THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

残暑厳しき折り・・・

2013-08-27 17:58:40 | リハーサル

 

写真は1972年ライブ後、シャワーを浴びて紙コップのビールを手に(アサヒビール?)楽屋でくつろぐロバート・ラム・・・多分。

汗まみれで火照った体もこれでサッパリ爽快でしょう。

 

STAの小樽ライブ・シリーズもなんとか無事に終了。

ローカル・テレビ・ニュースにはシン率いるB・N・Pのライブ映像が他のバンドよりも多めに放映されていました(昼の部のみ数十秒ですが)。

今まで経験したことのない雨をかぶってのライブ。

マサのベースはネックがやや順反りになり、ブラス隊のスコアは滲んで判読不能(これは昨夜のスタジオでミツに見せてもらいました)、その中でもシンのこうむった被害は甚大。

なんたって彼だけ屋根が無かったのですから・・・。

帰宅後、数日間は楽器に電源を入れず、ずっと扇風機をあてて自然乾燥。

その甲斐あってまったく無傷の状態で生還した不死身のキーボードでした!

 

さて、この度、新しいメンバー「ダイスケ」がやってきました。

若手ですがキャリアは申し分なし。

WOODWINDS担当。

フルート、ソプラノ、アルト、バリトンまで所持している頼もしい男です。

エネルギー注入後、さっそくミキサー音量・音質コントロールや立ち位置決め後、7人全員がスタジオに集結してしょっぱなから極上のブラスロックをぶちかましてみました。

久しぶりに合流したタツを交えてのガチ勝負。

逐一、ブラス班のボス、ミツから解説を仰ぎつつ進行(イントロのリフやベルトーンなど)。

なんら違和感なく馴染んでいるご様子。

ダイスケ「こういうジャンルはあまり経験ないけどかっこいい音楽だね。アルトには優しくない曲ばっかりですけど!」、ミツ「他のブラス隊にも優しくない曲ばっかりだよ(笑)」

イントロ合わずダメだしやり直し後、2曲目。

この日は今までの反省を踏まえたのか、なかなかにいいテンポをキープ。

3曲目はミツ曰く「小節数や構成がとてもユニークな曲。ジャズマンにとってはいたってノーマルなんだけど」

シンの奏でるハモンド・ソロがまた一回りぐっとロバート・ラムに酷似してきた。

歌いながらのバッキングもかなり習得したね。

ダイスケはこの日、曲に合わせて2本のサックスをもち込み。

今まではアルトでプレイしていたけれど、次の曲はテナー・サックスがオリジナル音源で使用されているので急遽機転をきかせてソプラノに持ち替え。

これもまたいい感じで響いています。 とにかくダイスケは若いのにタツやミツと対等に渡り合っていて頼もしいです。

メドレー・ソングはぶつ切りにして要所要所を懇切丁寧に説明。

でもすぐに理解したみたいだ。

シンはさりげなく5楽章のピアノ・バラードを一瞬だけど奏でる。是非ともこれも導入したいものだ。

そんな最中、第6楽章におけるケンのバッキング・ハイハット・ワークをノブが大絶賛。

あれはそんじょそこらのロック・ドラマーには難易度強のパターン。

ここらにきて開眼、習得しつつあるようです。ただノブは「ハット・シンバルをあまり開かない方がもっと良くなるよ」としっかりと釘をさすのを忘れない!

ダイスケがブラス・バンドで演奏したことあるシカゴのヒット曲をブラス・ロックで初体験演奏。

もう1曲、シンにヴォーカルを託して復活した曲を合わせたあと、休憩。

ミツとダイスケはずっと札幌のジャズ界隈の話題で盛り上がっています。

けっこう共通の知人が多いみたい。

後半戦はブツ切りにしていた3部作をメドレーで。トランペット譜のない曲がありそれを演奏する際に、タツは勘でプレイ。でもしっかり吹いていたから驚き。しばらくやっていなかったはずなのに・・・。

ラストはミツが思わず「OH!!」と唸った、このメンツでは初の未だ未完の曲で占める。こいつはじっくりとまた微妙ながらも前進したと思いますよ。

日の目を見るのはいつの日か!?

 

ロビーでも残った数人のSTAメンバーによるミーティングはホットコーヒーを飲みつつも続行。

CTAの新譜の素晴らしさをマサ&ミツが説くなかで,流れ上TOTO今現在のところ最新オリジナル・アルバム「フォーリング・イン・ビトゥイーン」(2006年作品)2曲目にシカゴ・ブラスセクションが参加(ジミーのホーン・アレンジ)していることを残ったミツ、シンに説明。

その場でCDを再生して聞いてもらったんだけど6分の曲が始まってもなかなか管楽器の音が出てこない・・・。

と思ったら最後の1分くらいに出てきました、一聴しただけで「これぞシカゴ!」と理解できるブラス・セクションが!3人とも「おおお!かっこいい!!!このくらいハードに切れ味鋭く攻撃的な本家の音が聞きたいね」と思わずニヤけてしまいました。

 

 

 

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AIR SUPPLY/LOVE AND OTHER BRUISES(BEST OF AIR SUPPLY)

2013-08-25 17:42:33 | free form space

爽やかな夏のサウンドを中心としたものを紹介してきましたが、日本とアメリカ以外にもいました、絶対に忘れてはならないグループが。

写真のエア・サプライがそれ。

1976年にオーストラリアからデビューしたセンスの良さを感じさせポップ感覚に溢れたスーパー・グループです。

オーストラリアの音楽シーンが世界的に注目を集めるようになったのは、ビージーズ、オリヴィア・ニュートン・ジョンの移住組やヘレン・レディ、ヘヴィー・メタルのAC/DC,リトル・リバー・バンドらの活躍がきっかけだったと思います。

その中でも全米チャートの上位にヒット曲を数多く送り込んだエア・サプライは真夏の定番BGMとして日本でも「ペパーミント・サウンド」と称され一世を風靡。

グラハム・ラッセルとグラハム・ヒッチコックを核としたエレクトリック・バンドですがメンバー交代を繰り返しながらも活動。

1988年に活動休止後、1991年上記2人で再結成。今も変わらぬ往年の清涼感たっぷりのボーカル、ハーモニーを聞かせてくれ健在ぶりを見せつけてくれています。(来日もしています)

