THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

NEW SOUNDS IN BRASS 2013

2014-05-31 14:38:06 | CHICAGO

 この間のアート・スペース・ライブ後の打ち上げでのこと。

STAブラス隊3人とテーブルを囲んで和んでいるとタクミが

「シカゴのイントロダクションを去年STAでリハーサルしている時に、聞き覚えのある曲だなあ・・・と思っていたらわかりました」「ええ!!??」

するとタツが「これでしょう」とさりげなく音源を聞かせてくれます。「おおおお!かっこいい」

「日本の吹奏楽オーケストラがカバーしています」「そ、それ、タイトル教えて!!」

ミユキが即座に詳細を送ってくれました。こんな音源が存在するとはまったく知りませんでした。

吹奏楽方面はノー・マークだったので。

タクミやタツはそちらに関しては専門分野だったので話が早い。とても勉強になります。

 

CDは「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2013」

NSBシリーズ、なんと第41作目とのこと。

タイトルからもわかるとおり、去年の発売。毎年春先のリリースだそうです。

日本が誇るトップ吹奏楽団「東京佼成ウィンドオーケストラ」

1960年結成、多方面における公演&録音活動、クリニック、テレビ出演(題名のない音楽会など)を積極的に行っています。CDタイトルはゆうに300を超えます。

さて、今回のCDは全10曲収録。ゲストにはそうる透、エリック宮城らを迎えて超豪華なアレンジで聴かせてくれます。

曲目は「初音ミク」「スター・トレックノテーマ」「鉄腕アトム」「ガッチャマン」「ゲゲゲの鬼太郎」「ドラゴンボールZ」「ワンピース」「フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン」「ゴー・ウェスト」「星に願いを」「卒業写真」「栄光の架け橋」「モンスターハンター」など・・・。

楽団の編成表も掲載されています。

さて、問題のシカゴですが中間部分の山場6曲目に「アメリカン・グラフィティXXⅢシカゴ・ロック」という曲名でメドレー形式となって収められています。

なんと贅沢な内容でしょうか。

このアメリカン・グラフィティは通称アメグラと呼ばれ23作目を迎えるそうです。

3曲メドレーは「イントロダクション~ぼくらに微笑みを~素直になれなくて~イントロダクション」というワクワクするような構成。

「素直になれなくて」はもっともカヴァーの多いシカゴ・ソングですからそれほど驚きはしませんが「イントロダクション」をのっけに持ってきて気持ち良いくらいの疾走感溢れるプレイで演じ切ってくれます。

2番の歌詞はカット、歌メロも管楽器が担当、変拍子部分も巧みな編曲でつなぎ合わせて一転、トロンボーン&トランペット・ソロはムーディーなサウンドで酔わせてくれます。切り込むように「ぼくらに微笑みを」この選曲も飛び上がるくらいのサプライズ。

AORから最後は再び「イントロダクション」のギター・ソロ後半部分へ。そこからは一気にエンディングになだれ込みます。

久しぶりに清々しい気分に浸れるシカゴ・カヴァーを聞くことができました。

なかには「???」と思っちゃうようなものも他のバンドによるカバーではありますが、このCDはさすがキャリアも豊富な楽団だけあって安心して楽しむことができます。

 

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KOREA LP CHICAGO vol.2

2014-05-29 22:08:14 | CHICAGO

不思議なレコードを紹介します。写真の韓国盤「シカゴ」LPがそれ。

ジャケットはセカンド・アルバムのデザインそのもの。

日本と同じCBS/SONYからの発売。ただしロゴの右サイド下に「vol,2」の文字が・・・。

これってセカンド・アルバムの意味?

オリジナルにはこんな文字はないよ。

写真は曲目を表示してある裏側ですが、その内容を見てください。

「シカゴと23の誓い」はアナログでは2枚組。その2枚目の曲目か?と、ようく見てみると・・・。

A面の「長い夜」の位置に「ビギニングス」、B面ラストの「約束の地へ」の位置に「クエスチョンズ67&68」が収録されているではありませんかあ!!??

これってファースト・アルバムからの大ヒット曲。しかも今でもライブの定番曲。でもよりにもよって「長い夜」をわざわざ外すかなあ・・・。

vol,2は「23の誓い」の2枚目の意味??

ならば「23の誓い」の1枚目の一部ファーストからの曲を2曲差し替えた「vol,1」が存在するのでしょうか???

その際のファーストからの収録候補は「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」「アイム・ア・マン・「流血の日」のいずれかか????

想像は膨らむばかりです。韓国に行けば事の真相が判明するかも?????

単純にただの海賊盤かもね(笑)。でもジャケットや印刷、盤の作りはけっこうしっかりしています。

あ!もちろんこのアルバム・ジャケットはオリジナルのような見開きではありませんよ。

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VOL,93 SPACE ART 

2014-05-27 17:51:13 | Live Set List

2014,5,25(SUN)

STA企画ライブ・イベント「LIBERATION 33」

[810]からの続きです。テレビ収録を終えたSTAメンバーはとりあえず、その場で自由行動。コーちゃんは任務を果たし終えて「お疲れさん!」

思ったよりも早めに切り上げることができたので住所が1条北上するだけで到着することのできる「スペース・アート」へ徒歩でやってきました。

去年の7月にオープンしたばかりの多目的ライブ・バーです。とにかく広くて綺麗。

コンサート以外にもお笑いのイベントやその他数多くの催し物にも活用されているとのこと。

なるほど、だから「アート」の文字が刻まれているのですね。

駅前通りに面したビルの最上階までエレベーターで。早めに7階の会場へ。この階すべてがホールです。さすがキャパ180人とうたってるだけのことはあります。

まだ時間が早いのでスタッフは来ていなくて入れないのでコンビニで買ってきた昼食を入口でぱくついていると、ライブ担当のMR,EGAWAが来てくれました。元気よく挨拶を交わしてさっそくホール内へ。

