2014/1/25(SAT)
年明け第1弾のSTAライブが無事に終了。
ずっと大雪続きだったのですが、この日はとても過ごしやすい天気。
去年11月のモダンタイム以来のSTA企画ライブを1年と1か月ぶりにここビニーズ・バーに戻ってきての開催。
毎度のことながらご機嫌な連中集結によるイベント。ジャンルも豊富に楽しいひとときを送ることができ皆も心からリラックスしてくれたようで主催者冥利に尽きます(出演者の一人からは「こういうイベントの中には主催者サイドから無理難題をふっかけられたり、理不尽な扱いをうけたりする場合もあるけどSTAは責任もってリーズナブルかつ自由にやらせてくれるところが嬉しい」と言われました。その気持ちよくわかります。STAも同じ経験をしたからこそリブレーションを立ち上げたのですから。まあ、いろいろと大変な面もありますがそれらも皆の笑顔や声援でいっきに消し飛んじゃいます)。長年活動を続けていると膨大な音楽仲間とパイプができてお互いに助け合ったり励ましあったりアドヴァイスを与えたりと素晴らしい連帯意識というものが生まれてきます。
まあ、ミュージシャンというのは個性の強烈な生き物ですから中にはつまらないトラブルも発生しますが、ようやくここいらで末永く関わりをもてるバンドマン達との繋がりがずらっと確立されつつあります。
というわけで今回も選りすぐりの5バンドが登場。
とにかく、まずいい意味で驚いたのはタイバンが出揃った去年初冬からSTAを除いた4バンドから逐一詳細なる確認や決定事項・変更内容の連絡、希望、事細かな質問が続々届き、ライブ前日にも丁寧なる挨拶までいただきました。当日も午後3時半入り時間に次々とバンド達が到着。そして全バンドが平等にきっかりと時間内にリハーサルを完了させたのでした!
リハーサルを実現させるのは奇跡に近いSTAまでも2曲半、じっくりとやっちゃいました(フル・メンバーではないけれど)
開場5時半の時点でもうすでにけっこうな入りです。このたびのバンド&客層はBNPギタリスト、テっちゃんの友達の輪によってバス会社フィールドから数多く動員。交通関連業務についている人達には音楽好き、バンドマンが多いようです。
演奏が始まる前からすでに飲み放題料金でご機嫌ムード全開の会場、午後6時トップのバンドがいつものようにマサによるアナウンスに導かれての登場です!
「GROW RAISE」
B'Zを全曲披露。まッちゃん率いる小樽のファイアーボールも初期に取り上げていたB'Zですね。久々に生きのいいジャパニーズ・ロックカヴァーを堪能。
シュアーBETA58ワイアレス・マイクをスタンドにセットしてダイナミックに歌い上げるアオヤマ君は長身の上にハイトーン、歌い回しまで稲葉そっくりで正直ビックリしました。
ライブ出演決定してからメンバー達がそうとうにナーバスになっていると小耳にはさんではいたのですがそんなことも取り越し苦労でしたね。
リーダーのキクチ君は電動ドリルをイントロやエンディングで効果音としてギターのPUに近付けて鳴らしてよりB'Zサウンドを再現(MR,BIGのマキタドリルが元ネタ、その後はヴァン・ヘイレン、スティーブ・スティーブンスも変則使用)、もちろんタック松本モデルを使用(エピフォン製品、PUはギブソン、もう1本はギブソンLP),VOによるメンバー紹介もNHKのど自慢番組風に行い大受け、もちろんいるわけのない審査用鐘担当者(キンコンカン!!のあれ)の名前までも丁寧に紹介。
本当はKBも参加する予定でしたがそれもかなわずの4人編成。テっちゃん曰く「KBのサンプリングがとても効果絶大!」だったとのこと。でもVOが本番中に音源装置を操作して彩りを添えていました。
DRがなんと以前にSTAライブでタイバンしてくれたレディアンスの宮崎君でした。前回はドラムを100円ショップから購入したサイバシや竹ヒゴで叩いてナイス・アイディア!と絶賛されていましたが、今回は無難にスティックを使用。応援にはツツイ嬢も来てくれました。
