THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,79 LIVE HOUSE PIGSTY

2013-05-27 17:08:32 | Live Set List

北海道にも遅い桜前線が上陸して一段落した途端に猛暑到来です。

今時期がもっとも過ごしやすい季節ですね。

先月のサウンド・クルーに続いて今月も新天地会場に上陸のSTA、第2弾レポートをお送りします。

札幌中心からちょっと離れた白石区に存在する「ピグステイー」

12号線と環状通りが交わる賑やかな場所に位置するライブハウスでしてJRからも地下鉄からも徒歩で来ることのできる恵まれた環境。

(他にも練習スタジオを経営しています)

元映画館ということで玄関、受付、階段、トイレ(男女別)にそのなごりが見受けられます。

「白石会館」という看板もそのまま残っているしね。

観客席も広々、ステージも高くて横幅もたっぷりなのは当たり前ですよ、もともとスクリーンがあったのですから。

そして最も感動的だったのが楽屋。

狭い扉を開けると細長い室内、低い天井、コンクリートむき出しで落書きだらけの壁・・・。

いかにもライブハウスといった雰囲気ですが、ふと見ると片側の壁に小さな窓が数点横に転々と並んでいます(塞がっていますが)。

間違いなく、ここは映写室だったのでしょう。

その窓からスクリーンに向かって映写機で映像を送ったり、会場、観客の様子を逐一チェックしていたのでしょう。

まさに「ニュー・シネマ・パラダイス」の世界。

そしてミツのハワイ旅行と入れ替わりに、今度はシンガポール旅行に行ってきたノブがお土産持参で参上。

MERLIONミルク・チョコレート&焼きそば、ありがとう。

 

今回出演する5バンドは若手とベテランがそれぞれの持ち味を力いっぱいに出し切ってくれました。

午後5時から1バンド、セット込みの20分リハを終えて7時開場、7時半開演です。

現在のSTAは全員揃ってのリハーサル(ミツは滑り込み)。

ノブが「ベースの音がこもり気味で歪んでいるね」と言うのでマサはつまみを片っ端から検証してここぞいうポイントをゲット。

おかげでノブから「ベースのサウンドがとてもいい感じで響いていて気持いいね!」とお褒めの言葉が。

その後のバンド達のベースもメリハリばっちりに鳴っていました。

 

「PO-SOUND」

激烈ピッキングのミュージックマン・ベース奏者がリードヴォーカルを担当した3人編成のこのバンド、本番の直前までホール隣のスタジオで練習に没頭。

若さあふれる熱演で一瞬たりともじっとせずに持ち時間を目いっぱい汗飛び散らせてのロックンロール。

トリオとは思えないくらいのズッシリとした音圧、大股開きで煽ってくるフロントの過激なリフ攻撃をドラマーが冷静沈着にボトムを安定したビートで応酬。

けっしてポーズだけの若者にありがちなかっこつけバンドに陥らず、生真面目なくらいのアンサブル感がビシビシとこっちにまで伝わってきます。

MCも最低限に抑えてグイグイと30分を牽引してあっという間に終了しました。

 

「THE SINKS」

札幌学院大学のサークルで結成されたこのバンドはジャンルでいえばガレージ・ロック。

ミッシェルガン・エレファントからの多大なる影響下のもと4人組で活動。

マサは楽屋でそのルーツを語り合いましたが、たどっていくにつれ博多めんたいロック(鮎川誠&菊らが率いた伝説的バンド、サンハウス等)の話題で大盛り上がり。

モッズ、ルースターズ、ラモーンズ、セックス・ピストルズ、ARB、ニューヨーク・ドールズ、ストラングラーズ・・・と話はつきません。

そういった事柄までをもMCで取り上げて長身のVOはクロのリッケンバッカーをかき鳴らし飛び跳ね、両サイドのベーシスト&ギタリストも呼応するようにリズムに合わせて全身全霊を込めてアピール。

全曲がオリジナルで構成されたステージング。

後半、VOはギターを外してハンドマイクで前面に飛び出してパフォーマンス。

ドラマーはこの日が在籍最後とのこと、クールにプレイしていた彼も若いのになかなかの業師。

彼らの今後の活躍にも期待しましょう。

 

伊達からクッシー率いる「DOWN UP BEAT」

先月に続いてのタイバンです。

バンド名はもちろん敬愛するカシオペアの代表曲からの命名。

STAマサは衝動的にその曲が入っているライブLD(!)を購入しちゃいました。

彼らも最近はシカゴを聴きまくっているそうですが(笑)。

当然フュージョン一色のセットリストかと思っていたのですが、予告どおり嬉しい裏切りの曲目で展開。

MC担当、ヤマハSGを手にクッシー「私の好きなスティーブ・クロッパーがギター担当のブッカーT&ザ・MG'Sのグリーン・オニオン・・・長ネギという意味ですが・・・」と意外すぎるオープニング。

