タイヤ、ワイパー交換をしたから試運転がてらにドライブ。
北広島のボールパークは着々と建設作業中。
夕張へアルバムを取りに行ったら、いきなり霰がもの凄い勢いで降ってきたあ!?
寒くて思わずストーブ焚いたよ。
ヤバい…峠をゆっくり走行しながら下っていると左側の草むらに、な、な、なんと鹿が5匹遊んでた!
これって「シカゴ」じゃん😄
写真撮影しようとしたら素早く崖を駆け上がって逃げられてしまった!
で、札幌に舞い戻って、馴染みの中古レコード店に寄ったら6日まで休みなんだとさあ。
ここは年中無休なんだけど、仕方ないね…。
店長さんが申し訳なさそうに外にまで出て来て何度も頭下げて謝ってた。別に謝る事なんかないのにね。欲しい物が何点かあるから連休明けに来るよ。休みが延長にならない事を祈って…。
奥村君から、ボーカル紹介チャレンジが回ってきました。
四人かあ…
この年齢までに聞いてきた、膨大な数のシンガー達。
到底四人に絞るなんて無理…( i _ i )
悩んでる間に長い夜を経て朝になってしまうなあ。
まあ、ここは思考回路を切り替えて、音楽を楽しんできた人生の節目に焼き付いた偉大なるシンガーをあまり深く考えないでセレクション。
ジャンルを超越して男女二人づつね。
美空ひばりさん。
日本歌謡界に燦然と輝く偉大なる天才に異議を唱える人はいないでしょー。
世代を超越するほどに影響力大!
物心ついた頃から両親がファンでよく一緒に聞いていたよ。
カレンカーペンター
俺が洋楽に目覚めた頃にその世界へと優しくいざなってくれた彼女こそがディーヴァだ。
発音、感情表現、センス、ハーモニーなど文句無しに素晴らしいね。低音も魅力的。
イアンギラン
高校生になってロックバンドを組んだ時、誰もがコピーしたディープパープル。
メガトン級のド迫力、モンスター級の声域、長髪振り乱してのカッコよさに圧倒された。ただしギランは70年代の第二期限定だけどね。
ビルチャンプリン
シカゴに加入した時に初めて知ったビル。
天文学的なセッションの数々。
CTAライブを目前で体験した時に思った。ビルのうまさは折り紙付きだけど、ロック、ソウル、ジャズ、ファンク、そしてバラードと何でも貫禄たっぷりに個性込めて披露するビルの実力は底無し。
病から復帰したばかりとは思えなかったよ。
スムーズジャズの第一人者、KennyG。
彼はソプラノサックスでのプレイがメインですね。
私がソプラノサックスを知ったのはアルバム「シカゴⅥ」の2曲目に収録されているヒット曲「君と2人で」におけるソロでした。
KennyGって循環呼吸奏法でギネス記録を持っているんですね。
45分も途切れないで音を出し続ける⁉️
凄いなあ…と思ったら、な、な、何と上がいた。
あの、ローランドカークは非公認ながらも2時間以上途切れずに吹きっ放しだったらしいよ。
もはやここまできたら、怪物だなあ。
「at last…the duets album」
これはゴージャスなアルバムだ。
よくぞこれだけの大物達を集められたものだ。
もうこれだけで話題騒然、ヒットは約束されたようなものでしょう。
曲ごとにKennyGがゲストを迎えてスタンダードをカバーするという企画。
選曲もいいね。
ブライアンマックナイト、アールクルー、チャカカーン、サンボーン、ダリルホール、グラディスナイト、EW&F、リチャードマークス、バートバカラック、バーブラストライサンド…他。
個人的にはサンボーン&KennyGによる「ピックアップザピーセス」がお気に入り。
日本のみのボーナストラックとしてチューブが入っているけど、浮いてるなあ。
曲がいい、悪いではなく、流れが変わるんですねー。^_^
まあ、そこはサービスタイムという事で。
戦後日本ジャズドラマー御三家の一人、ジミー竹内さん。
ジャズ以外、多方面のジャンルでも大活躍してましたね。
ライフワークとも言えるのは、自らのバンドを率いて長年にわたり数多くのカバーアルバムをインスト中心に制作していた事。
ジャジーなアレンジを施した楽曲をテクニカルなスティックさばきで牽引。
ジミーさんが出演する六本木のライブバーで燻銀のドラミングを間近で見た事があります。
年齢よりもとても若々しいルックスで、グイグイとグルーヴを醸し出していましたね。
その夜は欲張ってもう一軒ハシゴ。
なんと日野元彦さんが出演するジャズバーへ。
奥様が経営している店。
ピアニストは佐藤允彦さんでした。
ジミーさんも元彦さんも、その数年後に亡くなりました…。
NHKって、今もプロ歌手の出演オーディションはやっているのかなあ?
以前はいくらめちゃくちゃに売れてヒットを連発しているアイドル歌手でも、これを通過できないとNHKには出演できなかった…。
1981年に楽器機材の裏方仕事でNHKに私が行った時のこと。
そのスタジオ内では、審査を受ける為に次々とマイクの前で自ら番号を告げてから、にこやかなアイドルが派手な振り付けで歌ったり、着物姿の演歌歌手がコブシを唸っての熱唱!
