THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY JAPAN TOUR 2018(PART,6)

2018-04-30 17:40:02 | CHICAGO

元シカゴのオリジナル・ドラマー、ダニー・セラフィンが満を持して結成したスーパーブラスロックバンド「カリフォルニア・トランジット・オーソリティー」奇跡の初来日公演。

初日の東京ブルーノート17日は、2ステージとも熱狂のうちに幕を閉じました。

北海道から孤立無援状態にて乗り込んだ、STA代表マサのライブ・レポ続編です。

さて、興奮冷めやらずの一夜を過ごしました。

六本木のカプセルホテル前には派出所があるのですが、以前発砲事件も起こったという物騒な場所。でも私はすこぶる快適に過ごしておりますよ!

珍しく、朝早く目覚めて外を散策。

この東京への旅行は100%CTAのため。

で、この18日なんですが全く予定がありません・・・。

せっかく久し振りに東京へ乗り込んできたんだから、何か興味深いコンサートでもないかなあ・・・と思って調べてみたんだけどこれといった食指をそそるようなものは残念ながらなし。

ブラブラとテレビ朝日通りを歩いていたら「さくら坂」「けやき坂」に出てきた!

あいにくの曇り空・・・・・ついでだから、テレビ朝日の中を見学。多分、警備のオジさん達は私を不審者だと睨んでいるんだろうなあ・・・。

この時ちょうど局の女性記者と政治家のセクハラ事件で、記者会見やらで大騒ぎの真っ最中。

でもここではノンビリと、空いているスペースでくつろぐ。

「徹子の部屋」「ミュージック・ステーション」「ドラえもん」やらの撮影スポットがあったよ。このテレビ局に入るのは、1981年以来(37ねんぶり・・・・)。

その時には全てが仕事でしたが・・・。

天気予報は大当たりでして、いつの間にやら外は土砂降り。傘もないから、しばらく大型スクリーンに映し出されているテレビ朝日の番組を鑑賞。

ほとんど貸切状態です。

とんだオフ日・・・。

昼過ぎにはやっと雨も上がって、日が差してきたので再度六本木散歩を開始。

23歳の頃は、ここいらをトラックとかでブイブイ走っていた自分がいたんだなあ・・・。

若かった、あの頃は。

そのまま、向こう側にそびえたって見える東京タワーに向かって歩き始める。スカイツリーではないところが、自分らしいねえ(笑)。サッポロテレビ塔とダブって見えて妙な親近感を覚えます。

けっこうな時間がかかったけれども、無事に到着。そばには今もロシア大使館があるんだけど、東京タワー内には「蝋人形館」って、もうとっくにないんだねえ~。

小学生の時以来の東京タワー。その時に乗ったはとバス。綺麗なバスガイドさんが歌った東京タワーの歌で「333m」なのは今でもハッキリと覚えているよ。憶えやすい数字だしね。

でも、高いところは苦手だから、展望台にはいきません・・・・。

サッポロテレビ塔のほうが、賑わっているし楽しそうだ。

お腹も空いたので、ここでモスバーガーセットを食す。

さすがに混雑していて、ずいぶん待たされたよ。

またテクテクと散歩再会。

「すき家」は数寄屋橋とは無関係?

ここは、札幌の近所にもあるからスルー・・・。せっかちな私はライブ会場で全てのグッズを購入したために初日ですでに荷物が溢れてしまいました。そこで、また六本木の若いおまわりさんに「1番近い郵便局教えて!」と尋ねてみたら、交差点向こうを地図で教えてくれました。
居酒屋でダンボール箱をもらい郵便局員の優しいお姉さんがガムテープ、ハサミを貸してくれたので、私はその場でチョキチョキベリバリ梱包作業。ゆうメールで自分宛てに発送した次第です。中身の殆どは17日のCTAサイン会でゲットした超貴重な荷物ばかりです。

で、明日に備えてコンビニにて食料を買い込んでホテルに戻り夕ご飯。

シャワーを浴びて、購入したばかりのCTA黒Tシャツに着替え早々と就寝。これはお気に入り。

久し振りに12時間ほど寝ちゃったよ。自分でもビックリするくらい。

年をとるとあまり長い時間は眠れない、とよく言われます。

睡眠ってけっこうな体力を使うそうで。

でもこの時はリラックスして爆睡したなあ。自分にはこの場がとてもフィットしているのかも(笑)

旅立ち間際、ホームシックに襲われたくせして。

時々、隣の親父のイビキで起きたりもしたけどね・・・それ以外は問題なしさ。

スッキリと目覚めた19日。前日とはうってかわっての快晴だ!最高のライブ日和さ。

この日でCTAの東京ビルボードは終わりだから根性で参加しますよ。

17日の夜食でも利用した、すぐ隣のビル地下「サイゼリア」で食事。

横断報道を渡ってミッドタウンへ。

どうして18日は、CTAのオフなんだろうか?・・・・。

どうせならば17日、18日を東京、19日をオフと移動日にして20日の大阪で最後をしめる・・・というのがスマートなスケジュールだと思うのですが、19日を東京、20日に大阪へ移動してそのままライブというのはハードなような気もしますが、まあ色々な事情があるのでしょうね。

案外と18日はダニーの希望で、東京見物にとしゃれ込んでいたりして!

とにもかくにも、泣いても笑っても、この日で私はCTAとひとまずお別れだ。

万感の思いで臨みます。

ビルボードが入っているビルは、ミッドタウンの中心から外れの方。

今回はもうここも慣れたので、エスカレーターやエレベーターもスイスイだ。

シカゴ・ファンの懐かしき友人とも再会を果たし、早速情報交換。

この日のCTAはすでに17日のライブ2本を終えているので入りも遅めのようだ。

腹が減っては戦は出来ぬ・・・とばかりにちょっと早めの昼食。

ハンバーガーの1個でも食べようかい!と店先を覗いてみたら、なんとハンバー1個が「990円!」

おいおい・・・さすがにCTAには金の出し惜しみはしないけれども、こればかりはごめんなさいだ。

中を覗いてみたらけっこう混雑していたけどね(笑)でもすぐ隣のコーナーのスーパーが営業していたので、手軽な値段で弁当とペットボトルのお茶を購入。

景色の良いテーブル席にてゆっくりと食事。

この外に見える公園はクリスマス・シーズンともなると、イルミネーションでキラキラと綺麗に飾り付けられるそうですよ。

スケート・リンクなども設置されるのだとか。

で、隣の広場で元スマップの草薙くんが例の事件を起こしたのだそうです・・・・。

2016年シカゴの来日に先駆けて、ロバート・ラムはこのミッドタウンに一ヶ月ほど住んでいたんだってさ。

準備万端整いまして、いざビルボードへ!

