THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

TATSU

2012-11-29 00:45:27 | member紹介

TP

使用楽器 BACH 180ML&ARTIZAN MODEL ETC・・・

その細身のルックスからは想像もつかないくらいのハイノートが飛び出したと思ったら、美しい流麗なるソロもお手の物。

譜面&理論にめちゃくちゃ強く、練習の鬼でもあります。

方々で引っ張りだこの人気者。

ギター&ヴォーカルでもライブ活動中。

STAのお仲間バンド「吾平バンド」にも所属しています。

ルナシーの河村隆一をこよなく愛するCOOL GUY!!

 

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VOL,73 澄川LIVE・BAR MODAN TIME

2012-11-27 11:50:03 | Live Set List

LIBERATION26

2012 11 25(SUN)

ヒラヒラと粉雪舞う中、STA自主企画ライブイベント発祥の地、モダンタイムにやって来ました。

先月のライブは東京から当日ライブ会場入りというハードスケジュールでしたが今回は余裕をもっての一番乗り。

午後3時半からバンドメンバー到着順にリハーサル開始。

全5バンドの出演だけどSTAはもちろん(!?)リハーサルはなし。

午後5時半開場・・・ということで、さあ、今回のライブレポート開始。

午後6時、いつものようにマサの紹介に導かれてのトップバッター「沢田研二

クラブバンド」プレイ。

あのジュリーのコピーバンド4人組プロジェクト初登場です。

と言ってもメンバーたちはSTAと何度もご一緒している顔なじみばかり。

イベントやSTA企画でのタイバン、はたまたSTAとセッションしたりの仲。

「ダーリン」「ストリッパー」「トキオ」と次々に繰り出される曲を聞いてみて、改めてジュリーってヒット曲がたくさんあるんだね!と痛感した次第。

GS時代からのジュリーファンも応援に来てくれました。

決めの振り付け(片足上げ)や懐かしいギターフレーズに古き良き邦楽時代彷彿。

ギター&ヴォーカル担当で息継ぎのタイミングが難しくてばててしまい辛そうだったけど皆、楽しんでいましたよ。

時間の都合でカットせざる負えなかったけど今度はタイガース&ピッグも演奏してね(*´∀`*)

 

「HACHIBOONME」

ここモダンタイムのマスターによるアコースティックコンビ「はちぶんめ」。

聞くところによると諸事情により急遽結成したバンドらしいのですが、そんなこと知らなかったらずっと活動しているんだね!と思っちゃうくらいの余裕まで感じられました。

とにかく2人左右に分かれて椅子に腰掛けお互いのギターからはじき出されるコードやアルペジオ、ソロに阿吽の呼吸でリアクションするそのかっこよさ。

渋い喉から絞り出される歌声やコーラス、軽妙なトークも熟練の域。

こちらも70~80年代のJ-POPを聞かせてくれました。

1曲目の山本リンダ「どうにも止まらない」なんてしばらく原曲に気づかなかったよ・・・というくらい独特のアレンジに拍手喝采。

去年の東日本大震災被災地の子供たちに楽器をプレゼントするべくモダンタイムファミリーが制作したチャリティーCDのことはSTAブログ「フリーフォーム・スペース」でも紹介しましたが目標売上枚数1000枚まであと650枚だそうです(売上協力お願いします)。

その中に収録されているオリジナルソング「ワンモア」を演奏し始めた時、会場全体から合唱が沸き起こりそんなところからもマスターの暖かい人柄が伝わってきます。

ラストも味わい深いオリジナルでしめてくれました。

 

「はる」

もうSTA企画ライブの常連でもある弟分的存在のこれまた2人組アコースティックポップスユニット。

マサの故郷、夕張から遠路はるばる迷いつつも(!?)駆けつけてくれました。

モダンタイムは初舞台ですがそんなことものともせずにいつものように若さ弾けるサウンドを展開。

アコースティックギター&ヴォーカル、そしてカホンを中心に2枚のシンバルと足元に置かれたタンバリンを自在に操り(髪型や衣装、帽子がマイケル・ジャクソンっぽい)軽快なステージングを披露。