じっくり淡々と進行する円熟のプレイに若者たちも釘付けです。

「これも私の大好きなギタリストでテン・イヤーズ・アフター、アルヴィン・リーのウッド・チョッパーズ・ボール!(高中正義もカバー、DUBもどちらかというとそちらを参考にしたそうで納得)」

早弾きを正確に決めまくりダメ押しはギターでチョッパー奏法(!!)、5弦ベース、ドラム、キーボードとぐるぐるソロ回し。

ものすごい高度なことをニコニコ・アイコンタクト交えながら、さらっと弾きこなします、憎いくらいに。

「次も好きだったギタリスト渡辺香津美がゲスト参加していたイエロー・マジック・オーケストラの有名なライディーン」

この曲は老若男女誰もが知っているテクノポップ代表曲。

ケンもお気に入りのYMOでニンマリ。

DUBの懐の深さを痛感。

もちろんカシオペアからもお約束の1曲を披露「野呂一生のバンドから・・・・」エフェクターをカマしてギターソロを延々とリフレインの演出も微笑ましい。

サービス精神満点でとても勉強になります。

その後はメンバー紹介、ドラマーの方は以前にも書きましたが本業は住職、普段は木魚を叩きステージでは太鼓を叩くのです。よってドラムス紹介の際には客席に向かって合掌のポーズ。

体調がよくないとのことでしたがそんなこと微塵も感じさせないくらい素晴らしいパフォーマンスでした。

ラストはレイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」をインストウルメンタルでしっとりと聞かせてくれました。

 

トリ前は「N9(ナンバー・ナイン)」

マサとはスタジオで顔見知り、シンもメンバーとは交流があります。

パワフルな喉を聞かせてくれる女性シンガー&ギタリスト、リエ嬢をフロントに普段はブルージーなオリジナル中心のいぶし銀音固めに専念しつつも、じっくりとライブで腕を磨いているのです。

マニアックな名手達からの影響を受けた変則手数王ドラマー、自ら指板にニス加工を施したフェルナンデス(ロゴが初期のあの筆記体風、ハードケースに付いているエンブレームも)のスリー・トーン・サンバースト・プレシジョン・フレットレス(塗装の剥がれ具合がロリー・ギャラガー並み)をトレブリーに操るテッシー、巧みにエモーショナルなトーンでカッティング、リフを刻みながらも迫力のボーカルを聴かせるリエ嬢。

そのバランスと役割分担が長年の経験を物語っていて説得力があります。

練りこまれ考え抜かれたアレンジ、淡々と言葉数も少なく進行するステージは無駄なモノは極力排除して確立したナンバーに自ずとにじみ出ています。

気がつけばいつの間にやらN9ワールドに引き込まれた会場の人々。

テッシーのここぞという瞬間に飛び出すサンプリング・エフェクター(今となっては幻のBOSSエフェクター)から発せられる効果音も個性的で効果絶大。(マサはずっとこの音が気になっていて直接追求しました!)

フレットレス&ラウンドワウンド・ゲージとピックによる硬質なアタック音が生み出す時に右手をくるくると回すアクション付きのマジック。

こういうところがエレクトリック・バンドの面白いところですね。

ラストソングの締めくくりもイカしていて拍手喝采。

 

トリのSTAは8人編成。

あかり嬢の盟友、アサキ嬢初参戦です。

ゴージャスな4管によるホーン・セクションは久しぶり。

ステージも高くて見晴らし最高。

曲目ですか?もちろん全曲いつもの初期シカゴに決定!!

***SET LIST***

1、INTRODUCTION

2、QUESTIONS67&68

3、OLD DAYS(追憶の日々)

4、~SOMEDAY AUGUST,29,1968(流血の日)

5、~SATURDAY IN THE PARK

6、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)

7、~TO BE FREE(今こそ自由を)