80年代に「ロスト・イン・ラブ」「オール・アウト・オブ・ラブ」「シーサイド・ラブ」など、7曲連続でTHE BILLBOARD HOT 100のトップ5ヒットを放ち、その後も「さよならロンリー・ラブ」「渚の誓い」など数々の名曲を発表。

写真ジャケットのアルバムではシカゴの弟グループMADURAのドラマー、ロス・サロモーンが参加。

他にもジョーイ・カルボーン、チャック・フィンドレー、ジム・ホーンらが参加。

エア・サプライが脚光を浴びた頃、口の悪い音楽評論家達は「オーストラリアのシカゴ、またはオフ・コース」などと憎まれ口を叩いていたものです。

 

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TOSHIKI KADOMATSU

2013-08-24 22:17:51 | free form space

北国はひと足お先にお盆が過ぎたら残暑に突入です。

でもまだまだ暑い日々は続くようです。

そこで夏のお洒落な音楽風景がとても似合う「角松敏生のアルバム」を3枚紹介します。

といっても角松本人のオリジナル・アルバムではなく企画モノ。

下段の「VOCALAND」は角松プロデュースによる1996年13曲入り作品。なんと大胆にも洋邦12人の素敵な女性ボーカリスト達(一部2人の男性VOが客演)が角松作品を中心に歌います。

シーウィンドやチャカ・カーンの名作も取り上げられていますが、10曲目ではビル・チャンプリンの愛妻タマラ・チャンプリンがムーディーな傑作「NIGHT BIRDS」をセクシーに聞かせてくれます。ジャケットも涼しそうなデザイン。

 

上段左右の2枚は「KADOMATSU T'S SONGS FROM L.A.」

THE BALLAD COVERS COLLECTION&THE POPS COVERS COLLECTION(共に10曲入り。2004年発売)

タイトルどおり1980年代の角松敏生作品をL.A.のAOR界豪華ミュージシャンたちが夢の共演で作り上げたという贅沢なもの。

バラード編とポップス編に振り分けてすべて英語で歌われています。

バック・ミュージシャンはジェイ・グレイドン、マイケル・ランドー、エイブラハム・ラボリエル、マリリン・マーティン、トム・キーン、ヴィ二ー・カリウタ、ジェリー・ヘイ、ゲイリー・グラント、エイブラハム・ラボリエルJR、リー・スクラー他・・・。

ジェイソン・シェフ、そしてビル&タマラ&ウィル・チャンプリン親子がヴォーカル、コーラスで参加しています。

他にもリード・ボーカルでミッキー・トーマス、トミー・ファンダーバーグ、ジョセフ・ウィリアムス、バズ・フェイトン、ポーリーン・ウィルソン、マイク・レノ、ジノ・ヴァネリ、リチャード・ペイジ他が参加・・・。

ジャケット・イラストのヤシの木の前に駐車している赤い車の中に積んでいるギター、ポップスはブルー・ストラトでバラードはサンバースト・アコギなんですね。

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BILLY SHEEHAN IMHO(IN MY HUMBLE OPINION)

2013-08-24 14:34:37 | free form space

たまには教則DVDでも。

音源はもちろんライブ映像でもいろいろと楽しみながら勉強になりますが、こういった教材も無視できません。

いやあ、しかし今は良い時代ですね。

手とり足とり親切にスロー再生や、手元アップ、詳細なスコアなどでテクニックを教わることができるのですから。

初心者向けは別として、たいていの物は譜面付属で理論、難解なスケールやコードワークとプロフェッショナルな講義が多いです。プロの曲を中心に本人が基本解説するのですから当たり前ですが。

ドリーム・シアター、ジョン・ミュングのベース・ビデオなんか最初にチューニングをしてからは、ただひたすら6弦ベースによるスケール弾きがメイン。最後はバカテク演奏でまったく世界観が違いました・・・。

ここに紹介するビリー・シーン(タラス、デイヴ・リー・ロス、ナイアシン、MR,BIG,UFO,MSG,SOLO他セッション多数)は誰でも知っているベース界の革命児。今までにも数本の教則ソフトは発表していますが、写真は2009年発売の117分収録作品。

ビリーのL.A自宅地下スタジオやリビングのソファーでのリラックスムードの中での講義。

バック・ミュージシャンはときおりドラム・マシーンを自ら操作して合わせる程度でなし、ゲストは黒い愛猫、スプーキーのみ(笑・・・足元をうろついて演奏一次中断するシーンも)。

スコア付録なし、小難しい音楽理論一切なしで「俺はスコアもコードも理論もほとんど理解できない。ロックだからこれでいいと思っている。この発言で怒らないで。2つに1つ。耳を頼りにプレイするか信頼できる学校や先生に付いて教わるかさ」と言い切っちゃう。

だから彼流の自己鍛錬方法もまったく音楽的ではありません。

思いついたままのフレーズで弦と運指のトレーニング・リックを速さに強さの注釈入れて披露。(自ら邪道と自虐的に述べてもいます)

「俺はただひたすらに耳だけで学んでライブを積み重ねて体得した。でも練習とライブはまったくの別物。また常に己のプレイを客観視すること。99パーセントはドラム・バスペダルとのシンクロが肝。派手な俺のプレイはその中の1効果にすぎないよ」。またベース楽器でまったく畑違いのクラシックなどの曲を自己アレンジで弾いてくれます。

黙々とこういったことを何十年もやり続けてきたのでしょうね。

愛用のベース紹介時、あの改造だらけのフェンダーPB(neckはTLB)をも見せられただけでも十分に頷けます(もちろんメインはYAMAHA)。

体型がベースがフィットするようになってしまった、というエピソードも。1音聞いただけですぐにビリーとわかる音色で、とにかくあの個性的で独創的、超絶技巧バカテク・フレーズを今節丁寧に教えてくれます。「実は簡単なんだよ」と本人は言うけれどもあの大きな手、長い指だけでも凄いのに、凡人には練習してもそうとうにキツいフレーズだらけ。

