THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,71夕張 jazz spot FIVE PENNIES

2012-09-25 12:44:38 | Live Set List

第5回・ボタ山音楽祭(LIBERATION24)

9・23(SUN)

S・T・A PRESENTS

もう71回目を数えるのですか・・・・まったく回数を意識したことはなかったのですが自分でも改めてびっくりです。

この大所帯での特殊なジャンルをよくぞここまでってな感じですね。

はい!それではさっそくライブレポートのはじまり!!(けっこうここを楽しみにしている方たちがいるようで嬉しいなあ(´∀`*)

ようやく秋めいてきた北海道ですがここ夕張もちょっと前までは残暑が厳しかったようです。

これからの紅葉シーズン、夕張はとても美しい・・・なんて言葉では表現しきれないくらいに街一面が真っ赤に染まります。

そんな自然の中に当たり前に生活している夕張人って羨ましいです(大雪も半端ではないですが)。

居間でくつろぎながらの紅葉見物、都会人にとっては夢のようなお話。

港町小樽も魅力的だけど、山あいの中、質素に佇む夕張も古き良き昭和の香り漂ういつまでも忘れられない街です。

おっと恋の街、札幌もよろしくね。

 

去年11月以来の開催となりました「ボタ山音楽祭」

夏頃から「今年は夕張でやらないのかい?」なんて声も聞かれる中で、なんとかスケジュール調整しつつも5回目実現の運びとなりました。

コンセプトは毎度そのものズバリの「夕張」、出演バンドには必ず夕張在住、出身、関係者、もしくは炭鉱町ミュージシャンが在籍しています。

午後1時すぎにマスターはじめ各バンドマンたちが続々と到着。

今回出演の7バンドは全員がこのイベントの常連さん達なので気兼ねなく会話も弾みます。

準備が出来た順にリハーサル開始。

会場の真後ろは山、周囲も川や空き地なのでドア全開にしておいても誰からも苦情がきません。(文句を言うのはキタキツネくらいでしょう)

早くもお客さんがちらほらと入場してきたのでいつものように午後3時、マサの司会進行にてライブスタートです。

「ボタ山音楽祭」の記念すべき第1回オープニングに出演してくれたラ・フランスが帰ってきました。(ラ・フランスとは洋梨という意味。用無しに引っ掛けているそうです)

北海道のあらゆる場所を3人で遠征しているとのこと。

前回同様、今回も前日に夕張入りして例によって前打ち上げ(!)で大いに盛り上がったご様子。

かなり遅くまで飲み続けたようで3人とも2日酔い状態・・・。

トップバッターは青いオベーションを携えて美唄から駆けつけてくれたミノル君。(3人の中では一番熱心な練習の虫)

ちょいワルおやじ風にサングラス姿で口もきかずコワモテ気取りにいこうとしたそうなのですが譜面がよく見えないのでやめたそうです!

独特のコードストロークと渋めの歌声でオリジナルを披露。

けっこうプレッシャーのかかる1番手も余裕の表情でこなしてくれました。

2番手は芦別にて喫茶店「獏」(ばく)を経営しているサイショウ君。

この「獏」という店名は尊敬するフォークの神様、故・高田渡大先生が名付け親!

ギターのボディトップにも高田氏の直筆サイン入り。

中島みゆき譲の「ファイト」、ニッティグリッティダートバンドのヒット曲に加えて、リハ中にふとひらめいて急遽導入した「横浜ホンキートンクブルース」(ゴールデンカップスのギタリスト、エディ藩・作曲、俳優の藤竜也・作詞、内田裕也や松田優作等も歌っています)を一部夕張に歌詞を絡めての熱唱。味わい深い唄を聞かせてくれました。

ちなみに彼は高校時代、マサ&ケンジの隣のクラスでした。

途中からユウジさんが合流してそのままバトンタッチ。

ラ・フランスの最後は夕張フォーク界の重鎮、ユウジさんがしめてくれました。

軽妙なトークを交えつつも(映画やロリータギャグ、ラ・フランスオヤジ徘徊ツアーの事など)酒の飲みすぎで具合が悪いので短めな曲を次々と披露。

本当にあっという間に1曲が終わっちゃう!

