第5回・ボタ山音楽祭(LIBERATION24)
9・23(SUN)
S・T・A PRESENTS
もう71回目を数えるのですか・・・・まったく回数を意識したことはなかったのですが自分でも改めてびっくりです。
この大所帯での特殊なジャンルをよくぞここまでってな感じですね。
はい!それではさっそくライブレポートのはじまり!!(けっこうここを楽しみにしている方たちがいるようで嬉しいなあ(´∀`*)
ようやく秋めいてきた北海道ですがここ夕張もちょっと前までは残暑が厳しかったようです。
これからの紅葉シーズン、夕張はとても美しい・・・なんて言葉では表現しきれないくらいに街一面が真っ赤に染まります。
そんな自然の中に当たり前に生活している夕張人って羨ましいです(大雪も半端ではないですが)。
居間でくつろぎながらの紅葉見物、都会人にとっては夢のようなお話。
港町小樽も魅力的だけど、山あいの中、質素に佇む夕張も古き良き昭和の香り漂ういつまでも忘れられない街です。
おっと恋の街、札幌もよろしくね。
去年11月以来の開催となりました「ボタ山音楽祭」
夏頃から「今年は夕張でやらないのかい?」なんて声も聞かれる中で、なんとかスケジュール調整しつつも5回目実現の運びとなりました。
コンセプトは毎度そのものズバリの「夕張」、出演バンドには必ず夕張在住、出身、関係者、もしくは炭鉱町ミュージシャンが在籍しています。
午後1時すぎにマスターはじめ各バンドマンたちが続々と到着。
今回出演の7バンドは全員がこのイベントの常連さん達なので気兼ねなく会話も弾みます。
準備が出来た順にリハーサル開始。
会場の真後ろは山、周囲も川や空き地なのでドア全開にしておいても誰からも苦情がきません。(文句を言うのはキタキツネくらいでしょう)
早くもお客さんがちらほらと入場してきたのでいつものように午後3時、マサの司会進行にてライブスタートです。
「ボタ山音楽祭」の記念すべき第1回オープニングに出演してくれたラ・フランスが帰ってきました。(ラ・フランスとは洋梨という意味。用無しに引っ掛けているそうです)
北海道のあらゆる場所を3人で遠征しているとのこと。
前回同様、今回も前日に夕張入りして例によって前打ち上げ(!)で大いに盛り上がったご様子。
かなり遅くまで飲み続けたようで3人とも2日酔い状態・・・。
トップバッターは青いオベーションを携えて美唄から駆けつけてくれたミノル君。(3人の中では一番熱心な練習の虫)
ちょいワルおやじ風にサングラス姿で口もきかずコワモテ気取りにいこうとしたそうなのですが譜面がよく見えないのでやめたそうです!
独特のコードストロークと渋めの歌声でオリジナルを披露。
けっこうプレッシャーのかかる1番手も余裕の表情でこなしてくれました。
2番手は芦別にて喫茶店「獏」(ばく)を経営しているサイショウ君。
この「獏」という店名は尊敬するフォークの神様、故・高田渡大先生が名付け親!
ギターのボディトップにも高田氏の直筆サイン入り。
中島みゆき譲の「ファイト」、ニッティグリッティダートバンドのヒット曲に加えて、リハ中にふとひらめいて急遽導入した「横浜ホンキートンクブルース」(ゴールデンカップスのギタリスト、エディ藩・作曲、俳優の藤竜也・作詞、内田裕也や松田優作等も歌っています)を一部夕張に歌詞を絡めての熱唱。味わい深い唄を聞かせてくれました。
ちなみに彼は高校時代、マサ&ケンジの隣のクラスでした。
途中からユウジさんが合流してそのままバトンタッチ。
ラ・フランスの最後は夕張フォーク界の重鎮、ユウジさんがしめてくれました。
軽妙なトークを交えつつも(映画やロリータギャグ、ラ・フランスオヤジ徘徊ツアーの事など)酒の飲みすぎで具合が悪いので短めな曲を次々と披露。
本当にあっという間に1曲が終わっちゃう!