曲目「愛の爆弾」「イージー・カム、イージー・ゴー」「タイム」「ドント・リーブ・ミー」「ゼロ」「バッド・コミュニケーション」
パワー・バラードも心に染み入りました。
「ELECTER」
2番手もトップと同じ職場仲間の4人組バンドです。引き続きジャパニーズ・ロックの真髄をとことん追求。
マイク持参のアベ君のボーカルは、アオヤマ君とはまた違ったタイプの迫力。続けざまに強烈な骨太ヴォイスを叩きこんできましたね。いやはや感服。
だって1曲目がいきなり世良正則&ツイストの「銃爪(ひきがね)」ですよ。インパクトあるよね。思いっきりタメの効いた喉を響かせて大股開きで観客にアピール。
ギターのモトカワ君はてっちゃん情報によるとファイアー・ボールのベーシスト、キラー・ニシムラ君と同級生なんだそうです。
黒のタンクトップ姿も凛凛しく(ランニング・シャツというと怒られるそうです)ハードなギターを弾きまくり。そして今回2バンド掛け持ちのパワフル・ドラマー、ニシムラ君はマサも古くから知っているバンド、ティースで現在もオリジナル・ロックで活動中。
中間部分ではアース・シェイカー3連発演奏のエレクター。「TーO-K-Y-O」「FUGITIVE」「MORE」
モアのイントロ・リフは当時のへヴィメタ・ギター小僧ならばだれでも1度はつま弾いた経験があるでしょうシャラによる永遠の名フレーズ。ラストは締めにふさわしくジャパニーズ・パンクの大御所でもあるザ・モッズ最大のヒット曲「激しい雨が」
歌謡ロックではじまり、ジャパメタ、パンクという流れは彼らのルーツがよく理解できる内容です。
「ALFA JERK」
愛すべきアウトローの彼らとSTAが同じステージに立つのは3度目なのですがリブレーションに於いてのタイバンは初です。
いつもはトリオでブルージーなファンキー・オリジナルロックを轟かせてくれるのですが今回は2人でアンプラグド型式(当初はサックスも予定していたのですが、最終的には弦楽器コンビでいくことに決定)。イスに座ってじっくりと独特の世界観を演出。
見事なタトゥー姿がおなじみのカズヤ君、この日は更にモヒカン・ヘアーで現れました。
「ザ・クラッシュ、コンバットロック期のジョー・ストラマーそっくりで似合ってるね」と言うと、ニヤリ。
アコースティック・ギターで力強いカッティング&スライド、ソウルフルなボーカル、そしてエフェクターによる歪みを加味しつつもイスから立ち上がりアクション、手拍子の要求と大熱演。
ドスの効いたMCも押し引き自在に織り交ぜていつものアルファジャーク・ワールドを展開。オリジナルに加え珍しくも洋楽カバーを多めに聞かせてくれました。(カバーの時には前もって「このバンド知ってる人いる?」と問いかけていました)
ニット帽ベースのイケメン・クールガイ、テツヤ君はアコースティックだからなのか、スラップを封印。ピック使用のプレイに徹していました。彼は本来2フィンガー奏法がメインなのですが残念なことに指先を怪我してしまったためにそれも断念。いずれにしてもいろいろとパターンをチェンジできる懐の深さには感心させられます。時折織り交ぜられていたチョッパーなしでもしっかりとベース・ランニング・ラインは健在で確実に自己主張していました。決してでしゃばらず、またごく当たり前に地味なフレーズに陥ることなく、寡黙に渋く華麗に安定感あるバッキングに彩りを添えていました。
オリジナル「ダイアモンズ」、ラモーンズの「ハブ&アフェア」、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「アンダー・ザ・ブリッジ」、ふたたびオリジナルで熱いハートに焼きつく「ラスティ・シティ」、最後はボブ・マーリー「ノー・ウーマン、ノー・クライ」
どうです、この拘りの選曲!