ミラーボールあり、ステージ前には卓球台(!)、右サイドにはゆったりスペースのカウンター、丸テーブルを囲んで点在するイスもオシャレ。

ステージも奥行き抜群で暗幕をめくるとドラム・セットのラディック、ギター・アンプは1ハーフのマーシャルとローランドJC-120が姿を現しました。

時間も多めにとってあるので、とりあえずのんびりと準備に取り掛かります。セッティング、チューニング、模様替えに着替え、楽屋と機材庫の確認。

この日は打ち上げを予定しているので全4バンドの出演といつもよりもバンド数は少なめ。ところが蓋を開けてみたらばここ数年ぶりの中でも最高の超大入り!!

まずは揃ったバンド順にリハーサル。

午後4時過ぎにはもうすでにお客さんが入り始めて公開リハーサルという形になりました。

まあ、どのバンドも顔見知りだから別段問題なし。

早くも軽食やらドリンクを注文してライブの開始を今か今かと待ち焦がれています。各テーブルに置かれているメニューに目を通すと膨大な飲食種類が取り揃えられていてビックリ。

カウンター、音響スタッフのお兄さん達も親切丁寧で心地よい。

さあ、いつものようにマサの司会による開会の辞(笑)。

皆に「マイク持ってどこでしゃべっているの?」と聞かれました。特別にミキシング・ルームからお送りしました。

 

トップバッターは5人編成の「シュガーレス」が午後5時ピッタリにスタート。

バンド名は「人生、そんなに甘くない・・・」という含みだそうです。曲は全曲「安全地帯か玉木浩二」のレパートリー。

このバンドは小樽花火大会ライブやいろいろなイベントでSTAとステージを共にしていますが、STA企画に参加するのは初めてです。長年マサがラブ・コールを送っていましたが遂に今回実現、夢が一つ叶いました。

とにかく曲が曲だけにメロディーやコーラスなどの細部にこだわりを持っていて、それはリハーサルの時のチェック・シーンを見ていても一目瞭然。ハーモニーも美しい。

緻密なアレンジも完璧にステージは進行。

ムーディーな曲の時にはドレス・アップしたセクシー・ダンサーがフロントに出て華麗なる舞を披露してくれました。

曲目は、「熱視線」「メロディ」「田園」「マスカレード」「蒼いバラ」「真夜中過ぎの恋」

誰もが耳になじみのある珠玉の名曲オン・パレードです。会場にいる女性客らはうっとりとして聞き惚れていましたよ。誰もが自分の青春時代に想い出の曲を重ね合わせてオーバーラップしているのでしょうね。

ベーシストはオリジナルバンド「プラム」、ヴォーカルとキーボードの2人は「アズマッシーズ」という9人編成バンドでJ-POPを演奏活動してもいます。

 

2番手に現れたのはもう説明不要のチューリップ・コピー・バンド5人組「TAKE OFF」

STAとは数えきれないほどタイバンを組むほどの腐れ縁(笑)

ここもSTAに負けないくらいにメンバーの移動が激しいのですが核となるメンツは不動。一時活動停止した時期がありましたがその後は心機一転マイ・ペースでライブを行っています。なんせここの連中も他のバンドであちこち顔を出しまくっていますからね。ワーカ・ホリック・バンドです。

キーボード&VOのヤマちゃんもMCで言っていましたが、今回の選曲はちょっとひねりを加えてみたそうで、たしかにいつもとは色合いが幾分違います。

本家のチューリップもあまりライブで演奏しない曲なども取り上げているあたりはマニア心をくすぐりますね。

「ブルー・スカイ」「博多っ子純情」「一人の部屋」「愛の形見」と、なかなかの曲目です。

でも後半の2曲はお約束。これをやらなきゃあ終わらない、とばかりに「青春の影」「心の旅」

最後は全員で手拍子&大合唱で幕を閉じました。何度聞いても良い曲は飽きがきませんね。

 

マサはバンド入れ替え時には必ずバンド紹介を絡めたMCを挟み込んで会場の熱気冷め防止と飽きがきて、だれないように盛り上がった状態維持役を担当しています。先にも触れたとおり、この日は広い会場にも関わらず観客の入りが途切れずドンドンと入場。テーブルやイスがまったく足りなくなる事態に陥ってしまいスタッフともども嬉しい悲鳴。もうこうなりゃあ、バンドマン達には立ってもらってお客様優先に着席してもらいました。いつものライブの3分の2ほどの出演バンド数なのですがね。

 

トリ前にやってきたのが久しぶりの賑やか、和やか、元気印の6人バンド「BEER PLEASE」

フロントには2人の歌姫ルチュ&アヤ嬢が華麗にキュートにチャーミングに歌って踊ってノリノリにアピールしまくり。つねにジッとしていません。ますます2人は絶好調、息もピッタリ。ヒラヒラ衣装も髪飾りもとてもお似合いだよん。サッポロのザ・ピーナッツかリリーズか。