でも目からウロコの場面がギュー詰め。

ボーナス映像は「ステーヴ・ヴァイとのツアーにおけるベース・ソロ映像」「ベース・クリニック」「未発表インタビュー」など。

彼がタラスで注目を集めだした時「ベースのバン・ヘイレン」とか言われていましたっけ。

実際に初めて見聞きした際には想像以上のインパクトがありました。彼の音楽バックボーンを見るとそれも理解できます。ベーシストの他にも故フランク・ザッパの大ファンでアルバムはすべて所持、変拍子もザッパで初めて知ったそうで万華鏡の如きジャンルがヴァラティなザッパを一日中聞いていたら母親が「息子がおかしくなった・・」と心配したとか。ビリー曰く「ザッパの作品数はすごい。僕の今までのリリース数なら彼は1週間でリリースするでしょう!」

来日多数、札幌にも何度も来ています。

写真左のVOLVICペットボトルはナイアシン初来日時に東京ブルー・ノートでビリーが飲んだのを貰ったものです。

 

 

 

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VOL,84 小樽 ~真夏の~北運河サウンドエナジー2

2013-08-21 11:32:24 | Live Set List

2013、8,18(SUN)

運河公園に到着した時には、物凄い土砂降り状態。

でも会場では皆が傘や雨用具を装着したりしながら屋根が設置されたステージに向かってライブを楽しんでいました。

この時は「プログレヴェンチャーズ」が熱演中。

足元もビシャビシャで、とりあえず石倉庫に楽器や機材を運び込んで退避。

他のメンバー達も車中内で様子を伺ったりしています。

小樽のあらゆるライブでステージを何度も共にしたバンド仲間をあちこちで発見、懐かしいです。

それぞれがお互いのステージングを見ながら参考にしたり研究したり、影響を受けあったりして共に成長していくのでしょうね。

長い年月の間には解散してしまったり活動停止に陥ったり、再結成&新たなバンドを結成したり、もちろんずっと現役で最前線を疾走しているバンドもいたりと様々。

「お!あそこは新メンバーが加入したね。あれ、あいつはどこかで見た顔だ、誰だっけ?これってもしかして新曲だね。このバンドものすごく上手くなったね!!」とあらゆる感想が飛び交います。

そうこうしているうちに雨も小降り状態に。

高島漁港の花火大会が始まったようで、ここからも夜空いっぱいに打ち上げられた花火が「ドドーン!!」という轟音とともにはっきりと確認ができます。

今年は過去最高4000発以上もの花火が目前で鑑賞することができたそうですよ。

S・T・AとB・N・Pの一部メンバーは夜食に露店で購入したおでん、焼きそば、ポテトフライ、焼き鳥、ホットドッグ、ビールにコーラをたらふくいただきました。

その間にもベテラン勢「クロモリ」、ゴールドストーンでも共演したダンディなオリジナル・ロック「GOLD LIST」、70年代の洋楽を繰り広げた「NOBBYS」と順調にライブは進行。

特にノビーズは雪あかりライブでもSTAと対バンを組んでいるので手の内は熟知していますが新たな曲をこの日のために導入したようでノリノリなステージを繰り広げていました。

「モビーディック」のリフから始まって「ギミ・サム・ラヴィン」、B・N・Pも披露していたサンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」はまた一味違った魅力を展開。

小樽ライブイベント専属カメラマンIWAさんが会場のあちこちでシャッターを押しまくっています。

STAも被写体として毎回お世話になっているのでご挨拶。夕闇迫る重要文化財の石造り倉庫をバックにスタンドに掛けられたベースも撮影してくれました。ライトアップされていてとても絵になるアングル。

1時間ずれ込んだタイムテーブルでトリ前STAの出番です(トリはこれまた常連のロックン・ロール・バンドHOT WAX)。シンは4ステージ目!!!

全曲CHICAGOのBRASS ROCK。

***SET LIST***

1、INTRODUCTION

2、QUESTIONS67&68

3、SATURDAY IN THE PARK

4,25OR6TO4(長い夜)

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO 

KEN・・・DR CHO VO

SHIN・・・KB 

MITSU・・・TB PER

NOBU・・・G

MD・・・TP PER

ASAKI・・・TS PER

 

ミツとMDが持参した管楽器専用のマイクがうまく接続できないようでちょっとスタッフも走り回っています。

結局はスタンドマイクにチェンジして音出しチェック。MDはマイクスタンドの高さ調整中にスコアを前面にバラバラと落としてしまいお客さんに拾ってもらいました。

その間に最前列に陣取った観客の男性から「待っていたよ!!」と声をかけられて思わずマサとミツはニンマリ。

再び雨がSTAの出演時間を狙ったかのように降り出してきました。

こんなに雨に祟られたライブは初体験。

今まで全く受けなかったこの状況が一気に襲ってきたような気分。

でも「これじゃあ、まるでGFRの後楽園球場コンサートみたいだ!」といたってマイペース。

こんなに遅くまで付き合ってくれて疲労も半端ではないと思いますし、更にびしょ濡れになりながらもずっと演奏の開始を待っていてくれるオーディエンスの皆さんにはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

そうこうしているうちにセッティング完了!

