTO、ジャーニー、ボストン、スティクス、REOスピードワゴン、フォリナーなどなど。
はい!どれもこれも私の大好きなバンドばかりです。なあんだ、結局はいい曲を作った結果彼らが売れたから、なかなか当たらないバンドがそれをやっかんだり、金儲けバンド!と冷ややかにソッポを向きながらも案外カゲでこっそりと聞いてるリスナーが多いんじゃないかなあ。
で、これら大成功したバンドに対しても、全く劣らない作品を生み出してきたのが近年再評価されつあるDAKOTAです。
よほどの通でなければ知らないであろうこのバンド。
なんで売れないの?と思いたくなるくらいに素晴らしい曲を数多く生み出しているのですよ。ふ
とにかく無駄のないコンパクトにまとめ上げられた曲の進行は憎いばかり。
アメリカンロックの良心とでも表現したくなるようなプロフェッショナルエッセンスが、随所に散りばめられています。
このバンドの初期、猛烈にプッシュするべくプロデュースしていたのが元シカゴ、現CTAのダニーセラフィンと、シカゴの弟バンド、マデュラを経てチャカカーン要するルーファスなどで辣腕奮っていたデビッドホウクウォリンスキー。
この2人はコンポーザー、演奏面でも貢献。ロバートラム、クリスピニック、ビルチャンプリンらのクレジットも見られます。エンジニア他にもシカゴファミリーが総出で参加。
バックを固めるミュージシャンも凄腕揃い。
リッチージトー、ポールジャクソンjr、マイケルボデッカー、スティーブポーカロ、アーニーワッツ、ジョンロビンソン他。
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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (WARP編)

2024-07-27 06:49:31 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

前半戦には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのフレッシュ勢の登場だ

6、13:50~14:10
「WARP」
(ジュディマリのコピーです)
このバンドも札幌からの参加で初出演だよ
初めて見るバンドなんだけど、グッと今までの雰囲気を一新して爽やかでコケティッシュな魅力が全開に溢れかえるステージを元気いっぱいに披露してくれましたよ!
こんないかしたバンドがいたんだあ
北海道音楽界隈の奥の深さに改めて感服した次第

WARP・・・・気心の知れた仲間同士、和気藹々と最初から最後まで盛り上がっていたよ。

ジャンルは80年代に人気を博した、ジャパニーズポップ・ロックにおける伝説の女性シンガー「ユキ」大特集だ!
生粋のレディース・ロッカーの御手本だねえ
だらしなくぶよぶよと年齢を重ねながらも、一丁前なゴタクばかりならべている中年のボンクラどもよ・・・・少しは見習いたまえ

基本コンセプトを聞いただけで、期待に胸がワクワクとトキメイてきちゃうあなたは、羨ましいくらいに良い時代を体現した人だね。
とっても素敵なパフォーマンスで大受けだったよ。
女性シンガーを全面的にフューチャーするというスタイルをとっていたけど、それまでの出演バンド達とはまた一味違ったテイストを盛り込んでいてなんまらご機嫌だった。
非常に器用で個性的なオーラを常に発散していて、見栄えも聴きごたえも満点。
全員が一丸となっての勢いが超絶に半端ない。
これも徹頭徹尾に鍛え抜かれたチームワークの賜物。
日頃の鍛錬が花開いた瞬間だ。
努力は決して裏切らない・・・を地で行く好例。
メンバー一人一人の実力に裏打ちされた結果。
こんなノリノリで生きのいいバンドがいるんだから、まだまだ北海道の音楽業界は侮れないぞ。
セットリストひとつをとってみても絶品な配曲で、アッという間に終了してしまった。

早速、若さ弾けまくりに不動の4人編成からなるメンバー構成をば・・・・・

紅一点の美しきキュートなヴォーカルはファッション・センス溢れる金色スカートを華麗にヒラヒラさせていて見栄えも抜群だった
白シャツを着こみ長い髪の毛をアップにまとめて、アグレッシブで自然なアクションも、絶えず繰り広げていた

ベース・・・愛器のジャズベースを使用
ナチュラルのボディ
メイプル指板という仕様
アタック感満点のタッチでピック弾き
長身に黒シャツというワイルドないでたち

ギター&コーラス・・・椅子に座っての拘りプレイスタイルを常に貫き通していた
ブラック・ボディカラーのストラトキャスターを使用
ローズ指板
チノパンと白いTシャツ、スニーカー

ドラムス・・・叩きやすさ優先とばかりに白いTシャツと半ズボンで決めてきた
~~~という布陣で一大網羅

時間の関係上4曲を熱演
彼等の基本コンセプトはあの伝説的なバンド「ジュディ&マリー」のカバー
ユキ嬢は函館出身だね
道産子としては誇らしい限り
で、そのジュディマリ(愛をこめての略称)を取り上げているバンドは今までにも数多く見てきたけど、WARPはそれらとは一線を画す勢いに漲っていたよ
なんたって鉄壁を誇るコンビネーションが一番の売りだけにね
皆さんも心して目に焼き付けてくだされば幸いでありまする

はい!!
