4月10日(土)
STA企画ライブが開催されました。
北大そばのビル地下1階のこの場所、我々は初ステージです。
老舗感漂う落ち着いたたたずまいのライブバー。
今回の出演バンドはいつにも増してかなりのハイレベル。
ジャンルも幅広く思わず唸ってしまうようなシーンが多々ありました。
お客様も大勢、来店してくれバンドマンのテンションもあがってましたね。
ただ、設置されているギター&ベースのアンプやドラムセットの調子が今一で、急遽ノブに愛器のアンプを持参してもらいなんとか事無きを得ました。
午後6時半からの開演でトップバッターは「jupiter」
多忙のところ、無理を押して出演していただきました。
トリオ編成でオリジナルロックを硬軟織り交ぜて聞かせてくれました。
このバンドとは岩見沢等のライブハウスで2度ほど、タイバンを組んだ縁で今回の出演となりました。
わがままついでにSTAでも1曲飛び入りしていただきました(ぶっつけ本番!)。
セカンドアクトはSTAのマサとSTAの2代目ドラマーだったシュウヤとのプロジェクト「gypsy eyes」
この編成でのライブは2回目で、実に2年ぶりの再会、リハ2回で新曲も加えて本番に臨みました。
往年の70年前後のスタンダードロック。
このあたりはお手の物です。
フジリン、「ワイルドで行こう!」はいかがでした?
ちなみに「紫の煙」はデビュー前のシカゴが演奏していた楽曲です。
まあテリーはジミヘンのお気に入りでしたし彼からの影響も大きく、CTA時代には同じステージにも立っていました。
ど真ん中に登場は「cheap thrills」
2人組、ギターとヴォーカルのユニットです。
バンド名ですぐピンと来ると思いますがジャニスのカヴァーを貫禄タップリに聞かせてくれました。
メリメさんは小柄なのにどこからあんな迫力ある声が出せるの・・・?
しかもMCが大受け!
アンコールではこれまたジャニスを一人アカペラでノリノリに披露してくれました。
4番手は「power funk section」
骨太の和製オリジナルロックを時にはファンキーに轟かせてくれました。
一言で言ってここも上手い!
ヴォーカリストの兄貴節はアンコールを交えても絶好調!
出演バンドの皆様、時間内できっちりと演奏してくれるのでタイムテーブルも余裕で進行します。
さあ!トリは「the sapporo transit authority」の登場です!
前回のライブ同様、おなじみのシカゴ旗がステージ後方にセッティングされました。
ーーーーーーMEMBER------
MASA・・・・B VO CHO
NOBU・・・・G
SHIGE・・・・TP
KO-CHAN・・・・TS
MITSU・・・・TB
KEN・・・・DR CHO
RABA・・・・PER
/////GUEST VO/////
HITOSHI・・・・(jupiter)
KAZU・・・・(gypsy eyes)
ーーーーーーSET LIST------
1、alive again・・・・chicago
2、i can't turn you loose(お前をはなさない)・・:・the blues brothers
3、~pick up the pieces・・・・average white band
4、feelin' stronger every day(愛のきずな)・・・・chicago
5、sunshine of your love・・・・cream
6、~superstition(迷信)・・・・stevie wonder
7、25or6to4(長い夜)・・・・chicago
//////ENCORE//////
8、make me smile(ぼくらに微笑みを)・・・・chicago
9、~now more than ever(愛は限りなく)・・・・chicago
special thanks to・・・・tomo&fujilin&rutyu&akiharu&the doughnuts!!!