相変わらずの初々しいMCの掛け合いもそれなりに雰囲気を和ませます。

今回のステージでは弦が切れたりバッテリー切れノイズのトラブルは勃発しなかったけど暑い・・・とのことでメンバーの上着を脱ぐ際にマサがお手伝い。

のりのりのオリジナル「スタート」も受けていたし、自主制作CD宣伝もしっかりと行い、とんねるずのカバーも初めて聞かせてくれました。

以前から彼らのことを知っているSTAの連中は「はる」を見るたびにその驚異的成長に驚き賞賛しています。

マサ「破綻した過疎の街、夕張の未来は君たちの双肩にかかっている」

ミツ「練習をみっちりやっているのが如実に伺い知ることができるよ。ちゃんと真面目に鍛錬していれば自ずと本番に反映される好例だ」

マスター「純粋な彼らを見ていると心から応援したくなるよ」

今でも夕張のとある駅待合室を練習場所にしているそうです。

スタジオなんて気の利いたものがない田舎ならではの微笑ましいお話。

すっかり夕張は大雪に覆われていて大変そうだけど気をつけて帰ってね。

来月もまたタイバンよろしく。

 

「わかば」

先月に引き続きの3人組。

今回唯一女性メンバー擁するバンドでもあります。

カノジョは会場入りする前に実家で母親の愛情溢れるカレーライスをお腹いっぱい食べてきたそうでそうとうにきついご様子。

でもギター&ヴォーカルと頑張っていました。

ドラムとキーボードはギターのMRソゴウが打ち込みしてきて巧みにバックに流します。

ベース&女性ボーカルのコミカルなトークの横でクールに佇むそのMRソゴウのギターテクニックは相変わらずスピード違反だぞ!!

一聴しただけで彼のバックボーンが垣間見れますね。

Jポップや柴咲コウ(ベーシストがカノジョの大ファン)の楽曲でもその姿勢は変わらず。

気持ちいいくらいに弾きまくっています(前にも紹介しましたが彼はギター講師です。上手いのは当たり前)。

でもその派手な奏法とは裏腹に絶対MRソゴウはステージでは声を発しません(リッチー・ブラックモアみたい!!)

ボーカルレディはソゴウ氏のギターにおける弟子だそうでその美しい師弟愛はギターをカノジョが外した時にエフェクターから2連続発したハウリングに対する指差しチェックにも現れています。

ラストナンバーはオリジナルで超ヘヴィーなアルカトラズ「ジェット・トウ・ジェット」風スピードチューン。

ちなみにソゴウ氏愛用ストラトキャスターのバック、アームスプリングカバーパネルにはアントニオ猪木氏の直筆サインと「闘魂」の2文字が書き込まれています。

またマサとソゴウ氏とのイングヴェイ・マルムスティーン会話から・・・

ソゴウ氏「インギーはアメリカでのライブ経験なしでソロ弾きまくり前座デビューなんだよね」

マサ「トリロジーの頃までは痩せていてルックス良かった」

ソゴウ「オデッセィの前に交通事故を起こして瀕死の重症・・・あそこらあたりからプレイが荒くなった・・・太ってきたし・・・」

マサ「サッポロにヒゲズラに加えて当時のケバい奥さん連れてやってきてステージ上でのろけまくりでいちゃついてたよ(マーク・ヴェセーラもそのことは批判していた)」

ソゴウ「ロンキールと組んでいたスティーラーのLPは超高値だよ」

マサ「俺はCDで持ってるよ。東京の友人がアナログ持ってるけどさ・・・」

ソゴウ「インギーはあの頃からギタースタイルは変わらないね」

マサ「その後のライブ定番ギターソロの最後にストラトを片手でスポットライトに向かって掲げ片膝ついてアナログディレイつまみを操作する効果音までもうすでに収録されているし。

スティーラーのドラマーはその後、日本でも人気のあったライオン(ギターのダグ・アルドリッジ在籍)の人だよ。札幌にも来たけどバイク事故にあって大怪我したんだよね・・・・」

「わかば」とは来月もタイバンを組みます。

 

午後8時40分STAの出番です。

8人編成で望んだこの日、メンバー3人はモダンタイム初体験。

***SET LIST***(全曲CHICAGO!!!!)

1、INTRODUCTION

2、QUESTIONS67&68

3、FREE FORM INTRO(SHIN'S PIANO SOLO)

4、~DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?

5、FEELIN' STRONGER EVERY DAY(愛のきずな)

6、CANON(聖典)

7、~SATURDAY IN THE PARK

8、FREE(自由になりたい)

:::ENCORE:::

9、25OR6TO4(長い夜)

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

KEN・・・DR CHO VO

MITSU・・・TB

NOBU・・・G

SHIN・・・KB

TATSU・・・TP

MD・・・TP

TAKU・・・AS

マサはお馴染みのテンガロンハット、ノブはサングラス、ケンはSTAロゴ入りオリジナルTシャツ、そしてミツは先月行ってきたロンドン土産ザ・ビートルズのアップルTシャツ姿(ヨットパーカーはロシア文字でビートルズ&レヴォりューションのスペル入り。もちろん色は赤)

この日のライブのために全員がスタジオに集まることはスケジュールの都合上、不可能でした。(まあいつものことですが!)