さてさて、前置きが大変長くなってしまったから、ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えとサウンドチェックには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではWARPの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングナンバーは代表曲「ブランド・ニュー・ウェーブ・アッパー・グラウンド」でアップテンポにギターから波状攻撃を開始。
18枚目のシングル。
2000年2月23日発売。
album「フレッシュ」「ワープ」に収録。
ユキとタクヤとの共作。
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
カラッと晴れ渡った青空にこだまする爽やかなるサウンドがめっちゃくちゃに気持ち良い
ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。
疾走感満点でかっこいい
いかにもって感じの個性あふれる独特なる曲調
ギターソロなんかも、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団
心憎いくらいだ
右手に持ったマイクを斜に構えるボーカル嬢は驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしているんだからお見事の一語に尽きる。
マジに感服しちゃうよ。
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念。
全身全霊を込めた分厚いコードのカッティングと、ギター・ソロがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい。
特筆ものは、迫力のドラム・スタイル。
次々とボトムラインを、手数王のごとく巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、センターフロントに陣取るボーカル嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。

そのボーカル嬢がMCも兼任する
「はじめまして
こんにちは
札幌からやってまいりました初出演のWARPです
今日は参加させていただきましてありがとうございます!
今年の夏は色々な場所で遠征ライブを行っていますので応援のほどよろしくお願いいたします
最後まで楽しんでいってください
次の曲は・・・・クジラ12号」
11枚目のシングル
アルバム「ザ・パワー・ソース」7曲目に収録
オリコン週間チャートにおいて最高ランキング5位を記録
タンバリンを手にしたファンが最前列の中央にて熱狂的に歓迎ムード
しかしボーカルの子、ユキの声にそっくりだ
目をつむって聞いているとご本家と区別がつかないほど
よほどリスペクトしているんだろうなあ
熱心に研究しまくったんでしょう
ユキ愛がそこかしこににじみ出てるではないか
まるでユキ嬢が憑依したかのよう
右手を振り上げたり、曲調に合わせてスカートを翻す様がとっても絵になる
嫌味の欠片もなく好感度高い
ルックスと歌唱力に恵まれているんだから今後経験を積んでいったら驚異の存在になることは間違いない
ひじょうに気持ちよくノビノビと歌い上げているよ。
驚異のハイトーン・ヴォイスも売りの一つ。
歌詞の一言、一言もハートにグサグサと突き刺さってくる
妖しく揺れ動く衣装も妖艶。
切れ味鋭いリフがとってもデンジャラス
弦楽器コンビのG&Bによる、ヘヴィーな脅威のダウン・ピッキングも凄まじい。
コンビネーションの特性をフルに発揮して、バックでの絡みも交えつつエネルギー全開。
派手でステージ映えにはもってこいといった、持ちうる限りの妙技を惜しみなく注入。
容赦なき攻防の「オーイエー!!」。
・・・・もう断然にこれしかないでしょうね。
どこまでも果てしなく繰り広げられる鬩ぎあい。
極めつけ正統派コードの猛攻で畳み込む。
哀愁の切ないメロディーを、親しみ込めて渾身の入魂スタイルで歌い紡ぐ・・・・
ブレイクの連発でもうたまらなくなって熱狂した客も乱入で、最前列はグチャグチャ!
キュートなヒロインによるパフォーマンスが、胸に迫ってグッときちゃいます。
フィニッシュは円空を舞うがごとくのギターソロでとどめを刺すという塩梅

間髪入れずにメドレーで
「そばかす」
9枚目のシングル
1996年2月19日に発売
こちらもアルバム「ザ・パワー・ソース」の3曲目に収録
オリコン週間チャートでは唯一1位を記録したミリオンセラー!
