THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(S・T・A編)PART,2

2024-10-04 18:54:24 | Live Set List


「普段は滅多にやらないんだけど、ここでメンバー紹介をします!」
マサが一人一人を指さして懇切丁寧に愛称を叫ぶ
当然のごとく雷鳴のような歓声が沸き起こる
もっちんが「おいおい、時間がそうとうに押しているよ・・・・」
と後方のドラムセットから言う
「これだけは言わせてくれい
ソーエンでもお馴染み、ニューフェイスのギタリスト前ちゃんだ!」
ビシッとVサインを突き出す前ちゃん
そして近々結婚式を挙げるソプラノサックスのタカ!!」
ちょっとはにかみ気味にお辞儀をするタカ
すかさずアキがキーボードで「結婚行進曲」を弾くという演出
暖かい拍手がタカに贈られた
「おめでとう
幸せになれよ~~!!」

この最中、マエちゃんはギターのチェンジを試みる
テリーはチューニングダウンを施しているのだそうだ
そんなことに気づいたギタリストは皆無だった
よりテリーに近づくために是非ともトライしたいとの要望を受け入れてコーナーを設けたわけさ

****、最終局面を迎えた
白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、前ちゃんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
(段取りは綿密に話し合っていたから余裕があるよん)
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま
「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録
こちらもロバート・ラムの作品
この曲がワールドワイドにブレイクをして人気を決定づけた)

マサがマエちゃんの方向を左手で指差すと、ドンピシャのタイミングで「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる
追随してアッキー、ミツ、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、黒い真ん丸型タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動

マエちゃん&マサが両サイドのフロントにて陣取り
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ

ギターが堂々と、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張を図る仕草
野暮ったくってみっともない姿は悲惨の一語に尽きる
やはり花形楽器だもんね

各メンバー達も負けじと大奮闘
なるほど心強き存在感

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンプを披露しての挑発
礼儀正しく優しい対バンのキーボード奏者も、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行

マエちゃんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
カズくんも加わってきて舞台の上下でがっぷり三位一体化を図る
これにはビックリ!
(マサのジーンズは右膝が2か所も破れて穴が開いてしまった・・・・)
「まさかクールでポーカーフェイスの前ちゃんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったよ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器オート・ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた
 オフステージの時にマサは前ちゃんに言った
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と
そう言われたマエちゃんもまんざらではない様子)
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを前ちゃんの合図を待ってホーン隊が吹き込む

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める

タカ&トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う
難攻不落なパートなど何のその
パワフルでバカテクの管楽器が3人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ

ウカウカしてなどいられないよ、みんな
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ
マサがベースのネックを観客方向に突き出す
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ミツがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃
更にはネックを振り回しながら、ホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか
超難解な作業だ
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた
恐るべき究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ

何が飛び出して、どんな展開になるのか
我々にも皆目見当がつきません
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね
やはり役者がヒトアジ違います

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図

尚も前ちゃんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ

撮影スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、ミキサーへは、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに音作りしてと希望を提出しておきました
相変わらず無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる
ステージではドンドン効果を倍増させるべき企みが張り巡らされていく
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
素早く横でタンバリンを振っているアッキーにベースを手渡して(これは弾けという合図だと勘違いしたらしい
重くて両手がふさがった、とやたらと怒っていた
まあ結果良ければすべてよしだわい((´∀`)))
前方に走り出し「YEAH!!」
一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、3度目なる豪快空中2段蹴り一閃!!!
着地してからは「押忍」の構えも取り入れた
(カメラ小僧たちが空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと
皆にも見せびらかせてた((´∀`))
その様を後方からスタンディングドラミング状態でずっと見ていたもっちんは爆笑🤣


「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

興奮状態のアっ子ちん
「あの・・・・ビックリしましたあ・・・・・」
としばらく言葉を失っていた((´∀`))
熱気が漂う豪放磊落な祭りの後の静けさ・・・・・・・・・


****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう
心地よい疲労感に包まれた
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝です
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・((´∀`*))

一致団結の賜物
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方だ!!
タカのお父さんもまたまた来てくれたよ
理想の父親と息子像だね
そのタカは9月14日に晴れてめでたくご結婚しました
改めておめでとうございます!
末永くお幸せにね!!)

もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね
新体制でのゴールドストーンは、手ごたえも良好
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しく控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ
マサはファンだというご夫婦に呼ばれてロビーにて写真撮影をこなす
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力があった
ビックリしちゃったあ
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ
ある対バンからも後日のラインで「・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた
だからこそ、これ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ
身の引き締まる思い
油断大敵
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね
わかる者には、難しい説明なんて皆無
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ、おらあ!

確実にSTAは良い方向に向かっている
バンド内の輪を台無しにするノイズ人間なんかが介入する余地なんかはなし
笑止千万、有言実行に尽きる
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています
手ごたえ溢れる、充実感の証明
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし
同じ過ちは繰り返さない
それを糧にもっと向上心を養っていこう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました
励みになるなあ
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します



これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい((´∀`*))


予告編・・・・・
さあ、早くもニューラインナップによるSTAが217回目の10月末、初の恵庭ライブ・イベントに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ
(サウンド・ガレージ)
先輩フジリンの企画
めっちゃくちゃ綺麗に改修されて広々としているらしい
お馴染みのガッシリとしたステージは健在
ああ・・・・楽しみ
要注目だ
2024年、後半のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は膨大に進行中!
(来年の2月まで、ほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね
独走態勢を誇っている
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&FAN&OSAMUCHAN&MIURAKUN&AKKOCHAN&KANCHAN&KAZUKUN&SMOKIES&MARICHAN&MI-KO&TANPY&IKU&KEI&FUKUCHAN&UNCLE CATS&RICE BALL&PIZZA&CANDY&GREEN TEA&MINERAL WATER&TAIYOH PARKING&CHOCOLATE&AICHAN&MAX&HAPPY WEDDING&SHIRAYUKISAN&KOBAKIN!!





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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(S・T・A編)PART,1

2024-10-03 16:09:47 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ
左右のPAはヤマハ製品
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ
スピーカーはトップ
ローランドのJC-120
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
6番目に出演した、このブログの主役でもある我らSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITY
時間をグッと戻して最後にゆっくりとたっぷりお送りすることにしましょう

はい!
さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ
皆さま、お次の番だよ
さあさあ、勢いにのって突入
早速いきましょうか!!
ここで満を持してSTAの登場ですよ!!

6,18:40~19:10
「SAPPORO TRANSIT AUTHORITY」
会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中

早いもので残すところ、あと1バンドのみ
楽しいひと時はあっという間に経過しちゃうのさ

このバンド名を聞いたらもうすでにおわかりでしょうよ
話題騒然だけに最早説明は不要です

このブログの主役でもある我らがSTAが登場の時間であります
しかも、最も美味しい時間帯だ((´∀`))

どこで演奏しても浮きまくりのSTA
この日はそれが更に顕著だった・・・・
吹き荒れるホーンセクションという特殊な編成、しかもマニアックなジャンルでもあるもんなあ・・・・
((´∀`))

それでもねえ・・・今回の場所は、STAの拠点でもある札幌市内でして、お気に入りのキューブガーデン・ライブということでメンバー一同力が入っていましたよ
ライブハウスのメッカともいえる
ここは誰もが認めるサッポロ最高のハコですね
大所帯で色々面倒くさいバンドとしては、うってつけで申し分なしだ(^_-)-☆
機材&音響設備、スタッフ達の腕前も超一流です
だって内外問わずプロが多数出演している会場だもん、当たり前だね
(メンバー達は他のバンドでは出演経験はあるけれども、STAとしては意外にも3度目の登場さ!)
今年5月18日(土)以来の出演だ
1回目は今年1月の14日、同じく「FEEL SO GOOD」イベントだった・・・・!
何度もオファーはあったんだけど、大所帯故に中々スケジュールの都合がつかず・・・・。
だからこそ、今回のライブに賭ける意気込みも超半端なかった!
苦節19年にわたって活動してきたことは伊達じゃあない

大所帯故にメンバー達のスケジューリングは毎月大変な作業
今回も夕方以降の希望者がいた
そういう理由で、このタイムテーブルを特別に組んでいただいた次第
主催者の方々にはお手数をかけてしまった・・・・
その分はライブで存分にお返ししますよ
それがロッカーとしての仁義

というわけでして、ずっと新型コロナウィルス感染者数増大にて、近年は延々とライブイベントの中止や延期に見舞われて辟易していましたが、やっとこさ落ち着きの兆候が見えてきましたね
ここは油断せず慎重に行動しながら、モーレツに活躍してきたのさ!
我らがSTAは今年も毎度のごとく紆余曲折を経て、ライブ快進撃で目いっぱいに突き進んできた次第

いつものように一致団結しエネルギー全開でライブに邁進しましたよ
北海道唯一無二のブラスロックバンドとして100%シカゴを中心に濃厚でヘヴィーなサウンドを轟かせました
頼もしき布陣だけに、ちょいこだわりの体力勝負なセットリストを組んでね

まあ、その辺の詳細は後程ごゆっくりと
とにもかくにも、通算216回目のターニング・ポイントを迎えた感が強くて武者震いしちゃいました
新鮮な気持ちでGO!GO!GO!

ステージの入れ替えとサウンドチェックには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
で、STAは後半の部のトップ
よって休憩時間20分を含め30分あった
余裕しゃくしゃくかと思いきや・・・・既に相当な押し状態に陥っているようなのでアっ子ちゃんからすぐにセッティングに入ってください、との通達が届いた
了解だよん!!
ここで時間の調整をはかるようだ(結局、それもあまり効果はなかったようだけど・・・・)

STAはもう常連の顔ぶれが相当に増えてきた
マサ、モッチン、アッキー、タカ、トモちゃん・・・・・
それをきっかけに全てに於いて続々と素晴らしいミュージシャンも参加

さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・

リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越え、長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ

ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが元気よく復帰した・・・・・
別格のマルチプレイヤーなのに腰の低い好青年
今回トランペットが急遽参加が不可能な事態に・・・・
ずっとトランペットのメンバーを探していたんだけど見つからず
どうしよう・・・と思案を巡らせてみた
以前にチャレンジしたトランペットのパートをミツとタカで振り分けるアイディア
それを振ってみると両者ともに快諾
早速スタジオで個人練習をし出したらしい
その後、タカから「自分がソプラノサックスでトランペットのパートを吹いてみましょうか
まだ一度も本番では吹いたことないのですが・・・・」
もちろんだよん
絶対的な信頼を受けているんだから
実際スタジオでリハしてみると全く違和感がない
これは新たな発見
心強い存在でしょう
もっと早くに取り上げていればよかったねえ
ホッとしたあ
灯台下暗しとはこのことさ
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ

もう一人
札幌で音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われる古くからの知り合い、ソーエンの前ちゃん
北海道ライブ・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くの1流ミュージシャンたちとも共演していたのだそうです
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
ギター・パートで猛烈に奮起
彼とは長年スタジオでよく顔を合わせていた
たまに対バンも組んでいた
STA企画「リブレーション」にも出演した
その後、ソーエンのシンガー塚本くんがフラッグで付き合いがある縁でマエちゃんを紹介してもらった
完璧主義の前ちゃん故にブランクのあるギター・リハビリ期間を経てこの度めでたく合流の運びとなった次第
期待してまっせ!

髭を蓄えたパーカッションのユーちゃんはダンディーでラテン系のノリが売りのいぶし銀なナイスガイ
アッキーとはDJの先輩でもある
コミュニティーFM「ラジオ・カロス」で毎週番組を持っています
他にもドラム&パーカッションの講師や、北海道ミュージシャンサークル「エッグ」の副会長でもある
シンガーでもある奥さんは若くて美人だしなあ・・・・
バンドを膨大に掛け持ちしている羨ましきご夫婦

そしてアッキーとの縁で、頼もしきアルトサックスのトモちゃんを新たに迎え入れたことが、去年最大の収穫です
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきているテクニックの持ち主(ミツの折り紙付き)
サックス教室へと熱心に通って益々腕を磨いている
余裕と貫禄の演奏は必見だ
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしているのだそうだ
(好きこそものの上手なれ、とは昔の人うまいことを言った)
特に組曲は大のお気に入り
何という恐るべき努力家
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
チャーミングなルックスで人気急上昇中!
もう少しで新たな相棒が届くようだよん
待ち遠しいね

マサとは一番付き合いの長いのが札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ミツ
シカゴ好きで意気投合してからは、ずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
(ただしミツはⅢまでしか認めないそう)
ファイターズVSヤクルトと応援球団も違う
でも、彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
活性化運動絶好調さ
9月のシカゴ大阪公演もマサと共にエンジョイした
あちこちから常にひっぱりだこのミツによる、絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀
ちなみにジャンプ競技やモトクロスバイクにも精通しているのだ
この日はシカゴのロゴが胸板に燦然と輝くTシャツをビシッと着こんできた

笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーは男顔負けな実力派
毎度おなじみの器用なチャーミング・レディでコーラス、パーカッションも軽くこなす
キュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブなるスーパーウーマン
自身のライフワーク「マ・シェリ」も含めてね
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!
今月2回目のゲスト出演も決定済み
当然今回のシカゴ来日公演の話が中心)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂に奔走中
((´∀`*))

心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクション&コーラスに専念
別格の存在でもあるドラマーのモッチンは音楽はもとより人生においても大先輩ゆえにこれからもご贔屓によろしくお願いします
彼は多方面の伝説的なる大御所とも共演
今も尚、休むことなく心境著しい
この日は長年在籍しているバンド、ランチの黒Tシャツを着こんできた

とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています
(しかも各自の、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第

去年の初夏から、よくもまあこれだけの人材に恵まれてきたSTAってやっぱりもってるよなあ
それ以前が霞んでしまうほどだ

その最強のメンバー達が各ポジションについて、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ
俄然、燃えてきた!
サウンドチェックも無事に終了
(もっちんのアイディアで「フリー」のホーン、コーラス、演奏の流れでダイジェスト・バージョン)

メンバー達に、マサが逐一確認をとる
事細かにマサがスタッフと打ち合わせ
そして彼らの指示に従ったところで、ほどなくして
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
覚悟の上でご参加くださいませよ((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされ、いよいよ参上だ
泣く子も黙って失禁しちゃう、北海道が誇るベテランロックの存在感に注目せよ
8人という剛腕揃い
来るべきその瞬間を、今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

皆さん、しっかりとついてきていますか
準備万端整いましたよ
何時でもオーケーのゴーサインが出た

それではそろそろ本格的に「S・T・A」のライブ・レポートと参りましょうか
心して臨め!
必聴!!
瞬き厳禁!!

のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ

***MEMBER***
MASA・・・B CHO 
MOCTHIN・・・DR CHO
YUH-CHAN・・・PER
MAECHAN・・・G
AKI・・・KB CHO PER
TAKA・・・SS
TOMOCHAN・・・AS
MITSU・・・TB

***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、ALIVE AGAIN
4、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
5、SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたいことがたくさん)
6、ANXIEETY MOMENT(不安の日々)
7、TO BE FREE(今こそ自由を)
8、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
9、FREE(自由になりたい)
10、25OR6TO4(長い夜)

景気よくライブのスタート!!
まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を轟かせる
臨場感満点
期待にワクワクするね
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り
(このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう
マサからアイコンタクトを受けてスポットライトを浴びる中で司会進行役も務めている主催者のあっこ嬢が、ステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
(事前にマサが手渡しておいたシナリオをに打ち合わせ通り絶叫気味に読み上げる((´∀`))

「たいへん長らくお待たせいたしました。
さあ!
マジに泣いても笑っても時間となりましたよ
今か今かとお待ちかねの皆さん
いよいよはじまります!
元気いっぱいに熱演してもらいましょうか!!
滅茶苦茶にかっこいいですよ
絶対に惚れますから
そうですよね
これから極上のステージをお届けして参ります
ド迫力ホーンセクションの熱きエナジーを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
もはやお馴染み、北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
盛大なる拍手でお迎えください!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
賽は投げられた
これを機に正真正銘、華々しくSTAワールドの開幕だ

一気に波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違いの号砲炸裂

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない

すでに掴みはバッチリとオーケーだ

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです

その上、6年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子
如実にフィルインの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛
方々からもマジに絶賛の嵐だった

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきた
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれた
ありがたいことだよね)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ

計算されつくした前ちゃんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく

看板ともいえる3管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど3人だとは思えない音圧だよ
マジにこのホーン隊はモンスター級!
驚異的な連中だ・・・・((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り
なんという高揚感であろうか
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?

先月の反省点は見事にクリア
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

ハマピーのアドヴァイスで「スイングするように・・・」
この一言で数倍、曲が成長した
こんなことをいうプレイヤーは皆無だっただけに、カルチャーショックを受けたぐらいさ
もちろん良い方向にね
もうこうなったらイケイケ!!

手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです
大した度胸の持ち主だ
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえるアヴァンギャルドな技
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ
このフレーズは、彼がなんまらリスペクトしてやまないジミー・パンコウ師匠からの影響が大きいらしいよ
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能ある鷹は爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ
ねえ、ミツよ!
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを書き直してきて見事に解明したのだそうですよ
すさまじき探求心
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ
不動のポジションなのですよ
悪しからず

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次は新婚タカの出番💛
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのソプラノサックス・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます
一聴しただけで安定感抜群
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ
・・・実はオリジナルのtrumpetソロのところを、タカ自らが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながらラインを纏め上げてくれた・・・・
トランぺッターが先述どおり急遽不在ゆえのタカ自らの提案
いついかなる時にでも、才能溢れる素晴らしいプレイヤー
STAの至宝だね
前途洋々、順風満帆

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている

そして第3の男、前ちゃんのギターが火を噴いた
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい

(掛け持ちミュージシャンの前ちゃんは、超売れっ子
他にも、いくつものプロジェクトに関わっている
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している
これが彼のステージ・スタイルなんだね)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、究極の稲妻フィルインで拍手喝采
サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に前ちゃんを経て見事な連携で繋がった
ここで繰り出した前ちゃん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました
これぞまさしくロックの原石
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力
トモちゃんからミツを経てタカ、そしてハマピーへのホーンセクションに受け渡す流れへ


マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しい空中2段キックでフィニッシュ
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!