いろいろと臨機応変に秘密兵器を持っていらっしゃる。

でも決めるところはさすがに確実に決めていただきました。

加川良のナンバーから最近国営放送で流れている「花は咲く(前夜の酒宴時にも練習したとか)、オリジナル「少女」「家族」他・・・

数年前からずっと続いているラ・フランスツアー、お名前を見かけたら気軽に声をかけてあげてください。

4番手はますます成長著しい最年少コンビ「はる」(アコースティックギター&ボーカル、パーカッション)

トリオから2人編成になったそうですが全曲オリジナルで元気いっぱい、若さ弾けるステージを展開。

お友達もけっこう応援に駆けつけてくれて嬉しい限りだね。

ギターのノイズトラブルで開始がちょっと遅れましたがラ・フランスが余裕を持って終了してくれたのでノープロブレム(皆アコースティックソロなので入れ替えに時間を要しないのだ。また他の出演者の方たちがセッティングやアドヴァイスを迅速にしてくれました)。

結成当初から多くの人たちが「はる」を見ていますがその度に洗練度が増しステージングにも努力のあとが伺えて感心するばかり。

今後も期待大です。

「桜色のキャンバス」「ヴィクトリー」そしておなじみ「スタート」他・・・アンコールはノリノリ「スマイル」

ポップテイスト弾ける個性豊かな楽曲群は何度聴いてもナイスです。

最新自主制作CDも積極的に会場で売りさばき(豪華パッケージには直筆サイン入り)写真撮影にも応じていました。

また「はる」主催のライブイベントを夕張・道の駅前にある「夕張武道館」(!!)で行うそうでタイバンも募集していました。

成功を祈る、( ゜ー゜)ノ)"ガンバレ

夕張市内外でも活動中でコミュニティラジオにも出たりで夕張音楽界活性化に尽力しているのです、頼もしいなあ。(マサはライブに初めてチューナーを忘れてしまい「はる」に借りました。サンキュウ。しかし今のチューナーって機能性抜群なんだね、新しいのを買おうかな)

と、ここまでは全てアコースティック系ミュージックでしたが5番手は北高OBによる「BLOODY」です。

今までこのバンドは5人編成のヘヴィーメタルだったのですが今回は特別バージョンでインストとバラードの2曲のみでギリギリ滑り込み参加。

こういうサウンドも鳥肌が立つくらいに引き込まれてしまいます。

チープトリックの黒Tシャツを着たギタリストが「オーヴァー・ザ・レインボウ」、ゲイリー・ムーア作の涙が出るくらいに美しくも悲しい「サンセット」で泣かせてくれます。

ピアノ&ヴォーカルが加わってビートルズ「ザ・ロング&ワインディングロード」

これがまたお見事でした。

ハイトーンヴォーカルを駆使した展開に拍手。

でもやっぱり2曲じゃあ会場が消化不良気味。

そこで機転をきかせて以前に「アコースティックブラッディ」で出演したときのザ・ビートルズ「ノルウェーの森」をさらっと演じてくれました。

さあ!お次に控えしは北海道カントリー界の大御所「ディーン」さんです。

テンガロンハット姿も粋に余裕綽々、いぶし銀百戦錬磨の舞台進行は全てがとても勉強になります。

ディーンさんはピッキングが強いため、すぐにチューニングが狂っちゃうそうで、まめにペグをいじりつつも客席にはつねに飽きさせることもだれさせることもなく曲と曲のつなぎをしっかりとストーリー仕立てにMC設定しているのです、1秒のムダもなく。

これは台本にして「よし!」と簡単に取り組めるものではなく、やはり長年の熟練の技があってこそ、その場の空気を読んで巧みに柔軟にこなせるというものです。

レパートリーも洋楽、邦楽をバランスよく配置して北海道出身の高石ともやの「私に人生があるのなら」、浅川マキ、十八番のスタンダード「テネシーワルツ」「カントリー・ロード」(手拍子も自然におこりました)、レイ・チャールズ「ジョージア・オン・マイ・マインド」、当然アンコールも含んで名曲「心の夕張」・・・・。

傍らにはマネージャーのやはりテンガロンハットがいつもお似合いのメリーさんがタイムキーパー&カメラウーマン役(時にはダンサーも)を務めていました。

 

流れとしては爽やかなアンプラグドコンサートともいえるような内容できましたがここでこの日、1番異質で大所帯でやかましくも賑やか、1度見たらあらゆる意味で忘れられないバンド、STAの順番がやって来ました!!