アニメ「るろうに剣心」の初代オープニングテーマ
120万枚を売り上げた
遂に出た代表的な決定打
これを演奏しなければステージを降りることは許されない
失恋した女の子の切ない気持ちを表したもの
ここいら辺に達した時点で肩の力も抜けてきて、リラックスモードに入ってきた。
臨機応変な動きも、スムーズにこなせるようになってきたね。
息もピッタリなフォーメーションを所せましとばかり次々に繰り広げる人気者軍団の様相を呈してきた感あり。
最初と最後に繰り出される哀愁全開でときめくギターとベースによるユニゾンがミソ
ヤワな奴らが束になって挑みかかっても一蹴されちゃうのがオチだ
その流れから、そこはかとなくコケティッシュなボーカルが追随。
それでいてちょっぴり胸がキューンとなる歌メロ。
守備範囲が広くてバリエーションも豊富だね。
各自の自己主張も忘れないのは、したたかなる証。
もうこうなったら、目一杯にはち切れるしかないね。
一挙にエンディングへと雪崩込む

ここでちょっとだけですが・・・・一息入れてのユニークなるメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
ほっこりとしたムードが伝わってくる友情シーン
ドリンクを一飲みにて喉を潤す

「最後の曲です!!
・・・・オーバー・ドライブ!!」
7枚目のシングル
1995年6月19日リリース
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
アルバム「ミラクル・ダイビング」の2曲目に収録
累計67万枚を売り上げた
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるジュディマリ・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
WARPの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのはブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れる采配だなあ・・・・・









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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (新☆悪童な年金ブラザーズ編)

2024-07-27 06:49:31 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

序盤戦には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ


5、13:15~13:40
「新☆悪童な年金ブラザーズ」
(洋楽コピー)
札幌からの初出演バンド
実はこのバンドは結成からかなりの年月を経ている
でも一部のメンバーが入れ替わったために「新」が付いたそうだ

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のいぶし銀な洋楽を披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のソウルフルでブルージーなこだわり路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまたまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味ですね
ステージ上での佇まいから察するに皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

それではバンド5人の皆さんを紹介します!
とても懐かしい顔ぶれだ

渋く髭をたくわえた大御所ミュージシャンのノビさん
マルチプレイヤーでもある
先の「今井バンド」では思いっきりタメの効いたドラムを披露していた
サングラスと帽子を着用
彼の本業はジャンルの壁をも軽く超越しちゃうアメリカ仕込みのギター
ブラウン・サンバースト・ボディカラーのレスポールを使用
でも迫力あるボーカルやベースもこなすのだ
いつでもどこでも頼りになる存在
オーラが半端ない

もう一人のナイスガイなギタリストは拘りのディーンを使用
一種独特な形状がひと際目を引くなあ
潔いほどのブラックボディカラー
ローズ指板
ジーンズとG-HIPの黒Tシャツを着用していた
見るからにロッカーの風情

ベースは巨匠の荒井さん
毎度おなじみの愛器フェンダー・ジャズベースを使用
ナチュラルボディがいぶし銀の光沢を放っている
メイプル指板

若干25歳のドラマーはケンシロウくん
男らしい名前が羨ましいなあ
そうなのですよ・・・先の「今井バンド」ではパーカッションを元気いっぱいに担当していた彼です!

そして黒Tシャツにチノパン姿のボーカリストはパワフルなブルース・ハープをも見事に吹きこなすのだ

皆それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどをワイルドに着込んで自由きままなファッションを楽しんでいましたよ。

客席もほどよく埋ってきたね。
熱気も徐々に高まってきている。

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ。
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・。
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ。
良かったね!

前置きが大変長くなってしまいました。
それでは、早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

「今井バンド」でベースを弾いていたジンちゃんは一息入れてここでは撮影班と応援団長に徹しています

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役の斉藤さんが、下手から登場してきて堂々アナウンス

「去年からこちらの埠頭で開催している音楽の祭典
ステージの真横を横切る船は人気の観光名所・青の洞窟に向かうクルーズ船です
料金は5000円となっています
それと、会場の右側は車路となっています
お酒を飲みすぎたりライブに熱中するあまり事故にあわないように気を付けてください
後、トイレに向かう際にも道路の横断にもご注意を。
非常に危険です
次に控えしバンドは・・・・
先ほどの今井バンドに引き続き、札幌・豊平区平岸にあるライブハウスG-HIPに出演しているバンドの登場です
国家公務員を含む年金を貰っている悪ガキの集団だそうですよ
う~~ん・・・年金とはいい言葉ですね
気を付けてください((´∀`))
応援のほどを、よろしくお願いいたします
新☆悪童な年金ブラザーズの皆さんです!
