THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,184 SUSUKINO WIZYOU みんな がんばろう X’MAS LIVE(BEER PLEASE編)

2021-12-31 16:29:09 | Live Set List

****満を持して4番手を見事に務め上げたSTAの盟友バンド、ビア・プリーズ!!昭和の香りてんこ盛りで登場。温故知新というわけで、古の懐かしき時代に誘ってもらいましょう。さあ、みんな一緒にタイムスリップ♪****

 

4, 17:30~20:00

会場内に流れるBGMはスティーリーダンの「バビロン・シスターズ」

 

地元・札幌を中心に活動している、もはや説明不要の「BEER PLEASE」は去年11月のマリンホール、そして今年2月の小樽公会堂・雪明りの路、3月ソリッド、7月・小樽浅草橋サウンド・エナジーでもSTA とご一緒でしたね。

3年前の8月、小樽北運河「サウンドエナジー」、そしてSTA企画リブレーション一昨年の9月「スペースアートホール」、「ファイブ・ペニーぼたやま音楽祭」にも出演してたね。

実は去年の9月、小樽屋外イベント会場にビアプリのメンバー達も訪れていた。

マサはルチュ&テツに「あれ!?ビアプリは今日、出演するの!?」と聞いたら、申し込みに間に合わなかったとのこと…残念。

やはりコロナウィルスによる影響で各バンドはライブに飢えていたようでタッチの差で埋まってしまったらしいよ。

だから観客として来ていたのだ。

 

ビアプリ(通称。もうこれで通っているくらいに有名)オールディーズや&ロカビリー、ロックンロールなどがお得意。

このバンドはジャンルがジャンルだけに、どの曲も短いから濃厚なるセットリストで充実。

このアイディアはお得感満点さ。

 大所帯のいかしたパーティー・バンドは、6人組み(クリスマスだけに全員が赤白黒の3色ファッションで統一)。

もうSTA界隈ではお馴染みの連中ではありますね。

マサはビア・プリーズの原点からずっと見てきた。

ルチュ加入、それ以降のメンバー達も含めて。

そのたびにドンドンとグレードアップをはかり見る見るうちにビッグな存在へ。

もちろん血のにじむような鍛錬とチームワーク、思慮深いプロデュース力のなせる業。

今や札幌界隈で彼らを知らなかったら潜りだ、と言われちゃうくらいの勢いなんだから。

だからこそ感慨深いものがあるし、自分もウカウカしていられないなあ、とふんどしを引き締めなおす次第。

 

ルチュとマサは「朝ドラファン」としても盛り上がるのです。今年前期まで放送していた「エール」は古関裕而氏がモデルのドラマ。

ビアプリが以前レパートリーにしていた「モスラ」の歌も古関夕而さんの作曲なんだよ、と教えたらルチュは大喜びだったさ。

さらには女性シンガー同士ということで、去年のマリンホールではヒロリンとルチュがめっちゃ意気投合。

スバルともアクセサリーなど共通の話題があるようで、新たな人脈図が更に確立されているようだ。

こうしてドンドンと北海道女性層の音楽シーンが拡大されていくわけだから素晴らしいことだ。

まあいずれにしても、マイペースでコンスタントに活動はしているようで良かった、良かった。

この日もマサが車から楽器や器材を卸している最中に、ビア・プリーズのテツ達も車で続々と到着。

再会をお互いに喜びあいました。

数年前までは2人の歌姫を従えて、昭和歌謡や流行歌などを中心に演奏していたのですが、近年はルチュちゃんがソロでフロントに立っての独占パフォーマンスです。

まあ、彼女は普段から2人分の活躍をしていたから、全くもって違和感なし。

逆に今までもずっとシンガーは1人しかいなかったような雰囲気さえ漂わせているね。

縦横無尽に繰り広げられる様は、何度見てもさすがと思わず唸っちゃいます。

 今後もずっとルチュさんには、元気いっぱいはじけまくってもらいましょうよ!

 

ここでは黒マスクを着用しているメンバーはDRのマサイくん1人。

編成は・・・・先述したとおり、紅一点ルチュ嬢のボーカルを全面的に大フューチャー。

で、このバンドを立ち上げたリーダー&ベースのカート氏とはお互い夕張が同郷という縁でマサと知り合い、以前STA企画「モダンタイム」ライブにビアプリとして初参加。

そこへ観客として来場していたルチュさんにリーダーのカート氏は一目惚れ。

その場でカート氏が彼女をスカウトして一気に音楽性の向上をはかり、紆余曲折を経て現在に至るわけなのです。

そのカートさんは最近、健康上の理由で長期離脱。

しかし、ここでルチュ繋がりとして心強きあの助っ人が現れた!

なんと元ダーティーダンディ、現在はオールド・ジャンキー、クライ・ベイビー・ブギー、ズリーとストリッパー、催事王ヒデキとバーモンツなどなど多方面で大活躍している札幌が生んだ永遠のスーパー・ロックンローラー、テツがガッチリとボトムラインを支えてくれているのですよ!

トレードマークのリーゼントとサングラスと髭を見ると何故だかホッとして安らぎを覚えるのさ。

ルチュ&テツの鉄壁なコンビネーションもバッチリ!

1+1が2以上の素晴らしい相乗効果を生んでブイブイいわせていました。(ナチュラルボディの愛器フェンダー・ジャパン・テレキャスター・ベースを使用。楽屋内で、今日はこれを弾くよ、と誇らしげにマサへ見せてくれました。

正直な話、音にはあまり満足していないようだったけど、どうしてどうして中々に中域を強調したトーンでフィンガー・ピッキングがウネっていたよ。メイプル指板。これがまたテツにはよく似合うんだよネエ)

そろそろカートさんもビアプリに合流予定だそうですが、とにかくテツが加わっての新生ビアプリを観るのも新鮮だから、今回も期待でワクワクものです(実はテツも病み上がり状態なんだけど、そんなこと微塵も感じさせないタフガイだったよ。ターミネーターみたいな強靭なる肉体の持ち主だ)。

5代目ギタリストのエディ(エディとしては3代目!)は、ビアプリの中では会場に一番乗り(この愛称はリーダーのカートさんが大好きなエディ・コクランから拝借したもの。もはやそんな説明なんて不要だろうけれども・・・・)。黒のグレッチ・チェット・アトキンス・モデル6120を使用。ギターカラーにあわせたのか、ストラップはいつも真っ黒けで統一するというスタイルが清々しいくらいに渋いねえ。

テツ&エディの2人による弦楽器アンサンブルが、珠玉のサウンドを紡ぎ出してくれます。

ラフにTシャツを着込んだドラマーは、ナイスガイのマサイくんで、CANOPUSスネア使用(ナチュラル仕上げ)。

いつも寡黙でちょっとシャイなマサイ君ではありますが、この日のタイトなドラミングはすこぶる好評を博していた。

また一段と腕を上げたね。

お世辞抜きにパワー倍増でグルーヴィー。

アクセントで打ち鳴らすキレッキレのシンバルワークも含めて、なんまらご機嫌だったよ、と本人にも伝えた(会場内でも友人の女性が同意見だった)。

決して努力は裏切らないということを身をもって実証してくれた。

何年も前から地道にコツコツとスタジオで個人練習を積み重ねてきたもんね。

この間まで髪も伸ばしていて、ミュージシャン然としたルックスが非常に頼もしかったんだけど、バッサリと切ってしまったの???寂しい・・・・。

でもメンバー中一番動きやすい風情がロッカー風の佇まいで貫禄タップリだ。

ちなみに対バンする時には必ずSTAのライブもブルーレィディスクにダビングして届けてくれるんだよ。

マサイくん、本当に大助かりだよ。

今後もよろしくね!!

 

そして一昨年から加入したオールバックのキーボード&コーラス担当の真理ちゃん(以前まではカシオと1992年にイギリスで創業されたシンセサイザーNOVATIONを使用していたんだけど、今回はローランドJUNO-Dでプレイ。毎度毎度の異色セッティングがさすが拘り具合が滲み出ていてユニークだ。

方々でもすこぶる高評価を得ていた。憎いくらいに大絶賛)。

下手フロントに陣取っているのはキーボードというポジション上、良く映えるのでナイスです。

最近はマサとブルース・リー談義でめちゃくちゃに盛り上がっております。

マニアックな世界にドンドンとハマるというのも心地よいものだ。

彼はドサンコならば誰もが知っているコマーシャルソングなどを製作しているプロの売れっ子作曲家。

 

そして更なる新メンバー!

唯一キャップ着用のテナー・サックスはミツグくん。

ロカビリー系ならばお手のものの彼。

多分、催事王秀樹&バーモンツでのテツ繋がりか!?

