THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

HARLEY-DAVIDSON好きも要注目!

2012-05-31 16:38:56 | free form space

シカゴは映画音楽にも数多く関わっています(ソロやセッションワークも含)。

「青い恋人達」「セカンド・チャンス」「ベスト・キッド2」「ナイト&ザ・シティ」ETC・・・

中にはボツになったり不本意な使われ方をした作品もありましたが、まあそれはそれで置いといて、なんと言ってもシカゴがもっとも積極的に参加した作品がここに紹介する「ELECTRA GLIDE IN BLUE」です。

よほどの初期シカゴ・フリークでなければ馴染みがない映画だと思います。

私がこの作品のことを初めて知ったのは「CHICAGOⅤ」の解説によってでした(というかほとんどの日本のファンがそうだったと思います)

「今、ジェームスWガルシオが中心となって映画を製作しているんだよ。イージーライダーのような感じの作品になると思う」

アメリカン・ニューシネマ作品が続々と公開されてヒットしていたあの時代(明日に向かって撃て、俺たちに明日はない等)、「グライド・イン・ブルー(日本でのタイトル)」も公開の運びとなりました。

まずはある音楽雑誌の後半にあった映画紹介コーナーに白黒写真で初お目見え。

ガルシオやピーターの姿が写っていました(並んで紹介されていたのがチャールズ・ブロンソン主演「狼よさらば」)

それからは新聞広告を切り抜きまくり札幌でのロードショーにはケンジと2人で喜び勇んで見に行きました。

地下1階のその映画館、現在はライブハウスになり健在です(ここではマドンナやU2やジャッキー・チェンの映画も見たなあ)。

何故かライブでもないのに最前列に鎮座(´∀`*)してドキドキ。

そしてテープレコーダー持参(!)で食い入るようにありがたく映画鑑賞しました。

その後、わが町でも公開された時には、学校が終わると速攻で連日映画館通い。

友人たちも誘って盛り上がりました。

たまに遅れて到着すると、もぎりの人に「2本立てだけどもうグライド・イン・ブルーしか見れないよ」、でも「いいんです。それが見たいから」と言って入場。

当時、この映画のサウンド・トラックLPも発売されていました。(豪華写真集、デラックス専用紙袋、大型モニュメント・バレー・横長ポスター、ハーレー・ダヴィッドソンのイラストポスター、見開きジャケットに詳細な解説や台詞入り)。

そしてこのアルバムから感動のエンディングテーマ「テル・ミー」がシングルカットされて北海道ラジオリクエスト番組にもちらっとランクインしました(ローリング・ストーンズのタイトルと一緒なんておこがましい・・みたいなトンチンカンな評を書いた人もいましたが)。

ただレコードに、この曲の歌詞は載っていましたが対訳がついていない・・・。

クラスメートで音楽&バンド仲間、バイク好きでも有名だった友人を映画に連れて行ってあの薄暗がりの中で日本語の歌詞を横で読んでもらい私がメモをとるという荒業もこなしました(今、改めて見てみるととても簡単な歌詞なんだよね)。

その後、何度かテレビ放映もされて(カットシーンもありましたが)、めでたくVHS,LDソフト化。

遂にはDVD発売の運びとなりました。

さて肝心の映画本編なのですが、1974年劇場公開(113分)、デビュー前からずっとシカゴをバックアップしてきた「8人目のシカゴ」名プロデューサー、ジェームスWガルシオが製作&監督、そしてほとんどの音楽も担当しています(BS&Tの2NDアルバムが大ヒットした陰には彼も一役噛んでいます、いやかなりの貢献度です)。

主演は演技派ロバート・ブレイク(「冷血」が有名、その後は刑事コロンボのヒットで続々と製作された刑事ものの一つでもある「刑事バレッタ」に主演、アクション映画ウエズリー・スナイプス主演の「マネー・トレイン」出演以降は別の意味で話題を提供したけれどその後はどうなったんだろう・・・?)が熱演。

シカゴからの俳優陣は暴走族のリーダー、ボブ・ゼムコ役にピーター・セテラ(シカゴのボディーガードだった故ボブ・ゼムコの名を拝借。本人も出演しています)。迫力のバイク・チェイスを体当たりで演じています。劇中ある意味では一番の見せ場。

テリー・キャスはラスト・シーンに殺し屋として不気味に登場。

リーはヒッピーコミューンの一人、ピッグ・マンという役名ですが物凄くかっこいい!