どうぞ!」と豪快にアナウンス!!
キッチンカーのことをアピールすることもしっかりと怠らないところはお見事だ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今井バンドと同様に洋楽のコピーに徹していますが拘り具合が超絶的

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった。
「おじさんバンドとして頑張ります
皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします
70年代のオールディズ・ナンバーをお送りしたいと思います」
ボーカリストが思いっきりのシャウトでタイトルをコール!
「チャイナグローブ」
えええ!???予測不可能なチョイス。
1973年に3枚目のスタジオアルバム「キャプテン&ミー」3曲目に収録。
トム・ジョンストンによる作品
そこからの第2弾シングル。
同年の7月25日にリリース
全米ビルボードホット100では最高ランキング15位を記録。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
カラッと晴れ渡った青空にこだまする爽やかなるアメリカン・サウンドがめっちゃくちゃに気持ち良い
ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。
あちこちのライブイベントでは、過去にも数多くのバンドが取り上げていたナンバー。
それくらい耳に染み付きすぎた鉄板ソングを惜しげもなく披露された。
無意識のうちにワクワクしてきて踊りだしたくなるグルーヴが申し分ないよ。
ケンシロウくんはまるで千手観音のように、オカズを乱れ打ちで鳴らし続ける。
リズムに乗って激しく連打するケンシローくん
巧みなスティックワーク
優れた仕事をしていますよん
ブレイクをきっかけにバック陣へと次々ソロのバトンを受け渡す攻防戦に突入。
各自が全面までせり出して超個性的な技で応戦。
後半でのってきたノビさんは、ギターを持ち上げて、お得意の歯弾きソロも披露。
もう一人のギターくんもジェフ・ベック直伝の速弾きとアーミングで応酬。
ワウペダルも思いっきり踏み込み唸りをあげて、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。
荒井さんも重低音のランニングラインをぶちかます。
複雑極まりないブリブリフレーズで自己主張。
超絶技巧のサイケデリック・ワールド全開。
今でもメキメキと腕をあげているねえ
いやはやなんとも、たいしたものだ。
古き良き70年代へ、一気にタイムスリップ。
ここのボーカリストはどんなタイプの曲でも、器用に歌いこなす才能に恵まれたシンガーだ。
醸し出される男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスはモンスター級に絶好調。
ユルユル感覚のステージングも巧み。
壮大なる怒涛のコーラスワーク。
まだまだ序の口
これからの展開にも要注目さ

ボーカルくんはMCもこなす
「はい、ありがとうございます
皆さん、どうもこんにちは
エントリー・ナンバー5の新☆悪童な年金ブラザースですよ
もの凄く緊張しています
いやあ、暑いですねえ~~~(-_-;)
というわけでして、次にサクサクといきましょう!!((´∀`))
・・・・ロックンロール・シティ!!」
間髪入れずにデンジャラスなロックンロール・チューンへ突入
怒涛の荒ぶるビートに痺れるのみ
押し寄せてくる音壁に身をゆだねてみるというのも乙なものさ
音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。
フロントのメンバー達がガッチリと一体化する光景も爽快。
ハイトーン・コーラスも効果絶大だ。
よく通る声だから迫力も更に増す。
しかしこのバンドの守備範囲はだだっ広いなあ。
敬服しちゃうよん。
各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。
ダメ押しとばかりにボーカリストがおもむろにブルース・ハープを取り出して吹き始めた
ドンドンとヒートアップ
レッドゾーンはとっくに振り切った状態
刺激を受けたかのように追い打ちをかけるギターソロバトルが乱入
いやはやなんとも御見それしましたあ
お手上げさ
もう好きにしてちょうだいな((´∀`))

「だんだんと日が照ってきて暑くなってきましたねえ・・・・
熱中症にならないようにお気をつけください
次の曲は・・・・ウォーク・ア・ウェイ!!」
セレクションがマニアック
会場でどれだけの人がこの曲をご存じかなあ
くだらない屁理屈や能書きなんか空の彼方に吹き飛ばしてノリノリで攻めまくろう
脳天のヒューズはとっくにスパークしちゃった
ここでの主役もブルース・ハープ
美味しところ独り占めさ
圧倒的なるエンターティナーに豹変
トレードマークの陶酔ポーズで、カメラマンたちにシャッターチャンスを与えるサービスぶり。
圧倒された観客は、金縛り状態で息を飲む。
その空気感がステージ上にまで、ビンビンと伝わってくる。
それも致し方なし。
これで、彼等のルーツの一部が垣間見えたかな。
所狭しと前後に動き回って、華麗なるアクションの連続。
(ドラムとギターの間は冷風が吹いてきてなんまら気持いいさあ!)