いずれにしてもビアプリに管楽器が加わるということは、バリエーションが豊富になって雰囲気も良好だ(今回はSTAとのサプライズもあり!)。

しかも彼とテツとマリちゃんとエディは歌えるしね。まさに鬼に金棒システムが確立。

この体制で固まりつつあって、あとは心置きなく邁進するのみだね。

テツはトナカイの角装着と黒い皮パン・ファッションでひと際目立っていましたよ。

男性陣は全員が黒いベスト姿でダンディないでたち。

テツ、エディ、ツッツーは黒いサングラス着用。

テツ着用の赤いサテン地の花柄シャツは上野アメ横にて購入したもの。

リンゴ・スターと同じ品というのが密かな誇りなんだそう((´∀`*))

 

外は本格的な冬到来だけど、ビアプリの各自は思い思いに粋なスタイルで決めています。

ステージ全体的に見ていて出演バンド中、衣装による統一性も異彩を放っていたさ。

で、センターフロントに陣どるル(*´ε`*)チュッチュ嬢は俄然燃え上がった。

いつも通り、十分にステージ映えしていたよ。

そんなカリスマ・ルチュちゃんによる、今回のひとくちメモコーナー。

これはいつも話題にのぼることさ。

センス抜群でポイント高いね。

今回は赤地に白のラインやフリルを全面に散りばめたワンピースを基調に、ヒール、手袋なども真っ赤に統一。この彩が鮮明でつい見入ってしまったよ。口紅も情熱的なほどの赤色をセレクション。

髪型も髪飾り(2連の雪だるま)もすこぶるオシャレ。

よくよくみたらばそのセレクションが驚異的。

イヤリングは白い花びら。

首周りはふわふわとした綿雪をモチーフにしている。

ベルトにはポインセチア(ドレスの裾にも同デザインが施されている)が描かれている。

よくよく見たらばドレスのあちこちにクリスマス関連のキャラクターなどが散りばめられているではないか!?

ライブの途中では暑くなってショールを脱いだんだけど、さりげなく首元には赤いリボンが飾られていた。

芸が細かすぎるよお!!

まあ、チェックするのも大きな楽しみの一つですけどね。

一体全体、どれだけの衣装とアクセサリーを所持しているのだろうか?

マサはそれを見た時に「お!今日はこのコスチュームかい?」

オフステージで伝えると、実は本人、あまりお気に入りではなくずっとしまい込んでいたらしいよ。

なんというもったいないことを。

こんなに素敵な御召物を長年にわたってタンスの肥やしにしていたなんて・・・。

まあ、今回を含めて煌びやかなる衣裳群を大量に所持していたら、それも納得なんだけど。

どれを着ようか、直前まで迷っているんじゃあないかい?

いっそのこと曲ごとに衣装チェンジでもトライしてみてはいかがでしょうか?

ちゃんと着替え係を用意してね。

その状況がすぐ目に浮かぶよ。

ルチュはフットワークが軽いから、案外とすぐにでもやりかねないね(笑)

いよっ!ゴージャスなる衣装持ち!!

普段着でも十分に派手だと思うんだけどね・・・・(爆)

 

バンドからのメッセージが届いております。

「ビアプリーズで寒さを吹き飛ばしましょう!

皆で盛り上がれば新型コロナに対する免疫力も俄然アップ!

ビアプリサウンドを最後まで心置きなくエンジョイしてください!!」

 

さてさて、チューニングとセッティングがほぼ完了。

万全に整いました。いつでもオーケーさ。

前置きが相当に長くなっちゃったから、そろそろ夢のような本編レポートをお届けしたいと思います。

このバンドは、ライブ評の書きがいがたっぷりとあるのだ。

だからというわけでもないんだけど、今までに披露された曲なども絡めて掲載していきたいと思いますのでご了承くださいませ。

ナベ氏からのアナウンス「ビアプリ色にステージを染めてみせます!とのことです。

お待たせしました。では参りましょうかあ!ビア・プリーズ!」

口笛ピーピー、万雷の拍手によって迎え入れられた。

 

「はい、受付嬢からお菓子の差し入れをもらいました(ナベさんの奥様)。

さあ、踊れる曲・・・・はりきってやるかい!yeah!!ではいきますよ~!オープニング・ナンバーは・・・・・MR,ツイスター(コニー・フランシス)」

出だしの「アーアーアー♪」で数度トラブってしまったけれども、まあとにもかくにも遂に開演だ。

「ごめんね・・・ちょっと間違った・・・・」

序盤から情け容赦なきぶっ飛び具合が鮮烈。

一挙に1973年に公開された「アメリカン・グラフィティ」さながらの様相を呈している。

あのスクリーンの中に入り込んだような気分に浸っちゃった。

古き良きアメリカを彷彿とさせる気分で・・・・・。

これを聞くのは6度目だよ。懐かしさ、テンコ盛り。

毎回曲目がストイックなほどによく練られ、入れ替えているよね。感心しきり。

キュートな振る舞いが自然体のルチュ嬢を、心ゆくまでご堪能あれ。

初めて会った頃からちっとも変わっていないね・・・・いや違った!ますます若返っている!!

手足や腰の切れ味もシャープで、ターンも堂に入ったモノ。

ステージ狭しとばかりに、前後左右に動き回って観客を魅了するルチュ嬢。

バック陣も、一生懸命にアンサンブルを醸し出す。

この軽快な図式が理想形だよね。

序盤の一瞬で観客を引き込んでいます。

この流れですでにバッチリと掴みはオーケーだ。

 

メドレーのセカンドナンバーでも、文句なしの鉄槌を下す。

これを聞くのは初めてだ。

この日のためにガラッと色合いを変えてきたなあ。

伝家の宝刀でウィルソン・ピケット「ダンス天国」

1966年発売のアルバム「ザ・エキサイティング・ウィルソン・ピケット」に収録。

曲名、歌手名を知らなくても、誰もが1度は耳にしたことがあるであろう軽快なるリフレイン。

「ラ~ララララ~~!!♪」

この曲、簡単な3コードR&Rだとタカをくくって舐めていたら足元すくわれて泣きをみるよ。

R&B界の天才ウィルソン・ピケットの手腕が冴えわたる革新的にローリングするメロディアス・ナンバーだ。

コール&レスポンスの応酬。

すでにみんなビッショリと汗まみれだ。

脳天から湯気が漂っていた…嘘(笑)

こんな暴走気味にぶっ飛んでしまって本当に最後までもつのかい!?・・・・なあんて余計な心配までしてしまったよ。

まあ、それはそれでいいんでないかい!?(笑)

ただ単純に演奏できるという至福の喜びを全身で感じちゃうだけさ。

 

3曲目は王道路線で「ダイアナ(ポール・アンカ)」

2分28秒。

1957年7月2日に発表された、実はシンプルでストレートに聞こえるけれど複雑な構成で琴線をビンビンに痺れさせてくれる名曲。

当然大ヒットを記録。

こちらも日本語バージョン共々に受けていたね。

カバーがたくさん存在します。

思い思いにジルバやモンキーダンス、はたまたブギウギにと繰り出したいところではあり、、ここでは感染防止のためグッと我慢・・・・。

ルチュちゃんはダンシング・クィーンとしての面目躍如。

看板ともいえる咽び泣くサックスの旋律をツッツーが一手に引き受ける。

官能的なサックスの音色にのってここぞとばかりに酔いしれてくれたまえ、諸君。

ファン達がビアプリの名前入りのオリジナル団扇をバタバタとリズムに合わせて振りまくっている。

目立つよ、この光景は。

 

当然のごとくルチュはMCも兼任。

「どうもありがとうございます!ビア・プリーズです。よろしくお願いします。ウィズユー、すごく素敵な所で嬉しい!(先週もビアプリはここに出演しているのですが・・・・)。

土曜日の午後なのに、お忙しい中をようこそいらっしゃいました!

こんな沢山の皆様に集まっていただき感激しております。

皆さん、いい感じですねえ!

それはともかくも今日は物凄く寒い!!  

ここ数日コロコロと北海道は大変なことになっています。

それはともかく、よござんすねえ!!(笑)なんでしょうか、この明るい雰囲気は。

あんまりにもあんまりだあ!!なんか飲みすぎの人も出没しているようだけど(爆笑)

いやあ、いいですねえ~!

アベさんからおひねりをいただいちゃいましたよ(((´∀`*))

お釣りはありませんけどいいですかあ!!?

あいにく入るところがないからここに入れておきますね!!(何と胸元!!)