ウォルターは着ているTシャツからルーズ・リップス役(このTシャツはLPカーネギーホールについていたポスターでも着用)。

シカゴの弟分マデュラのヘヴィーなライブ演奏、そしてメンバーのデヴィッド・ホウク・ウォリンスキーも重要な役で出演しています(彼はその後、ルーファスのメンバー等で活躍)。

他にもテリーやガルシオの奥様も出演しています。

DVD化も嬉しかったのですが、その後、初回完全限定生産としてなんとCD&DVDが発売されました。

ガルシオの音声解説初収録もびっくりですが、遂にサントラがCDとして蘇ったわけです(残念ながらセリフはほとんどカットされていますが・・・)。

前置きが相当に長くなりましたが、ここに紹介するのは2011年LIMITED COLLECTOR'S

 EDITION OF 1000 COPIESという代物(輸入盤)。

サントラが単体にてCD初発売です(ジャケットは映画パンフレットの表紙と同じ、盤はピクチャーディスク)。

詳細な解説とフォト満載のマニア垂涎の1枚。

音楽についてですがシカゴからは4人がプレイ。

シカゴ・ホーンの3人に、驚いたことにテリーがベースを担当しています。

また前述の弟分マデュラのライブ音源、そしてロス・サロモーンが他の曲でもドラムを披露(彼はその後、エリック・カルメンのジャパンツアーで来日したり、エアサプライでも叩いています)。

ギターのクレジットにラリー・カールトンの名前が見受けられたり、ピアノがマイケル・オマーティアンだったり、パーカッションにビクター・フェルドマンやギイレ・ガルシア、トランペットにチャック・フィンドレイ、サントラ・プロデュースにジミー・ハスケル、面白いところではコントラバスにジェームス・ボンド(!)なんて名前も発見できます。

各曲はそれぞれの場面展開に応じて素晴らしい効果を発揮しています。

改めてガルシオの作曲能力には驚嘆。

ガルシオがプロデュースしたフォーク・ミュージシャン、マーク・スポエストラが2曲、ドゥーワップグループ、マーセルズの名曲「モスト・オブ・オール」(これは後に山下達郎のオン・ザ・ストリート・コーナーでもカバーされています)なども収録されています。

 

サントラ復刻専門レーベルらしいのですが、ここまでのこだわり製作にはおもわずスタッフの皆様に拍手を送りたくなります。

次はセリフも完全収録したCDを出して欲しいなあ・・・。ボーナストラック入り2枚組で。

(サントラの音源と劇中に流れるテイクが違う曲もあるのですよ!!)

 

 

 

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100万$のブルース・ギタリスト

2012-05-30 01:38:19 | リハーサル

しかし札幌は寒い・・・なんなの、この異常な寒さは。

運動会も毎年寒さに震えちゃうし(まあ数年前の寒さ&砂嵐地獄よりはましかな)。

スタジオでも我慢できずにストーブを焚いていましたが悲しいことに灯油が切れちゃったよ~~~(エアコンの暖房に即切り替え)。

 

ブラスロックなのにリハーサルはトランペットのケンスケ一人で奮闘していました。

ボーカルも不在ゆえ、マサ&ケンジが交互にリード・ヴォーカル&コーラス。

余ったマイクをケンスケが使用したら外まで響き渡っていたそうです(強烈)。

打楽器もケンジ一人で担当。

ケンスケはソロも吹きまくり積極的。ノブが温かい視線を送ります。

ここでシンちゃんが登場!

もちろん「SATURDAY IN THE PARK」を何度もやっちゃったさ。

この曲、やりたくてたまらなかったから欲求不満爆発って感じ(´∀`*)

ケンジとマサは綿密にコーラスの振り分けを話し合いエンディング部や中間の一部にもマサからケンジへ要望を提出。

もちろん快く受け入れてくれて充実度も増す。

この日もほとんどシカゴを演奏したんだけどシンちゃんのリクエストにもしっかりとお答えしましたよ!(オカチャンからの伝令はしかと果たしたぜ)

シンちゃんがケンジから借りていたスコアでシカゴの(ROBERT LAMM作品)名曲のピアノ部分をさらっと弾いただけでもうマサ&ノブ&ケンジは感激!

「STAに今までなかったサウンドが導入されて新鮮だあ!これが欲しかったのさ!これこそ待ち望んでいた響きさ!!いいなあ・・・」と興奮状態。

マサもボビーのシカゴにおける鍵盤の役割とバックボーンを説明。

でもちゃんとシンちゃんはわかっていたようです。

すかさずマサは「あそこをこうして、ここはこう弾いて欲しいなあ」、ノブも今まで鍵盤不在だったためにギターでそのパートをカヴァーしていた功労者故に「俺もじゃあギターは弾き方を考えないといけないなあ」。

シンちゃんも「ここらあたりはバッチリやってくるね」と宣言。

ケンジが鍵盤のモニターとしてのベストポジションをレクチャー。

次に登場はタクちゃん!!