お互い目を合わせて、不敵な笑みを浮かべる。
プレイヤーとシンガーが背中合わせでがっぷり四つに組む。
このアグレッシブなるごっついフォーメーションが快感だ。
比較的若手の後方オーディエンス達から、より大歓迎されていたよ。
曲間で炸裂するカッティング・パートでは、曲調がガラッと変わる。
一瞬の静寂を切り裂くがごとく、メインテーマへと雪崩込み。
捲くし立てるような、リックだけでも大したものなのにねえ。

「小池さんが28度がエアコン設定としては最適だとか、エピソードではなくってエビデンスなんて相変わらず横文字の羅列に徹しているようで・・・・((´∀`))
もうねえ、北海道にもクーラーをつけるのが当たり前になりつつありますね
昨日もおかげさまで快適な生活を送っていました
そんな猛暑の季節をぶっ飛ばす曲です・・・・
サム・クックで・・・・・キープ・ムーヴィン・オン」
静かに歌い始めたかと思いきや、いきなり恨みの感情を吐き捨てるかのような荒々しい歌声に切り替わるパートがいやが上にも衝撃を受ける
魂の咆哮とはまさにこのことさ
サビに差し掛かったところの絶叫シーンで「あ、このメロディには聞き覚えがある」と思った人も多い事でしょうよ
曲間にはサムピッキングのベースとギター・ソロ、ドラムソロまで飛び出した
言葉を失ってしまうほどの勢いを増す
感情を抑えきれぬように爆発する様は抜群。
ありとあらゆる魅力を振り撒いている。
よくぞここまで緻密にエグく研究して再現するものだ。
感服、敬服、脱帽。
ご本家へのリスペクトとなりきり度は計り知れない。
これからの成長にも益々期待度アップ。

「さあ、最後の曲ですよ
その前にちょっとお願いがあります・・・・
実は私は一人ロングトーン選手権なるものにトライしております
今日は何秒まで伸ばせるかチャレンジしてみたいと思います
49秒までは達成しています
50秒の壁を打ち破れるか・・・??!!
見事に突破できたら会場のお客様たちは幸せな1年をお送りできることでしょう
でも失敗したら、皆さんに不幸が訪れるかもしれません・・・・・
それではいざ参りましょう
フリーで・・・・ウィッシング・ウエル!!」
1972年12月にシングルとしてリリース
1973年1月13日に全英シングルチャートで7位まで上昇した
6枚目でラストのスタジオアルバム「ハートブレイカー」トップに収録された
これこそブルースロックの代名詞
御手本ともいえる珠玉の金字塔だ
最早これ以外にはありえないね
強烈な決定打が爆発だ
華やかで豪勢な締め括りにはもってこいの采配
地響きを立てて安定感も抜群な重低音が不気味に這いずり回る
説得力も満点
熟練の技をふんだんに惜しげもなく紡ぎ出す
大出血サービスだね。
少ないコードリフを延々と繰り返すんだけど、それだけでも余りあるほどの芸術だ。
ノビさんはギターをマーシャルアンプのスピーカーに近づけてフィードバック奏法
演出効果もバッチリさ。
情熱的なボーカルはまるでポール・ロジャースが憑依しているかのよう
その懇切丁寧ななりきり度合いは経緯に値する
そうとうにこの手が好きなんだろうなあ((´∀`))
更にはドラマー・ケンシロウくんのところに駆け寄りマイクを突き出してハイトーン・コーラス・パートを要求
それにこたえるケンシロウ君が素晴らしい
他を圧倒するほどの声量だ
まだまだ余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくりで進行。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
演奏前に語っていたロング・トーンの場面が到来
会場中が息を飲む中でそのシーンが繰り広げられた
「ウィッシング・ウェ~~~ル🎵!!!」
どこからともなく「がんばれー!!」の声援も飛んできた
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
天空高くCRACKERも華麗に炸裂した
「パンッ!!」
硬軟取り混ぜた巧妙なるショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
「ジンさんが計測してくれたところ、50秒いきました!!