男性司会者にS・T・Aアピール文を盛大にアナウンスしてもらい、クロスするかたちでノブの歯切れ良いカッテイング、ケンのハイハット刻みが絡んでマサの元気いっぱいなカウント「ヘイ!カモン,カモン!!1,2,3・・・!!」

一発目「イントロダクション」でメンバー全員による怒涛の音の塊を浴びせられた途端、バッとあちこちからステージ前に客が集まってきてリズムに合わせて踊っています。

変拍子の連続でとても踊りづらい曲なのですが、皆さん流石ですね。

「イエー!」という歓声もビシビシと耳に飛び込んできます。

またミュージシャン仲間は目の前で演奏している我々の手元や指使い、パフォーマンスを穴があくほど食い入るように注視しています。

懸念していた走り気味というよりも疾走気味のテンポもいい塩梅に安定しているし、初歩的なミスもなく出だし快調。

ばっちり綺麗に決まった突然のブレイクの瞬間もこれまたナイス・タイミングで会場から「ヮ(゜д゜)ォ!!!」の歓声。

おなじみとなったCTA・CAPを被ったミツのトロンボーン・ソロもムード満点。

しょっぱなから圧倒的迫力で迫ってみました。

演奏している目の前の屋根のひさしからは滝のような雨が「ダーー!!!」と流れ込んできますがもうそんなのお構いなし。

ノブはエフェクターが濡れないよう慌てて足元に引っ込めていましたが。

各メンバーらのスコアもずぶ濡れでめくるのも一苦労。

「クエスチョンズ67&68」の1番目の歌が終わったところで、ノブの前で踊っていた浴衣姿のカップルが滑ってしまい転倒!

もうあちこちで物凄いことになっています。

シンは高島漁港ライブではコンセント接触不良による音切れアクシデントに見舞われましたが、北運河ライブでも豪雨をかぶってしまいずぶ濡れ。(シンの左サイドまでは屋根が伸びていなかった・・・)

すかさず機転をきかせたB・N・Pとザ・パーティーズのメンバー2人が傘を指してくれて鍵盤濡れをガード。最後までその状態をキープしてくれました。(タオルまで買ってきてくれて拭いてくれました。感謝)

昼の部で「W」としてドラマー出演したあつこ嬢が「後ろの噴水の飛沫が風でたまに背中にかかってきて気持ちいいいよ」と言っていたけど、もうこの時はそれどころではなくケンの背後は水責め地獄(ドラマーは位置を変えて逃げるわけにいかないから切ない)。

「サタディ・イン・ザ・パーク」ではマサとミツが両手を大きくあげて手拍子をアピール。ここでまた客が走り寄ってきてくれてこちらに合わせて口ずさんでくれます。よく見ると右サイド噴水の中でも水しぶきをあげて飛び跳ねている2人組の姿が。

やっぱりこの曲はキャッチーなんだね(実は相当に緻密なアレンジなんですが)。

マサがステージ全面の階段まで歩み寄るとファイアー・ボールの雨男(笑)VO,まっちゃんが濡れないように傘をさしてくれます。

優しい奴です。

ステージ照明が抑え気味の時にはあまり目立ちませんが、曲がハードに展開した時の効果演出で「ビカッ!!」と点滅したり全開に光り輝くと、想像していた以上の豪雨が見えて「!!!!」・・・・言葉も出ません。

ラストはお約束の「長い夜」、まさしくずぶ濡れ漆黒のmidnight。

じっとしていられなくなったのか足を蹴り上げたり、あの超有名な下降ギター・リフに呼応するようにコード進行の度「ヘイッ!!」の掛け声が連呼されます。

ノブの必殺ギター・ソロではマサも応戦して足元に膝まずきプレイ。

観客がドッと集結して背中を後押ししてくれます。

足も引っ張られたけど(笑)。ブラス隊の3人も管楽器を置いてパーカッションで参加。

エンディングではベースのネックを天高く掲げ、目一杯焦らしに焦らして腕をグルグル回転させてベースをマイク・スタンドに擦りつけ前方の観客に弦を掻き毟らせて・・・ブラス隊は余力を振り絞って吹き続けます。

ジャンプ一発、トドメのフィナーレ。

「STAでした!バイバイ!!また会いましょう!!」

盛大な拍手に送られてステージを後にしました。

他のバンドもそうでしたが1時間押しのためにSTAもアンコールがかかりましたが無し。

いやはやなんともあらゆる意味で強烈なインパクトで印象に残るライブでした。

屋外ライブならではの醍醐味です。ライブ後に喉が渇いたのでドリンクを買いに露店にいくといろんな人達から話かけられたり、握手を求められました。

最高責任者のMR,Sに後日聞いたところ、撤収作業を終えたのは深夜2時だったとか。

一人一人の努力とチームワークのおかげでこういったライブ・イベントも実現可能、良き思い出として人々の記憶に焼き付けられ語り継がれていくのでしょう。

6月の「ゴールドストーン」から始まった小樽5連続ライブもこれにて無事終了(当初は4回でしたが。シンはトータル7ステージでしたね!)。

SPECIAL THANKS TO・・・IWA-SAN&CETERA&MIKI&HITOMI&MR、S&STUFF&B・N・P&FIRE BALL&RANSHIMA HATSUDOHKI&KEI&THE PARTY'S&MATCHAN!!!

 

 

 

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VOL,83 小樽高島漁港納涼花火大会LIVE

2013-08-20 16:38:22 | Live Set List

小樽での連続ライブは前もって告知していました。

当初は全てが別の場所での4回を予定していたのですが、急遽1週間前に上記のライブが決定。

もちろん別場所です・・・これで5回ものライブを3ヶ月連続小樽で行うことになったわけです。

先月の浅草橋ライブはまったく天候を気にすることなく順調にイベントを行うことができたのですが、今月はそうもいかなかった様子。

お盆頃からずっと悪天候続き、(日本全国どこもそうでしたが)週間天気予報を早くからチェックしていましたがどこを覗いてみても「雨」・・・(当たり前ですね)。湿気も強烈「こりゃあ、まずいかなあ・・・・」。

さて本番となる8月18日(日)札幌は朝から土砂降り。

「ああ・・・昨日のライブはどうだったんだろう・・・?」小樽方面の天候はどうか良好でありますように・・・と祈りつつ出発。

すると徐々に太陽が顔を出しはじめて晴天に。

日差しもキツいくらいでSTA晴れバンドの面目躍如!かとこの時は思ったのです・・・しかし。

ここからのブログの書き込みはちょっと変則的に前後しますがよろしく!

STAは2箇所のライブを行うのですが、シンは驚愕の4ステージを務めることに。(つまり3カ月で小樽6ステージ!)