彼は7つのバンドを掛け持ちしている(しかも札幌と旭川!!もちろんあのビークルズ含)超売れっ子トロンボーン・プレイヤー(そういえばミツと初めて会った頃、彼も7つのユニットを抱えていたっけ)。

後半はタクちゃんのリクエストに答えて時間いっぱいまで演奏。

ケンスケもペース配分が掴めてきたようだね。

 

29日、伝説のブルースギタリスト、ジョニー・ウィンターをゼップ札幌にて見てきました。

デビューから数十年、日本の地を踏んでいない数少ないスーパーミュージシャンの一人でもあったジョニーが2011年、奇跡の来日(弟のエドガーは何度も来日しており札幌にも2度ほど訪れています。ジョニーも1度は来日が決定してチケットも発売されたのですが直前になって何故か中止になったという過去あり)。

そして驚いたことに、翌年の2012年の再来日決定の報。

しかも札幌にもやってくるというじゃあありませんか。

夢のようなニュースでした。

限定700人!

喜び勇んでチケットの購入。

会場入口から流れるブルースミュージックのBGM。

テンガロンハット姿のスタッフもカメラ撮影をしながら観客を煽ります。

会場に入って一目散にステージの機材をチェック。

パールのドラムセット、ベースはヤマハのBB,アンプはSWR2台(これは札幌でのレンタル品)、ギターアンプはフェンダー、サポートギタリストはフェンダー・ストラト。

開演前なので観客が皆、そのセットをバシバシとカメラにおさめています。

ステージ後方には斜め文字の「JOHNNY WINTER」の垂れ幕が(キャプチャード・ライブそのものだあ!!)

午後6時数分を経過し暗転と共に雄叫びのアナウンスに導かれてバックのメンバー達が各ポジションにスタンバイし音出しチェックからいきなりライブがスタート!

「おお!!!」と歓声が沸き起こりステージ中央に全視線が釘付けになるものの、1曲目はバック3人によるブルースインストで引っ張り(これはこれでそうとうにカッコよかった)さあ左サイドからスタインバーガーを肩から下げた伝説のギタリストの登場だ。

去年の来日時、観客のある男性がジョニーのライブ中ずっと号泣しっぱなしだったというのを聞きましたがそれも理解できます。

だって本当に未だにジョニーが目前に姿を現したという事実が信じられないくらいですから。

でもそこにいるのはまさしく正真正銘のジョニー・ウィンターです。

テンガロンハットに真っ白な長髪、腕の刺青、黒いTシャツにジーンズ姿、サムピックにスライドバー。

会場中がその一挙手一投足に見入っています。

BB・KINGの時もそうでしたがジョニーもイスに腰掛け次から次へとヘヴィーなブルースナンバーを惜しげもなく繰り広げてくれます。

余計なMCはほとんどなし、ちょっと曲の紹介をするくらいで、客席から「ジョニー!」「クール・ガイ!!」との声援が飛ぶんだけど淡々とクールに進行していきます。

たまにミネラル・ウォーターで喉を潤したり、ドラマーがリードボーカルを担当したり。

はっきりいって全盛期の力強さは見られなかったものの(あのドスの効いたダミ声ド迫力ボーカルも聞けませんでしたが)枯れて渋みを増した今現在の円熟期ジョニーを堪能できました。

「ハイダウェイ(ブルースブレイカーズもやってたね)」「ジョニーBグッド(おお!序盤で早くも)」「グッドモーニング・リトル・スクール・ガール(リック・デリンジャーとのツインリードが蘇ってきた)」「「モジョ・ワーキン(マディに義理の息子と言われて可愛がられていたんだね)」「ローンウルフ」「オールオーヴァーナウ」ETC・・・

腰も背中も丸まってゆっくりとスタッフに支えられながらステージを後にしたジョニー。

アンコールはやってほしいけど、すぐに出てこないでゆっくり休んでから再登場してね・・・と願っちゃった自分。

でも、なんとここでジョニーがあのギブソン・ファイヤーバードを手に現れた時はもう会場全員がぶっ飛んじゃってステージ前方にドドド~~と押しかけちゃった。

もちろん私も最前列でステージに両肘を乗せて2メートル先にいるジョニーに声援を送っちゃったさ(席は2列の右サイドだったけどね)。

ジミ・ヘンドリクスの「サードストーン・フロム・ザ・サン」のメロディーをなぞりつつの「ハイウエイ61」までの80分。

大満足のジョニー・ウィンターでした。

思えば高校の時にバンド仲間だった悪友のギタリストから教えてもらったジョニー・ウィンター。

はじき出される1音1音に唸りっぱなしで今もジョニー・ウィンターのCDを山にして片っ端から聴きまくっています。

ちなみに私の誕生日はエドガー・ウィンターと同じです。

 

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飽くなき探究心に脱帽!