MDがそれでもなんとか2回合流。

あとは各々で個人練習ということで。

ただ物凄いのは長年活動しているSTAでも初のことが起こりました!

ASのタクは多忙のためにスタジオ入りが不可能状態、そしてライブ当日の会場リハーサルも彼が他のバンドでのリハーサルがあったために結局はぶっつけ本番ということに(24歳だよ!!)。

ここまでの事態ならば過去にも数度ありましたが驚くべきことにMD以外タクとは面識がないということ。

つまりSTAの出番1時間ちょっと前に会場入りしたタクとSTAたちは「どうも!よろしく!!」の握手を交わしたのでした。

並大抵のミュージシャンには到底真似のできない技です。

そこは譜面に強く、ジャズメンの集合体でもあるSTAホーンセクションならではの荒技。

涼しい顔してるんですよね。

でもスタジオの終了ギリギリまで行った取り決め伝達とコミュニケーション&挨拶がわりにブラス隊ボスのミツが声かけて楽屋に4人緊急集結。

円陣を組んで譜面台、スコア、各楽器をセットして真剣打ち合わせ。

他者を寄せ付けないほどの迫力があります。

そろそろウォーミングアップしなきゃあ・・・・。

暗転の中ノブのカッティングで始まった2度目のお披露目「イントロダクション」

このメンバーでこの会場での演奏は初ですが当然前回よりも出来は上々。

ケンのフィルが続いてマサのアナウンスからSTAコール。

3カウントが進撃の狼煙。

イントロから熱のこもったサウンドが轟いています。

なんかいい意味でワイルドにうねっていて貫禄が感じられるんだよ。

ケンのドラミングもほど良くタイト。

やはり特筆すべきはホーンセクションの切れ味鋭いアンサンブルでしょう。

この4人は今初めてがっぷりヨツに組んだのに対したものです・・・と同じステージ上横目に見ながらしみじみと思いました。

もちろん相当にひとりひとりが鍛錬してきたのでしょう。

目立ったミスもなく快調。

ブレイク部分でのノブのエフェクターによるディレイ残響音は確信犯・・・?!

