THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

GRECO EB-270

2014-10-31 20:54:27 | 楽器館

ジャック・ブルースのギブソン・ベース紹介で、マサの初入手グレコ・コピーベースのことを書いたのですが、てっきりアップしているものと思い込んでいたら抜けていたので、急遽「楽器館」用に押入れから引っ張りだしました。

 

 学校冬休み期間中に雪投げのアルバイトで貯めたお金を手に、いざ、札幌に出向いてベース・ギター購入と思ったのですが、想像以上に値段が高くて手が出ず・・・。

あきらめてベースギター教則本だけを買って帰ろうとしたら、一緒に札幌へ遊びに来ていたクラスメート達も必死にベースギターを探してくれていて、その中の一人が「札幌駅前デパート内にある楽器店に予算内のブツ発見!!」との情報あり。

夕暮れ迫る中、皆で「それっ!!」と駆け込んで展示されている写真のベースとご対面。

あちこちに傷ありで特価扱い品。型番を見れば一目瞭然「エレキベース27000円(定価)」です。小物も必要なので「ピックやケースをサービスして!」と皆で交渉しても店員は「駄目」の一点張り。

でもシールドコードは付けるとのこと。後々わかったことですが、これはもともとの付属品の粗悪品でノイズが酷くすぐに断線・・・。

でも最終バスにぎりぎり間に合って念願のベースを専用ダンボールに梱包してもらって悠々乗り込み帰宅しました。持つべき物は友人達ですね。

別のクラスメートからは「木琴を買ったのか?」と言われましたが・・・。

今の時代ならけっこうアクセサリーはサービスでもらえるんですが、ソフトケースもなし。

で、今度は夏休みに炭鉱トロッコのアルバイトに汗して貯めた虎の子で再び札幌狸小路の楽器店にてめでたく写真のハード・ケースも購入しました。

両方の楽器店もデパートも今はすでになくなっちゃいました。とりあえずピーター・セテラやジャック・ブルースと同じ形だあ!!と大喜び。

 

ベースは1VOL,1TONE。黒のフィンガーレストがピックガード上に装備されています。邪魔くさいだけで使いませんが。ブリッジ後方のダンパーレバーを引くとミュート用スポンジがアップしてウッドベース・サウンド効果を演出。でもこれもまったく必要性を感じないのでむしりとっちゃいました。

ブリッジカバーは2年位前に外しました。

2P・Uに憧れていて、いかにもリアP・UがあるかのごとくPUフェンスも付けていました。若気の至り・・・。

そのパーツはケンが札幌に出かける際に、これまた別の楽器店(パルコ斜め向かい)にて買ってきてもらったもの(本人はもう忘れている事でしょう。それも2年ほど前に除去)。4つのネジ穴跡あり。

ベース弦はベースと同じメーカーですがイギリス製。写真でも確認できますが,ブラック・ナイロン弦。

今も学生時代に張ったままの状態です。グレコ弦ビニール・ケースまで残っていました。

黒い太目のストラップはケンに貰ったもの。本人はこのことも忘れているでしょう(笑)

ベース楽器は木材だから湿気を嫌うので乾燥剤を入れておけ!と友人に言われて、当時は楽器専用の物なんてなかったので、お菓子に付いている乾燥剤を片っ端からぶち込んでいましたが、これって結局は乾燥の度合いがキツイみたいです(アラレ菓子のものも混入)。

当時使用していたあらゆる形のピックもケース内に散乱(割れているものもあり)。いくつかはケンに貰ったものですが、これも本人は覚えているかな???

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CREAM

2014-10-31 04:55:12 | free form space

偉大なるジャック・ブルースの冥福を祈りつつ、第3弾はもちろんクリーム!

ロック編成最低限の人数3人によるスーパー・グループ(この名称の走りですね)。

ロックを基本にジャズ、ブルース、クラシックなどあらゆる音楽の垣根を超越しミックス、また曲構成の既成概念をぶち壊して基本的なコードなどの構成を最低限固めた上にあとはソロを縦横無尽に火花散る攻防で延々と繰り広げるいわゆるインプロヴィゼーションも型破り。

ステージ上にはマーシャルなどの大型アンプを山のように積み上げ、ドラムセットは2バスドラムに多彩なシンバル&タム群。

その後のハードロックからへヴィーメタル、クロスオーバーからフュージョンなどの音楽に多大なる影響、礎を築き上げた伝説のトライアングルです。

写真はLPがデビュー作「フレッシュ・クリーム」、そして「カラフル・クリーム」、フィルモア・ライブとスタジオ音源による2枚組最高傑作「クリームの素晴らしき世界」、ジョージ・ハリスンも参加した「グッバイ・クリーム」、ジャックのへヴィーなベースが魅力的な「ライブ・クリーム」2種類(初期版の折り畳みピンナップ付きと再発帯付き)、解散から4年後に発表された「ライブ・クリームⅡ」

LDは解散コンサートの完全版「伝説公演(80分)」、豪華インタビュー付きドキュメンタリー「ストレンジ・ブルー(60分)」

本は詳細なるデータに基づいて発表された「ストレンジ・ブリュー」

CDは「フレッシュ・・・」「カラフル・・・」「・・・素晴らしき世界」「グッバイ・・・」、貴重な音源1曲収録のベスト「ザ・ヴェリー・ベスト・・・」、1967年のストックホルム、ロンドンでのライブ音源ブート2枚、BBCで収録され1996年に正式に日の目を見た「BBCセッション」