8、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

KEN・・・DR VO CHO

MITSU・・・TB

TATSU・・・TP

SHIN・・・KB VO CHO

NOBU・・・G

AKARI・・・AS

ASAKI・・・TS

セッティングに手間取ってしまい予定時間を超過、他にも色々とトラブルが勃発したのは毎度のことですが概ねバンド内にしかわからない程度の事故で済んだようなのが幸い。

現在のメンバー達は暗黙の了解で、すかさずフォローするのが上手なのですよ。

ミキサー・スタッフのキュー!を合図にBGMがフェイドアウト、と同時にノブの歯切れ良いコードワークからマサの豪快なるバンド・コール。

3カウントは全員に聞こえるようにマサがドラム・セット前面で吠える。

一斉にブラス隊の「イントロダクション」輝かしきリフ・スタート。

怪しい部分が散在していますがそれも瞬間なので切り返しもスムーズに行けるようになりました。

聞いている方にすればなんてことのない流れなのでしょうが、プレイヤーにしてみたら怪しいところが相当に長く感じられて冷や汗かきかきイタイものなんですよね。

リハと本番では仕方のないことですが、音の跳ね返りも微妙に異なるものです。

動き回って場所を一歩移動するだけでデッドになるところもあるし。

シンもリハ時にはベース・アンプ正面に陣取っていましたが本番ではドラムサイドにスライドしたおかげでリズム、ホーンも届くようになったみたいです。

まったくタイプの違うバッキングにミツ、タツ、ノブ3人によるソロも余裕が出てきたね。

最初のマサMCで力みが伝わったのかリエ嬢にけっこう受けてしまいました。

「YEAH!!」

「クエスチョンズ67&68」は女性サックスのご両人も入魂の意気込みで取り組みました。

細部にわたって研究してきたようでミツ、タツに必死に食らいついてきて真剣そのもの。

全編にわたって遠慮なくホーンアンサンブル吹きまくりですからね。

復活した「Ⅷ」からの「オールド・ディズ」

タツのハイノートが見事にヒット、レディ達も真面目に鍛錬してきたようでここいらはあっさりと吹いていました。

タツとミツはベル部分に管用のマイクをセットしているので佇まいもスマートです。

エンディングのコーラスではマサとケンが高音と低音部をチェンジしての熱唱、そのまま次の曲「サムディ」のシンバルによる導入部分に突入。

この曲の内容詳細をマサが出番前にサックスレディ達に解説したらとても感心されて思い入れもますます膨らんだのではないでしょうか。

マサからリード・ボーカルをシンにバトン・タッチ。

シンのスィート&マイルド・ヴォイスはもうSTAにはなくてはならないものになってしまいました。

ピアノ鍵盤を叩きつつ、歌うシンの姿は神々しい。

コーラス部分はこの頃なんとか演奏しながら絡めるようになってきたようです。

ちょっとでも油断をするとブレスのタイミングを外してしまい、ペース配分を誤ると後半にはばててしまい、頃合を見計らって水分補給をしていかないと辛い現実に直面してしまいます。

更にメドレーで「サタディ・イン・ザ・パーク」のイントロへ。

マサが手拍子を要求するとこのあたりからあちこちにスタンディングして手を打つ客の姿が見えます。

グッと明るい希望の曲調に引き寄せられたのかドンドンと会場内の空気が浄化されていくようです。

本日のイベントに感謝の言葉を添えて「さあ、いよいよラストです。最後もシカゴの初期ヒット曲で決めてみたいと思います。MAKE ME SMILE!!」

歓声に迎えられて「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャナン」組曲から豪快に3部作を合体バージョンで披露。

シンがメインボーカル、引き続きケンがドスのきいたシャウトをかまし、そこにマサが参加して3人によるハーモニー。

余力を振り絞って次から次へと迫り来る超難関を全員が一一丸となってのクリア。

後半2度にわたるケンによるドラム・フィルもレッドゾーンまで振り切れているんじゃあないの?っていうくらいのスティックさばき。

独特のジミーがアレンジを施したブラス旋律からテリー直伝ノブのギターソロに移行してもうすぐゴール。

相当にラフなテンポだけど、もうこうなったらとことん行くしかないです。

ゴール間近になったらマサが左手を頭上にかざしてジャンプで終了。

あかり&あさき嬢もよくもまあやり遂げたものです。

やればやるほどにその難易度強のシカゴにどっぷりとやられたらしいけど、今までまったく知らなかったこのジャンルにやりがいもあったらしくてめちゃ刺激になったようです。

楽屋に引き上げる際に通路でテッシーから「学生時代にFMで聞いたシカゴを思い出しました!」と言われました。

皆それぞれに自分の青春情景と思い出の曲などがオーヴァーラップするんですよね。

札幌でのライブはしばらくお休み、来月からはSTA恒例の小樽イベントが8月まで4ステージ待ち構えています。

その1発目は新天地第3弾の来月8日(土)「ゴールド・ストーン」、しかも記念すべきSTA80回目のおまけ付きライブ!

また一部のメンバーやパートもその都度、微妙に変化しますが柔軟な姿勢で体調も万全に乗り込もうと思います。

詳細はSTAブログ、ライブ告知のコーナーまで。

 

SPECIAL THANKS TO・・・CHIZU&KEI&MIKI&MR,AOKI&SHIROISHI-KAIKAN&MR,OKINO&RIE&TESSY&KUSSY

 

 

 

 

 

 

 

 

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新天地連続、12号線と環状線が交差するとこの近くです。

2013-05-26 13:50:55 | Live告知

2013.5.26(SUN)

LIVE HOUSE PIGSTY

住所:〒003-0025 札幌市白石区本通3丁目北1番5号 第1大岡ビル1階

JR白石駅~徒歩約5分

地下鉄白石駅~徒歩約15分

TEL 011-868-8658

FAX 011-868-8658

http://www.pigsty.info

info@pigsty.info

駐車場あり 年中無休

5バンドの出演

入場料金 前売り 1000円  当日 1200円

開場 PM7:00  開演 PM7:30

1、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・ブラスロックのシカゴを徹底的に追求して披露します。

2、DOWN UP BEAT・・・伊達市からカシオペアをテクニカルに4人組で演奏!