匠の技トロンボーンソロ、官能的なトランペットソロ、アヴギャルドなギターソロ。

そうとうにこなれてきた感あり、手応えあり。

もっともっと向上させるべく取り組んでいきましょう。

「はちぶんめ」のメンバーの方も「まさかシカゴのカヴァーが聞けるなんて思わなかったから感動!」と喜んでいた「クエスチョンズ67&68」

皆が知っているシカゴのデビュー曲はこだわりで毎回3番の歌詞のみ日本語でお送りしています。

その部分を歌える人にこの日、出会って私はビックリしました。

MD&タクのコンビネーションもバッチリ。

2人で自宅練習したかいがあったね。

タツはいたるところでいろいろと策を練ったのでしょう・・・スパーン!とハイノートが切り込んできて痛快そのもの。

思っていてもそうそうできる技じゃあありません。

マサからシンが紹介されてロバート・ラムカラーを意識したかのような(私にはそう聞こえます)ピアノソロに引き続き「一体、本当の時間を知っている人はいるの?」

やっぱり気のせいじゃあなくて音が引き締まっていますね。

こういうのを波状効果、化学反応と捉えると言うんだろうなあ。

まだまだ荒くてもろい部分は多々見受けられるけれども、まあそれはそれで来年の楽しみとしてとっておきましょう。

今はこのひと時をエンジョイしない手はないでしょう。

次から次へとSTAにやってくる素晴らしい仲間たちがシカゴの曲再現に熱を帯びています。

知らず知らずのうちに我々も感化されていい方向に作用しているのでしょうね。

次の「愛のきずな」は去年の夏に丘珠ライブで演奏して以来の再演。

シンのお気に入りというだけあってキーボードの貢献度絶大。

取り上げてみて改めて良かったです。

妥協しないで細部にまでこだわっただけあって今までの「愛のきずな」とは雲泥の差。

キーボードが加わるだけで数倍の迫力と味が出てきました。

イントロひとつとってみても格段に成長の跡が見受けられます。

シンのコピーに対する技量はハンパではないです。

エンディングに突入するあたりからのホンキートンク調ピアノもいかしてます(グリッサンド含)。

お約束のMD考案ブラスもかなりの効果を発揮。MD希望通りテリー・キャス時代限定シカゴ・セットリストですよん。

ただマサが合図を送るためステージ前方に出てネックを振り下ろした際に3弦ペグが椅子の背もたれに当たってしまいチューニングダウン。

シャーラーパーツだから強靭だけどご迷惑かけました。

そういえば前にもモダンタイムでのライブ中にベースを2回落下させたことがあったっけ。

ここらあたりから後半戦に突入、メンタル面でもかなりの負担をしいられる場面でもあります。

そこへきて「キャノン」

この勇壮なる1分足らずのfanfareに注ぎ込むブラス隊の神経たるや尋常じゃあないと思われます。

そこを乗り切りって光ある輝ける未来の世界を演出するかの如く「サタディ・イン・ザ・パーク」

いつもこの曲が始まるとどこからともなく手拍子が沸き起こります。

最後の曲の前にメンバー紹介

喉を潤したい、汗を拭きたい、休みたい、チューニングしたい(私はそれほど乾きを覚えないし汗かきでもないけど)・・・そう思うのが人の常

でもプロのコンサートに行くとハードな曲をクールに30分くらいノンストップmedleyで水分一切取らずに突っ走るバンドもいます。大した汗もかかずに・・・(しかも我々よりも年上で)

年中ツアーで回っているプロだから当たり前、と言われたら身も蓋もないですがそうそう真似のできることではありません。

そういえばローリングストーンズも50周年記念ツアーを開始しましたね!!

という訳でニコニコ笑顔のドラミングがトレードマーク、ケンのリズムに乗ってエッジの効いたヘヴィー級「フリー」

ノブの刻みも鋭く、ブラス隊も一丸となっての正念場です。

短い曲ですがホーン泣かせのアレンジがふんだんに盛り込まれたライブ映えする逸品。

ジミー・パンコウよくぞ考えてくれました!!ってなあ感じですね。

本編一応終了ということでマサは好例のタイバン、観客席、ライブハウススタッフに感謝の弁(途中マイクのスイッチが切れていることに気づかず・・・恥ずかしい)

ところがさあ、もうひとつ気づかなかったのがアンコールがかかっていたという事実。

申し訳ありませんでした・・・・。

「やっぱりこれをやらなければ終われないよね、長い夜!25OR6TO4!!!」

もうこの辺に達したらすっかりハイの状態です。

アドレナリン噴出全開。

マサはバスドラに足掛けシンバルにキック。

お馴染みのマサ&ノブ背中合わせから横並び、そして跪きのポーズ。

最後の最後は引っ張りに引っ張ってベースネックを高く掲げジャンプ!!

これにて無事STAイベントも終了。

その後STAブラス衆が輪になって何やらジャズ談義。

TP担当のMD,この愛称は彼の本業でもあるメディカルドクターの略称なのです。

で、いろいろと興味深いお話も聞かせていただきました。

その中身については近々「フリーフォームスペース」にて。

急激な冷え込みで体調を崩している人が続出。

万全な体勢で今年も乗り切りましょう。

私はもう予防接種を受けました

去年2月、小樽雪明りの路ライブ後にかかったインフルエンザの辛い経験はもう懲り懲りです。

2012年STAのライブも残りあと一つ。

毎年ゴタゴタとトラブルにまみれつつも月一ライブは欠かさずに実行してまいりました。

今年も真夏の屋外イベント突入直前にも関わらず相次ぐメンバーの入れ替えが行われステージのたびに若干顔ぶれが違うという事件が起こりました。

でもそんな時でも怪我や多忙を押してシゲ&コーチャンが駆けつけてくれたり旧知の仲でもあるやまちゃん、そして新たな同士としてヤス、シン、タツ、MDとの出会いを通じて結局はそれまで以上のクオリティーで前進、乗り越えてきました。

崖っぷちに身を置くほどに成長、進化を遂げるSTAを今後ともご贔屓に!!

SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&MIKI&TAKASHI&MR、SANUKA&MOTHERS&CURRYーRICE&COCAーCOLA&MODAN TIME&MR,OHBAYASHI!!

 

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マスター御夫妻、またお世話になります!