もの凄く盛り上がってきた。

次はラブラブな感じのアカペラ新曲です」

1960年のシングル「リトル・ダーリン(ボーカルグループ、ザ・ダイヤモンズのヒット曲)」

1959年に発売のアルバム「アメリカズ・フェイマス・ソング」に収録。

ここではグッと焦らし気味にミステリアスなドウワップ。

ツッツーがルチュ嬢からリード・ボーカルパートのバトンをしっかりと受け取って、ムードたっぷり込めての歌いだし。

そこに次々と絡みつくコーラスワークが秀逸。

これ最大の強み。

マサイ君は安定感抜群のカウベルでアクセントをキープ。

歌詞の内容は女性の優美なるしぐさを表現。

「まるで一編の詩のようだ」とメルヘンチックに歌ったもの。

道理でロマンチックだもんねえ・・・・。

なるほどねえ‥‥歌手一人一人を調べあげていくと奥深き歴史を垣間見れて感慨深くなってしまう。

勝手に身近に感じたりなんかして。

そしてビアプリはここでも新境地開拓。

チャレンジ精神旺盛だねえ。

ブレイクタッチの妙も悩まし気に絡みついてくる。

よくよく聞いてみると随所に色々な隠し味が施されていてとても勉強になる。

選曲もちゃんとオーディエンスが欲しているものを探し出してきて、キッチリと落とし前をつけてくれる。

今後も埋もれてしまった宝石のような名曲を発掘してドンドンと発表していってね。

 

懇切丁寧、愛情込めて一人一人メンバー紹介などもサラリとスマートに織り交ぜているしね。

多少の茶目っ気も忘れずに!!

ここでいきなりマリちゃんが挙手する。

「はい!質問!!」「余計なことを言うなよな(((´∀`*))」

「この曲は何に聞こえますか?」とキーボードでクリスマス関連の曲を弾く。

皆、ああ、あの曲かあ・・・と思った途端徐々に違うお正月の曲へと変化していく。

「この2曲は同じメロディなのですね。」

というわけで、本編に戻るのだ。

「ありがとうございます。これからどんどんとバリバリのロックンロールを決めていきたいと思います・・・・・ルイジアナ・ママ(ジーン・ピットニー)」

1961年発表。ジーン自作自演の楽曲。

アルバム「ジーン・ピットニー・シングス・ワールド・ワイド・ウイナーズ」に収録。

本国アメリカでは不発に終わったがここ日本ではヒットを記録して日本語によるカバー曲も多数発売されたという曰く付きの曲。

昭和の世代たちにとってはその後も色々なバージョンが受けていたね。

ありゃりゃ・・・・・・どこかで見かけた顔のビアプリ筋金入りの追っかけ親衛隊が続々と出没。

後で聞いたんだけどルチュちゃんは他のバンドのステージングを見て「よし!私も!!」と俄然闘志に火が点いたんだとか。

リスペクト精神のもと切磋琢磨しながらどん欲に吸収しようとする姿勢は美しいね。

 

ルチュ嬢のステージ度胸は天下一品。

一瞬で観客を引き込んで、虜にしてしまいます。

中盤に突入後も勢いは衰えるどころか、加速してどうやら止まりそうにもありません。

「いきますよ!・・・・・20フライト・ロック(エディ・コクラン)」

ビアプリのギタリストの愛称は先述どおりこのエディからの命名。

1957年にシングルでリリース。

この曲はポール・マッカートニーがジョン・レノンに初めて会った時、その場に左利きのギターがなかったから右利き用のギターを逆に構えてすべてにおいて完璧に歌って聞かせたという伝説の曲。

後にポールは「バック・イン・ザ・USSR」の中でカバーしているが、マサはローリング・ストーンズのライブ「スティル・ライフ」のテイクが印象深い。

またもやテツが雄たけびをあげているではないか!

男気溢れる逞しき歌声でファンサーヴィスも忘れない。

天高くどこまでも突き抜けるワイルドヴィースト野郎。

もうこうなりゃあ思う存分破天荒に暴れまくってちょうだいな(笑)

気持ちが滲み出ているのがよく伝わっていた。

どいつもこいつも愛すべきキャラクターで愛嬌を振りまいている。

アドレナリン噴出しているからこそのなせる業。

 

「そんなわけでして、次の曲をお届けします・・・・・・ラブ・ポーションNO,9(オリジナルはザ・クローバー)」 

邦題は「恋の特効薬」オリジナルは1959年7月にリリース。

テツが勢いよく「1・2・3~HEY!!」のカウント

こちらも数多くのカヴァーを生み出しています。

ヘヴィーメタル・ファンにとっては、あの若き頃のジョン・サイクスが在籍していた伝説のタイガース・オブ・パンタンのテイクでお馴染み(1982年にPVまで制作した)。

テツが怒涛のリード・ボーカルをバッチリとこなしているではないか!

まるでこの曲はテツのイメージ・ソングみたいで、バッチリとバックビートも演出。

実は去年のマリンホール・ライブ前にテツがマサに「今日はマサさんに捧げる曲があるんだよ」と不敵な笑みを浮かべていた。

これがその答えだったんだ。

テツ曰くこれは故ジョニー大倉も取り上げているとのこと。

その再現です。

だからこそ思い入れをタップリ込めての熱唱だ。

テツのキャラクターならばこのアイディアは大正解。

パワフルに魂を込めたボーカルは張りがあって、どこまでも分厚く突き抜けている、とテツへ伝えた。

当然まんざらでもなかったご様子。

乾いたナチュラルトーンによるエディ渾身ここぞとばかりのギターソロは匠の技。

オールディズ極めつけの古典スタンダード・ナンバーを、ルチュちゃんが我がもの顔でいつもは歌って見せるんだけど、ここでは彼女、ダンサーに専念するというのもある意味では一興。

ただ踊るのではなく、手足、表情の抑揚の付け方などにストーリー性が反映されていて思わずグッと引き込まれてしまいました。

ストップモーションの連続シーンでも息がピッタリとフィットしているではないか。

あれってアドリブ!?そうならば驚愕だよ。

めったに観ることができない本格派オールディズバンドのビアプリだけに、初体験の観客は固唾を飲んで見守っています。

ひたすらアグレッシブで妖艶なルチュ嬢は、熱烈視線を投げかけてくれるファン達に呼応するかのように大健闘。

いつもそんなルチュちゃんからは、シアワセをまんべんなくいただいております。

2分2秒の曲だからあっという間に完奏。

それにしても多少のメンバーチェンジがあっても、全く失速したりしないのだから大したものだ。

逆にノビノビといつまでも意気揚揚のふるまい。

これは一致団結、統率力の賜物だね。

強固なる意志の疎通も大切。

再発見の箇所も数件あったし。

メンバー達のスケジュール都合上、ライブ活動もままならないようですが、だからこそかえってこの日のライブに対する気合の入り方が半端ではないです。

通常ペースよりも倍は力入ってるんでないかい(笑)。

仲の良さも伝わってくるし。

来年はSTAとも結構対バンしそうな気配だしね!

 

「ありがとうございます。暑い・・・・大丈夫かな?・・・・・ちょっとドリンクタイムをください。

お水タイムかわりばんこにやろうね(笑)

曲が短いから次から次へと飛び出しますよ。

いよいよ佳境に差し掛かってきました。

懐かしいところでGS・・・巨人の星に出てくるアイドルグループの曲をやります!

往年のスポコン漫画ファン達ならばお馴染みですね・・・・・クールな恋(オーロラ3人娘・・・ゴールデン・カップス)」

芸が細かい。

計算されつくした采配。

「おおおっ!!」会場のあちこちから拍手喝采!