3、N9(ナンバー・ナイン)・・・テッシーB&リエVO等トリオによるオリジナル・ロック・サウンド。

4、POーSOUND

5、THE SINKS

 



<本番/30分転換別途(前後10分)>
19:30~20:00 PO-SOUND
20:10~20:40 The Sinks
20:50~21:20 ダウンアップビート
21:30~22:00 N9
22:10~22:40 THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY

詳細・お問い合わせ等はSTAメンバーまでお気軽に。

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STARSKY&HUTCH

2013-05-23 17:39:11 | free form space

1974年に一世を風靡した全米テレビシリーズ「刑事スタスキー&ハッチ」全23話。

当時、青春時代を送った方達にとって洋邦問わず刑事ブームに湧いたこの頃ブラウン管に釘付けだったことでしょう。

多種多様の娯楽テイストに満ちたこのジャンルの中でも一際人気を得ていたのがバディもの(相棒という意味)。

まったく性格の異なる2人の刑事がぶつかり合いつつも迫力のアクションと軽妙なユーモアを交えつつ徐々に友情が芽生えて協力して事件を解決するという内容。

オリジナル版の一人デヴィッド・ソウルはシンガーとしても成功を収めました。

2004年、その伝説の2人組刑事が劇場版映画(100分)となって帰ってきました。

堅物の超真面目人間スタスキー役にベン・ステイラー、かたやお調子者のハッチ役にはオーウェン・ウィルソン。

両者ともに人気、実力は折り紙つき。

全米で大ヒットした痛快ポリスアクションです。

 

STAはこの半年の間、シカゴ以外をライブレパートリーに取り入れたことがありません。

しかも新たな初期シカゴの曲を積極的に

数曲導入。

「イントロダクション」「サムディ」「トウ・ビー・フリー」、そして今年からは「シカゴⅧ・未だ見ぬアメリカ」収録のヒット曲「オールド・ディズ(追憶の日々)」。

現在もシカゴのステージにおいて重要な1曲です。

私の知る限りではこの曲をカヴァーしたバンドは記憶にありません。

ところがですよ、上述のストーリー中でカッコイイ導入がなされています。

ストーリー開始序盤、2人がタッグを組むことになって最初の緊迫シーン後にダニーの例のドラムフィルがいきなり飛び出してイントロスタート。

ラジオから曲がオンエアされているという設定。

そのDJのセリフがイカしています。

「おはよう!べィシティKBAYラジオです!!次の曲は今週第8位、だがサウンドは第1位!!!」

最高の紹介ですね。

歌は編集されていますが計測タイム13:24~14:35までたっぷりと堪能することができます。

シカゴの曲が挿入されたことを除外しても十分に楽しめる映画だということはお約束しますよ。

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VESTA FIRE STEP UP TRANSFORMER

2013-05-23 16:32:43 | 楽器館

MARSHALL SUPER BASS AMP100Wを購入した時点で日本の定格電圧100Vではなく生産国イギリスの117Vのままでした。そのままの使用でもなんら支障はないのですがよりアンプ本来の力を引き出すためにはトランスを接続して100Vに変換して鳴らしていました。その際の機器が写真のヴェスタファイア。コンセントが4つ(100Vが1つ、117Vが3つ)。小ぶりですがもちろんトランス内蔵ゆえにずっしりと重いです。本当はスライド式のスライダックが欲しかったのですが値段と大きさで断念・・・。その後、札幌にてヘッドをオーヴァーホールへ出した際、リペアマンに「日本は100Vなんだから意味ないよ、117Vは止めたら?」とのこと。
「でも面倒でしょ?」
「なんもさ、トランスの配線をちょっと付け直すだけでオーケー。無料でやるよ」とのことで、依頼しました。


で、ある日、スタジオで知り合ったギタリストの方が、これまた超ヴィンテージなマーシャル・ヘッドを持ってきた。
そこからお互いのマーシャル談議に華が咲く。
その方曰く「117Vはそのままで、いじらないで使用したほうが良いですよ。何でそんなことしちゃったの??」とのこと。

「う~~~~ん・・・・。」

また別のギタリストの知人に聞いてみた「一体、どちらが正解なんだろう・・・?」

「それはどちらも正解で答えはないですね。どっちも機能的には問題なし。要は使い勝手の思い入れに尽きます」とのこと。

そういうわけで結果的にはそのまま状態でこのトランスは休業中です。

まあ荷物になるし、接続の手間が1つ減ったことということで納得しています。

MASA 

:::::::::::SHIINO MUSICAL INSTRUMENT CORPORATION:::::::::::::

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CHICAGOⅢ LPいろいろ・・・

2013-05-22 19:10:45 | free form space

デビュー・アルバム、セカンド・アルバムに続きサード・アルバムも2枚組のシカゴ。(ミツが愛してやまない1,2,3!)