2012-11-25 18:11:26 | Live告知

LIBERATION 26

STA企画ライブ

全5バンド出演

場所:札幌市南区澄川3条2丁目ハイツリービル3階

LIVE BAR~MODAN TIME

2012、11、25(SUN)

入場料:1ドリンク付き 1、000円

PM5:30 open    pm6:00 play

出演バンド

1、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・CHICAGO等の強烈ブラスロック!!

2、沢田研二クラブバンド・・・ヒコ率いるあのジュリーのカヴァーバンド、必見!

3、わかば・・・打ち込みサウンドを導入したポップロック。超テクニカルギターも要注目!

4、はる・・・参加最年少の爽やかコンビが今回も楽しいオリジナルアコースティックポップスを披露してくれます。

5、HACHIBOONME・・・マスター夫妻のバンドが今回はガラッとイメージチェンジをしてアコースティックユニットで’70&’80JーPOPを。

乞うご期待!!

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THE TRIPLE ALBUM COLLECTION/CHICAGO

2012-11-24 21:33:40 | free form space

遂この間、ここで紹介したシカゴ10枚組CDボックスセット。

同じ頃にこのお買い得3枚組CDセットが発売されていたようです(輸入盤のみ)。

シカゴがハードなブラスサウンド&ラジカルなメッセージ性を徐々に後退させていた時期のもので「遥かなる亜米利加:邦題(Ⅵ)」「市伽古への長い道(Ⅶ・アナログ盤では2枚組)」「未だ見ぬ亜米利加(Ⅷ)」

全てが全米1位を獲得した大ヒットアルバムばかりです。

それぞれにボーナストラックを収録、数多くのヒット曲も生まれています。

Ⅵからは「愛のきずな」「君と二人で」

Ⅶ「遥かなる愛の夜明け」「君は僕のすべて」「渚に消えた恋(日本未シングル)」

Ⅷ「拝啓、トルーマン大統領」「追憶の日々」「明日へのラブアフェア(パート1&2・日本未シングル)」

現在もライブレパートリーの重要な位置を占めている曲がてんこ盛りです!(モンゴヌークレオシースも含む)

それにしてもシカゴって音楽ジャンルの許容範囲が広大ですね。

節操がない!と揶揄する輩もいましたがどの曲も完成度が高く個性を失うことなくシカゴサウンドをぶれずに貫いているのですからお見事の一語に尽きます。

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GUYATONE  BASS-45

2012-11-21 22:01:42 | 楽器館

自宅練習用ベースアンプ。

当時はとてもリーズナブル、頑丈、大きめのルックスゆえ人気がありよく売れていました。

25年くらい前に購入してからずっと門外不出。

特にSTA以降は100%こいつのお世話になっています。

何度かご機嫌悪くなった時もありましたが不思議と回復して今でも元気に現役です。

COMP/LIMITERはフットスイッチでも切り替えが可能。

ヘッドフォン&ラインアウトのジャックが後部パネルにありますが一度も使用していません。

前面INPUTのHIGH&LOWのジャックにはアクティブベースプレイなのでLOWにダイレクト・プラグイン。

 

MASA

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竹林七賢

2012-11-21 16:55:19 | リハーサル

マフラーを巻いてくることを忘れてしまったことを後悔するほどにキンキンに冷え込んでいます。

ああ・・・またスタッドレスと冬用ワイパー交換の季節だ。

指もかじかんでいてとてもじゃあないが演奏がきつい・・・。

慌てて暖房を入れたんだけどそれも演奏が始まったらすぐに汗ばむほどの暑さに。

7人が集ったスタジオ。

トランペットはタツ&MDのツイン。

楽器の腕を磨くことも大切ですが体力もつけましょうということでメンバーの中にはジョギング、ウォーキング、腹筋、腕立て伏せを欠かさない者もいます。

過剰特訓で神経等を痛めて病院通いになった者もいるほどです。(ミュージシャンに多い腱鞘炎も)

アルトサックス奏者のスケジュール調整がつかず、なんとMD宅にて2人特訓を施したそうです。

なんとMD宅には防音設備完備の部屋があるそうで思う存分に音出しが可能とのこと!