趣向の凝らせ方がたいしたもんだね。

ギンギン・モード全開だ。

心底音楽を楽しんでいる姿は、いつ見ても本当に癒されてホノボノとしてきちゃいますね。

以前にはゴジラに出演していたザ・ピーナッツのあのやたらと癖になりそうで耳に残る曲も歌っていたしね(今はツイン・ボーカル編成ではないから再現が難しいけど・・・・)。

怪獣ものは最近ご無沙汰気味。

「アイ・ラブ・ユー、アイ・ラブ・ユー、フォエヴァー・モア♪」

青春プレイ・バックで胸キュンしちゃうね。

ドンドンとレッドゾーン振り切ってヒートアップ。

ちなみにマサはサントラのCDでこれを持っています(笑)。

 

「今日は踊らないと思っていたんだけど、結局は踊ってしまい疲れ気味・・・・」

「人のせいにするなよ~~((´∀`*))」

「ドンドンとのれるナンバーでいきますよ。

懐かしいところで(どれも懐かしいんだけど((´∀`*))・・・弘田三枝子さんの曲をやります!往年のファン達ならばお馴染みですね・・・・・ヴァケイション」

テツによるカウント「1・2・3・4!!」

趣向の凝らせ方がたいしたもんだね。

オリジナルはもちろんコニー・フランシス。

1962年7月発売。ビルボード最高9位を記録。

こちらも日本人による日本語カバーも数多く、その中で1番売れたのがこのミーコ。20万枚だってさあ。

驚いたことに、とうのコニー自身も日本語で歌っているバージョンがあります。

イタリア系のコニーにとっては日本語がとても歌いやすく、短時間で収録を完了しちゃったのだとか。

「ヴァケイション」「バケイション」「バケーション」と色々な表記がある、とウィキペディアに書かれていたけど、そんな事はどうでもいいね。

客席にいるとわかりませんが、ステージ上はかなりの熱気みたい。

ツッツーのテナー・サックスがここでも思いっきり情け容赦なく吹き荒れる。

マサイくんがじっくりと間合いを計って、慎重にリズムキープしながらバスドラ・キック。

「ワンモア・タイム!!」の一言も様になっている。

エキサイティングでスリリング。汗飛び散らしての奮起で大熱演。

巧みなスティック捌きが、リズムの骨格を形成しつつも支え続けています。

ストイックなくらいに真面目なマサイくんが、リンゴ・スターの役割を忠実かつ的確に果たしています。

 

「再びコニー・フランシスの王道路線で・・・・・カラーに口紅(1959年9月のシングル。全米5位を記録。伊東ゆかりなどが日本語バージョンでレコーディング)」

これまたもの凄くマニアのツボを、強烈に刺激するような曲を取り上げてきましたね。

「ヤヤヤヤ、ヤーヤ!」のオチャラけた出だしのコーラスから、もうドップリとロマンティック・ワールドにワープ。

しかも白黒テレビのあの時代にね!その光景が目に浮かぶようだ。

世界中のティーンエイジアイドル歌手達が取り上げている、実は相当な人気曲。

延々明るくはち切れんばかりのところへ、ちょっぴり甘く切ない、溜息まじりな一節が妙にセクシーでグッときちゃって聞き耳を立ててしまう。

エディのギターもブルージーでメロディアスなソロが秀逸。

ルチュのファンがドンドンと増殖中。

誰からも好かれるところなんかは、彼女の人徳だよね。

ルチュちゃんは白いハンカチで顔拭きしながらお色直し。

そのまま、ステージの一部では写真撮影会へと発展。

 

「嬉しいですねえ(笑)・・・・・往時を偲びましょう・・・・・・・・・・」

ここで用意されていた曲は、まだ無名だった頃のビートルズがトニー・シェリダンのバックをつとめたという、定番中の定番ロックンロール「マイ・ボニー」

シルバー・ビートルズ名義でね。

キャッチーなお約束の超必殺チューンが神々しく飛び出した。

スローでしっとりな序盤の揺れるフィーリングから、なんといきなり歌姫ルチュ嬢が4カウントを告げる!

場面転換、世界で一番激しいトラディショナル・ナンバーへ一気呵成に突入しながら駆け巡る。

ビアプリが多大なる影響を受けている、ザ・ビートルズから、このセレクションとは相当なこだわりだ。

一筋縄ではいかない計らいか。

ほろ酔い加減のテツ&相変わらず元気一杯のルチュによる贅沢なツイン・リードヴォーカルバトルに発展。

強烈なカッティングと爆発的なテナーサックスにのるジェリー・リー・ルイスばりのマリちゃん鍵盤アタックは、火花散るエキサィティングな絡み中でも絶妙な味わい。

 

「(笑)今日はお客様が一緒になって歌ったり踊ったりはあまりできないんですよね・・・・さあ、それではまたまたノリのいい新曲をお届けしたいと思います。ブレンダ・リー!!」

間髪入れずにマリちゃんが怪鳥音を発する!!「アチョーッ!!」

「それはブルース・リー!!(大爆笑)」

美味しいところでしっかりとやってくれたねえ(笑)

ブルース・リーをリスペクトしてやまないマリちゃんならではの自己主張だ!

一斉に場が和む。

このアットホームな感覚はビアプリならではのもの。

「ダイナマイト!!」

1959年に放った楽曲。

ビックリしたのはこの曲をレコーディングした時のブレンダは若干13歳(!!)。

身長145センチ。

天才少女歌手の出現に業界はさぞかし騒然としたことでしょうね。

その小柄な体から発せられる信じられないような、これこそダイナマイな声量に世の人々は度肝を抜かれたんだ。

1960年代においてチャートのトップ常連組だった伝説のレディシンガー。

ここでは和製ブレンダよろしくルチュがはずむようなボーカルで力を込めて休むこともなく延々と歌い紡ぐ。

サックス・ソロが咽び泣く、その中を駆け巡るように男性陣が「ドウダバダバダバ~!!」のコーラスで援護射撃。

これかなりの練習量を要したみたいだよ。

無事にエンディングを迎えることができて、ホッと安堵の表情を浮かべ互いをニンマリと見つめ合う面々。

 

「ありがとうございます!いかがですか?楽しんでいますか!?皆さん、喉乾いていませんか?・・・・これだけ来ていると暑い・・・・こんなに汗をかくとは思わなかった・・・・(ストールを外す)ちょっとついでに、またお水を飲んでもいいかなあ・・・

あら!?たいへんだあ!早いもので、次にお送りする曲でなんとラストです。」「ええ~~!???・・・」

「・・・・残すところ一応あと1曲だべさあ。

もしかしたら、あれば3曲だべさあ(笑)

なまら北海道弁まるだしだべさあ(爆笑)

ツイストを踊る曲です!・・・・・・かっこいいツイスト(再び弘田三枝子)」

遂に飛び出した。

そろそろ飛び出すと思っていたところへ、痒いところに手が届くいつものパターン。

広い会場はいつの間にかダンスホールへ豹変。

ルチュ嬢、一時たりともジッとせずに、張り切りボーカルで猛烈アピール。

もちろん彼女自身が長い年月をかけて色々なものを見聞きして、実体験を重ねて吸収してきたからね。

真摯な態度の成果だ。

実際、ライブを観るたびに成長の跡が顕著に表れています。

どこまでも、どこまでも果てしない魅力を振り撒いて、夢心地にしてくれるルチュ嬢は貴重な存在。

見栄えも抜群で、なまらチャーミング。

ミツグ君のテナー・サックスソロもダメ押しとばかりに再びブローしまくり。

強弱のつけ方が見事で、熱きエナジーがほとばしり出る。

最前列のオーディエンス達も一定の距離を空け、銘々にリズムに合わせて身をくねらせる。

ピカピカと光るタンバリンを打ち鳴らしながら、我を忘れるほどに軽快なるダンスも織り交ぜての合流。

ルチュの大胆不敵なるホップステップジャンプで決め!

観客からおもわず「可愛い!」の声援が飛んできた。

ちょっと照れ気味のルチュ。

「はーい、ありがとう!久しぶりに言われたわ!!」(笑)

 

当然のごとく、アンコールの嵐。

要求する手拍子が鳴りやません。

王者の貫禄。

「最高!どうもありがとうございます!(笑)あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、じゃあ、ではやります!まだまだいけます・・・・」

 

と、ここでマリちゃんたちがMCをこなす。

「これをお送りしたいと思います。こんな曲もオーケーでしょう。皆さん、ご一緒に」

メンバー一同の指パッチンでカウントだ。

「ソー・マッチ・イン・ラブ」

邦題は「なぎさの誓い」(クリスマス・スペシャル・バージョン!!)

1963年、ザ・タイムスが全米1位を記録。2分8秒。

その後も多くのカバーが生み出されている。

誰からも愛される珠玉のヒット曲。

イーグルスのティモシーBシュミット、山下達郎、アート・ガーファンクルなどが特に有名。

いずれにせよ実力がないと恐れ多くて取り上げられないよ。

それをビアプリはあたかもウォーミングアップ感覚でサラッとやってのけた。

恐るべし!

エディがリードボーカルを担当。

総勢5人によるアカペラ(マサイ君はいつもならばガイドラインにハイハット刻みでカウント取りを施すんだけど、今回は白髭姿でバッチリとサンタクロースになり切って正面に歩み出てきた!違和感なし!そして手には鈴。これの打ち鳴らし方がジャストフィットで効果覿面)。

掟破りなナンバー。

まさかまさかのビックリ箱。

鉄壁のハーモニーだ。私も大好きな曲。

テツにマサが以前に聞いたんだけど「最近、これをよく取りあげているんだよ。

俺は低音を唸るだけだから楽さ」とご謙遜。

難しいでしょ、このハーモニーは!