だってさあ、8年ぶりのシカゴ来日記念だから特別豪快に決めてみたわけさ
以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然としている

****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと
もちろんその通りだよ
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリと頬が緩むという塩梅さ
半端なく照明が暑いので、とっくに全身汗まみれながらも、すこぶるご機嫌麗しゅう((´∀`))

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す
トークも交えてね
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ」
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん
最早定番さ

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨
スタジオではまあまあの出来だった
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア
かえって効果が倍増したよ
これまたご機嫌なメドレー
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、この日にうってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂
(彼女の根性の入り方は筋金入り
メイクもバッチリと施している
ワイルドな黒のスカート・ファッションで統一しているではないか。
最近入手したショッキングピンクのテンガロンハット(ちょっと大きめらしい・・・・)と激レアなAKIKO黒Tシャツも彼女最大のチャームポイント
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした
ところが当時STAに在籍していた久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ
もはや手慣れたもんだよ
これはこれで、斬新で快感
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ
これをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態
感心しきりだった
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた
その結果がここに結実したんだよ
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ
大役を果たしたね
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・
この感動がずっと欲しかったのさ
本物だ
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い
これが生命線なんだから
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ
サビにも奥の深い部分が垣間見えます
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた
黙して語らずのツワモノだね

前ちゃんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
白雪さんの大好物だけに熱狂的なエールを送ってくれた
それどころか一緒になって歌っているではないか
心底愛してやまないチューンなんだね
シカゴ愛好家冥利に尽きるよ
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
妥協なく、またまたハーモニーにテコ入れを図った、(メインのボーカルとコーラスの入れ替え)
その様には、皆も感服していたよ
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト
丁々発止に完奏
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね

トモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた
彼女も毎回シックに衣装を着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
この日は涼しそうな上下黒の服装にセンスの良いネールや髪型で、いつもにもましてオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている



「NEXT NUMBER・・・・・ALIVEAGAIN!!」
(2021年3月21日ソリッド以来の演奏だ!)
モッチンのスティックから4つ打ちカウント
前ちゃんによるシャープなコード・カッティングがはじけまくる
今は亡き伝説の人テリー・キャスへ捧げられたストレートなるロックンロール。
でもそこは一筋縄ではいかないクセモノバンドのシカゴ
軽快だけどリズム・アクセントがややこしいとはもっちん&前ちゃんの弁
もっちんとアキはこの曲はイマイチ好みではないらしい・・・・
マサにとっては思い出深きターニングポイントともいえる重要な作品
1978年9月発売の12枚目オリジナルアルバム「ホットストリート」のトップを華々しく飾る元気漲るチューン
テリーのあまりにもショッキングな死を乗り越えて再起に賭ける尋常ではない意気込みが随所から伝わってくる
2代目のギタリスト、ドニー・デイカスの加入後ニュー・シカゴは同年10月にこの曲をシングルカットして蘇った
マサはこの曲、ずっと音圧に欠けていて不満を抱いていたのです
(重ね録音の再現ができないので・・・)
最近はマサがリクエストしたホーン・アレンジを加えてくれて解消したのですが、更に今回はキーボードによる歪んだ横綱級コードでバッチリとストレス発散できました
やっぱり、こうでなきゃあね
おのずとマサのボーカルもグッド・ヴァイブレーション
1番と2番の間奏が変拍子なので前ちゃん四苦八苦しながらも見事に克服
マサとアキは目を何度も合わせて、ステージの両サイドで飛び跳ねる
後半に位置するギター・ソロはニュー・パターン
まずは前ちゃんがサスティーンを狙ったメタリックな速弾きソロで、エキセントリックに区切りをつけて先陣を切る
コーラス部の後は今回からマサのアイディアでイントロに再び戻るという戦略
(本家がこの曲を最初にプレイしたころのエンディングはけっこうやぼったいアレンジだった
テレビ放映もされたシカゴの来日公演1曲目でこの曲を演奏した際、ドウイエン・ベイリーのファンキーでトリッキーな存在感がインパクトタップリだった断然こちらのほうが素晴らしい!
それをヒントにした次第)
当初はしっくりと噛み合わなかったんだけど、徐々に固まってきたらS・T・Aの秘めたる可能性とグレード・アップにパアッと光が差してきました
水面下での作戦がやっと功を奏した瞬間なのだ
バッチリと大成功!



「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日はFEEL SO GOODライブ・イベントということでここは申し分のない場所だねえ
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ
当然100パーセント濃厚なる初期のシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く

 ドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)
この曲でもリード・ボーカルはマサ
近年トライ中なんだよ
すこぶる苦労しましたよ
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい
クールでニヒリストなミツは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む
真横で負けじとタカもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか
3管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン3人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる
エンディングでは前ちゃんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)
前ちゃんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す

第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
1分ほどのドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと目撃した
 重量級なタッチで、ベースがごく控えめに奏でられます
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ

第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます
この抒情的な曲を披露するのは7度目
初演奏はヴィニーズバーにて
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ&ミツ以外違いますしね
あの時の失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった
期待以上、想像以上の出来でしたね
アッキーもテコ入れに一役かったし
タカが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でソプラノサックス・ソロ(ニニ・ロッソ風)を
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア
ここでパアッと音世界が華やかに開ける

もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ
テンションマックスのシーン
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
気合も十分にバッチリ
阿吽の呼吸で
「やったあ!!」
磨きがかかってきて冴え渡る音色
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
両手を叩きながら喜び勇んで何度も飛び跳ねていた
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切れば、もうこのライブはいただいたも同然
大船にのったつもりで、突破していこう
まだまだ続くデンジャーゾーン!

壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)も1分少々の「愛は限りなく」だ
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしく変化に富んだ独走態勢を誇る集大成
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた
念願成就
想いは叶うものなんだねえ
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合って2度目のジャンピング2段キックでTHE END
出血サーヴィスときたもんだ
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態
一息入れてから拍手が
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた
そうなのです、難しいのですよ(笑)
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・



「これらをカバーしているバンドはまずいないでしょう
じゃあ、調子にのってもう一発いきます
熱冷ましとばかりに場面転換・・・・・
と、油断をさせておいて((´∀`))
まだまだ、強烈なる傑作をお送りしたいと思います!!
この後に控えしは・・・・
立て続けに、いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの 残り2曲、一気に攻め込みます!
聞いてください・・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録
シングル・カットもされた
ロバート・ラムの作品
彼は甘いポップソングからこのようなハードロックまでジャンルの壁など軽く超越するほどにコンポーザーの手腕をフルに発揮する
シカゴの顔といえば彼の事
この意見に異議を唱える人など、どこにも存在しないでしょうよ)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太いドラム音が不気味に炸裂
強烈なアクセントを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン
「おお!これは、かっこいいねえ
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ
素直にリスペクトしちゃうよ
だって、今までにこの難攻不落なフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・
もっともっとと追加フレーズで膨らんでいった
で、歌に入る瞬間のホーンセクション吹込みがないことをトモちゃんがズバリと言い放った
そうだよねえ
ずっと聞こえていたのに不思議とずっとそれを言うものが現れなかった次第
驚愕的に感動モノさ
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入
 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所
ホーン隊は幾度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす
ホーンの3人も徹底的に特訓に次ぐ猛特訓
これに挑みかかる情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送ると前ちゃんがコードを把握
これにて光明が見えてきた
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す
これでパーフェクト
前ちゃんのエキセントリックなる采配で問題をクリアした
大した男だぜ、彼は
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング
息も絶え絶え・・・・
アバンギャルドこの上ないね
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた



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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(アンクルキャッツ編)

2024-10-01 16:50:41 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
6番目に出演した、このブログの主役でもある我らSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITYなのですが、それは最後にゆっくりとたっぷりお送りすることにしましょう

はい!
そういうわけでして、そこは飛ばしいよいよもって大トリ
さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ
皆さま、お次の番だよ
さあさあ、勢いにのって突入
早速いきましょうか!!
ここでSTAともひじょうになじみ深いバンドの登場ですよ!!

10、アンクルキャッツ
21:20~21:50

次の出演は
最早お馴染みの人気者だ
ジャンルは誰でも気軽に歌えるありとあらゆる音楽で一大網羅

ムンムンに熱気を帯びた会場内で絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点にシットリと感動的でムードが盛り上がるねえ

 バンドの入れ替え中・・・・・ザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」&「デイ・トリッパー」「ア・ハード・ディズ・ナイト」「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
クインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ
ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ
(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)

それでは景気よくライブレポートに参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

で、時間の流れがなんまらと速い
ラストまでアッという間の出来事だ
かなりの押し状態だけど、さあ、覚悟して臨むようにね

彼等を見るのは今年8月(日)小樽北運河サウンドエナジー以来
すっかりとSTA界隈では常連組

バンドからありがたきメッセージが届いています
「私たちアンクル・キャッツは結成17年の歴史あるバンドです!
数々のメンバーチェンジを行い現在は女性1人を含んだ、ギター2人、ベース、キーボード、ヴォーカル、ドラムの6名体制です!
年号が令和に変わったところで、アンクルもドラマーが変わりました!
札幌を拠点にアンクル・キャッツのコンセプトとして、昭和歌謡曲をロック風にアレンジしたり、アニソンや演歌、オリジナルを中心に特定のバンドやジャンルにとらわれず自分たちの好きな曲を色々とアレンジ含め演奏
心機一転マイペースに活動していきます。
比較的に女性ヴォーカルの曲が多めですね
決してカヴァー・バンドではありません
これからは積極的に洋楽へも着手していく所存であります
今までアンクル・キャッツの事をご存じなかった演者の皆さん、会場に足をお運びくださった観客の皆さんにも知っていただきたく、精一杯、頑張って演奏させていただきますので、楽しみにしていてください
不安も少々ありますが、それよりもアンクルの新しい音にご期待ください!」

何をおっしゃる・・・・このあたりでアンクルキャッツを知らない人は皆無でしょうよ
もしそういう人がいたのならば、その方はモグリですよん((´∀`))
そうなのですよ
琴線を震わせるフルコースで盛りだくさんだ
まあ、いずれにしても、百戦錬磨のツワモノたちだ。

先述通り、男性5人プラスおなじみの引っ張りだこ、ミーさんがキーボード参加での6人組み

S・T・Aのリブレーション企画を中心に、ほとんどファミリーのようなバンド

徐々にメンバーを一部入れ替えての、新生アンクル・キャッツとして華麗に再構築を図っている!
そうそう、5年前の前半には江別市民会館でもタイバンをやったよね
お互いに顔見知りがいるということは心強いものだ

 メンバーの紹介をします・・・・・・

リーダーのヒロさんがストラトキャスター・ギターを持って現れた
な、な、なんと今回はフェンダーを使用!
(目にも鮮やかな黒ボディ・カラー
ローズ指板)
他にも激レアでマニアックな楽器類を多数所持
ギターコレクターの様相を呈していますな
一体全体この人は何本のギターを所有しているのか今度機会があった時にでもジックリ聞いてみようっと!
しかも、どれもこれもが渋い高級なものばかりだしね
(ストラップは黒の革製品
コーラスも担当)
何かとヒロさんはリーダーとして多忙なのだ
毎度おなじみ右胸に神々しきアンクルキャッツ・ロゴ入りの黄色いTシャツを着用していました
眼鏡を装着
そうそう、ついこの間まで我らがSTAでもギタリストとしてサポート加入していくつかのステージを共にしました
その節は大変お世話になりました
この日も福さん直々にSTAのテーブル席へご挨拶にきてくれました

ベース&コーラスのムッちゃんはもちろん長年の愛器ミュージックマン・スターリングを持参
(ナチュラルボディカラー
ローズ指板
フィンガーピッキング
ワイヤレスを装着)
長年伸ばしているロングヘアスタイルでの熱演
彼も自らデザインした(これが本職)アンクルキャッツのロゴを右胸にプリントした黒Tシャツを着用
右手首には黒のヘアバンドを装着
超売れっ子のムッチャン
なんと現在では4つのバンドを掛け持ちしているのだそうですよ
ついこの間も世界中に名を轟かせているブルースロックギタリストのイチローと札幌ススキノで共演していたしね(あのジェームス企画)
まだまだ増えたりしてね!
人気者はつらいよ
そうそうタカ&トシの冠番組「タカトシランド」にムッチャンの店「ミューズ・カフェ」が今年紹介されました
再ブレイクした道産子のお笑いタレント「とにかく明るい安村」くんと一緒に来店して持ち芸まで披露してくれバカ受けしていたよ
カウンター席の後方壁にはしっかりとメインベースが飾られていたのを私は見逃さなかった!!
これ、実はテレビ撮影用として特別にぶら下げたとのこと
因みにみっちゃん、ものすごく痩せた
ダイエットに成功したらしい
その秘訣を密かに教えてもらったさあ・・・・

タメの効いたバックビートが評判のマコトちゃんはニューフェイス・ドラマー
ムッチャンと同一デザインの黒いアンクルキャッツのTshirtを着用
全身を黒で決めている
ロマンスグレーの頭髪がチャームポイントでとってもお似合いさ

先述のキーボード(ヤマハのMODX7)&コーラスは一番新しいメンバーの紅一点ミーちゃん
スタンディングでのプレイスタイル
茶髪のロングヘアがキュートでチャーミングなコケティッシュ・レディ
世の殿方どものハートもイチコロだ((´∀`*))
オシャレで情熱的なギンギラファッション(帽子とベストは金色に光り輝く)がとてもファッショナブル
これってもしかしたら女性版エレキダくんを意識してのものかい!!??((´∀`))
ちなみにミーちゃんはこの日最多出演です
コーラス、ボーカル、そしてキーボードにとマルチプレイヤーとしての力量をフルに発揮
持参マイクはシュアー・ベータ58

そして花束持参の追っかけファンが続出のカリスマ・ヴォーカルには神々しきフミオ君!
会場によっては出待ちまでいるんだからねえ
この日も熱狂的な女性ファンやチビッ子達が駆け付けて、写真撮影に没頭していました
(私もお手伝いさせられちゃったさあ・・・・・)
今回も着替えとメイクをバッチリと施し、ステージに堂々君臨していました
ライブのたびに自身でのテーマを掲げてカラーリングを決めています
それも一つの醍醐味だ
で、今回は潔く全身を黒で統一した、美しきいで立ち!
煌びやかな装いでひと際目を引いていたよ
(写真参照)
帽子から、ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋に至るまで、どこをとっても一際他を圧倒
文句なしに目立っています!!
キラキラと輝くストールが、1ポイント追加ですこぶるオシャレ。
ちょっと彼はほろ酔い加減だけど、艶やか
マサが以前にオリジナリティ溢れる衣装についてコメントした事で刺激を受け大変奮起したらしくて(!)、超が付くほどに更なるド派手な仕立て具合でまとめてきてくれたようです
いやはやなんとも、御見逸れしました!
めくるめくコスチューム・シリーズの総結集だ
もちろん衣装は全て、フミオくんによる完全なるハンドメイド
一針、一針を、丹精込めて縫い上げ製作しているとのこと
ボイス・トレーニングと並行して、ビジュアル面にも徹底的に突き詰める生真面目でストイックな男であります
衣装によっては、フミオ君が歩いてきた通路はすぐにわかるのだよ・・・・だって羽が散乱していたもんね
(以前これを拾ったあるレディは髭に見立てて記念撮影とシャレこんでいた・・・・笑)
でもねえ、フミオくん曰く「今日は他のメンバーの方が煌びやかなんですよ・・・」とのこと
そして皆、食い入るようにかぶりつきで聞き入っていたよ
アイちゃんもマサに「あの衣装はどこで購入しているんですか?」と聞いてきたくらいだ
意外にも衣装をケースに入れて移動するときは相当な重量に苦労するらしい
涙ぐましい努力のたまものだ
出番前には買った焼きそばを美味しそうに食べていたよ

もう一人のギタリストはスパンコール・エレキダくん
ネットで購入したという虹色のスパンコール衣装がまぶしいくらいに輝いている
まるで「レインボウ・ゴブリン」時代の高中正義さながら
その詳細のレポートも以前に書いていますが(小樽・ゴールドストーン)、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))
さり気なく飾り付けられた、眩いメッシュのテンガロンハットも着用
エレキダくん使用のギターはトレードマークともいえるフェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ
3トーン・サンバーストボディカラー、ローズ指板仕様
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ

 開演前、マサは直接ステージ上のフミオくんのところにまで駆け寄って激励
律儀に深々と一礼を返してくれました
(アキちゃんもオフステージ時に挨拶をしたら、やはりご丁寧にお辞儀してくれたとさ)
さっすが一流のエンターテイナー
お客様は神様だもんね
2階席に座っていた時は後部座席にフクさん、エレキダ君、ムッチャンが座っていてしばしの歓談

それでは前置きが大変長くなりました

ここいらで本編に入ります!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります

ほどよくバランス&サウンド・チェックも終えてスタンバイ・オーケーのサインを音響スタッフに送る。

満を持してのショーが幕開けだ((´∀`))
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントの気配
マジに泣いても笑っても10番手の時間となりましたよ
この後にはメインイベントのバンドが出演しますよ
素晴らしい歌声を披露してくれます
興味津々のジャンルは邦楽のカバーが中心
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです
人気者で多方面からも引っ張りだこ
滅茶苦茶に上手
文句なしにかっこいいですよ
オーディエンスの心を一気に鷲掴み
ムード満点で絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!
応援のほどをどうぞよろしくお願いいたします!」
アンクルキャッツの皆さんです!!」
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるアクトの幕が切って落とされた!!
なんまら力が漲ってきたぞ
こうなればアンクル・ワールドにどっぷりと浸って酔いしれてみるというのも乙なもの
それでは元気いっぱいにいきましょうか!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリの様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

ナイスガイのフミオくんがMCも兼任
その一種独特なほのぼのトークも含めて、存分にご堪能あれ
癖になること超請け合い

「パッパといきますね
まずは名刺交換代わりにと・・・・
・・・・・・中森明菜さんの・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた
数多くの賞を受賞
アルバム「ベストⅡ」に収録
3分57秒
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!
以上ウィキペディアより引用)
ここでは伝説の昭和歌姫をカバー
おお!
序盤からこれをここにぶち込んでくるのかいなあ
一斉に波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
斬新で貴重なショーの幕開け
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
よほどの自信がなければ到底なしえることのできない離れ業
グッと光沢を放つ珠玉の金字塔を好演だ
王道路線ともいえるときめきラブソング
決して外せないポジション
徐々にパワーは倍増
いつのまにか豪快なる音像が構築されている
もうこれ一発でアンクルキャッツ・ワールド全開
一気に彼等の世界に引き込まれてしまった
歌詞の一言、一言はグサグサと訴えかけてくる
一瞬たりとも瞬きは厳禁さ
緻密に丁寧な作業を施したアンサンブルは十分すぎるほどに成果を果たしている
努力は決して裏切らないことを証明
アンクル・キャッツは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れたJ-ロックが存在していたなんて驚きだ
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのカッコいいアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャにかっこいいね
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸
フクダさんの目を見張る渋いギターフレーズが、天空へと自由自在に散りばめられる
「ギュィ~ン!!」
・・・・相変わらず凄いなあ・・・・
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点
ムッちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる
切なき乙女心を歌わせたら、フミオくんの右に出る男性はなかなか札幌界隈では存在しないでしょう
オクターブを勢いよく上昇するフミオくんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け
ミーちゃんとのツインボーカルによる掛け合いも聴きどころなのは特筆すべき点
彼女のさりげなきコーラスワークも絶品でいい仕事をしています
エレキダ君のコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露
起承転結のキャッチーなアートの領域に達している
アレンジの1音1音にも一切の無駄がない
そんなことを考えているうちエンディングを通過してしまいあっという間に終了
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
この辺の流れは定番ですね
まずはご挨拶替わりといったところ(-_-;)