クリーム最後は2005年に37年ぶり奇跡の再結成ライブがロンドンで実現。

そのDVDと2枚組CD,それらの告知用フライヤー。

クリーム以外の物を2点。

故コージー・パウエルのファースト・ソロ・アルバム「オーバー・ザ・トップ(LP&CD)」においてジャックは全曲にわたってベースをプレイしています。

この作品は全てがインストウルメンタルで、参加ミュージシャンもコージーの盟友が多数参加。

これがまた物凄い顔ぶれ。また曲も一切捨て曲無し。そのテンションの高さといったら筆舌に尽くしがたいほどです。

ハードからプログレ、泣きのバラードからクラシックまで導入。でも全てにおいてコージーのカラーが損なわれる事はなく完成度はパーフェクト。

ジャックはさすがに一番の大御所らしく貫禄のサウンドで牽引しています。

また1曲目の「テーマ1」のエンディングではジャックに対するオマージュで「ホワイト・ルーム」の出だし歌メロをドン・エイリーが奏でてもいます。

私の永遠のフェバリット・アルバム。

ジャックがゲスト参加した数多くのアルバム中、一押しです。

VHSはブートレッグですが「ゲイリー・ムーア、ジャック&ジンジャー・ベイカー1993(127分)」です。

1作のみで終わったスタジオ・アルバム「白昼夢」発表時のもの。

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HELLOWEEN/CHAMELEON

2014-10-31 03:56:12 | free form space

ハロウィーンですね。私は11年前にハワイで本物のハロウィンを見ました。

もうハワイの至るところがお祭り一色。「トリック・オア・トリート!!」

見知らぬ外人さん達が皆ニコヤカにパーティーを楽しんでいて、いやはや、お祭り大好きの日本人でも叶わないくらいの熱狂ぶりでした。

あらゆる仮装の中に、相撲力士、バットマン、そしてキッスのメンバーに扮している人もいました。

ジャーマン・メタル界の大御所「ハロウィーン」を紹介しましょう。

本来のスペルよりもメタルっぽいイメージで!というメンバーの意向で「地獄のHELL」を絡ませたバンド名に変更。

後にガンマイレイを結成したあのカイ・ハンセンが初期のギター&ボーカル担当でした。

ここ日本でも絶大なる人気を博していて何度も来日公演を成功させています。

メンバーチェンジも激しいのですが、そこはメタル界にとってはとりたてて珍しいことではないですね(笑)。

1993年に発表したこの「カメレオン」は彼らにとって最大の問題作、失敗作、異色作と当時は色々と取りざたされたものです(12曲入り。トータルタイム71:26)。

まあ、大抵のは路線変更を狙った場合、保守的なファンがこういう風に騒ぎ立てるものですが・・・。

今改めて冷静になって聞き返してみると、素晴らしい完成度を誇っていると私は自信を持って思います。

従来の硬派なへヴィメタ・サウンドからアメリカでの成功を狙って(ボーカルのマイケル・キスクの希望で)メロディアスに実験的要素をふんだんに盛り込んだものだから賛否両論、物議をかもし出したわけです。実際、オープニング・ナンバーなんて思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなつくりで好感が持てます。

で、へヴィーメタル専門雑誌でアルバム発表時のメンバーによるインタビューや評を読みましたが、「ブラスセクションを加えてシカゴ風な曲もあるよ」と堂々と語っていました。

実際にキック・ホーンズというブラス隊が参加している曲が2曲収録されていますが(4&9曲目)特に4曲目の「クレイジー・キャット(3:29)」はファンキーなハード・ロックに切れ味鋭いブラス・セクションが遠慮無しに縦横無尽に暴れまわっていて、なるほどカッコイイです。最初からエンディングまで聞き応え満点。

たしかにシカゴ風で頑張っていますよ。

シカゴやブラス・ロック好きな人はこれ1曲だけでも聞いてみて絶対に損はないです。先入観や聴かず嫌いは駄目ですよ。

でも本家シカゴのホーン3人がTOTOのアルバム1曲の後半にじらしにじらして、やっとこさグワッと登場して吹きまくり美味しいところをサッとかっさらっていく貫禄の渋いプレイのほうに軍配が上がります。年季が違うモンね・・・。

 

 

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GIBSON EB-0

2014-10-30 16:30:21 | free form space

ジャック・ブルース、クリーム時代のトレードマークといえばバリトンSW&2ハムバッキングP・UのEB-3ですが、写真のベースはバンド解散後に入手したもの。プレゼントしてくれたのは4人目のクリームともいわれ、マウンテンでも大活躍したプロデューサー&ベーシスト、故フェリックス・パパラルデイ。フェリックス自らサインとメッセージをジャックに向けてボディに書き込んでいます。