私も防音設備はないけどけっこうな音で自宅練習していますがたぶん近所迷惑なんだろうなあm(_ _)m

25日のライブに向けての通し稽古。

ボーカルのボリュームコントロールを1曲試奏で済ませ、キーボード後方のモニターノイズもケンがケーヴル交換をして完璧に解消。

ミツも新品購入した専用マイクをキャノンケーブル連結にて初使用(ばっちりと響いてるよん)

ノブもギターソロの入口で効果抜群の一発導入。

openingはシン曰く「物凄いまとまりが出てきてかっこいいね!」

ミツ「だいぶ熟れてきたね」

マサ「この曲はガンガンに実践で揉まれないと成長しないね」

やや危なっかしいところが見受けられるけどエンディングまでスイスイと一体感が出てきました。

どの曲もエンディングが今ひとつ、ビッタリと決まらないので要注意。

MDに全体の流れとMCを説明しつつも進行。

カウントからイントロのとっかかりを再検証。

今年初披露の曲におけるブレイク部分は一番慎重に何度もやり直し。

タメの効いた部分のドラムフィル&ギターフレーズとキーボードの旋律がイマイチ噛み合わなくてブラス隊とヴォーカルが気持ちよく繋がらず・・・。

タイミングと手数の指定、タイトに要求と試行錯誤。

これは最後の最後まで徹底的に突き詰めました。

ダニー・セラフィンは前のり、後ろのりを器用にこなすドラマーゆえにあのグルーヴコピーが大変です。

更にあらゆるテクニックを駆使するのですから一筋縄ではいきませんな。

エンディング部分ではMDが突発的に吹き込みを付け加えたので「それでいこう!」ということで全員がなだれ込みで臨場感増幅。

マサのこだわりでエンディングでもブラスを吹き鳴らしてもらうことに。

実はフェィドアウトのスタジオヴァージョンゆえにSTAならではエンディングをシカゴのライブ音源からアレンジして考案。

ところがそのシカゴのエンディングはどうも怪しいのですよ・・・それを参考にしていたものだからスッキリしなかった・・・そこのところを正式に固めました。

ホーンセクションフィジカル面でのきつい箇所がどんどんと増加します。

これも、よりシカゴの雰囲気に接近するための策。

それにしてもシンのキーボードサウンドがロバート・ラムをよく研究しているのでグっとバリエーションを膨らませてくれます。

シカゴのミリオンソングのエンディングはずっと他の曲同様にしめていたのですが、その後、やや抑え気味に締めくくりすることに。

でもノブは「この曲はこのまますっと終わろう」ということで綺麗にまとまりました。

なんでもかんでもバタバタ、ズドーン!でもないしね。

最終リハーサルの最後、残り時間ギリギリまで意見を戦わせます。

ノブがこの曲のギターの細部を忠実にコピーして爪弾いていたので感動です。

普通のギタリストならただのコードカッティングやアルペジオで終始するだろう部分もテリー・キャスならではの(というかテリー以外にあんな弾き方はしないであろう)さりげないセンス満点のフレーズを散りばめているのでコピーしがいがあるというか、ギター小僧泣かせのミュージシャンでもあります。

一歩間違うと効果半減のおかずもテリーにかかるとすこぶるかっこいい!

これにはマサ&シンが両手を上げて賛同。

MDもそうとうに練り上げてきたようです。

午後11時に終了後、「お疲れ!ライブ頑張ろう!!」のあと、もう一度、シン&ケンのみでマサが最終チェック。

これでスッキリしたかな!?

 

シカゴで思い入れがある曲、今後、取り入れたい曲、お気に入りの曲は・・・?

マサ「君とふたりで」「追憶の日々」

ミツ「母なる大地」「流血の日」

シン「ハッピーマン」「シカゴの軌跡を全曲!」

ヤス「僕らの詩」「シカゴの誰でも知っているヒット曲ではなくてあまり知られていない渋めの隠れた名曲」

ノブ「ロウダウン」

MD「テリー・キャス時代のシカゴ限定」

 

マサはベースのバッテリー交換を完了、ミツもトロンボーンのメンテナンスに出すそうです。

ああ・・・もうシカゴの来日公演から早1ヶ月が過ぎたのですね・・・。

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MARACAS? FRUIT??

2012-11-21 01:59:59 | 楽器館

美味しそうな楽器の紹介です。

おもちゃのように見えますがどうしてどうして立派にライブで活躍します。

4種類のフルーツ・マラカス。

バナナ、赤いりんご、キーウイー、レモン(ご丁寧にヘタまで付いている物まであります)。

これらはパーカッションを持っていないメンバー、時には観客にも協力してもらって場を盛り上げてもらいます。

薄いプラスチック製なので落としたら破損しやすいです。

実際にレモンにはいつのまにか亀裂ができてしまったので瞬間接着剤で補強済。

またそれぞれに形が違うので音色が微妙に違います。

操作性も好みによって皆でセレクト。

本当はもう一つ「青い林檎」があったのですが行方不明・・・・。

心当たりのある方、ご連絡くださいな(*´∀`*)