お手本のような歌唱力を突き付けられた。

エンディングではメンバー全員が示し合わせたかのような必殺決めポーズで慎重にフィニッシュ。

しんみりとした空気が漂う中で一息入れたオーディエンス。

「マサイ風だからマサンタでしたあ!!」

(上手い!座布団3枚の快挙だ!!)

 

と、そうは問屋が卸さない!観客たちはまるで納得がいかないようだ。

消化不良気味・・・・。

責任をどうとるビアプリ??

泣いても笑ってもこれで終わりだからね。

 

「今日はウィズユーライブにお声をかけていただきまして、ナベさん、ありがとうございました!

コロナ禍でも実はひっそりとビアプリは今年11回目もライブを敢行しちゃいました!

中止も5~6回ありましたが・・・・・。

皆さんのおかげで、ビアプリも結成1周年を迎えました。で、来年はテツの還暦ライブなんかも行おうをもくろんでおりまする。

さて、後ろの皆さんも盛り上がっていますか~~!?

用意はいいですか?

残り時間もドンドンとやっていきますよ!!」

可愛らしい「5匹の子豚とチャールストン」をモチーフとした、な、な、なんと「ビア・プリーズのテーマ」。

これは嬉しい裏切り行為。

最近この流れが定番。

もちろん喜び勇んで聞かせてもらったよ。

実はこの曲「the shimmy shake」(作曲作曲フレディ・モーガン&ノーマン・マルキン)はキーボードのマリちゃんが極上のアレンジを施したもの。

マリちゃんの真骨頂。

また新たなる扉をこじ開けたんだなあ。

のっけから「ヘイ!ヘイ!」と遠慮なしにコール&レスポンス。

お得意のコケティッシュなルチュちゃんによる華やかなるステージ・パフォーマンス。

何度見ても惚れ惚れしちゃうよ。

そして美味しいヒントが随所に垣間見える。

 

特にドレスアップしたルチュちゃんの、優雅なことといったらもうたまりませんなあ。

歌って踊って皆で繰り出し、余力を振り絞っての大団円。

歓喜の渦。

理屈抜き、盛大なるフィナーレにはもってこいのチョイスだ。

「暑い中を最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!!」

マリちゃんがお行儀よく「起立、礼、着席」を弾く。「ポロン、ポロン、ポロ~ン!!」

深々とお辞儀をして鮮やかなビアプリ祭りはこれにて終焉。

 

ビアプリ一同、精も根も尽き果てたご様子。

完全燃焼で大満足だったことでしょうよ。

 

ウィズユー・クリスマスライブ・イベントはどうやらビアプリに占拠されてしまったようだね。

さながら圧巻のワンマンショーじゃんかあ。

壮観だ。

後日談・・・・・・

どうやらダンディなおじ様たち6人くらいがとってもビアプリを気に入ったらしく、正真正銘のやらせ一切なしでアンコールを要求してくれたんだそうですよ。

本気に取り組めば、見てくれる人はしっかりと認めてくれるんだね。

ライブ後にステージ裏でくつろぎながらも「あそこがこうだ、ここがこうだった」と反省会も含めた即席討論会で語り合っていたもんなあ。

 

ルチュ嬢「〇〇歳まで歌うわよ!!」いやいや、そんな謙虚なことを言わずにもっともっと歌い続けてくれい!!

今年はビアプリ結成10周年だそうそうです。

コロナが落ち着いたころを見計らって壮大なる記念イベントでもぶちかますのも一興かもね。

 

ロカビリー、昭和歌謡曲、アニソン、オールディーズ、ロックンロール、ミディアムからバラードまでと趣向を凝らしまくるご機嫌なビアプリ。

観客の皆さんもビアプリとの出会いで音楽の輪がまた一つ繋がったことでしょう。

いつでもどこにいても注目の的だね。

この快感こそが、ライブ・イベントの醍醐味。

あ!なるほど、ルチュ嬢のはち切れんほどの若さのヒントがあちこちに見え隠れしているようだ!!

 

ミニ情報・・・・・・ルチュちゃんはクラシック・ギターを習っているのです。

早速、発表会に出演。近々映像をアップする予定なんだとか。

当面の目標はザ・ビートルズの弾き語り「ブラック・バード」(まだ弾けて無いそうです・・・・)。

チャレンジ精神旺盛なところなんかは見習いたいもの。

ヘフナーのベースも再開するようで多忙の日々・・・・。

ルチュちゃんが大切そうにずっと手にしていたシュアーの骸骨マイクは去年の夏、惜しまれつつも他界したベーシスト、テラちゃんの形見なんだそうです(ヒロリンのバンドのベーシストでもあった)。

 

***ビアプリーズのお祭りライブ・レヴューはここまで!さあ、残すところあと2バンドだよ!それは泣く子も恐れおののくあのスペシャル・プロジェクト達だあ!!テツ&ツッツーはまだこの後にもライブが控えております((´∀`*))***

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TIARA(chicago)

2021-12-30 22:33:27 | CHICAGO

ティアラ (Tiara) は、頭頂部に着用する装飾品アクセサリー)。タイアーラともいう

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VOL,184 SUSUKINO WIZYOU みんな がんばろう X’MAS LIVE(編)

2021-12-30 16:13:33 | Live Set List

****はい、大好評につき続々とライブレポートまいりますよ。

本来ならば5番手として登場の我らがSTAではありますが、それは最後にたっぷりとお送りしたいと思います。

それでは引き続きお楽しみください!!****

 

3,18:50~19:20

3番手ということは早くも中盤戦に突入ということだ。

ここでも中々に生きのいいサウンドが炸裂。

「LE・FREAK」

地元・札幌から出場。

実は今年7月にSTAが出演した小樽・浅草橋オールディズ・ナイト・ライブ・イベントでも、ここと対バンしたのですよ。

だから今回で見るのは2度目。

ラ・フリークとはSTA初代トロンボーン・プレイヤーの小泉君他、多くの共通知人がいてビックリしたよ。

しかも、その夏の際、出番前にメンバーの顔触れを見て私はてっきりBERRY JAMが一部メンバーを入れ替えたものだと思い込んでいたのさあ・・・!ああ、恥ずかしいやら。

あれ!?でも先ほど会話したばかりの肝心なリーダー・ナベさんが演奏していないよ!?

これってどういうことなの??

もうすっかりと勝手な勘違いで一人混乱をきたしてしまったのだよ。

すぐにナベさんから確認をとって謎は判明!!

BERRY JAMのメンバーらを交えたDISCOバンドなのだそうです。

また新たな発見だ。

今後の交流がワクワク楽しみ。

早速楽屋ですれ違う際にギターのお二方と軽く談笑を交わし合いましたよ。

楽器メーカーのことなど含めてね。

というわけでして末長きお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!!

 

早速6人のメンバーを紹介いたします。

まずはバンマスから・・・・チバさん(G。ブラウンのボディカラー335を使用。ビグスビーアームユニットをマウント。楽屋でわざわざ見せてもらったんだけど、それはVESTA GRAHAM と判明!!)
後ろで髪を束ねた、もう一人のギタリストにジミーさん(7月にはローズ指板のテレキャスターを使用していたけど、今回は同じフェンダーでもローズ指板のストラトキャスター。ボディカラーはマニアックで綺麗なバーガイミニスト。布製の黒いフェンダーストラップも使用)

トレードマークのキャップに眼鏡とお髭が良く似合うベリージャムのベーシストはアオキさん(程よく色褪せたブラックボディのジャズベースをフィンガーピッキング。ローズ指板。衣装に至るまで全身を真っ黒に統一。)

ドラムスは幸司くん(茶色のスティックを使用)、令生くんはパーカッションを担当、そしてフロントセンターに堂々と陣取ったヴォーカルはお馴染みの紅一点berry jamからチエミさん(茶髪のロングヘアに、クリスマスをイメージしたのか目にも鮮やかな赤いミニミニドレス・ファッション。そして黒のロングブーツ。物凄く似合ってる)という布陣だ!

皆が左胸元に付けた銀色の蝶ネクタイバッジが1ポイント。

ほとんどのメンバーがコーラスも兼任。羨ましい限りだ・・・・。

 

ご挨拶替わりとばかりオープニングにはさらっと「おしゃれフリーク」を余裕の表情でぶちかましてくれました。

これってもしかしたらそのものずばり、バンド名に引っ掛けてるのかなあ・・・?

だとしたら本当にオシャレ。

(アメリカのシックが1978年9月21日に発表した曲。アルバム「エレガンス・シック」からの第一弾シングル。もちろんメンバーのナイル・ロジャースによる作品。アメリカンチャートでは1位を堂々記録。アメリカ国内だけでも400万枚を売り上げた。曲誕生のいきさつにはビックリ!・・・・・・ウィキペディアより)

とにもかくにも理屈抜きに全員上手い!