優勝おめでとうございます((´∀`))
屋外だと海風が気持ちいい!」

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
新☆悪童の年金ブラザーズの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブは大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
その後も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
ゲス・フーで「アメリカン・ウーマン」



























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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (今井バンド編)

2024-07-26 17:57:40 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

4番手には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ

12:45~13:0
「今井バンド」
札幌からの初出演です!

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のいぶし銀な洋楽を披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のこだわり路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまたまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味ですね
ステージ上での佇まいから察するに皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

それでは今井バンド4人の皆さんを紹介します!
とても懐かしい顔ぶれだ

紅一点のベーシスト&コーラスはジンちゃん
ロングヘアをなびかせ男顔負けなテクニックを駆使してこれでもかあというほどにブイブイとグルーブを醸し出していましたよ
さすがスーパーウーマン
愛器フェンダーのジャズベースを使用
毎度おなじみのメタリックブルーに輝くボディカラー
ローズ指板仕様

目いっぱいにタメの効いたドラマーはマルチプレイヤーのノビさん
帽子を着用
彼の本業はジャンルの壁をも軽く超越しちゃうアメリカ仕込みのギター
でも迫力あるボーカルもこなすのだ
いつでもどこでも頼りになる存在
オーラが半端ない

最年少の爽やかなる青年はケンシローくん
パーカッションを担当
(主にボンゴ)
ラテン系のリズムでサウンドに一層のバリエーションを施す
若いのに熟練のクールなアクセントを次々に網羅する様は圧巻だよ
スタンディングでのプレイスタイルに徹していた

そしてこのバンド名にもある今井まことくん
ギター&ボーカルを担当
ムードメーカーの真骨頂だなあ
最初から最後までとにかく盛り上げ役も兼任する
愉快痛快で和みモードも醸し出している
これは持って生まれた才能
でも使用しているギターはそうとうにこだわりがあるご様子
だってゴールドトップのレスポールだよん
デュアン・オールマンの熱狂的なるファンなのかな?
今度、機会があれば訊ねてみたいものだ

皆それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどを着込んで自由きままなファッションを楽しんでいましたよ。

そろそろ客席もほどよく埋ってきたね。
熱気も徐々に高まってきている。

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ。
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・。
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ。
良かったね!

前置きが大変長くなってしまいました。
早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役の斉藤さんが、下手から登場してきてアナウンス

「去年からこちらの埠頭で開催している音楽の祭典
ステージの真横を横切る船は人気の観光名所・青の洞窟に向かうクルーズ船です
料金は5000円となっています
次に控えしバンドは・・・・
札幌・豊平区平岸にあるライブハウスG-HIPに出演しているバンドの登場です
応援のほどを、よろしくお願いいたします
それでは今井バンドの皆さんです!
どうぞ!」と豪快にアナウンス!!
キッチンカーのことをアピールすることもしっかりと怠らないところはお見事だ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった。
今井くんが思いっきりのシャウトでタイトルをコール!
誰もが認めるギターの神様エリック・クラプトンの傑作「コカイン」
オープンナンバーにはもってこいだね。
鉄板ナンバーが序盤から惜しげもなく披露された。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
こちらは1977年のアルバム「スローハンド」トップに収録。
ギター・リフがかっこいい(ちょっと頭がクリームのサンシャイン・オブ・ユア・ラブに似ている)
12小節のシンプルなブルース・ナンバー
オクラホマ出身のシンガー・ソング・ライター、JJケイルの1976年のアルバム「トルバドール」収録曲
つまりクラプトンはカバー(でもこちらの方が超絶に有名)
最初から終わりまで、コカインを礼賛する歌詞なので変態の歌なのだ
ちなみにクラプトンは「影響を受けたアーティストの一人」にJJケイルを挙げている
のっぴきならないエモーショナルなエナジーが溢れるほどエレキギターによる斬新的でメロディアスな音色も、グイグイと圧倒的に迫ってくる。