MASA

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CHICAGO ULTIMATE CHIRISTMAS COLLECTION 34 CHIRISTMAS FAVORITES ON 2-CDs

2012-11-18 21:41:27 | free form space

サッポロもやっと遅ればせながらの初雪です。

内地の人たちに「雪虫」のことを話しても皆が皆、異口同音に「何言ってんの!?」と笑って信じてくれないんだよね。

こちらでは誰でも当たり前のようにあの綿毛虫の飛来を発見すると「ああ・・もうそろそろ雪が降るね」なんて言うんだけど・・・。

街中もハロウィンが終わるともうクリスマスムード一色です。

で、シカゴからも既発作品「クリスマスアルバム」2種類が年末シーズンめがけてお買い得の2枚組で(輸入盤のみ)発売されました。

クリスマスプレゼントにいかが?

1998年に発売された「CHIRISTMAS WHAT'S IT GONNA BE,SANTA?」14曲にボーナストラック6曲を追加して計20曲で2003年にジャケットも一新しての発売品(写真上段左。このCDのみ国内盤発売あり)に、去年発売になってこのSTAブログでも紹介した「XXXⅢ O CHIRISTMAS THREE」(こちらのみ紙ジャケット仕様の14曲入り、写真上段右。日本未発売)の2セットを写真下段中央の赤い箱に収納してのデラックス仕様。

合計34曲のクリスマスソングで今年のクリスマスもシカゴ1色だ!!

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INTRODUCTION

2012-11-14 22:54:30 | STAのレパートリー

記念すべきシカゴのデビューアルバム「THE CHICAGO TRANSIT AUTHORITY(邦題:シカゴの軌跡)」(1969年4月発売)のオープニングを華々しく飾る入魂の1曲。

このアルバムは新人バンドのデビュー盤にも関わらず2枚組というボリューム(LPで。CD化の最初も2枚組でしたが今は1枚組)ということも話題になりました。

最高ランク17位、同年暮れ、ゴールドディスクに。米国内で200万枚を売る。

また数多くのヒット曲を産み出し、現在でもライブでのレパートリーとしてそれらはプレイされているコアなファンにとってある意味で代表的アルバムと言えるでしょう。

「イントロダクション」はギター&ボーカル担当の故TERRY KATHの作品。

デビューから1970年代前半まではコンサートにおけるオープニングナンバーとして揺るぎない地位をキープし続けました。

ブラスロック、シカゴの熱くたぎるコンセプトを出し惜しみせずに、これでもかというくらいにギュウ詰めにされている飛びっきりの6:35秒。

初期シカゴってどんな感じだったの?なんていう人にはこれを是非聞かせてあげてください。

腰抜かすから(^▽^)

当時のシカゴが持ち得るあらゆるエッセンスを惜しげもなくしょっぱなから披露しています。

強烈なビートに導かれて攻撃的なこれぞシカゴとでも言いたげな自信に満ちあふれたブラスセクションの攻撃で幕が開けます。

フェンダー・プレシジョンベース特有の音色を醸し出すピーターも一種独特のラインを奏でます。

テリーのソウルフルなボーカルが腹の底から唸りをあげます。

タイトルからもわかるとおりこの曲はシカゴから観客やレコードのリスナー(特に初めて出会った人々に)に対する挨拶「俺たちってこういうバンドだよ。よろしく!!」とでも言いたげな内容で明らかにライブのopeningを想定しての楽曲作りとなっています。

 

「やあ、みんな!ウロウロしないで欲しいな。俺たちちょっとナーヴァスなんだよ。座って俺たちの歌を聴いてくれないか? 

何年も練習してきたんだ。君たちのために演奏しよう(大意)。」

 

もちろん中身の凝縮度は満点でして、若さ溢れる怖いもの知らずでパワフルなシカゴの演奏を思う存分に堪能できます。

1,2番の歌が終わってからユニゾンリフの変拍子、転調、難解なコードワークに突入。

曲調もどんどんと表情を変化させてグイグイと聴く者に息つく暇も与えません。

手に汗握る白熱のシーンから一転ブレイクの静寂。

そこからムーディーなトロンボーンソロ、そして引き続き美しいピアノの旋律に導かれて官能的なトランペットソロ、かと思えば唸りを上げるジミ・ヘンドリックス直伝のギターソロ(バックに絡みついてくるフィードバック奏法がまた格別で、まるで野獣の雄叫びのよう)になだれ込みダメ押しのブラスセクション怒涛の渦、そして3番の歌へ・・・