リード・ギタリストに新メンバーのヨリちゃんを迎えての初ライブ。でも今までよりも一体感があり初ステージとは思えないほどに自然にしっくり溶け込んでいました。ヨリちゃんはあの伝説の札幌ビートルズ・ファンの憩いの場でもあったライブハウス「ファブフォー」の専属ギタリストだったのです(懐かしいファブフォー。STAも初期の頃には数回ライブ出演しました。キャバーン・クラブ風レンガ作りのステージでした。STAはファブフォーで初めてルチュ嬢と対面しました)どうりでギターさばきもお手の物、こなれているわけです。

思えばSTA企画ライブにビアプリーズが初出演した時に、(この時のビアプリはまったく別物サウンド)ルチュ嬢が客として訪れたのが縁でコラボレーションに発展、現在に至っているわけですから、けっこうな歴史があるのですね。

クールなドラマー、マサイくんのステイック・ワークもなかなかに小技が効いていて効果てきめん。

このバンドは頑固一徹、昭和歌謡からロックンロール、ロカビリー、ポップスを中心としたスタンダードが中心。よって1曲の演奏時間が曲単に短いのです。だから次々にビックリ箱のようにお馴染の曲が彼女たちのハンディ・マイクによる軽妙なおしゃべりに導かれて飛び出してきます。あれをやられちゃあ誰だってジッとしてはいられない、ステージ前方のフロアに続々と歩み寄ってダンシング、ダンシング!!

ミラー・ボールも延々回転してキラキラ綺麗、ディスコと化しました。スムーズにのせるのがとても上手。

ぶっちゃけ会場入場者の半分以上がルチュ嬢の応援団、いやはや人気者ですね、サッポロのカリスマ・ディーヴァ。

「素敵な16歳(二ール・セダカ))」「ルイジアナ・ママ(弘田三枝子)」「悲しき街角(デル・シャノン)」「ハウンド・ドッグ(エルビス・プレスリー)」「カンサス・シティ(ザ・ビートルズ)」そして「かっこいいツイスト(弘田三枝子)」ではタイトルどおりカッコいいツイストをひねりまくりで披露、「ディジー・ミス・リジー(ザ・ビートルズ)」「マイ・ボニー(ザ・ビートルズ)」

これだけで、もちろん終わるわけがありません(ちゃっかりお二人の暗黙の了解とも思えるサインもユニーク)。

アンコールは理屈抜きのぶっ飛びナンバー「ジョニーBグッド」でとどめ。

かましてくれますなあ。お次も俄然燃えてきました。

 

トリに控えしSTA、準備運動も万全にステージに臨みます。お馴染の仲間達からもさっそく声援を受けました。

おお!去年2月までSTAに在籍していたドラマーのヤスも「マサさん、頑張ってください!」と駆けつけてくれましたよ。そして小樽音楽イベント界の重鎮、STAも長年お世話になっているMR,HITOSHIも最前列に座っています(この日のほとんどのバンドが知り合い)。

***SET LIST***

1、INTRODUCTION・・・CHICAGO

2、~ONE FINE MORNING(ある晴れた朝)・・・LIGHT HOUSE

3、~FREE FORM PIANO・・・SHIN

4、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

5、~I’M A MAN・・・CHICAGO

6、FREE(自由になりたい)・・・CHICAGO

7、~25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

===ENCORE===

8、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO PER

SHIN・・・KB VO CHO PER

NOBU・・・G

KEN・・・DR CHO

MIKI・・・CHO PER

TATSU・・・TP PER

TAKUMI・・・TB PER

MIYUKI・・・BS PER

ビア・プリー興奮納まらぬ状態のままに始まりましたSTAのライブ。この日1番の大所帯で8人編成。唯一ホーンセクションが在籍するバンド。薄暗い中でスタッフとマサとのアイコンタクトでスタンバイOK,ゴーサインからノブが徐々に切り込んでくるカッティングでいつものように「シカゴ・カーネギー・ホール」バージョンの「イントロダクション」の始まり。マサが客席に英語でのスピーチでアナウンス。今宵の特別な空間に対するメッセ―ジにアートスペースに立てるSTAからの喜び、そしてバンド名コールから豪快に3カウント!

ミツはスケジュールの都合で、810収録を終えた後は、「お疲れさん」

アート・スペースでのSTAリハ開始直前に駆け込んできたタクミがトロンボーンを担当。そのタクミが本日最初にソロを吹きます。忠実に頑張って原曲のジェームス・パンコウの超絶技巧テクニックをものにしています。そこからバトンを受けてタツ&ノブによる余裕のソロ。

バッキングもそうとうにこなれた感あり。

怒濤のエンディングを無事に迎えて、拍手が乱れ飛ぶ中をケンのドラミングが「まだまだ続くよ!」と訴えかけます。

オープニングがアメリカン・ブラスロックのお手本ソングならば2曲目もカナダ初ブラス・ロックのハードな返答。

マサからシンにリード・ボーカルの橋渡し。

シンは持参したキーボード用ミニ・モニターをマサのワイヤレス・レシーバー上に設置。

中間部分のキーボード・ソロも滑らかにシンの独壇場。

この日のセット・リストはあえてMCは1回にとどめて前半は疾走感を演出してみました。もちろん抑揚感も考慮の対象。

そこで超ハード・チューン連発後熱さましのジラシ効果を狙ってシンによる厳かなるエレピ・ソロ。

毎回、趣向を凝らしたシンによるこのミニ・コーナーをSTAメンバーらも「今回はどんな曲調で紡いでくれるの?」と期待しています。

この日はノスタルジック、プラス幻想的で甘美な調べ。会場も水を打ったような静けさ。

そこへシカゴ初のミリオンでもある「サタディ・イン・ザ・パ―ク」のピアノ・イントロが力強くシンの指先から打ち鳴らされました。

「おおお!」とステージ上も観客全員も手拍子、手拍子。

マサとミキ嬢のハーモニーも散々打ち合わせしたのでけっこうなまとまりに近づきつつあります。

コケちゃんからも「マサさん、とても久しぶりにこの曲、聞きました!ホットタイム以来。バラードの素直になれなくても好きなのよ!」とさりげなく希望曲までリクエストいただきました。