2012-05-26 18:27:29 | free form space

ROBERT LAMM SONGS:

THE JVE REMIXES

10曲入り、輸入盤のみの発売。

「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」に熱狂の日々を送っている矢先に届いたボビー入魂の新譜がこれです。

以前から度々話題に上がっていましたがついに日の目をみました。

ボビーは長年にわたりシカゴの活動と並行してソロワーク、セッション、プロジェクト等をアクティブにこなしてきています。

他のメンバーもそれぞれ多方面で音楽活動に励んではいますが、ボビーの場合はけっこう実験的なことにもトライしていますね(しかもオリジナル・メンバーで)。

あのボサノバ・プロジェクトもその中の1枚でしたが今回のアルバムもそれに負けないくらいのインパクトがあるのでは?

REMIXES物を製作中というニュースを耳にしてからずっとその内容を想像していたのですが、思い描いていたよりもずっとオシャレにスムーズな流れで新たな解釈によってシカゴ本来の楽曲の持ち味も壊さずそれでいてひじょうにユニークな角度から切り込んでいます。

一聴したら原曲になかなか気づかないものもありますよ。

でもここぞという時にあのコーラスワークや決めのヴォーカルラインやブラスセクションによるリフが美味しいとこどりで飛び出してきます。

ボビーのソロワークにおける信頼できる良き相棒でもある、JOHN VAN EPSがリミックス、アレンジにと今回も良い仕事をしていますね。

大胆なアレンジに驚愕する部分があるかも・・・いい意味でね。

もうすでに熱狂的なファンの間でもこれは話題騒然。

こういうのも気分転換に朝夕問わず楽しめる1枚として大歓迎です。

ただもう少し曲が多くても良かったのになあ・・・なんて贅沢な話しでしょうか?

曲目は

BEGINNINGS

SATURDAY IN THE PARK

25OR6TO4(DANCE)

DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?

QUESTIONS67&68

ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY 

25OR6TO4(LATIN)

ETC・・・・・・・・

あの曲が・・・この曲が・・・あらら!と驚くこと請け合いです。

でもセンス良くまとまられているので期待を裏切られることはないです。

リラックスしてボビーのリミックス・ワールドにどっぷりと浸りましょう!!

さあてと、次にボビーはどんなサプライズを用意しているのかな??(´∀`*)

 

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ついに出た!

2012-05-23 20:49:52 | free form space

CHICAGO LIVE IN JAPAN

見開き紙ジャケット仕様(エンボス加工、2枚組、最新リマスタリング、全21曲収録)

初のリリースから40年、待ちに待った幻のライブ・アルバムの登場です。

LP廃盤後(1枚組の編集盤も発売)、テイチク、そして海外ではCHICAGOレーベルからCD化されていますがその後、ずっと再発されることもなく国内外で目玉の飛び出そうなくらいの超高値で取引されていたマニア垂涎のアルバムです。

録音会場は大阪フェスティヴァル・ホール(1972年6月10,11&14日。武道館はコンサート用の会場ではないので当たり前ですが音が悪く、観客のノリが圧倒的に大阪の方が良いと評判だったためにここに決定。他のバンドのライブ盤も大阪音源が多いのはそういう事情があるようです)。

シカゴ人気が最高に火を噴いていた時期、1971年に引き続いて2度目の来日が決定。

ところが年明け早々にロバート・ラムが伝染性肝炎を患い、ちょうど3ヶ月後に延期となった公演がこの音源です。

とにかくその当時このアルバムに関わったスタッフの皆さんによる証言が秀逸。

シカゴはデビューから3作立て続けに2枚組アルバムを発表、更には初のライブアルバムに至っては音楽の殿堂カーネギーホール4枚組というボリューム(当時、この7800円を捻出するべくマサとケンジはアルバイトに汗を流したのでした。オイルショックの煽りで後にプライス・シールが帯価格のところに貼られて8600円になっていましたが・・・中高生ファンにとってシカゴのアルバム購入は毎回辛かった)。

しかし当のシカゴはこのライブLPの内容にはひじょうに不満を持っていたらしく(音質、演奏、価格など)それは日本のレコード会社スタッフも感じていたそうです。

それならばここ日本でもっといいライブアルバムを作りたい!とダメもとでオファーしたらすんなりとオーケー!