ハード・ロック・カフェ所蔵の貴重品。

これは1マイク、ショート・スケール(30,5インチ)。マホガニー・ボディ材によるサウンドは丸く太め。

ブリッジに装着されているダンパー・レバーを引き出すとスポンジ・クッションが浮き上がり4本の弦をミュートしてウッドベースのようなサウンド効果を演出します。

マサがアルバイトの雪投げで必死に貯めたお金で札幌にて初めて購入したベースは、もちろんギブソンではありませんがグレコによるこのタイプのコピー・モデルでした。(楽器館参照)

ピーター・セテラも2&3度目の来日ではペグがガットギターのように裏から調整するタイプの同機種モデルを使用していました。

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JACK BRUCE 死去

2014-10-30 00:53:51 | free form space

10月25日、ロック界伝説のミュージシャンがまた一人、天に召されました。

今年は7月にホワイト・ブルース・ギタリストの巨人ジョニー・ウィンターが他界。

そのショック未だに癒えずにいるのに今回ジャック・ブルースの訃報です。享年71歳・・・・。

STAが26日クラップス・ホールでのライブ準備のために楽屋入りしている最中に知りました。

マサが学生時代に多大なる影響を受けて尊敬していたミュージシャンの一人です。

もちろん彼のことはクリームで知りました。ギブソン・ベース(晩年は自身のシグネィチャー・モデルのワーウィック・フレットレスを使用)をフィンガー・ピッキングでアグレッシブに弾きまくりながら歌いまくるスタイルが圧倒的にかっこよくて憧れたものです。

シカゴもまだシカゴ・トランジット・オーソリティ時代には「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」をレパートリーに加えていました。

天才集団ゆえ、才能と才能のエゴのぶつかり合いで短命に終わったクリーム以降もマイペースでツアー活動、バンド結成、レコーディング、セッションにと多忙の日々を送っていました。

ジョニー・ウィンターをゼップ札幌で見られた時も夢のようでしたが、このジャック・ブルースが札幌のライブハウス、ペニー・レインに来た時も同様に至福の時でしたね。

時は1992年3月16日(月)のこと。

メンバー構成は説明不要の天才ドラマー、サイモン・フィリップス、ギターは当時売り出し中の若者でポイズンにも在籍していたテクニシャン、ブルース・サラセノ。トリオ編成での来日。

今か今かとステージを見つめていた時、ふと視線を感じてチラッと右サイドに目をやると暗闇からじっとこちらを見つめているジャックがいるではないですか!?

思わず感動のあまり硬直状態に陥ってしまいました。

オープニングこそソロからの「ライフ・オン・アース」で幕開けでしたが(イントロのベースラインがしびれます!)セット内容7割はクリームとアドリブの応酬でしたね。

ちょっとズングリ体系でシワシワのお顔でしたが貫禄のプレイ・スタイル、振り絞るようなボーカルはまさにレジェンドの風格に満ち溢れていました。

何故かナックの「マイ・シャローナ」のリフなんかもお遊び程度に披露してくれたりもしちゃいました。

写真はソロ・アルバムの一部で「HOW’S TRICKS」「OUT OF THE STORM」「SOMETHIN ELS」「SONGS FOR A TAILOR」「THINGS WE LIKE」「MONKJACK」「A QUESTION OF TIME」

マウンテンのレスリー・ウエストとコーキー・レイングと結成したトリオ・バンド「ウエスト・ブルース&レイング」の「WHY DONTCHA」

残りの4枚はブートレッグ。

クリス・スペディングとの1971年7月オランダ・ミドルバーグでのライブ。ラストにマウンテンの「想像されたウエスタンのテーマ(7:08)」を演奏しています。

2枚組、ミック・テイラーとの1975年5月16日ストックホルムでのライブ。ラストに「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」を演奏。

もう一つの2枚組はブルース・サラセノと驚愕のドラマー、盟友ジンジャー・ベイカーとのライブ音源。

1989年12月7日ニューヨーク、ボトムラインでの演奏でたっぷりとクリームも聞かせてくれています。

最後は1992年ジャパンツアーから3月21日の音源。残念ながら札幌のものではありませんがダイジェストで7曲をセレクト。

下段に写っているのは私が観にいった時のチケットです。

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打ち上げ~ススキノ・ホルモン食堂

2014-10-29 23:03:45 | free form space

クラップス・ホールでのライブ終了後は幹事ミユキ嬢の仕切りで楽器等の荷物は一旦、駐車場の車の中に置いてきてその足で徒歩数分の目的地へ。

前もって10席分の予約をしておいたので店内奥のテーブル3つは貸切状態です。

メンバー7人と友人&知人達3人が合流して、まずはマサからの音頭で「カンパ~イ!!」

飲み食い放題で格安。肉も美味しく全員がたらふく平らげて楽しいひと時を過ごしたのでした!!

やっぱりライブ後の飲食は文句なしに最高で美味しい!!!