 

***SET LIST***

1、SUPER STITION(迷信)・・・STEVIE WONDER

2、~I WISH(回想)・・・STEVIE WONDER

3、FREE FORM INTRO:PART2

4、~DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO

5、THAT'S THE WAY・・・K・C&THE SUNSHINE BAND

6、CANNON(聖典)・・・CHICAGO

7、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

8、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE

9、VEHICLE・・・IDES OF MARCH

===ENCORE===

10、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

MITSU・・・TB

KENJI・・・DR CHO

KOH-CHAN・・・TS

SHIGE・・・TP

SHIN・・・KB

NOBU・・・G(GOHEI BAND)

F-KING・・・VO TS(GOHEI BAND)

TATSU・・・TP(GOHEI BAND)

===GUEST===

ZEN-SAN・・・TB

RAPPAFUKI-SAN・・・AS

STAはこの夕張入りに際しては思い入れもひとしおで力が入るというものです。

だからちょっと趣向を凝らして特別バージョンで望んでみました。

まずクラップスホール以来のコーチャン!

再入院、再手術を経て退院したばっかりのシゲもぶっつけ本番で合流。

他にも夕張演奏初体験組が数人。

同じ炭鉱町出身のシンも早々に会場入り。

そしてもうお馴染みのSTAファミリーバンド「吾平バンド(EW&Fカバー)」3人が合体しました。

まあノブはSTAのギタリストだし、タツもここのところはご一緒続き。

驚愕のF-KINGがフル参加で歌って吹いて踊ってくれました(STA初のサックス&リードボーカリスト!)。

ステージ衣装も純白のジャケットがまぶしいくらいに光り輝いています(私も合わせてくればよかった)。

やっぱりフロントセンターで熱唱するんだからこうでなくっちゃあ観客席に対して失礼だよねえ。

STA歴代のヴォーカルはほとんどがGパンにTシャツ。

はたまた下っ腹の突き出たサラリーマン風のお姿で加齢臭を振りまかれてはたまったものではありません。

いずれにしても以前からF-KINGとは「機会があったら是非ともジョイントしようぜ!!」と誓い合った仲。

やっと実現の貴重な一日となりました。

嬉しいなあ。

ベース、ドラム、ホーンセクションがいるバンドはSTAだけで相当に浮いた存在(まあいつもそうですが)

野郎どもがずらっと横一列に9人並んだ図はやっぱりもうそれだけで圧巻。

ファイブペニー新参者達も心底このシチュエーションを満喫。

メンバー全員スタンバイオーケーの確認をとってマサの第一声

「お待たせしました!・・」と言い始めたとたんに会場のあちこちから口笛に拍手、完成が沸き起こります。

「WE ARE S・T・A!!」

ケンジのタイトで跳ねまくりのドラミングに導かれて軽快なステップでカウンターから客席中央をまっすぐに颯爽と現れたF-KING。

「さあ!皆さん、ノっていきましょう!!」

この一言でますますヒートアップ。

当初F-KINGはハイトーンに多少の不安を抱えていましたがなんのなんの十分にシャウトしまくってましたよ。

本番に強い男さ。

またよく動いて踊りまくります、この男。

ただむやみやたらにダンスするのではなく(これではカッコ悪い、むしろじっとしていたほうがマシってなもの。)

自然に曲に溶け込みリズムをエンジョイ、グルーヴまでをもかもしだしているではないですか。

歌唱中も手の平で色々な表情を演出、たいしたものです。

スティーヴィー・ワンダー・メドレーのエンディングに差し掛かった部分、マサの「1・2・1・2・3・YEAH!!」カウントからF-KINGはボーカルからテナーサックスにチェンジしてブラス隊と合体。

5人が吹き鳴らすサウンドは文句なしにカッコイイ。

ミツも言っていたけどここ私の大好きなシーンです。

でもその次の部分に出てくる変則ブレイクの連発はちょっと残念な結果に。(あんなに練習したのに・・・)