そして満を持して舞台に上ったのはテっちゃん率いる「RED CLOUD」
このバンド名を聞いて即、ピンとくる人は相当のロック通。
伝説のジャパニーズ・ロック・トライアングル、ジョニー・ルイス&チャ―が世界を視野においた時点で改名したバンド名ピンク・クラウドにオマージュを捧げての命名。(ピンククラウドもプログレのカリスマ、ピンクフロイドにひっかけているんだろうね・・・・)
だからもちろん全曲JL&C,ピンククラウドの珠玉のナンバーを取り上げています。このバンドの曲は全然真新しいことはやっていないのですが、往年の古き良きロックが一番輝いていた時代の再現に努めてくれた貴重な存在でした・・・と私は解釈しているのですが。
ニシムラさんがドラマーとして再登場、BNPからアオキ君がベースにて参加(彼はギタリストでもあります)、アルファジャークのテツに負けないくらいのこちらもイケメン・ギタリスト・テツ改めテっちゃんによる同編成3人衆。
まずはある意味テっちゃんとマサの意見が一致したJL&C最高傑作捨て曲なしライブLP「フリー・スピリット」のオープニング・ナンバー「イントロダクション」。これってジミヘンのウッド・ストック「アメリカ国歌」のチャ―解釈バージョン「君が代」です。ノイジーでラウドなギターに絡みつくリズム隊。
即席バンドだよ、と言う割には超難易度の曲ばかりをセレクト。本家同様にメドレーで「ウェステッド」。これもマサ&テっちゃんのフェバリット・ソング。理屈抜きに鳥肌物です。特にマーちゃんのベース奏法はピックとスラップを多用してセンス抜群のラインを形成してボトムをキープしているのですがアオキ君が見事に応えています。ブルー・アイバニーズ・ギターによるアーミングを多用した奏法に加えてボーカルも全曲担当していた(チャ―ってけっこうキー高い!)テっちゃんは大奮闘。しっかりソロの個所ではフロントにせり出してサービス。ステージ映えするね、さすがだ。MCにも優しい人柄が垣間見えて好感度益々アップ。
アオキ君のベースプレイは何度も観ていますが、この日の彼は群を抜いて光っていました。はっきりいって今まで見た中でも出色の出来。
ほとんどたいした練習もしていなくて、ひどい風邪をひいていて(マスク姿でプレイ)リハも無しなのに、グルーブうねりまくり。
JL&C初期はヒッピー風ルックスだったのですが、やはりジミヘン影響大の「フィンガー」(トライスクルに収録)が飛び出しました。ここでも三位一体となったユニゾン・リフが延々と続くのですが「好きこそ物の上手なれ」とは昔の人はいいことを言いました、サイケ・ムードを盛り込みながらもがっちりフィニッシュ。
通受けしそうなこれまたテクニカル・ソング「からまわり」。タイトル&歌詞もユニークですが延々と引っ張る変則的なユニゾンがやっぱり見せ場。
チャ―の乾いたエフェクターがかった都会風ギター・コード・カッティングが身震いするほどに癖になる「ヘッド・ソング」
テっちゃんがあこがれる日本が生んだギター・ヒーロー、チャ―はやっぱり才能が半端ではないですね。テっちゃんも嬉々としてチャ―になりきっています。
最後はお約束のテっちゃんによる紹介で「煙たい曲です」(チャ―もMCで言ってました)から「スモーキー」。
チャ―の代表曲でもあり、そのスリリングで切れ味抜群のイントロひとつをとってもギター教則的ナンバー。ここいらも頑張ってレッド・クラウドは奮闘。
テっちゃんが全ての演奏を終えマイクに向かって「この後はブラスロック・バンドSTAがシカゴを派手に決めてくれますので楽しみにしてください!準備ができるまで皆で飲んで食べて歌おう!」。
ライブを終えたアオキ君が彼の友人を連れてマサのところに紹介に来ました。「あれれ・・・?!」よく見たらマサが25年前に一緒にへヴィーメタルバンドをやっていたヴォーカルのワタル君ではないですかあ!!??ビックリ、超久しぶりの再会にお互い気恥ずかしくも懐かしい思い出話に華が咲きました(彼もバンド活動をしているそうです。そのうちタイバンやりたいなあ)
この日、一番大人数で唯一管楽器が加わったブラス・ロック・バンドがトリを務めます。
最終スタジオ練習の時にも書きましたが5日前にサックスとしてタクミが復帰することに急遽決定。彼はスタジオ練習、本番当日のリハーサルなしのぶっつけ本番で臨みました。若さのなせる技でしょうね。たいしたもんだ。観客からも「タクミ凄い!!」の声が。
***SET LIST***(ALL CHICAGO SONG)
1、INTRODUCTION
2、ALIVE AGAIN
3、~FREE FORM INTRO・・・SHIN
4、~SATURDAY IN THE PARK
5、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)
6、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
7、~TO BE FREE(今こそ自由を)
8、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
9、25OR6TO4(長い夜)
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
MITSU・・・TB PER
NOBU・・・G
SHIN・・・KB VO CHO
TATSU・・・TP PER
KEN・・・DR VO CHO
TAKUMI・・・AS PER
MIKI・・・VO(GUEST)
この日に出演したバンドマン達、そして途切れることなく応援を送り続けてくれたお客様達がトリのバンドの演奏スタートを今か今かと待ちわびています。
シンのバンドBNPファミリーからミキさん、そして彼女の友人ケイコさん、更には一緒のバンド仲間ヒルネちゃんも加わってSTAを見るために最前列で陣取っています(この女性トリオはポコ・ア・ポコというバンドも結成しています)
セッティングからウォーミングアップを兼ねてのサウンド・チェック、その音出しからいつの間にか1曲目のイントロが始まっています。(マスターからノブ・ギターのストラト音作り、お褒めの言葉を頂戴しました)
「グッドイブニング!レディス&ジェントルメン!!」の気合い入りナレーションから感謝のメッセージを込めてSTAの紹介。ノブのいつものギター・カッティングから「1・2・3~~!!」
1年以上もSTAライブの劇的オープニングに鎮座している「イントロダクション」
この日もさらなる高みに到達する勢いでかっ飛ばしてみたけど皆の反応はいかに?