いろいろと臨機応変に秘密兵器を持っていらっしゃる。
でも決めるところはさすがに確実に決めていただきました。
加川良のナンバーから最近国営放送で流れている「花は咲く(前夜の酒宴時にも練習したとか)、オリジナル「少女」「家族」他・・・
数年前からずっと続いているラ・フランスツアー、お名前を見かけたら気軽に声をかけてあげてください。
4番手はますます成長著しい最年少コンビ「はる」(アコースティックギター&ボーカル、パーカッション)
トリオから2人編成になったそうですが全曲オリジナルで元気いっぱい、若さ弾けるステージを展開。
お友達もけっこう応援に駆けつけてくれて嬉しい限りだね。
ギターのノイズトラブルで開始がちょっと遅れましたがラ・フランスが余裕を持って終了してくれたのでノープロブレム(皆アコースティックソロなので入れ替えに時間を要しないのだ。また他の出演者の方たちがセッティングやアドヴァイスを迅速にしてくれました)。
結成当初から多くの人たちが「はる」を見ていますがその度に洗練度が増しステージングにも努力のあとが伺えて感心するばかり。
今後も期待大です。
「桜色のキャンバス」「ヴィクトリー」そしておなじみ「スタート」他・・・アンコールはノリノリ「スマイル」
ポップテイスト弾ける個性豊かな楽曲群は何度聴いてもナイスです。
最新自主制作CDも積極的に会場で売りさばき(豪華パッケージには直筆サイン入り)写真撮影にも応じていました。
また「はる」主催のライブイベントを夕張・道の駅前にある「夕張武道館」(!!)で行うそうでタイバンも募集していました。
成功を祈る、( ゜ー゜)ノ)"ガンバレ
夕張市内外でも活動中でコミュニティラジオにも出たりで夕張音楽界活性化に尽力しているのです、頼もしいなあ。(マサはライブに初めてチューナーを忘れてしまい「はる」に借りました。サンキュウ。しかし今のチューナーって機能性抜群なんだね、新しいのを買おうかな)
と、ここまでは全てアコースティック系ミュージックでしたが5番手は北高OBによる「BLOODY」です。
今までこのバンドは5人編成のヘヴィーメタルだったのですが今回は特別バージョンでインストとバラードの2曲のみでギリギリ滑り込み参加。
こういうサウンドも鳥肌が立つくらいに引き込まれてしまいます。
チープトリックの黒Tシャツを着たギタリストが「オーヴァー・ザ・レインボウ」、ゲイリー・ムーア作の涙が出るくらいに美しくも悲しい「サンセット」で泣かせてくれます。
ピアノ&ヴォーカルが加わってビートルズ「ザ・ロング&ワインディングロード」
これがまたお見事でした。
ハイトーンヴォーカルを駆使した展開に拍手。
でもやっぱり2曲じゃあ会場が消化不良気味。
そこで機転をきかせて以前に「アコースティックブラッディ」で出演したときのザ・ビートルズ「ノルウェーの森」をさらっと演じてくれました。
さあ!お次に控えしは北海道カントリー界の大御所「ディーン」さんです。
テンガロンハット姿も粋に余裕綽々、いぶし銀百戦錬磨の舞台進行は全てがとても勉強になります。
ディーンさんはピッキングが強いため、すぐにチューニングが狂っちゃうそうで、まめにペグをいじりつつも客席にはつねに飽きさせることもだれさせることもなく曲と曲のつなぎをしっかりとストーリー仕立てにMC設定しているのです、1秒のムダもなく。
これは台本にして「よし!」と簡単に取り組めるものではなく、やはり長年の熟練の技があってこそ、その場の空気を読んで巧みに柔軟にこなせるというものです。
レパートリーも洋楽、邦楽をバランスよく配置して北海道出身の高石ともやの「私に人生があるのなら」、浅川マキ、十八番のスタンダード「テネシーワルツ」「カントリー・ロード」(手拍子も自然におこりました)、レイ・チャールズ「ジョージア・オン・マイ・マインド」、当然アンコールも含んで名曲「心の夕張」・・・・。
傍らにはマネージャーのやはりテンガロンハットがいつもお似合いのメリーさんがタイムキーパー&カメラウーマン役(時にはダンサーも)を務めていました。
流れとしては爽やかなアンプラグドコンサートともいえるような内容できましたがここでこの日、1番異質で大所帯でやかましくも賑やか、1度見たらあらゆる意味で忘れられないバンド、STAの順番がやって来ました!!
***SET LIST***
1、SUPER STITION(迷信)・・・STEVIE WONDER
2、~I WISH(回想)・・・STEVIE WONDER
3、FREE FORM INTRO:PART2
4、~DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO
5、THAT'S THE WAY・・・K・C&THE SUNSHINE BAND
6、CANNON(聖典)・・・CHICAGO
7、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
8、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
9、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
===ENCORE===
10、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
MITSU・・・TB
KENJI・・・DR CHO
KOH-CHAN・・・TS
SHIGE・・・TP
SHIN・・・KB
NOBU・・・G(GOHEI BAND)
F-KING・・・VO TS(GOHEI BAND)
TATSU・・・TP(GOHEI BAND)
===GUEST===
ZEN-SAN・・・TB
RAPPAFUKI-SAN・・・AS
STAはこの夕張入りに際しては思い入れもひとしおで力が入るというものです。
だからちょっと趣向を凝らして特別バージョンで望んでみました。
まずクラップスホール以来のコーチャン!