イントロに炸裂するクラプトンのトレードマークともいえるウーマントーンが盛大に華々しくウネリまくる。
その名のとおり、狂おしいくらいに咽び泣いて延々と響き渡るギターソロも絶品。
壮大なる怒涛のコーラスワーク。
ワイルドな音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。
もちろん今井くんは、ワウペダルも思いっきり踏み込み唸りをあげて、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。
ジンちゃんも複雑なブリブリフレーズで自己主張。
超絶技巧のサイケデリック・ワールド全開。
(彼女はメキメキと腕をあげているねえ)
彼女のハイトーン・コーラスも効果絶大だ。
よく通る声だから迫力も更に増す。
左手に持ったタンバリンをリズムに乗って激しく連打するケンシローくん
今井君が醸し出す男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスは絶好調。
各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。

今井くんはMCもこなす
「はい、ありがとうございます
皆さん、どうもこんにちは
エントリー・ナンバー4の今井バンドですよ
もの凄く緊張しています
いやあ、暑いですねえ~~~(-_-;)」

と、ここですかさず・・・・一息入れての今井くんによるユニークなメンバー紹介
早速、懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「じゃあ次の曲です
・・・・プラウド・メアリー!!」
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)が1969年1月に発表したシングル楽曲
だ2枚目のスタジオ・アルバム「バイヨー・カントリー」6曲目に収録
全米最高チャートでは2位を記録したグループの代表作の一つ
もちろんジョン・フォガティの作品だ
アイク&ティナ・ターナーのカヴァー・バージョンも有名
場面一転してのそれまでの曲とはちょっと一線を画すエキサイティングかつデンジャラスでスタイリッシュなナンバー。
主役は破壊力満点に繰り返されるギターリフに尽きる
官能的な響きにのって繰り出されるチョッパーベースやブレイクのタイミングに思わず唸ってしまった。
シンプルでタイトなバッキングが超絶技巧だ。
ボンゴによる連打を皮切りにギターのハーモニックピッキングが追随。
清々しいくらいに淡々とした構成力。
ロックンロール、ブルース、ゴスペル、およびソウルの要素を複合している
全体的にやや抑え気味の曲調からいきなり炸裂するサビが、尚更のことインパクトあり。
骨っぽくてストロングな男性的ファンクがこれさ。
一音一音が強烈に聞き手側へと情け容赦なく迫ってくる。
今井バンドはこのじゃじゃ馬のような曲を、汗飛び散らせながらいともたやすく堂々と操っている。
昔取った杵柄とばかりに本人たちも全身全霊でエンジョイ。
エンディングが近づくに伴って加熱していくプレイヤーたちの佇まいに一同が脱帽だ。
何度もリヴァイバルヒットしていて、ヒップホップ界においても大受けしましたね。
ここで披露された曲目中、一番カバーされて知名度も高い曲がこれではないでしょうか。
ジャンルや時代を軽く超越して最も親しまれている、程よきポップテイストの血湧き肉躍る激情型ミュージック。
バンド名や曲名を知らない人でも、この曲を聞いたら思わず膝を叩くことでしょう。
今井くんも勢いそのまま、嬉々としてシャウトしながら演じ切っています。
グッと空気感が変化したよ。
琴線が震えてきた。
この何とも言えないような不思議な高揚感はなんなのだろうか?
どことなくなく懐かしい香りがプンプンに漂っているのさ。
それでいて異国情緒フレイヴァーが満載。
そうこうしているうちに、ちょっぴりと甘く切ない旋律が垣間見えてきて心憎い。

「どうもありがとうございます
いやあ・・・暑いですね・・・・
やっている我々も絶えず水分の補給を怠らないようにしないとね・・・・
はい、今2曲をお送りしました
どちらも60年代のヒット曲です
最近、トランプ政権が復活するとか、コメの経済がどうとか・・・色々と世の中な相変わらず不穏なニュースが飛び交っております
次にお送りする曲は、戦争反対を歌った・・・・スコット・マッケンジーの
・・・・花のサンフランシスコ・・・・」
1967年5月4日に発表された楽曲
な、な、何と、モントレー・ポップ・フェスティヴァルのために制作されたのだ
アルバム「ザ・ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー」に収録
全英シングルチャートでは第1位を記録
フォーク調のメッセージが受けて学生を中心に大ヒットした
ママス&パパスのジョン・フィリップスによる作品
正に愛と平和を込めた「フラワー・パワー」の象徴
ヒッピー・カルチャーの代名詞
今井くんは伸びやかなる澄んだ歌声を、魅力的に聞かせてくれました。
ミディアム・テンポにのって繰り広げられる、突き抜けるような鉄壁のハーモニーは強靭。
重厚なる音像から発せられる極上のメロディ・ラインは、天下一品のいかした輝き。
淡々と紡ぎ出される言霊の数々が感動的にこちらサイドにハートに染み入ってくる
誰もが青春真っ盛りの頃を彷彿として、甘くほろ苦い経験がフラッシュバックしたんじゃないかなあ。
今井くんが、心を込めて見事ドラマティックに歌いこなします。
もちろん、観客もしんみりと聞き入っています。
ただただ聞き惚れて、感心しきり。
コーラスも情感タップリに延々と好サポート。
迂闊にも鋼の涙腺がほろりと緩んできちゃいそうだ
うっとりと聞き入っているレデイ達があちこちに散見
ここいら辺はじっくりと腰を据えて聞き入ってみるというのも一興
できうる限りの素晴らしいシチュエーションでね。
口笛も、ピューピューと鳴っているよ。

今井君
「どうもありがとうございます」
ジンちゃん
「初めての屋外ステージはどうでしょうか?」
今井君
「あがっています・・・(-_-;)」
ジンちゃんから優しいアドバイスを頂戴する
「天狗山に向かって歌えばいいんですよ((´∀`))
小樽の皆さん、お元気でしょうか?