それからは怒濤の勢いで準備に終われる日々、機材の調達、レコーディング・エンジニアの依頼、シカゴ・サイドとの打ち合わせ、ジャケットの構想・・・。

今回の解説で、今まで不明だった部分や間違った解釈をされていた箇所が数多く解き明かされています。

また笑える部分や涙なしでは読めない感動秘話も満載。

よくぞここまで・・・という思いがこみ上げてくること請け合い。

これ以上細かいことはここに記載しませんが読み応えある内容、ちゃんとアナログ当時の帯、レーベル面、インナースリーブも復活、また公演チケット数枚や告知チラシ、雑誌表紙を掲載したブックレットまでもが封入されています。

音質も格段に向上していて、以前にはあまり聞こえてこなかった音(各楽器の分離が感動的)が鮮明に飛び出してきます。

シカゴのメンバー達もこのアルバムを絶賛しているほどで、ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」と双璧をなす傑作と言えるでしょう。

MCも可能な限りどのメンバーがナニをしゃべっているのか・・・まで説明入り。

数多くの紙ジャケットCDが毎月のように発売されていますが、シカゴのこのシリーズは他の追随を許さないくらいの力作だと自信を持って公言しますよ、絶対に買って損なし。

 

さて肝心の内容ですが「シカゴⅤ」発売前の来日なのにその中の新曲を前半に4曲も披露。

もちろん「サタディ・イン・ザ・パーク」も初お披露目。(このイントロにおけるエピソードはコアなファンならご存じのはず)

「ロウダウン」「クエスチョンズ67&68」の日本語ヴァージョンもしっかりと収録(ピーターのたどたどしい歌いっぷりが微笑ましい。武道館では英語歌詞)

「シカゴ11」までずっと正式にスタジオ録音されなかったテリー入魂の「ミシシッピー・デルタ・シティ・ブルース」

定番の組曲、ヒット曲オンパレード、メンバー各自の熱いソロバトル、大阪なのでやたらに「おおきに!!」を連発したりのサービス満点。

そして後半は各曲がスタジオヴァージョンよりも長尺演奏。スピーカーから汗ほとばしり出そうなくらいの迫力、アンコールメドレーに突入します。

こんな物凄いアルバムが何故ずっと正式にシカゴの中でナンバーを貰えないのか未だに不思議です。

これ以降、海外アーティストによる「ライブ・イン・ジャパン」ブームが勃発、

その火付け役をになった功績をもっと評価しましょう。

いやはやなんとも、この頃のシカゴはロック界最前線を勢い良く突進していたんだよ。

 

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君は金環日食を見たか

2012-05-22 04:35:33 | リハーサル

ヤマちゃんがゲストで参加してくれてミツと2本立てのトロンボーンSTA、皆さんお元気ですかあ!?(ルチュ嬢風)。

トロンボーン人口自体が他の楽器に比べて少ないうえにブラスロックと言うジャンルともなれば更に減少。(ジェームス・パンコウも楽器を最初に習うには競争率の低いトロンボーンが有利という理由で親が選んだ、でもその時に手にしたトロンボーンはかなりのポンコツだった・・・と後に語っています)

ところがSTAでは贅沢なことに現在2人もトロンボーン奏者がいます。

なかなかありえない面白い構図・・・この編成はSTA初です。

 

さてノブも悲しんでいましたがドナ・サマーが亡くなりました。

そしてロビン・ギブまでもが・・・・。(ギブ兄弟ではこれで3人が鬼籍に)

2人とも癌が原因だそうですが、ドナ・サマーは肺癌。

でも喫煙者ではなかったそうですね。

ディスコ界を席巻したお二人ですが、シカゴとの関わりを考察してみたところ(まあそんな大袈裟なことでもないですが)ビージーズはシカゴのホットストリートでコーラスにてゲスト参加。

シカゴのホーンセクション3人もビージーズの「SPIRITS HAVING FLOWN」に参加しています。

ドナのアルバム「恋の魔法使い」(クインシー・ジョーンズ、プロデュース)は超豪華ゲスト陣クレジットの中にビル・チャンプリンの名前が(バック・コーラス)確認できます。

 

STAのリハは会話よりも圧倒的に演奏時間のほうが多いのですがこの日はけっこう話し合いにも比重をおきました。ヤスとは新たな曲導入に対するプロセスの確認。

ヤスのドラミングに対するノブの高評価(彼は滅多にこのようなことを口にすることはないのですが、特にフリーやビークルは絶賛。マサはビギニングスのプレイがお気に入り)

マサはケンジにもらったガムを一緒に噛んでパーカッション対策。

ケンスケ&ケンイチはマイクスタンド1本を2人で分け合って(スコアも)次回ライブの疑似体験。

またライブの曲目はどのようにして選ばれるのか?ということをマサ、ケンジ、ノブがレクチャー。

もちろん毎度のようにヤスが曲の落とし穴を重点的にチェック。

ケンジはボンゴスタンド代用品をスタジオ・オーナーの好意によって使用。

ケンイチとケンスケは「イントロダクション」で1度目は見失った箇所も2度目にはバッチリと決めてくれた。

メインリフももう一息だ。

マサはケンジにナレーション、コーラス、ボーカル、ギターあたりをより細かに希望を伝える。

ノブとマサとケンジで12弦ギターの話題で盛り上がったと思ったら、今度はヤスがケンジに向って「エレクトロニック・パーカッションユニット」がいいよ!と薦める。

いい出物があればいいね。

今一まとまりに時間がかかっている4曲に対する考えをマサにヤスが質問、「なるほど!!」とケンイチとケンスケが間に入ってアイディアを提供。

 