そこはそれでしっかりと安定したプレイヤーが牽引したので事なきを得ました。

マサ最初のMC中、恒例のおひねり(!!)も受け取りシンによる新たなるピアノソロ。

華麗なるその旋律に徐々に拍手が沸き起こります。

そしてSTAお気に入りのシカゴナンバーにつながるはずがスネアトラブルで一瞬旋律が走る・・・。

この曲ではマサがF-KINGからリードボーカルを受け継ぐ。

イントロのメロディアスでハリのあるタツによるトランペット、エンディングではミツによる貫禄のトロンボーンソロ。

何度聴いても演奏してもよく練られた楽曲だなあ・・・と惚れ惚れします。

F-KINGからこの日MCで、初めて聞いたのですが彼の父上も夕張とは何かと縁のある仕事をしていたそうでよく訪れていたそうです。

そして久々のディスコナンバーは吾平に対する友好の証。

事前にみっちりとF-KINGに鍛えられたハーモニー・・・。

「皆さん、これからの展開に期待してください。完璧なコーラスが聞けますよ(´∀`*)」とガッツリプレッシャーをかけてくる・・・・。

案の定、歌いだしたらイントロでストップがかかった。

ココの部分も一生懸命に練習したんだけどなあ・・・・。

STA初の本番演奏ストップ。

でも会場ではあちこちで踊り狂う人続出。

ビデオ撮影している人もカメラマンも飲食している人も一緒にダンシング。

いい光景だ。

ステージ前方中央には地元の若干14歳のギター少年もライブ鑑賞。

「かっこいいですね。最初はビックリしましたが」とその迫力に衝撃を受けたみたい。

(ライブ後はノブに楽器の質問をしていました)

ミラーボールワールドから一転してムードは厳かなる曲へと。

STAがこの曲を演奏したのはいつのことか思い出せないくらいです。

ただ確実に言えることは悲惨だったということ。

シカゴの1分ほどのファンファーレ風ナンバーを5管編成でお送りしましたがお見事の一語。(Ⅲの最後に収録されていジェームス・パンコウ作「エレジー」組曲の第2楽章)

昔とは雲泥の差。

あの時には起こらなかった拍手がそれを証明しています。

間髪いれずシンがあのあまりにも有名なピアノのイントロを弾き出します。

皆で手拍子。

もう誰でも知っている曲なので銘々が思い思いにステップを踏んだり口ずさんだりしています。

F-KINGも言っていました。

「STAっていいなあ!クセになりそうさ」

どうぞ思う存分に病みつきになって頂戴。

F-KINGが次の曲についての歌詞解説。

あれ・・・?スタジオで言っていたこととはちょっと方向性が違うんじゃあないの?(*゜▽゜*)

まあ細かいことはどうであれノブ念願のリクエストがここにきて実現。

チェイスはこのメンツにとってはうってつけのナンバー(エンディングのドラムフィルインもタメの効果が成功)

会場中もすっかりと出来上がっています。

問いかけにもあちこちからにこやかに「ウンウン」の表情。

笑いの絶えないメンバー紹介でファイブペニー名物ゲストが2人参上します。

ゼンさん&ラッパ吹きさんです。

先輩達が加わればもうこれしかないでしょう「ヴィークル!!」(ここから11人編成)

店内がひとつの塊と化しノブのギターがエモーショナルに火を吹きあっという間にフィナーレ。

当然アンコールの声。

マサがふざけて「何?え??聞こえないなあ・・・」と言ったら客席からカメラマンTAMAが前に出てきてマイクに向かって大声で「アンコール!!!」

彼は高校時代のクラスメートなのです。

火の暮れるのが急激に早まり窓の外は漆黒の闇。

「まだまだいかした長い夜は続くぜい!25OR6TO4!!!」

ノブ&F-KING&マサ三位一体の絡みは絶妙、ブラス隊も持てる力の限り余力残すことなく一切の手抜きもなく吹き荒れる。

F-KINGはプレイヤーがソロコーナーに突入すると必ずリスペクトを込めて愛称でアナウンスします。

これは歴代STAヴォーカルにはなかった現象(余裕がなかったのでしょう)

隅々にまで気配りが行き届いています。

2番目のコーラス部分ではF-KING&マサがローリングストーンズはたまたエアロスミスばりに1本のマイクでハモリます。

何一つ事前にこういった動きに関する打ち合わせはないのですが(いつもだけど)ギクシャクすることなくスムーズにはまりまくりますね。

上手下手の話ではなくこういったステージングというのは長年の経験や勘の鋭さ、機転がものをいいます。

大袈裟に言わせてもらえばケミストリーが生まれる事も。

ラストはベースのネックをシンバルスタンドにこすり付けてシンバルを蹴り上げジャンプして終了!