「ありがとうございます
今の曲は今年から披露しているんですよ
中々にうまくいったようで良かった
それでは引き続き応援のほどをよろしくお願いいたします」
ホッとしたのはここでドリンクをグイっと一飲み

「続いてもドンドンと踊ってもらいましょう!
40年前の曲をお送りします」
リアルタイムで知っている人にとっては強烈なる懐メロ・・・・・・
ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザースのデビューシングル1980年4月21日発売
7月25日発売のファーストalbum「アクト1」に収録
オリコンでは2週連続で、シングル、カセット、LPの3部門で1位をマーク
関西方面から徐々に火が付きはじめて、遂にオリコン週間1位を記録
ザ・ベストテンも同様
しかも、10週連続オリコン1位だ!)」
累積セールスは162万枚
ありとあらゆるチャートで1位を独占し、音楽シーンの頂点を極めた時期だった
これこそまさしく、ダンシング・ナンバーの極めつけ
危険な恋に溺れる夜…意味深な歌詞
既存のフォークやロックとは一味違う、ブルース歌謡的な要素も備えている
もんたさん曰く「アレンジはあえてダサくし、今ない音を狙った」のだそうだ
そのもんたさん・・・・が、去年亡くなった
・・・・その追悼の意味も含めてのセレクションかな・・・
フミオ君は、一度聴いたら忘れることのできないクリアボイスで、会場内を熱く染め上げる
本家のハスキーヴォイスとは違う味わい深さを発揮しながらもアンクル・キャッツのネーム入りウチワを振る観客とコールレスポンス
懐の深さをここでも垣間見せつけてくれる
マコト君のテクニカルなステイックワークも、めっちゃ神々しい輝きを放っているではないか
それにしても、もんたさんは生粋のメロディ・メーカーですね
個人的にもツボにはまっています
ストレートに訴えかけてくるメッセージがほろ苦く伝わってくる
アンクルのメンバー達もそこを大切に維持しつつワイルドさを基調としながらも、さりげなく八面六臂に自己を主張
すこぶる安定感もあって軽快にメリハリあります
これならばフミオくんも安心して、心おきなく歌に専念できるというもの
エレキダくんもサンバーストのエレキギターで益々本領を発揮
追い打ちをかけるがごとく、エンディングでもセンス溢れる素早いピッキングが弾き出されて見事にフィニッシュ
意外にもこの時のクールな表情がダンディだったよん
誰一人として俺が俺がとエゴをむき出しにしてきたならば瞬間にバランスが崩壊しちゃうというもの
そのほどよさじ加減が絶妙の一品

MC
「僕はこのバンドには10年くらい前に加入しました
キッカケはベンチャーズ
自分が居酒屋で歌っていたら、リーダーのフクさんに声をかけられました
最初は、何言ってんだ、この酔っ払いは!?と思いましたよ(笑)
それからは7~8年くらい色々なところでバンド活動しています
何でも歌えるのが自分の特徴かな
演歌や民謡も女性のキーで歌えます
若干の調整はしていますが~~!!」

アンクル・キャッツは中森明菜のレパートリ―を数多くカバーしていますが、こちらも十八番ではないかいな!?
「DESIRE(情熱)」
1986年2月3日にリリースされた14枚目のシングル
album「CD'87」に収録
オリコン週間チャートでは1位を記録
CMソングにも起用されて話題となった
マコトちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなアクセントにノってのドラミング
極上の斬新なハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている
フミオくんは意識的なのか、偶然なのかセットリストはいつも男女ボーカルをある程度交互にこなしている
キーの広さは異常でないかい!?
ドンドンと妖艶な艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた
なめてかかれない大人の色気が満載
とどめは、日頃の鍛錬がものをいう炸裂する自然なビブラート
いつの日にか、フミオ君が艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックも聞きてみたいなあ
ああ・・・想像しただけでもゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる
エモーショナルに喉を震わせるフミオ君の真骨頂
転調モードに突入しての場面一転
ここが聞かせどころだね
これほど歌いこなせたらとっても快感なんだろうなあ・・・・
羨ましい限り
ベテランならではの味わい深いひと時
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ
全体を覆いつくすかのようなリズム・アンサンブルも効果覿面
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、心憎い粋な配慮ですなあ
シンプルなバッキングが圧巻だよ
皆でニコニコと大合唱だ
こだわりにこだわりぬいた趣向を施していました
ステージの進行具合を、計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう
メンバー達の許容量の幅は玄人はだしだね
なんでもこなせちゃうんだから
ありとあらゆる経験を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ
この光景をじっくりと後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミとしちゃったさ・・・・
次に何が飛び出すのか、楽しみで期待にワクワクときめいてきちゃうよん

「今日はありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
昭和歌謡なんですが・・・・
あんまり好きじゃあないですよね??!!
そのまま、タッタカタッタカと続けさせていただきました・・・・
諸事情により次で最後です・・・・・
もういいやあ、って言われるよりは、えええええ!!???と言われるほうがいいね(爆笑)・・・・・
皆さん、よろしくお願いいたいます
うちのテーマ・ソング的な曲をお送りしたいと思います・・・・(笑)・・・・・・・ボヘミアン(葛城ユキ)」
1983年5月21日リリース
5アルバム「ランナー」に収録
オリコンチャート週間3位を記録
ユキ嬢の代表作であり長年カラオケの定番ソングでもある
老若男女に今でも人気
残念ながら一昨年の6月27日に惜しまれつつも亡くなってしまった葛城ユキさんへのオマージュを込めたこれもトリビュートなのかな・・・・。
そんなこんなでとりあえずは、一気呵成に演奏開始!
ディスコティック・ダンサンブル・ハードロック系の懐かしき永遠の名曲
なんのなんの、本人は前述のとおり謙遜しているけれども、グイグイとパワー全開のフミオくんが発する煌びやかなるオーラは、誰もが一度でも触れた途端、虜になること受けあいさ
やっぱり只者ではない
いつどんな時にでも腰の低い好男子
「タナカく~ん!!
(フミオくんの苗字)」
あちこちから彼に対する熱烈なるラブコールが再び飛び交う
すっかり道内のライブ・イベントでは、名物化するほどに浸透した感ありです(笑)
本家は男顔負けなほどのSTRONGハスキーヴォイスだけど、フミオくんは相変わらず張りのあるクリアな歌声だけにウットリとしちゃうよ
決めのタイトルパートコールでは、後方観客席からナイスなタイミングで合の手が入る
トリッキーなナチュラルトーンによるアーミング・リックを絡めた、乾いたサウンドのギターカッティングも実は肝なのだ
ポーカー・フェイスのムッちゃんによる重量感タップリのボトム・ラインの刻みとコーラスも雰囲気抜群
普段のニコヤカなる佇まいとは一閃を画すほどに
「ムッちゃ~ん!
かっこいい!
もっとこいや~~!!」と彼にも声援が絶えず送られています
あまりにも激しいアクションを繰り広げたものだから汗だく
すこぶる重労働だもんなあ。
既にライブを終えたバンド連中も客席中央で大合唱!
皆、曲に合わせてアドリブで踊っているではないかあ!
バンドマン達の振り付けやジェスチャーもバカ受け
何をやっても奴らは恐ろしき脅威のパフォーマーだ
相変わらず鮮やかにキラキラピカピカと美しく光輝く衣装が、綺麗な彩を添えるフミオくん
柔らかさ、切なさ、アグレッシブな部分など相反する想いが投げ込まれてる
ラストに相応しくエネルギッシュ
アンクルキャッツの魅力が寸分も失われていないところはさすが
よりスケールのデカさを誇っているかのよう
有名過ぎる超絶なるスタンダードで後半のヤマ場を飾るとは、なんてゴージャス
余力を振り絞りながらも身をよじってのアクション連続で熱演
不敵な笑みは常に絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじき手拍子大会
隅から隅までお祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
その流れから終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

かなり時間の方が押し気味なので後ろ髪をひかれるような感じで終了・・・・・
半分の15分というダイジェストな持ち時間で多少は消化不良気味だったけれども・・・・・(´;ω;`)

「どうも今日はありがとうございました
アンクルキャッツでした!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたバンドに対して観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
中身は十分に濃厚でエキサイティング
最大級のエールが絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手にアナウンス
「アンクルキャッツの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!
長時間でしたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
次回は10月20日を予定しております」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

熱気ムンムンだね
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

本来ならばここで全てが終わったわけなのですが・・・・
時間をグッと引き戻してもらいましょう!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるシカゴのカバー・プロジェクトだもん!
これまた北国唯一無二、異色のモンスター級ブラスロックバンドが参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」
ピーター・フランプトン「ベイビー・アイ・ラブ・ユア・ウェイ」

 ****さあ、残すところは1バンドとなりました!!(笑)****









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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(VARIOUS BAND編)

2024-09-29 13:17:50 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
6番目に出演した、このブログの主役でもある我らSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITYなのですが、それは最後にゆっくりとたっぷりお送りすることにしましょう

そういうわけでして、そこは飛ばしてトリ前の登場です

9、VARIOUS BAND
20:40~21:10
ありそうで中々ないのがJ-POPの代表格、MR,チルドレンのカバーバンド
な、な、何とこのバンドがそれを見事に具現化してくれました
緻密に繊細に華麗にね
ずっと昔STAの元メンバーらがこの手のジャンルを手掛けていた時期もありましたがね
お手並み拝見とばかりにじっくりと観戦したところバッチリと観客のハートを鷲掴みにしていましたよ
いやはやなんとも大したものだ
恥ずかしながらこのバンドの存在は全く知らず、もちろん見るのも初
期待以上のものを聞かせてくれましたよ
トリ前というプレッシャーも何のその
余裕と貫禄漲るステージングは大したものだ
顔ともいえる桜井氏のパートを受け持つメンバーの堂々たるオーラは素晴らしい
神々しさまで漂っていたよ
こいつは大収穫だった
で、一通りのステージを見て改めて思ったのが「ミスター・チルドレン」って名曲のオンパレードだということ
だからこそセットリストを組み立てる際にも嬉しい悲鳴状態で6人のメンバー間で話し合うんだろうなあ
贅沢な至福のひと時さ

それでは前置きが大変長くなってしまいましたので、ここいらでメンバーの顔触れといきましょうか

ドラム・・・テラサワくん
全身の黒で統一したファッションで決めた
口を真一文字に結びつつ常に笑顔は絶やさないのが彼の信条

キーボード・・・下手に陣取るオオシタくん
彼も全身黒づくめ
全てのコーラスも兼任
スタンディングでのプレイ
貫く
使用楽器はローランドJUNO-Di

ベース・・・コウスケくん
プレシジョンを使用
白いボディカラー
ローズ指板
黒い帽子とジャケットがオシャレ
ピック弾きスタイル

リードボーカル&アコースティックギター・・・シンイチ君
ブラックボディのギブソンギターに白いケーブルをプラグイン
白いジャケットとジーンズに目にも鮮やかな赤いVネックシャツ姿
持参マイクはシュアーSM87A

PF・・・見るからに優しそうな紅一点のタカコさん
彼女は椅子に座ってのプレイスタイル
使用楽器はNORD ELECTRO6

最後にエレキギター・・・眼鏡を装着したダイスケくん
わお、サーモンピンクボディカラーのストラトキャスターだあ!
ローズ指板
白いシャツ以外は黒づくめ
ワイヤレスを接続

バンドの入れ替え時(10分間)に少し時間を要してしまったようだ・・・・
もうすでにかなり時間の方が押し気味だ
中間地点に用意されていた30分の休憩時間カットもあまり効果はなかった
スタッフのトイレや食事タイムも大幅に削減した状態
本当に申し訳ありません・・・・
異常事態だ
前のバンド、ONLY JUST BEGANも泣く泣く1曲をカットして調整に協力してくれたくらい

それでもヴァリアス・バンドのサウンドチェックは無事に終了

まあ、とにもかくにも、焦らしに焦らされていよいよ満を持しての開演だ
北海道が誇る唯一無二の存在
剛腕の不動6人組
来るべきその瞬間を今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM
熱気もムンムンさ

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
後半戦です
マジに泣いても笑っても9番手の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこ
滅茶苦茶に上手
文句なしにかっこいいですよ
オーディエンスの心を一気に鷲掴み
ムード満点で絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!
ヴァリアス・バンドの皆さんです!!」
こうなればMR,チルドレンにどっぷりと浸って酔いしれてみるというのも乙なもの
それでは元気いっぱいにいきましょうか!!

OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリの様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

「エンド・オブ・ザ・ディ」
34枚目のシングル
2012年4月18日リリース
アルバム「(アン・イミテーション)BLOOD・ORANGE」2曲目に収録
オリコン週間チャートでは堂々1位を記録
序盤は静かなアコギによる爽やかなコードストロークがかき鳴らされてスタート
惜しげもなくこれをここにぶち込んでくるのかいなあ
一斉に波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
斬新で貴重なショーの幕開け
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
よほどの自信がなければ到底なしえることのできない離れ業
グッと光沢を放つ珠玉の金字塔を、惜しげもなく好演だ
王道路線ともいえるときめきラブソング
決して外せないポジション
徐々にパワーは倍増
いつのまにか豪快なる音像が構築されている
もうこれ一発でヴァリアス・バンド・ワールド全開
一気に彼等の世界に引き込まれてしまった
歌詞の一言、一言はグサグサと訴えかけてくる
一瞬たりとも瞬きは厳禁さ
緻密に丁寧な作業を施したアンサンブルは十分すぎるほどに成果を果たしている
努力は決して裏切らないことを証明
起承転結のキャッチーなアートの領域に達している
アレンジの1音1音にも一切の無駄がない
そんなことを考えているうちエンディングを通過してしまいあっという間に終了
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
この辺の流れは定番ですね
まずはご挨拶替わりといったところ(-_-;)

簡単なるMCを挟みつつも間髪入れずに2曲目へ突入
おっと…曲順を間違えてしまったようだ(-_-;)
「色々となります・・・・次はバラードで・・・・水上バス」
2008年12月10日発売15枚目のオリジナルアルバム「スーパーマーケット・ファンタジー(2週連続オリコンチャートで1位を獲得!)」8曲目に収録
シングルカットは残念ながらなし
絶妙なるギターによる美しいアルペジオが響き渡る
弾き語りが導入部
この曲をミスチル好きなバンドでもあまり取りあげることはレアだろう
すかさず両手を高々と掲げて淡々と猛アピール
キーボードの美しい音色が追い打ちをかけるがのごとく、全体を覆うようにドラマティックな展開へと誘う
ここいら辺に達したら、最早グッと腰を据えて聴き込むというのも贅沢な一興だ
トレードマークともいえる、伸びやかなサスティーン・ギターが唸りをあげて更なる抑揚を演出
それにしても、櫻井さんは生粋のメロディ・メーカーですね
個人的にもツボにはまっています
ストレートに訴えかけてくるメッセージがほろ苦く伝わってくる
メンバー達はワイルドさを基調としながらも、各自さりげなく八面六臂に自己を主張
すこぶる安定感もあって軽快にメリハリあります
これならばシンイチくんも安心して、心おきなく歌に専念できるというもの
ダイスケくん、ショッキング・ピンクのエレキギターで本領を発揮
追い打ちをかけるがごとく、エンディングでもセンス溢れる素早いピッキングが弾きされて見事にフィニッシュ
意外にもこの時のクールな表情がダンディだったよん
誰一人として俺が俺がとエゴをむき出しにしてきたならば瞬間にバランスが崩壊しちゃうというもの
そのほどよく炸裂するさじ加減が絶妙
再びしっとりとした滑らかなピアノの音色を奏でてエンディングを迎える
メンバー達もそろそろ肩の力が抜けてきてリラックス・モードに入ってきた

「ありがとうございます
・・・・SIGN・・・・」
26枚目のシングル 
2004年5月26日リリース
アルバム「アイ💛ユー」9曲目に収録
オリコンチャートでは1位を獲得
クリック音に導かれてエレピから澄み渡るような音色が響いてきました
じっくりと聞き入ってみよう
説得力満点で懇切丁寧なる構成力に脱帽
オーケストレーションもこの人数で一切の違和感もなく再現する力量は大したもの
事前に照明スタッフへ事細かな指示を提出していただけにスポットライトの演出効果も覿面
ここでは強烈な色彩と点滅を繰り返す
曲調に合わせてドンドンとスケールアップ
シンジくんのボーカルが櫻井氏にそっくりなのに驚愕
綺麗なハイトーン、ハスキーな歌声
まるで桜井氏が乗り移っているかのような錯覚を覚えたくらいさ
よほどリスペクトしているんだなあ、という気持ちがこちらサイドにまでビシビシとが感じとれる
そのなりきり度合いに心より盛大なる拍手を贈ろう
鍵盤に絡みつくバックビートが絶妙過ぎるくらい
硬軟織り交ぜた抑揚の付け方がセンス抜群
タイトに圧倒してくる巨大なる音壁とドラミングがストレートに爆発
巧みなバリエーションも豊富に使い分けるクレバーな演出
痒いところに手の届く配慮とアイディアは特筆もの
研究熱心なところを垣間見れたよう
職人芸的な楽曲は群を抜いている
彼らの膨大なバックボーンが時折透けて見え隠れするね

ここで・・・・一息入れてのシンジくんによるユニークなメンバー紹介
一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

4曲目は・・・・「しるし」
29枚目のシングル
2006年11月15日リリース
アルバム「ホーム」の12曲目に収録
オリコン週間チャートでは通算3週にわたって1位を記録
再びクリアなピアノがイントロ
指先から放たれる鍵盤上のの音符がパーフェクトに描かれる
エモーショナルに喉を震わせるシンジ君の真骨頂
転調モードに突入しての場面一転
ここが聞かせどころだね
これほど歌いこなせたらとっても快感なんだろうなあ・・・・
羨ましい限り
ベテランならではの味わい深いひと時
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ
全体を覆いつくすかのようなリズム・アンサンブルが効果覿面
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、心憎い粋な配慮ですなあ
シンプルなバッキングが圧巻だよ
皆でニコニコと大合唱だ
こだわりにこだわりぬいた趣向を施していました
ステージの進行具合を、計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう
メンバー達の許容量の幅は玄人はだしだね
なんでもこなせちゃうんだから
ありとあらゆる経験を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ
この光景をじっくりと後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミとしちゃったさ・・・・