STAのメンバーは他にも所属しているバンドがけっこうあります。

マサは最近御無沙汰ですが(STAで3バンド分を背負っているのでもう限界)ノブは御存知EW&Fを中心としたディスコ系バンド「ゴヘイバンド」、ミツは最近また本業のジャズユニットを再開(彼はマサがSTAに誘った時には自身のリーダーバンドを含めてなんと7バンドのジャズバンドに所属していました!スーパーマンだ)、オカチャンはるちゅ嬢と共に定期的にビートルズ・セッションイベントに参加。「ミッドナイト・ビート」は当初、一時的なプロジェクトだったのですがマサの薦めもアリ、今後も活動を継続することに決定したそうです(これにはケンイチ、ケンスケ、ミツも一役かんでいます)。

先日、STAが演奏活動を開始してから今までに共にバンド内で音出しをしたミュージシャン一覧表を眺めてみました(正式メンバー以外にもセッションやゲスト、飛び入り、オーディションも含む)。

いやはやなんとも、物凄い人数だ。

メンバー出入りの激しいバンドですがここまでとは・・・。

中には顔を思い出せない名前や懐かしい人、絶対に忘れられない事件を想起される者、共に血と汗と涙を流し合った同志と様々。

感慨深いものがあります(とてもじゃあないが笑えないこともたくさんあるが)。

あれやこれやのすったもんだがあってこそ現在のSTAがあるのでしょうね。

そんなわけでして、今までSTAを叱咤激励してくれた皆さん、今後共よろしくね!!

 

 

 

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珍盤!?

2012-05-21 05:20:21 | free form space

48:30秒7曲収録音源はもう途方もないくらいの種類が出回っているあの「トロント・ライブ」です。

おしゃれなブリキ缶にCDを収納。

MADE IN EEC

盤が傷つかないよう内部にはスポンジをあてがい、缶は専用プラスチックケースにキャップ型帯と共にパッケージされビニール袋で包まれていました。

缶の表と裏に可愛い犬のイラストが描かれていてメーカーも「DOG'N'ROLL」だとさ(´∀`*)

ところで問題なのがこのタイトルです!

何かおかしいですよね!!

この曲は入っていないし(おっちょこちょいな人はこの曲目当てで購入するかも?!)ややこしいことこのうえない。(大体にしてトロントの時シカゴはまだ新人で、もちろんⅤも出ていません)

あの歌詞だって1番がSATURDAY,2番がANOTHERDAY、3番がFUNNYDAYです。

決して「SUNNY DAY IN THE PARK」とは歌ってないのですが。

でもここらへんのところがマニア心をくすぐるのです。

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キンキンキラキラ♪

2012-05-21 04:39:03 | free form space

CHICAGO TRANSIT AUTHORITY(邦題:シカゴの軌跡)

記念すべきデビュー・アルバムの(1969年発表)ゴールド・ディスク。

上の段がコロンビア盤なのですが、盤と裏ジャケットには「メイド・イン・ジャパン」と書かれています。

盤にはロゴが完全には収まってはいませんが、両面共に金色が美しい。

また収納ケースも厚い見開き型の長方形になっていて、メンバーの例のフォトが3面に折り畳まれてジャケット内面に貼り付けられています。

プラスチック枠にCDケースをはめ込む形になっています。

LIMITED EDITION

20-BIT DIGITAL TRANSFERS FROM ORIGINAL MASTER TAPES

24-KARAT 

4-COLOR PICTURE LABELS 

SUPER BIT MAPPING IS THE BEST TECHNIQUE I'VE YET HEARD FOR DIGITALLY TRANSFERRING 20-BIT MASTERS TO 16-BIT CD

BOB LUDWIG RENOWNED MASTERING ENGINEER 

このCDを東京で購入し帰りの機内で一人、早く見たくなり我慢できずに、このパッケージを開封したのですが薄暗がりゆえ蓋のプラスチック蝶番部分を「パキッ!・・・」と破損し破片が床に転がったという悲しい思い出があります・・・。

 

下段は国内盤の生産限定品。

こちらも同レーベル20作品「THE COLLECTORS ITEM SERIES」の一つとして発売。(他にはビリー・ジョエル、マイルス・ディビス、ボブ・ディラン、ピンク・フロイド、ブルース・スプリング・スティーン、ジャニス・ジョプリン、S&G,TOTO,ボストン、ジェフ・ベック、スティーヴィー・レイヴォーン等・・)

「従来の16bitにくらべ、16倍の情報量を持った20bit音源から、CD(16ビット)を作成する際の画期的な信号処理技術で、限りなく20bitに近い素晴らしいサウンドを再現」と上記同様の説明があります。

ただこちらのスーパー・ピクチャー・レーベル仕様は金色ではなくロゴが円盤内に綺麗に収まっています。(金色は裏面のみ)

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KIEYO COME BACK!