まだ誰も並んでいないけれども、なんとCTAジャパン・ツアーのために集結した日本期待のホープともいえる3人衆が、続々と正面玄関に向かってやってきた。ダニーいわく「バンザイ・ブラス」、ドニーいわく「ボンサイ・ブラス」の面々だ。

彼等も17日2公演とも見ていた私を、しっかりと覚えていてくれたみたいで「あ!札幌から来られたんですよね」と笑顔で対応してくれました。

忙しい中でもサックスのタカくんとトロンボーンのCCくんは、サインと写真撮影に快く応じてくれたよ。爽やかな好青年ばかりだ。

金髪のタツくんは、ちょっと急いでいたようなので軽い挨拶程度でした。

CCくんは札幌出身で音大卒。クラシック方面に進出しないで、本田雅人やドリカムなどのバンドにて活躍している実力派。お父さんは有名なコンダクターだそうです。

これらの情報のほとんどは来月のSTAライブでサックス担当をしてくれる、小樽が誇る矢沢永吉カバーバンド「Y-PROJECT」のミキティちゃんが教えてくれたのさ!サンキュー、ミキティ!

タカくんはその巨体に似合わずとても謙虚な青年でして、サインも控えめにジャケットの裏サイドにしてくれました。CCくんはCTAメンバーのサインに混じってサラサラ。

また写真撮影の際にもタカくんは「俺って顔がでかいからなあ・・」と恥ずかしそうにパチリ。CCくんはこれこのとおりです(笑)。

「今日も2回ライブをバッチリと観るからね!頑張って!」とエールを送ってガッシリと握手。

CTAの演奏はプロの彼らでもそうとうにキツイそうです。CCくんも「やっと少しは慣れてきました・・・・」と分厚いトロンボーン用のスコアを抱いていましたよ。

それからしばらくすると、時々スタッフが出入りするたびに漏れ聞こえる迫力のCTAサウンド。

よしよし、本日もノリノリで絶好調じゃん!

玄関前に流れているBGMは17日同様にジェフ・ベックの「ワイアード」。いいねえ、これって最高!

第1部のライブは17日同様に

17:30開場

19:00開演

そろそろ観客が集まってきました。

気心のしれた旧知の仲でもあるシカゴ・ファン同士は、CTAの看板を前に記念撮影。ドンドンと賑やかになってきましたよ。

他の観客の人達もジッと聞き耳をたてていると、やはり黄金のシカゴ世代の方々らしく、青春時代の懐かしきあの曲、この曲の思い出や、あのメンバーがどうしたとか、今はどうしたとか興味深い話題ばかりが漏れ聞こえてきます。

シカゴ伝説の初来日、2度目の武道館を観たとかいう猛者もいるし。

いいなあ・・・羨ましい。

東京ビルボードのスタッフお兄さんやお姉さんは、3回目にも現れた私のことを完全に覚えているらしく挨拶されました。

前もって私が電話予約しておいた整理番号。時間です。それを呼ばれたので順序良く礼儀正しく並びます。

自由席なのでまたスタッフのお兄さんに、階段を降りながら目をつけておいた希望の最前列を押さえてもらいました!

3回目の席はキーボードのエドワード・ロスの一番真ん前!

毎回違うメンバーにかぶりつきという贅沢さ。

テーブル上に置かれたアンケート用紙にはもちろん今回の感動と、今後の期待を込めたメッセージをビッシリと書き込み。

ビル群とCTA楽器群のステージをバックに、シカゴ・ファン達が写真撮影!

何度経験してもライブ前のこの雰囲気は、アドレナリンが沸きあがりますね。

あれれ・・・?今回はセット・リスト表が床に貼り付けられていないよ!?