シンもグランドピアノを興味深げに弾いてインスピレーションを研ぎ澄ましていました。

シゲもリハビリ中なのに駆けつけくれて感動したよ。

ゼンさん&ラッパ吹きさん、御多忙の中、毎回無理難題に付き合ってくれて感謝

いたします。

再度のアンコールがかかるもネタ切れでごめんなさい・・・・。

全出演バンド、ファイブペニーそして観客の皆さん,ありがとうございました。

プチ打ち上げの場でマスターが振舞ってくれた豪華な料理も皆が「美味しい!」と舌鼓を打っていました。

ブラッディのメンバー全員が意外なことにSTAライブ初体験だそうでやはり「凄いですね!」と言ってくれました。

マサは会場外の木製階段を昼に踏み外してしまい右足首を捻挫。

でもライブ中はまったく忘れていて帰宅したらぼっこり腫れていました(ただいま湿布中)

バスドラやシンバルに足をかけすぎてクツも傷んでしまった・・・。

ケイスケ君、君の好きなドリームシアターは聞けなかったけれど楽しめたかい?

次は久しぶり、札幌にSTAが帰ってきます。

その前日はシカゴの東京国際フォーラム来日公演だあ!!!

SPECIAL THANKS TO・・・IKU&HITOMI&TAMA&KEI&TOMO-SAN&MASAKI&YUKARI&EDAMAME&CURRY-RICE&POTATO-SALAD&OHINERI&MERRY&KARAAGE&BEER&COCA-COLA&HIDE-SAN&TONARINO-JUNCHAN&TABIGEININ&GO!HEY!BAND&OOSAKI-PHOTOBOOK&BARIKOH!!!

DEDICATED TO THE IMMORTAL SPIRIT OF KEISUKE

 

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黒ダイヤの街へGO!

2012-09-23 05:54:33 | Live告知

9月23日(日)

ジャズ喫茶「ファイブペニー」

five pennies~coffee lunch&jazz(駐車場有)

〒068-0424

夕張市千代田25番地2(髄道峠のトンネル出てすぐ右に曲がり、旧・千代田中学校手前を左折、橋を渡って坂手前を右折したら可愛い黄色いログハウスが見えます!そこです)

tel 0123-56-6650

fax 0123-56-6650

入場料1200円(1ドリンク付き)午後2時開場  午後3時開演  

STAマサによる司会進行付き

the sapporo transit authority企画(ボタ山音楽祭♪)

恒例の夕張関連、出身、在住のミュージシャン、バンドが多数出演するこのイベントも5回目を迎えます。

ジャンル、世代は一切無視。

キーワードはそのものずばり「夕張!!」です。

回を重ねるごとに、ドンドンとスケールアップ、満を持しての開催決定であります。

今回も物凄い数のバンドが集結予定!!

出演バンド(順不同)

1、the sapporo transit authority(STA)・・・シカゴ等のブラスロック(ゼンさん&キミさんゲスト!)

2、はる・・・参加最年少の爽やかコンビが今回も楽しいステージを披露してくれます。

3、皆川祐爾・・・夕張フォーク界の重鎮が味わい深い舞台を用意してくれます。楽しいほのぼのトークも満喫 してください。

4、西正伸之・・・芦別の吟遊詩人、久々の登場!(同級生ツカサとのコラボが実現!!)

5、ディーン柴岡・・・夕張が生んだカントリー界の大御所、渋いウェスタン・ワールドに思う存分酔ってください

6、山田稔・・・ラ・フランスから久しぶりの参入。美唄市からこの日のためにギター片手に駆けつけてくれます。

7、BLOODY・・・北高OBによるロックトリオ。インスト&ビートルズ・カヴァーを演奏。

他・・・・・

 以降、決定次第続々とアップしていきます!!!

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YAMAHA PIANO

2012-09-20 14:58:21 | 楽器館

40年以上前に購入した黒のアップライト。

年に2回、ちゃんと調律してもらっています。

これで「サタディ・イン・ザ・パーク」「素直になれなくて」を弾けるようになるのが夢です。

シンちゃん、教えてね(´∀`*)

MASA

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芸術は長く人生は短し

2012-09-19 20:08:43 | リハーサル

涼しくなってきたなあ・・・と思い始めた途端に9月記録破りの残暑。

一体どうなっているんだろ?(まあ大雪よりいいけどさ)

ところでシゲは無事に退院しました、おめでとう!