「ほとんど喋らないで4曲もやっちゃったさあ・・・・(-_-;)
じゃあ最後の曲にいきます
聞いてください
・・・ひまわり・・・・」
37枚目、毎度おなじみのシングル
2017年7月26日リリース
アルバム「重力と呼吸」の9曲目に収録
こちらもオリコン週間チャートでは1位を記録
柔らかさ、切なさ、アグレッシブな部分など相反する想いが投げ込まれてる
ラストに相応しくエネルギッシュ
それでいてミスチルの魅力は寸分も失われていないところはさすが
よりスケールのデカさを誇っているかのよう
有名過ぎる超絶なるスタンダードで後半のヤマ場を飾るとは、なんてゴージャス
余力を振り絞って身をよじってのアクションの連続で熱演
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじき手拍子大会
隅から隅までお祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
ヴァリアス・バンドでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」
俺たちやったぜ!とでも言いたげにボーカルのシンジくんとドラマーてらさわ君がハイタッチを交わす

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたヴァリアス・バンドは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼での終了
心地よい疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティング
最大級のエールが絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手にアナウンス
「ありがとうございました
ヴァリアス・バンドの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
(時間がかなり押していたので残念ながらそれは叶わず・・・・(´;ω;`)
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
6人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、他のステージにも没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる洋邦問わずのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」
ピーター・フランプトン「ベイビー・アイ・ラブ・ユア・ウェイ」

 ****さあ、残すところは2バンドとなりました!!(笑)****









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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(ONLY JUST BEGUN編)

2024-09-29 07:04:15 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
6番目に出演した、このブログの主役でもある我らSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITYなのですが、それは最後にゆっくりとたっぷりお送りすることにしましょう

そういうわけでして、そこは飛ばして8番手の登場です

8、20:00~20:30
男女混合で8人編成の「ONLY JUST BEGUN」
私はこのバンド名を聞いて当然のごとく最初はカーペンターズのトリビュートバンドだと決めつけていました
あの永遠の名曲ですからねえ
自信たっぷりにこのバンドのベーシストに行ったところ見事に大外れ・・・・
な、な、何とに本を代表する伝説のバンド、オフコースのカバーバンドだった
なるほどなあ・・・納得したよん
オフコースのインストウルメンタル・アルバム・タイトルを冠したわけだ
中々にこだわり抜かれたに命名

はい、さてさてと・・・・オフコースのカバーバンドといえばまず最初に思い浮かぶのは我らが盟友、ヒコちゃん率いる「オフショア」に尽きる
で、今回のバンドは初めて見る
お手並み拝見といきましょうか・・・
と言ってもメンバーは毎度おなじみの連中がズラリだ!!

それではみなさん
イカシタこちらのメンツを紹介させていただきますよ

ヴォーカル・・・フロントセンターポジションをキープするシンジさん
はオシャレに帽子を着用
上下を白で統一した服装
右手にハンドマイクというスタイルを誇示

コーラス・・・華麗なる歌姫ミーコ
この日2回目の登場
マネージャーも兼任
先ほどはラフなジーンズスタイルで決めていたけれども、お色直しをしてグッとアダルティに黒のワンピースを着こんでいた
4番手ザードのカバー「ZEST」ボーカルに引き続き出演
先述通り、ちょっとした段差につまずいて足を骨折・・・・
ついこの間ギブスが外れたばかりとのこと・・・でもそんな風には微塵も感じさせないほどのパーフォーマンスを演じていたよ
いや、いつも以上かもしれないなあ
根性あるなあ・・・・感服しちゃった
だってこの日、唯一3バンド、しかもどれも受け持つパートが違う状態で出演していたんだからね!

ベース&CHO・・・多方面で活躍するマルチプレイヤー、お馴染みのマリちゃん
彼も衣装は全身を白一色でまとめた
「今日も江別で弾いていた、あのフランケンシュタインを使うの!?」
と私が2階席で尋ねると不敵なる笑みを浮かべておもむろにソフトケースから取り出したのはヤマハBB!!
「おお!
ポール・マッカートニーも使っていたねえ」
「いえいえ、機種は違うけどねえ・・」と謙遜
ブラウンサンバーストのボディカラーが渋い
ローズ指板
ストラップのヤマハで統一するセンスは冴え渡っている


ギター&CHO・・・眼鏡姿のヨージさん
Fホール付きのエレアコを使用
ボディカラーはブラウン・サンバースト
衣装は目にも鮮やかな全身を白で統一
胸元に輝くペンダントが1ポイント

ギター&コーラス・・・上手に陣取るカサマエさん
愛器ギブソンの335を使用
ボディカラーはブラウンサンバースト
先月の小樽・北運河サウンドエナジー出演時にロックンローラー・テツがこのギターを散々自慢されたそうだ
当たりものらしくめちゃくちゃにいい音でコンディションもバッチリ
当然、お気に入りだから常に相棒のごとくメインとして携えている
追記・・・オフ・ショアでも同パートで気を吐いていますよ

ドラム・・・フルさんも全身真っ白い衣装
サングラスがダンディ

キーボードの魔術師・・・天才マックス
眼鏡装着とベスト姿
帽子、シャツ、パンツ、靴と全て真っ白
椅子に座ってのプレイスタイル
定番のローランド2段積み鍵盤
VR-09
RD-800
彼はこの日の主催者でもある

眼鏡姿の男性コーラスは宮崎さん・・・彼も帽子、シャツ、パンツ、靴と白で統一
三ヶ月型のタンバリンも叩いていたけどそれも白だ!!

前置きが大変長くなってしまいした

バンドの入れ替え時(10分間)に少し時間を要してしまったようだ・・・・
もうすでにかなり時間の方が押し気味だ
中間地点に用意されていた30分の休憩時間削除もあまり効果はなかった
スタッフのトイレや食事タイムも大幅にカット状態
これは異常事態だ・・・・
ONLY JUST BEGANも泣く泣く1曲をカットして調整に協力してくれたくらい

それでもサウンドチェックは無事に終了
この時に披露した曲は「YES-NO」のさわりを・・・・
おお!
惜しげもなくこれをぶち込んでくるのかいなあ
これは本編では割愛されていたからなおさらの事、激レアなテイクさ
1980年6月21日に発売された19枚目のシングル
オリコン週間チャートにおいて最高チャート8位を記録
通算8作目のオリジナル・アルバム「WE ARE(オリコンチャートでは1位を記録)」8曲目に収録
もうこれ一発でONLY JUST BEGANワールド全開
一気に彼等の世界に引き込まれてしまった
こうなればオフコースにどっぷりと浸って酔いしれてみるというのも乙なもの

まあ、とにもかくにも、焦らしに焦らされていよいよ満を持しての開演だ
北海道が誇る唯一無二の存在
剛腕の不動8人組
来るべきその瞬間を今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM
熱気もムンムンさ

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
後半戦です
マジに泣いても笑っても8番手の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこ
滅茶苦茶に上手
文句なしにかっこいいですよ
オーディエンスの心を一気に鷲掴み
ムード満点で絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!
ONLY JUST BEGANの皆さんです!!」
それでは元気いっぱいにいきましょうか!!

OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリの様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングソングは静かに「時に愛は」
1980年12月1日に発売された20枚目のシングル
オリジナルアルバム「WE ARE」の1曲目に収録
オリコン週間チャートにおいては最高ランニング35位を記録
小田和正による作品
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
開始の狼煙はこれ
衝撃ですな
オープニングナンバーに相応しいポップテイストが満載だ
全盛期の隠れた大傑作を淡々と奏でる
ギターによる繊細な泣きの響きを伴いながらライブはスタート
これは意外性を狙ったね
反則技ではないかい
パワーバラードのセレクションで思わずマニアも唸ってしまったよん
だって正直な話、比較的に地味だもん
通受けする確信犯だね
Aメロからサビで一気に躍動する王道スタイルを踏襲した秀逸なナンバー
小田和正パートの伸びやかなる澄んだ歌声を、魅力的に再現して聞かせてくれました
ミディアム・テンポにのって繰り広げられる、突き抜けるような鉄壁のハーモニー・ワークは強靭
重厚なるアクセントの音像から発せられる極上のメロディ・ラインは、天下一品のいかした輝き
ずっしりとしたリズムセクションもいい仕事をしています
好きな女性への抑えきれぬ想いを表現したかのような情熱的なギター・ソロにも注目
怒涛のサスティーン効果を発揮
恋人を普遍的な愛へと誘い込む展開の様はお見事の一語に尽きる
メンバー全員が一致団結してお得意のPOPヒットミュージックを歌い紡ぐ・・・なんて野暮な解説はもはや、不要でしょう
大所帯と純白衣装だけに、見た目もサウンドも華やかですな
更に興奮を煽ってくる粋な軍団
そうこうしている内、あっという間にエンディングを迎えた
これ一発をぶちかまされただけでオーディエンスのハートは頂いたも同然

間髪入れずに2曲目メドレーに雪崩れ込み
軽快でハードな「一億の夜を超えて」
残念ながらシングルカットはなし
フルくんの元気いっぱいなカウントから、淡々としたキーボードの旋律がイントロで耳をつんざくほどの猛攻
ザクザクと刻み込まれるギターの激しいリフ
ずしりと重いドラムによるバックビートが実は肝のロック・チューン
こちらはアルバム「WE ARE」の6曲目に収録された味わい深い佳曲
ドラマティックなストーリー展開を飾っている
鈴木さん作曲、安部光俊さん作詞による珠玉の傑作
いきなり懺悔からの導入部
鈴木さん脱退宣言による気持ちを表現したものと思われる
魂の軌跡ともいえる心情風景がてんこ盛りでテーマ性に溢れまくっています
どんな悲しみ、苦しみの心境に直面しようとも、それを乗り越え、我が道をひたすら信じて突っ走ってほしいという熱き男の切なる未練と後悔と叱咤激励のメッセージが込められている
だからこそ一切の高揚感は排除されています
その分、哀しみがてんこ盛りだけに一瞬で魅了されてしまいます
ギターの2人が全編にわたって遠慮無しに弾きまくる、弾きまくる
叙情的な雰囲気から、場面転換してマイナーだけど、インパクトはばっちり
シンジくんのリード・ボーカルに刺激されたのか、会場中で体を揺らす人達が目立ってきました
コール&レスポンスも絶好調!
たまりませんなあ・・・・・
(本来ならば2曲目は「哀しいくらい」だったところを時間の関係上カットとなりました・・・・)

コーラスのミーちゃんがMCもつとめる
「どうもありがとうございました
はじめまして
ONLY JUST BEGANです
この度マネージャーの私がオフコース好きのミュージシャン達を集めて結成しました
本来ならばボーカルのシンジさんがMCを担当するところのですが彼はシャイなので私が代理MCを務めさせていただきました((´∀`))
それでは3曲目にまいりましょう
あの名曲を聞いてください
・・・・さよなら・・・・・」
途端に、バス・ドラムがタメ気味にキック連打されます
1979年12月1日に発売
通算17枚目のシングル
ベスト・アルバム「セレクション1978-81」の6曲目に収録
オリコン週間チャートでの最高ランキングは2位
オリジナル・アルバムには未収録
小田和正が「これまで以上に売れることを意識して書いた」というほどの力作
これ以降オフコースはニューミュージックの代表格としての認識されるようになる
誰もが青春真っ盛りの頃を彷彿として、甘くほろ苦い経験がフラッシュバックしたんじゃないかなあ
切ない女心を歌わせたら天下一品のシンジくんが、心を込めて歌いこなします。
もちろん、観客もしんみりと聞き入っています
それまで手にしていたエレキギターからアコースティック・ギターに持ち替え
椅子に座ってのプレイにチェンジ
徐々に、サビへと差しかった頃合いを見計らって、カサマイくんがおもむろにアルペジオを弾き出して、エンディングまで官能的に畳みかける
皆さんもただただ聞き惚れて、感心しきり
コーラスも情感タップリに延々と好サポート
マリちゃんも虎視眈々といぶし銀の光沢をジックリ放っての自己主張を図る
迂闊にも鋼の涙腺がほろりと緩んできちゃいそうだ
起承転結の流れは最早アートの領域に達した感あり
しんみりうっとりと身を浸しているレデイ達があちこちに散見
ここいら辺はじっくりと腰を据えて聞き入ってみるというのも一興
ウォール・オブ・サウンドを、フル活用
できうる限りの素晴らしいシチュエーションでね
口笛も、ピューピュー鳴っているよ
ドラマーのフルくんは期待以上のドラミング
宮崎くんはマラカスを振っての参戦
センスは最高
どのような場面にでも機転の効く対応力
本番に対するメンタル面の強さ
アドリブのタイミング
リズム・バリエーション知識の豊富さ
パワー漲る迫力のドラミングでONLY JUST BEGANを牽引してくれたのでした

「シンジさんの歌をずっと聞いていたいという方!!??
・・・・僕らがいた・・・・・」
NEXTのテーマ
サウンドトラックのタイトル曲
アルバムジャケットのデザインは見るからにザ・ビートルズ「マジカル・ミステリー・ツアー」だね
5人によるオフコース最後の作品だけに感無量の極致
それまでのオフコースについての総括的な意味合いを指す
心臓の鼓動のようにも聞こえるバスドラムの印象的なアレンジが他曲を凌駕してもいる
ドラムのフィルインがちょっとフィル・コリンズ風
コード進行、甘い声質、どれもが洗練されている永遠の至宝
不思議で感傷的な懐かしい言葉選びも実に素晴らしくて美しい・・・
観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作
アダルティックで魔法のような曲だけど、シンジ君は一切のふらつきが見当たらないんだから脅威だ
ミステリアスで中性的な唯一無二の歌声がナイス
はじめはやや抑え気味に囁きヴォイス・・・・徐々に盛りあがりをみせながらも、抑揚のつけ方が鋭いくらいに安定感抜群
一体全体、どこまで伸びやかな声が出るんだ
衰えるどころかドンドンとパワーアップしているではないかあ
感情込めて手の平を上げ頭上をウットリと見上げながらも、絶大なる歌唱力を誇るストロング・ヴォイスの真骨頂
思わず、聞き惚れてしまいますね
あまりにも上手くて、ただただ羨ましくなっちゃうよ・・・・憎い奴
フルスロットルでレッドゾーンもとっくに振り切れちゃってる
脳天のヒューズもスパークしてぶっ飛んでる
もうこれしかないという勢いにのっての熱演
熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・
コーラスも織り交ぜアドレナリンが噴出だ

「次の曲で最後です・・・・」
「ええ~~~!!??」
和気藹々の光景に、こちらまでもが癒されますね
「はい、そんな流れで・・・・ドラムに注目!
・・・・愛をとめないで」
1979年1月20日に発売された通算15枚目のシングル
7作目のオリジナル・アルバム「スリー&ツー」5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング31位を記録
バラエティに富んだ贅沢な選曲
まるで、かやくご飯のよう
胸ときめくひと時に誰もがキュンとしてしまうことでしょうよ
しかしシンジくん・・・・疲れ知らずの、もの凄いハイトーンだ
コーラスのミーコちゃんにも、すかさず会場の男性客達から「可愛い!!」の声があっちこっちから飛び交う
まだまだ交互にアットホームで愉快なシチュエーションは続く
バンド仲の良さが、垣間見える一場面も交えての締めくくり
「キューブガーデン」におけるスペシャルヴァージョン
申し分なきこだわりの采配に皆、至福の時を共有 
有名過ぎる超絶なるスタンダードで後半のヤマ場を飾るとは、なんてゴージャス
余力を振り絞って身をよじってのアクションの連続で熱演
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
ONLY JUST BEGANでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたONLY JUST BEGANは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティング
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
ONLY JUST BEGANの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
8人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるMR,チルドレンのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは3バンドとなりました!!(笑)****





















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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(びしゃもんてん編)

2024-09-19 10:47:30 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
本来ならば5番目にこのブログの主役でもある我らSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITYが出演する時間なのですが、それは最後にゆっくりとたっぷりお送りすることにしましょう

そういうわけでして、ちょっと飛ばして7番手の登場です

19:20~19:50
「びしゃもんてん」
このバンドも名前は以前から知ってはいましたが観るのは初めてです
泣く子も失禁して泣き止むという日本が世界に誇るヘヴィーメタルバンド「陰陽座」のカバーバンドです
サウンドもビジュアルもこの日一番ド派手で花がありますよ
そして陰陽座は大変な人気がある故にたくさんのトリビュートバンドが存在します
その中でも、まず間違いなくトップクラスに君臨するのはリーダーのアキラっち率いる「迦楼羅」でしょう
歌姫ハルカちゃんを前面にフューチャー
ドラマーはクマくん
他にもまだまだ陰陽座をリスペクトするバンドは膨大
で、このびしゃもんてんも負けてはいませんよ
新鮮なステージングの随所からその熱き息吹がほとばしり出ていました

全てに於いて超個性的
最初から最後まで一瞬たりとも目が離せない
緻密に計算されつくしたパフォーマンスは見ごたえ、聞きごたえ満点
非常にいいものを拝見させていただきました
本家同様に華麗なる着物をコスチュームにパワフルに振舞っていました
今後の展開にも要注目さ

出番前の楽屋ソファーでマサがスモーキーズのタツヤくんらと談笑していたら、びしゃもんてんのギタリストが一人黙々と指鳴らしをしていた
タツヤくんがギタリスト同士として気になったのか話しかけた
「ギタリストは誰がすき?」
マサは使用ギターと世代を見て即座にポール・ギルバートだと見抜いた
「ポール・ギルバートです」
ややはにかみながらその長髪の若者は答えた
大当たり!
それをキッカケも後は一気に盛り上がった
マサは「来年の2月にまたMR,BIGが来日するよね!!」
「えええ!!!!???・・・ちょっと待ってください・・・(-_-;)」
全く知らなかったご様子だ
パニックったらしい
聞くところによるとまだ本物を見たことがないとのこと
シンちゃん、トモちゃんも見に行った今年の涙のフェアウエルツアーも残念ながらチケットが入手できなかったらしい・・・(´;ω;`)
もうそれからは必死にIPHONE片手に検索の嵐
チケットはゲットできたかな!!??
その後もギター界の重鎮カズくんと並んでツインギターソロのレッスンにひたすら励んでいたよ
出番直前までそんな状態が続いていたストイックな好青年
もちろんレーサーも大好きらしい
補足ながらマサもタツヤくんもMR,BIGを観ていますよ((´∀`))

前置きが長くなったのでここいらで素晴らしいメンバー達を紹介しよう

リードボーカル・・・麗しのカッチ
フロントセンターに延々と堂々陣取る
男顔負けなストロングヴォイスは折り紙付き
着物は目にも鮮やか過ぎる情熱的な赤で自己主張を図る
靴ははかずに裸足です

ベース&コーラス・・・な、な、何と化け猫と名乗っている
アイバニーズが愛器
ボディカラーも着物も茶色で統一
ローズ指板

そして先述のポール・ギルバートを心の師と仰ぐギタリストは・・・ともみん
下手がポジション
彼もイバニーズを携えている
ボデイカラーはグッと渋い紫
メイプル指板
ボデイの裏側にべったりと貼っているセットリスト表をこっそりと見せてもらったさあ

もう一人のギタリスト&コーラス・・・リーダーもつとめるヒロくん
ESPを使用
シースルーブラックのボディカラー
ローズ指板

ドラマー・・・眼鏡と黒いTシャツ姿のG・E・O
彼のみ羽織袴は着用せず
担当楽器の特性上、それは妥当な選択

バンドの入れ替え時(10分間)に少し時間を要してしまったようだ・・・・

サウンドチェックも無事に終了
焦らしに焦らされていよいよ満を持しての開演だ
北海道が誇る唯一無二の存在
剛腕の不動5人組
来るべきその瞬間を今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM
熱気もムンムンさ

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
後半戦です
マジに泣いても笑っても7番手の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこ
滅茶苦茶に上手
文句なしにかっこいいですよ
オーディエンスのハートを一気に鷲掴み
ムード満点で絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!
びしゃもんてんの皆さんです!!」
それでは元気いっぱいにいきましょうか!!

OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリの様子だ
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングではこの日唯一SEを使用
イントロでトラブルが勃発・・・・
でもスタッフの手際よい采配でそれも速やかにクリア
仕切り直しだ
ドラマティックな効果音に導かれる中、ヴォーカリストが登場して1曲目のタイトルはスピードチューン「孔雀忍法帖」
2009年9月9日リリースのアルバム「金剛九尾」5曲目に収録
さあ、ハイハットによるカウントから音絵巻が飛び出した
一斉に波状攻撃の開始でいざ降臨
短いけれども、開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なき号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
すこぶる爆音ドラムも元気一杯に炸裂
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、うねうねと怪しげなメロディを刻み続ける
それと共にパーフェクトなアクセントを叩きつける
一丸となってアップテンポの素早いオクターブ奏法を披露
カッチちゃんはやや斜に構えて天空を引き裂くほどのハイトーンを伸びやかにシャウト
まるで女ターザンの様相を呈して、リバーブもほどよく声に溶け込んでいる
言葉を失うほどのテクニシャン
一切のふら付きもなし
当然のごとくあちこちから拍手が沸き起こる
ここではグッとヘヴィーな心憎い進行
タイトでストレートすぎるハードで豪快無比
ありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するヒロくん
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した
一致団結して右コブシを天高くに力強く突き上げる
おいおい、数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴする
こちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という空恐ろしくも心憎いびしゃもんてんに拍手が贈られる
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)
ヘヴィーこの上ないサウンドシャワーを全身一杯に浴びまくらせてもらいました。
やっぱり下手な屁理屈なんか抜きで、文句なしにライブは最高だなあ、なんて思わせてくれるのがこのようなバンドの持ち味の一つだ
しょっぱなから情け容赦なきパワフル・グルーヴを延々と轟かすドラマーのGEOくん
オフステージではにこやかで好感持てる男なんだけど、いざスティックを握ってセットに鎮座したとたんに面構えが豹変するもんなあ
いやはや何とも大したものだ
ツインギターの旋律が強烈に絡みついて効果覿面に響き渡る
紫色のライティングを基調に点滅も多用されていて効果も絶大
 
間髪入れずにメドレーで2曲目・・・・・
「睡!!」
これは「すい」ではなく「ねむり」と読みます
6枚目のシングル
5枚目2004年3月3日リリースのオリジナルアルバム「夢幻泡影」3曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング40位を記録
ともみんは控えめに後方にいるけれども、肝ともいえるイニシアチブを握っていてバッチリだよ
その荘厳なるイントロのアルぺジオから放たれる音色に導かれて繰り出されるダンサブルなミディアム・フォーメーションは、すこぶる刺激的
ここでもフィンガーボード上を縦横無尽に滑るまくるギターソロの連射に、誰もがもろ手を挙げてイチコロ
 青い照明に照らされたカッチの妖艶なるポージングに拍手喝采
それに刺激されたのかシャウトの連発をぶちかます
浜田麻里嬢をそこはかとなく思わせるヴィブラートで歌い紡ぐフロントのディーヴァを全面フューチャー
真っ赤な着物がとてもお似合いで煌びやか
ヒロくんとのボーカル・コンビネーションもばっちりだ
アッという間にエンディングを迎えることに・・・
あまりの迫力に圧倒されて、ただただ茫然自失に酔いしれてしまいました

羽織袴のヒロくんがMCも担当
「ありがとうございました!
こんばんは
改めまして、私たちのバンドは毘沙門天と申します
今日は皆さま、楽しんでおられるでしょうか?
沢山のお客様が入っているようですね
この場で全員が元気でいられることを感謝しましょう
何よりも健康・・・・これが尊いことのなので…この意味は深い
びしゃもんてんは派手に活動している方ではあるのかなあと思います
色々と頑張っています(笑)・・・・
さくさくと進めていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします
次の曲は十六夜の雨!」
こちらも1曲1目と同じアルバム「金剛九尾」からの披露
3曲目に収録
アグレッシブにほとばしるドラムのカウントが打ち鳴らされる
ここぞとばかりにGEOくんの爆音渦巻く重戦車のごときフィルイン
再びギターが紡ぎ出す高速のフレーズのイントロ音像に追随して、カッチ嬢がエモーショナルに歌い出す
こういう歌い回しもできるところが懐の深さの表れ
基本的なコンセプトが「妖怪ヘヴィメタル」だけに王道のジューダス・プリーストの影響と、古雅な日本語の融合がとってもユニークこの上ない
ずっしりとした重量感とメガトン級に分厚いコードストローク
それが一切のブレもなく徹底的に突き進んでくるから、愉快痛快爽快の一語に尽きる
ピンクのライトとミラーボールも回転して効果満点
迫りくるエッジの効いたカッティングでピッキングの猛追
恐ろしいまでに襲い掛かってくる音圧の様には言葉を失うほど
ここでは男女のツインボーカルでアクセントをつけつつも、流麗なるツインギターがやはり度胆を抜いてくれます
舞を踊るカッチ嬢がさりげなくセクシーなシルエットを映し出す
会場内ではバンドに向けて扇子を振っている人も何人か見受けられます


「早いもので残すところ2曲となりました
陰陽座を知っている人は手を上げて!
コール&レスポンスをやろうと思うんだけど」と言って次の曲の説明に入ります
「次の曲中サビの部分で手を上げてこのようにクロスして動かして
恥ずかしがらないで
練習するよ、ハイ!!
これで振り付けもバッチリ!
ここで扇子の準備をしてください
持ってきているね
あれ!?・・・・
あの人、ジュリアナの扇子(ジュリセン)を持ってきている(笑)
掛け声は出せませんが、心と魂で絶叫だあ!!」
こんな感じですっかり空間にひきずりこまれた観客
じゃあ盛り上がっていくぜ!!
メドレーで・・・・・羅刹」
(どの曲のタイトルも無性に意味を調べたくなっちゃう)
ここではSEが会場全体に轟き渡る
一種奇怪なるタイトルにも戦慄が走ってしまう・・・・
2002年1月10日リリースのサードアルバム「煌神羅刹」トップに収録
アルバムタイトルは「神」と「鬼」
相反する2つの存在を表現しているところが凄い
機会があったら一度歌詞にも目を通してみてください
病みつきになっちゃったりして!
お囃子風な煽りから繋がるアップテンポな異色のリズムパート
びしゃもんてんは、才能に満ち溢れた集団だということは間違いない
演奏だけを聞いていたら海外のバンドそのもの
たっぷりとドスの効いたデスヴォイスから、地べたを這いずり回るような2ビートの重低音リフで迫りまくりました
化け猫くんによるブレイクの連続と手数の多い刻みは、さり気ないセンスがみなぎっていて目を見張るものがある
更にはダメ押しとばかりに、ひたすらマシンガンのごとき速弾きを繰り出すギターの攻勢が艶やかなる彩を添える
ともみんの長髪を振り乱してのヘッドバンキングとヒラヒラと揺れる衣装には釘付けだ
ガッツリと突っ走る意気込みが全身にみなぎっている
赤い照明が曲調に合致していてよく映える
オーケストレーションによるエンディング・・・・・
 
「ありがとうございました
実を言いますと今日が初めてのキューブガーデンなので一同ひたすらに感動している次第です
アっ子さん、ライブにお招きいただきましてありがとうございます(笑)
まあそれはともかく、気を抜かずに節度を守ってこれからも音楽ライフをエンジョイしていきましょう!
あまり迷惑のかからないようにヘヴィーメタルパワー全開に鋼の精神で続行
邁進していく所存です
そんな感じで盛り上がっていきましょう!!
そういうわけでしてもっと動き回ろうね
まさかのポロリで事故りそうなくらいに・・・・((´∀`))」
「ライブの告知はしないの?」
「あ・・・大人の事情があるもので・・・・
次の曲で最後・・・・
多分、皆さんもご存じだと思いますよ」
・・・・・甲賀忍法帖!」
雄叫びをあげてはじまりました
2005年6月22日に発売された6枚目のオリジナルアルバム「臥龍転晴」4曲目に収録
10枚目のシングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング31位を記録
ほとんどの曲名が漢字表記なので、しっかりと読み書きしておきましたよ
力強いプレイは衰えるどころか益々ヒートアップ
強引なまでに独自の世界観を神々しく確立
和洋折衷の巧みなる技が見事に溶け込んだ成功例だよね
これは貴重だ
80年代ジャパニーズ・へヴィーメタルを下敷きに、歌詞の一種独特なコンセプトに沿って個性を発揮しているジャンルなのですね
正確無比なるツインリードギターが好感度大
息もぴったりでまさに阿吽の呼吸
S・T・Aのメンバー達も皆異口同音にこの意見
照明も黄色いライトで応戦
可愛いカッチ嬢がメロイックサインを繰り出しながらもメロディアスなるハイトーンで叫び続け、サスティーンが気持ちよいくらいハートに突き刺さってくるギターや、うねりまくりのリズムセクションも特筆もの
特にともみんはエフェクター処理も巧みに、絶妙なるラインを描きまくっていて曲を更に盛り立てている
全員のバランス感覚が程よく均衡を保っていて、個性的なアンサンブルには舌を巻いてしまいました
一体となって余力を振り絞っての熱演
比較的キャッチーな曲調とユニゾンのリフも親しみ込めてご機嫌だ
ギタリストのともみんちゃんがピッキングハーモニクスとタッピング奏法を見せつけてくれました
まとめ上げられたコンパクトな楽曲でフィニッシュ。
練り込まれた無駄のないアレンジだけに濃厚
曲者ら全員が汗だく
あらら・・・・?
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしきせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、ギター・ソロが儚い終焉を告げる
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
びしゃもんてんでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?
これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージング
和気藹藹と賑やかだ
怒涛のジャパニーズ・ヘヴィメタルショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたびしゃもんてんは、達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分にエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられだよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンスを告げる
「ありがとうございました
びしゃもんてんの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
心地よい汗を流せたね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、まだまだこれからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるオフコースのカバー・プロジェクトが参上しますよ!!
いってみよう!!****
とにもかくにも色々な意味でヤバい奴らだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 
****さあ、残すところは4バンドとなりました!!(笑)****
「また会いましょう!バイバイ!!」
 


 


































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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(ENCOUNTER FOUR編)

2024-09-18 02:46:40 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
5番手の登場です
「ENCOUNTER FOUR」
17:40~18:10

4人の出会い、とでも訳すのかなあ??
とっても気になるから、今度機会があったらバンド名の由来を聞いてみたいものだ
このバンドも見るのは初めてだなあ・・・・
しかも曲目がこの日1番のマニアックな世界で網羅されている
ほとんどの曲は会場にいるお客さんたち、知らないのでは・・?!
全てがインストウルメンタルなんだけど、清々しいくらいに超絶技巧派で拘り抜いている
ジャンルとしては、ちょっとジャズよりなフュージョンかな・・・・?
メンバー全員が堂々たるいぶし銀のテクニックを誇っている
それも余裕と貫禄満点にね
でもそのスジモンにとっては狂喜乱舞なんだろうなあ・・・・
正に一瞬たりとも目が離せない、とはこのこと
どのメンバーを見て聞けばよいのやら、悩んじゃうくらいに嬉しい悲鳴の連発
とにもかくにも最初から最後まで気を抜くことは許されない
ずっとテンションはマックス状態
レッド・ゾーンは振り切れっ放し
最早言葉を失って茫然自失に陥ること請け合い
御口あんぐりだよ
私の言っていることが嘘だと思うのならば、一度でもいいから彼等のライブを見てごらんなさい
超絶に個性的な集団
根っからの音楽バカなんだろうなあ
そうでなければ、この世界には間違っても着手したりなんかしないでしょうよ
相当にrehearsalを重ねた結果身につけた実力さ
努力は絶対に裏切らない
血と汗と涙の結晶
それはサウンドチェックの段階で証明されていました
誰もが心底唸ってしまった
持ち時間をオーバーしてしまったけれどね・・・(-_-;)

はい!
さてさて皆さま、ここいら辺でイカシタ連中の紹介をば・・・・・

まずはドラマーのフクちゃん
前のZESTでも叩いていた多方面の音楽界隈で引っ張りだこの人気者
実力派故に多忙の日々を送っている
私が彼を知ったのはアニメソングのカバーバンド「爆音戦隊ドリフトクィーン」だ
温厚なナイスガイ
キャップを逆にかぶりサングラス姿
いつもとは違う不敵な面構えを演じていた

下手にスタンばっているのはキーボードのノリカズくん
椅子に座ってのプレイが彼のスタイル
彼も眼鏡とキャップでバッチリと決めている
愛器ともいえるNORDを使用

ベース・・・白シャツ姿のタカヤくんはMCも兼任
彼も椅子に座って5弦ベースを自由自在に操っていました
的確なフィンガーピッキングはとっても参考になるなあ
茶色いボディカラーのジャズベースを使用
ローズ指板

そしてギターはケイタくん
フェンダーのジャズマスターを使用
アームバー付き
ローズ指板
これ大切そうに楽屋で愛でていた
少しこのギターの事でお話した時の優しい笑顔が印象的だったなあ
全身を黒で統一

バンドの入れ替え時(10分間)に少し時間を要してしまったようだ・・・・

サウンドチェックも無事に終了
前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされていよいよ満を持しての登場だ
泣く子も黙って失禁しちゃう北海道が誇る唯一無二の存在
全員男性で編成された剛腕の不動4人組
来るべきその瞬間を今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても5番手の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこの存在
滅茶苦茶に上手
男臭くってかっこいいですよ
女性のハートを鷲掴み
ムード満点で絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!
ENCOUNTER FOURの皆さんです!!」
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

「ご紹介ありがとうございます
一生懸命に演奏しますよ・・・・・ANY WAY(NORIKI)」
ファースト・アルバム「ノリキ」の2曲目に収録
1983年発表
ノリキとは噂にキーボード・プレイヤー野力奏一のこと
何という素晴らしい選曲センスであろうか
いきなりかっこいいドラマティックなSEが流れる中で、イントロがはじまった
それに導かれてハイハットカウントから激しいビートがいきなり炸裂
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
開始の狼煙はこれ
衝撃ですな
オープニングナンバーに相応しいポップテイストが満載だ
フクちゃんの安定感抜群なドラミングに早速魅了されちゃった
ZESTとはまた一味違う魅力を発揮
非常に器用な男ゆえに隠し玉も膨大なんだろうなあ
またひときわ腕をあげたね
これも氷山の一角か
想像しただけでゾクゾクワクワクしちゃうねえ
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
出し惜しみしないで王道のナンバーを叩き付けてられて、いきなりノックアウトされちゃいました
タイトでシンプルなドラミングと壮大なシンセサイザーの響きに導かれて、お馴染みのストレートなギターフレーズが弾きだされた
指が踊りながらギターのフィンガーボードをなめらかに、駆け抜けているかのように極上のフレーズを連発
バッキングにただひたすら徹するキーボードが渋いの一言
淡々と進行しつつも、ローリングする鍵盤さばきは絶品
柔らかく刻まれるベースラインも、ものすごい効果を発揮している
さりげなあくぶちかますチョッパー奏法には鳥肌が立ちっぱなしさ
メインを司るケイタちゃんに対し、タカヤくんのバッキングワークも鋭い仕事をこなしているのだよ
それも極力控えめにね
これこそ職人芸の極致
ふやけきったミュージシャンならば俺が俺がとくだらない主張に突っ走るところを全体像に照らし合わせたバランス感覚で進行していく
感動的なる瞬間
絶妙なるアンサンブルを繰り広げてた
特筆すべき重要なる点
最早オーディエンスのハートは鷲掴みだ
ENCOUNTER FOURワールドへの導きには大成功
既に金縛りの方もチラホラと散見
各メンバーの自己アピールする度合いも、快感がほとばしるほど
更に興奮を煽ってくる粋な奴ら
そうこうしている内、あっという間にエンディングを迎えた
今の季節にピッタリとフィットする心憎い選曲だ
もう残暑なんか遥か宇宙の彼方に吹き飛ばして、スッキリ気分で天高く突き抜けるほどに再び青空を呼び込みましょう

拍手喝采
「ありがとうございます
次の曲は・・・・
GEMINI(KANGAROO)」
1983年発売のファーストアルバム「ステッピン」の4曲目に収録
今の時期にはジャストフィットで懐かしいなあ
可愛らしいネーミングとロゴがひと際目を引くね
5人組和製シャカタクと呼ばれていたのも頷ける
実際、来日公演の際、前座をつとめたらしい
再度フクちゃんによるスティックカウント開始
これまた前曲に負けないくらいコアでリリカルなナンバー
ハードな曲調へと雪崩込み
キャッチーなメロディー、軽快なサウンド、確かなテクニック
切なさと優しさが交差するセンチメンタルな味わいが延々と心に響き渡る
キレがあってはつらつとした演奏を堪能
凄まじき光景に目が点になっちゃいました
感極まってしまい遂息を呑む
これほどまでに演じきれたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
その美しい旋律から目が離せない
瞬き厳禁
このライブを観ていてマサは羨む・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