一部マサの希望で手直しした2番歌詞のバッキング部分もスムーズに通過して進行。
あちこちにややではありますがラフな個所も見受けられましたがまずは及第点でしょう。
やっぱりリハーサルをやるとやらないとでは全然違いますね。いくら何度も立ったことのあるステージでも生ものは慎重にね。これは身をもっての体験談。(大体STAライブの前半はいつも全員硬さがとれないものなのですが、今回はよくリラックスしてほぐれています)
トロンボーン、トランペットの2連発円熟ソロ、ノブの強烈なドライビング・ギター。
3番の歌詞「いろいろとムードを変えて見たけれど、気分はいかが?嫌なことなど忘れて楽しもう。さあ、これから僕らは君たちのために演奏しよう!」という言葉を投げかけてエンディング。
毎度のことながら、この曲、何度演奏しても無駄のない変拍子の力技にはメンバー一同未だに新鮮味が失われずに飽きが来ません。意見は一致。
大歓声を浴びつつも「皆、楽しんでますか?!改めましてSTAです。こんな調子でぶっ飛ばしていきますので最後まで楽しんでいって下さい、よろしく!!NEXT NUMBER,ALIVE AGAIN!」
ケンのカウントからノブのシャープなストローク、小刻みに絡みつくハイハット・ワーク、1弦ハイ・ポジションから軽快に滑りこむベース。
ブラス・セクションもここいらから余裕が出てきたのか体の動きも柔らかくなってきました。
ちなみにこの曲はSTAファン、ケイコさん御贔屓ソングということでリスト・アップ。
シカゴのオリジナル・ギタリスト、テリーに捧げられた曲ですが、当時の音楽界の主流を占めていた音作りを巧みにサラッとシカゴが取り込みました的ポップな内容。ところがケンも指摘していたとおり、譜割り、小節数に実はひねりがあって演奏しにくいアレンジなのですよ。聞く分には心地よく難解さが目立たないのがシカゴ流の職人技。
マサとケンの後半のコーラス、交互に顔を見せるノブのソロから、場面が一挙に変化して厳かなるシンの鍵盤ソロ(一瞬、トラブル発生しましたが・・・)
シンはSTA加入してから、マサのリクエストに快く応えるかのごとく数多くのピアノ・ソロを披露。
それらはただの場つなぎ程度のレベルではなく充分1曲の立派なキャッチーな曲として存在しています。また似通った曲ばかりではなく「おお!今度はこう来るかい!?」とメンバー達も楽しみの一つになっています。
いずれにしてもその湧き出る発想力には皆が一目置いています。
この日も2014年バージョンを初披露。70年代のエレピによるスティービー・ワンダーかデオダート、ソロ作「スキニー・ボーイ」のボビーを彷彿とさせます。
そのまま、誰もが知っている「サタディ・イン・ザ・パーク」へ。
和気あいあいに会場中が手拍子。
この日は土曜日だからもってこいの選曲ですね。ボビーのビートルズからの影響力を解説しマサにてっちゃんも「うんうん」と頷いてくれました。
前半を終え、ここで先月に引き続きBNPのディーヴァ、ミキさんを紹介。
博多出身の彼女から「なんばしよっとね、しぇからしかあ!すいとう!!」と出身地の方言をしゃべってもらいました。
客席からは「博多人形みたい!」との声も!