再入院、再手術を経て退院したばっかりのシゲもぶっつけ本番で合流。
他にも夕張演奏初体験組が数人。
同じ炭鉱町出身のシンも早々に会場入り。
そしてもうお馴染みのSTAファミリーバンド「吾平バンド(EW&Fカバー)」3人が合体しました。
まあノブはSTAのギタリストだし、タツもここのところはご一緒続き。
驚愕のF-KINGがフル参加で歌って吹いて踊ってくれました(STA初のサックス&リードボーカリスト!)。
ステージ衣装も純白のジャケットがまぶしいくらいに光り輝いています(私も合わせてくればよかった)。
やっぱりフロントセンターで熱唱するんだからこうでなくっちゃあ観客席に対して失礼だよねえ。
STA歴代のヴォーカルはほとんどがGパンにTシャツ。
はたまた下っ腹の突き出たサラリーマン風のお姿で加齢臭を振りまかれてはたまったものではありません。
いずれにしても以前からF-KINGとは「機会があったら是非ともジョイントしようぜ!!」と誓い合った仲。
やっと実現の貴重な一日となりました。
嬉しいなあ。
ベース、ドラム、ホーンセクションがいるバンドはSTAだけで相当に浮いた存在(まあいつもそうですが)
野郎どもがずらっと横一列に9人並んだ図はやっぱりもうそれだけで圧巻。
ファイブペニー新参者達も心底このシチュエーションを満喫。
メンバー全員スタンバイオーケーの確認をとってマサの第一声
「お待たせしました!・・」と言い始めたとたんに会場のあちこちから口笛に拍手、完成が沸き起こります。
「WE ARE S・T・A!!」
ケンジのタイトで跳ねまくりのドラミングに導かれて軽快なステップでカウンターから客席中央をまっすぐに颯爽と現れたF-KING。
「さあ!皆さん、ノっていきましょう!!」
この一言でますますヒートアップ。
当初F-KINGはハイトーンに多少の不安を抱えていましたがなんのなんの十分にシャウトしまくってましたよ。
本番に強い男さ。
またよく動いて踊りまくります、この男。
ただむやみやたらにダンスするのではなく(これではカッコ悪い、むしろじっとしていたほうがマシってなもの。)
自然に曲に溶け込みリズムをエンジョイ、グルーヴまでをもかもしだしているではないですか。
歌唱中も手の平で色々な表情を演出、たいしたものです。
スティーヴィー・ワンダー・メドレーのエンディングに差し掛かった部分、マサの「1・2・1・2・3・YEAH!!」カウントからF-KINGはボーカルからテナーサックスにチェンジしてブラス隊と合体。
5人が吹き鳴らすサウンドは文句なしにカッコイイ。
ミツも言っていたけどここ私の大好きなシーンです。
でもその次の部分に出てくる変則ブレイクの連発はちょっと残念な結果に。(あんなに練習したのに・・・)
そこはそれでしっかりと安定したプレイヤーが牽引したので事なきを得ました。
マサ最初のMC中、恒例のおひねり(!!)も受け取りシンによる新たなるピアノソロ。
華麗なるその旋律に徐々に拍手が沸き起こります。
そしてSTAお気に入りのシカゴナンバーにつながるはずがスネアトラブルで一瞬旋律が走る・・・。
この曲ではマサがF-KINGからリードボーカルを受け継ぐ。
イントロのメロディアスでハリのあるタツによるトランペット、エンディングではミツによる貫禄のトロンボーンソロ。
何度聴いても演奏してもよく練られた楽曲だなあ・・・と惚れ惚れします。
F-KINGからこの日MCで、初めて聞いたのですが彼の父上も夕張とは何かと縁のある仕事をしていたそうでよく訪れていたそうです。
そして久々のディスコナンバーは吾平に対する友好の証。
事前にみっちりとF-KINGに鍛えられたハーモニー・・・。
「皆さん、これからの展開に期待してください。完璧なコーラスが聞けますよ(´∀`*)」とガッツリプレッシャーをかけてくる・・・・。
案の定、歌いだしたらイントロでストップがかかった。
ココの部分も一生懸命に練習したんだけどなあ・・・・。
STA初の本番演奏ストップ。
でも会場ではあちこちで踊り狂う人続出。
ビデオ撮影している人もカメラマンも飲食している人も一緒にダンシング。
いい光景だ。
ステージ前方中央には地元の若干14歳のギター少年もライブ鑑賞。
「かっこいいですね。最初はビックリしましたが」とその迫力に衝撃を受けたみたい。
(ライブ後はノブに楽器の質問をしていました)
ミラーボールワールドから一転してムードは厳かなる曲へと。
STAがこの曲を演奏したのはいつのことか思い出せないくらいです。