まだまだメドレーは続きますよ。ここからはブラス隊はおやすみでマサの重低音ベース・リフから「アイム・ア・マン」

ケイコ嬢からは「ベースから始まる曲、とても良かった!」と絶賛されました。STAにはこういう1面もあるのですよ。

この曲も一昨年マリン・フェスティバル以来の再演。あの時はシンも加入したてで彼のボーカルはなし、バッキングもヨレ気味で納得がいかない出来栄えでしたがリベンジも含めてよりシカゴ・バージョンに近付けてみました。出来栄えも以前とは比較にならないほどグルーブが出ていたと思います。

シン&マサによるボーカル・バトル、ケンのダニー・セラフィン風ドラム・ソロ。

ここでは最初から最後までブラス隊はミキを中心にパーカッション・グループに変身。ラテン・ワールドをライブ中間に迎え入れて異色の流れに。

曲調の変化が激しいステージに先読みが難しいとは思いますが観客は圧倒されているようです。

ここでやっと初めてマサによるMCが。

このタイミングでメンバー全員を紹介、暖かい拍手を頂戴しました。

そして午前中にテレビ収録を行った件も報告。他のバンドマンからは後方から「いいなあ~~」という声が。

また来月もこのアート・スペースに帰ってくることを告げて残り2曲、毎度おなじみシカゴ初期のライブ定番曲になだれ込み。

マサが「テレビ収録でも演奏した曲等で最後をしめてみたいと思います!フリー!!」

タツを主軸に据えて強烈なるホーン・サウンドを轟かせている3人はここ数年来のSTAにとっても安定感のある頼もしい連中。

小樽からバリサクを携えてのミユキ、ビークルズからはタクミ、毎度ぶっつけ本番のツワモノ・ハッシーらが何度もSTAの危機を救ってくれているのです。

「ラストです!極上のミッド・ナイト・ソング!!25OT6TO4!!!」

この曲はもう本日3回目の演奏。回を重ねるごとに遊び心まで芽生えてきちゃいました。

もう、どれほどこの曲をこのポジションで演奏してきたことでしょう。ブラス隊もリズム・セクションも鍵盤部門もコーラス嬢もそれぞれ自由気ままに持てる力をフルに活用して汗しています。せっかく花道をつくってくれたから、ここぞとばかりにノブとマサの弦楽器奏者2人がステージ・フロントに出て駆けずり回り膝まづいてモニターに足掛けマイク・スタンドにネックを擦りつけ腕をぐるぐると振り回しジャンプ・・・とやりたい放題。いつもラストは暴れ回ります。

興奮して走り寄ってきた観客(バンド仲間ですが)に向けてベース・ギターを機関銃代わりに打ち抜くポーズをとったらしっかりと撃ち抜かれてくれました(笑)

「サンキュウ!また会いましょう!!STAでした!!!」「アンコール!!!」

「それでは、ここでシカゴの記念すべきデビュー曲、皆知っているかな??」ミキ嬢のお友達・昼寝ちゃんが大好きな「クエスチョンズ67&68」のタイトルを告げたら歓声が沸き起こりました。

我々の世代にとって最もシカゴの中でも思い入れのある曲ですね。このイントロを聞いただけで、すぐに頭の中には大量の十字架の墓場に色々な軍服姿でポーズをとっている7人のシカゴEPジャケットを思い描いている人達がたくさんいるのでしょうね(あれはシカゴⅢに付属しているポスターです)

最後はマサから恒例のタイバン達、お客様、そして会場スタッフのお兄さん達に感謝の気持ちを伝えて全員で拍手。これにて無事に最高の大入り自主企画ライブ・イベントを終了。

 

引き続き、打ち上げに突入です。

このアート・スペースは入場者に2ドリンク付きというだけでもリーズナブルなのに、打ち上げ料金は一人2時間で軽食付き&飲み放題で2000円なのですよ。

30人もの人達が参加してくれましたが(バンドマンはほとんどが参加)皆「安くてサービスいいし、広くて綺麗!!」を連発していました。

トップの写真はステージからリラックスしながらポーズを決めている打ち上げ参加者を激写したもの。

シンの友人、ニワくんは1973年のシカゴ札幌厚生年金会館初日公演を観たという貴重な人物。つまりそこにはまだ面識のなかったシン、ニワ、マサ、ケンというシカゴ・キッズがいたということです!!驚き。各テーブルでは笑い声を発しながらの歓談が繰り広げられています。

あっという間に夢のようなひと時は過ぎ去るもので、またの再会をお互いに約束、握手してお開きとなりました。

来月もまた「アート・スペース」にSTAはやってきます。2か月連続で同一場所ライブはSTA初です。それだけすべての面において気に入った証拠。さあてと、次回はどのようなサプライズを用意しようかなっと!!