1970年ニューヨークはハリウッドにてジェームス・ウイリアム・ガルシオのプロデュースによりレコーディング。

「シカゴと23の誓い」同様、23曲収録、しかも3つの組曲入りです(トラベル・スーツ、シャワーの時間、エレジー)。

ここからは「自由になりたい」、そしてノブがシカゴ・ファンになるきっかけでもあった曲「ロウダウン」の2曲がシングル・カットされてヒットしています。

しかも驚いたことに「ロウダウン」に至っては日本での絶大なる人気に呼応するかのように「日本語盤シングル」まで製作、当時の音楽雑誌にはそのレコーディング風景が白黒ページで紹介されていました。(ボビー、ピーター、テリーが中央の1本のマイクに向かってにこやかに歌唱するの図)

ジャケットは当初、派手に撃ち込まれた銃弾により穴だらけになった構図を予定していましたが、あまりにも過激とのことで血に染まって今にもボロボロと音を立てて崩れ落ちそうな星条旗に縫い付けられたシカゴのロゴに落ち着きました。

これだけでも結構ショッキングですが、さらに驚愕なのは中に封入されてた大型のポスターです。

メンバー7人がそれぞれに軍服を着用し何人かは銃を携えてポーズ。

後方には発泡スチロールで作られたかのような真っ白い十字架の墓標が無数に並んでいます。

極めつけは左下にそれまで世界中で勃発した戦争の年代、死傷者数が書き込まれているのです。

日本では「クエスチョンズ67&68」のシングル・ジャケットに採用されていたあの茶色い図柄がそれです。(クエスチョンズ・・・の日本語シングルも同様)

 

写真上段左はご存知4チャンネル仕様クアドロフォニック、レーベル面はゴールド、サウンド・スーパービジョン&リミックスはウエイン・ターノフスキーで1974年発売。右は生産国不明の不思議なレコード。

CBSではなくDATEという黒レーベル、ジャケットなどの作りも粗悪ですがある面ではマニア垂涎の品かもね・・・。

中央左が国内初回盤で歌詞、対訳の手書き風文字、レコード袋は紙製で歌詞入り、詳細なる解説と曲紹介に白黒メンバーフォト(

シングル「長い夜」フォトのポーズ違い)、それまでのアルバム・シングル・4曲入り盤のディスコグラフィー、キャップ式帯仕様。

右側は日本での再発盤。

400円値上がりして緑帯(曲目に「ドリーミン・ホーム」が書き込まれていない・・・)、ポスターなし、対訳なし、2つ折り解説なども一回り小さくなっています。

下段は国内再々発売盤、つまり最後のアナログ盤です。

値段は1枚組の値段で2500円、帯は赤を基調としていてそこにメンバー7人の名前が記入されているのですが「ジェームス・パンコー」ぐらいならまだしも「ローバト・ラム」表記はあまりにも切ないなあ・・・。

解説書は再発ものよりも若干大きめ、でも初回盤よりは小さめ。

ポスター&対訳なし。

メンバー紹介の欄は「パーソナル」と書かれていて「電気ピアノ」というのが時代を感じさせますね。

レーベル面は青い鮮やかな雲海。

 

 