MCはベーシストのタカヤくんが兼任
「どうもありがとうございます
我々は30、40、50代という全くバラバラな世代が集まって活動しているバンドです
本当のところはボーカルやサックスなんかのミュージシャンがいたらいいなあ、と思っているのですが・・・・誰一人見つからなくって今日に至っている次第です
全体的にインストのフュージョンなんかをやっています
1曲目はノリキさんというキーボード・プレイヤーのグループから演奏しました
次の曲は女性2人のキーボードをフューチャーした古いグループの曲です
1986年の頃かな・・・??
次にお送りする曲は・・・・世界のナベサダさんから・・・・
LOVE・BIRDS・WHISPER・IN・MY・EAR!!」
1986年発売のロマンティックなアルバム「グッド・タイム・フォー・ラブ」の2曲目に収録
ね!言ったとおりでしょう
たくさん存在するの聞き覚えある正統派の万人受け狙いとはちょっと違う
斜に構えたマニアックなアダルト路線を踏襲だ
しっとりと落ち着いたサウンド展開
ここいらに至ってはじっくりと腰を据えて聞き入ってみるというのも一興でしょう
次々と流れてくる美しい旋律に不覚にも鋼の涙腺が緩みそう
鳥肌が立つほどにグッと感動的
下手な屁理屈なんか一瞬で消しとんじゃうほどの説得力に満ち溢れている
たまにはこの手合いの音楽も悪くないね
都会の情景が自然とフラッシュバックしてくる
ギターによる流麗なコードカッティングがインパクト抜群
エモーショナルなキーボードがここでは主役
美味しい所をソロで独占体制だ
そのまんまギターへとスムーズにソロの受け渡し
説得力も満点で思わず唸ってしまうよ

再び「NORIKI」の曲で・・・・
「SHE IS LADY」
1987年発売のアルバム「ジャスト!」の2曲目に収録
メロディメーカーの真骨頂バラードを
パーカッシブなベースによるさりげないチョッパー奏法
アタック全開のスネアによるヒットも冴え渡る
繊細なストロークを紡ぎ出しギターも効果絶大
ここでも先導するのはキーボードの役目
それでも決して必要以上にでしゃばることはなく全体へのバランス感覚が絶妙
コンビネーションに寸分の狂いも生じない
計算高いペース配分は匠の技
百戦錬磨の経験がここでモノを言う
神々しさまで放っているよ
全員に余裕と貫禄が漲っている
ローテンポでじっくりと落ち着いた雰囲気でのフォーメーションを誇る
いつまでも耳に残るぶっ飛んだポップ・フィーリングもユニーク
優しい気持ちに浸りきってね
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、中々な配慮ですなあ
シンプルなバッキングが圧巻だよ
もちろんエンカウンター・フォーは、こだわりにこだわりぬいた趣向を施した演出で場を盛り上げていました
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう
ギターによる素朴なアンサンブルも見事過ぎだ
しかも四者四様(!?)による許容量の幅は玄人はだしだね。
各自がオールラウンドプレイヤーよろしく、なんでもこなせちゃうんだから
一大網羅しています
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのミュージック・アイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・目から鱗状態だったよん

「次の曲は・・・・ルート246
大野雄二さんが率いるユー&ザ・エクスプロージョン・バンドから・・・・
大野さんはルパン三世の劇中歌を手掛けているお馴染みの方
この曲を聞くとなんとなくルパンの景色が見えてくるかも・・・ですよ((´∀`))
それではいってみましょう」
1983年リリースのアルバム「フル・コース」トップに収録
アーバングルーブ・テイストの御手本だね、これは
あまりにもクールな香りが強過ぎる
ミディアム・メローに構築される音像がお見事
オシャレなムード溢れる空気感も素晴らしいシチュエーションを生み出している
鍵盤を軸にスぺ―シーな空間を描き上げる
おっとお!!
本当にルパンのシーンが脳裏に浮かんできたよ((´∀`))
次から次へと繰り出されるソロの応酬
虎視眈々と火花を散らせて鬩ぎあっている
徐々にスリリングな場面へといざなわれる
哀愁のスローミュージックも乙なもの
まことに心滲み入る配列
後半ではギタリストを大きくフューチャー
とにもかくにも聞かせどころ
硬軟織り交ぜたセットリスト
起承転結・・・・なるほどなあ
・・・万人受けするわけだ
北海道はフュージョンバンドがいっぱいいるけど、このバンドは別格だね
勉強になる
雰囲気たっぷりなギターのフレーズがほろ苦く迫ってきて泣かせるのです
でもフクちゃんはここでもニコヤカにスティックを捌いております
イキイキと叩きまくるフクちゃんを横目に、縦横無尽軽々とリズム・カッティングを弾きまくるケイタくん。
細部にわたる微妙なるニュアンスまでも、エフェクター操作絡めて忠実に再現
そして痒いところに手が届くほどに、エクスタシーの頂点まで登りつめさせてくれます
ハイポジションによるシャープな刻みアタックも秀逸で頼もしい
これによってグッと妖艶なムードに没入・・・

「知らない曲や、あまり聞いたことのない曲ばかりをやってきたので、最後は、皆さんもよくご存じの曲をやって終わりたいと思います」
八神純子で・・・・・・・・・みずいろの雨
・・・・(1978年9月5にリリース
5枚目のシングル
60万枚のセールスを記録!)」
満を持して遂に登場!
これを絶対にやらなければ許されない
ステージを降りられないよ
フクちゃんによるカウント
癒し系の人柄や思いやりをチラホラと覗かせるフクちゃんですが、やっぱり見るからに善人丸出しだ
しかし、いざプレイに入るとなると、ここでも別人のごとく表情が男らしく引き締まっている
マサがずっと心待ちにしていた、甘酸っぱくも青春のほろ苦い香りが目いっぱいに漂う曲がはじまりました
これでトドメを刺しながら息の根を止める
歌メロはギターが奏でるバージョン
一緒になって口ずさんでいる人も見受けられます
プレイヤー達の感情移入と表現力は申し分なし
いやはやなんとも参りました
(もうこれをやられたら私は思い残す事は何もありません・・・・)
ここでもサビが轟いた時には、心に染み入りウルウル
アンサンブルによる恐るべき自己主張
そのどこまでも張りのあるエナジーには、ただただ聞き惚れるのみ
バンドマンたちは、ここにきても一切合切パワーダウンしません
それどころか、益々艶を増しているではないか
口笛がピューピューと吹き鳴らされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だく
あらら・・・・?
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、キーボード・ソロが儚い終焉を告げる
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
エンカウンター・フォーでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?
これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
和気藹藹と賑やかだ
怒涛のジャパニーズ・フュージョンショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたエンカウンター・フォーは、達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
爽やかな疲労感に包まれている
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられだよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンスを告げる
「ありがとうございました
エンカウンター・フォーの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
4人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる初期シカゴのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
ヤバい奴らだ・・・・STA((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 
****さあ、残すところは5バンドとなりました!!(笑)****




















































コメント
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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(ZEST 編)

2024-09-16 11:14:51 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
4番手の登場です

「ZEST」
17:00~17:30
このバンドは数年前から知っていたからとっても気になっていたんだよん
でもいざ蓋を開けてみたらお馴染みの連中がずらりと勢ぞろいさ
それとこのバンド・・・・自分が昔に東京で結成していたバンド名と同じさ
まあ、そちらは当時大ブームを呼んでいたジャパニーズヘヴィーメタルだったんだけどね(懐かしの専門雑誌ロッキンFにも載った!)
ところがこちらのジャンルは対極に位置するあの「ZARD」

そうなのです
伝説のJ-POPグループだね
スタンダード化したヒット曲も膨大
北海道が生んだ歌姫、大黒摩季も新人の頃コーラスで参加していたのは超有名な話
だからこそトリビュートバンドはとっても多い
真っ先に思い出されるのはマヤマくん、ミサトちゃん、トモちゃんらが率いる「ブレッツア」
こちらは数えきれないほどに対バンを組んでいるから思い入れが強い
彼等のおかげでザードもずいぶんと勉強させてもらったしなあ・・・・((´∀`))

はい、さてさて皆さま
ZESTにも期待感でワクワク気分だよ
いざ、お手並み拝見とまいりましょうか!!

思いっきりワイルドで行こう!!

地元の札幌から参加で今回は8人組みです

なかなかの大所帯
まあ、STAよりはやや少ないけどね

リーダーのヒロくん、中々にやりくり上手

猛然と手腕を発揮している
長年にわたって築きあげてきた人脈をフルに活用
このバンドは多方面でマイペースに気を吐いている

もはやありとあらゆるイベントで濃厚なる繋がりを持つ

半分にあたる4人の女性メンバー達は、他のバンドの女性ミュージシャン達とはまた一味違った魅力を全開
キュートでセクシーに迫る歌声やパフォーマンスを届けてくれましたよ
皆のアイドル群がズラリ

マサはそれが強烈な印象に残っていたので楽屋できっぱり、麗しきレディにそのことを告げたら、ちょっとはにかんでいました・・・・(´;ω;`)

というわけで、贅沢にもディーヴァ3人とキーボード嬢を擁するバンド
常に見ごたえ、聞きごたえバッチリだね

今回も大会場という重圧を、見事にはねのけ立派に堂々と勤め上げてくれました
すっかりとパフォーマンスにも慣れっこになったご様子
最近じゃあ、華麗な貫禄さえ滲み出ているもんなあ
アドリブや遊び心まで交えている
トークにもお茶目な面が加味されてきたし

出演前、会場ですれ違ったメンバーは「緊張してきました・・・」と不安気ではありましたが、はじける笑顔を絶やすことなく歌い切ってくれました
10バンド中、7バンドに女性メンバーが加入している
後で気づいたんだけど、これはとってもいいことだ。
もっともっと女性がスポットライトを浴びる音楽シーンになってもらいたいものだ
バンドの活性化にも繋がるしね
男どもも、うかうかしてはいられないよん

さてさて編成はといえば・・・・・
ヴォーカルにはラフにデニムジーンズの衣装を着こなした麗しのミーコ嬢。(黒いシューズ)
お洒落なアクセサリーも楽しみの一つさ
シェイプアップしてナイスバディに!
ドキドキしちゃうほどだ
相変わらず若々しくって元気そうで素敵だね
男顔負けなアクティブな彼女
ビックリするほどのバンドに在籍しながらイベントなども企画立案しちゃうのだ
おっと、この日も3バンドに出演
リードボーカル、コーラスガール、そしてキーボードにと八面六臂の活躍
さすがのワーカホリックぶりをフルに発揮
絶対、私にはマネはできません・・・・
死んじゃいます・・・・・
心底、音楽とバンドとライブを愛していないと現実的成しえない芸当
そういうわけでして、私もたくさんお世話になった古くからの友人
な、な、何と段差に足をとられて転倒してしまい骨折していた・・・(´;ω;`)
最近、やっとギプスがとれたばかりらしいよ
そんなこと、全くわからないほどにはじけまくっていた
良かったなあ


可憐なミホ子ちゃんとヒロミちゃんはコーラスを担当
目にも眩い白のshirtとジーンズを着用しているところが1ポイント

ギター&コーラスは白いストレートロングヘア姿のカズ氏
(チェリーサンバースト・ボディカラーのヒストリーレスポールモデル・エレキギターをプレイ。
ローズ指板。
黒シャツ、黒パンツ、眼鏡にペンダントは必須アイテムだ)

更にはもう一人、心強きヘルプがいるではないですか!
先月末、スターライト還暦セッションでマサとレインボウの「銀嶺の覇者」で共演を果たしたタンピ―ちゃんも早速ギタリストに変身して陣取っているではないか!!
鬼に金棒状態の領域に達した感あり
本当に直前に合流リハをしたらしい
起用な愛すべき男
方々で引っ張りだこの人気者なのもわかるような気がする
愛器のポール・リード・スミスを使用
グレーのボディカラー
メイプル指板
2ハムバッキングマイクをマウント
いつものキャップとペンダントを装着
颯爽とスタンバイ
まるで今までずっとこのバンドでブイブイと弾きまくっていたような佇まいを誇っているではないか
大したものだ

キーボード(ヤマハMODX5)を駆使する綺麗な長髪のチエ氏
いぶし銀のテクニシャン
これでサウンド・バリエーションが益々、増幅されるね
粋な采配だ
眼鏡をつけて椅子に座ってのプレイスタイルが信条

パワフルなドラマーは、売れっ子フクくん
ペンダントと黒いNYキャップ姿
この後にも超絶技巧なバンド出演も控えている猛者
彼と会うのは久しぶり
ビッグ・サプライズだ!
お互いに再会を喜んだ
アニメバンド「爆音戦隊ドリフトクィーン」もお馴染み

なるほど、マルチプレイヤーが数人所属しているのもこのバンドの強み
因みにギターのご両人は本来ハードロック系の方々なんですよ

そしてべースは重鎮ヒロくんだあ
(ホワイトボディにローズ指板のお馴染みヤマハのメーカーを使用
よほどのお気に入りなんだね。
ゴールドパーツの5弦
皮製の茶色いストラップを接続
バンマスは、黙々と渋くフィンガー・ピッキングでプレイをするのです)
黒shirtとパンツがダンディだ

このバンドの面々とはほとんどが長年の音楽仲間

もう彼らとは、別のバンドで数え切れないほどにタイバンをしました
札幌を手はじめに小樽、夕張、岩見沢、江別から他の地方にまで及ぶ・・・・
ミーちゃんはSTAの「リブレーション」にも出演してくれましたよ
そうやってお互いに刺激を与え合って励ましあい、紆余曲折を経て今日までずっと切磋琢磨してきたわけであります

だから酸いも甘いも噛み分けた同士でもあるわけです

そんな彼らが新たに結成したのがZEST

まだライブは10数回だそうです
そんな風に全く感じられないほど、最近は波に乗っているけどね
地方遠征も積極的に行っている
鉄壁のチームワークを誇っていて羨ましい限り
見習いたいものだ
今度、コツを教えてよ

今後とも、お互いによろしくだ

正直に言わせてもらおう!
ブレッツアとは、ちょっとご無沙汰気味で、ここのところ他のザードカバーバンドの印象が強烈なんだよ
だから激しいビートからJーPOPを披露する彼らZESTを見ていると不思議と癒されたものだ
まだまだ今年後半の活躍にも乞うご期待!!
また違った魅力が全開するはずだ
まあ、なにはともあれ、色々な面で俄然注目だね

オフステージで会ったメンバー達はすこぶるリラックスしたチャーミングさを発揮

でもこの日のライブに向けては、セットリストに力が入りつつタンピ―も相当に苦労したようです

サウンドチェックでは決定打のナンバーを惜しげもなく一部でありますが演奏
早速、やんやの喝采を浴びる

前置きが長くなりました
準備万端整った
何時でも大丈夫だよ、のゴーサインが出される
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても4バンド目の時間となりましたよ
以前にご一緒した際、私は一発でファンになっちゃいました
それ以来、ずっと出演交渉を続けて遂に今日実現したわけです
見た目もキュートに、滅茶苦茶素敵ですよ
観客のハートを鷲掴みすることは必至
絶対に惚れ込みますから
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
いざ参ろう!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY!!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM。
熱気もムンムンさ

・・・一切のダレる箇所は皆無
瞬き厳禁!

「今日は、わざわざお越しいただきまして,ありがとうございます
最初の曲は代表作品で・・・・揺れる想いです!」
1993年7月10日リリースの同名4THアルバムに収録
同年5月19日発売
8作目のシングル
オリコン週間チャートでは2週連続1位を記録
2度目のミリオンセラーを達成した
グッと光沢を放つ珠玉の金字塔を、序盤から惜しげもなく好演だ
王道路線ともいえるときめきラブソング
決して外せないポジション
フクくんのスティック・カウントから、カズ氏のギターによる、爽やかなコード・ストロークではじまるキャッチーなポップス
この辺の流れは定番ですね
一斉に波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
絶妙なるギターによる美しいアルペジオが響き渡る
すかさずミーコちゃんが両手を高々と掲げて猛アピール
キーボードの音色が追い打ちをかけるがのごとく、全体を覆うようにドラマティックな展開へと誘う
ここいら辺に達したら、最早グッと腰を据えて聴き込むというのも贅沢な一興だ
トレードマークともいえる、伸びやかなるサスティーン・ギターが唸りをあげて更なる抑揚を演出
それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね
(作詞は坂井泉水さん)
個人的にもツボにはまっています
ストレートに訴えかけてくるメッセージがほろ苦く伝わってくる
メンバー達はワイルドさを基調とした、比較的シックなファッションで各自さりげなく八面六臂に自己を主張
ドレッシーなコーラスガールは、お揃いでバッチリと決めています
フロント中央に位置するディーヴァ・トリオを引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリもあります
これならばミーコ嬢も安心して、心おきなく歌に専念できるというもの
カズくん、真っ赤なエレキギターでアレンジ面においても本領を発揮
追い打ちをかけるがごとく、エンディングでもタンピ―ちゃんのピッキングが弾きされて見事にフィニッシュ
意外にもこの時のクールな表情がダンディだったよん
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、もうこの辺りで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)
メンバー達もそろそろ肩の力が抜けてきてリラックス・モードに入ってきた

「次の曲にいきたいと思います

いいですか・・・・・・続けて・・・・DON’T YOU SEE!・・・・」

19作目のシングル
1997年1月6日リリース
オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得
アルバム「ザード・ブレンド~サン&ストーン」の11曲目に収録