ネタばれ防止策か!?いやいや、実は今回の来日公演の全てに並々ならぬ意欲で望んだダニーは、セットリストの決定にライブ直前までそうとうに悩みぬいたのだそうですよ。

もうひとつ、トラヴィスのベースアンプ「アンペグ」が、ドラムセットを挟んだマークサイドからビルとブラス隊の方に移動していました。

~~~まだまだ続くよ~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY JAPAN TOUR 2018(PART,5)

2018-04-29 17:59:14 | CHICAGO

4月17日、遂に実現した元シカゴのオリジナル・ドラマー、ダニーセラフィン率いる本格派ブラスロックバンド「カリフォルニア・トランジット・オーソリティ」の来日公演。

初日の東京ビルボードにおける2ステージは、大盛況のうちに幕となりました。

興奮冷めやらぬ場内に流れてきた女性スタッフによるアナウンス。

「お知らせがあります。グッズ購入のお客様限定でサイン会を開催します」

これは嬉しいね!

私は全てのグッズを購入したので、どれにサインをしてもらおうか・・・と一人で頭を抱えてしまいました。

とりあえず、スタッフの皆さんの残務整理やお掃除の邪魔になるから一旦ロビーに出ます。

すでにサイン希望の人達で長蛇の列。

私はこの日の2公演分を前もって会計済みなので、ゆっくりとシカゴ・ファン達とウンチクも交えて談笑。

ビルボードの名刺、フライヤー、今後のコンサート予定が掲載されている冊子をちゃっかりとスタッフからもらっちゃいました。

なんと来月やってくるニック・ロウのフライヤー裏側には夏バンド「カラパナ(元シカゴのトリス・インボーデンも叩いた事がありますよ)」と一緒にCTAも掲載されていました!

上階のテーブル席に一息入れたCTAメンバー達が、ファン一人一人に懇切丁寧にサインをしてくれています。

ビルはやはり体調を考慮してか姿は見えず・・・残念(ロバート・ラムに次いでこの人とのコンタクトはそうとうに難しい・・・)。

私は白キャップやTシャツ(白と黒)など身に着けて外に出る品には、サインをもらうのはやめよう、と決断(洗濯したらいくら油性マジックとはいえども、サインが薄くなったり消えちゃうおそれがあるので・・・)。

CD,LPなど飾ったり、しまったりする門外不出品に限定しました。

私はライブ後のステージでダニーにCTAセカンドアルバム「サクレッド・グラウンド」ステッカーにサインを貰っていたんだけど、それはそれ。

ここでは私がたくさんサインをもらった中から、リーダーのダニー・セラフィンに絞って紹介させていただきます(本当は10点以上あるんだけど、分けてアップします)。

やっとこさ私の順番がきたので、まずは「ハイ!ダニー!」とご挨拶したら、早速黒のCTAキャップを見て「今夜は素晴らしい夜だったね。楽しんでくれたかい。ありがとう!」とスマイル。

ダニーの自伝本「ストリート・プレイヤー(日本未発売)」を差し出したら「おお!!」と嬉しそうに「名前はなんていうのかな?」「マサです!M・A・S・Aのマサ!!」

というわけで、名前入り!感動だあ!!

そして今度はダニーの教則DVD2枚組(これも日本未発売)。

これにも喜んでくれたみたいで、そばに立っていた女性スタッフに「これは私の教則DVDなんだよ!」と説明しながらサインをサラサラ!

駄目押しとばかりにグッズ売り場で陳列されていたダニー&CTA大型ブロマイド全5枚を購入していたので(これには本人も驚いていた)、これ全部にもサインをしてもらいました。1枚1200円なり!

飛び切りお気に入りの白黒写真には「TO MASA」とまた入れてもらったし(ドラマー・ダニーのカラー&白黒。ロックの殿堂入りでの誇らしげなるダニー。ドラムタムをビルデイングに見立ててポーズするダニー。CTAのメンバー達に囲まれたダニー)。

他にもまだまだ色々あるのですが、横に待機していた通訳のスタッフさんに私の気持ちを伝えてもらいました。

「私はCTAの来日をずっと待ち望んでいました。

来日が決定して飛び上がるほどにシアワセです。もちろん東京公演の4回は全部観ますよ。今朝札幌から一人で来たのですが憧れのダニーのドラミングが間近で見られて最高です。

私もサッポロ・トランジット・オーソリティというシカゴのカバーバンドで、14年間リーダー&ベーシストとして活動しています。

今回は本当にありがとうございました!これからもずっと応援していきます!」

何度も握手して、優しい表情のダニーの腕にも触れさせてもらいました。

この腕から数々の名演が叩き出されたんだ・・・と密かに想像しちゃったさ。

とりあえず、19日も来ますよ!と伝えてその場を離れました。

ふと振り返ると、女性スタッフに支えられながらヨタヨタと歩いて楽屋へ引き上げるダニーの後姿にちょっぴりビックリ・・・・。

あれだけのステージを一切の手抜きなしで全力でこなすんだからスタミナ消耗率は半端ではないのでしょうね。でもサイン会んにおいてファン達の前では微塵もそんな素振りは見せないんだから筋金入りのプロ根性。私は最後にサインをもらった者だったからもう誰もいなくて見ちゃあいけないものを見ちゃったわけです。

ビルボードを出て、エレベーターに乗り階下へ。

東京在住の皆は、電車の最終に間に合うかの瀬戸際らしくて、とうに急いで帰っちゃった後。

ビルから正面出口がよくわからなくてちょっと迷い、警備のおじさんに聞いちゃいました。

方向がまったくわからない・・・。

外の空気はひんやりしていて気持ちいい。心地よい疲労感。

ネオンギラギラ。絶え間なく行き交う車、車・・・人、人。

ビルボード会場で知人らに、私は今夜の宿泊先をまだ決めていないことを告げるとビックリされちゃいました。そのようなことに関してはイージーです。成り行き任せ。B型男の一人旅を満喫しましょう。

とりあえず六本木交差点にある派出所で、優しそうなおまわりさんに尋ねました。

「このへんにカプセル・ホテルなんかはありますか?(事前にリサーチ済み)」

手馴れたように若いおまわりさんが教えてくれた。「横断歩道を渡ったら向こう側にパチンコ店があるからその上にありますよ」「ありがとう!」

本当にビルボードに近いところにあった!

ここはスタッフのお兄さんやお姉さんとも打ち解けちゃったので気にいった。

3泊4日の連泊が決定!こいつは便利で快適だ。リーズナブルだしね。

すぐ隣のビル地下1階に「サイゼリア」があったので(朝5時までの営業)」深夜食。

ここも安くて助かるよ。

っていうか、サイゼリアは札幌でも近所にあるから常連なんだよ。

ヘンな気持ち。

お腹も満たされたから即シャワーを浴びて、CTAのグッズを一つ一つ大切に手にとってライブの余韻に浸りながらの就寝です。

「おやすみなさい・・・」

~~~まだまだ続く・・・・~~~

 

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CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY JAPAN TOUR 2018(PART,4)

2018-04-28 21:00:00 | CHICAGO

 

シカゴのオリジナル・ドラマー、ダニー・セラフィン率いる本格派ブラスロックバンドCTA。

4月17日ファースト・ステージのライブ・レポに続いて、今度は第2部です。

20:45開場、21:30開演

再びスタッフの方の案内で会場内へ。

「どの席を希望されますか?」「もちろん少しでもステージに近いところでね。さっきもライブを見たし明後日も来るよ。東京ビルボード全4回観るからね」「おお!了解しました(笑)。お任せください!」

で、選んだ席はマーク・ボニーラの目の前。最前列!さっきはもう一人のギタリスト、ドニーの目前だったからこれでCTAギタリストを2人とも目の前で堪能することに成功!エフェクターの一つ一つを手に取るように確認できます。

メニュー・オーダーに関しては第1部でライブに集中していたために、全く飲食できなかったという反省も踏まえて、今回はおとなしくジンジャーエールの甘口を。

窓の外はさすがに真っ暗です。

都会のビル群が、明かりで照らされている。

クリスマス・シーズンは、イルミネーションで綺麗に飾り付けられるのだそうです。

ここミッドタウンのビルボードが入っているビルの下では、スケートリンクも設置されるのだとか。

で、逆側の公園で、元スマップの草薙くんが例の事件を起こしたそうですよ。

2016年シカゴ来日の際には、ロバート・ラムが一ヶ月早く日本入りして、このミッドタウンに暮していたんです。

続々と集結した日本中のシカゴ・ファン達。ほとんどが見るからにその方面の客層。

顔見知りも多くて、それぞれに近況報告をしあいます。

シカゴ結成50周年を記念して発売された未発表ライブ5枚組ボックスセット「CHICAGO LIVE VI DECADES LIVE~THIS IS WHAT WE DO~」。輸入盤はすでに手元に届きましたが、日本盤は25日の発売。

私は勝手にCTA来日記念盤と決め付けております。

懐かしい仲間達とで、CTAステージをバックに記念撮影。

セット・リストの用紙がメンバーの立ち位置ごとに床へ貼り付けられているのですが、女性スタッフが新しい用紙に張り替えています。

「ええ!?どうして?誰かが盗んでいったの?」

で、よくよく見てみたら、なんとまあ第1部と若干曲が違ったり、順番が入れ替えられているではないかあ!