で、スタジオど真ん中には5つの新人バンドがスタンバイ!1曲づつプレイ。
この連中が今から思えばもの凄い顔触れ。
大江君、花田君の明太ロックのルースターズ、
「嵐の金曜日」のハウンドドッグ。
「ジャストビコーズ」のJウォーク。
ポップにはじけた「シュガーはお年頃」のスターダストレビュー。
そして、この中では一番知名度が低い「クラウディ スカイ」
なんまらかっこいいバンド名だけど、「僕は蝉になりたい」というやたらに変なタイトルの曲しか私は知らなかった。
結局このバンドは全く売れず、この年に解散してしまったんだけど…。
でも、彼らのプレイがこの日、一番インパクトあった。
いきなりボーカルが「NHKのオッサン!俺たちの熱い魂を感じてくれ!」と爆音イントロにのって暴れまくりのハスキーシャウト!
ギタリストは大江千里みたいなルックスなのに、テクニックがハードでもろにリッチーブラックモア!ギュイーン!!
そのボーカルはミックジャガー並みのアクションを決めまくってエンディングではひっくり返ってしまった!
な、な、なんだあ??!このバンドは?
そのボーカルこそ、大沢誉志幸君だった。
やはり、この時も他のメンバーの中でも際立ってたもんなあ。
私と同い年で、身長も同じくらいだった。唇が厚く眼光は鋭かったし。
その後、ソロになってからも沢田研二らへの楽曲提供で大活躍。溢れ出る才能をフルに発揮。
自身の代表作品は銀色夏生とのコラボで「そして僕は途方に暮れる」
ちなみに、ハウンドドッグは前夜に焼肉を食べたらしくて、やたらとニンニク臭くない?と気にしてた^_^!
やっとブレイクして紅白に初出場することになっても選曲に妥協せず突っ張って辞退したもんねー!バブルガムブラザーズが代打で出場したけど。
食堂ではスターダストレビューのメンバー達は緊張してたのか、無表情で口数少なく食事してたし。
皆、紆余曲折を経て今も現役なのは素晴らしい事ですね!!
TVの音楽番組が減ってしまったね。
あるにはあるけど、ジャンルが偏り過ぎ。
紅白しかり…。
80年代のゴールデンタイムには良質で万人受けする楽しい音楽番組がたくさんあった。
ベストテン、ヒットスタジオ、トップテン。
ランキングの中には歌謡曲、演歌、フォーク、ニューミュージック、時には企画された色物なんかも何ら違和感なく並んでいたね。
いい時代だった。そしてバンドもズラリと出演していた。中には頑として出演しないバンドもいたけど、
サザン、アリス、モンタ&ブラザーズ、シャネルズ、ツイスト、ハウンドドッグ、ジューシーフルーツ。まさかまさかのクリエイションには正直な話ビックリした。
出演拒否組は
永ちゃん、オフコース、甲斐バンド…などなど。
その中でも、楽曲のクオリティ、オリジナリティ、テクニック、人気の全てを兼ね備えていたバンドは間違いなくゴダイゴに尽きるでしょう。
親しみやすい歌メロ、安定した演奏力、高度なアレンジ、わかりやすい歌詞。
ちょっと別格だね。
レターメン
60〜70年代にかけてヒットを連発してました。
男性3人による華麗なハーモニーが絶品。
カバーのセンスも素晴らしい。
何度も来日して札幌にも来てました。
ジョンレノンの「ラブ」は本家を凌ぐ人気作。
ガンガンのロック達がひしめくヒットチャートにもしっかりとランクインしてましたよ。
更にジョンレノンの「オーマイラブ」もレコーディングしてシングルカット。
これも大好きで毎日聴いて癒されてました。
何故かレターメンの歌声はホッとするんだよね。
YMO
まだ彼らがブレイクする直前の事。
関東圏のみのTV番組にいきなりYMO全米ツアー映像が流れてきた時の衝撃は凄かった!
未来の音楽だあ!
テクノはもちろん髪型にファッションも斬新。
テクノカットに人民服は流行りましたね。
メンバーも強者揃い。
元サディスティックスの幸宏さん。
教授はこの時初めて知りました。
あれ?おさげ髪が素敵な女性は矢野顕子さんではないかあ?!
マニピュレーターがステージに陣取っているのも斬新。
なんたって日本ロック界の大御所、晴臣さんだもん。
昨夜また放送されていた「細野晴臣イエローマジックショー2&3」も流石の貫禄だったけど、YMOを初めて見た時の晴臣さんは、ハッキリ言ってそれまでの長髪に髭姿のイメージが強かったから多少の違和感がありました。しかもシンセまで操ってるし。
でも即座にアルバム「ソリッドステートサバイバー」を買いに走りましたね。やはり、あっと言うまにYMOは人気者。
何をやってもバカ受け。
バンド活動はもとよりソロ、ゲスト参加、幅広いジャンルへの楽曲提供、映画への進出、しまいには漫才までやっちゃうし。
「君に胸キュン」のキュートな振り付けには気恥ずかしさを覚えたけどね。どこまでがマジで、どこまでがジョークなの?
スネークマンショーしかり。
アジアンテイストの程よい口づさめるメロディとデジタル機器との見事なまでの融合は今聴いても、革新的。