2011,2,13(日)
小樽名物、冬の風物詩、5日間にわたる壮大なる音楽イベントの最終日です。
今年で3回目とのことですが、今回から中高生バンドバトルも導入。
総勢全日程をとおしての出演バンド数は61!!
道内外からの猛者達大集結。
スタッフの皆様、ほんとうにごくろうさまでした。
さてさて、天気予報では、この日は大荒れ模様。
メンバー達のなかには、「果たして無事に会場入りできるか?」「俺、帰れないかも・・?ホテル予約しちゃった・・」と言う者も。
ところが朝、外を見上げると札幌は一面青空の快晴。
鼻歌混じりに小樽へ向かうもやはり徐々に雲行きが怪しくなってきた・・・。
銭函から吹雪いてきて上空はドンヨリと渦巻いている。
そんな訳で、豪雪の中、1年ぶりのエンペラー開場入り!
ビール以外ドリンク飲み放題っちゅうところが嬉しいね。
この日は計11バンドが登場。
STAはど真ん中の6番目です。
各開催日のプログラムを覗いてみるとおなじみのバンドやSTAファミリー達がけっこうクレジットされています。
この日も、チューリップのカヴァーバンド「テイクオフ」、ノブが参加しているEW&Fのディスコバンド「吾平バンド」が彩を添えていました。
徐々に集まりだしたSTAの面々。
各自がそれぞれにウォーミングアップ開始。
何たって去年のエンペラーは今だから言えるけれど、直前までドタバタ続きのライブだったのですが、いざ蓋を開けてみたらSTA史上1,2を争うくらいの熱狂に迎えられたのでした。
で、今回はどうだったかって・・・・?
もちろん、前回を大きく凌駕する出来だったのではないでしょうか。
あの時には叶えられなかった曲目、会場の空気も読んでいたのでとてもやりやすかったです。
そしてSTAの歴史上、最高にイカシタ面子だっていうこと。
<<<<SET LIST>>>>
1,SUPER STITION(迷信)・・・STEVIE WONDER
2,~GIMME SOME LOVIN’・・・THE BLUES BROTHERS
3,PICK UP THE PIECES・・・AVERAGE WHITE BAND
4,~FUNKY STUFF・・・KOOL&THE GANG
5,SOULMAN・・・THE BLUES BROTHERS
6,THAT’S THE WAY・・・K、C&THE SUNSHINE BAND
7,VEHICLE・・・IDES OF MARCH
===ENCORE===
8,25 OR 6 TO 4(長い夜)・・・CHICAGO
<<<<MEMBER>>>>
MASA・・・B VO CHO WHISTLE
SHIGE・・・TP
NOBU・・・G
RAVA・・・PER CHO
MITSU・・・TB
KOH-CHAN・・・TS
HIRO・・・VO CHO BLUESHARP
OKA-CHAN・・・AS
KENJI・・・DR CHO
KEN-ICHI・・・TP
先月と同じ布陣で臨んだライブの開始
バンド仲間でもあるS氏のアナウンスに導かれてスタート!
健二のドラムによるイントロに先導されてラバのラテン系グルーブが被さり、ノブのワウを駆使したリフによりグイグイと会場をSTAワールドに誘う。
5人編成によるブラス隊も重厚で鉄壁なサウンドを轟かせます。
しかし、ここまでブラスの人数が多くなるとアンサンブル・コントロールが難しくなるものだけれど一丸となっての熱演に熱いものが込み上げてきます。
横で見ていても惚れ惚れしちゃう。
ヒロのロブ・ハルフォードばりスクリーミングヴォイスも冴え渡りマサのヴォーカルソングにバトンタッチ。
盛大なる大歓声に迎えられまさに「帰って来たぞー!小樽」ってな気分。
インストナンバーにおけるコーちゃんのむせび泣きテナー・ソロに続いて、けたたましいホィッスルが鳴り響く中、ファンクチューンに突入。
ノブの剃刀のごときシャープなカッティングが切り込んでくる中、グイグイうねりまくりの「ファンキースタッフ」
ヒロのアドリブ攻勢もたいしたものでメンバー達もリズムに乗って体を揺すったり踊ったり。
ここでMCをマサからヒロにたくします・・・拍手の嵐。
MC・・・これが曲者で難しい。
せっかくいいステージを展開していてもこのMCイッパツでぽしゃってしまうバンドもいます。
己をわきまえない不快なMC,台本棒読みのまったくその場の空気にそぐわないMC,気の毒なくらいに根暗なMC・・・まあいろんなのを見てきましたが、このMCで更にLIVEがヒートアップする事だってあります。
ヒロはさすがプロのトーク。
一気に場の雰囲気を鷲掴みにして次なる曲紹介「ソウルマン」。
会場一体となってダンスホールと化したステージ前方はもみくちゃ状態。
転調部からのヒロが奏でるブルースハープコーナー。
今回から、長尺にして更に吹きまくり続けてのエンディング・フイニッシュ。
どうです?満足いただけましたか??
この辺から怒涛の後半戦。
ディスコタイムのコーナーです。
強引に観客席からタイトルコールを導き出して「ザッツ・ザ・ウェイ」
モニターに片足乗せて観客をあおるヒロ。
同じく挑発するマサ。
皆、熱くなってるね。
「早いもので、もう最後の曲です」「ええ~~!?」
定番のブラスロックスタンダードナンバーで一旦「バイバイ!サンキュウ!!」
もっと聞きたい、見たいと観客席からの「アンコール!!」
とここで、おひねりまで頂いちゃった!
もう引き下がれませんね・・・
「いかした長い夜はまだまだこれからだぜえ!!」
ノブのへヴィーなギターから岩石のようなリズム隊、そして全身全霊を注ぎ込むべくホーンセクション。
超大盛り上がり。
ダンスフロアはぐしゃぐしゃ!
ヴィデオ撮影のスタッフも思わずステージに上がり込んでの撮影。
ノブのうねるようなソロに跪いて絡むマサ。
客席からヒコもマサのベースに連動してノリノリ。
一緒にベースのフレット上に指を滑らせる。
高々と掲げられたベースとともにジャンプ一閃、終了しました。
申し分ない出来だったのではないでしょうか。
ライブ後も多くのお客様達から暖かいエールをいただきました。
その後、焼肉店にて打ち上げ。
たらふく食べて飲んでしゃべりまくりました。
音楽や楽器の話題はもとより農業の今後の展望、タマネギや米や蟹のうんちく、モトクロス、サーフィン、ベンツにポルシェにウィンドサーフィン、ハーレー・・・・。
話題は尽きない・・・。
マサとヒロのオジー、ゲィリー・ムーア、ジョン・サイクス、ホワイトスネイク、ブルーマーダーの白熱トークが延々と続く中(他のメンバー達はちょっとコアな話題についていけなくなる一幕も)お開きとなりました。
しんしんと降り積もる雪、雪、雪・・・・
次の日、私は新型(A型)インフルエンザにかかってしまい真っ白な灰になって燃えつきました。
皆さんも気をつけてね!
SPECIAL THANKS TO・・・TOMO&IKU&YOH&YOHKO&CHIAKI&HITOMI&HITOSHI&OTARU-YUKIAKARI-ENPERAH!!