タイムテーブルの都合上、シンは行ったり来たりのハードスケジュール(もちろん初体験)。

本当に心から「お疲れ様でした」と拍手を送りますよ。

結果的には例によってドタバタはありましたが全て無事に終えることができたのですからね。

去年から始まった「北運河ライブ・イベント」

STAは連続の参加です。まず会場に到着してみてステージの配置が違うのでびっくりしました。

前回は公園の角に設置されていた舞台が今回は中央の噴水サイドに設置。

つまりミュージシャンは全員が水上ステージで演奏するわけです。(マリンフェスタ風)

後方には国の重要文化財、石造りの旧・日本郵船小樽支店が荘厳な姿で静かにライブの模様を見守ってくれています。ビジュアル的にもこれが正解ですね。

まずはこのイベントの最高責任者でもあるS氏にご挨拶。

前日はけっこう雨が降ったようですが特設テントを屋根代わりに設置して事なきを得たとのこと。

今年は公園周囲の無断駐車も厳禁、通報されてミニパトがやってきたり、何度も車の移動をアナウンスしたりとスタッフの方々も大変でした。

皆さん飲食に舌鼓をうちつつも、テーブルやベンチ、芝生などに腰をおろして各自リラックスしながら音楽を楽しんでいます(今年もクラフトショップが多数出ていました)。

トップは直前に出演が決定した「サンライズベンチャーズ」、もちろんお馴染みのテケテケ・エレキ・サウンド。

オープニングにうってつけのサウンドですね。彼らとは後でSTAともご一緒します。

そしてセカンドACT「W」

全曲ARBのナンバーで占めています。通受けするような硬派ロック。バンド名もARBの初期傑作アルバムから命名。そしてドラマーはSTAの企画ライブにも出てくれたビートロックバンド「リンダ」の女性ドラマーあつこ嬢。

音だけ聞いたら絶対男性が叩いていると思うよ、そのくらいパワフルでドラミングの姿も決まっていました。

彼女からライブ後に聞いたんだけど、時折風向きによって後方の噴水の飛沫がヒンヤリと背中にかかって快感だったそうです。

この公園は北運河に隣接した広大で綺麗な公園。

トイレはもちろん楽屋&子供達のお遊び館も全て石造りです。

たくさんのちびっ子たちが遊具を見て大喜びで駆け回っています。

観客の親子や出演者の家族連れもいてとても賑やか。

「YUKI&THE万歳楽団」のボーカルYUKI嬢のご子息は去年この小樽で乳母車姿が初対面だったのですが今年はお父さんと元気に走り回っていましたね。

そのバンド編成なのですが、驚いたことにドラムレスで、VOのバックはミュート・トランペットにウッドベース、バンジョーです。

古き良き昭和の香りプンプンで笠置シズ子の曲を中心に、伸びやかな声で歌うYUKI嬢の手拍子も軽快にSWING&BOOGIE-WOOGIE。

会場でもあちこちから自然に手拍子が。

お次の「蝦夷FUNK!」はSTA以上に大所帯でインストパート陣はお揃いのオレンジシャツ。

「ゲロッパ!」故ジェームス・ブラウンの曲でうねりまくりのグルーブを轟かせました。

まだ結成半年ほどで今回が3回目のライブって本当!?と思いたくなるくらいの独壇場(初ライブは札幌シティ・ジャズ)。

メンバー達はマサやミツとは顔見知り。なんたってキーボードのかえ嬢はSTAライブでぶっつけ本番「サタディ・イン・ザ・パーク」を弾いてくれた仲。

他のメンバー達ともミツは共演多数。男顔負けの迫力ヴォイスとステージングで観客の心をワシ掴みにする女性ボーカル(彼女だけは目にも鮮やか真っ赤なドレス)をフロントに据えてバックのミュージシャンも芸達者揃い。

テクニカルなマッキー&ゴウのハイノート・ソロバトルにブラス隊はダンスも披露。切れ味鋭いエビのテレキャスによるカッテイング(エフェクト効果もいい味出してる)に導かれてラストは大ヒットしたロッキーⅣの挿入歌「リビング・イン・アメリカ」

その他にもフュージョン、オールディーズ、ロックンロール、歌謡曲、オリジナル、Jポップ、ビートルズと盛り沢山な内容でバンドが続々と登場。

前日に出演したミュージシャンも遊びに来ています。ヒコ率いるレベッカ・コピーの「ラズベリー」、祝・活動再開!まっちゃんの「炎達~TUBEDESS」、そしてスタッフとしても大活躍の地元小樽が誇る大御所「ザ・パーティーズ」・・・。

お待たせしました、我らがSTAのキーボード・プレイヤー、シンが率いるB・N・P(BRAND-NEW POPS)の登場です。

まずはシン本日のファースト・ステージ(さっきまでカンカン照りだったのにここらあたりでポツポツと降ってきました)。

彼らはSTA企画・札幌ホットタイム以来のライブ。MIKI嬢のMCに導かれてスターダスト・レヴューのヒット曲で幕開け。

ツイン・ギターと女性ツイン・ヴォーカルの編成で大人の極上ポップスを披露。

選曲のセンスも抜群ですね。

それは私自らミキ嬢に確認した彼女が歌うお次の曲でも言えますよ。

60年代中期にボビー・へヴが放った昔懐かしい名曲「サニー」。ディスコ・フリークにとっては1977年に西ドイツが生んだ世界のスーパースター、ボニーM.のセカンド・シングルでのリバイバルヒットでもお馴染みでしょう。

「サニー、私の人生は昨日まで雨。あなたの笑みが私を救った・・・辛い日は去り、明るい日が訪れた。私のサニーは光り輝いている(大意)」

締めは実はメンバーの友人が夢で見たという曲をライブで実現してあげようということで初公開されたサンタナの(オリジナルはピーター・グリーン在籍時の初期フリートウッド・マックの代表曲)泣きのギターが炸裂する「ブラック・マジック・ウーマン」