近日中にSTAに現れますよ、お楽しみに。

 

リハーサル開始前にスタジオロビーにて秘蔵映像鑑賞会。

ジミヘンドリックス&エクスペリエンス、ショッキングブルー、フォーカス等を堪能。

 

夕張ライブに向けて8人の男どもが集結。

半分がブラス隊なんだけど本番当日にはもっと人数が増えるよん!

今回のリハーサルは小樽北運河ライブからけっこう期間があったので濃縮な内容で実に勉強になりました。

メンバーも例によって前回からかなりの入れ替わりがありそのへんも新鮮。

まずはキーボードの音量バランス調整とモニターバランス試験(どうもハウリング気味・・・)

タツは管楽器専門誌を購入してきたらしくその中のチェイス特集のページを開いて綿密にミツと真剣な表情で最終チェック。(その合間にあの衝撃的インスト「オープンアップワイド」を密かに譜面と睨み合いながら吹いていた!ライブインジャパンのオープニングがそうとうに衝撃だったのかな(^O^)

コーチャンが重要視しているエンディング転調部分も何度か確認。

4人も管楽器が吹き荒れる様は壮観です。

そこで添付写真はチェイスの貴重な大型ポスター。

これ1枚しか持っていませんがチェイスのポスターって見たことないなあ(レコード会社のプレゼント用非売品。ノブからはBS&Tの紙ジャケ1,2,3発売情報入手。本人はそれ以降のも希望しているようです。ちなみにノブのBS&Tお気に入りは1ST。マサは定番の2NDに決まりさ)。

マサ&F-KINGとでピッチが早まる要因を話しているとミツが「16だからだよ・・・」

シンはピアノソロを新調。

これがまた憂いを含んだ美しいメロディ。

次回は是非ともこれを発表してね!とマサはリクエスト。

「もう今までのは飽きてきたんでちょっと細工を」とシンはクール。

まだまだ隠し球を持っていそうですね。

ほかの曲にも鍵盤ワークは益々冴え渡っているし。

そしてこれも非常に大切な箇所でMCの振り分けをF-KINGとマサとで数回の話し合いで決定。

コーラスもF-KINGの指導のもと頑張ったけどけっこう難しいねえ・・・何とか掴めかけてはきてるんだけどさ。

F-KINGもさすがにピーターのキーの高さには四苦八苦。

新しいミュージシャンが合流すると今までにはなかった考えが唐突に飛び出してきて目からウロコです。

STAは毎月のライブを惰性に流されることなく必ず若干の課題を提示して(時には無理難題も!)それを突破するのを目標に邁進してきました。

たまにはしくじることもあったけど、成功、さらには予想以上にクリアした時の喜びは計り知れないものがあります。

さあ、今回のライブ、鬼が出るか蛇が出るか。

これがまた快感、スリリングでたまらないんだよね!!

 

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バイキンマン&カビルンルン

2012-09-12 21:39:52 | リハーサル

いつもいつもSTAブログに遊びに来てくれている皆さん、ありがとうございます。

最近なにげに訪問者、閲覧数を覗いてみてそのカウント数の多さに驚いています。

今後共、メンバー一丸となってシカゴ&ブラスロックの普及に益々意欲的に取り組んで頑張っていきますのでよろしく。

 

さてシゲの近況報告。

再入院、プレート除去手術も無事に終了、近日中にでも退院の運びとなりそうです。

そしてヤスは年明け早々に復帰しますよん。

 

先月、ライブ出演した小樽・北運河サウンドエナジー会場、国の重要文化財が図書館として撮影に使用されていた映画「ラブレター」を久しぶりに観ましたがみぽりんが可憐でいいですね。

ラストに思わずほろっとしてしまいました。

北海道の雄大な自然とピアノの旋律も重要な位置を占めていて、なるほどこれなら韓国映画&ドラマに多大な影響を与えてロケ地を訪れる人たちが今も絶えないというのも頷けます。

 