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VOL,99 KRAPS HALL オヤジバンド合戦23

2014-10-28 06:13:32 | Live Set List

2014,10,26(SUN)

「輝けオヤジの星」

札幌ライブハウスのメッカ、36号線に面したススキノに位置する超本格派施設です。

STAは去年の1月に出演してからご無沙汰でしたが久しぶりの出演となりました。本当はもっと早くに決定したかったのですが「クラップスホール」は今年初頭から4月までイベントを組まないとのことで、そうこうしているうちにスケジュールが噛みあわなくなってきてしまい、それでもなんとかめでたく今回調整がついたという次第です。

毎年お世話になっていますが,さすがに北海道大手プロモーターが経営するライブハウスだけあって格が数段違います(

観客からもあらゆるバランスがいいとの声が)。

音響設備&機材関係はピカイチ、フットワークも軽快なスタッフの皆さん、タイムテーブル、他ありとあらゆるシステムが徹底しています。

楽屋、ロビー、照明、カウンターなど見れば見るほどに勉強になります。どんなトラブルが発生しても沈着冷静速やかに対処。よってプレイヤーは微塵の不安もなく安心して演奏に集中できるというわけです。

今回もジャンルがバラエティーで6バンドがエントリー。

相変わらずどこかで見たような顔ぶれがズラリ。昼からセッティング開始。天気もポカポカと暖かで、もうすでに北海道ではスタッドレスタイヤ交換シーズン突入だなんて信じがたい天気。

「クラップスホール」は会場に直結している指定パーキングに車を入れれば出演者は駐車料金無料、観客は割引になるというサービス付き。

これは嬉しいネエ。なんたって札幌繁華街ど真ん中でのこの待遇は信じがたいことです。

一番のりしたマサは早速スタッフやタイバンに挨拶と打ち合わせ。スタッフの小泉さんは以前に「くぃ~ん」というクィーンのカバーバンドでSTAとタイバンを組んだ事のあるギタリストでもあります。最近ワンマンコンサートを開催したとのこと、アクティブですねえ!!さてクラップスで相変わらずの完璧な進行状況を見つめていたらリハーサルに間に合わないバンドが発生したために急遽前倒しでSTAのリハーサルとなりました。でもまだSTAは半分の人数しか集まっていない・・・。

それでも一応は現在いるメンバーでチェックしていこう・・・ということでステージでチューニング開始。

と、そこへ次々とやってきたメンバー達!駆けつけリハーサルということで会場入りからそのまままっすぐ楽器ケースごとステージへと慌しい状況に。

結局10人中ギリギリに9人が揃っちゃいました(笑)。時間的には余裕があるからということでそうとうに融通をきかせてくれました。

ブラス隊は全メンバーのうち半分の5人ということだけでも圧巻なのですが、その全員が管楽器専用マイク持参。更にクニはワイヤレス仕様。マサもボーカル&ベースの2セット・ワイヤレス。

この日、最も大所帯で面倒くさいバンドにいやな顔ひとつしないで懇切丁寧にリハーサル・チェックしてくれるスタッフの皆さんのプロ意識には頭が下がる思いです。

ボーカルとコーラスとのバランス調整、曲ごとのボーカル配分(4人もボーカル担当なので)ともちろんコーラス人数、照明に対する注文まで徹底してリサーチ。

2曲を演奏したところで、ミキサー・スタッフから「女性VOがフロントに出てきて1曲歌う場面をさわりだけやってみましょう」とあえて言ってくれました。

アンプのヘッドに白いテープを貼り付けてVOL,TONEノブなどのつまみレベルを一つずつ目盛り数字記入して剥がしスピーカー横に再度貼り付けてくれました。6バンド分の6本テープが並んでいて本番前にスタッフがノブ下にテープを貼って速やかに同じ目盛りにしてくれるのです。なるほど・・・。

まさに完璧!!

この日,楽屋で知ったジャック・ブルースの訃報(前日に他界)。マサは7月のジョニー・ウィンターに続いてのロック界における伝説の死に悲しみを禁じえずにはいられませんでした。ベース・アンプの調整中にそっと「サンシャイン・ラブ」リフを爪弾いてみました。結局2曲半を終えてモニターの返しを確認して「それでは本番よろしくお願いいたします!」

その後も、ばたばたとサウンド・チェックが進行している合間にも楽屋口で歓談していました。と、いつの間にか、開場時間を過ぎているではありませんか。

チラッと会場を覗いてみると入場客が物凄い。あっという間に席は埋まり両壁際にも立ち見がズラリ。凄いなあ。

じゃあ、いつものようにライブ・レポートのはじまり、はじまり!

 

「BUD BAT’S」

今年のアート・スペース・ホールにSTAが2度目に出演した時にもご一緒したバンドですね。

女の子ボーカルを中央に、バックはツワモノ軍団の男性陣。

そこから繰り出される音楽はこの日一番渋いサウンド。

なんといってもオープニング開始早々ボーカル一人でジャニス・ジョプリンを見事に歌いこなすのです。

ドスの効いたハスキー・ボイスでコブシをきかせて堂々たる歌いっぷり。お見事です。やんやの拍手が沸きあがった頃合を見計らったようにドラムが正確なビートを打ち鳴らし、そのまま再びジャニスの「ムーブ・オーバー」に突入。完璧なる流れです。

1番手なんてもったいないくらい。

初々しいMCを挟んでこれまた玄人受けしそうなフリートウッド・マックの大ヒット曲をプレイ。

後半はメンバー紹介で和んでから、このバンドにぴったりはまっていたハンブル・パイ2曲。「カモン・エブリバディ!!」

ステーブ・マリオットのこれまたブルージーでパワフルなボーカルを余裕かつ気持ちよさそうにシャウトするヨシエ嬢は喝采を浴びていました。

こんなに若いのにやっている音楽がもろに70年代前後の洋楽。そこでマサが聞いてみたところ、やはり「スーパーフライ」の影響だとのこと。越智嬢が日本の曲をまったく聴かないでジャニスなどの時代の洋楽ばかり聴いていたことを知ったヨシエちゃんもそれにならっていてはまったんだそう。でも実は最ものお気に入りはジョニー・ウィンターだそうですよ、再びビックリ!!