ダニーの今回のCTA来日公演にかける意気込みはそうとうなものらしく、自分がやりたい曲、ファン達に聞いてもらいたい曲がいっぱい。でも現実問題として時間の制約があり全曲を披露するのは至難の技。メドレーやエディットするにしてもやはり難しい。で、ライブごとに組み替えてみたりしているそうです。ダニーは妥協することなく悩みに悩んだ末、曲目が二転三転しちゃったそうです。それで開演ギリギリになってから、スタッフがセットリストを印刷して貼り付けにきたわけです。ご苦労様。

あれれれ・・・・またドニーがタブレットの調整に現れた。

本当に無頓着な人だ。あなたは今回の来日での、大きなサプライズゲストなんだよ!と教えてやりたいぐらいだ。

本人は全くそんなこと気にも留めていない様子で、気さくに会話も弾んじゃったりします。

ライブはもちろん駄目だけど、開演前のステージ撮影は自由です。私もカシャカシャ撮影していたら、横切っていく人がいた・・・

まったくもう・・・と思っていたらビル・チャンプリンでした。

エエ!!?偶然ちょっと写りこんでしまったよ。

そうこうしているうちにBGM(ここでのコンサートも近い、シャカタクのナイト・バーズなどなど)もおさまり、開演の時間がやってきた!何度体験しても、この瞬間はゾクゾクするね。いきなり暗転して、メンバー達が階段を降りて姿を現した!

スタッフに先導されたダニーを筆頭に、総勢9名のメンバー達。相変わらずダニーは満面笑顔。めちゃくちゃに嬉しそう。

ダニーと数人のメンバー達は、着替えています。

ステージに上がる際には、客席の間を歩くわけですから当然のごとく握手攻めでグシャグシャ。もちろん私も各メンバーの名前を呼んで、ガッチリと力強く握手。

「あ!さっきも君は見てくれてたね!」と彼等も不敵な笑みを返してくれます。

「ダニー!ダニー!」と野太い声が飛び交う。

1989年のシカゴ来日以来だもんね。

最後に登壇の万歳ブラス3人にも「頑張って!」と激励!

メンバー達がポジションについて準備完了の頃合いを見計らったかのように、第1部同様にバックスクリーンへ上映されるダニーとCTAヒストリー、そして場内アナウンス。

ここからは私が個人的に思いついたことや、第1部のライブ・レポートで書かなかったこと、1部では演奏しなかった曲などのことを書いてみたいとおもいます。

 

<2nd stage> 1:40

1. Introduction Overture

2. Saturday in the Park

3. Questions 67 & 68

4. Turn Your Love Around

5. You're the Inspiration

6. Turn Back The Pages ※Donny Ducas sings / from『STILLS』

7. Ain't It Time ※Donny Ducas sings / from『HOT STREET』

8. Dialogue

9. I Don't Wanna Live Without Your Love

10. Look Away

11. Ed Roth Piano Solo ~ Just You 'N' Me

12. Take Me Back To Chicago

13. Hard Habit to Break

14. Make Me Smile

15. I'm A Man

-Encore-

16. 25 or 6 to 4

CTAのセカンドアルバムタイトル「セクレッド・グラウンド」は、セット・リスト表に書きこまれていますが、今回の来日公演ではどこでも演奏されずじまい。とても素晴らしいクールな曲なだけに残念・・・というかCTAのオリジナルはかなりあるのに、一つも披露されずじまい・・・。

初のCTA来日公演ということで名刺代わりにお披露目の意味合いを狙ったのかな?ダニーの本心としては倍の時間は欲しかったはず。時計とニラメッコしながらの進行だったもんね。

まずはオープニングお約束「イントロダクション」のエディット・バージョン。

これはなにがあろうとも揺るがない。

今回の日本公演6回共不動のポジションです。

これをド頭でぶちかまされたらもうイチコロですからね。定番中の定番。

そして、ビックリしたのは2曲目メドレーでの「サタディ・イン・ザ・パーク」

第1部ではアンコールだったのに。

ベースのトラヴィスがリード・ヴォーカルね。

間髪入れずにダニー稲妻フィルインでの「クエスチョンズ67&68」

鳥肌の連続だ!マークのギター奏法やコードが一種独特で個性的。それでいてしっかりとロックしているし。

只者じゃあないね、やっぱりマークは。チラチラと弾き出すピッキング・テクニックが、すこぶる光っています。

でもダニーのドラムが、どんな場面でも結局は主役なんだよね。

大歓声の中、ダニーがMC。

その最中におどけてマークがギター・ミュートでけったいでこっけいな音を発する!しっかりと私は目撃していましたよ(笑)。

「サンキュー!ビル・チャンプリン!」

ビルをクローズ・アップする「ターン・ユア・ラブ」

この曲はジョージ・ベンソンのアレンジとは違って、さすがはオリジナルだけあってスイング感やジャジーテイストがすこぶるご機嫌。

シカゴのパワーバラード「ユア・ザ・インスピレーション(ギターが滑らかにちょっとよれた・・・じっくりと聞く曲なので目立つ)」に次いで、ドニーが登場!

「ドニー!ドニー!」大声援に迎え入れられる。しばし、ドニーとダニーとのコミカルでリラックスしたやりとりを皆で堪能。

意外にも細身で小柄なドニー。彼のコーナーでは暴れん坊の本領発揮。縦横無尽に仰け反ってのやんちゃなギター・プレイで観客を煽りまくる。「ターン・バック・ザ・ペイジス」

会話の生声も、歌声もまぎれもなくドニー節炸裂だあ!ときおりダニーのリズムがずれてドニーが振り返るも、ダニーは真剣そのものでお構いなし。

「エイント・イット・タイム」

ロックに限らずジャズでもフュージョンでも軽々と器用に弾きこなすドニーの、スピーディなるギター・ワークを観ていてふと思い出したのはシカゴ時代。ドニーは「ドニー・ホットリックス・デイカス」と呼ばれていましたね。

シカゴでもこのようなステージングを展開していたんだなあ・・・と感無量のひととき。ドニーとマークのツインギターを間近で見れるなんて贅沢中の極み。時折2人は確認の仕草や、アイコンタクトで進行していたけれど。

ちなみにドニーはジミ・ヘンドリクスのライブを2回も観たんだそうですよ。

お洒落なドニーは、日によっては帽子を被って演奏していました。

CTAのUSツアーにも参加していたドニーではありましたが、まさかここ日本で彼のライブを目前で体現できるなんて今だに夢を見ているようです。

そのドニーは今回の「バンザイ・ブラス」のことを、帰国後のフェイスブックで「ボンサイ・ブラス」と紹介していました(爆笑)

上手いこと、勘違いしてくれるなあ。座布団1枚だあ!

ダニー「ドニー・ディカス!ドニー・ディカス!!コンバンハ~!ネクスト・ナンバー・・・シカゴ・ファイブ・シングル・・・エンジョイ?・・・・」

マークによる乾いたギターコードの響きで「ダイアログ・パート1&2」

賑やかに手拍子の嵐だ。トニーとビルによる、ややフェイク気味のボーカル・リレーがとても聞き応えありますよ。

ドンドンと熱を帯びてくるバック陣も、泣けるほどにうねっている。

ドニーの次はビルのコーナー。ジョークをかましながら、ポロンポロンと弾き出すギターの音色だけでも心地よい。

なにやら打ち合わせしながら、ダニーがステイック打ちをはじめた。

それが延々と「カチカチ・・・」と叩き続けるんだけど、一向にビルの演奏がはじまらないので、痺れを切らしたダニーは叩くのを止めちゃった。笑いもおこるんだけど、皆とてもアットホームな雰囲気。このような状況も共有しながら楽しんじゃおう!ってなあ具合さ。

やっとビルによるエレピがはじまった。

おお!!第1部では演奏しなかったシカゴの「アイ・ドント・ワナ・リブ・ウィズアウト・ユア・ラブ」ではないですかあ!