STAリハ前に最近は早めにスタジオ到着してロビーで映像鑑賞をしています。

今回はマサがケンジに貰ったサイモン&ガーファンクル「セントラルパーク復活ライブ」

スティーブ・ガッドが叩いているあれです。

ポールがソロで歌っているとき、変な奴がいきなりステージに乱入してわけのわからないことを喚き散らして一瞬、ポールが凍りつくシーンは何度見てもひやっとします。

札幌ドームで見た奇跡のコンサートが鮮明に蘇ってきます。

ノブはこのソフトをレーザーディスク(!?)で格安入手したとか。

店長曰く「私がソロ来日で見たポールの時よりこっちのほうが髪の毛が増えてる・・・」。

 

写真はタツのトランペット・ケースに仲良く並んでいたマスコット・キャラクター。

この度、久しぶりにあのコーチャンがやって来ました。

健康的に日焼けしてね。

タツもコーチャンもフィジカル面では強靭なので早速開巻強烈なシカゴナンバーで幕開け。

シカゴ来日記念ということで大サーヴィス(?)。

リハーサル2時間の中盤&ラストと合計3回もカマしちゃったさ。

何度演奏しても飽きるどころかその魅力にどんどんとはまっていっちゃう、そして新たな発見が未だにあるという魅力的な曲。

しかしこいつはじゃじゃ馬だから一筋縄ではいきません。

ちょっと気を抜いていると一瞬で足元をすくわれてしまうんだから。

イントロはカーネギーホール・ヴァージョンでしっかりと再現してくれてるノブ。

そうとうに聞き込んできたね。

タツの美しい憂いを秘めたトランペットソロ、そこから

徐々にヒートアップして溜め込んだマグマが爆発するかのごとく圧巻のギターソロを展開するノブ。

シンもピアノとハモンドサウンドを巧みに使い分けて彩を添えています。

もうこの曲1つとっても語りだしたら止まらないくらいンバー達の思い入れたっぷりの魅力満載です。

そうかと思えばシカゴのファンファーレ・インストはコーチャンが真剣に分析して数回タツと演奏。(それがみるみるうちにまとまっていく!)

今まで、ミツ&タツ、F-KING&ミツ&タツ、ミツ&F-KING、タク&ミツ&タツ・・・と色んなバージョンが続いていましたがこれらのメンツが全て合体したときにどのような姿を現すのか想像しただけでノブ&マサはゾクゾクしちゃいます。

シカゴのCDもライノからの発売になってから鮮明な音像が実現して今まで聞き取りが難しかった部分も驚く程分離が良くなっています。

ノブ&マサもテリーのギターでいくつかの発見をしてきて大喜び。

1曲の中でマサとケンジがリードヴォーカルを交互に分け合う曲が自然にまた1曲増えたね。

しかしF-KINGから与えられた課題のコーラスパートには四苦八苦。

ケンジはノブからギターでコードを流してもらってその時に備える。

あとは歯切れよく歌って完成だあ。

シンのキーボード進化はまだまだ続きます。

今まで、マサとノブのみで奏でていたリフ部分もシンが加入してきたので数倍の化学反応を起こしています。

左横でのシンのプレイを見ていても「なるほどなあ」と感心、右横でのタツによる相変わらずのお見事ハイノートトランペットには「いつ聴いても強烈・・・!」

どいつもこいつも凄い奴らです。

 

後片付け後はマサとシンの恒例シカゴのコアな楽曲話。

今回は「欲しいのは君だけ」ヴォーカルはボビーだったの!?

あのドスの聞いた声は普通ならテリーだと思うよね。

「愛しいお前」も同じ唱法でボビーくん頑張っています。

1973年来日公演でも演奏していますがあの時はまだ新曲扱いのためタイトルが違います。

(1973年シカゴ札幌公演にはまだ知り合っていないマサ&ケンジ&シンが同じ会場にいました)

シンが感動したのはそのボビー作「ハッピー・コウズ・アイム・ゴーイング・ホーム」で聞けるテリーのアル・ディメオラばりの流麗な鬼のピッキング・ギターソロ。

その他にもシングルのB面曲当てクイズ。

組曲のうんちくなどなど・・・・

さあ!次回が夕張に向けての最終リハーサルだよん!!