最後の曲となります
1970年、某男性化粧品のコマーシャル・ソングとして社会現象化するほどに爆発的にヒットした曲です
ジェリー・ウォレスで・・・・男の世界」
これをやるからには編成としては本格的なブラスセクションが欲しかったなあ・・・・
それって欲張りかいな・・・・・

と、ここで、このブロを書いている特権を乱用させていただきまする
以前にフェイス・ブックにもアップした記事から添付!
非常にマニアックで思い入れたっぷりに・・・・

***肉体派チャールズ・ブロンソンは、中学生の時、初めて外国人映画俳優でファンになった人。
「男の世界」は大ヒットしたね。
男性達が皆こぞって髭をはやしだした。
似合う、似合わないは関係なくね。
俺もあのスタイルには憧れた。
とにかくこの曲は頻繁にTVから流れていた。
カントリー・シンガーのジェリー・ウォレスよりもブロンソンのイメージが強烈!
イントロのブラスセクションもかっこいい。
ダムが世界を意味している事もこれで知った。
これをきっかけにブロンソン・ブームが日本中で吹き荒れ営業不振に喘いでいた丹頂も盛り返して社名も「マンダム」に変更。
これ以降、ハリウッド俳優達が続々と日本のコマーシャルに出演するようになった。
莫大なギャラで。
本来ハリウッド映画俳優はコマーシャルやTVドラマに出演するのは格を下げるとのことで受け入れないらしい。
まあそれはともかくもコマーシャル中で発するブロンソンの「うーん、マンダム」も流行。
「お前、顎に何かついてるぞ!」と言われて顎を触ると「うーん、マンダム!」と言うのも男子仲間で流行った。
中学年の担任から個人面談があると級長がホームルームの時に連絡する際に、こいつがちょっとおチャラけたやつでしてドヤ顔で
「うーん、面談…」とやらかした。
当然クラス中ドン引き…ふと今それを思い出した。
ちなみにマンダムコマーシャルの監督は故・大林宣彦さん。
まだコマーシャル監督などというステイタスが確立されていなかった時代。
後に映画「ハウス」の時にそれを知った。
先駆者だよね***

これ実は日本独自のシングルカットで一世を風靡した
オリコン洋楽チャートで1970年10月5日付から通算12週1位を獲得した
パンチが効きまくりの快挙だよね
レコードの売り上げは累計で130万枚!!!
余談ながら、あのみうらじゅん&田口トモロヲによるプロジェクト「ブロンソンズ」もあった(書籍とCDを持っています・・・っていう私はもう男の世界ではなくって病気の世界ですね((´∀`))

話を佳境を迎えたライブに戻そう!
ギター・ソロに突入した時点で転調
まだまだ余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくりで進行。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
天空高くCRACKERも華麗に炸裂した
「パンッ!!」
ここでおもむろに今井くんはお約束、小道具の「マンダム化粧品」を取り出す
「これ、覚えているかなあ・・・」
蓋を外して化粧液を手に取り顎に塗る
「う~~む、マンダム」((´∀`))
そしてキャップをして、そっと足元の床に容器を置く
硬軟取り混ぜた巧妙なる今井君のショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
今井バンドの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブは大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
その後も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
ゲス・フーで「アメリカン・ウーマン」



































コメント
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