2012-05-15 03:39:22 | リハーサル

「楽音舎」で格安購入したので早速ここに紹介しようと思った矢先にこの間のワイドショーなどでも話題になったあの尾崎紀世彦。

「また逢う日まで」の大ヒットで瞬く間にスターの座に君臨。

その日本人離れした圧倒的歌唱力、ワイルドなルックスとトレードマークのもみあげ。

そういえば「また逢う日まで」なんてイントロはそのままブラスロックですね。

それまであんなイントロの歌謡曲ってなかったし。

で、なぜこのSTAブログで尾崎紀世彦か?

彼は多くの洋楽をカヴァーしているのですがブラスロックも歌っているのですよ。

「QUESTIONS67&68(’72NO5収録)」「SPINNING WHEEL(ファースト収録)」

いやはや楽曲のクォリティーを崩すことなくものの見事、余裕たっぷりにこなしています。

その辺のロックヴォーカリストなんか足元にも及ばないくらいロックしています。

そして男の色気、哀愁もほどよくブレンドされているところなんか心憎いばかり。

ちなみに「QUESTIONS67&68」をキーヨがカヴァーしていることを知ったのは「タモリ倶楽部」でした。

 

クラップスでの熱いライブ後、初のスタジオ・リハーサルです。

STAの練習ってライブ後は集まりがイマイチなのですが今回は違いました。

10人が集結!(ここのところ皆、燃えてるね)

しかもSTAとはブラスロック仲間でもあり何度もタイバンを組んでいるビークルズ(旭川)のトロンボーンプレイヤー・ヤマチャン(妹もSTAライブにタイバンでヴォーカル出演してくれました)、そしてオカチャンのバンド仲間でもありクラップスホールライブにも見に来てくれたキーボード・プレイヤー、シンちゃんがゲスト。

早速、スコアを配布してはやる気持ちを抑えつつも演奏開始。

いきなり最近ご無沙汰の「イントロダクション」でスタート。(過激なオープニング)

ラヴァとマサとヤスは膝突き詰めてブレイク部分のツッコミ感覚を何回も話し合う。

ブラス隊はオタマジャクシの大群を目で追いつつも熱演。

ヤスに「フリー」を叩いてもらったんだけどいきなり隠し球第2弾炸裂。

イントロから曲中にいたるまでの「ヘヴィーメタル版フリー」がたまらなくいかすぜ。

メンバー達は演奏しながら苦笑い。

いよいよツインペダルの登場かな?

シンちゃんは大好きな「孤独なんて唯の言葉」が始まるとあのリズムに乗って体がムズムズしているようです。

とにかくドンドンとシカゴを導入していったこの日、後で気付いたんだけど全曲シカゴだったね。

演奏してはシカゴうんちく、また演奏してはシカゴ討論会。

もちろんヤマチャンは若さ溢れる感性でニコニコとSTAとの演奏を満喫しています。

ヤマチャンのご両親は青盤「ハート・オブ・シカゴ」を持っているそうでとても恵まれた環境に盛り上がっちゃいました。

驚いたことにヤマチャンは大学がミツと同じ、高校がオカチャンと同じということまで発覚!

ヤス、マサ、ケンジ、ラヴァのリズムセクションはシンちゃんを取り囲んでガンガンと攻めまくります。

シンちゃんももちろんピアノに座ってSTA超久しぶりの「サタディ・イン・ザ・パーク」を共演。

エンディングの後には全員で歓喜の拍手が湧き起こる、パチパチ!!