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KONA CARAMACS COFFEE CARAMEL&MACADAMIAS COVERED MILK CHOCOLATE

2013-05-22 03:08:52 | リハーサル

26日の本番に向けての最終調整リハーサルのため、スタジオ入り。

ギターレスですが久しぶりにホーン・セクション4人全員が揃っての7人編成。

せっせとシンはいつものようにキーボード用アンプをモニターとしてセット。

ケンもドラムからミキサー、録音機器の準備。

マサも先週、タツで実験してみて好感触だったのでSTA初スタジオでの管楽器4本全てにマイクを並べてみました。

今回は告知通り、アルト&テナーサックスを女性2人で演奏します。

サウンド・クルーでのステージでもおなじみ、あかり嬢と初参戦アサキ嬢。

ウオーミング・アップ時、すでに2人並んで難しい箇所のパッセージを繰り返し繰り返し熱心に指ならし。

なかなかに頼もしい姿です。

そしてミツ参上、ついでタツが合流。

2人、3人、フルブラスの4人と曲ごとに人数が増えていくので面白い具合に音圧が増していき、しかもマイクを通してPAから発せられるのでホーンアンサンブルが迫力満点。

自ずとノリも変わってきます。

管が加わるたびにセットリストのトップに戻して再演。

その都度にマサが「何か不明点や質問あるかい?」

イントロのカウント入り、エンディングの回数と決めのセクション、ソロ・パートのお約束やアドリブを説明するとその都度、スコアへ事細かにメモ書き込み。

これが大切なことなんだよね。

メモすらとらないで頭で覚えようとすると、右から左にすっぽ抜けて何度も説明しなければならなくなり時間の浪費、ストレスもたまります。

1ステージの取り決め事は膨大ですから、とてもじゃあないけれど覚えきれるものではないです。

曲順に照らし合わせて流れを把握してもらい、あかり嬢も初演奏の曲に取り組みます。

ハイノートがきついけど、ここら辺は比較的楽勝ポイント。

ちなみにあかり嬢はシカゴを1曲だけ知っていて、アサキ嬢に至っては全くシカゴを知らなかったようです。

でもシカゴをいたく気に入ったようで嬉々として吹きまくっています。

前もって予習もしてきたようで偉いなあ。

我々もうかうかしてられないよ。

一番の課題でもあるラストナンバーは2分割してトライ。

でもよく理解しているようで大したもんです。

感化されたのかケンのフィルインも今までで最高にイカしていたよ。

勢い余って指をリムかどこかにぶつけて痛がっていたけどね・・・。

夕張ファイブペニー屋外ライブでも指をシンバルで切って血染めのスティックでの熱演を繰り広げたケンだから、このぐらいはちょろいもんでしょ。(名誉の負傷・・・星飛雄馬、血染めの甲子園ボールを思い出した)

ギターのサウンドが欠如している分、シンのキーボードがよく通ります。

相変わらずここぞという時にピアノ、オルガンと自由自在に音色を切り替えて曲を見事に彩色。

残り時間はリクエストを募ってギリギリまで真剣勝負。

ミツはSTAが現在煮詰めているシカゴの曲をやりたかったみたいです・・・それは我々も同じ気持ちですがここは焦らして次回のお楽しみということにしましょう。

 

ミツがハワイのお土産チョコレートを持参、ごちそうさまでした。

前回のハワイ土産とは違うチョコレートです。

ナッツが美味しい!!

さあ、8人編成でピグスティ初ステージです。

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門外不出のお宝2

2013-05-16 06:36:58 | free form space

シカゴのCDが日本限定紙ジャケットで発売された時は、緻密なこだわり感覚にうるさ型のマニアもそうとうに唸ったそうです。

その中でもダントツに話題をさらったのが8人目のメンバーとしてパーカッショニストのラウジール・デ・オリヴェーラが新加入したアルバム「シカゴⅧ・未だ見ぬアメリカ」

帯は当然のこと、当時、限定3万名用に封入されていた大型ポスターとジャケット・ロゴ同型アイロンプリントシールまでが忠実に再現されていました。

その2大特典以外、LP初回購入者に店頭でプレゼントされていたのがジャケットロゴ・デザインのペンダントです。

ちなみにこの特典は、レコード会社所属の洋楽人気バンドからいくつか出ていました。

友人はジェフ・べックの「BLOW BY BLOW・ギター殺人者の凱旋」を購入して、なぜかBB&Aのペンダントをゲット。

でも、水道でゴシゴシと洗っていたらロゴが薄くなった・・・と嘆いていました(笑)

 

 

 

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THUNDERBIRDS ARE GO!

2013-05-15 04:36:18 | リハーサル

先週の練習後にミツとマサとで盛り上がった「サンダーバード」の話題。

久しぶりにあのテーマソングを聞いてみました。

5!ジャーン!!4!ジャーン!!3!ジャーン!!2!ジャーン!!1!ドドドド!!!(1号発射)「サンダーバード、ア・ゴー!」

これですよ、これ。

あれを聞いた途端、一気に少年時代に帰れます。

カッコイイあの曲、全編にわたってホーンセクションが大活躍。

どの部分をとっても完璧な展開ですよね。

ブラスロックというジャンルがまだ存在していなかった時代ですが、ワクワク感、満点です。

ちなみに私がカラーテレビを初めて見たのは小樽の坂道で経営していた電気店の店頭に映し出されていた画面に鮮やかな青空を左上方向に飛行しているサンダーバード2号の映像でした。

水色と緑のコントラスト、バックに流れる雲にしばし見入ってしまったものです。

そういえば「サンダーバード」という車もあるし、ギブソンからは変形ベースの元祖として今も人気機種で売れ続けています。(ギターはファイヤーバード)

 