 

「谷・啓バンド」

谷啓という名前を冠しているので、てっきり「クレイジー・キャッツ」あるいはトロンボーン奏者がいて「スーパー・マーケット(知ってる?)」、もっとひねりを加えて「ダニー・ケイ」繋がりで「ファイブ・ペニー」を聴けるのかなとも思っていたのですが、これはメンバー2人の名前から1文字ずつとって合体させたというのが正解だそうです。

1曲目は意外にも吉田拓郎の「洛陽」で幕開け。

エレクトリック・アコースティックギターで拓郎節を熱唱していたのだけど、しょっぱなで早速ギターの弦が切れてしまいました。ちょっと緊張気味だそうで普段よりも幾分カッティングに力が入ったのかな?

ボーカルの方はめでたく還暦を迎えたそうで、娘さんの結婚式では最前列で応援に来てくれている方が松山千春の「大空と大地の中で」を感動的に歌ってくれたことなどのエピソードを紹介。そこへ客席jから花束の贈呈式。

数回弾き語りにて人前で演奏したことはあるけれども、バンド形態でのライブは初体験だそう。

でも一生懸命、場を盛り上げようと進行している姿には熱いものが込み上げてきます。

日本の楽曲中心のセットリストですが、パフィーまでをも聞かせてくれました。

ハウンドドッグ最大のヒット曲でもありライブの定番スタンダード「フォルテッシモ」では「おおお!!」という観客の雄たけびに導かれ大友康平に迫る勢いで拳を高く掲げて決めまくってくれました。

そしてメンバー紹介後、最後の曲も吉田拓郎の「人生を語らず」で締めくくってくれました。

 

「ON THE RAILS」

このバンドは初めて見ますがメンバーは知り合いが多いです。

トップバッター「バット・バッツ」よりも時代はやや新しめ(?)こちらでは80年代、あのMTV全盛期の洋楽をセレクトして披露してくれました。

この辺は皆さん、もろにつぼにはまっていたのではないでしょうか。開巻はあの80年代最も多忙だったミュージシャン、フィル・コリンズのコピーで幕開け。

ボーカリストの人柄なのかなにか会場中がほのぼのムードに包まれていましたね。

彼のトークがまたとても楽しくって笑いがたえません。でも聞かせどころ、見せ場はきっちりと用意してあります。

シンプリー・レッドに続いてホール&オーツも一番有名な曲「プライベート・アイズ」では演奏前にお約束の手拍子でも掛け合いを説明。もちろん本番ではバッチリ、全員が一体となって手を打ち鳴らしました。ワムというよりはジョージ・マイケルの名曲でも有名な「ケアレス・ウィスパー」ではムード満点、甘く囁きかけるようにしっとりとバラードを濃厚に(1985年度間全米1位)。この曲は郷ひろみもカバー、そして西条秀樹も「抱きしめてジルバ」という邦題でヒットしています。

メンバー紹介後、最後の2曲はTOTOで締めくくり。

「あれ!?今日のトリ前セブンス・ワンと曲がかぶるんでないかい?」と思ってマサがヒコに聞いてみたら「大丈夫!前もってお互いのバンドで曲がバッティングしないように打ち合わせ済み!!」とのこと。根回しバッチリだね。

 

「EARTH ARC」

このバンドを見るのは初めてです。この日唯一メンバー全員男性の編成。よって1番へヴィーで男っぽいメガトン級骨太サウンドを轟かせたバンド。

でも単純なへヴィーメタルではなく不思議とファンクになったり、ブルース・フレーバー満開だったりとても気になります。

ユニークなのは、セットリスト中に70年代ディスコでも話題沸騰、多くのカバーも生んだ白人ソウルバンド「ワイルド・チェリー」の「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」を取り込んでいたこと。(オリジナルは全米1位、英7位)

もしやこれはサンダーのテイクだったのかなあ?曲に聞き覚えがあっても会場では「???」と思ったはず。これがこのバンドのマニアックなこだわりのあらわれの一つではないでしょうか。オリジナルでやったら絶対に浮きまくっていたはず。

もう一つのこだわりはオーストラリアのバンドの曲を取り上げていたこと。残念ながらこのタイトルは恥ずかしながら勉強不足で把握できませんでしたが、マサ最大の驚愕はパット・トラヴァースを取り上げていたこと。

初めて私はパットのカバーを聞きました。今年はマサやテッチャンとでこの人を聞いていたのでタイミングがすこぶるナイスです。

もう少しパットというミュージシャン、評価されてもいいのではないでしょうか。

パット・スロールとよく混同されがちですが・・・。

このバンド、今後も要チェックです。

 

「THE SEVENTH ONE」

このバンドもお馴染み。「バット・バッツ」と同じく今年のアート・スペースにてSTAとタイバン済み。バンド名からもわかるように全曲TOTO!!