 

「変化のある音も聞かせたし、ムードも変えてみたよ。特別な印象や感動を与えられれば最高だ!嫌なことなんか忘れて何か新しいものを求めていこうよ。俺たちは君たちのために演奏しよう!FOR YOU!!!(大意)」

ベルトーンのヒステリックなエンディングまでただのひとつも無駄のないだれる箇所皆無のニューロックの夜明けに轟くアンセム。

 

スタジオバージョンはいきなりのビートで始まりますが、カーネギーホールなどのライブ音源はテリーのチューニングも兼ねた(?)ナチュラルトーンによるアルベジオからグルーブ感溢れるカッティングに切り替わり、そこにかぶさるようにダニーのフィルが叩き出されてハイハットでリズムを刻み込みます。(スタジオと同じイントロによるライブもありますがやはり焦らされて徐々に盛り上がるテイクのほうに軍配があがるでしょう、ライブはね)

会場一体となっての手拍子。

他のメンバー達も会場を煽るかのように掛け声をあげ、頃合を見計らったようにいかしたアナウンスがシカゴを紹介します。

「CHICAGO!!!」

ここで地響きのような怒号・・・・そしてカウントを打ち鳴らしてイントロが始まります。

ブラスロックブームも去り、シカゴもホーンが徐々に後退してポップ路線に寄り添うようになった頃からこの曲もレパートリーから姿を消してしまいましたが(まああれだけのヒット曲を持っているバンドゆえ2時間のライブで演奏できる曲数も限られてしまうわけでありまして、どうしてもヒット曲中心のセットリストになってしまうのは仕方のないことです)2008年、2010年のツアーでは久しぶりにopeningに返り咲き。

来日公演でも披露されダイジェスト版として前半のみの「イントロダクション」から日本語バージョンの「クエスチョンズ67&68」という形で感涙にむせび泣かせてくれました。

シングルカットされた曲ではありませんが、初期の頃のベストアルバムには必ず1曲目に収録されていましたし、現在のロックおじさんたちが学生時代に一聴して必ず鳥肌を立たせた決して忘れることのできない特別な永遠のブラスロックバイブルであります。

 

STAは数年前からこの曲をライブで演奏することをひとつの目標として精進してきました。

しかし生半可な状態では絶対にやりたくなかったのでスコアをミツが手配してからの期間、メンバー達が各々に個人鍛錬の日々。

ミツは「この曲を演奏するためにSTAに加入した」と言わしめるほど思い入れたっぷりの曲。

ところが相次ぐメンバーチェンジ、スケジュールの調整も噛み合わず(この曲は全員いないと発展しずらい)想像以上に難解な展開、そしてやるからにはある一定水準に達したプレイヤーが要求される楽曲ゆえに頓挫。

でもノブのつるの一声で奮起して晴れてめでたく2012年、10月21日(日)サッポロススキノはホットタイムにて日の目を見たのでありました。

奇しくもシカゴ東京公演の次の日であります。

この曲くらい本番に至るまでに時間のかかった曲はないですね。

その分、STAのメンバー全員が愛してやまない大切ないつまでも飽きのこない(というか未だに新たな発見のあるまだまだ熟成期間中の)ナンバーです。

これからもopeningでガンガンにぶちかましていく所存です。

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CHICAGO  THE COLLECTION

2012-11-14 19:42:48 | free form space

2012年秋発売のライノ1枚組最新ベストCD。

アメリカ向けではなくヨーロッパ方面用のUK盤です。

一目見てジャケ買いしてしまいました!

星条旗とシカゴ・ロゴとの鮮やかなコントラストが文句なしにカッコイイ!!

デビュー時のシカゴのイメージを単純にビジュアル化したらまずこれ!と往年のロック小僧たちは一堂に認めるでしょう。

デビューアルバムから19までを網羅した全16曲入り(選曲から無視されているオリジナルスタジオ盤もありますが・・・)。

面白いのは故意なのか偶然なのか、まったく何も考えていないのか時代順ではなく曲順がよくぞここまでと感心するくらいにバラバラ。

もうここまでのランダムさになると気持ちいいくらいの潔さ。

聞きようによってはこれがとっても新鮮で面白いのですよ(^▽^)

なんたって「アイ・ドント・ワント・トウ・リブ・ウィズアウト・ユア・ラヴ(19に収録のAORヒット曲)」の前後が「クエスチョンズ67&68」と「ビギニングス」ですからね。

 

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