 

SPECIAL THANKS TO…KEIKO&HIRUNE-CHAN&MR,NIWA&HITOMI&MIKI&TAKUMI&MR,SAITOH&YASU&LU-CHU&AYA&MR,TAKIMOTO&SEXY DANCER&KYOKO&MR,MASAI&MR,EGAWA&MASU&KOKE-CHAN&COCA-COLA&EDAMAME&GINGER ALE&UTIAGE!!!

 

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TV愛知「AROWANA!」にS・T・A出演!!

2014-05-26 19:11:12 | Live Set List

先日、ちらっと書きましたが、地上波地方局テレビ愛知の30分深夜番組「アロワナ!」にSTAが1曲演奏出演のために収録参加しました。

マサのSTA以前からの音楽仲間でもあるM-SWINGリーダーがスタッフを務めている番組という縁もありこのたび実現の運びとなったの次第。

放送日は未定、もちろん名古屋近辺でしか観ることができませんが、放映されてから2週間後にYOU TUBEにて配信されます。

この番組は今年の4~9月にかけて深夜3時5分からの30分飲食とお魚(アロワナも魚の名前です)などを紹介する独創的企画物。その中の10分ほどをコピー・バンドを楽しく紹介するというコーナーに設定しているわけで、ここにSTAも顔を出します。

名古屋と北海道をコラボレーション形式で繋いでいくというユニークなコンセプト。

さて、収録ですが、STAは大所帯ゆえ突然のオファーも受け入れ態勢が難しい・・・というのが実情。

ところがなんと撮影日をSTAのライブ日にピッタリと合わせてくれたためにフル・メンバー土壇場での奇跡的集結が実現しました。

場所は去年STAもライブ出演でお世話になった810(ZEPPの真横)。

24&25日の2日間にわたって7バンドの収録。

24日はマイケル・ジャクソン、モッズ、レベッカ他を撮影。

そして25日(日)はSTAの他にもプリンセス・プリンセス、ARBのコピー・バンドを撮影。

この日は先にも触れたように午後2時からすぐ近所のライブハウス「アート・スペース」にてSTA企画ライブ・イベントがあるために、午前10時よりトップでのSTA収録。

STAも長年ライブ活動をしていますが午前中の演奏は初体験。

頭も体もまだ寝ぼけています・・・。ロックはやっぱり夕闇迫った頃からが気分的にもノッテくるというもの。

でも前もってスタジオ練習時にカメラワークを意識したフォーメーション、譜面無し、パーカッション使用、絡み、立ち位置、STAフラッグ掲揚、アクション・パフォーマンス等を念入りに決めて臨んだので余裕もありました。何といっても1曲だし長年演奏しなれた曲「長い夜」をセレクトしたわけですから。

このコーナーの音楽ジャンルは基本的に70年代の懐かしい誰にでも聞き覚えのある邦楽だったそうなのですが、「シカゴ、長い夜、9人編成のブラス・ロック」というインパクトあるバンドゆえに「いいねえ!!」と最高責任者からも特別にお墨付きを得たのでした。 

ブラスも4人編成、夜のライブにはスケジュールの関係で欠席するミツも昼までならば都合が良い!とのことでCTAのお馴染ダニー・セラフィン直筆サイン入りキャップ&アニマル・イラスト入りシャツ姿で参戦。ノブも皮パンを着用。そして去年のクラップス・ホール以来の合流でコーちゃんもテナー・サックスを手にやってきました!

各パートごとの音決め、カメラ・ワークの試験も兼ねてまずは1曲を通して演奏。

さて本番です!1発勝負で全力疾走。持てる力をこの数分間にすべて叩きこむ勢いで汗だくでかましまくりました。

「長い夜(25OR6TO4)」・・・CHICAGO

***MEMBER***

MASA・・・B VO

MITSU・・・TB PER

NOBU・・・G

SHIN・・・KB

TATSU・・・TP PER

KEN・・・DR

KOHCHAN・・・TS PER

MIYUKI・・・BS PER

MIKI・・・CHO PER

 

地元の札幌と名古屋から来たアイドルの女の子2人組からマサへの簡単なインタビューと審査委員のアフロ・ヘアー・ジンギスカン(!)、ブライダル系列の方からのコメントをもらって撮影終了。

MASAのアドリブ応答のすべり具合を後でSTAメンバー達から思いっきり突っ込まれちゃいましたあ!!

この辺からやっと頭も冴えわたってきたよ。

その後は司会のギャル2人によるバンド紹介の撮影。

当初はバンド名は「STA」で呼ばれるはずでしたが、マサが「ここはせっかくだから正式名称で呼んでもらおう!」ということでフル・ネーム「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY」でいくことに。

ところが司会の女の子はなかなかこのバンド名を覚えることができず急いでカタカナで紙にバンド名を書きこんで暗唱してからステージでコール!「さあ!次に登場するのは札幌のブラス・ロック・バンドでトランジット・オーソリティー・・・」あららら、と間違えちゃった・・・。

なんとかテイク2でオーケー!!