そしてSTA唯一のバラード「愛ある別れ」をしっとりと歌唱。本人いわく納得いかなかった前回のリベンジだそうで、それも見事にかなったでしょう。
勉強熱心な彼女は歌メロはもちろんのこと、バック・ビートとの兼ね合い、アドリブ、フェイクも突き詰めて体得。歌詞もバッチり覚えこんで本番に臨んでいます、偉いなあ。
ミキさん曰く「この曲、さらっと歌えるかと思ったらとんでもない。音域の広さ、バリエーションの豊富さ、エンディングになだれこむドラマチックな構成に四苦八苦しました」とのこと。
シンのピアノ&オーケストレーション・キーボードも過去に例をみないほどうっとりと響いてきました。
シカゴがグラミーを受賞したピーター入魂の名曲ですからね。(忘れられない別れた恋人を女々しく思い焦がれる情けない男心ソングを作って歌わせたらピーターは天下一品)
歌い終えたマイクをシンのスタンドに戻してミキ嬢が下がったと同時にケンのカウントで「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン」の第1&6&7楽章スペシャル・メドレー・・・・というよりもやっぱり「ぼくらに微笑みを」と言ったほうがわかりやすいですね。
たくさんあるシカゴ組曲の中でも最高峰に君臨するジミーの恋愛体験談傑作。
シンのボーカルを中心にブラス隊3人が鉄壁のホーンを吹きならします。ケンとマサもコーラス応戦。ミツとマサのユニゾンもバッチリとかみ合ってハイタッチ(この個所は徐々に微妙にスローダウンするのですが、これは2人の感覚、阿吽の呼吸で)。この曲も格段に成長したものです。
そろそろ新たにもう1楽章追加しますか。
メンバー紹介は自主企画イベントでは必ず実行します。
特に今回はアルト・サックス担当奏者タクミに称賛の声が鳴りやみませんでしたね。
「そんな感じで、はやいものでもう最後の曲です。ここいらで極上のミッドナイト・ソングをお送りしたいと思います。もうわかるね。長い夜!25OR6TO4!!」(これもケイコさんの愛聴ロック)
毎度のことながらここでこの空間がそうとうにヒートアップ、熱く沸騰します。皆の脳みそが熱くたぎっちゃいます。
ドラム台に上ったりジャンプしたり膝まずいたり、モニターに片足乗せたり、マイクスタンドに楽器をこすりつけたり、片手をグルグル回転させて天井高く突きあげたり。マサとノブによる弦楽器同志の絡みに加えてこの日はマサと隣接するミツも随所で加わってきました)
ブラス隊は管楽器&パーカッションの二刀流。(ミツはいつもはウッドブロックなのですがこの日はLP黒タンバリン、タツとタクミは赤マラカス)。
動き回りすぎてマサの足がノブのワウペダル右サイド・シールドを抜いてしまいましたが、即プラグインして事無きを得ました(手慣れたトラブル対処。あまり気付いた人はいなかったのでは?)。
あちこちでフラッシュがたかれる中で、最後の1音を引っ張りに引っ張り抜いて全てのイベントを終えました。
タイバン、観客、マスター&スタッフに感謝の言葉を述べた後は、皆で歓談タイム。
ハグしたり握手したり再度の競演を約束したりと一つのテーブルを囲んで飲食をしつつも和んでいます。ヒルネちゃんもケイコさんの影響でシカゴにはまりつつあります。この日は客席にもミュージシャンが多かったので奏法上の話題で持ち切り。
マサとアルファジャークは来札バンドの情報やバンド運営のノウハウを教え合い。
後片付けを完了後は普通、お開きなのですがここでアルファジャークのカズヤ君からのたっての希望で(マスターのご厚意にも甘えて)セッション・タイム。
STAケン、アルファジャークからカズヤ&テツヤ、レッド・クラウドからはテっちゃんという4人の布陣でアドリブ・ブルース。
延々と続くブルージー・ワールド、これは一つの見モノです。
てっちゃんは昔取った杵柄、ギター・ソロを弾きまくり(というか弾きっぱなし)そのまま漆黒の夜に突入、これも快感、だから音楽にはまったら抜け出せない、止められない、病み付きになっちゃうんだよね。
SPECIAL THANKS TO・・・CHYUOH-BUS&HITOMI&TE-TCHAN&MIKI&KEIKO&MR,AOKI&WATARU&TETSUYA&KAZUYA&MR,KUBOTA&COCA-COLA&MISS,TSUTSUI&SHINJI&HIRUNE-CHAN!!