超感動です。

ビルのように歌えたらなあ・・・憧れちゃいます。

今までにも数えきれないほどに聞いてきたこの曲だけど、この時が一番心に沁みましたよ。

「ビル・チャンプリン!ネクスト・ソング・・・」と言って、今度はギターに持ち替えた余裕の表情のビル。

「ルックアウェイ」だ。

前半でのピアノとのコラボから、ダニー渾身のドラミングが追随してドラマが演出されます。

ビルの独壇場。ビルのなだらかなるコード・ストロークに対するマークのギター・ソロは縦横無尽。スポットライトが映えるなあ。臨場感を発揮するために、ミラーボールも回転し始めた。

「ビル・チャンプリン!ナンバー1ソング!・・・キーボード、エドワード・ロス!」「サンキュー」

あれ・・・エドはどこ行っちゃうの・・・?

舞台の袖の後方へ、スピーカーを乗り越えて行っちゃった。

なんと第1部では使用しなかったグランド・ピアノのイスに着席したのでした。

荘厳なるピアノソロで「フリー・フォーム・イントロ」。いっときのオアシスだ。

クラシカルな響き。ちょっとダニーが、シンバルのリズム刻みで合流。

遊び感覚で次に何が飛び出すのかわからない、ビックリ箱みたいなライブ。

「エド・ロス!!」

この流れならば、絶対にお次は第1部同様に「一体、現実を把握してる者はいるだろうか?」だよね。

ところが、ダニーのスティックカウントからはじまったのは「君と二人で」だあ!

憎い選曲だね。

しかもボーカルはトラヴィス!

爽やかに歌い紡がれるシカゴの名曲。

中間部分のダニーによるスネア・ロールからはじまったのは、タカ入魂のソプラノ・サックス。

ウォルターのテイストも目一杯に出ているよ。若いのにお主なかなかにやるねえ!!

ダニー「タカサン!」

ここで再びビルとダニーによる、丁々発止の会話が繰り広げられます。

途中で降参したのか時間を気にしたのか、ダニーが話を戻す。

「ネクスト・ソング・・・シカゴ・・・」

ダニーはこう言っています「元ルーファスのデヴィッド・ホウク・ウォリンスキーとの共作で、シカゴのテイク・ミー・バック・トウ・シカゴ(邦題:シカゴへ帰りたい)をやります!」と。

デヴィッドはシカゴの弟分的存在だった伝説のトリオバンド「マデュラ」の中心人物として、多方面で活躍したミュージシャンです。

この曲はCTAのセカンド・アルバムにも収録されていて、もちろん日本で演奏されるのは初なんですよ。この瞬間は貴重(第1部ではマークのギター・ボリューム奏法からカラー・マイ・ワールドだった)。

イントロはオリジナルとは違い、力強いダニーのドラミングから。

そこからトニーの情感溢れるボーカルへとドンドン場面転換するという設定。

またもやマークのギターソロが連射されて刺激的。

ダニーによるメンバー紹介。

「サンキュー・・・キーボード」と言った途端に「ジャーン!」とビルがおどけて鍵盤を鳴らす。どうもダニーはいじられ役?

マークは自分の名前を呼ばれても、一瞬気づかないフリしておどけてみせるしね。

日本のブラス隊には「バンザイ・ブラス!CC!タツ!タカ!バンザイ!バンザイ!」と言って3人にバンザイをダニーが強要。その様がホールド・アップさせているみたいで、ちょい危なかっしかったりしてね(笑)

最後は控えめに自分の名前「ダニー・セラフィン」を、ちょいハニカミ気味に自己紹介。でも、もちろん歓声は一番大きいよ!

ビルによる、ややアバンギャルドなピアノ・ソロから「忘れ得ぬ君へ」

トニーのクリアな高音ボーカルと、渋いビルとのボーカルは国宝モノ。

デヴィッド・フォスター印の派手派手オーケストレーション・サウンドも、ものの見事にさらっと再現しちゃうんだから、このバンドの底力といったらもう計り知れないものがあります。

後半ギター・ソロでのミストーンはうまくアーミングでごまかしていたマークだけど、これはもろにわかっちゃったよ~!

第1部では2曲目に演奏した「メイク・ミー・スマイル」がここでやっと登場。マークはブラスのリフをよくトリッキーなギターでユニぞっていますね。

これはテリーの時代から今に至るまで、シカゴではやってない手法なのでとても興味深い。

ボーカルのトニーはアイフォンを手に、ダニーや観客席をズッと撮影して盛り上げています。

あれをやられちゃあ、ジッとなんかしていられませんよね。

「ナウ・モア・ザン・エヴァー」の最終楽章ではダニーにしか叩けない、スネア中心の素早いドラムソロが爆発。皆の視線がそこへ一挙に集中。

ライブもピークに差し掛かってきたか。

男も女も皆が皆ダニーの名前を呼び続ける。口笛をピューピューと吹き鳴らす。

トニー・グラントも、リスペクトを込めて「ダニー・セラフィン!」

満足そうにドラムセットに座りなおしたダニーが十八番ともいえる「アイム・ア・マン(この曲は第1部では演奏していません)」のドラム・ソロを叩きはじめた。

しかもあのスタジオ・バージョンのなかでも一番過激な部分からね。マークの空ピッキングもテリー・キャス直伝だ。

カチャカチャチャカチャカ・・・と。

トラヴィスの地鳴りのような5弦ベースからのリフも強力。

そこから本編にやっと辿りつき、ハモンドがグッと引き寄せてくる。

ボーカルの入りにちょっと迷いが生じたのか、ドニーとトニーとで目配せ。

ピアノ・ソロから素早いベース・ランニングがはじまって、衝撃のジャズ展開。

トラヴィスの職人芸が垣間見えたよ。

そしてダニーのドラム・ソロに突入。

待ってました!チラッと聞いただけでも、すぐにダニーとわかるんだから凄いね。

締めくくりは、ツインペダルによる乱れ打ち。

ボーカルに戻ってエンディングもダニーのドラムソロ。つまりはこの曲、イントロ、中間部、エンディングと3箇所にドラムソロが差し込まれているといういやはやなんともへヴィーな曲です。