カメラも2カメラで臨場感ある本格派。

もちろん放映時には編集作業が加わりますから、フル演奏は望めませんが楽しみですね。

果たしてどのような出来栄えなのでしょうか。サウンドに対する手ごたえはありますが・・・。

審査委員のジンギスカン氏からもリハを見て「迫力あってかっこいいね」とのお言葉をいただきました。

「まだリハだから全開じゃあないよ」とマサ。

この後、810ライブ・ハウスも別のライブ・イベントが始まりますので速やかに楽器を片づけスタッフ、タイバンらに挨拶を済ませてSTA撤収です。

ミツはここで本日のSTAをヤマちゃんとバトン・タッチ。

何とタツは大通公園(あの世界的にも有名な雪祭りメイン会場)にある特設屋外ステージにて吹奏楽本番演奏合流のために移動。(マサも昔ここにホットタイム・オーナーのケネスらとマーシャル・アンプの壁を作ってへヴィー・メタル・コンサートをやったことがあります)

ミユキ嬢も師匠タツの応援観戦のために移動。

他のメンバーらは「スペース・アート」へ楽器を持って徒歩移動です。

それでは午後のSTA企画「リブレーション」に続く・・・・。

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最新多目的ライブ・ホールは綺麗でゆったり、サービス満点

2014-05-25 23:06:30 | Live告知

2014,5,25(SUN)

S・T・A企画イベントLIBERATION VOL,33

場所:SPACE ART(くキャパ180名!)

住所:札幌市中央区南7条西4丁目 第2北海ビル アバンティ7階

電話&FAX:011-206-0741

全4バンドの出演を予定しています。

開場:午後4時半

開演:午後5時

終演:午後8時

料金:2ドリンク付き 1500円 or   飲み放題 2500円(16:30~19:30)フード&ドリンクも充実しています。ライブ終了後も楽しく打ち上げできます。2000円で飲み放題(軽食付き)

(出演バンド紹介)

1、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・シカゴなどのブラス・ロックを熱く展開

2、TAKE OFF・・・毎度おなじみ、ヒコ率いるチューリップのカバーポップス・バンドです

3、BEER PLEASE…ルチュ、カート、アヤ、クマらが率いるオールディズ、昭和歌謡、ロックンロール・ダンス・バンド久しぶりの登場!

4、シュガーレス・・・安全地帯のカヴァー。バンド名は「世の中、そんなに甘くない」と言う意味だそうです。


(ライブ・タイム・テーブル)
1、シュガーレス 5時~5時半
2、テイクオフ 5時40分~6時10分
3、ビア・プリーズ 6時20分~6時50分
4、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY 7時~7時半

尚、ライブ終了後の2時間は打ち上げを行います。一人参加費用は2000円で飲み放題&軽食付き。ふるってご参加ください。

お問い合わせはSTA各メンバーまで宜しくお願いいたします、お楽しみに。

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揃いも揃ったり!

2014-05-21 02:19:35 | リハーサル

 

初めて札幌ドームの駐車場を利用してみました。とにかく至る所に係員がいて徹底的に誘導してくれます。ここからならすぐにドーム内に入れるので物凄く楽です。

ドーム内をブラブラしていたら、何とウルトラマン・ギンガと遭遇。

この日のファイターズ戦始球式の大役を任されたそうです。ところがマウンド上に悪役のマグマ星人が乱入してギンガからボールを奪い勝手に始球式をやっちゃいました!

個人的に言わせてもらえれば世代的にウルトラマンかウルトラセブンに会いたかった・・・(彼らが登場した試合もあったのです)。

結局はファイターズ6連勝ならず、千葉ロッテに負けてしまいました。でも交流戦初日は逆転に次ぐ逆転で見事勝利!!

 

さあ、今月25日ライブのため最終リハーサルにスタジオへ集結したSTAのメンツは驚くなかれ11人!

こんなに集まったのっていつ以来だろう??ミキサーのジャックが足りなくなりそう。コントロール・ノブで調整しようとするも、どのケーブルがどのメンバーのものなのか判別するのに一苦労。

ブラス隊だけでもTBx2、TPx2,BS,TSの6管。人数の半分以上が管楽器。もちろん音のほうは迫力満点、気持ちいい。

小樽の2人組に加えて超久しぶりこーちゃんもテナーで合流。あら懐かしや!!

シンはキーボード前面中央にさっそくSTAステッカーを貼り付けています。

全員がスタジオの壁づたいに輪になっての演奏。

セット・リスト中、MCやメドレーの部分もこの日ぎりぎりに一応の決定。でも当日の空気によってどうなるかは雰囲気まかせ。

ミツがスケジュールの都合付かず、急遽、タクミくんがトロンボーンでのライブ参加。

そして本番では彼がしょっぱなにソロを吹くのです。

そこも通過して一気にセットリストの3分の2まで畳み込むように演奏。今回の内容も100%ブラスロック街道まっしぐらです。

その中でボーカルのミキサー・レベル調整もしつつ、水分補給。

過激に喉を酷使する曲が多いためこれは必要不可欠。(今回、体調不良により残念ながら全日本公演が中止になったポール・マッカートニーはステージで一度も水分をとらないそうです。見習いたい)

ミキ嬢のパーカッションさばきも板についてきました。

またコーラス・ワークが思いのほか頼もしい。

STAの弱点でもあるボーカル・ハーモニーに対する貢献度大です。

また手の空いているメンバー達には必ずパーカッションも担当するように取り決め。

リズム感の強化も加えましょう。

そろそろ新たなシカゴの名曲もお披露目体制に入るべく本腰を入れて取り組み。

歌詞も日本語と英語のミックス、別々にと試行錯誤で歌い込んでみます。

しかし何というキーの高さ。ドンドン音域が上昇、中間部のギター・ソロ以降はほとんどハイトーン一色。

まだまだ全体的に納得がいきません。どこら辺をテコ入れすべきか宿題山積み。

以前からマサがミツに依頼していた別口のシカゴ・ソングのスコアが出来上がったとのこと。

これはまた一つ、皆の楽しみが増えましたね。

更に、数日前にいきなり飛び込んできたお話はテレビ収録!