シンのエスニック風ハモンドが鳴り響き、女性2人によるパーカッションが交互に打ち鳴らされて、テツの悩殺アイバニーズ・サスティーン・ギターがむせび泣く。

的確なMRアオキのベース・ラインがボトムを這いずりまわり、テツの控え目だけどセクシーなボーカルが焦らし気味にリードする。

徐々に感情が高まってくるとテツはステージ前方に歩み寄って仰け反りつつも正確なエクスタシー・ピッキングで弾きまくり。

観客もかぶりつきで見入っていましたね。

私個人的にはスティーリー・ダンの「リキの電話番号」もシンのボーカルでまた見たかったです。

そのままテツはステージに残ってMR,EKBに引き継がれます。

ミスター・チルドレンはお約束のセット・リスト。メンバーの顔ぶれもラズベリー、炎達、BNPと常連組で固めています。

今か今かとライブ開始を待ち望むファンたちが目の前に集まっています。

ところがセッティング中、雨が遂に本格的に降ってきた!エフェクターやアンプ、楽器を雨水からガードするために(特に電気系統は要ガード)一旦ライブ進行を止めて屋根替わりのテントをステージに運び込みました。

タイムテーブルもちょっと押し気味だったのですが、ここでS・T・AとB・N・Pは掲題のライブのために車で移動。

と言っても距離にして5分くらいの場所。でも何人かは右側コンビナート周辺で道に迷ってしまいました・・・・。

会場は想像していた通り、というかそのものズバリの漁港。

誘導員に「出演者です」と説明して特別に会場内まで車で侵入。

ここでSTAのメンバーが全員集結しました。

埠頭にはズラッと海の幸を中心とした露店が並び、 花火大会を目的にやってきた見物客でごった返しています。

肝心のステージは海に延々と突き出している堤防入口に大型トラックを置き後部の荷台を開いた状態で簡易舞台にしています。

先月の浅草橋ライブと同じ手法。音響スタッフはもう何度も小樽ライブでお世話になっている方たちです。

STAのジャンル構成もパートも熟知済。

会場を仕切っている担当の方々は皆漁師なので写真でもわかるとおりステージ前方には大漁旗がズラッと派手に張り巡らされていて華麗です。

わざわざステージ左横にバンドマン用の控えスペースを設けてくれて(こちらから希望を出したのですが)STAは準備に取り掛かりました。

夕方から4つのライブが組まれていて、まず最初はソロシンガーの方が見事なトークと張りのある高音を活かしたボーカルでお祭りムードを演出してくれています。

シンのB・N・Pが2番目に演奏予定だったのですが、ギタリストのテツが自身が率いるMR,EKBの北運河ライブで前述の雨よけテント設置のため時間が押してしまい、こちらへの到着が遅れるとのことで、3番手だったSTAが順番入れ替えで2番目にステージに立つことになりました(シン本日2回目のライブ!)。

女性アナウンスの紹介を背に受けて脚立の階段(!)を上りいざ本番。

もちろん全曲がこだわりの初期シカゴで網羅されています。この信念に一切のブレなし!

***SET LIST***

1、INTRODUCTION

2、QUESTIONS67&68

3、SATURDAY IN THE PARK

4、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)

5、~TO BE FREE(今こそ自由を)

6、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)

7、25OR6TO4(長い夜)

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

SHIN・・・KB VO CHO

MITSU・・・TB PER

KEN・・・DR VO CHO

NOBU・・・G

MD・・・TP PER

ASAKI・・・TS PER

この日はSTA初お披露目のメンツによるライブ。

去年に続いて2度目の参加となるMDがトランペット、そしてあかり嬢のアルトサックスからバトンを受取りあさき嬢がテナーサックスで合流。よくよく考えてみたらMDとの初対面がちょうど1年前の小樽屋外ライブ・イベントだったのですね。

この2人を交えてのスタジオ練習は2度ほど。

しかも高島漁港ライブは直前に決まったから曲目を追っていくのもシビアだったかもしれません。

上空は怪しい雲行き、ベースアンプのコンセント接触不良も解決して、お得意の勢いで突入してみました。

ご挨拶がわりのオープニングは「イントロダクション」

去年の10月からずっと1曲目に居座っている貫禄のブラスロック。

ヒット曲でもなんでもないけれど今後しばらくはこのポジションが揺らぐことはないでしょう。

懸念していたテンポも無難に乗り越えてみたいだし、先月の浅草橋ライブで犯してしまったいくつかの事故もまったく姿を見せず開き直りのいい感じで仕上がっていました。

MDは自身のソロ後半ではスコアをめくりつつもトランペットをゆっくりグルグルと回して次に引き継ぐギターソロのノブを右手で指差してアピール。ミツもウッドブロックを手にしてビートを刻む。

決して良い状況での演奏ではなかったのに大したものです。やっぱり屋外で視界が高く広いステージは開放感があって大好きです。

細かいこと抜きに気持ちいい!

遠巻きに見ていた観客も徐々に前方に歩み寄ってきてノッテくれています。

マサは先月のワイヤレスによる混線トラブル回避のために10メートル・シールドを2本用意してプラグイン(1本はスペア)。

足元に絡みつくシールドが気になるけど順調に演奏はできました。

2曲目の「クエスチョンズ67&68」を開始したころに、無事テツも到着。ステージ前方の青いビニール・シートに座っている観客もこの新鮮な音にはご満悦。

エンディングのピアノによる残響音はオリジナルに対するシンのこだわりの現れ。

3曲目「サタディ・イン・ザ・パーク」は最も万人受けする文句なしの知名度NO,1。

イントロから飛び出す軽快なピアノの音色と独特のシンコペーションは幼い子供たちにも評判が良いそうではじまった途端に体全体でご機嫌な感情を表現してくれるそうです。

メンバー達も会場に向けて両手をあげて手拍子を猛烈アピール。

このステージ用に特別に用意した4曲目は久しぶりの「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン」からの3部作で、