編成も左右に男女ツイン・キーボード、ベースは5弦ベース、ボーカリストも超ハイトーンを見事に歌いこなしてゴージャス。

ギターは相変わらず多くのバンドであちこち出没中のヒコ(TOTOのTシャツ着用)、サックス&コーラスはつい最近、ショートヘアにしてイメージ・チェンジをはかった衣装も華麗で艶やかなゴヘイバンドからセクシー・カスミ嬢。

客席からはTOTO大好きな男性の方から熱いラブ・コールが何度も飛び交っていました。

「パメラ!」というリクエストが出ていましたが、それは今回叶わず。

それでも初期のプログレッシブな曲から、バラードの王道ソングと展開、もちろん「ロザーナ」は外せませんね。

ギター・ソロがいつまでたっても終わらないのでボーカルがストップをかけにいく一幕も(演出ね)。

メンバー紹介後に、この日のライブは「月刊誌オトン」が取材に来ている事を本まで手にとってボーカリストが紹介。来月には記事として掲載されるそうで「買ってね」とちゃっかりアピールを忘れません。

STAも去年の1月にここクラップス・ライブにおいて一足先に、このオトン誌から取材を受けてカラー2ページ特集記事が掲載されライブ映像もアップされました。

ライブ以外ではステージ裏通路にてマサ、ヒコ、ワキの3人でもっぱらシカゴの話題で語り合っていました。

 

ケイコちゃんいわく「レベルの高いバンドばかりね!」

それならばSTAも負けてはいられません。トリとして恥じないステージを繰り広げていかなければなりません。でも正直な話、STAはいつも綱渡り&崖っぷち状態でライブに望んでいるのです。蓋を開けるまで一体全体どうなることやら・・・という気分です。しょっちゅうメンバーの変動が在る上にマサが過酷な曲目を突きつけて、また新たな曲も超難易度強!

これでテンション上がらないわけがありません。

前述のように今回は久しぶりの10人編成、そのうちの半分がホーン・セクション。コーちゃんが5月の810以来の合流。しかも多忙な彼はスタジオ練習は1回のみ。

初演奏曲も含まれていてこれは彼にしかできない芸当ですね。6バンド出演ですが珍しく管が入ったバンドは2つのみ。でもSTA1バンドで十分ホーンが突出していますね。

観客も後半になると若干減ってしまいましたが、それでもSTAが現れるとロビーで休憩中なのに会場へ戻ってきてくれました。

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

NOBU・・・G

KEN・・・DR VO CHO COWBELL 

MITSU・・・TB

KUNI・・・TP CHO PER 

SHIN・・・KB VO CHO

TATSU・・・TP

KOH-CHAN・・・TS

MIKI・・・VO VO PER CHO

MIYUKI・・・AS PER

 

***SET LIST***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、~ONE FINE MORNING(ある晴れた朝)・・・LIGHT HOUSE

3、~HANDBAGS AND GRADRAGS(ハンドバッグと正装)・・・CHASE

4、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO

5、~SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたい事が沢山)・・・CHICAGO

6、~TO BE FREE(今こそ自由を)・・・CHICAGO

7、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)・・・CHICAGO

8、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE

9、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

===ENCORE===

10、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

クラップスにはミキサー、受付カウンター、事務所、ドリンクカウンター、そしてステージサイドと隈なくスタッフが待機しています。

よってバンド入れ替え時のセッティングも比較的円滑に。各パートごとの最終チェックをミキサー・サイドの指示で行い、

メンバー全員の準備完了をマサがスタッフにアイコンタクト。

ノブの歯切れ良いギター・カッティングから定番「イントロダクション」開始。

この曲はあのスペクトラムのトランペット&ボーカリストだった新田よろしく一郎氏をも「人生観が変わった」と言わしめた曲。

もちろんSTAのメンバー達もいまだに大絶賛、何度繰り返し演奏しても一向に飽きのこない曲。

ミツもタツもいつもに増して吹き込み状態が生き生きとしています。

他の皆もはつらつとした気分で演奏。カスミ嬢からも「前に比べたらまとまりが出てきたね」とお褒めの言葉を頂戴しました。

ギター・ソロでノブのシールドによるトラブルが発生しましたが即スタッフが駆けつけてくれて交換、事無きを得ました。

それ以外には目立った事件も起こらず(珍しい事です)なかなかに出来の良いライブです。

後日STAのライブ映像を改めて客観的に見てみると「穴があったら入りたい」気分に陥ったりするものが多々存在するのですが、この日の内容はトータルで見ても出色の完成品でしたね。

近年は、よりコアな音楽性に没入傾向にありますが(一部のマニアには大受けなのですよ)、そのこだわりは今回も前半に凝縮されています。

メドレーでケンの強烈なるドラミングに導かれてマサのベースリフがかぶさる「ある晴れた朝」

けっこうなロック通でもあまり知られていないこのバンドと曲。

でも一聴しただけでのノリのよさ、ホーンの切れ味に魅了されドンドンと最前列に人だかりが。マサからシンにバトンタッチしたボーカル、そして4人によるコーラスも重厚に最後の最後まで一気に聞かせてくれる佳曲。