ヤスはそれまでこの曲に対するイメージがイマイチだったのですが演奏を終えた途端に「いいねえ、この曲」

私はあんたの性格を見抜いていたよ、そうくるとね。

シンちゃんは1973年の札幌厚生年金会館シカゴ初日を観ています。

そうなのですよ、この日同じ会場にはマサ&ケンジもいたのです。

次から次へと繰り出される初期シカゴの楽曲は全てご存知のシンちゃんはよほどのツワモノと見た。

候補曲はドンドンと出てきます。

10人もいるのですから当たり前です。どっとまとめて公開しちゃいましょう。

とにかくこの日のゲスト2人には縁を感じますな。

彼らを交えてあっという間に2時間が過ぎリハは終了しちゃったんだけど深夜12時半までいろいろと楽しい時を過ごし、駐車場に行っても会話は途切れません。

今年の夏もとびきり熱くなりそうだね。

 

 

 

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見事な復活作

2012-05-13 18:29:53 | free form space

「シカゴ11」発表後、あの伝説のギタリスト、テリー悲劇の事故死。

バンド結成以来最大の試練が訪れたのですが(デビュー前からの育ての親ジェームスWゲルシオとも袂を分かち合いました)それを克服するべく発表されたのがこの「ホットストリート」です(オリジナルアルバムとしては12枚目)。

デビュー以来、ずっとバンドロゴをジャケットに採用、発表順の数字をタイトルにしていたものを廃止。

心機一転メンバー全員、元気いっぱいの姿をジャッケットにプリント。

古くからのファンは寂しくもあり、ちょっと「・・・??ノリが軽すぎない・・」と思われた事でしょうが・・・。

フルーツガム・カンパニーのメンバーとしての来日、スティーブン・スティルス、ボズ・スキャッグス、ミッシェル・ポルナレフへのアルバムまたはツアーへの参加、ミュージカル映画「ヘアー」出演、バンド「オデッセイ」加入の実績を持つドニー・ディカスを迎えてのこの作品。

テリーに捧げられたオープニングナンバー「アライブアゲイン」からラストまでを一気に聞かせてくれて、

ほどよくポップに洗練されたニューブラスロック・シカゴを堪能できます。

各メンバーが提供した楽曲群もバラエティーにとんでいてとても楽しくもあり明るいイメージのアルバムです。

ちょっとマンネり気味だったシカゴ・サウンドに新風を吹き込んだドニー、そしてプロデューサーのフィル・ラモーンの手腕もお見事。

フィル・ラモーンはビリー・ジョエルとのタッグで名盤を数多く制作した名プロデューサー。

ビリーのヒット曲「マイライフ」ではコーラスでピーター&ドニーが参加しています(一聴したらすぐにわかるよ!)

またフィルの繋がりでこの「12」アルバムではビージーズが、お返しにシカゴ・ホーンセクションもビージーズのアルバムにゲスト参加しています。

他にもフィルがプロデュースした故カレン・カーペンターのソロ・アルバムにもピーターが参加、

日本の女性アイドル歌手(!!)のアルバムにもシカゴのメンバーが参加しています。

その後シカゴのメンバーのソロアルバムやクリスマスアルバムでもフィルはいい仕事しています。

で、このアルバム「12」はライノではなくFRIDAY MUSICというメーカーから(アメリカ盤)今年EXPANDED&REMASTEREDされて発売されました。

ドニー歌唱のボーナス・トラック収録。

このメーカーからはシカゴ「Ⅴ」「Ⅵ」のLP、「13」「14」CDも発売。

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金ピカピカ

2012-05-13 17:14:27 | free form space

AOR化シカゴにとっての金字塔「シカゴ17」がアメリカ輸入盤のみの限定生産GOLD・CDとして発売されました。(裏ジャケット右下に刻印されたシリアルナンバーも金文字)

過去にもゴールドCDは「THE CHICAGO TRANSIT AUTHORITY」(デビューアルバム)が輸入&国内盤(限定品)として発売されたことがあります。

あの時のピクチャー盤は国内盤、輸入盤とではデザインが違いました。

輸入盤のレーベル面におけるロゴは円盤内に収まりきれずにハミ出し気味。

長方形のデラックスパッケージは3面見開きという豪華な代物。

国内盤はロゴがレーベル面にほどよく収まっていますが解説者によるメンバー紹介がちょっと意地悪っぽいのが玉に傷。

まあいずれにしても現在では幻の逸品。

とにかく金色に輝く円盤が美しい。

さて「17」なのですが驚いたことにオリジナルのシングルジャケットに対してこちらは見開き紙ジャケット。

ボーナストラックは収録されていませんが最新「ORIGINAL MASTER RECORDING」と正面ジャケット上部にドーンと書き込まれています。

 メーカーもライノではなくMOBILE FIDELITY SOUND LAB。

輸入盤というと大体がジャケット内に盤そのものが裸でスポッと淡白に放り込まれているものがほとんどだと思いますがこのアルバムは不織布に収納、愛情あふれる丁寧な作りとなっています。

もちろん収録されている楽曲もヒット曲満載、珠玉のバラード群に酔いしれられることは保証しますよ。

デヴィッド・フォスター作品を語る上でも真っ先に取り上げられるのがこのアルバムです。

24KT GOLD COLLECTORS EDITION

 

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