 

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解体ショー

2012-09-05 13:43:16 | リハーサル

先週、沖縄よりも札幌の方が暑くて参った日もありましたがもう少しの辛抱です。

今年は1月のピーター・セテラ単独公演を皮切りにシカゴ界隈が賑やかです。

50周年記念ビーチボーイズがアメリカをゲストに伴って黄金期メンバーでの奇跡の来日(バンドリーダーはおなじみのジェフリー・フォスケット)。

そしてDVDシカゴ・イン・シカゴの発売

「35」レコーディング突入情報。

「ライブ・イン・ジャパン」「ホンク」紙ジャケCD国内限定発売。

恒例のボビー・コールドウェル来日公演。

11月には再度デヴィッド・フォスター&フレンズの一環としてピーター・セテラ来日。

期間限定受付販売「シカゴ・バックステージパスDVD」(120分収録)

極めつけはアジアツアーの中での正式発表「シカゴ・ジャパン・ツアー2012」!!

10月20日(東京)、22日(大阪)、24日(新潟)です。

もうこうなったらサンズ・オブ・チャンプリン、カリフォルニア・トランジット・オーソリティーも来て欲しいなあ・・・・(´∀`*)。

 

9月に入ってからの初STAリハです。

早めにスタジオロビー入りして今回はMASA秘蔵のザ・オールマン・ブラザース・バンドのライブ映像鑑賞。

MITSUは椅子に腰掛けて本棚から音楽雑誌を手に取りシカゴのライブフォトをペラペラとめくりながら(たぶんⅩの頃)「ジミーはこの頃からキングを使ってるんだね」

MASAはその写真を見ても何・・・のことやら・・・???(トロンボーンがわずかに写ってるだけなんですから)

「管の形を見たらわかるよ」「ピーターやテリーの楽器がフェンダーのプレベ、テレキャスターなのはわかるんだけどなあ」「あ!それはわからない(´∀`*)」「あははは」

餅は餅屋ですな。

 

スタジオの床にミツとF-KINGが自分の愛器を並べてオイルやグリスをつけお手入れタイム。

ミツは「まだまだバラバラになるよ」

F-KINGはストラップ、さらにはリードケースも公開。(リードは緑箱のバンドレン。番号はちょっと柔らかめの2,5)

そのリードケースの材質にノブが異常に反応を示して 手に取りしげしげ。

各人興味の対象がサマザマなのが面白いところ。

F-KINGはヤマハテナーの他にソプラノサックスも持っているそうです。

練習しながらスティーヴィー・ワンダーの天才マルチプレイヤーぶりが話題に。

シンも「迷信」のドラマーがスティービー・ワンダー自身だと知りビックリ。

そのシンも練習回数を重ねるに従って益々キーボードさばきに磨きがかかってきました(本人はまだまだ納得がいかないご様子だけど)。

いつもの練習なら休憩をはさんで二ステージくらいこなしちゃうんだけど今回はじっくりと1曲1曲をチェックしながらの進行。

特にF-KINGから鬼の指導(!?)が入りコーラス猛特訓。

シンも鍵盤で各コーラスパートの音を出して皆でそれを聞きつつ何度も演奏。

う~~~ん・・・難しい・・・。

ここまで徹底してのコーラス・ダメ出ししたボーカリストは初だ。

(そういえばシカゴⅤからコーラスがぐっと緻密になったんだよね)

F-KINGの確認事項はまだだ続いてシンコペーションの箇所、テンポ、譜面が薄くて五線がよく見えないこと(これはミツからニュースコアをもらい解決)、韻をふんでないところの歌いこなし法、ボーカルキーの高い箇所の対応策。

それまで彼はシカゴの曲を「なんでこういう方向に進行するの?どうしてこのコードの流れなの?このリズムの展開って・・・?理解に苦しむ曲作り・・・」と頭を抱えていたんだけど遂に光明がさしたようで「なるほど!わかったぞ!!」とつきものがとれたよう。

そうだ、ミツも「シカゴはプログレだ!」と言ってたけどある面では当たりだね。

そのミツがノブに「今日のギターサウンドはずいぶんとヘヴィーだね」

マサも「あ!テレキャスじゃあなくストラトだ!!」

F-KINGも「新しいギター買った?」(いえいえそうではありません)

いつもシカゴのファンファーレ・インストはトロンボーン&トランペットで練習しているんだけど今回はトロンボーン&テナーサックスの二管でトライ。

それがまったくの別物に聞こえるから不思議。

三管ががっちりスクラムを組んで初めて主旋律が成立するそうで(厳密に言えばトロンボーンのみ2管)全員思わず「勉強になります」

というわけでこの度のリハーサルはいつもあまり使わない脳みその部分を活用したような気分さ!!

コメント (2)
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