歓声が沸き起こってもまだまだ3曲目に続きます。

爆音2曲の後の静寂、厳かに漂うハモンドの音色。それに乗る形で一定間隔で刻まれるベース。イメージとしては薄闇から朝日が徐々に昇る感じですね。思いっきりタメの効いたドラム・フィルからホーンセクションの攻撃開始。

セットリスト中一番地味で知名度の薄い曲ですが、スルメのように何度も繰り返し演奏していると「いい曲だなあ」としみじみ心に染み入る楽曲。メンバーの皆が今はお気に入りのチェイス「ハンドバッグと正装」です。

このひと月半STA練習の中心はこの曲に費やしたほどです。

STAライブ初期に数回演奏したことはあったのですが、当時メンバー内での受けはイマイチ、ステージでの出来も決して褒められた内容ではありませんでした。そのまま忘れ去られたようにお蔵入りとなった可哀想な曲。でもマサは機会をずっと伺っていてタイミングを見計らったようにゴーサインを今回出しました。これをやるには今しかない!と照準を合わせて。

ラッキーなことに現在の面子が、本腰入れてとり組んでくれたおかげで想像以上の完成度を誇れるほどに。

スコアをなぞるだけでは表現しきれない奏者にしかわからない難関が多数含まれてもいましたが、一致団結して問題を一つ一つクリア。

イントロの入り方、シンからマサにボーカルを引き継ぎ、オルガンのみでの中で行われる呼吸が気持ちいいくらいに一致するまで何度もポイントを絞っていきました。

バッキングの強弱とメリハリ、エンディングではハイトーンをケンが歌いこなして、シンのアイディアによるアドリブのホーンソロでフェィドアウト。

立派におつとめを果たした感ありです。マンフレッドマンのキーボーディストが作者の曲でロッド・スチュワートもファースト・ソロで取り上げてイギリスでヒット。アンプラグドでも歌っていましたね。

ロッドのテイクは牧歌的アレンジでいかにもという野暮ったい感じ。それはそれで味わい深いのですがこのチェイスのアレンジは痛快、爽快なくらいにプロフェッショナル、素晴らしい。シンは「BS&Tみたい」とも言っていましたが。とにかく晴れて復活した楽曲、良かったね。でもこの曲、カバーしているバンドっているのかなあ・・・・。

セブンス・ワンのメンバーも「あの曲、誰だっけ・・・?聴いたことあるんだけどさ・・・」と質問されたくらいです。

さあ、通受けコーナーの前半は終了。折り返し点を通過して後半戦はけっこう聞き覚えのある曲を用意しました。

今回初のMCではマサが「トリで大所帯ですから賑やかにコテコテの100%ブラスロックを派手に決めまくってみたいと思います。ヨロシク!!」

先月からライブに組み込んでいるシカゴの壮大なる7楽章からなる組曲「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン」

そこから4楽章を抜粋してSTA流にアレンジ演奏、前回の反省点を考慮してのぞんだのですがこちらも及第点ではないでしょうか。

小樽でこの夏ライブ会場で知り合った男性の外人さんがニコニコしながらマサやミツに言っていた「MAME ME SMILE!!」

彼に聞かせてあげたかったですネエ。

STAには4人ものボーカリストが在籍しているのですが、その利点を最も最大限に発揮できるのがここです。

セブンス・ワンのベーシスト、ワキ氏は「ぼくらに微笑みを」の短いのと長いのと両方EP持っているよ!!と言っていたのですがこのステージでは長い方の完全版をプレイ。

次いで「言いたい事が沢山」ではよりタイトに場面転換して先月より成長の跡が伺えます。

照明も「サイケな雰囲気で」の注文どおり効果を出してくれました。

そこから本来の3楽章にはいかず、ミツのアイディアで(当初マサのアイディアで進行していたのですがこちらを採用)スネア・ロールをかまして第6楽章の「今こそ自由を」

ここはステージ・リハーサルでは噛み合わなかったのですが本番ではバッチリ。

ステージ前方でミツとマサは珍しく楽器同士で火花散る攻防を演じ、決めのベース&トロンボーン2人によるユニゾン・パートを向かい合って弾き倒した後は「やったぜい!」とばかりにジミー&ジェイソンになりきってハイタッチ。

何度も数種類のドラムフィルを繰り出すケンのサインで「愛は限りなく」

何度経験しても横一列にズラッと鎮座したホーンセクションが一体となって吹き鳴らす姿はもうそれだけで圧巻。

それは客席、ステージから見ても同意見でしょう。

お次は一つの山場でもあるBNPから歌姫ミキ嬢の登場。

ドラム横から颯爽とフロント中央に躍り出てマサからの紹介でハンドマイクでシャウトするのは「黒い炎」

一番、白熱して馬鹿受けした場面ではないでしょうか。

ミキ嬢は夏からこの曲を歌っていますが、まったくチェイスを知らなかったそうでゼロの状態から自ら研究して自分のものとして取り込んでいったそうです。ですからライブで歌いこむたびにドンドンとこなれてきていて今回も更なる成長の片鱗を見せ付けてくれました。

