80年前後、よく耳にした「産業ロック」なる言葉!
その代表格はジャーニー、フォリナー、reospeedwagon、TOTO、そして…ステイクス!
また久しぶりにレーザーディスクを堪能!
これは正に、ステイクス全盛期のライブだ!
大ヒット曲のオンパレード。
何故か、代表作「ベイブ」が収録されていないのが不満だけど…。
ステイクスって、決して単純なハードポップバンドではない。
素晴らしいテクニックとコーラスワークを存分に発揮して、時には壮大で難解なるプログレッシブワールドを展開。
このライブでも披露しているけど、ミュージカル仕立てな演劇要素も加味していて、只者ではないバンドの姿をこれでもかあ、というほどにこちらへ叩きつけてくる。
お得意のバラードで惚れ惚れさせて、情け無用のヘヴイサウンドで圧倒もする。
究極は「ドモアリガトミスターロボット」で決まり!
これをやられちゃあ、熱狂してしまうよなあ!
でも人気ピーク時にトミーとデニスの確執でバンドは分裂…。
各自のソロ、ダムヤンキース、再結成、ジョンの死去と、いまだに分裂している…。
だからこそ、尚更この映像は見応えがある。
ちなみにこれはCD、DVDにもなっている。