シカゴを1曲演奏するのですが、スケジュールの兼ね合いで25日STAライブ当日の午前中に調整してもらいました。

北海道のテレビ番組ではないので、こちらでは放送を観ることはできませんが、オンエアー2週間後に動画がアップされるそうなのでしばらく待っててちょうだいね。

そのために全員が一丸となってスタジオの後半はこの1曲を徹底的に分解して検証。

「もっとへヴィーに」「ここでは一歩下がってパーカッション」「ギターは一歩前に出てソロ」「エンディングのここではこう決めよう」「スコアなしで演奏しよう」「セット・マイクでどう?」「ここのコーラスはよろしく」

イメージ・トレーニングよろしく各自で熱く繰り広げてみました。

25日は朝から夜までブラス・ロック1色に染まるよ。そしてそのまま、打ち上げに突入だあ。

というわけでして、慌ただしいスタジオ練習だったので恒例のSTAアンケートをすっかり忘れちゃったさ(笑)

それでは、アート・スペースで会いましょう!!

 

 

 

 

 

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ファイターズ5連勝!

2014-05-17 21:46:15 | free form space

私が見に行った試合はすべて勝っています。

埼玉西部戦のヒーロー・インタビューでは5人の投手たちがお立ち台に。

風雨厳しき悪天候のために観客もまばらな千葉ロッテ戦。ロッテには今年一勝もしていないのですが、なんと今季最高得点11対1での圧勝。

もう初回6点が入った時点で笑いが止まりませんでしたね。

近藤プロ初ホームラン、中村投手も今季初勝利、ミランダ連続ホーマー、陽選手もホームラン&超ファイン・プレー。

17日の今日も延長の末に大野プロ初サヨナラ勝ち。

この勢いで交流戦に突入だあ!!

 

写真の展望台には一度も行ったことがないです。興味あるけど、どうも高所は苦手、見上げただけで駄目です・・・。

札幌ドームの天井にもよく見ると通路があります。あそこを歩いて作業する人って尊敬しちゃいますなあ。

今年からはファイターズ・ガールのお立ち台が観客席に設けられています。すぐそばで一緒にダンスやら声援、パフォーマンスを共にしている人達がいます。

勝利の花火も豪快に「ズドドドーン!!」

選手がロッカー・ルームに引き上げて行った後もファイターズ・マスコット・キャラクターBB一人がずっとグラウンドから客席に向かってファン・サービスに努めています。子供達と気軽に写真撮影、キャッチ・ボール、握手&ハグをしたり、連続バック転までをも披露。

ロビーの通路にはファイターズ人気選手達の等身大パネルが陳列されていました。

通路の柱にも栗山監督はじめ選手たちの写真がズラッと巻きつけられています。

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花粉症対策はバッチリですか!?

2014-05-14 00:59:51 | リハーサル

異常気象の兆しはたしかにジワジワと迫りつつあるのですね。

先日は札幌が東京や大阪よりも5度高い暑さでした。北海道には梅雨というものがなかったはずなのに、今は蝦夷梅雨というものが当たり前の現象になりつつあります。

今週は寒暖の差が激しく、体調管理を万全にしておかないといっぺんにがおってしまいます。

私は先月から咳が治らず辛い日々が続いていますが、スタジオ・ロビー・カウンターには無料「のど飴」が置かれていて(写真参照)とても助かります。

バンドメンバーの中でも管楽器は当たり前といえば当たり前ですが息を吹き込むものですし、ボーカルも喉のケアを万全にしておかないとトラブルの元。

常にマスク装着を欠かさない完全装備のメンバーもいます。ああ・・・強靭な喉が欲しい。

 

さあ、連休明け、練習再開です。

8人が集結、驚いたことにその半分以上の5人がブラス・セクション。編成はTPx2、BSx1、TBx2です。

もちろん迫力倍増です。賑やかなことといったらもう。

この日は圧倒的に管楽器談義で大盛り上がり、楽しいひと時です。

ミツとヤマちゃんのボントロ・コンビ、唯一のサックスがミユキ嬢、ペッターはミユキ嬢の師匠ことタツ、そして初参加はミユキ嬢と小樽でクラッシュ・ビートで吹きまくっているクニ氏。

クニ君とはSTAで何度もいたるところでタイバンを組んでいるので面識は以前からあるのですが、一緒にプレイするのは今回が初。

彼は音源もスコアもない状態でスタジオ入りして、まあ、だらだらと能書きこいていてもラチがあかないので手っ取り早く「セーノ!」で合同演奏しました。これがやっぱり一番でしょう。(譜面はマサ持参のものを手渡し)

物凄い刺激になったようだよ。しょっぱなから歌いだしたとたんにブーム・マイク・スタンドがゆっくりとお辞儀しだしたんだけど、両手は休みなく弾きまくっていたのでシールド・コードの隙間を歩み寄ってミユキ嬢が元に戻して締めなおしてくれました。女性はこういうところ気がきくねえ。大助かりさ。