楽器、バンド、ファンキーなるアンサンブル、アレンジ、パフォーマンスに至るまで全てを熟知しているベテラン勢。

ボーカル、切れ味鋭いギターによるコード・カッティング、タイトなリズムセクションと全てがいうことなし。

追い打ちをかけるかのようにベースソロがいぶし銀の光沢を放つかの如くブイブイと唸りをあげているではないか!!

すでにダンサーたちが集って掛け声と共に踊り狂っている。

一瞬で会場内は古き良きディスコティックと化している。

決してクラブとは呼びませんよ。

さすがであります。

 

「どうもありがとうございます!ラ・フリークです!!

WOW!!

今日は素敵なバンドさんたちがドンドンと登場しますよ!!」

さあ、ここからがいよいよもっての本編です。

ブリブリにかっこいいソウルフル・ワールドへいざ突入!!

休む間もなく次々と繰り出されるご機嫌なナンバー達。

途切れることなく激しい応酬は続きます。

「フーズ・ザット・レディ」(ザ・アイズレー・ブラザース)

明るくストレートなるラブソングとして大ヒットしたブラック・ミュージックの極致。

素敵なムードの響きに思いっきり酔いしれちゃおう。

すでにホールは熱気でムンムン状態なんだけれど、遠慮なくも燃え盛る炎は強烈。

パーカッシブでキャッチーなボトム。

グイグイと跳ねまわりながら引き込むアタック感。

隠し味的な味わい深いツインギターのフレーズ・コンビネーションが痺れるなあ。

本格的な充実のリードボーカルがスポットを浴びるメローなパートでも全然安心だ。

歌姫のチエミ嬢がセクシーな喉を振るわせて甘くエモーショナルに決めまくってくれました。

もうこの辺に差し掛かってきたら、会場全体のハートを鷲掴みでノリノリ浮かれ気分フルスロットルで暴れまくり!

 

場面一転しての「uptown funk」

2014年11月10日に発売されたマーク・ロンソン11枚目のシングル。

史上最も売れた曲。何たって2000万枚だよ。

当然アメリカのチャートでは1位を記録。

それまでの曲とはちょっと一線を画すエキサイティングかつデンジャラスでスタイリッシュなナンバー。

骨っぽくてストロングな男性的ファンキー・チューンがこれさ。

一音一音が強烈に聞き手側へと情け容赦なく迫ってくる。

ラ・フリークもこのじゃじゃ馬のような曲を、汗飛び散らせながらいともたやすく堂々と操っている。

昔取った杵柄とばかりに本人たちも全身全霊でエンジョイ。

エンディングが近づくに伴って加熱していくプレイヤーたち。

渋すぎるくらいの佇まいに一同が脱帽だ。

 

「mama used to say」

juniorが2012年に発表したエレクトリック・ダンス。

アルバム「JI」に収録。

コンガによるラテン調な連打を皮切りに、ギターのハーモニックピッキングが追随。

グッと空気感が変化してきたよ。

その証拠に琴線が震えてきた。

この何とも言えないような不思議な高揚感はなんなのだろうか?

どことなくなく懐かしい香りがプンプンに漂っているのさ。

それでいて異国情緒フレイヴァーが満載。

そうこうしているうちに、ちょっぴりと甘く切ない旋律が垣間見えてきて心憎い。

これは単なる使い捨てとして扱うと孫の代まで泣きを見るよ(大袈裟か⁉・・・・笑)。

そんな狙いもラ・フリークにはあるのでしょうね。

だからこそ、このポジションに持ってきたのは火を見るよりも明らかだ。

うんうん、なるほど大正解!

とことんまで勉強になる。

 

「ラ・フリークもクリスマスにふさわしい曲をお届けしたいと思います・・・・・ゲット・レディ 」(レア・アースの代表作品 アメリカはデトロイト出身の白人アーバン・クール・ファンク・バンド。1968年、全米ポップチャートでは4位を記録。ファースト・アルバムDREAMS/ANSWERSに収録。な、な、なんとドラマーがリード・ボーカルなんだよ。シングルはコンパクトなテイクなんだけどアルバムだと片面全部を目いっぱいに使った見せ場てんこ盛りのボリューム満点な仕上がり。元々はスモーキー・ロビンソンが書いてモータウンのレーベルからテンプテーションズが発表するも全米29位どまりに。で、同レーベルに所属していたロックバンドのレア・アースがカバーして大ヒット )

こうなったら躍らにゃあ損ゝ!

歌詞や構成はしごく単純明快なR&B。

でも実は奥が深いのですよ、このグルーヴは。

暗転してド派手なミラーボールがギラギラと華やかに回転していて超最高。

多分皆の頭の中には若き頃の輝いていた日々の情景が渦巻いていることでしょう。

頑固一徹、うねるようなビートはあっぱれこの上ない。

パーカッションはコンガと鈴を巧みに操りながら彩を添える。

コーラスによる展開も秀逸。

よく練り上げられた進行に感服だ。

一斉に掛け声をかけてはじけまくり。

それぞれに熱き青春時代が蘇る。

延々と繰り広げられるメインのリフに涙腺が緩みそうになっちゃった。

 

「さあ、ここからは一気呵成に突き進むわよ。

残り何曲…?アンコールも含めると何曲かなあ・・・?((´∀`*))

・・・・・今夜はブギ・ウギ・ウギ」

強烈なる筋金入りのア・テイスト・オブ・ハニーが1978年にリリースしたデビュー曲で大傑作なのだ。

いきなりビルボードでナンバー1に輝いたんだもんね(グラミーでも最優秀新人賞を受賞)。

見栄えのする女性2人を擁する一発屋のイメージの強いバンドだったけど、彼女らは曲も書くしギター&ベースの演奏は男顔負けなくらいに火花が散ってテクニカルだった。

テレビでプレイするゴージャスな姿を拝見した時には驚愕してしまったほどだ。

精力的な演奏活動で腕を磨き上げ知名度を上げていった賜物。

彼女らは日本でも人気が絶大。多くのファンを獲得しています。

ディスコ・ブーム吹き荒れる中に登場したディスコ・クィーン中でも実力派として絶賛されていました。

この曲、イントロからして瞬間にパーフェクトでバッチリ。

ちょっとTOTOっぽいところも個人的にはナイスです。

ため息混じりで囁き気味なボーカルのチエミ嬢にはノックアウトされた。

さすが「札幌のティナ・ターナー」は伊達じゃあない。

ふさわしき称号だよね。

時にはダイナミックに、時にはエロティックに・・・・。

誰もが聞き覚えのある熱き「ブギ―!」でコール&レスポンス。

一斉に手拍子を打ち鳴らしまくったもんね。

官能的な響きにのって繰り出されるチョッパーベースやブレイクのタイミングに思わず唸ってしまった。

シンプルでタイトなミュート気味なバッキング・アンサンブルが超絶技巧だ。

清々しいくらいに淡々とした構成力。

全体的にやや抑え気味の曲調からいきなり炸裂するサビが、尚更のことインパクトあり。

おっとと、忘れてはならないのは往年のスタンダード「上を向いて歩こう(坂本九)」を「スキヤキ」というタイトルでカバーもしていますよ。

当然こちらも大ヒットを記録した(全米1位)。

鮮烈なアレンジとセクシーなエンディングにおける「サヨナラ・・・・」の一言もご機嫌だった。

さてさて、ステージ前面はイモ洗い状態。

あらら、トナカイの角を付けたお方も上機嫌にホップステップを踏んでいるよ。

 

懇切丁寧なるメンバー紹介を終えて・・・・

「サンキューです!ラストを飾るのは・・・・・・play that funky music」

アメリカの伝説的な白人ソウルバンド、ワイルド・チェリーが70年代に放った大ヒット曲。

1976年9月に3週連続全米1位に輝いています。

自身のバンド名アルバムに収録。

何度もリヴァイバルヒットしていて、ヒップホップ界においても大受けしましたね。

ハードロックバンド「サンダー」のテイクも凄まじいよ。

白人ファンクバンドとしては最大級のヒット曲。(元々はロックバンドだったけど黒人客からのリクエストによって当時シーンを席巻していたこのジャンルを導入した結果が大当たりしたという面白い逸話あり。それもこれもオリジナリティ溢れる才能あっての物種)

ここで披露された曲目中、一番カバーされて知名度も高い曲がこれではないでしょうか。

ジャンルや時代を軽く超越して最も親しまれている、程よきポップテイストの血湧き肉躍る激情型ミュージック。

無意識のうちに体が動いてしまう。

いつのまにか音の洪水の波に飲み込まれてしまう。

まあ、そんな快感に浸りきるのも一興であります。

バンド名や曲名を知らない人でも、この曲を聞いたら思わず膝を叩くことでしょう。

韻を踏んだタイトルの流れで虜になっちゃうもんなあ。

改めて言わせてもらいます!!