ミーちゃんからのさりげない合図を受けて、フクちゃんによるスティック4カウントが打ち鳴らされる

チエ嬢によるキーボードが先導する流れから、ツインギターの持ち味をフル稼働です

ここでも、超個性的なコンビネーションが絶品

特にカズくんのスライド・バー活用による奏法は、効果絶大で轟きます

本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるプレイで会場を一瞬で圧倒していました

故ローウエル・ジョージばりの、表情豊かなるピッチで豪快に決めまくる

このスライドギター奏法も、ZEST売りの一つ

だってこれって数多くあるギターテクニックの中でも究極に難しい部類なんだよね

それを涼しい顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる男っぷりには、ただただ脱帽

惚れ惚れしちゃいます

ちなみに自己主張がほとばしりでるところにも私は思わずニヤついてしまったのだ

ミーちゃんは酔いしれるように観客の方を指さしてウットリと歌い紡ぐ
ドキドキとする瞬間の訪れ

さてさて、曲も中間部に差し掛かりドラマティックな導入部分には目を見張るものがあります

起承転結のメリハリは相変わらずお見事の一語に尽きる
抑揚の付け方や練り上げ方も絶品
最早アートの領域に達した感あり

よくできた構成だ

そのアレンジ力はとっても勉強になるなあ・・・・

細部にわたって全員が膝つき合わせて妥協をすることもなく研究に研究を重ねた結果の表れでしょう
努力は決して裏切らない
血と汗と涙の結晶

「ミーコちゃ~~ん!」と図太いラブコールがひたすらに飛び交っています

現在も親衛隊は増殖中・・・・・((´∀`))


「こんにちは
ザードのカヴァーをしていますZESTです
次は3曲ほどMCなど一切なしでトントンといってみたいと思います
まずはフィールド・オブ・ビュー通算6枚目のシングルから
・・・・・ダンダン心魅かれてく
これ実は坂井泉水さんが作詞をしているのですよ
アニメ・ドラゴンボールGTのオープニングテーマでした」
アルバム「フィールド・オブ・ビューⅡ」の5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
ザードの曲でなくてもご安心くださいな
しっかりとザード節は健在だからねえ
はじけまくるJ-POPの御手本ともいえる傑作だ
ミーコ嬢はパワフルなドラミングにのって驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしている
強靱なる精神力には、マジで感服しちゃうよ
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい
と、それまでは極力控えめにやや後方にて黙々プレイしていたカズくんが、満を持してここぞという場面で一気呵成にギター・ソロで飛び出してきた
短いフレーズの繰り返しと、軽快なラインに、流れる様なメロディーが印象的
特筆ものは、涼しい表情をしたフクくん迫力のドラム・スタイル
次々と難攻不落なボトムラインを、手数王のごとく巧みなグルーブを駆使してぶちかますという牽引役を立派に果たしている
だからこそ全体のアンサンブルも安心してプレイに専念できるというもの
シンプルだけども、なんまらキャッチーでストレート&タイトにね
責任重大なる大役を一手に引き受ける
もちろん、センターフロントに陣取るミーコ嬢を全面的にフューチャー
場面展開でもスムーズすぎて、不覚にもゾクゾクしちゃうよ
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙

「・・・・愛は暗闇の中で・・・」
44作目のシングル
アルバム「ザード・フォーエヴァー・ベスト~25TH/アニバーサリー」の13曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
アニメ「名探偵コナン」のオープニング主題歌
リードボーカルと共に、間髪入れず熱いビートへと雪崩れ込む
燃える様なアップテンポなイントロがはじまった途端、再度ZESTワールドに引き込まれている自分に気付いた
ザードにはこのようなモンスタークラスな隠れた傑作が数多く存在しますが、この曲もその中の一つ
刺激というスパイスが、切なくも淡い青春時代を呼び覚ます
だからなのか、いつもにも増して、ミーコ嬢の初々しきステージングが好感度高し
胸キュンの度合いも自ずと増してくるよ・・・・
ちょっと声質が、坂井泉水嬢のように聞こえるのも貴重な発見
一聴しただけで誰もが彼女の虜だ
コーラスガール達との息もぴったり
色合いの微妙に異なる2人のハーモニーなんだけど、ほどよいブレンド具合が鉄壁だ
淡々と刻み込まれるリズムも絶妙で、阿吽の呼吸だね
とにもかくにも、これを4曲目にもってくる大胆不敵な構成には脱帽
グッと成長した自信の表れか?
装飾音を施しつつも、黙々とスピーディーに進行する、ちょっと大人っぽい異色の落ち着いた構成
激しく奏でられるオブリガードが心地よい
ブレイク後、ここぞとばかりに弾き込まれるタンピ―ちゃん入魂のエモーショナルなギターソロが更なる高揚感を煽ってくる
ポップテイスト溢れる彩もバッチリだよ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ

「ドラマーのフクさんによるリクエストです・・・・・・・グッディ」
間髪入れずに熱いパワーバラードへと雪崩れ込む
27作目のシングル
8枚目のオリジナルアルバム「永遠(オリコン1位!)」の8曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録
哀愁のピアノによるイントロが奏でられる
そこから思いっきりタメを効かせたドラムフィルイン
より円熟味を増しスケールアップを図る壮大な音絵巻
奥の深いセットリストに痺れちゃうよ
熟女をエスコートしてチーク・ダンスと洒落こむ紳士も現れた
満を持して隠し玉ともいえる怒涛の旋律が会場中を包み込む
憎いポジションをキープしていたもんだ
効果覿面
フレーズの一つ一つが説得力満載
このテイストからバックボーンが透けて見え隠れする
言葉を失うほどの美しき調べ
しっとりとクールで不思議な躍動感が漂うボーカル
切な過ぎて不覚にも鋼の涙腺が崩壊寸前さ
それを更に引き立てるべくナチュラルにプレイするインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
益々の臨場感を醸しだしています
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像から目が離せない
そしてステージ左に佇むキーボード・レディによる流麗なシンセサイザー・ストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティック過ぎる
エンディングではフィンガーボード上をこれでもかあ、というほど滑らかに上へ下へと踊る泣きのギターが切なく響き渡る
このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

「ありがとうございました!
段々と涼しく、過ごしやすくなってきましたね
実はちょっとした段差で転んでしまい何と骨折しちゃいました・・・(´;ω;`)
1週間前にギブスがとれたばかりなんですよ
今日のZESTを見て気に入ってもらえたなら、是非これからも私達のライブに足を運んでください
じゃあいよいよ最後の曲です」
「ええ~~~!!??」
「(笑)皆さんにエールを送りたいと思います
よくご存じの曲で・・・・・
思いっきり盛り上がっていきましょう!
・・・負けないで!!
(1993年の1月27日発表の6作目のシングル。
3分49秒。
オリコン週間1位
4THアルバム・揺れる想いの6曲目に収録)」
フクちゃん渾身の「1・2・3・4!!」
遂に飛び出したお約束
やはりラストを飾るのは、この熱きアンセムしかないですよね
これをやらずにステージを降りることは絶対に許されない
ザード流の応援歌
会場全員が一体となっての手拍子大会
まだまだ足りないわ、とばかりにミーコちゃんは更なるリアクションを要求
心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ
幸せと喜びのエキスを、この勝負曲から大量に注入していただきました
元気一杯、前向きでリフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう
大いなる励みの讃歌となって・・・・
こうやって次の世代へ延々と歌い継がれていくのだ
オーラ振りまきのカリスマ・カズちゃんも本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるギター・サウンドをステージ中央にまで歩み寄って紡ぎ出していました
ニヒルな顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる堂々たる男っぷりには、ただただ圧倒されっぱなしで惚れ惚れしちゃいます
(己に厳しき完璧主義なんだね)
オーディエンス達は一心不乱に手拍子を打ち続けてそれに応える
ホップ・ステップで熱狂の渦状態と化す
これこそライブならではの一体感
誰も彼もコブシ突き上げコブシコール&レスポンスの応酬で大合唱の様相を呈している
沈着冷静なる燻し銀のヒロ氏ベースライン・セクションは、常に安定したボトムを支えて貫禄を醸し出しています
屋台骨フクくんとのコンビネーションもピッタリとフィット
エキサイトした熱気ムンムンの観客から絶え間なくピーピーと口笛が吹き鳴らされる
アップテンポの情念にも似た臨場感
もう、たまりませんなあ
我慢ならないよお
・・・・・・夢心地です
レッドゾーンは振り切れ寸前
ミーコ嬢は余力を振り絞って身をよじってのアクションの連続で熱演
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
ここで・・・・一息入れてのミーコちゃんによるユニークなメンバー紹介を導入
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンシング
お祭り騒ぎ
だからこそ、やめられないライブの醍醐味だね
追随するかのごとく、ギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
ZESTでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々が和気藹藹と賑やかだ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたZESTは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
ZESTの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
上機嫌この上ない
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
8人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽こそ違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
フュージョンのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
再度フクちゃんを筆頭にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは6バンドとなりました!!(笑)****


コメント
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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(狂烈 編)

2024-09-15 18:08:44 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
三番手の登場です


STAのドラマーでもあるベテラン伊達男もっちんが率いる「狂烈」が満を持しての登場だ!
16:20~16:50
このバンドはごく活動初期から色々と噂は聞いてた
モッチン自身も熱心に猛アピールしていたからね
基本的なコンセプトは恐れ多くも、あのブリティッシュ・ヘヴィメタルロックの元祖でもある伝説のレッド・ツエッペリン・カヴァーだ
この名前は名作映画「狂熱のライブ」から命名したとのこと
でもあちらは「狂熱」なんだけどねえ・・・??!!
最初なんてマジに「純烈」のコピーバンド!!??・・・って訊ねてしまったくらいだ
最もモッチンは「純烈」の存在を知らなかったけれどね・・・(-_-;)
モッチンはひたすらこのバンドに力を入れている
ジェフ・ベックの「ギター殺人者の凱旋」共々ね・・・・

その後、数度対バンする機会もあった
いつの日にか私とアッキーの「パープル・ブリンガー」とのジョイント・ギグでも実現させたら面白いねえ、なんて話してもいる
な、な、何とそれでも不思議なことに、このライブ・レポートを記するのは初めてだね

はい、皆さま、それではじっくりと解説させていただきますよ
個人的にも大好物なものでして・・・・((´∀`))

このバンドの結成はまだ数年前の事
編成はご本家と同じ
そのシチュエーションによってはゲスト・プレイヤーを迎える
キーボードのマックス(この日の主催者)、世界的に大活躍しているハード系ブルース・ギタリストのイチローも「ロックンロール」でジッピーホールにおいて飛び入り出演を果たした
この日もSTAのパーカッション、ユーちゃんがコンガとタンバリンで急遽参戦していたし
余裕と貫禄で遊び心も満点

ジャンルがジャンルだけに熱狂的なファンも多い
食い入るように見入っていたもんなあ
ありそうで中々ないのがこの手のバンド
70年代ならばウジャウジャと存在していたもんだ
時代の流れというのは残酷で哀しいことだねえ
おっと、むずかしいというのが最大の理由だからね
それはそのまんま、STAやパープル・ブリンガーにも当てはまる
だからこそ天邪鬼な我々がやっているんだけどさあ((´∀`))
マサの友人で九州のツエッペリンバンド「グラフ・ツエッペリン」のソロライブを去年、薄野のライブハウス「ゼノン」で見た時も感動した
彼等も初の北海道ライブだったらしく盛況を喜んでいたねえ
是非ともまた来てほしいなあ

話を戻そう・・・・・
予備知識もなくいきなりこのバンド「狂烈」を体験したならば驚愕で言葉も失い失禁してしまうのが関の山
札幌界隈を中心にコンスタントにライブ活動を展開中
知名度も噂もじわじわと浸透中
今、話題騒然の渦中にいる存在感もタップリのコアなバンド

ダラダラとマニアックなことを書き綴る前にイカシタ編成の紹介をしようか・・・・・
モッチン曰く、ボーカル以外の3人は学生時代からの友人関係でずっとバンドでつながっているんだそうです
麗しき友情物語
各自のキャラクターも見事に立っていますなあ
観客の「白雪様」「カズくん」もそうとうにエキサイトしていた

ボーカル・・・エキゾチックな美女タマちゃんは序盤までサングラス姿
彼女はめちゃくちゃにステージ映えする
無駄のない引き締まったスレンダーボディとスラリと伸びた長い脚
揺らめく長い髪、
ワイルドでラフに着こなしたシャツとジーンズ
マイクは持参品
専用のエフェクターに連結
ワイヤレスモニターを使用
カラオケが縁でこのバンドにスカウトされたのだとか・・・・
本格的なバンド体験はここが初らしいよ
そうとは思えないくらいのクオリティを発揮しているけど
見た目と違いシャイなんだそう
頑なにMCは拒否
その役目はベースやドラムに託すレディ

ギター・・・ロバート・チョイ
小型の20Wマーシャルアンプを2段積み
ギターのボディカラーはチェリー・サンバースト
レスポールのダブルカッタウェイ・タイプ??
ストイックなくらいにジミー・ペイジになりきっている
全身を黒ずくめに決めて髪の毛は後ろで束ねている(後期のジミー・ファッションそのもの)
大股開きでアクションを決めていた

ベース・・・眼鏡のヒロシくん
3トーンサンバーストのジャズベースを使用
ローズ指板
今では珍しいピックアップ・フェンス付き
このパーツってマーカス・ミラーは付けているよね
ジャコ・パストリアスを崇拝しているそうですよ
その影響は如実にうかがい知れる
他にはキーボード、そして秘密兵器のテルミンも扱うマルチプレイヤー
ギターに対し、こちらは全身真っ白い衣装に身を包んでいた

そしてドラム・・・もっちん
言わずと知れた超有名人
長年もっちんが在籍していてジェームスが率いるバンド「ランチ」ロゴ入りのお気に入り黒Tシャツを着こんでいた
他にも膨大なバンドに籍を置いている
他にセッションなどにも腕を振るっている
プロとのback演奏も多数
彼のキャリアを説明していくともうそれだけでここがびっしりとうまっちゃうので割愛( ´艸`)

この日、駐車場でバッタリとあって急遽頼まれたというSTAのユーちゃんがパーカッションでスペシャル・ゲスト
コンガ、タンバリンで2曲参加してます
これ、ライブを見ていて知ったよ
多分、もっちんの閃きによるものでしょうよ

前置きが長くなっちゃいました・・・・
バンドの入れ替えには10分が用意されています
でもこのバンドは猛者集団故に要領がいい
余裕と貫禄でサウンドチェックとウォーミングアップ
小手調べとばかりに早速飛び出したのは
「グッド・タイムス・バッド・タイムス」
まさかこれが聴けるなんて・・・・
ツエッペリンのデビューアルバムのトップを飾る記念碑的な作品
1969年3月10日アメリカでシングルカットされたR&B
ジョンジーはこの曲のリフは自分中最も難しいものの一つだと語った
日本のドラマーたちはこの曲のバスドラムをツインバスドラムで演奏していると長年信じ込んでいた
さすがのもっちんは忠実に再現していた
アッキーが「やっぱりもっちんのドラミングは別格だ」と感想を述べていた
サッサも同様の事を語っていたなあ
そのくらいにインパクトが絶大
というわけでしてサラッと演奏はストップ
なんという贅沢な空間
期待でワクワク
天才少女のよよかちゃんはこの曲のYOUTUBEで世界中にその名を轟かせた
ロバート・プラントも絶賛
他にも錚々たるミュージシャン達が注目
それがきっかけで今ではアメリカに家族全員が移住したもんね
ひろしくんは悪魔の楽器と言われた「テルミン」!!や「キーボード」も操作してみせる
「ウィーン~~~」
あ、あの音だ!!
もう何の曲で使用するのかが容易に理解できる
「グラフ・ツエッペリン」も使っていた
こだわりの強いもっちんは逐一ミキサーに要望を伝える

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
スタッフからアイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても3バンド目の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこの存在
以前にご一緒した際、私は一発でファンになっちゃいました
以来、ずっと出演交渉を続けて遂に今日実現したわけです
滅茶苦茶にかっこいいですよ
観客のハートを鷲掴みすることは必至
絶対に惚れ込みますから
そろそろいきましょう
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演!!
いざ参ろう!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY!!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM。
熱気もムンムンさ

定番で・・・「移民の歌」
1970年、第3作アルバム「レッド・ツエッペリンⅢ」のトップに収められていた
同年の11月5日にシングル・リリース
アメリカではビルボード・チャートで16位まで上昇するヒットとなった
一斉に波状攻撃の開始
短いけれども、開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
すこぶる爆音ドラムによるイントロから、元気一杯
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、うねうねと怪しげなメロディを刻み続ける。
それと共にパーフェクトなアクセントを叩きつける。
一丸となってアップテンポの素早いオクターブ奏法を披露
タマちゃんはやや斜に構えて天空を切り裂くほどのハイトーンを伸びやかにシャウト
まるで女ターザンの様相を呈して、リバーブもほどよく声に溶け込んでいる
言葉を失うほどのテクニシャン
一切のふら付きもなし
照明もド派手に反応しての点滅効果を施す
当然のごとくあちこちから拍手が沸き起こる
ここではグッとスピーディーでヘヴィーな心憎い進行
タイトでストレートすぎるハードで豪快無比のパワーが炸裂
ありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するロバート
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した
一致団結して右コブシを天高くに力強く突き上げる
おいおい、今までに見てきた狂烈よりも数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴするステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という空恐ろしくも心憎い野郎どもに拍手が贈られる
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

間髪入れずにメドレーで2曲目へと怒涛の雪崩込み
出た!!
「ブラックドッグ」炸裂の瞬間
若いお母さんに連れられた可愛らしい女の子がステージ正面最前列に座っていたかと思ったらトコトコと歩み寄って何度も「ジイジ」と呼んでる
どうやらロバートのお孫さんのようだ
心和むハッピーな光景
癒される応援団長
ところがサウンドの方は獰猛だ
ギターが掻きむしるように一種独特なるノイジーないぶし銀のフレーズを紡ぎ出す
ちょっと表現が難しいところさ
よほどの自信がないと取り上げることができない
そうでないと事故ること請け合いさ((´∀`))
1971年の第4作アルバム通称「フォーシンボルス」の1曲目に収録
シングルは日本でも大ヒットした
ジョーンズの発案で「マディ・ウォーターズみたいな曲を」と、単音リフから作られた
トリックめいたリズムもゼップならでは!
ブレイク連発でボーカルと演奏が交互に複雑この上ない展開で進行
タマちゃんに暗転やスポットライトがクローズアップされる
何たって忙しいアレンジ
捻りの効いた面白くもカッコいい印象的なメロディが繰り返される
ここがミソ
「AH~AH~🎵」の箇所ではタマちゃんが両手を突きだしてリアクションを求める
グイグイと引き込まれていくよ
もっちんがさりげなくスティックを打ち鳴らして合図を送る
微動だにしない一致団結のフォーメーション