「僕らに微笑みを~今こそ自由を~愛は限りなく」。構成が複雑でいついかなる時でも演奏しがいのある難曲。

これはMDもあさき嬢も認めるところです。

でもだからこそ完奏した時の快感がたまらない。この日も準備不足の割にはまあまあけっこうな出来映えだったと自負します。

ラストは定番の「長い夜」

そろそろ夕闇迫るムードではありますが、まだまだ夜という感じではないです。ところが沖から迫ってくる暗雲から時々走る稲妻がどんな照明効果よりも迫力満点。

我々ステージの後ろには大型イカ釣り漁船が優雅に通過していきます。

サングラス姿のノブがギターソロを繰り広げている最中、ブラス隊の3人はパーカッションを熱演。

温かい拍手を頂戴しました。

アナウンスがSTAの紹介とライブ終了と告げている間、シンはそのままステージに残って引き続き今度は「B・N・P」のはじまり。

シン3ステージ目!!。

迫力S・T・Aのお次はぐっと落ち着いた曲調のB・N・P。

このバンドは仲が良くてコミュニケーションがよくとれているということがこちら側にもよく伝わってきます。

その証拠にMR,EKBのバンド・メンバー達も応援に駆けつけてきてステージ正面で写真撮影をしながら常に声援を送ってくれています。

こういう空間を共有できるという喜びは何物にも代えがたい幸せそのものですね。

先ほどの北運河ライブにも負けないくらいのテツ「ブラック・マジック・ウーマン」での見事な火を噴くギター・ソロを終えてB・N・Pもステージを後にします。

ここでのトリは北運河ライブのトップでも紹介したサンライズベンチャーズ。このバンド、昼はオープニングで夜はフィナーレを飾ります、ご苦労様です。

午後8時から高島漁港納涼花火大会開始。

4000発以上もの花火が豪快に小樽の夜空を染め上げます。

S・T・Aはスタッフの皆さんに挨拶を済ませてきて昼間の北運河ライブ会場に逆戻りです。

今さっき来た道が、突然の豪雨のためにあたり一面が川のように雨水が流れています・・・・。

もうすっかり日も落ちたようで。

ライブ・レポートは「北運河サウンド・エナジー」に続く・・・。

 

SPECIAL THANKS TO・・・CETERA&MIKI&HITOMI&MR,AOKI&TETSU&MR,S&STUFF&B・N・P&MR,EKB&KIRIKO&KEI&FIRE BALL!!

 

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去年に続いての噴水広場ロック・コンサート!!

2013-08-18 13:39:28 | Live告知

2013,8,18(日)

北運河地域の運河公園を会場に、第2回~真夏の北運河サウンド・エナジー~を開催します。

国の重要文化財である旧・日本郵船小樽支店をバックにしてのライブ!!(クラフトフェスタIN小樽 併催)

入場&駐車場無料!!

住所:小樽市色内3-6北運河沿い

演奏時間帯 12:00~21:00

小樽は異国情緒溢れる素敵な港町。

このような貴重な建物があちこちに点在していて今現在も大切に保存されています。

8月17(土)~18(日)の2日間にわたって行われますがSTAは18日(日)の夜8時から出演します。さあてと、どのようなステージになるか今からワクワクものです。

そしてもちろん美味しい食べ物もね(´∀`*)

お徳用ドリンク&フードチケットあります。(2000円購入で2200円分のチケット!!)

購入の際にはメンバーまでお気軽にお問い合わせください。

 

STAのキーボード担当SHINのB・N・Pや、てっちゃん率いるMR、EKBなどなど続々とイカしたバンド達が登場しますよ!!

~真夏の~北運河サウンドエナジーvol.2

曜 日 時 間 バンド名 ジャンル 地域 出演回数
8/17(土)
   11:50-12:20 洋楽カラオケ
① 12:30-12:50 STRIPE ! J-POP 札幌 初出演
② 13:00-13:20 D・M・H オールディーズ オリジナルカヴァー 札幌 2年連続2回目
③ 13:30-13:50 北風PeePuu フォークソング 札幌 初出演
④ 14:00-14:20 ジャイアンリサイタル アコースティックスウィング 札幌 初出演
⑤ 14:30-14:50 NCR 昭和歌謡・'70ロック 札幌 2年連続2回目
⑥ 15:00-15:20 ワイプアウト GS 札幌 2年連続2回目
⑦ 15:30-15:50 オールディーズ☆バンド オールディーズ 小樽 初出演
⑧ 16:00-16:20 炎魂~TUBEDESS~ J-ROCK 小樽 初出演
⑨ 16:30-16:50 GRASS-STYLE 80年代のフォーク・ロック 札幌 初出演
⑩ 17:00-17:20 Raspberry J-ROCK 札幌 2年連続2回目
⑪ 17:30-17:50 いなり~ず JPOP 銭函 初出演
⑫ 18:00-18:20 REPMAKE 歌謡ロック 札幌 初出演
⑬ 18:30-18:50 Bblood ビートルズ、ロックンロール 札幌 2年連続2回目
⑭ 19:00-19:20 Overlap J-POP,Fusion,なつかしの曲 札幌 初出演
⑮ 19:30-19:50 ザ・パーティーズ いろいろ 小樽 2年連続2回目
⑯ 20:00-20:20 ChaChaMAX Power Pop 札幌 2年連続2回目
⑰ 20:30-20:50 蘭島発動機 J-ROCK 蘭島 初出演
8/18(日)
① 12:00-12:20 W ROCK(ARBカバー) 札幌 初出演
② 12:30-12:50 TreeChimes Jazz & Pops 札幌 初出演
③ 13:00-13:20 AXIA フュージョン 札幌 初出演
④ 13:30-13:50 Yuki & THE 万歳楽団 SWING 札幌 初出演
⑤ 14:00-14:20 蝦夷FUNK! FUNK 札幌 初出演
⑥ 14:30-14:50 Long Boys オールディーズ、洋楽ポップス 石狩 初出演
⑦ 15:00-15:20 Age-Old-Stars ロック・ポップス 恵庭 初出演
⑧ 15:30-15:50 だっちーず Jポップ 苫小牧 初出演
⑨ 16:00-16:20 B.N.P(Brand-New Pops) ポップス全般  札幌 初出演
⑩ 16:30-16:50 Mr.EKB ミスチルコピー 札幌 初出演
⑪ 17:00-17:20 RAD MACK Rock&Roll 札幌 2年連続2回目
⑫ 17:30-17:50 No Fuse Breakers Jロック 小樽 2年連続2回目
⑬ 18:00-18:20 プログレベンチャーズ インストVコピー 小樽 初出演
⑭ 18:30-18:50 くろもり オトナのロック 札幌 2年連続2回目
⑮ 19:00-19:20 GOLD LIST J -ROCK 小樽 初出演
⑯ 19:30-19:50 NOBBYS 70’ROCK&POPS 札幌 2年連続2回目
⑰ 20:00-20:20 the sapporo transit authority (S・T・A) ブラスロック 札幌 2年連続2回目
⑱ 20:30-20:50 HOT WAX Rock'nRoll 小樽 2年連続2回目


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急遽出演決定!