STAのメンバー達は相変わらず多忙な日々を送っています。

ハワイに旅立った者、これからシンガポールに向かう者、夏は北海道が世界に誇る石狩の名物ロックフェスティバル「ライジングサン」に3日間参戦する者。

というわけで今回のリハーサルはタツが参加の5人編成。

やっぱりトランペットが吹き荒れる図は何度経験してもシビレます。

こちらのノリも一気に豹変しちゃうもんね。

最初は4人組のホーンなしで1曲。

2曲目から駆けつけて来たタツを交えてもう一度、同曲を演奏。

タツはトランペットソロはもちろんのこと、トロンボーン・ソロもクールに担当。

スタジオに備え付けのマイクだけでは不足なので急遽マサはもう1セット借りてきてタツの前にセット。

PAからけたたましいくらいのトランペットが轟いて迫力倍増。

こうこなっくっちゃあね。

この勢いにのって3曲目。

最近はちょっとしたズレやもたりがあると即、演奏をストップします。

納得いかないと歌も止め。

効率よく徹底的に追求、気を取り直して再演。

ノリがもどってくるとノブのギターソロも延々と続きます。

セットリストの流れを確認しつつメドレーに突入。

わりと新しめの曲やシンのボーカルをフューチャーした曲、曲者の曲、まだまだコーラスのまとまりにかける曲を後半、重点的に検証。

あれれ・・・今回は時間の経過が早いなあ・・・もう残り時間が1時間を切っている。

メンバー達も今か今かと待ち望んでいた、あのシカゴの印象深いロックナンバーに取り掛かりましょう。

タツは初演奏・・・・ミツから受け取ったスコアをしばらくじっと見つめ「・・・・う・うんん??!」

中間部のセクションがやはり難解なようです。

1度プレイした後、マサからの音源をタツがマイクに向かって流しスコアと照らし合わせて比較。

もう一度、演奏してみて感触にわずかな手応え有り。

その後も各自で要所要所をチェック。

皆が皆、異口同音に「これってやっぱり舐めてかかったらとんでもない目にあうよ、一筋縄ではいかないね。さらっと聞いた感じではシカゴのわりにはシンプルじゃん・・・なんて思ったんだけど、コピーしてみたら次々に鬼門が飛び出してくるんだもん!」

シン曰く「でもあのバッキングがスムーズかつタイトにまとまったらとても気持ちいいよね」

独特のアクセントとコードの流れ、ちゃんとワイルドな決めは忘れない、さすがシカゴです。

滅入ってばかりもいられない。

 

そろそろ夏のライブイベントの詳細もまとまりつつあります。

恒例の地や新たなハコと様々。

驚きの人事移動や加入、復帰も予定あり(STAではもう珍しいことでもないけど)。

次回のリハからはレディーのお二人が賑やかにアルト&テナー・サックスで合流しますよ。

 

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CHICAGO THE NASHVILLE SESSIONS

2013-05-09 01:05:27 | free form space

シカゴが2009年(JAN)にレコーディングしてダウンロードのみで公開していた初期作品群のセルフカバー集が4月20日にめでたくCD発売の運びとなりました。(日本での発売は未定)

全15曲、デビューアルバムから「ホットストリート(12)」まで、全てがメンバー達のペンによるヒット曲で網羅されています(3と11からは未収録。10からは「愛ある別れ」ではなく「雨の日のニューヨーク」をセレクト。現メンバー達の作品に比重を置いた結果だと思います)。

古くからのファンならば誰でもが耳に馴染みのある曲をほとんど原曲に忠実なアレンジで(若干のエディットやアレンジは加えていますが・・・)プレイしています。

特に奇をてらった選曲はなく初期ベストセレクションという感じでほどよくまとまっています。(「一体、現実を・・・」にはちゃんとあのニュース風ナレーションが入っていますよ!)

メンバー達も数え切れないくらいずっと演奏している楽曲ばかりですから、リラックスムードの中で自らも楽しんでレコーディングしている姿が目に見えるようです。

そういう意味では「ナイト&ディ」にも通じるものがあるのでは。

プロデュースはシカゴ自身、オーヴァーダブ・エンジニアはジェイソン・シェフとキース・ハウランドらが担当。

原曲が録音された時代は1969年から1970年の後半ですから、レコーディング技術、機材や楽器、そしてメンバーの顔ぶれもオリジナルメンバーのボビー、ジミー、ウオルター、リーのみで当然聞いた感触はクリアで落ち着いた響きがありこの辺は好みの問題でしょうね。

オリジナルとセルフ・カバーを比較試聴してみるのも一興。

この新録時期はちょうどビル・チャンプリンの脱退時期であったために一部歌唱に差し替え部分があるそうで、もちろん後任のルー・パーディーニも未参加です。

ダニー・セラフィン率いるCTAもセカンド・アルバムを発表、幻のサンズのアルバムも発売、シカゴもツアーの合間を縫ってなんと新譜のためのレコーディング続行中とのことです。

他にもソロ・プロジェクト活動と相変わらずアクティブに動き回っているようで嬉しい限り。

この勢いで来日か!!??