「次の曲にいきます」
照れ屋さんなので口数が異常に少ない
一見クールに見えるんだけどねえ
「胸いっぱいの愛を」
2作目のアルバムの堂々たるオープニング・ナンバー
1969年11月7日リリースのシングル
アメリカとドイツでのチャートでは見事に首位を獲得
セールスは100万枚を突破した
リフマスター、ジミーの真骨頂
もう会場に詰め掛けた往年のオーデイエンスたちは一気に古き良き青春時代へとタイムスリップだ
正に温故知新
否応なしに血液が逆流しそうなギターによるパワーコード
下手な理屈なんか木っ端みじんに粉砕しちゃうほどのインパクトある金字塔を誇る
1:30ほど経過したところでアヴァンギャルドなパートに突入
幻想的で不気味な音像はテルミンが主役
悪魔の楽器とも言われた所以だ(映画にもなったよ)
手のひらをアンテナ部に寄せたり揺らしたりかざしたり素早く遠ざけたり
どうせやるならジミーの様に踊ったり腕を振って欲しかった・・・と言ったら贅沢かな…((´∀`))
ここでサングラス装着のユーちゃんが上手袖から現れた
コンガを憑りつかれたように叩きこむ
ラテン系のグルーブを醸し出す
それに負けじとギターはピックスクラッチでフレットボー上を掻きむしる
終いにはナットとペグの間の弦を指でグイグイと押し込む
タマちゃんは異次元へのいざないよろしく奇声をあげる
このフリーフォームシーンは2分ほど続行
と、突然場面転換
爆音とギターソロが交互に鬩ぎあう様は圧巻
もっちんのタメが目いっぱいに迸るフィルはアートの世界
札幌のボンゾとは彼の事
焦らしまくりのエンディングにも花がある

「ハートブレイカー」
GFRでもディオンヌ・ワーウィックでもパット・ベネターでもローリング・ストーンズでもない、ライブにおけるゼップの重要なるレパートリー
こちらも1969年10月22日発売のセカンドアルバム5曲目に収録
地べたを強引に這いずり回るかのような神々しい響き
これでもかあと言うほどのユニゾンで襲い掛かってくる珠玉のチューン
ヘヴィメタルの元祖とも言われるのもよく理解できます
一旦、中間部で演奏がストップ
ここからはでギターソロのコーナー
ギターの教科書のようなお手本を矢継ぎ早に惜しげもなく披露
カリスマのジミーは正真正銘の天才肌
凄かったんだよなあ・・・・・
わかる人は感涙にむせび泣くこと必至
感動のあまり、全身にゾクゾクと鳥肌が立ってしまった
バリエーション豊富に使い分けるクレバーな演出
痒いところに手の届く配慮とアイディアは特筆もの
研究熱心なところを垣間見れたよう
職人芸的な重低音は群を抜いている
彼にも膨大なバックボーンが時折透けて見え隠れする
一糸乱れぬフィンガリングは凄まじい
よほど血と汗と涙の鍛錬を重ねてきた結果なんだろうなあ
努力は決して裏切らないことを身をもって実証してくれたような気がする
所狭しと縦横無尽にステップを踏みながら移動する動線が美しすぎる
ダイナミックに轟き渡るギターのコードは超絶
一切の無駄もなく濃厚なピッキングを繰り広げた後はお約束の曲調へ
そして「ハッ!」と突然THE END
ショッキングだよなあ・・・・・

「ボーカルが恥ずかしいからと頑なに拒否をするので私がここで代理のMCを務めさせていただきますよ
うちの演奏はうるさいですか・・・?((´∀`))
大丈夫ですか・・・?」
とおもむろにアドリブでマイクをタマちゃんに差し向ける
「こんにちは・・・・・(-_-;)」
あ、喋った・・・・
もっちんもMCをするはずだったのに何故だかマイクがずっとオフの状態・・・・
まあ、このくらいのトラブルはしょっちゅうさ・・・・
シビアなアッキーは苦言を呈していたけどね((´∀`))
そのもっちんはメンバー達がソロを弾きはじめたり、トーク中、後方からニコニコしながら一心に見守っていいる

ここで・・・・一息入れてのヒロシくんによるユニークなメンバー紹介
ユーちゃんも含めてね
「清水さんには最後の曲もお願いいたします」
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン


思い入れもすこぶる強い「天国への階段」
この曲は「Ⅳ」4曲目に収録
1971年11月8日発表
ドラマティックな流れに導かれていよいよここまで辿り着いてしまったかあ・・・・
この曲は3段階で紡がれるストーリー
イ短調
四分の四拍子
これは最早ロックなどという狭い世界の括りでは扱えないぞ
永久に光り輝く至宝
手始めにギターのアルペジオから
味わい深いイントネーションとフィンガリング
メロトロン風なキーボードが追随(リコーダーをこれで表現?)
12小節からなる序奏
タマちゃんがエモーショナルに喉を震わせながらの熱唱
4小節の小楽節からなる旋律を4度繰り返す(ウイキペディアより)
そして「第2部」へ・・・・
正に魂の咆哮さながらさ
囁き歌唱からドンドンと歌詞が熱を帯びてくる
ベースとドラムも加わる
ボーカルのラインも新しいもの
音量も増加
残すところ、あとわずかな時間ということを意識し始めたのか余力を振り絞りはじめてきた
レッドゾーンはとっくに振り切れて、デンジャーゾーンへとまっしぐら
手拍子の要求にオーディエンスも快く反応
クライマックスは第3部
この空気感はその場にいる者にしか理解できないだろうなあ
一度ハマったらもう病みつきで、抜け出すことは不可能
会場全体が一体化しての壮絶なる光景
本物のロックとは何か・・・?
絶妙なライブの神髄とは・・・・?
その答えは狂烈のコンビネーションに秘められている。
ヒロシくんの紡ぎ出す、自他ともに認めるアタック・グルーブが痛快
ロバートくんのピッキングは小技がピリリと効いていて小気味よいね
どうだあ、と言わんばかりに大仰なことをあえてやらかさないで、わかる人にだけ理解してもらえればオーケーみたいな奏法を次々繰り出してくる
巧みなギターソロとヒステリックなるハイトーン
四者四様のタメの効いたアクロバティックなプレイが、終局へ向かいながら雪崩込み
起承転結に巨大な岩石のごとく襲いかかる
前後左右、軽やかに所狭しと縦横無尽に入れ替わるフォーメーション・アンサンブル
一通り紡がれた物語は急激に速度を緩め、再び静かになって独唱のエンディング変奏曲を迎える
どいつもこいつも冴え渡る阿吽の呼吸で良い仕事をしています
オリジナリティが、そこかしこに光り輝いているではないか
羨ましくなるほどの粋なバリエーションの大作

「はい。
早いもので楽しいひと時はあっという間です
残念ながら次で最後です・・・・・・ロックンロール」
1971年11月8日発売の最も売れたアルバム「Ⅳ(米国のセールスだけでも2300万枚を超えた)」の2曲目に収録
シングルカットもされ全米では15位を記録した
これは偶然の産物だったそうだ
題名通りブルース形式にのっとった3コードで疾走するロックンロールナンバー
イントロのドラム・パターンは、しばしば変拍子と誤解されるが実際はトリックを用いた4分の4拍子
これをお得意のドラミングでもっちんはバッチリと再現
先述通りにユーちゃん再び
今度はタンバリンを手に意気揚々と現れたぞ
美味しい所、独占体制
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
狂烈でした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々も和気藹藹と賑やかだ
怒涛のブリティッシュなロックショーが終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えた狂烈は、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
狂烈の皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
4人4plus1人も後のイベントをたっぷりと堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるZARDのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
三浦君&タンピ―&ミーちゃんを筆頭にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは7バンドとなりました!!(笑)****






















































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VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(&FREAKS編)

2024-09-14 18:14:47 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
セカンドアクトの登場です
15:40~16:10
「&FREAKS」
この日の「FEEL SO GOOD」には10バンドが出演しますが、このバンドくらい名前や編成、曲目にと超個性的なバンドはいないでしょうよ
初めて見るので期待でワクワクした気分ですよ

男女混合のトリオ
しかもドラムやキーボード、コーラスもなし
必要最低限の編成でフル稼働
これってよほどの実力と自信がなければ難しい
一人でも不安定にぐらついたら救いようがない
一挙に崩壊だ・・・・
実際の話、幾つも悲惨なのを目撃したもんねえ・・・・・
ところがこのバンドは見事にやってくれました
いやいや想像して以上のクオリティに感銘を受けた次第
あしからずさ
そのくらいにインパクトがありましたよ
さすがアっ子ちゃんの音楽人脈
そして改めて札幌界隈のバンドの奥深さを痛感した
このようなグループがたくさん存在するんだろうなあ
恐るべし、道産子パワー

そして最大の特徴はやはり楽曲だ
オリジナルとカバーを交互に散りばめての披露
そのどれもがひじょうに聞きごたえ満点
カバーはただ単にコピーをするのではなく究極のアレンジを施してグイグイと引き込んでくる
オリジナルも、ぼうっとして聞いているとプロの楽曲をカバーしているんだろう、と錯覚を覚えるほど
硬軟織り交ぜ起承転結の流れも絶妙
今後の活躍も楽しみ

下手に椅子に座って寡黙な表情で淡々とアコースティックギターを爪弾いていたのはタクヤ君
眼鏡をかけて髪の毛は後ろで縛っていた
目にも鮮やかな木目が美しいギターは相当な値段なんだろうなあ・・・・と一人でずっと注目していた
今度、機会があえば使用共々伺ってみようっと

フロントセンターに陣取る歌姫はアサミ嬢
彼女はスタンディングスタイルで貫く
ボーカルの表現力も多彩
しかも手には鍵盤ハーモニカ
このエモーショナルな音色に心底癒されたオーディエンスも多かったはず
これってけっこう演奏が難しいと思うんだけどなあ・・・・
ちゃんとシールドをインプットするジャックもサイドに装着さえていた
MCも兼任

上手にも女性が椅子に座ってスタンバイ
ユウカ嬢だ
な、な、なんとパーカッションを一手にこなしまくっていた
美しいロングヘアをなびかせての熱演を延々と繰り広げていた
そのパワフルで正確無比なリズム感には舌を巻いた
そんじょそこいらにゴロゴロとえらそうにのさばっている打楽器野郎どもなんて束になって彼女に挑みかかっても一瞬で蹴散らされちゃうさ
カホン、シンバル、ウインドウチャイム、民族楽器っぽいものもぶらさがっていて効果覿面


準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても2バンド目の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこの存在
以前にご一緒した際、私は一発でファンになっちゃいました
それ以来、ずっと出演交渉を続けて遂に今日実現したわけです
見た目はキュートだけれども、滅茶苦茶にかっこいいですよ
観客のハートを鷲掴みすることは必至
絶対に惚れ込みますから
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
いざ参ろう!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY!!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM。
熱気もムンムンさ

・・・「丸の内サディスティック」(椎名林檎)
アサミ嬢が「1・2・3~~!」とカウントを告げる
一斉に波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
1999年2月24日リリースのアルバム「無罪モラトリアム」3曲目に収録
シングルカットはなし・・・・
でも世代を軽く超越するほどのロングセラー
やはりこの曲を聞くとアキちゃん率いる本格派・東京事変のカバーバンド「マシェリ」を思い出す
すこぶるアグレッシブなカホンによるイントロから、元気一杯
一心不乱にボーカルに専念するアサミ嬢
まるで椎名林檎が降臨したかのような錯覚を感じてしまった
そこに絡みつくようなリズム・ストロークを刻む相棒のアコースティックギターが、メロディを刻み続ける
そこへ応ずるようにシンバルでアクセントを打ち込む
当然のごとくあちこちから拍手が沸き起こる
ここではグッとミディアムヘヴィーの様相を呈する進行
ストレートすぎるハードで豪快無比
鍵盤ハーモニカでありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するタクヤくん
一聴しただけで往年のサイケデリックな影響と判断した
一致団結してグルーブを醸し出す
おいおい、ドンドンと数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨の猛者集団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴするステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という心憎い配慮
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

間髪入れずに2曲目に突入
今度はオリジナルで「ビート・テイク」
アコギによるしっとりとしたイントロ
それに導かれるようにウインドウチャイムがキラキラとした調べを奏でる
面白い曲調に発展していく
中間部のリズム・アクセントは、もしかしてあの「髭ダンス」がモチーフ???!!・・・・
思わず踊りだしたくなったぞ((´∀`))
グッとオシャレなサウンドで迫ってくるね
伸びやかで張りのある官能的ヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるアサミ嬢。
バック陣の2人も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使
余裕の表情で繰り広げてアサミ嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。
的確なカホンが絡みつく中、ギター・ソロも気持ちいい。
ギターの滑らかなる決め一音フィンガリングに雪崩れ込み。
アバンギャルドな世界で迫る中、一際照明が煌びやかだ。
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々
このギャップも魅力の一つ。
アサミ嬢の豊かな声量はいつ聞いても鮮やか過ぎる
いやいや益々艶を増しているではないか
都会的な雰囲気が漂うステージを展開
前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?
中々に生きのいい貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ

「ハイ、ありがとうございます
えーとですね・・・・
今日はバンドが多いのでそれに負けないよう頑張ろうと思っていたのですが、やめます・・・・
箸休めということで・・・・
竹原ピストルの・・・・フォー・エヴァー・ヤングという曲をやります」
(本来はブルーノマーズのランナウェイ・ベイビーを取りあげる予定だったところを急遽こちらに差し替えた・・・・
拘り具合が半端ないね
決して妥協を許さない心意気に乾杯!!!)
2017年4月5日リリースのアルバム「ピース・アウト」11曲目に収録
一旦、床に鍵盤ハーモニカを置いてハンドマイクでリード・ボーカリストに徹する姿が潔い
これぞ圧倒的な魂の咆哮
歌詞の一言、一言がこちらサイドの胸にグサグサと突き刺さってくる
今度は竹原ピストルがアサミ嬢に憑依した
男気溢れる骨太なイメージなのに全然違和感がないところは特筆もの
この特別なる空間に思いっきりと身を浸しながら酔いしれてみるというのも一興
各楽器の操作も抜群で、小技の連発
一時たりとも目が離せません
「テクニシャン!」とあるキーボードプレイヤーも手放しで絶賛していたよ
ユウカ嬢はやや控えめながら、さすがの繊細なハイハットワークも交えて、タイトに引き締まった乱れ打ちで援護射撃
スプラッシュシンバルへの打音も臨場感タップリ
メンバー全員がノビノビと息のあったプレイに専念
気合の入り方が尋常ではないですね
極めつけはギターから紡ぎだされるえぐいトーンの音像
愁いを含んだパワフル・ヴォイスで応じるアサミ嬢は新境地開拓
こういう側面もあるんだねえ
その引き出しの豊富さにはお口あんぐり状態さ
思わず唸ってしまいます
これだけ歌えたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあ
微笑ましくも、羨ましい限り
遠く澄み切った果てしなき天空の向こうにまで届け!とばかりに、遠慮なくぶちかましてくれました
それにしてもマニアックな選曲のバリエーションが豊富過ぎる
まだまだ偉大なるコアな隠し玉があるんだろうなあ


ここで・・・・一息入れてのアサミ嬢によるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「ありがとうございます」と述べてリラックスモードのアサミ嬢は足元に置いてあるドリンクを手に一飲みしながら喉を潤す
「3人で息を合わせて楽しむのが一番です
一般的にはそんなに上手ではないかもしれませんが次はけっこうおもしろいかもしれませんよ・・・・・
5拍子の曲をやります・・・・ワイルド」
セッティング表には8分の5拍子と紹介されている
これってもしかしたらあの安室奈美恵!?
単独名義では35作目のシングル
アルバム「パスト・フューチャー」の7曲目に収録
オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得した
ミスリアスなR&Bの曲調で淡々と進行していく
理屈抜きに癖になりそうな超刺激的なホットチューン
アグレッシブに取りつかれたように黙々とパーカッション類をありとあらゆる手段で効果てきめんに叩きまくるユウカ嬢には惚れ惚れしちゃうよ
原曲にはエレクトロニクスがふんだんに注入されているんだけど、こちらは全編アナログで網羅
それが良い方向に化学反応を起こしている
とにもかくにも、観客はその一挙手一投足に注視しっぱなし
何たって次に何が飛び出してくるのかは予測不可能なんだから
とってもスリリングだ
クールにふるまっているけど、詳細に打ち合わせてアイデアを出し合い練り上げた結果なんだろうなあ
正に血と汗と涙の結晶
努力は決して裏切らないということを身をもって実証している

「はい!
え~~と、&フリークというグループ名はですね
フリークとは1つのことに熱中しているマニアのことです
自分たちは生粋の音楽バカなんですよ
&は、そんな私たちの音楽を楽しんでくれると嬉しいなあ、という気持ちを込めました
あ!!??・・・・ちょっとシールドが絡まってしまった・・・・(-_-;)
アコギの男性が即座に駆け寄ってきてもつれをほぐしてくれる
「すみません・・・・次の曲は・・・あいみょんで・・・・
愛を伝えたいだとか」
現在最もノリにのっている別格のシンガーソングライター・あいみょんのメジャーセカンドシングル
2017年5月3日にリリース
アルバム「青春のエキサイトメント」7曲目に収録
ビルボード・ジャパン・ホット100では週間ランキング最高チャート15位を記録
ローテンポでじっくりと落ち着いた雰囲気でバラードを
いつまでも耳に残るぶっ飛んだポップ・フィーリングもユニーク
優しい気持ちに浸りきってね
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、心憎い配慮ですなあ
シンプルなバッキングが圧巻だよ
皆でニコニコと大合唱だ
もちろん&フリークスは、こだわりにこだわりぬいた趣向を施した演出で場を盛り上げていました
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう
アコースティックギターによる素朴なアンサンブルも見事過ぎだ
しかも三位一体を誇る&フリークスの許容量の幅は玄人はだしだね。
オールラウンドプレイヤーよろしく、なんでもこなせちゃうんだから
一大網羅しています
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのミュージック・アイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・

「今日は皆さんと共に貴重なる時間を過ごせて幸せでした
ありがとうございました
最後の曲もオリジナルです
もしよろしかったら手拍子などをよろしくお願いいたします
・・・・・R-3!!」
このタイトルの意味はいかに・・・・??!!
軽快この上ない疾走感漲るリズムにのってラストソング
思わず観客から「かっこいい!」という歓声が飛び交う
それも致し方なし
その通りなんだからねえ
激しく叩きつけてくるアップテンポの情念にも似た臨場感
結構過激な攻勢
もう、たまりませんなあ
我慢ならないよお
口笛がピューピューと吹き鳴らされる
・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
熱狂渦巻くレッドゾーンは振り切れ寸前
アサミ嬢は余力を振り絞って身をよじってのアクションの連続で熱演
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
&フリークスでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々が和気藹藹と賑やかだ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えた&フリークスは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
&フリークスの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
3人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるレッド・ツエッペリンのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
モッチンを筆頭にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは8バンドとなりました!!(笑)****























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