チエミ嬢も勢いそのまま、嬉々としてシャウトしながら演じ切っています。

 

アンコールの声が鳴りやみません。

「正真正銘これで最後です。

踊ろうよ!!ドウ―ビー・ブラザースで・・・・・・ロング・トレイン・ランニン!!」

1973年に発表された初期ドゥービーの定番曲。

アルバム「キャプテン&ミー」に収録。

ここからの第1弾シングル。

アメリカのチャートでは最高ランク8位。

ギタリストならば必ずコピーしちゃうであろうギターカッティング。

何と言ってもこれが最大の肝だ。

この曲はもう数えきれないくらいにライブで演奏するバンドを見てきましたが、ラ・フリークがこの場で披露するとは夢にも思わなかった。

ずっとディスコ調のナンバーだったところへ、締めくくりがウエスト・コーストロックとは・・・・。

これは完全無欠の嬉しい裏切り行為です。

このバンドにはキーボードがいないけど、ツインギターで十分に役割分担しているので問題なし。

この曲ではそれが遺憾なく発揮されている。

パーティー気分へダメ押しとばかり、もっともっと煽るような行為に発展していくその意気込みに乾杯さ。

今までに聞いてきた色々なバンドの演奏中、群を抜くほどの完成度を誇っているよ。

しかも終盤では一種独特な凝りまくった焦らし技でぐいぐいと牽引。

タメを聞かせてのフィニッシュ。

 

そうこうしているうち、アッという間にサタディ・フィーヴァータイムは幕引きとなりました。

放心気分に浸って、すっかりとイッチャッている皆さん、お疲れ!

あ、チエミさん、「ズリーとストリッパーズ」でも頑張ってね!!((´∀`*))

彼女はこの日、3バンドの掛け持ちなのさ。

「スーパーレディ」という冠はチエミ嬢のためにあるようなもの。

マサはニシヤンとずっと見ていたんだけど彼も褒めちぎっていましたっけ。

 

****お次に控えしは泣く子も満面の笑みを湛えてノリノリに腰を振っちゃうというビア・プリーズ。

満を持しての出番だよ!

お楽しみにね~~!!****

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condensation(chicago)

2021-12-30 14:46:22 | CHICAGO

結露とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。 例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。 ウィキペディア

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MAYA kiss of fire CD

2021-12-30 14:43:51 | free form space

https://youtu.be/mjw1h1TeZ7g

日本が世界に誇る女性ジャズシンガーMAYA。
膨大なアルバムを発表していますが、これは極初期にリリースしたスタンダードカバー集!
意表をつく選曲もさる事ながら、何と6か国語で歌っている。
しかも既にエキゾチックな貫禄ぶりなんだから驚きだ。

ジャズ以外にもボサノバ、ラテン、スパニッシュ、ルンバ、果てにはキャロル  キング、フランシスレイから桑田佳祐まで!

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balloon(chicago)

2021-12-30 01:27:48 | CHICAGO

気球(ききゅう、: balloon バルーン)とは、空気より軽い気体風船に詰め込む事で浮力を得る物のこと。

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VOL,184 SUSUKINO WIZYOU みんな がんばろう X’MAS LIVE(深雪編)

2021-12-29 20:40:31 | Live Set List

****ホール内に流れているBGMは女性ヴォーカルによる「レット・イット・スノー」そして「赤鼻のトナカイ(インスト)」「ホワイト・クリスマス(打ち込みビートに導かれてのヴァイオリン演奏のこれまたインスト)」「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」

あら、懐かしや、五十嵐秀人くんの姿が!

コロナでずっと自粛生活をしていたそうですが、さすがにライブの血が騒いで我慢の限界に達したそう。

10月くらいから徐々に生のバンドサウンドを浴びにきているそうですよ。****

 

2,深雪~MIYUKI~

18:00~18:40

(レディースヴォーカル中心のJ-POP)

セカンドアクトの時間だよ。

程よく場内も温まってきたね。

さあ、この6人編成のバンドは初めてだよ・・・・と言っても、メンバー達はしゅっちゅう見ている人ばかり。

だからなのか、テツとサッサがしきりと写真撮影に没頭している。

この日のライブは先述どおり、女性シンガーがすこぶる多い。

で、ここのバンドは、なんとキュートな女性が2人もセンターフロントに並んで歌を披露している。

全曲お馴染みの贅沢なるヒット曲ばかりだ。

 

それではメンバーの顔触れをば・・・・・(質問・・・・・「ミーちゃんインポッシブル」とは別のバンドなのかい?)

☆ボーカルにミユキちゃん

彼女は近年心境著しいくらいにアクティブだね。

男顔負けなくらいに数多くのバンドに在籍してボーカルはもとより、コーラス、キーボードにとマルチな才能を発揮。

更には自主コンサートまで立ち上げてもいるのだ。

快進撃は現在進行形だよ。

STAとも色々と関わりがあるのだ。

☆コーラスにトモちゃん

彼女を知ったのはザードのカバーバンド「ブレッツア」でのこと。

それをきっかけにマ・シェリでのボーカル&ギター、そしてこのバンドにと引っ張りだこの人気者さ。

まだまだ隠し玉があるんでしょう!

☆ギターはエレキダくん

3トーンサンバーストのストラトキャスター(ローズ指板)を使用。

彼を初めて知ったのは「アンクル・キャッツ」に加入した時。

それ以降にもあちこちのライブイベントで弾きまくっている姿を目撃しています。

ジャケットとパンツは奥様ハンドメイドのスパンコール金ぴか仕様。

☆キーボードがキムキムだ

こいつはワーカホリックじゃあないのっていうくらいにライブ会場で必ず見かける男。

最近、ダイエットに成功してスリムになった。

KORGの愛器を携えてまた新たなバンドに加入したんだね。

本人も一体全体いくつのバンドに在籍しているのか混乱をきたしているそうですよ((´∀`*))

そうそう、STAでも数回ライブに参加歴がありです。

ハットもシャツも派手派手に真っ赤で染まっている。マスクは白だったけどね。いっそのことマスクも赤にしてこい!!

☆ベースは加藤くん

黒ハットに黒サングラス、革ジャンもTシャツも黒だけど、何故だか赤いアフロヘア―。

5弦ジャズベース(サンバーストボディカラー。ローズ指板)をフィンガーピッキングで渋くプレイ。

☆そしてドラマーはずんずくん。

赤いサンタ帽に赤シャツ。マスクは白。

 

写真を見てもらえばおわかりのとおり、全員がサンタクロース、もしくは

赤のポイントはギンギラファッションで統一。なかなかにビジュアルにも工夫が凝らされているね。

やっぱり常に目をひくのは茶髪女性の2人だ。

チャーミングなサンタ衣装に身を包んで華麗にお色気を振りまいていました。

 

「初めまして!ミユキと申します。

これからの30分、私たちにお付き合いくださいませ!」

オープニングナンバーは「MUGO・ん・・・色っぽい(工藤静香)」

通算5枚目のシングル。カネボウイメージソング。

1988年8月24日発売。

中島みゆき&後藤次利の作品。

アルバム「グラデ-ション」に収録。

オリコンチャートでは見事週間1位を獲得。

現キムタク婦人でグループアイドルの元祖でもあるおニャン子クラブの元メンバーだった・・・なんて野暮な説明なんて一切不要だよね。

序盤から遠慮なしに弾けまくってますよ。

ミ~ちゃん、このジャンルをずっとやりたかったんでしょう。

そんな気持ちがこちらサイドにまでビンビンと伝わってきているよ。

嬉しくって、嬉しくってたまらないわあ、私を見て見て、ってな感じさ。

トモちゃんとのコーラスによるコンビネーションもバッチリと噛み合っているよ。

2人の歌姫に刺激を受けたのか、もう一人の麗しきサンタ嬢「スバル」も駆け寄って歌いながら最前列にて踊りまくる。

見た目もサウンドも華やかすぎるぞ!

 

「メリー・クリスマス!今日は私の大好きな工藤静香さんの曲を前半に3曲おおくりします!