 

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GW最終日

2013-05-08 03:23:38 | リハーサル

結局、北海道は連休中ずっと悪天候続き・・・帯広では雪が降って除雪作業に大わらわ(本州では海開きしているところもあるね)。

ニュースでせっかく夏タイヤに交換した人があわててスタッドレスに戻している映像を流していました。

ところが連休が終わった途端に快晴だもんね。

やっと函館では桜も開花、日本は縦にやっぱり長いんだ、と痛感した次第です・・・なんて同じこと毎年言っているような気がする。

 

というわけでSTAのスタジオ練習もここのところ4人で入ることもちょくちょく続いているので、いつもの一番広い部屋は遠慮して気分転換も兼ね2番目に広いAスタジオに2週連続入り。

当然ミキサーも違うのでマサとケンとでいろいろと試してみる(写真参照)。

部屋のスペースを考慮してレベルやマイクの指向性、マイクスタンドの位置とか。

ちょっと油断しているとハウリングの餌食に。

シンのキーボードも先週に続いてミキサーにではなくキーボード用アンプにプラグイン。

ブラスセクションなしの4人組STAでシカゴ初期のヒット曲にこつこつとまとめにかかる。

今回も家の出掛け間際まで個人個人で練り上げてきたようで先週よりも明るい兆しが若干見えてきたね。

「この曲のキーは何?エンディングはメジャー?マイナー??ちょっとテンポが速いんじゃない?」と度々質問や意見が飛び交う。

お次はここ半年余りメンバー全員が一丸となって汗してきた曲なんだけど、いつのまにか余裕が出てきてウオーミングアップソングに模様替えしたようだ。

この気の緩みが事故を誘うんだけどね。

シンのボーカルもだいぶこなれて馴染んできたようです。

もっと他の皆も声高らかに歌いましょうよ。

前回ちょっと危なっかしかった個所、数回繰り返し演奏ストップしていたのを修復すべく取り組んだ3曲目はうまくいったね。

ケンもなかなかにダニー色が濃厚になってきたし。

シンがリードボーカルからハーモニーに移行する流れもスムーズに聞こえるしやっぱり強力な布陣です。

あれだけベースとの兼ね合いが難解で、しばし慎重だったコーラスワークも平気でこなせるようになってきたよ。

少人数だと輪になって比較的近距離でプレイするために周りの音やタイミング、空気感がよく理解できますがこれ実際にライブのステージではありえないことなのであまりこのシチュエーションには慣れないほうが身のためかも。

本番で違和感にどぎまぎする原因の元。

イントロのフィルを軽く叩き感触をチェックした後にケンが勢いよくカウントスタート。

もうここのところずっとシカゴ以外の曲を演奏していません、STAは。

ああ・・・・・なんて素敵なことでしょう!

こういうセットリストに苦言を呈するメンバーは皆無だしとてもスムーズに進行します。

あっという間に1時間経過したので休憩と歓談。

夏まで決定済みのライブスケジュールのことやらを打ち合わせ後、後半の練習再開。

今回はブラスなしかなあ・・・と、そこの部分はマサとケンが管楽器のメロディを口でガイドライン(これもある意味では良い鍛錬)。

そうでもしないと場所を見失う曲もあるのですよ。

ケンがその時の気分やノリでオカズの種類や長さが変わるので周囲はそのパートに突入すると真剣に食い入るように注視します(外見はとりあえずさりげなくね)。

今回のジャストタイミング成功率は3勝1敗というところでしょうか。

ノブもケンの3連合図でエフェクターを踏むのでその瞬間だけ物凄い早さで足が動く。

それが毎回スタジオの立ち位置正面で見ているマサには大受け。

そうこうしている時、終了15分前にミツが久しぶりの登場。

よく冷えた(!?)トロンボーンを構えたミツを交えて演奏開始。

ここはミツにリクエストを2曲、仰ごうではないですか。

予想通りの内容ではありますが締めのナンバーは思わずにやり。

ケンはミツの合流に刺激を受けたのかパワー倍増。

基本のロック編成4人組も新鮮で面白いけど、やっぱり管楽器が加わると血湧き肉躍りますね。

これってSTAの本能のなせる技なのか。

ミツは15分の演奏でしたがその後はのんびりと後片付けして近況報告も兼ねて40分ほど過ごしました。

来月は仕事でハワイに行くもの、修学旅行に行くもの・・・と様々。

ミツとマサはイギリスが誇る往年の人形劇「サンダーバード」話題で大盛り上がり。

あのテーマソングはいつ聴いても鳥肌物です。

「俺は2号が好き、でも1号も捨てがたい、3号もかっこいい、ぺネロープの声優は黒柳徹子だよ」とかね。

ああ、プラモデルを組み立てたくなってきた・・・。

プールが開いて飛び立つのが1号、ヤシの木が倒れて滑走路になるのが2号だね(ウオレスとグルミットでのパロディも秀逸)。

 

STAの夏には驚愕の人事があるかもです、こうご期待。

しかし寒い・・・いまだにストーブのお世話になっていますよ・・・。

 

 

 

 

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