そしてそのミユキ嬢からの紹介で、また新たな人脈確保ですな。

しかも最近は札幌を飛び出して小樽方面に進出中。

マサが1曲、1曲の流れと入り方をクニ君に説明。エンデイングを迎えるたびに「何か御質問は?」「大丈夫!」

今回はスケジュールの関係でシン&ミキ嬢は休み。

よってシンのボーカル部分はマサ&ケンが交互に兼任。

これはこれでとても勉強になります。シンの視点で曲を見つめることができますからね。

もちろんピアノのリフはマサがお馴染の口演奏でスタート。

数か月前からトライしている課題曲も、ここぞとばかりにやっちゃいましたよ。

この日のファースト・テイクを終えると、皆が皆、無言で不満顔・・・

「あれ・・・?前よりもまとまりが悪いじゃんかよ・・・」

アンサンブルがとっちらかり気味。納得いかない。

ノブの「もう一丁行こう!」の一声でテイク2。

まあまあ、さっきよりはマシという程度。もう一度、各自でおさらいのしなおしですな。この曲はVOハイートーンが半分以上を占めているので3テイクが喉の限界。ミユキ嬢はじめ、以前寄り話題になっていた日本語バージョンも英語バージョンと交互に歌ってみましたが、韻を踏み部分がまったく逆だったり、とにかく日本語と英語ってこうもイメージが別物だということを肌で実感した次第です。メンバーの一人が英語の歌の流れに対して日本語で歌う場合「アグネス・チャンのひなげしの花」を引き合いに出したのはとてもわかりやすかったね。

ノブがぼそっと一言「やっぱり、シンの存在はでかい」こういうとき、尚更痛感するものです。

 

セット・リストの決定にも毎回悩みます。ごく限られたライブ持ち時間内に起承転結、開場、客層、タイバンのイメージに照らし合わせてもちろんSTAのコンセプトに基づいて毎回組み立てていくわけですが、MCの場所、スタミナ配分も考慮。

初期シカゴ中心のブラス・ロックは絶対にぶれたくない主軸なのですが、STAがお気に入りで取り上げたい曲でも客の反応がイマイチだったり、演奏すれば絶対100%踊り狂ってバカ受けするのはわかっているんだけど、「これはSTAのイメージとはかけ離れているんじゃあないか・・?」という曲。その他もろもろの制約など。

その中にサプライズやらゲストやら、新たに加わったシカゴ曲、更に復活物をカバーしたり・・・。

 

最後は恒例になりつつあるメンバー達へのアンケート!

今回のテーマは「あなたにとって想い出深い邦画は?」

マサ・・・男はつらいよ

ノブ・・・人間の証明

クニ・・・復活の日

ミツ・・・キタキツネ物語

タツ・・・天空の城ラピュタ

ケン・・・ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦

ヤマちゃん・・・風立ちぬ

ミユキ・・・ハイ・ティーン・ブギ

 

 

 

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RUBER SOUL&SENRI OE 1234

2014-05-10 18:34:19 | CHICAGO

1965年発表のザ・ビートルズにとって、それまでのアイドル路線からの完全なる脱却ともいえるターニング・ポイント的アルバム「ラバー・ソウル」(全14曲入り)

3曲目に収録されている「ユー・ウォント・シー・ミー」はシングル・ヒット曲ではありませんが隠れた名曲としてコアなビートルズ・ファンの間でも人気の高い1曲。

カラッとした明快でアップテンポの曲調、グイグイと全体を牽引して天高く突き抜けるようなポールのピアノがツボ、マル・エヴァンスのハモンドは御愛嬌。もちろんアクセント的に絡んでくるコーラスは必要不可欠。こういう曲、案外サラッと作っちゃうんだろうなあ。

 

写真下段、大江千里の1988年作品「1234」

10曲入り。6曲目の「サヴォタージュ」もポップ要素満載のピアノ・イントロから魅力全開。

大都会の喧騒と孤独、夢見る青春譜。

大江氏は俳優業の他にもジャズ・ピアニストとしても海外デビュー、最近の結婚報告も記憶に新しく,長年の夢でもあったもう一つの音楽地平を開拓して頑張っています。

 

60年代に登場したビートルズにはロック以外にもあらゆる音楽のエッセンスが凝縮されています。

いかなるロック・バンド達もどこかしらで彼らの影響を受けているでしょう。

70年代はビートルズが消滅し、ベトナム戦争も終結、若者たちの間に蔓延した行き場を失った虚無感が飽和状態に達した時代。

80年代はMTVを筆頭にロックも商業化してビジュアルも加味されビジネス・テイスト・サウンドが市場を席巻。

 

さて最大級のオマージュを込めて、上記2曲の間に入る70年代のミリオン曲はなんでしょうか??

 

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こどもの日

2014-05-05 23:09:24 | free form space

STAは年末、年始の休み以外、ずっとスタジオ・リハーサルを重ねていたのでGW「端午の節句」は休みにしました。心機一転リフレッシュも必要です。スタジオに缶詰続きだと煮詰まっちゃいますからね。

ライブと重なったりでなかなか足を運べなかったファイターズ戦に二日連続でやっと行くことができました。札幌ドーム、対オリックス戦。連休なので家族連れ、子供連れで賑わい、ちびっ子たちが大はしゃぎです。

ここのところ調子イマイチのファイターズでしたが、連勝!快勝!!5連勝!!!

中田の連続ホームラン、大谷の剛速球、武田勝の勝利、佐藤の大量得点打、大引の貫禄プレイと見どころ満載。周囲の他人の皆さんは他人同士だけど得点のたびにハイタッチをし合って喜びを分かち合います。天気も晴天で桜も満開。ポカポカ陽気で最高ですね。

さあ、これから快進撃だあ!!

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