ダニーも汗まみれで、何度も帽子を脱いでタオルにて流れる汗を吹いていました。

そして横に置いてある進行表も読みながらMCもこなすんだから、リーダーはやることがたくさんあって大変です。

「ドウモアリガトウ!サンキュー!ワンモア・オーケー?」

鳴り止まない拍手。

マーク渾身のギターが唸りをあげる「長い夜」

第1部では「サタディ・イン・ザ・パーク」だったけど、やっぱりこの曲のほうがアンコールにはしっくりと馴染みます。

ドニーとマークとのギター・バトルなんだけど、マークがいきなり最前列にいた女性の腕をワイルドにムンズと捕まえて自分のギターを強引に掻き鳴らさせた。

思いつくままにやりたい放題で、ただひたすらにロックだなあ・・・女性も多分ビックリしたことでしょうね。

ステージに、ひきずりこまれると思ったんじゃないかなあ・・・・。

有名なリフに戻ってもコードのたびにブレイクするのはCTA仕様。

斬新なアレンジだ。これって勢いを半減させてしまう危険性も孕んでいるけど、実際に聞いてみると新鮮でまるで違和感なし。

マークのコード進行も含めてね。

ダニー「サンキュウ、どうもありがとう!日本は第2の故郷です!」

ダニーの汗にまみれたガッシリした腕を私は何度もなでさせてもらいました。これで、ご利益があるでしょう!

トニーは元AS YETのシンガー。そうです!シカゴの「素直になれなくて」のカバーヒットを出したグループ。

だからトニーにこの曲を歌ってほしかったなあ・・・・(でもトニーはあの曲の時には、まだ在籍していなかったんだけど・・・・)

これにて初日の2部制ライブは終了。結局は第2部のほうが10分ほど長めでした。

と、そうではなかったよ・・・・!

スタッフ女性のアナウンスが流れてきた。

「皆様にご案内があります」

どうやらグッズ購入者限定で、サイン会が催されるとのこと。

やったああ!上の階で行われるんだってさ。

荷物を片付けたら早速、参加しようっと!