さて今回ライブにおける我々のコンセプトは「シカゴⅦ」にならって、前半はインストに比重を置き後半はゲストヴォーカル2名を招いて1曲づつ歌ってもらいバリエーションをつけるということ。
セットリストは今年初や本当に超久々の曲が多く含まれています。
また多忙続きでまったく楽器に触れる暇もないミツとはなつかしの再会(笑)
ミツがSTAに合流したのは前回のライブ「スローハンド」以来なのです!!。
つまりぶっつけ本番、結局全員でのスタジオ・リハーサルは無し、当日会場でのリハもなし。
それでも熱い声援をいただきアンコールの声までかかりました。
2月のシカゴ東京来日公演2ディズでも一緒だったあきはるさんはお友達を連れ立って駆けつけていただき最前列中央にてシカゴの曲を一緒に歌ってくれました。
STAがライブをはじめる時の掛け声から熱いものを感じました。
「ブラスロック!」の一言でも反応が早い!!
「アライブアゲイン」はかなりの人たちが歌っていた模様。
「アイ・キャント・ターン・ユー・ルーズ」
実はこの曲も、シカゴがデビュー前ライブレパートリーに取り込んでいたものです。
テレビCMでもずっとガンガン流れているのでおなじみらしく、お客様達の頭や体がリズミカルにゆれているのが見えて嬉しくなってしまいます。
そこからそのまま「ピック・アップ・ザ・ピーセス」へ。
この曲、今回のテイクが一番だったのでは!!?
構成上、大きな課題曲でもあったのでメンバー各自、個人練習したかいがありました。
「愛のきずな」も今回は今までの中でもナイスだったように個人的には思います。
「この曲、知ってる??」「知ってる!!」
大体にしてシカゴをコピーするならお決まりのあの曲・・・この曲・・・というのがあります。
もちろんSTAも取り上げていますが、ここ最近我々はどんどんとマニアックな方向、コアな方向に向いつつあります。
まあ、ブラスロック自体がコアですが・・・。
ベースアンプの不具合で音がバリバリと割れ、マサがシンバルを蹴ったら「ガクン!」とシンバルスタンドが下がり、オシクラ饅頭状態のステージですがなんとか後半戦に突入!
ここでジュピターよりMR,ヒトシがゲストで登場!
「サンシャイン・ラブ」を熱唱していただきました。
この曲もシカゴが無名時代に演奏していました。
1本のマイクでマサと歌いこみ(というかマイクが1本しかなかった・・・・)。
バリバリ!と音割れするベース音は良くとればクリームのジャック・ブルースのベース音と解釈しましょうか。
本家のあちらはマーシャルの壁状態でしたが。
エンディングからそのまま、ガラッと雰囲気が変わって「迷信」へと流れます。
入れ替わりに今度はジプシーアイズのカズがステージへ。
マイクをバトンタッチします。
何故か歴代のSTAヴォーカリストたちが最初のセッションで取り上げるのが決まってこの曲なのですよね。
会場が小刻みに揺れています。
「ラストです!まだまだこれからも長い夜は続きます!」「イエ~イ!!」
ギャギャギャギャ・ギャン!!♪~~~
毎度、定番の締めはおなじみの永遠のブラスロックアンセム。
感謝の意をここで述べようとしたのですが、「アンコール!!」の声が!
予備の曲は数パターン考えていたのですが、やはり結局はシカゴのきつ~い一撃でフィニッシュ!
会場にいるバンドマンの皆様や、お客様達とで共に何事もなく無事に大盛況の内にイベントを終えたことに対して盛大なる拍手を一緒にしました。
打ち上げは前回と同じくススキノの「ラウンジ丁末」。
STA御用達指定店(嘘!)として貸切。
ライブの熱気そのままにジプシーアイズのメンバーも交えて、ジンギスカン&カラオケを堪能しました。
夕張ファイブペニーでのライブ時に差し入れで貰った「夕張焼酎」も大好評。
あっという間に空っぽに。
STAライブにレンチャンで来てくれている、るちゅさんのカラオケ「カーペンターズ」にはしびれました。
ケンは恒例のマスターに変身(笑)
ミツとラバは肉が足りなくなったので再度買い出しに・・・6件ほど店を探しまわったそう。
ご苦労様。(たこ焼きのお土産付き!)
ちなみにこの店は今後、どんどんライブバーと化していきます!