2013-08-18 01:32:07 | Live告知

 2013,8,18(SUN)

小樽・納涼高島漁港花火大会ライブ

STAは夕方5:30より出演。

場所は小樽市内から祝津方面に向かいホーマックの先、トンネルの手前です。この後、北運河ライブに直行です!

シンはこの日4ステージに登場!!

お問い合わせ

同実行委員会(小田)

090-4874-7654

 

 

18日(日)

高島漁港納涼大花火大会

【打上時間】 午後8時

【打上発数】 約3400発

 

【開催場所】 高島漁港(高島1丁目)

【アクセス】 中央バス「高島3丁目」下車

※イベント専用の駐車場はありません。

 

【問合せ先】 

高島納涼大花火大会実行委員会事務局

 

 

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CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY/SACRED GROUND

2013-08-15 03:05:05 | free form space

私は今、飛び上がりたいほどに興奮しています。

だってダニー・セラフィンのバンド「カリフォルニア・トランジット・オーソリティー」のセカンド・ニュー・アルバムが想像以上にぶっ飛びカッコイイのですから!

ミツはじめシカゴ・ファン仲間からも前もって評判は聞いていました。

「もろにシカゴだよ」

実際に次々に飛び出してくる楽曲を自ら身をもって体験してみた結果、お口あんぐり状態でリピート再生の日々です。

乱暴なようですが一言で説明しますとファーストは名刺がわりといった風合いで(これも優れた作品)80年代のフュージョン・テイストという感じの仕上がり。ところがこのセカンドは初期シカゴがダニーをそのまま在籍させて往年のブラスロック路線を維持したまま現代に引き継いだらこんなサウンドになりました!!てな感触。

開巻一発目から吹き荒れるブラスセクションは、間延びする間も遠慮もなく豪快そのもの。

もちろんリーダー、ダニーのドラミングは切れ味鋭くムチのようにビシビシバッシーン!とリズムを、フィルを叩きまくり決めまくり全体を引き締めます。

その腕前は衰えるどころか、ますますテクニカル&風格が増しているようです。

とにかくミディアムだろうがスローだろうが、一風実験的なインストだろうが一切ヒヨったりナヨった曲は排除されて硬派に徹しています。

リスナーにまで「おらおら、ボーッとしとらんでついてこいよ」と言わんばかりに、挑んでくるかのよう。ラストまでテンションあがりっぱなし。

こんな文句なしにイカシタCDが日本発売されないなんて一体どうなってんの?

全14曲収録。

1曲を除いてメンバーらのペンによる作品集。

ファーストはほとんどがシカゴのカバー集だったのに対して、今回はよりバンドとしてのまとまりを感じさせます。

3曲目にはノブが大好きなアル・クーパーの「I LOVE YOU MORE THAN YOU'LL EVER KNOW」(5:52)を採用。

アルバム中、ここが一番渋い場面、思わず唸っちゃいます。

12曲目にはシカゴⅪのLPでいえばA面ラストに収録されていてチャカ・カーンの客演も光っていたダニーと弟分ウォリンスキーとの共作「TAKE ME BACK TO CHICAGO」(6:25)をサンタナっぽいラテン調のバッキングでセルフ・カヴァー。

・・・・シカゴへ帰りたい~・・・なんて泣かせますね・・・・。

シカゴはⅪからのサード・シングル(EDIT VER)としてカットしてヒットさせています(日本未発売)。

ボーカルとしてビル&ウィル・チャンプリン親子が客演。

アルバム・デザインやロゴ、ライナーなどもファーストとは比べ物にならないくらいに豪華な仕上げ(写真はダニー直筆サイン入り)。

最近、こんなに鳥肌が立ったアルバムにはとんとお目にかかれなかったので衝撃メガトン級。

早く来日公演を実現させてくれて生のCTAを体験したいものです・・・・・。

 

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MID-SUMMER BLOSSOMS

2013-08-14 17:46:23 | free form space

カラパナ、海外シンガーによる達郎氏カヴァーときたので、活動再開記念としてサザン・オール・スターズのオール・バラード楽曲カヴァー集をご紹介します。

もちろん4人からなる海外スーパー・ボーカリストによるもの。

1991年の夏発表、10曲入り日本企画盤。

可愛らしいポップなイラストも印象的で中身もカラフル・テイスト満載。

英語詩は全てトミー・スナイダーが担当(ゴダイゴのドラマーです)。

アレンジはジェリー・ヘイ他。

演奏はラリー・ウィリアムス、マイケル・トンプソン、アル・マッケイ、ジェームス・ジェマーソンJR,ジョン・ロビンソン、カルロス・ヴェガ、ラルフ・ジョンソン、ルイス・コンテ他・・・。

曲タイトルも全て英語で表示されています。

ここではビルが3曲のリード・ボーカルを担当。

2曲目「MEMORIES OF HER(YaYaあの時代~とき~を忘れない)」、3:44、6曲目「SHA LA LA(シャ・ラ・ラ)」4:31、9曲目「ELLIE MY LOVE(いとしのエリー)」4:01。

他3人のボーカリストはフィリップ・ベイリー、マイケル・センベロ、レニー・ウィリアムス。

またこのアルバムからカン・コーヒーのイメージ・ソングとしてシングル・カットされたのがビルの「YAYA」、カップリングが「いとしのエリー」でした。

 

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