グッズ売り場にはキーボードのエドが発売したソロアルバムが2枚ビルの物と一緒に並べられていました。

どうせならばマークのも陳列すればよかったのに。あれはギタリスト必聴盤です。ドニー参加のシカゴ「ホット・ストリート」「13」とかもね。

おっと、シカゴの最新未発表ライブ5枚組ボックス・セットも。

ビルは旧譜が2枚売られていました。最近新譜を完成したのですが(ジャケもすでに発表されています)商品バーコードの印刷ミスで生産やりなおし・・・でCTA来日には入荷が間に合わなかったそうです・・・残念。

~~~まだまだ続く~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY JAPAN TOUR 2018(PART,3)

2018-04-27 23:01:09 | CHICAGO

part,2からの続きです。

カリフォリニア・トランジット・オーソリティの東京ビルボード。

17日のファースト・ステージ終了。

興奮冷めやらない中、一旦会場を出なければなりません。

第2部が、控えていますからね。

カウンターで会計を済ませてから、真横のグッズ売り場へ。

すでに入手済みのCD&DVD(ビルの独身貴族、ランナウェイ、CTAファースト&セカンドのCD、ダニーの教則DVD)以外「全てください!」と言ったら、後ろにいた客さんがビックリして目を白黒していました(笑)。

普段はこんな風に大人買いはしませんが、CTAともなると別。金銭感覚が豹変するのです。

数年に一度くらいだから、バチは当たらないでしょう。これでまた宝物が増えた。

あ!荷物になるから、CTAのロゴ入りドラム・ヘッド(これはCTAサイトの通販でも扱っていた)、セカンド・アルバムのアナログ盤(2枚組で5000円。D面は収録曲なし。つまり3面に収録されています)は19日に購入することにしました。

売り切れにならないことを祈って(私は無事19日にゲットできましたが、大阪ビルボードではすでに売り切れだったそうです)。

CTAサイトで通販していたバンダナは、ここでは売っていなかったのがくやまれます・・・。

グッズはとにかく、良心的な値段だったのが嬉しいかぎり。

ここではあえて、サインをしてもらわなかった品のみを紹介します。

まずはTシャツ2枚。黒と白の2種類。これがいまどき1枚2000円だっていうんだから安いでしょう。

通常ならば平気で3500円はとるところ。

しかもこのTシャツは、生地の質もいい!

胸のデザインはメンバー達の横顔がズラリ。これはファースト・アルバムからのもの。今回の来日メンバーとは一部顔ぶれが違いますが・・・・。

私はMサイズを購入して、早速19日に黒を着ていました!ピッタリとフィットしていて気持ちいい。

これは洗濯をするから、意識的にサインをもらいませんでした(サインが消えちゃったり、薄くなったりしたらショックだから・・・・・)。

どうせもらうならば、サインは門外不出品に限定!と自分に言い聞かせました。

そしてダニーのスティック。これもCTAサイトで販売していたので、ずっと欲しかったのです。

別に私はドラマーではありませんが、ミーハー意識から迷わず即座に購入。

これも1200円という、通常価格なんだから良心的。

ジルジャンのアメリカ製。

材質は厳選されたヒッコリー。

CTAのロゴとダニーのサイン(印刷)入り。

これも細いし叩く物だからサインは回避しました。

観賞用。

グリップ部分が細くなっていて握りやすいのです。

ナイスなアイディア。

大阪では売切れていた白いCTAキャップ。

これも被り物ゆえに、サインは回避。

で、STAのトロンボーン奏者ミツが、数年前にダニーから直接2点購入した黒いキャップのうち(CTAデビュー直後だったはず)、一つは私にプレゼントしてくれました。

それを今回のライブではずっと被っていたので、ダニーが目印代わりに見かけるたび、目で合図をしてくれました。

それは最初のライブ登場時からライブ中も、引き上げる時も、サイン会場でもです。

どっさりと購入したグッズの山は一番大きなビルボードロゴの黒いビニール袋に入れてもらいました。

ドアの外を覗いてみると、第2部の観客がすでにズラッと並んでいます。

よくよく見てみると見慣れた顔、懐かしい顔、初対面の顔、顔・・・。

各自熱烈なるシカゴファンの方々ばかり。2016年のシカゴ公演以来の方々。シカゴ・ファンクラブ会報誌でお世話になったスタッフの方々。そしてシカゴ・ファミリーとの交流もあるデザイナーのマサくんとも初めて会うことができました。お互いマサ同士でシカゴ馬鹿と呼び合うベーシスト仲間でもあります。記念撮影もバッチリと行いましたよ。彼の膨大なるシカゴ・ロゴ・アートワーク・シリーズはシカゴからも好評を得ていまして、STAブログでも定期的に紹介させていただいております。もう北海道ロック界隈では有名ですね。

ワイワイガヤガヤと賑やかに会話も弾む。でもネタばれ防止とばかりに曲目には触れませんよ。

お楽しみはとっておきましょう。

お互いに名刺交換、写真撮影、握手をしたり、情報交換をしたり。

そうこうしているうちに第2部の開場。

20:45だ。

はやいねえ。

まだ第1部のライブ・サウンドが体中で渦巻いているよ。

整理番号順にまた並びますが、第2部のほうが動員が明らかに多い。

行儀良く整列していると、先頭から見慣れた顔がズラリだ!!

第2部の開演は21:30です!

パート4へと続く・・・・。

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札幌にサクラ開花宣言!

2018-04-27 14:57:12 | リハーサル

いきなり午前中に札幌梅の開花、昼過ぎにサクラの開花宣言だとさ。

ようやく訪れた春爛漫。

やっとこさ雪地獄からの開放。

早速、スタッドレスタイヤ、冬用のワイパーを交換しなきゃあね。

でもさすがに夜は身を切るような寒さです、いまだに・・・・。

 

ところでマサは先週、東京ビルボードで開催されたカリフォルニア・トランジット・オーソリティを見にいきました。

全4公演を見た人はマサのみらしい。

その興奮が抑えきれずSTAラインにライブ詳細を六本木から流したのですが、リアクションがなかったのは淋しい限り。

でもさすがダニー・セラフィンを崇拝し、多大なる影響を受けたドラマーのヤスは興味津津にライブでのことを嬉しそうに聞いてくれました。結局、マサとヤスとのCTA討論会となりにけり。

今月8日に出演したススキノ810でのSTAライブを終えて、しばしのインターバル。

23日からメンバーを一新してのスタジオ入りです。

スケジュールの都合でコニタン、エビちゃんは残念ながら今回は欠席。

でも急遽、クニが参加決定し、ライブには欠席だけどジュンも駆けつけてくれました。目指すは来月GW明けに初参加するライブ・イベント「小樽運河プラザ・ホール」。9人編成の予定。

3回のスタジオ・リハ初回です。

総勢8人が集結。だいたいSTAはライブ後のスタジオ入りにはほとんどメンバーが集まらないんだけど、今回は優秀です。

マサ、ヤス、ジュン、クニ、MD・・・そして一挙に3人がSTA初参戦。

それぞれにSTAのライブではタイバン経験あり。

まずは小樽の矢沢永吉ことマッチャン率いるY-PROJECTから、紅一点ミキティちゃん。

アルトサックス担当で、男勝りなブローを轟かせてます(マサとは住まいが近所だということが発覚!)。

キーボード担当はマコくん。

数年前のSTA企画モダンタイム「リブレーション」にてショウジ・アツシくんバンドで参加しています。彼はプロの作曲家!

その彼のテクニックに惚れこんでこのたび紹介してくれたのがイヨくん。彼はボーカル&コーラス&パーカッションを担当。

つい数ヶ月前に小樽ゴールド・ストーンでのヒコ企画フレンズ・ライブで、山下達郎カバーバンドのプライム・ルースにてコーラス出演。

STAのライブ後に興奮気味のイヨくんが、楽屋にてマサと意気投合。

即座に今回合流する運びとなったわけです(イヨくんはあの武田真二も在籍していたボーカルのリーダー・ササイくんが率いていたアルファルファのメンバーでもあったのです)。

ちなみにマサとイヨ君とはファイターズ・ファンとしても盛り上がっていますよ。

長髪同士のイヨくんにマサは妙な親近感を覚えています。てっきりへヴィーメタル系の人なのかと思いきや、山下達郎フリークの証なんだそうですよ。

イヨくん&マコくんは音楽の仕事で長年の知り合いだとのこと。でも一緒に演奏をするのはこのSTAが初らしいですよ。念願が叶ったわけだ。

今回の準備には時間をじっくりとかけてみました。まずは初参加組負担軽減のために、好みの曲やバンドをリクエストしてもらました。次いで音源とスコアをお届け(マコくんにはイヨくんが伝達係を担当してもらました)。そしてセット・リストの決定。各パートの打ち合わせ。

イヨくんにはパーカッションを本格的に担当してもらうために、マサとケン、クニが持ちうる限りのパーカッションやスタンド、ステック類をかき集めました。

ある程度の形が見えてきたころに、スタジオ集合です。

セット・リストはここ最近のSTAにしては少なめ。でも内容の方はあいも変わらず濃厚・・・。

キツイ曲が次々と飛び出してきます。

ミキティはジュンを「先生」と呼んでいるらしく、ことあるごとに指導を受けていましたよ。必殺技のヒステリック・トーンも懇切丁寧に習っていて克服。

新たな世界が、広がった事でしょう!

各曲のイントロ、エンディング、お約束事、ソロの順番、カウント、テンポなどなどを事細かに説明。