リーダーでもあるエレキダさんが私のために300曲の中から厳選して3曲に絞ってくれたそうです。

(凄いなあ・・・)

「嵐の素顔」

通算7枚目のシングル。

1989年5月3日に発売。

アルバム「ハーヴェスト」に収録。

こちらも週間オリコンチャートでは1位を記録。

めちゃくちゃに勢いがあった頃だもんね。

バブル全盛期とリンクしている。

タイトルを聞いてもまるでピンとこないあなた!

間奏に入るあの顔の横で手をL字に動かす独特なる振り付けを見れば「ああ!」とわかってもらえるはずさ。

流行ったもんね。

物まねの定番でもあります。

それをここの2人も事細かく再現してくれましたよ。

とにもかくにもレディ達はよく動く。

身振り手振りもセクシーにサービス精神満点の自己主張。

的確な演奏を繰り広げるバックの男性陣も安定感抜群。

ここぞいう時に引き締め役を担うのはエレキダくん。

 

何から何まで景気の良い雰囲気に浸りながらの3曲目

「ブルー・ベルベット」

通算29枚目のシングル。

1997年5月28日発売。

アルバム「アイム・ノット」に収録。

オリコンチャートでは最高8位を記録。

工藤静香本人が大ファンだという「ドラゴンボール」のエンディングテーマソング。

それまでハンドマイクだったみーちゃんが、おもむろにマイクスタンドへセット・チェンジした。

そのさりげない仕草一つをとっても「可愛い!」とあちこちの男性客から声援が飛び交っています。

うんうん、なるほどねえ。

タンバリンを刻みながらのパフォーマンスだったのかあ。芸が細かい。

できうる限り本家本元に忠実再現を心がけていますよ。

皆もよくよく見てあげてちょうだいな。

八面六臂の活躍。

その意気だ。ドンドンといったれい!!

それまでの路線とは一線を画したダークでヘヴィーこの上ないロックな曲調もご機嫌さ。

身をよじらせたり、かがみ気味になったり、指を立てて挑発のポーズを気取ってみせたりとやりたい放題。

エレキダくん、渾身のギターソロもタイミングよく炸裂した。

 

おっとここからは早いもので折り返し点です。

「いやあ、もっとね、ウィズユー(バリハイ)に似合った大人の曲を次回出演する時までにはリーダーのエレキダさんに選んでもらいたいと思います。」

ELTの代表的な名バラード「タイム・ゴーズ・バイ」

新たなる扉を開いても見せたのだ。

エブリー・リトル・シングの8枚目シングル。

1998年2月11日発売。

オリコン週間チャートでは2位を記録。

ELT最大の売り上げを達成。

初のミリオンセラーを達成。

140万枚!!

アルバム「タイム・トウ・ディスティネーション」に収録。

ミーちゃんが懇切丁寧に心を込めてしっとりと歌い上げています。

ここではじっくりと聞かせてくれる。

キラキラと回転するミラーボールが幻想的で効果覿面。

異次元の世界に誘われていきそう。

ムードがグッと盛り上がってきたあ。

ドラマティックな抑揚のつけ方が絶品だ。

コーラス担当のトモちゃんも力の見せ所だね。

前半はやや抑え気味にはじまるのだけど、壮大なる展開を迎える中間部分では涙腺が崩壊するほどの感動的な旋律を迎えることになる。

絶妙なるアレンジの勝利でもあるね。

いやはや何とも、ELTって半端ないくらいに素晴らしいグループだ。

実は種を明かせば怒涛の後半で多少大袈裟すぎるくらいのオーケストレーション風な構成に突入します。

あれってまるっきりAOR期のシカゴそのものです。

というよりも自他ともに認めるヒットメーカーの巨匠デヴィッド・フォスター十八番ですな。

まあ、売れちゃえば勝ちさ。

ちなみにELTのトリビュートアルバムには元シカゴのジェイソン・シェフも参加しています。

お得意のうんちくでした((´∀`*))。

 

「次の曲はね・・・・・もう本当のオバサンだから歌いたくないんだけど頑張ります!!・・・・・私がオバさんになっても(森高千里)」

今でも全然変わらない美しさとはちきれんほどの脚線美を誇る、往年のアイドル森高全盛期の真骨頂。

1992年6月25日に発表した16枚目のシングル。

アルバム「ロック・アライブ」に収録。

オリコン週間チャートでは15位を記録。

ショッキングで印象的なタイトルに文句なし一気に引き込まれちゃうなあ。

程よく切ない哀愁も漂っているのが味わい深くて琴線をモロに刺激してくる。

名物ダンサーの阿部さんが、雪の結晶を描いたネオン・スティックをリズムに合わせてしきりと前後左右に振り続けている。

控えめだけど演奏も中々に効果を発揮しているよ。

「オバサンだから歌いたくない・・・」ってミーちゃんは言っていたのに、会場で一番楽しそうに一瞬もジッとすることなく満面の笑顔を浮かべてノリノリだったよ。

エンディングでは両手を広げて深々とお辞儀のポーズでフィニッシュ。

バッチリと決まったね!!

 

「ありがとうございます。

私の本名みゆきをエレキダさんが気に入ってくれてバンド名にそのままつけちゃいました。

せっかくのクリスマスなんだから、何か歌をプレゼントしたいんだけどリクエストはないですか?

あ!?今すぐには無理ですけどね((´∀`*))

ちょっと実現できる日まで待っててね。

私も大人っぽい歌を歌いたいわ。

特に英語の歌詞に憧れる。

もうね、何がって英語というだけでかっこいいの。

私は英語が赤点だったからね・・・・(´;ω;`)

オーケー!?

リーダーの機材がノイズでトラブっている・・・・・

よし、では・・・スパンコール・エレキダ!!」

ギターのみで巧みなメロディーを爪弾く。

大歓声が沸き上がる。

それに合わせてミーちゃんは鈴振りで参戦する。

「v( ̄Д ̄)v イエイ!

トナカイさんの角をつけているお客さんの姿が見えるね。

次はキムキム、何か考えているね」

突然パイプオルガンっぽい音で「きよしこの夜」を弾きはじめた粋なキムキム。

表情も心なしか引き締まって見える。

厳粛なる響きに身が引き締まる思いだ。

憎い演出効果を図ってきたなあ。

荘厳に轟き渡った音色は万国共通です。

国境なんて軽く飛び越えちゃう勢い。

心身ともにリフレッシュさせてもらいました。

ところがここでベースがどんでん返しを放った。

あの「髭ダンス」グルーヴィーなラインを生き生きとしたフィンガリングでランニングプレイ。

これをぶちかまされたらジッとなんてしていられないよ。

 

 

一段落した間合いを見計らって

「ラストです。

盛りあがってください・・・・・じょいふる(いきものがかり)!!」

ついに出た!!

15作目のシングル。

これはポッキーのコマーシャルに起用されていたね。

2009年9月23日発売。

アルバム「ハジマリノウタ」に収録。

オリコン週間チャートでは2位を記録。

締め括りにはもってこいのタイミングだ。

掟破りな目いっぱいに明るいセットリスト。

隠し玉が満を持して爆発した。

踊らにゃあソンソンの元気漲るぶっ飛びなジャンピング・ポップス。

皆、余力を残すこともなくぴょんぴょんと飛び跳ねながらの応戦。

くれぐれもケガのなきよう気をつけながらはっちゃけてね。

ちょっと難しい注文かな。

「ミユキでした~~!メリー・クリスマス!!~~~」

ハッピーのおすそ分けをしてもらっちゃった。

またすぐにでも見たくなっちゃうようなショー・タイムでした。

ライブというものはこうでなきゃあね。

身をもってお手本を示してくれたようだ。

隅から隅まで勉強になったよ。

 

****熱きライブ・レポートはまだまだ続くよ!!( `・∀・´)ノヨロシク****

 

 

 

 

 

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2016年 ロックの殿堂入り ディープパープルとシカゴ

2021-12-29 19:50:28 | CHICAGO

2016年に
シカゴとディープパープルは共に
「ロックの殿堂入り」
を果たす!
と、いうか遅すぎるくらいだ、全くもう。
色々と
裏事情があるらしいけどねー…😠
受賞の模様はTVでも放映されてソフト化された。
ダニー、カバーディル、グレンも出席。
でも、リッチー、ピーターは不参加でした…( i _ i )

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リッケンバッカーか、プレシジョンか…

2021-12-29 18:59:44 | free form space

黄金期のパープルをやるからには、このどちらかだなあ…🎶🤠‼️
国産だけど😅

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vocal(chicago)

2021-12-29 18:58:53 | CHICAGO

ボーカル、ヴォーカルは、楽曲の歌を声によって演ずる役割、またはその役割を演ずる人を指す音楽用語である。主にクラシック音楽で用いられる「声楽」としばしば混同される。 ウィキペディア

 

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