ただ確実に言えることは悲惨だったということ。
シカゴの1分ほどのファンファーレ風ナンバーを5管編成でお送りしましたがお見事の一語。(Ⅲの最後に収録されていジェームス・パンコウ作「エレジー」組曲の第2楽章)
昔とは雲泥の差。
あの時には起こらなかった拍手がそれを証明しています。
間髪いれずシンがあのあまりにも有名なピアノのイントロを弾き出します。
皆で手拍子。
もう誰でも知っている曲なので銘々が思い思いにステップを踏んだり口ずさんだりしています。
F-KINGも言っていました。
「STAっていいなあ!クセになりそうさ」
どうぞ思う存分に病みつきになって頂戴。
F-KINGが次の曲についての歌詞解説。
あれ・・・?スタジオで言っていたこととはちょっと方向性が違うんじゃあないの?(*゜▽゜*)
まあ細かいことはどうであれノブ念願のリクエストがここにきて実現。
チェイスはこのメンツにとってはうってつけのナンバー(エンディングのドラムフィルインもタメの効果が成功)
会場中もすっかりと出来上がっています。
問いかけにもあちこちからにこやかに「ウンウン」の表情。
笑いの絶えないメンバー紹介でファイブペニー名物ゲストが2人参上します。
ゼンさん&ラッパ吹きさんです。
先輩達が加わればもうこれしかないでしょう「ヴィークル!!」(ここから11人編成)
店内がひとつの塊と化しノブのギターがエモーショナルに火を吹きあっという間にフィナーレ。
当然アンコールの声。
マサがふざけて「何?え??聞こえないなあ・・・」と言ったら客席からカメラマンTAMAが前に出てきてマイクに向かって大声で「アンコール!!!」
彼は高校時代のクラスメートなのです。
火の暮れるのが急激に早まり窓の外は漆黒の闇。
「まだまだいかした長い夜は続くぜい!25OR6TO4!!!」
ノブ&F-KING&マサ三位一体の絡みは絶妙、ブラス隊も持てる力の限り余力残すことなく一切の手抜きもなく吹き荒れる。
F-KINGはプレイヤーがソロコーナーに突入すると必ずリスペクトを込めて愛称でアナウンスします。
これは歴代STAヴォーカルにはなかった現象(余裕がなかったのでしょう)
隅々にまで気配りが行き届いています。
2番目のコーラス部分ではF-KING&マサがローリングストーンズはたまたエアロスミスばりに1本のマイクでハモリます。
何一つ事前にこういった動きに関する打ち合わせはないのですが(いつもだけど)ギクシャクすることなくスムーズにはまりまくりますね。
上手下手の話ではなくこういったステージングというのは長年の経験や勘の鋭さ、機転がものをいいます。
大袈裟に言わせてもらえばケミストリーが生まれる事も。
ラストはベースのネックをシンバルスタンドにこすり付けてシンバルを蹴り上げジャンプして終了!
シンもグランドピアノを興味深げに弾いてインスピレーションを研ぎ澄ましていました。
シゲもリハビリ中なのに駆けつけくれて感動したよ。
ゼンさん&ラッパ吹きさん、御多忙の中、毎回無理難題に付き合ってくれて感謝
いたします。
再度のアンコールがかかるもネタ切れでごめんなさい・・・・。
全出演バンド、ファイブペニーそして観客の皆さん,ありがとうございました。
プチ打ち上げの場でマスターが振舞ってくれた豪華な料理も皆が「美味しい!」と舌鼓を打っていました。
ブラッディのメンバー全員が意外なことにSTAライブ初体験だそうでやはり「凄いですね!」と言ってくれました。
マサは会場外の木製階段を昼に踏み外してしまい右足首を捻挫。
でもライブ中はまったく忘れていて帰宅したらぼっこり腫れていました(ただいま湿布中)
バスドラやシンバルに足をかけすぎてクツも傷んでしまった・・・。
ケイスケ君、君の好きなドリームシアターは聞けなかったけれど楽しめたかい?
次は久しぶり、札幌にSTAが帰ってきます。
その前日はシカゴの東京国際フォーラム来日公演だあ!!!
SPECIAL THANKS TO・・・IKU&HITOMI&TAMA&KEI&TOMO-SAN&MASAKI&YUKARI&EDAMAME&CURRY-RICE&POTATO-SALAD&OHINERI&MERRY&KARAAGE&BEER&COCA-COLA&HIDE-SAN&TONARINO-JUNCHAN&TABIGEININ&GO!HEY!BAND&OOSAKI-PHOTOBOOK&BARIKOH!!!
DEDICATED TO THE IMMORTAL SPIRIT OF KEISUKE