いきなり超変態的プログレッシブのオープニング・ナンバーに取り掛かったのですが、我々がビックリするくらいにツボにはまってました。テンポもバッチリ。

リズムセクションの、ヤス&マサも序盤からノリノリ。

ミキティは女性なのに、物凄い勢いのノートでガンガン攻めてくる。はっきり音が聞こえてくる。音負けしない。

下手したらこちらサイドが食われそう。

ジュンも太鼓判を押していました。「全然、大丈夫」

好きこそモノの上手なれ、とは昔の人は上手いことを言ったモノだ。

涼しい顔のミキティは、これら一連のブラスロックが以前から大のお気に入りだったんだけど、吹いたことは全然ないんだってさ。

普段は吹奏楽中心の活動。だからこそ、尚更新鮮で生き生きしています。

STAで演奏参加した歴代の女性陣中、群を抜いた存在。心強いね。譜面に強く、体力も申し分なし。知識も豊富。彼女がいるだけでその場がパアッと華やぐ。

本人も楽しそうで、メンバーたちとワイワイガヤガヤと賑わっております。普段はクールなヤスも手ごたえを感じたのか不敵な笑みを浮かべてます。

ベルトーン部分の順番も改めて確認。この部分はライブのたびにメンバーやパート、人数が変わるので逐一決め直しが必要。

マサが初参加組の人達に「どう?問題なし?」と尋ねる。

キーボードのマコくんは「やってみて一安心しました。来るまでは不安で一杯だったので・・・」

なんのなんの、次のミキティ大好きソングにおけるキーボード・ソロ出だしの一発でジュンとマサは「こりゃあバッチリだあ!」と飛び上がった。

イヨくんが自信をもって、紹介してくれただけあるよ。

しかしミキティの趣味って、超マニアックだね。

この曲は去年の末にピグスティでSTAが演奏した時に「大好きな曲なんです!」と言っていたことをマサが覚えていて、今回のお誘い、そしてセット・リストに加えたのです。

そうそうCTAのブラス・セクション、マサはてっきりシンセ・ブラスで対応するものと思っていたら、なんと日本期待の若手ブラス隊3人が参加すると東京ビルボードで発表。

そのパーソナルメンバーをマサがフェイス・ブックで紹介したら、ミキティが「トロンボーンの鹿討奏(しかうちかなでくん。通称CC)くんは音大卒の札幌出身。お父さんは有名な指揮者。CCくんはクラシック方面には進まないで本田雅人、ドリカムにて活躍中です」と教えてくれたのです。

そのことを東京ビルボードで会ったCCくんに話したら、大喜びで写真撮影やサインに応じてくれました(S・T・Aの宣伝もしっかりとしておきました)。

ナイスガイでした、CCくん。これからも応援しているよ。サインと写真を見せたらミキティも狂喜乱舞。ミキティ、情報提供サンキュー。

話を戻してSTAのリハ。

2曲目の、ミキティお気に入りソング。

これをマサは初めてのリード・ボーカルで挑戦。皆にばかり負担をかけていられないからね。

これはベースだけでも大変。ボーカルだけでも大変。それを同時にこなすので四苦八苦。

何とかモノにしますよ、必ずね。不可能はない!!

3曲目はイヨクンのリード・ボーカル。

ストイックなくらいに大真面目なイヨくんは、ずっと悩みに悩みぬいて歌詞を覚えてきたらしいです。好きとやるとじゃあ大違い。

全くそのとおりだ。言葉を大切にするイヨ君は、豪快に滑らかにロック・シンガーしていました。

ジャジーで複雑に入り組んだ楽曲ゆえにバッチリとはまればメチャクチャにかっこいいんだけれども、一歩踏み外したらガタガタ。でもねえ、このSTA至上最強ともいえるメンツゆえにスイスイとスムーズに進行するのですよ。

お見事。手ごたえを感じたのか、メンバーらもグルーブがドンドンとうねり出してきた。固さも緊張もとれてきてリラックス・ムード全開。

MDのトランペット・ソロ&スズキの鍵盤リコーダーも久し振りに登場。軽快なフレーズを、汗だくになりながら吹き込んでいました。

あ!MDとマコくんは別のバンドでもご一緒しています。まことに狭い世界だねえ(笑)。これって、偶然なんだからさ。

クニは相変わらずトランペットにコーラス、パーカッションにと駆けずり回る。

イヨ君へのコーラス、ボーカル、パーカッション説明は曲ごとにクニが担当。

ピアノブラスポップソングなど、イヨ君はマサのボーカル、コーラスパートと音程が被ってしまい頭を抱えてしまいました・・・。

マサの説明不足・・・マサは高音を担当・・・と伝えてたんだけど、よりパートごとの説明が必要だった。

しかも荷物が多すぎてティンバレス用スタンド、大きいカウベルをマサは忘れてきてしまい、イヨくんに迷惑かけてしまった・・・。

仕切りなおしでもう1曲、イヨくんのリードボーカル。ジュンが本来歌っていたんだけど、彼にはサックスに専念してもらい、より音圧に貢献してもらいます。「久し振りにこの曲でアルトのみで吹く~!」と叫んでいました。

イヨくんも完璧主義ゆえに、言葉の一つ一つに対する拘りはそうとうなもの。頑張って派手に本番では決めてもらいましょう。

コニタンがいないので、また例によってマサがギターのリフをベースで代用。

構成は単純明快なディスコソングも体力的にはハードなんだけど、全員が一丸となって演じきっちゃいました。

ひととおりやり終えて、しばしの休憩。

マサが東京土産クッキーを皆に振舞う(写真)。クニはミキティ在籍のY-projectにてライブでトランペッターとして助っ人参加することが先日決定しました。

お互いに困った時は、持ちつ持たれつだね。

この調子ならば、来月のSTAライブもあっさりといただきだね。

残り時間では、もう一歩突き詰めて調整に取り掛かる。

あっという間に2時間の練習も終了。

イヨくんがパーカッション群の組み立て、後片付けに一苦労。これって大変な作業だ。ひとまずはマサの車にケースごと積み込みました。

ロビーでは珍しく、多くのSTAメンバー達が残って談笑。

GW後、来月2回のスタジオ練習で音固め。

今から、ライブが楽しみです!

STAでは随時メンバーを募集中!我こそはという方、お待ちしておりますよ。一緒に熱きブラスロックを体現しちゃいましょう!ヨロシクね~!!

 

 

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empennage(chicago)

2018-04-26 23:23:16 | CHICAGO

尾翼(びよく、Empennage)とは航空機モーメントの釣り合いと安定性を与えるために使用される翼。通常は主翼の後方(重心から離れた位置)に垂直尾翼水平尾翼が取付けられる。潜水船にも付けられることが多い。

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〜ウィキペディアより〜

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ファイターズ対バファローズ第3戦

2018-04-26 23:18:09 | free form space

ファイターズ連勝!
やっと波に乗ってきました!
高梨投手、今季初白星!おめでとう!素晴らしいピッチング。球数少ないし。キャプテンの中田選手も頑張ってますよ^_^!なまらはやく試合も終わったから唖然としてしまいました!
さあ、今日も派手にぶちかましましょ! 

追記…試合終了。4連勝でファイターズは2位!

首位のライオンズが今日負けたからゲーム差は3.5です^_^。

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PETAL(chicago)

2018-04-26 08:19:22 | CHICAGO

(はな、とも書く。花卉-かき=漢字制限のため、「花き」と書かれることが多い)とは植物が成長してつけるもので、多くは綺麗な花びらに飾られる。花が枯れると果実ができて、種子ができる。多くのものが観賞用に用いられる。生物学的には種子植物生殖器官である。また、植物の代表的器官として、「植物(種)」そのものの代名詞的に使われることも多い[1]。なお、植物の花を生花(せいか)、紙や布・金属などで作られた花を造花(ぞうか)という。

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〜ウィキペディアより〜

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ファイターズ対バファローズ第2戦

2018-04-26 07:55:21 | free form space

やっと高梨投手、初白星だあ!よかったね〜

中田もキャプテンとしてバッチリと決めてくれました。

ファイターズ、連勝街道爆進中!

雨模様だけど気持ち晴れ晴れ!

さあ、この勢いに乗って今日もバッチリと暴れてもらいましょう。

バファローズには増井、小谷野選手がいるからちょい複雑だけど…

 

 

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BLIND(chicago)

2018-04-25 19:03:28 | CHICAGO

ブラインドは、通常、窓の内側に付けられる窓のための覆いのこと。外側にいる人の視線から屋内を隠し、太陽光や風を遮るために取りつける簡単な仕掛である。オフィスでもっとも広く使われているものにベネシャンブラインドがある。 ウィキペディア

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