本来オリジナルは物凄くゴツくて野太いボーカリストが歌っているのですが、ミキ流に解釈して独創的な声を聞かせてくれています。

いやはやおみそれいたしました。初めて彼女のこの曲を歌う姿を見た人にも大好評。

ミキ嬢は腰を振って客を指差し、握手して踊り狂って会場を煽りまくり(今、世間を賑わしているウチワで仰いでくれる人もいます)。

この時ばかりはSTAも「ミキとその面々」と化していました。

「もう一度ミキ嬢に盛大なる拍手を!」とマサが告げると歓声が沸き起こり何処からともなく「ミキティー!!」と叫びまくる人も。

間髪入れずに「ラストです!25OR6TO4!!」とマサが告げるとステージも会場も一つの塊となってピーク達しちゃいました。

クニはトランペットに装着しているシュアー・ワイヤレス・マイクでリー・ロックネインばりにコーラスも担当。ギターのあまりにも有名なリフにあわせて即興で「ヘイ!!」のコール&レスポンス。

マサは縦横無尽にドラムやギターの周囲を動き回り飛び跳ねて片足かけて右手をグルグル振ってネックを天井高く掲げ、さらにはベースアンプ・スピーカーやモニターに擦り付けて全てが終了しました。

と、ここでアンコールの声が・・・・。

時間超過気味でしたが特例でもう1曲、声援にお答えして・・・

「今日は何曜日?」「日曜日!」「でも土曜日の曲やっちゃうよ!!」

シンの軽快なるピアノ・シンコペーションから「サタディ・イン・ザ・パーク」

ステージ前方では観客が輪になったり肩に手をやり列になってスキップを踏んでいるではないですか。曲の内容にシンクロするような光景。

「また会いましょう!STAでした。帰り道は気をつけてね!バイバイ!!STAでした!!」

やっぱりクラップス・ホールは最高です。

名残惜しそうに皆さんと談笑、お別れ後は、楽器機材一式を隣接する駐車場までエレベーターに乗って運び込んで搭載。

そして幹事でもあるミユキ嬢の誘導に従ってススキノのネオン街を総勢10名が闊歩。

南3条の「ホルモン食堂」で打ち上げと洒落込みました(店が変更になってより安く食べ放題のこちらに移動)お腹いっぱい食べて飲んで夜は更け行くのでした・・・・。

次回のライブでSTAは記念すべき100回目を迎えます!!

special thanks to・・・keiko&hirune-chan&love gun(hiro)&hiko&kasumi&hitomi&nakaji&mr.fukuchi&mr.koizumi&mr.koba&stuff&hormon-syokudoh&wess&&mr.mura&yoshie!!!

 

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WESS経営、ライブの聖地!!

2014-10-26 22:02:51 | Live告知

 

オヤジバンド合戦 “輝け! オヤジの星” vol.23
日程:2014/10/26 (日)
会場:KRAPS HALL 札幌市中央区南4条西6丁目
5 タイムズステーション1F
出演:EARTH ARC / ON THE RAILS / THE・SAPPORO・
TRANSIT・AUTHORITY / The Seventh One / 谷・啓バンド / Bud 
Bat’z (50音順)
開場 16:00/開演 16:30 [全自由]
前売り \1,000 当日 \1,500  1ドリンク別 \ 
\500
Lコード:11814
info:KRAPS HALL 011-518-5522

*チケットのお問い合わせはSTA各メンバーまでお気軽にどうぞ!!

去年1月以来の出演、STA4回目の登場です。

*:::出演バンド:::*

Bud Bat’z 16:30~17:00 (30分間)
谷・啓バンド 17:10~17:40 (30分間)
ON THE RAILS 17:50~18:20 (30分間)
EARTH ARC 18:30~19:00 (30分間)
The Seventh One 19:10~19:40 (30分間)

THE・SAPPORO・TRANSIT・AUTHORITY 19:50~20:20 (30分間)

6、THE SAPPRO TRANSIT AUTHORITY(CHICAGO!!!)・・・トリでの登場。

こうご期待!!

 

 

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アロワナ 22 / Arowana Ⅱ名古屋テレビ出演

2014-10-25 20:12:54 | YOUTUBE

アロワナ 22 / Arowana Ⅱ

STAが今年5月のライブ、「アートスペース」に出演する直前に「810」にてビデオ・シューティングしていたものが放映されました。残念なことにここ北海道ではテレビ放映されていない番組[アロワナ音楽どれみふぁ鑑定団」です。

あの木村カエラを排出した「SAKU SAKU」タイプの深夜放送番組。女の子と人形キャラクターとの会話で進行。ときどきMCの突っ込みアリ。

もうほとんどのメンバー達も忘れかけていた収録でしたが、編集された「長い夜」とインタビューが数分確認できますね。

内容的には微妙・・・ですが、とにかくめでたし、めでたしですな!!

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CHICAGO/FOREVER GOLD

2014-10-24 05:37:54 | CHICAGO

2000年にドイツで限定発売されたベスト盤です。

ダイアモンド・レコーズ。全15曲収録。なんと「長い夜」が入っていない・・・・。

全てはシングルヒット曲で網羅。

ゴージャス感を演出するべく王冠をかたどりCDタイトルも、ジャケット装飾表裏に至るまで金ぴか。

でもせっかくのロゴがいびつだったり、曲のスペルがいくつか間違っているのですよネエ・・・・残念。

 

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